平成25年版
少年非行白書
埼 玉 県 警 察
Saitama Prefectural Police
※統計図表中の構成比等は、四捨五入してあるため総計が必ずしも100.0にならない場合があります。
本 書 に 使 用 し た 用 語 の 説 明
非 行 少 年 等 の 種 別
● 非 行 少 年 ・ ・ ・ ・ 犯 罪 少 年 、 触 法 少 年 及 び ぐ 犯 少 年 を い う 。
○ 犯 罪 少 年 ・ ・ ・ 罪 を 犯 し た 1 4 歳 以 上 2 0 歳 未 満 の 少 年 を い う 。
○ 触 法 少 年 ・ ・ ・ 犯 罪 に 触 れ る 行 為 を し た 1 4 歳 未 満 の 少 年 を い う 。
○ ぐ 犯 少 年 ・ ・ ・ 保 護 者 の 正 当 な 監 督 に 服 し な い 性 癖 が あ る な ど 、 一
定 の 事 由 が あ っ て 、 そ の 性 格 又 は 環 境 に 照 ら し て 、
将 来 、 罪 を 犯 し 、 又 は 刑 罰 法 令 に 触 れ る 行 為 を す る
お そ れ の あ る 2 0 歳 未 満 の 少 年 を い う 。
● 不 良 行 為 少 年 ・ ・ 非 行 少 年 に は 該 当 し な い が 、 飲 酒 、 喫 煙 、 深 夜 は い
か い 、 そ の 他 自 己 又 は 他 人 の 徳 性 を 害 す る 行 為 を し
て い る 少 年 を い う 。
● 刑 法 犯 少 年 ・ ・ ・ 刑 法 等 に 規 定 す る 罪 ( 交 通 関 係 を 除 く 。 ) を 犯 し た
( 犯 罪 に 触 れ る 行 為 を し た ) 少 年 を い う 。
○ 刑 法 犯 の 罪 種 別 分 類
・ 凶 悪 犯 ・ ・ ・ 殺 人 、 強 盗 、 放 火 、 強 姦
・ 粗 暴 犯 ・ ・ ・ 凶 器 準 備 集 合 、 暴 行 、 傷 害 、 脅 迫 、 恐 喝
・ 窃 盗 犯 ・ ・ ・ 窃盗(ひ ったく り 、万引き 、オートバイ盗 、自転車 盗等 )
・ 知 能 犯 ・ ・ ・ 詐 欺 、 横 領 、 偽 造 等
・ 風 俗 犯 ・ ・ ・ 賭 博 、 わ い せ つ ( 強 制 、 公 然 等 )
・ そ の 他 ・ ・ ・ 占 有 離 脱 物 横 領 、 器 物 損 壊 等 の 上 記 に 掲 げ る も の 以
外 の 罪 種
● 被 害 少 年 ・ ・ ・ ・ 少 年 の 健 全 な 育 成 を 阻 害 す る 福 祉 犯 罪 に よ り 被 害 を
受 け た 少 年 を い う 。
街 頭 犯 罪
● 路 上 強 盗 、 ひ っ た く り 、 自 動 車 盗 、 オ ー ト バ イ 盗 、 自 転 車 盗 、 自 動 販
売 機 ね ら い 、 車 上 ね ら い 、 強 姦 及 び 強 制 わ い せ つ の 9 罪 種 を い う 。
初 発 型 非 行
● 万 引 き 、 オ ー ト バ イ 盗 、 自 転 車 盗 及 び 占 有 離 脱 物 横 領 を い う 。
福 祉 犯 罪
● 少 年 の 福 祉 と 保 護 を 目 的 と し た 各 種 特 別 法 ・ 条 例 に 違 反 す る 犯 罪 を い う 。
か ん次代を担う少年の健全育成の実現は、我々に課せられた重要な責務であり、警察と関係機関・ 団体が連携し、少年の規範意識の向上と少年を見守る社会気運の醸成に取り組むことが重要です。 県内の非行情勢は、刑法犯で検挙・補導された少年が5,104人で前年と比較すると937人減少し、 平成16年をピークとして減少傾向にあるものの、強盗等の凶悪犯は88人と前年比20人増加し、暴行・ 傷害等の粗暴犯が686人と前年比118人増加するなど危惧される面もあります。 更に、犯罪少年の再非行率が約39パーセントとなり、過去10年で最も高く、その中でも凶悪犯 が約69パーセント、粗暴犯が約55パーセントと大変高い数値となっており、また、刑法犯の検挙・ 補導人員に占める中学生の割合が約40パーセントで8年連続で高校生を上回り、低年齢化が顕著 となるなど、依然として厳しい状況にあります。 県警では、これらの情勢を踏まえ、非行防止対策として、「地域非行集団の検挙・解体」「街頭 補導活動の強化」「非行防止教室等による規範意識を醸成する活動」を重点施策として強力に推進 するとともに、少年の立ち直りを支援する活動に積極的に取り組んでいるところです。 また、大きな社会問題となった学校におけるいじめ問題は、教育現場での対応を尊重しつつ、 犯罪等の違法行為がある場合には、被害少年や保護者の意向、学校での対応状況を踏まえながら、 警察として必要な対応をとってまいります。 一方、本来、子供を守る立場の保護者等から被害を受ける児童虐待や安易に出会い系サイト等 を利用して児童買春・児童ポルノ事犯等に巻き込まれたりするケースが後を絶ちません。 少年の健全育成のためには「地域の子供は、地域で守り育てる」ことを基本に、地域社会が一 体となり少年の規範意識の向上と少年を見守る社会気運の醸成に継続して取り組む必要があるの です。 県民の皆様には、この白書により少年非行の現状を御理解いただき、地域、学校、家庭などで 幅広く活用していただきたいと思います。 今後の非行防止活動に更なる御支援、御協力を賜りますよう、心からお願いいたします。 平 成 2 5 年 8 月
発 刊 に 寄 せ て
埼 玉 県 警 察 本 部 長
金 山 泰 介
Ⅰ 県 内 治 安 と 少 年 犯 罪
1 少 年 非 行 の 推 移
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1( 1 ) ・ 本 県 と 全 国 の 刑 法 犯 少 年 の 推 移・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
( 2 ) ・ 本 県 と 全 国 の 刑 法 犯 少 年 の 割 合 の 推 移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2 県 内 の 少 年 非 行 情 勢
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2( 1 ) ・ 刑 法 犯 少 年・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
( 2 ) ・ 凶 悪 犯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
( 3 ) ・ 粗 暴 犯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
( 4 ) ・ 街 頭 犯 罪 ( 9 罪 種 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
( 5 ) ・ 初 発 型 非 行・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
( 6 ) ・ 万 引 き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
( 7 ) ・ 触 法 少 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 0
3 少 年 非 行 の 特 徴
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2( 1 ) ・ 低 年 齢 化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2
( 2 ) ・ 再 非 行 ( 犯 罪 少 年 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3
4 犯 罪 に つ な が る 問 題 行 動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 4( 1 ) ・ 不 良 行 為・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 4
( 2 ) ・ 喫 煙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 5
( 3 ) ・ 深 夜 は い か い・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 6
( 4 ) ・ 不 健 全 性 的 行 為・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 7
5 市 町 村 別 に み る 少 年 犯 罪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 8( 1 ) ・ 居 住 地 別 検 挙 状 況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 8
( 2 ) ・ 居 住 地 別 逮 捕 状 況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 0
Ⅱ 少 年 の 福 祉 を 害 す る 犯 罪
1 少 年 の 福 祉 を 害 す る 犯 罪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1( 1 ) ・ 福 祉 犯 被 害 少 年・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1
( 2 ) ・ 検 挙 状 況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2
2 出 会 い 系 サ イ ト 等 に 関 係 し た 事 件 の 被 害
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3( 1 ) ・ 被 害 者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3
( 2 ) ・ 検 挙 状 況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3
3 児 童 虐 待
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 44 少 年 の 薬 物 乱 用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 5目 次
Ⅲ 総 合 的 な 少 年 非 行 防 止 対 策 の 推 進
1 少 年 相 談 活 動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6( 1 ) ・ 親 子 カ ウ ン セ リ ン グ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6
( 2 ) ・ ヤ ン グ メ ー ル・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6
2 街 頭 補 導 活 動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 63 規 範 意 識 を 醸 成 す る 活 動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6( 1 ) ・ 非 行 防 止 教 室・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6
( 2 ) ・ 非 行 防 止 指 導 班 「 あ お ぞ ら 」・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 7
( 3 ) ・ ス ク ー ル ・ サ ポ ー タ ー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 8
( 4 ) ・ 社 会 参 加 活 動・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 9
( 5 ) ・ 少 年 柔 道 剣 道 教 室・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 9
4 非 行 少 年 を 生 ま な い 社 会 づ く り の 推 進
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 9( 1 ) ・ 少 年 に 手 を 差 し 伸 べ る 立 ち 直 り 支 援 活 動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 9
( 2 ) ・ 少 年 を 見 守 る 社 会 気 運 の 醸 成・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 9
5 学 校 そ の 他 関 係 機 関 ・ 団 体 と の 連 携
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 0( 1 ) ・ 学 校 等 と 警 察 と の 連 携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 0
( 2 ) ・ 少 年 指 導 委 員・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1
( 3 ) ・ 埼 玉 県 販 売 防 犯 連 絡 協 議 会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1
( 4 ) ・ 少 年 非 行 防 止 学 生 ボ ラ ン テ ィ ア 「 ピ ア ー ズ 」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1
( 5 ) ・ 埼 玉 県 カ ラ オ ケ 業 防 犯 協 力 会・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1
( 6 ) ・ 工 作 物 管 理 者 等・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1
Ⅰ 県 内 治 安 と 少 年 犯 罪
1 少 年 非 行 の 推 移
( 1 ) 本 県 と 全 国 の 刑 法 犯 少 年 の 推 移
刑 法 犯 少 年 ( 触 法 少 年 を 含 む 。 ) の ピ ー ク は 、 全 国 で は 平 成 1 5 年 、 本 県 で は 平 成 1 6 年 で し た 。 全 国 で は 刑 法 犯 少 年 は ピ ー ク の 年 か ら 平 成 2 4 年 ま で 連 続 で 減 少 し ま し た 。 本 県 で は 平 成 2 1 年 に 一 旦 増 加 に 転 じ た も の の 、 そ の 後 は 減 少 し 、 平 成 2 4 年 は 前 年 よ り 9 3 7 人 減 少 し ま し た 。 図1( 2 ) 本 県 と 全 国 の 刑 法 犯 少 年 の 割 合 の 推 移
刑 法 犯 で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 者 に 占 め る 少 年 の 割 合 は 、 全 国 的 に も 、 本 県 に お い て も 減 少 傾 向 で 推 移 し て い ま す 。 本 県 は 全 国 よ り も そ の 割 合 が 常 に 高 く な っ て い ま し た が 、 平 成 2 4 年 は 同 じ 割 合 と な り ま し た 。 図2 図 2 成 人 を 含 む 刑 法 犯 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 ) 0 40,000 80,000 120,000 160,000 200,000 埼玉県 全国 埼玉県 全国 (人員) 7,814 8,206 8,527 8,395 6,928 6,382 7,148 6,862 155,038 165,943 144,234 131,604 121,128 108,534 108,311 103,573 15 16 17 18 19 20 21 22 6,041 94,312 23 5,104 79,393 24年 0 4,000 8,000 12,000 16,000 20,000 (人員) 埼玉県 全国 (割合) 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 49.9% 44.0% 40.1% 36.4% 34.0% 33.2% 35.1% 34.0% 15 16 17 18 19 20 21 22 29.5% 26.4% 26.4% 23 24年 41.4% 37.9% 35.4% 32.7% 31.6% 30.4% 30.9% 30.4% 29.3% 図 1 刑 法 犯 少 年 の 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
2 県 内 の 少 年 非 行 情 勢
( 1 ) 刑 法 犯 少 年
刑 法 犯 で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 は 、 平 成 2 4 年 は 5 , 1 0 4 人 で 、 前 年 よ り 1 5 . 5 % 減 少 し ま し た 。 男 女 別 に み る と 、 男 子 が 4 , 2 6 9 人 ( 8 3 . 6 % ) 、 女 子 が 8 3 5 人 ( 1 6 . 4 % ) と な っ て い ま す 。 図3 図 3 刑 法 犯 少 年 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 ) 図 4 都 道 府 県 別 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 順 位 ( 平 成 2 4 年 ) 都 道 府 県 別 で は 、 東 京 、 大 阪 に 次 い で 3 番 目 に 多 い 人 員 で す 。 図4 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 (人員) 6,273 6,385 6,397 6,192 5,400 4,983 5,706 5,541 1,933 男子 女子 2,142 1,998 1,622 1,528 1,399 1,442 1,321 8,395 6,928 6,382 7,148 6,862 8,206 8,527 7,814 15 16 17 18 19 20 21 22 4,964 1,077 6,041 23 4,269 835 5,104 24年 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 (人員) 7,781 5,104 4,804 4,309 3,146 2,271 8,049 5,080 4,314 2,403 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 東京 大阪 埼玉 神奈川 福岡 愛知 兵庫 千葉 広島 北海道0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% (人員) (割合) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 8,206少年 8,527 8,395 7,814 6,928 6,382 7,148 6,862 15 16 17 18 19 20 21 20,187 16,450 19,359 20,914 21,443 20,401 19,232 20,344 22 6,041 23 20,462 5,104 24年 19,322 49.9% 44.0% 40.1% 36.4% 34.0% 33.2% 35.1% 34.0% 29.5% 26.4% 図 5 刑 法 犯 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 ) 成 人 を 含 む 刑 法 犯 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 は 、 平 成 1 5 年 に は 、 4 9 . 9 % と 全 体 の 約 半 数 を 占 め て い ま し た が 、 そ の 後 、 減 少 傾 向 で 推 移 し 、 平 成 2 4 年 は 2 6 . 4 % と な っ て い ま す 。 図5 刑 法 犯 少 年 と 成 人 被 疑 者 の 人 口 1 , 0 0 0 人 当 た り の 検 挙 人 員 を 比 較 す る と 、 少 年 が 成 人 の 約 4 . 5 倍 と な っ て い ま す 。 図6 注 ) 人 口 比 と は 、 成 人 は 0 歳 以 上 、 少 年 は 4 歳 か ら 9 歳 の 人 口 , 0 0 0 人 当 た り の 検 挙 人 員 を い う 。 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 人口千人当たり(人員) 16.1 17.0 16.3 15.6 13.9 13.1 14.8 1.5 1.9 2.2 2.4 2.3 2.2 2.2 14.4 2.3 15 16 17 18 19 20 21 22 12.6 2.4 23
少年
成人
10.7 2.4 24年 図 6 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) と 成 人 被 疑 者 の 人 口 比 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )4 図 7 刑 法 犯 少 年 の 罪 種 別 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 ) 罪 種 別 で は 、 平 成 1 5 年 と 比 べ て 、 い ず れ の 罪 種 も 減 少 し て お り 、 毎 年 窃 盗 犯 が 最 も 多 く 、 平 成 2 4 年 は 、 刑 法 犯 少 年 の 5 3 . 3 % を 占 め て い ま す 。 平 成 2 4 年 は 前 年 と 比 べ て 、 凶 悪 犯 が 2 9 . 4 % 、 粗 暴 犯 は 2 0 . 8 % 増 加 し ま し た 。 図7 年 齢 別 で は 、 平 成 2 4 年 は 、 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 と 比 べ る と 全 て の 年 齢 で 減 少 し て い ま す 。 図8 図 8 刑 法 犯 少 年 の 年 齢 別 推 移 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 3 年 ・ 2 4 年 ) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 (人員) 凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯、風俗犯、その他占有離脱物横領等 23 15 16 17 18 19 20 21 22 68 568 3,448 1,957 211 155 125 108 75 128 87 72 886 852 798 712 581 697 606 640 3,745 4,041 4,103 3,767 3,529 3,393 4,127 3,866 3,364 3,479 3,369 3,227 2,743 2,164 2,328 2,284 24年 88 686 2,718 1,612 0 500 1,000 1,500 2,000 13歳以下 14 15 16 17 18 19歳
15年
23年
24年
(人員) 1,670 1,724 1,277 790 819 1,368 798 550 1,168 1,303 1,043 713 532 492 641 1,029 1,035 848 642 482 427図 9 凶 悪 犯 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
( 2 ) 凶 悪 犯
凶 悪 犯 で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 は 、 平 成 2 4 年 は 8 8 人 で 、 前 年 よ り 2 0 人 ( 2 9 . 4 % ) 増 加 し ま し た 。 図9 都 道 府 県 別 で は 、 東 京 、 大 阪 に 次 い で 3 番 目 に 多 い 人 員 で す 。 図10 図 1 0 都 道 府 県 別 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 順 位 ( 平 成 2 4 年 ) 0 50 100 150 200 250 (人員) 211 128 155 125 108 75 87 72 15 16 17 18 19 20 21 22 68 23 88 24 年 0 30 90 150 60 120 (人員) 45 51 65 26 30 50 88 63 142 135 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 大阪 東京 埼玉 兵庫 神奈川 愛知 福岡 千葉 広島 茨城図 1 1 粗 暴 犯 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
( 3 ) 粗 暴 犯
粗 暴 犯 で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 は 、 平 成 2 4 年 は 6 8 6 人 で 、 前 年 よ り 1 1 8 人 ( 2 0 . 8 % ) 増 加 し ま し た 。 図11 都 道 府 県 別 で は 、 大 阪 、 東 京 、 神 奈 川 に 次 い で 4 番 目 に 多 い 人 員 で す 。 図12 図 1 2 都 道 府 県 別 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 順 位 ( 平 成 2 4 年 ) 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年 0 200 400 600 800 1,000 (人員) 886 697 852 798 712 581 606 640 568 686 0 200 400 600 800 1,000 (人員) 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 東京 大阪 神奈川 埼玉 兵庫 愛知 福岡 広島 千葉 岡山 711 727 501 431 332 300 907 686 545 325図 1 3 刑 法 犯 認 知 件 数 に 占 め る 街 頭 犯 罪 の 割 合 ( 平 成 2 4 年 )
( 4 ) 街 頭 犯 罪 ( 9 罪 種 )
街 頭 犯 罪 と は 、 路 上 や 駐 車 場 等 の 屋 外 で 発 生 す る 犯 罪 を い い 、 県 民 に 身 近 で 治 安 に 与 え る 影 響 が 大 き い 犯 罪 と い え ま す 。 街 頭 犯 罪 の 認 知 件 数 は 、 刑 法 犯 認 知 件 数 の 4 2 . 9 % を 占 め て い ま す 。 図13 図 1 4 街 頭 犯 罪 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 ( 平 成 2 4 年 ) 成 人 を 含 む 街 頭 犯 罪 の 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 5 4 . 9 % を 少 年 が 占 め ま し た 。 図14 成 人 を 含 む 街 頭 犯 罪 の 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 は 、 平 成 1 5 年 以 降 は 減 少 傾 向 で 推 移 し て い ま す 。 図15 認知件数 93,157件40,004件 42.9%
53,153件 57.1%
街頭犯罪
その他
0% 20% 40% 60% 80% 100% 街頭犯罪合計 少年 成人 強制わいせつ 強姦 車上ねらい 自動販売機ねらい 自転車盗 オートバイ盗 自動車盗 ひったくり 路上強盗 1,869人 147人 54人 136人 35人 1,021人 250人 75人 87人 64人 合計 54.9% (1,027人) 18.4% (27人) 18.5% (10人) 37.5% (51人) 68.6% (24人) 57.9% (591人) 95.2% (238人) 18.7% (14人) 44.8% (39人) 51.6% (33人) 45.1% 81.6% 81.5% 62.5% 31.4% 42.1% 4.8% 81.3% 55.2% 48.4% 0 5,000 15 16 17 18 19 20 21 0 50,000 2,500 100,000 75,000 25,000 (人員) (認知件数) 22 23 認知件数 成人 673 93,752 688 88,635 766 73,195 862 60,717 946 55,994 900 54,900 919 53,497 901 49,051 860 44,655 (74.8%) (71.8%) (69.5%) (65.7%) (61.3%) (60.9%) (60.4%) (58.7%) (59.3%) 1,745 1,652 1,496 1,402 1,399 1,282 1,255 24年 842 40,004 (54.9%) 1,027 少年 1,997 1,751 少年の割合 図 1 5 街 頭 犯 罪 認 知 件 数 と 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 割 合 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )図 1 6 初 発 型 非 行 の 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 ( 平 成 2 4 年 )
( 5 ) 初 発 型 非 行
初 発 型 非 行 と は 、 万 引 き や 自 転 車 盗 等 の よ う な 非 行 の 初 期 段 階 に 犯 す 傾 向 の あ る 犯 罪 を い い 、 成 人 を 含 む 検 挙 ・ 補 導 人 員 に 占 め る 少 年 の 割 合 は 、 3 3 . 2 % と な っ て い ま す 。 特 に オ ー ト バ イ 盗 ( 9 5 . 2 % ) 及 び 自 転 車 盗 ( 5 7 . 9 % ) に お け る 少 年 の 割 合 が 高 い こ と が 特 徴 で す 。 図16 初 発 型 非 行 で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 の 割 合 は 、 刑 法 犯 少 年 全 体 の 7 0 % 台 で 推 移 し て い ま し た が 、 平 成 2 3 年 か ら は 7 0 % を 下 回 り ま し た 。 図17 26.0% (1,414人) 57.9% (591人) 95.2% (238人) 32.7% (873人) 33.2% (3,116人) 74.0% 42.1% 4.8% 67.3% 66.8% 0% 20 % 40 % 60 % 80 % 100% 万引き 自転車盗 オートバイ盗 占有離脱物横領 初発型非行合計 少年 成人 合計 5,437人 1,021人 250人 2,672人 9,380人 万引き 自転車盗 オートバイ盗 72.9% 75.7% 76.3% 75.2% 75.0% 70.0% 73.7% 71.2% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 15 16 17 18 19 20 21 0% 20% 40% 60% 80% 100% (人員) 刑法犯少年に占める初発型非行の割合 (割合) 4,470 5,982 6,451 6,409 5,880 5,197 4,883 5,266 22 占 有 離 脱 物 横 領 67.6% 23 4,085 61.1% 24年 3,116 図 17 初 発型 非行 の検 挙・ 補 導 人員と 刑 法犯少 年 に占 め る 割 合の 推 移 (平成1 5 年~2 4 年)( 6 ) 万 引 き
万 引 き の 認 知 件 数 は 、 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 よ り 、 3 5 . 4 % 増 加 し 、 平 成 2 0 年 以 降 は 、 8 , 0 0 0 件 台 で 推 移 し て い ま す 。 成 人 を 含 む 万 引 き の 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 中 で 、 少 年 は 1 , 4 1 4 人 で 、 全 体 の 2 6 . 0 % を 占 め て い ま す 。 図18 図 1 9 万 引 き で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 2 0 年 ~ 2 4 年 ) 万 引 き で 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 の う ち 、 中 学 生 と 高 校 生 で 8 1 . 2 % を 占 め て い ま す 。 図19 1,502 1,965 2,038 1,830 1,716 1,708 2,377 2,255 2,065 2,792 3,444 3,611 3,281 3,424 3,637 3,622 少年 成人 8,526 8,887 8,050 7,434 7,706 7,773 7,903 6,118 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 15 16 17 18 19 20 21 (件数・人員) 認知件数 22 1,885 3,970 8,534 23 1,414 4,023 8,282 24年 4.4% 46.4% (1,047人) 48.0% (1,142人) 46.6% (796人) 37.2% (838人) 35.8% (851人) 34.6% (591人) 2.5% 2.6% 2.5% 11.8% 10.7% 11.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 21 20 未就学・小学生 中学生 高校生 大学・専門 有職・無職 24年2.6% 44.6% (631人) 36.6% (517人) 3.0% 13.2% 46.0% (868人) 38.8% (731人) 2.5% 10.1% 2.5% 2.1% 2.9% 22 23 2,377人 1,708人 1,414人 2,255人 1,885人 合計 図 1 8 万 引 き の 認 知 件 数 と 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 人 員 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )0 図 2 0 触 法 少 年 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
( 7 ) 触 法 少 年
刑 法 に 触 れ る 行 為 を し た 1 4 歳 未 満 の 触 法 少 年 は 、 平 成 2 4 年 は 6 4 1 人 で 、 前 年 よ り 1 8 . 9 % 減 少 し ま し た 。 ま た 、 男 女 別 で は 男 子 5 5 6 人 ( 8 6 . 7 % ) 、 女 子 8 5 人 ( 1 3 . 3 % ) と な っ て い ま す 。 図20 図 2 1 都 道 府 県 別 触 法 少 年 の 順 位 ( 平 成 2 4 年 ) 都 道 府 県 別 で は 、 7 番 目 に 多 い 人 員 で す 。 図21 171 212 272 246 219 218 188 139 648 714 1,053 942 875 725 811 752 男子 819 926 1,325 1,188 1,094 943 999 891 0 300 600 900 1,200 1,500 1,800 15 16 17 18 19 20 21 (人員) 女 子 118 672 790 22 23 85 556 641 24年 0 500 1,000 1,500 2,000 (人員) 641 663 416 565 1,894 1,537 701 589 654 651 大阪 東京 広島 愛知 福岡 兵庫 埼玉 北海道 岡山 京都 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位図 2 2 触 法 少 年 の 罪 種 別 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 ) 罪 種 別 で は 、 窃 盗 犯 が 最 も 多 く 、 平 成 2 4 年 は 触 法 少 年 の 5 6 . 2 % を 占 め て い ま す 。 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 と 比 べ る と 、 粗 暴 犯 は 増 加 し ま し た が 、 そ の 他 の 罪 種 は 減 少 し ま し た 。 図22 図 2 3 触 法 少 年 の 年 齢 別 推 移 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 3 年 ・ 2 4 年 ) 触 法 少 年 を 年 齢 別 に 見 る と 、 平 成 2 4 年 は 7 3 . 0 % が 1 3 歳 で し た 。 図23 8 19 21 21 15 5 6 5 79 77 154 122 85 110 98 129 480 518 734 669 614 520 590 511 252 312 416 376 380 308 305 246 0 100 200 300 400 500 600 700 800 15 16 17 18 19 20 21 22 (人員) 5 108 441 236 23 窃盗犯 知能犯、風俗犯、その他占有離脱物横領等 凶悪犯 粗暴犯 4 100 360 177 24年 8歳以下 9 10 11 12 13歳 15年 23年 24年 (人員) 0 100 200 300 400 500 600 700 25 25 21 14 32 25 37 38 138 550 27 15 16 97 607 33 82 468
図 2 4 刑 法 犯 少 年 の 学 職 別 検 挙 ・ 補 導 人 員 の 変 化 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 4 年 )
3 少 年 非 行 の 特 徴
( 1 ) 低 年 齢 化
平 成 2 4 年 の 刑 法 犯 少 年 は 、 平 成 1 5 年 よ り 、 3 , 1 0 2 人 ( 3 7 . 8 % ) と 大 幅 に 減 少 し て い る な か 、 ・ 中 学 生 が 高 校 生 よ り 3 8 8 人 多 い ・ 全 体 に 占 め る 中 学 生 の 構 成 比 が 6 . 9 ポ イ ン ト 増 加 ・ 年 齢 別 人 口 比 は 、 中 学 生 の 年 齢 で あ る 1 4 歳 が 最 多 と な っ て い ま す 。 図24 図25 図26 図 2 5 刑 法 犯 少 年 の 学 職 別 構 成 比 の 変 化 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 4 年 ) 図 2 6 刑 法 犯 少 年 の 年 齢 別 人 口 比 の 変 化 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 4 年 ) 中学生 2,055人 1,667人 3,241人 142人 2,741人 470人 606人 1,006人 482人 高校生 未就学・小学生, 111人 大学・専門, 345人 有職 無職, 444人 (人員) 5,104人 8,206人 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 24年 15年 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 24年 15年 未就学・小学生 , 2.2% 大学・専門 , 6 8%. 中学生 40.3% 高校生 32.7% 39.5% 33.4% 1.7% 5.7% 7.4% 12.3% 有職 9.4% 無職 8.7% 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 12歳以下 13歳 14歳 15歳 16歳 17歳 18歳 19歳 15年 24年 人口千人当たり(人員) 0.4 8.9 19.1 23.2 9.9 6.4 0.3 6.8 15.1 14.9 6.0 23.5 16.6 12.4 9.0 7.0( 2 ) 再 非 行 ( 犯 罪 少 年 )
刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) 全 体 の 中 で 、 か つ て 非 行 を 犯 し た 少 年 が 占 め る 割 合 の 再 非 行 ( 犯 罪 ) 率 は 増 加 傾 向 に あ り ま す 。 平 成 2 4 年 の 再 非 行 ( 犯 罪 ) 率 は 約 3 9 % と 過 去 1 0 年 で 最 も 高 く な っ て お り 、 ま た 、 全 国 の 少 年 の 再 非 行 ( 犯 罪 ) 率 よ り 、 本 県 は 4 . 9 ポ イ ン ト 高 い 値 と な っ て い ま す 。 図27 図 2 7 全 国 の 再 非 行 ( 犯 罪 ) 率 と 本 県 の 再 非 行 ( 犯 罪 ) 率 特 に 、 凶 悪 犯 で 検 挙 さ れ た 少 年 の 約 6 9 % 、 粗 暴 犯 で 検 挙 さ れ た 少 年 の 約 5 5 % が 過 去 に 何 ら か の 非 行 を 犯 し て お り 、 大 変 高 い 数 値 と な っ て い ま す 。 図28 図 2 8 罪 種 別 の 再 非 行 ( 犯 罪 ) の 割 合 ( 平 成 2 4 年 ) 注 ) 「 そ の 他 」 は 、 占 有 離 脱 物 横 領 、 住 居 侵 入 、 詐 欺 、 強 制 わ い せ つ 等 の 罪 を い う 。 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% (割合) 15 16 17 18 19 20 21 22 23 刑法犯少年 再非行(犯罪)率~全国 刑法犯少年 再非行(犯罪)率~埼玉 28.7% 28.0% 32.7% 31.5% 31.3% 31.2% 30.3% 30.0% 28.1% 36.5% 33.7% 32.2% 35.7% 31.1% 30.2% 28.1% 27.7% 27.6% 24年 33.9% 38.8% 0% 20 % 40 % 60 % 80 % 100% その他 窃盗犯 粗暴犯 凶悪犯 刑法犯少年 (犯罪少年) 再非行 初非行 33.6% (482人) 36.9% (869人) 55.1% (323人) 69.0% (58人) 66.4% 63.1% 44.9% 31.0% 38.8% (1,732人) 61.2% 1,435人 2,358人 586人 84人 4,463人 合計4
4 犯 罪 に つ な が る 問 題 行 動
( 1 ) 不 良 行 為
不 良 行 為 少 年 は 、 全 国 は 平 成 1 9 年 、 本 県 で は 平 成 2 0 年 を ピ ー ク に 減 少 傾 向 に あ り ま す 。 平 成 2 4 年 は 5 5 , 8 9 6 人 の 少 年 を 補 導 し 、 前 年 と 比 べ る と 3 , 9 8 4 人 ( - 6 . 7 % ) 減 少 し ま し た 。 そ の う ち 最 も 多 い 不 良 行 為 は 深 夜 は い か い の 3 3 , 0 5 3 人 で 、 不 良 行 為 少 年 全 体 の 5 9 . 1 % を 占 め て い ま す 。 図29 図 2 9 行 為 別 補 導 人 員 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 ) 平 成 2 4 年 に 不 良 行 為 で 補 導 さ れ た 少 年 を 男 女 別 に み る と 、 男 子 が 全 体 の 7 1 . 9 % 、 女 子 が 2 8 . 1 % と な っ て い ま す 。 図30 図 3 0 不 良 行 為 少 年 の 男 女 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 ) (人員) 0 40,000 80,000 120,000 160,000 (人員) 0 400,000 800,000 1,200,000 1,600,000 埼玉県 全国 15 16 17 18 19 20 21 66,838 70,632 73,360 70,428 59,933 50,243 38,282 26,620 22 23 59,880 33,053 14,661 24年 55,896 喫煙 1,011,964 1,013,840 1,361,769 1,551,726 1,427,928 1,367,351 1,419,085 1,298,568 1,013,167 917,926 怠学等 深夜 はいかい 不良行為少年 (全国) 不良行為少年 (埼玉) 補導人員 55,896人 女子 15,730人 28.1% 男子 40,166人 71.9%学 職 別 に み る と 、 不 良 行 為 で 補 導 さ れ た 少 年 全 体 に 占 め る 割 合 は 、 中 学 生 が 2 4 . 9 % 、 高 校 生 が 4 8 . 7 % と な っ て い ま す 。 図31 図 3 1 不 良 行 為 少 年 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 )
( 2 ) 喫 煙
喫 煙 で 補 導 さ れ た 少 年 を 男 女 別 に み る と 、 平 成 2 4 年 は 男 子 1 1 , 8 7 2 人 ( 8 1 . 0 % ) 、 女 子 2 , 7 8 9 人 ( 1 9 . 0 % ) と な っ て い ま す 。 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 と 比 べ る と 、 男 子 1 , 5 7 2 人 ( 1 5 . 3 % ) 、 女 子 2 6 0 人 ( 1 0 . 3 % ) そ れ ぞ れ 増 加 し ま し た 。 図32 図 3 2 喫 煙 の 比 較 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 4 年 ) 計 55,896人 未就学・小学生 360人 0.6% 中学生 13,894人 24.9% 高校生 27,194人 48.7% 大学・専門 253人 0.5% 有職 6,564人 11.7% 無職 7,631人 13.7% 0 5,000 10,000 15,000 女子 男子 平成15 年 平成24 年 (人員) 2,789人 11,872人 2,529人 10,300人学 職 別 で は 、 中 学 生 が 2 1 . 1 % 、 高 校 生 が 4 2 . 0 % と な っ て お り 、 喫 煙 で 補 導 さ れ た 不 良 行 為 少 年 の 6 3 . 1 % を 占 め て い ま す 。 図33 図 3 3 喫 煙 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 )
( 3 ) 深 夜 は い か い
深 夜 は い か い で 補 導 さ れ た 少 年 を 男 女 別 に み る と 、 平 成 2 4 年 は 男 子 2 2 , 7 8 4 人 ( 6 8 . 9 % ) 、 女 子 1 0 , 2 6 9 人 ( 3 1 . 1 % ) と な っ て お り 、 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 と 比 べ る と 、 男 子 1 4 , 7 8 2 人 ( 1 8 4 . 7 % ) 、 女 子 6 , 8 4 7 人 ( 2 0 0 . 1 % ) そ れ ぞ れ 増 加 し ま し た 。 図34 図 3 4 深 夜 は い か い の 比 較 ( 平 成 1 5 年 ・ 2 4 年 ) 計 14,661人 未就学・小学生 8人 0.1% 中学生 3,091人 21.1% 高校生 6,155人 42.0% 大学・専門 59人 0.4% 有職 2,727人 18.6% 無職 2,621人 17.9% 10,269 人 22,784 人 3,422 人 8,002 人 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 女子 男子 平成15 年 平成24 年 (人員)学 職 別 で は 、 中 学 生 が 2 0 . 1 % 、 高 校 生 が 5 4 . 6 % と な っ て お り 、 深 夜 は い か い で 補 導 さ れ た 不 良 行 為 少 年 の 7 4 . 7 % を 占 め て い ま す 。 図35 図 3 5 深 夜 は い か い の 学 職 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 )
( 4 ) 不 健 全 性 的 行 為
平 成 2 4 年 に 、 不 健 全 性 的 行 為 ( 性 交 等 ) で 補 導 さ れ た 少 年 は 2 1 2 人 で 、 補 導 場 所 は カ ラ オ ケ ボ ッ ク ス が 最 も 多 く 、 全 体 の 7 5 . 0 % で し た 。 ま た 、 不 健 全 性 的 行 為 で 補 導 さ れ た 少 年 の う ち 5 7 . 5 % を 女 子 が 占 め て い ま す 。 図36 図37 図 3 6 不 健 全 性 的 行 為 の 場 所 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 ) 図 3 7 不 健 全 性 的 行 為 の 男 女 別 補 導 状 況 ( 平 成 2 4 年 ) 計 33,053人 中学生 6,655人 20.1% 高校生 18,038人 54.6% 有職 3,547人 10.7% 無職 4,577人 13.8% 未就学・小学生 82人 0.2% 大学・専門 154人 0.5% 総数 212人 カラオケボックス 159人, 75.0% 公園・社寺 18人, 8.5% 路上 9人, 4.2% 友人・知人宅 7人, 3.3% 旅館・ラブホテル等 7人, 3.3% 12人, 5.7%その他90人(42.5%)
122人(57.5%)
女
子
刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) の 検 挙 人 員 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) の 人 口 比 注 1 ) 各 市 町 村 の 人 口 は 、 平 成 4 年 1 月 1 日 現 在 に お け る 埼 玉 県 町 ( 丁 ) 字 別 人 口 調 査 に よ る 。 注 2 ) 人 口 比 と は 、 4 歳 か ら 9 歳 の 人 口 , 0 0 0 人 当 た り の 検 挙 人 員 を い う 。
5 市 町 村 別 に み る 少 年 犯 罪
( 1 ) 居 住 地 別 検 挙 状 況
順位 区 名 順位 区 名 人口比 少年人口1,000人当たり (人) 5 10 15 20 25 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 順位 市 名 人口比 少年人口1,000人当たり (人)5 10 15 20 25 刑法犯少年 40 80 120 1 2 3 4 5 6 7 8 9 9 順位 市 名 刑法犯少年 100 200 300 400 ●市 部 ●さいたま市 計 (人) (人) 13.5 13.4 12.5 11.9 11.1 9.4 7.0 6.7 5.9 4.4 16.3 14.4 14.2 13.8 13.2 12.7 12.7 12.2 12.0 12.0 11.8 11.4 11.3 11.2 11.0 10.9 10.7 10.7 10.6 10.6 10.4 10.2 10.2 10.0 9.6 9.5 8.8 8.7 8.6 8.1 7.8 7.0 7.0 6.3 6.1 4.5 4.4 4.3 4.2 108 101 84 72 69 65 53 45 39 35 671 374 213 188 182 177 145 123 114 96 93 92 85 82 81 78 73 71 70 65 63 62 61 60 59 54 54 48 46 45 40 38 36 31 30 22 18 16 15 14 見 沼 区 北 区 岩 槻 区 桜 区 南 区 西 区 大 宮 区 緑 区 浦 和 区 中 央 区 川 口 市 川 越 市 上 尾 市 越 谷 市 春 日 部 市 草 加 市 新 座 市 所 沢 市 久 喜 市 狭 山 市 戸 田 市 熊 谷 市 ふじみ野市 入 間 市 朝 霞 市 三 郷 市 富 士 見 市 加 須 市 北 本 市 鴻 巣 市 深 谷 市 坂 戸 市 吉 川 市 飯 能 市 八 潮 市 本 庄 市 鶴 ヶ 島 市 東 松 山 市 志 木 市 行 田 市 羽 生 市 桶 川 市 日 高 市 幸 手 市 蕨 市 秩 父 市 和 光 市 蓮 田 市 白 岡 市 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 25 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 北 本 市 吉 川 市 上 尾 市 新 座 市 ふじみ野市 春 日 部 市 戸 田 市 鶴 ヶ 島 市 川 口 市 富 士 見 市 志 木 市 飯 能 市 八 潮 市 坂 戸 市 羽 生 市 川 越 市 狭 山 市 本 庄 市 草 加 市 久 喜 市 朝 霞 市 日 高 市 幸 手 市 三 郷 市 越 谷 市 加 須 市 鴻 巣 市 入 間 市 東 松 山 市 桶 川 市 行 田 市 深 谷 市 熊 谷 市 蕨 市 所 沢 市 蓮 田 市 白 岡 市 和 光 市 秩 父 市 1 2 3 4 5 6 6 8 9 9 11 12 13 14 15 16 17 17 19 19 21 22 22 24 25 26 27 28 29 30 31 32 32 34 35 36 37 38 39 西 区 岩 槻 区 桜 区 北 区 見 沼 区 大 宮 区 中 央 区 南 区 緑 区 浦 和 区刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) の 検 挙 人 員 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) の 人 口 比 注 1 ) 各 市 町 村 の 人 口 は 、 平 成 4 年 1 月 1 日 現 在 に お け る 埼 玉 県 町 ( 丁 ) 字 別 人 口 調 査 に よ る 。 注 2 ) 人 口 比 と は 、 4 歳 か ら 9 歳 の 人 口 , 0 0 0 人 当 た り の 検 挙 人 員 を い う 。 注 3 ) 検 挙 さ れ た 少 年 が い な い 町 村 を 除 く 。 順位 町 村 名 刑法犯少年 10 20 30 40 50 ●町村部 (人) 順位 町 村 名 人口比 少年人口1,000人当たり (人) 5 10 15 20 25 1 1 3 3 5 6 7 8 9 10 10 10 10 14 14 16 17 18 18 20 20 20 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 17 19 20 21 22 松 伏 町 上 里 町 寄 居 町 毛 呂 山 町 杉 戸 町 三 芳 町 神 川 町 小 川 町 宮 代 町 川 島 町 吉 見 町 嵐 山 町 美 里 町 伊 奈 町 鳩 山 町 越 生 町 ときがわ町 横 瀬 町 皆 野 町 滑 川 町 小 鹿 野 町 長 瀞 町 31 31 30 30 29 23 20 18 13 11 11 11 11 8 8 7 6 5 5 3 3 3 神 川 町 上 里 町 美 里 町 松 伏 町 毛 呂 山 町 寄 居 町 鳩 山 町 嵐 山 町 杉 戸 町 三 芳 町 小 川 町 越 生 町 川 島 町 横 瀬 町 皆 野 町 ときがわ町 吉 見 町 宮 代 町 長 瀞 町 小 鹿 野 町 滑 川 町 伊 奈 町 20.7 15.1 14.8 14.6 14.3 13.0 11.0 10.8 10.6 10.5 9.1 9.0 8.7 8.4 8.3 8.0 7.3 7.3 6.5 3.8 3.7 3.3
0
( 2 ) 居 住 地 別 逮 捕 状 況
順 位 区 名 逮捕人員 5 10 15 20 25 (人) 計 ●さいたま市 順 位 市 名 逮捕人員 10 20 30 40 50 60(人) ●市部 逮捕人員 2 6 10(人) 順 位 町 村 名 1 2 3 4 4 6 7 7 9 9 11 11 13 13 15 15 15 18 18 20 20 22 22 22 22 22 27 28 28 28 31 31 33 33 33 33 37 37 川 口 市 春 日 部 市 上 尾 市 越 谷 市 川 越 市 草 加 市 狭 山 市 所 沢 市 戸 田 市 本 庄 市 ふじみ野市 新 座 市 熊 谷 市 北 本 市 富 士 見 市 朝 霞 市 三 郷 市 深 谷 市 久 喜 市 八 潮 市 行 田 市 吉 川 市 飯 能 市 入 間 市 羽 生 市 坂 戸 市 蓮 田 市 日 高 市 加 須 市 鴻 巣 市 東 松 山 市 秩 父 市 志 木 市 桶 川 市 蕨 市 和 光 市 幸 手 市 鶴 ヶ 島 市 62 42 37 27 27 23 17 17 15 15 14 14 13 13 12 12 12 11 11 9 9 7 7 7 7 7 6 5 5 5 4 4 3 3 3 3 1 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 岩 槻 区 西 区 北 区 大 宮 区 見 沼 区 桜 区 南 区 中 央 区 浦 和 区 緑 区 28 22 21 15 12 9 7 6 4 3 127 1 2 3 4 5 5 5 8 8 8 松 伏 町 上 里 町 杉 戸 町 毛 呂 山 町 寄 居 町 美 里 町 川 島 町 宮 代 町 伊 奈 町 鳩 山 町 11 10 6 4 2 2 2 1 1 1 ●町村部 凡例 秩父市 小鹿野町 皆野町 長瀞町 神川町 本庄市 上里町 美里町 深谷市 東秩父村 横瀬町 飯能市 小川町 熊谷市 東松山市 吉見町 行田市 鴻巣市 北本市 羽生市 加須市 久喜市 幸手市 杉戸町 宮代町 白岡市 蓮田市 桶川市 上尾市 伊奈町 春日部市 鳩山町 越生町 毛呂山町 川島町 坂戸市 鶴ケ島市 日高市 入間市 所沢市 狭山市 川越市 さいたま市 越谷市 松伏町 吉川市 三郷市 八潮市 草加市 川口市 蕨市 戸田市 和光市 朝霞市 新座市 三芳町 ふじみ野市 志木市 富士見市 滑川町 嵐山町 寄居町 ときがわ町 ■ ■ ■ ■ ■ □ :30人以上 :20人以上~30人未満 :10人以上~20人未満 : 5人以上~10人未満 : 1人以上~5人未満 : 逮捕無し 注 ) 逮 捕 さ れ た 少 年 が い な い 市 を 除 く 。 注 ) 逮 捕 さ れ た 少 年 が い な い 町 村 を 除 く 。図 3 8 福 祉 犯 の 被 害 人 員 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
Ⅱ 少 年 の 福 祉 を 害 す る 犯 罪
1 少 年 の 福 祉 を 害 す る 犯 罪
( 1 ) 福 祉 犯 被 害 少 年
児 童 買 春 や 児 童 ポ ル ノ を 始 め と し た 少 年 の 福 祉 を 害 す る 犯 罪 は 、 少 年 の 心 身 に 有 害 な 影 響 を 及 ぼ し 、 健 全 な 育 成 を 著 し く 阻 害 す る こ と か ら 、 警 察 で は 、 積 極 的 な 取 締 り と 被 害 少 年 の 発 見 ・ 保 護 に 努 め て い ま す 。 図38 図 3 9 被 害 少 年 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 ) 図 4 0 被 害 少 年 の 男 女 別 状 況 ( 平 成 2 4 年 ) 平 成 2 4 年 に 福 祉 犯 罪 の 被 害 に 遭 っ た 少 年 は 3 7 0 人 で 、 被 害 少 年 全 体 の 7 7 . 0 % が 中 ・ 高 校 生 と な っ て い ま す 。 ま た 、 被 害 少 年 の う ち 7 1 . 6 % を 女 子 が 占 め て い ま す 。 図39 図40 0 100 200 300 400 500 15 16 17 18 19 20 21 22 (人員) 24年 23 224 242 319 310 389 347 382 426 372 370 総数 370人 未就学・小学生 3人, 0.8% 中学生 90人, 24.3% 高校生 195人, 52.7% 有職 25人, 6.8% 無職 57人, 15.4%105人(28.4%)
265人(71.6%)
女
子
図 4 1 福 祉 犯 の 検 挙 件 数 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
( 2 ) 検 挙 状 況
平 成 2 4 年 の 福 祉 犯 罪 の 検 挙 は 3 7 4 件 で 、 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 と 比 べ て 、 1 9 1 件 増 え て お り 、 約 2 倍 と な っ て い ま す 。 図41 図 4 2 法 令 別 検 挙 状 況 ( 平 成 2 4 年 ) 法 令 別 検 挙 状 況 を み る と 、 青 少 年 健 全 育 成 条 例 違 反 ( 2 2 9 件 ) と 児 童 買 春 ・ 児 童 ポ ル ノ 禁 止 法 違 反 ( 6 5 件 ) が 全 体 の 7 8 . 6 % を 占 め ま し た 。 図42 183 192 251 337 354 338 411 268 0 100 200 300 400 500 15 16 17 18 19 20 21 22 (件数) 398 23 374 24年 平成21年2月 県条例による出会い 系喫茶の規制施行 平成22年10月 県条例による携帯電話インター ネットの有害情報対策の実施 平成17年2月 県条例によるスカウト行為、 有害図書区分陳列等規制施行 平成15年9月 出会い系サイト規制法施行 総数 374件 青少年健全育成条例 229件, 61.2% 児童買春・ 児童ポルノ法 65件, 17.4% 未成年者 喫煙禁止法 35件, 9.4% 児童福祉法 7件, 1.9% 出会い系サイト規制法 7件, 1.9% 風営適正化法 11件, 2.9% 未成年者飲酒禁止法 7件, 1.9% 覚せい剤取締法 7件, 1.9% 売春防止法 2件, 0.5% 労働基準法 2件, 0.5% 職業安定法 1件, 0.3% 出入国管理及び難民認定法 1件, 0.3%検 挙 事 例
● フ ァ イ ル 共 有 ソ フ ト を 利 用 し て 、 イ ン タ ー ネ ッ ト 利 用 者 に 提 供 す る 目 的 で 多 数 の 児 童 ポ ル ノ 画 像 を 所 持 し て い た 被 疑 者 3 7 人 を 検 挙 し 、 画 像 を 削 除 し て 児 童 ポ ル ノ の 拡 散 を 防 止 す る な ど の 保 護 対 策 を 実 施 し た 。 ( 少 年 捜 査 課 、 サ イ バ ー 犯 罪 対 策 課 、 浦 和 西 署 、 上 尾 署 ) ● 男 児 ポ ル ノ 専 門 の D V D 販 売 ホ ー ム ペ ー ジ を 開 設 し た 上 、 児 童 ポ ル ノ を 製 造 販 売 し て い た 被 疑 者 3 人 を 検 挙 し 、 約 8 4 0 枚 の D V D を 押 収 し て 児 童 ポ ル ノ の 拡 散 を 防 止 す る な ど の 保 護 対 策 を 実 施 し た 。 ( 少 年 捜 査 課 、 サ イ バ ー 犯 罪 対 策 課 、 上 尾 署 )図 4 3 被 害 者 の 状 況 ( 平 成 2 4 年 )
2 出 会 い 系 サ イ ト 等 に 関 係 し た 事 件 の 被 害
( 1 ) 被 害 者
出 会 い 系 サ イ ト や コ ミ ュ ニ テ ィ サ イ ト を 利 用 し て 、 被 害 に あ っ た 全 体 の 9 8 . 8 % が 1 8 歳 未 満 の 少 年 で し た 。 携 帯 電 話 や ス マ ー ト フ ォ ン を 使 っ て 、 少 年 が 犯 罪 被 害 に 遭 う 場 合 が 多 く 危 険 な の で 、 フ ィ ル タ リ ン グ を 利 用 す る な ど 、 安 易 に 利 用 さ せ な い こ と が 大 切 で す 。 図43( 2 ) 検 挙 状 況
平 成 2 4 年 は 、 コ ミ ュ ニ テ ィ サ イ ト を 利 用 し た 事 件 の 検 挙 は 8 2 件 で 、 出 会 い 系 サ イ ト ・ コ ミ ュ ニ テ ィ サ イ ト に 起 因 し た 事 件 全 体 の 8 5 . 4 % を 占 め て い ま す 。 図44 図 4 4 出 会 い 系 サ イ ト ・ コ ミ ュ ニ テ ィ サ イ ト に 起 因 し た 事 件 の 検 挙 件 数 ( 平 成 2 4 年 )フ ィ ル タ リ ン グ を 利 用 し て い ま す か ?
県 警 察 で は 、 有 害 サ イ ト に ア ク セ ス で き な い よ う 、 子 供 が 使 用 す る 携 帯 電 話 や ス マ ー ト フ ォ ン に 係 る フ ィ ル タ リ ン グ 利 用 を 促 進 し て い ま す 。 子 供 が 携 帯 電 話 や ス マ ー ト フ ォ ン を 安 心 し て 利 用 で き る よ う に 、 保 護 者 の 責 任 で フ ィ ル タ リ ン グ を 利 用 し て く だ さ い 。 被害者 84人 18歳未満 83人, 98.8% 18歳以上 1人, 1.2% 検挙件数 96件 出会い系サイト 14件, 14.6% コミュニティサイト 82件, 85.4%4
3 児 童 虐 待
児 童 虐 待 と は 、 保 護 者 が そ の 監 護 す る 児 童 ( 1 8 歳 未 満 ) に つ い て 次 の 行 為 を 行 う こ と を い い ま す 。 平 成 2 4 年 に お け る 児 童 虐 待 事 件 の 検 挙 件 数 は 4 5 件 で 、 こ の う ち 8 2 . 2 % が 傷 害 等 の 身 体 的 虐 待 で し た 。 図45 図 4 5 事 件 と し て 検 挙 し た 児 童 虐 待 事 案 の 推 移 県 警 察 で は 、 児 童 虐 待 か ら 子 供 を 守 る た め に 、 児 童 相 談 所 を は じ め と し た 関 係 機 関 と 連 携 し 、 児 童 の 安 全 の 確 認 及 び 安 全 の 確 保 を 最 優 先 と し た 対 応 の 徹 底 を 図 っ て い ま す 。① 身 体 的 虐 待
児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること ● 首を絞める、殴る、蹴る ● 激しく揺さぶる ● 熱湯をかける、溺れさせる ● タバコの火を押しつける…など② 性 的 虐 待
児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること ● 児童に対し淫行をする ● 性的暴力、性的行為の強要等をする ● 性器や性交を見せる ● 児童ポルノの被写体にする…など③ 怠慢・拒否(ネグレクト)
児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の 同居人による身体的虐待、性的虐待又は心理的虐待と同様の行為の放置その他保護者 としての監護を著しく怠ること ● 乳幼児を家に残したまま外出する ● 乳幼児を車の中に長時間放置する ● 着衣を長時間着替えさせないなど不潔なままにする ● 適切な食事を与えない…など④ 心 理 的 虐 待
児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶 者に対する暴力(DV)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと ● 暴力的な言動により児童を脅す ● 他の兄弟姉妹と比べ著しく差別的な取扱いをする ● 児童を無視したり、拒否的な態度を示す ● 児童の面前で配偶者やその他の家族などに対し暴力を振るう…など 0 10 20 30 40 50 20 21 22 (件数) 23 38 21 24 13 身体的虐待 性的虐待 怠慢又は拒否 24年 37 45 2 6 心理的虐待 「児童虐待の防止等に関する法律」第6条には、“児童虐待を受けたと思われる児童を発見した 者は、速やかに市町村、福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない”などと定め られています。 児童虐待を発見した場合は、児童相談所等に通告する義務があります。図 4 6 検 挙 さ れ た 薬 物 乱 用 少 年 の 推 移 ( 平 成 1 5 年 ~ 2 4 年 )
4 少 年 の 薬 物 乱 用
覚 醒 剤 等 の 薬 物 乱 用 に よ り 検 挙 さ れ た 少 年 は 、 こ の 1 0 年 間 減 少 傾 向 を 示 し 、 平 成 2 4 年 に 検 挙 ・ 補 導 さ れ た 少 年 は 、 1 0 年 前 の 平 成 1 5 年 と 比 べ て 8 3 . 9 % 減 少 し ま し た 。 図46 15 16 17 18 19 20 21 22 (人員) 0 40 80 24年 23 62 51 49 21 25 35 22 23 10 6 覚 醒 剤 シ ン ナ 等 大 麻 ・ 麻 薬 等少 年 サ ポ ー ト セ ン タ ー の 活 動
県 警 察 で は 、 少 年 の 非 行 防 止 と 健 全 育 成 活 動 の キ ー ス テ ー シ ョ ン と し て 、 少 年 サ ポ ー ト セ ン タ ー を 県 内 4 か 所 に 設 置 し 、 関 係 機 関 ・ 団 体 と 連 携 し 、 総 合 的 な 少 年 非 行 防 止 対 策 を 行 っ て い ま す 。 街 頭 補 導 活 動 広 報 啓 発 活 動 ス ク ー ル ・ サ ポ ー タ ー 非 行 防 止 教 室 少 年 相 談 活 動 立 ち 直 り 支 援 活 動 少 年 サ ポ ー ト セ ン タ ー 県 そ の 他 関 係 機 関 学 校 県 ・ 市 町 村 教 育 委 員 会 児 童 相 談 所 地 域 ボ ラ ン テ ィ ア 関 係 機 関 ・ 団 体 連 � 携
Ⅲ 総 合 的 な 少 年 非 行 防 止 対 策 の 推 進
1 少 年 相 談 活 動
県 警 察 で は 、 少 年 や 保 護 者 等 か ら の 非 行 、 家 出 、 い じ め 等 少 年 問 題 に 関 す る 相 談 を 受 け 付 け て い ま す 。 心 理 学 の 専 門 知 識 を 有 す る 職 員 や 少 年 非 行 の 取 扱 い 経 験 の 豊 富 な 職 員 が 指 導 ・ 助 言 を 行 っ て い ま す 。( 1 ) 親 子 カ ウ ン セ リ ン グ
親 子 に 対 す る カ ウ ン セ リ ン グ は 、 臨 床 心 理 士 の 資 格 を 有 す る 専 門 職 員 が 担 当 し て い ま す 。 特 に 、 少 年 に は 心 理 テ ス ト を 実 施 し 、 そ の 結 果 に 基 づ い て 指 導 ・ 助 言 を 行 っ て い ま す 。( 2 ) ヤ ン グ メ ー ル
従 来 の 少 年 対 象 の 相 談 電 話 ( ヤ ン グ テ レ ホ ン ) と 併 せ て 、 少 年 が 利 用 し や す い 電 子 メ ー ル を 活 用 し た 相 談 窓 口 を 提 供 し て い ま す 。2 街 頭 補 導 活 動
少 年 の 集 ま る 繁 華 街 、 娯 楽 施 設 、 公 園 等 に お い て 、 少 年 指 導 委 員 等 の 地 域 ボ ラ ン テ ィ ア や 学 校 等 の 関 係 機 関 と 連 携 し 、 喫 煙 や 深 夜 は い か い 等 の 少 年 に 対 し て 注 意 指 導 を 行 う 活 動 を 実 施 し て い ま す 。3 規 範 意 識 を 醸 成 す る 活 動
( 1 ) 非 行 防 止 教 室
少 年 の 規 範 意 識 を 高 め る た め 、 県 内 の 小 ・ 中 ・ 高 校 に お い て 、 警 察 職 員 が 万 引 き や 暴 力 根 絶 等 の 非 行 防 止 教 室 、 た ば こ や お 酒 、 覚 醒 剤 等 の 薬 物 乱 用 防 止 教 室 の ほ か 、 不 審 者 か ら 身 を 守 る た め の 防 犯 教 室 を 実 施 し て い ま す 。~ 少 年 補 導 員 の 声 ~
街 頭 活 動 中 、喫 煙 し て い る 少 年 に 煙 草 の 害 に つ い て 説 明 し た と こ ろ「 う る せ ぇ な ぁ ク ソ バ バ ァ 」 と 言 葉 を 吐 い て 、 そ の ま ま 何 処 か に 行 っ て し ま い ま し た 。 そ の 後 、 何 度 も そ の 少 年 を 見 か け る よ う に な っ た の で す が 、 煙 草 を 吸 っ て い る 少 年 に 、 そ の 都 度 「 煙 草 は 害 な の よ 。」 と 注 意 し 続 け て い ま し た 。 あ る 日 少 年 が 私 の 前 を 煙 草 を 吸 わ ず に 通 り 過 ぎ た の で、 少 年 に 「 こ ん に ち は 」 と 挨 拶した ところ 「 就 職 し て忙し い よ。煙 草 なんか 止 めた よ 。」 と話 し てく れ た の です 。 諦 め ず に 繰 り 返 し 指 導 し た 少 年 が 就 職 し 煙 草 を 辞 め た こ と で 、 今 ま で の 活 動 が 報 わ れ た 気 が し ま し た 。 こ う し た 小 さ な 喜 び を 励 み に 日 々 補 導 活 動 を し て い ま す 。( 2 ) 非 行 防 止 指 導 班 「 あ お ぞ ら 」
非 行 防 止 指 導 班 「 あ お ぞ ら 」 は 県 警 少 年 課 に 設 置 さ れ 、 女 性 警 察 官 等 で 構 成 さ れ て い ま す 。 県 内 の 小 学 生 ・ 中 学 生 ・ 高 校 生 を 対 象 に 、 防 犯 ・ 非 行 防 止 ・ 薬 物 乱 用 防 止 教 室 を 通 じ て 、 少 年 の 規 範 意 識 を 醸 成 す る 活 動 を 実施し て い ま す 。 「 あ お ぞ ら 」 と い う 名 称 に は “ 青 空 の よ う に 青 く 澄 ん だ 広 い 心 を 持 っ た 少 年 に 育 っ て ほ し い ” と い う 願 い が 込 め ら れ て い ま す 。 県 内 の 児 童 ・ 生 徒 、 特 に 小 学 校 低 学 年 か ら 段 階 的 に 一 貫 性 の あ る 非 行 防 止 教 室 等 を 展 開 し 、 平 成 2 4 年 は 延 べ 9 4 0 回 、 約 1 9 万 8 , 2 0 0 人 に 実 施 し ま し た 。~ あ お ぞ ら の 声 ~
非 行 防 止 指 導 班 『 あ お ぞ ら 』 が 発 足 し て 1 0 年 の 節 目 を 迎 え 、 年 々 、『 あ お ぞ ら 』 の 教 室 を 申 請 し て く れ る 学 校 が 増 え て き て お り ま す 。 私 達 は 、 2 人 1 組 で 学 校 講 演 に 行 き ま す が 、 子 供 達 に 親 し み を 持 っ て も ら え る よ う 『 あ お ぞ ら 』 の 名 前 か ら 取 っ て 私 達 を お 互 い に 「 あ お ち ゃ ん 」「 そ ら ち ゃ ん 」 と 呼 び 合 い な が ら 講 演 を 進 め て い ま す 。 そ の お 蔭 で 派 遣 で 伺 っ た 学 校 に 行 く 度 に 子 供 達 か ら 、 あ お ち ゃ ん と そ ら ち ゃ ん だ ぁ ! ! と 声 を か け ら れ 、 子 供 達 に 浸 透 し て く れ て い る こ と を 嬉 し く 思 っ て い ま す 。 ま た 教 職 員 の 方 々 か ら は 、「 パ ワ ー ポ イ ン ト を 使 っ た 教 室 は わ か り や す く 、 警 察 官 と い う 立 場 か ら の 話 は 、 子 供 達 に と っ て と て も 印 象 に 残 る と 思 い ま す 。」 と 感 想 を い た だ き ま す 。 将 来 、 子 供 達 が 青 空 の よ う に 、 澄 ん だ 心 の ま ま で 成 長 し て 、 あ っ ! あ の 時 「 あ お ち ゃ ん 」「 そ ら ち ゃ ん 」 の 言 っ て い た こ と だ ぁ 。 と 思 い 出 し て も ら え る よ う な 印 象 的 で 心 に 響 き 、 子 供 達 の 規 範 意 識 を 醸 成 で き る 教 室 を 実 施 し て い く こ と が 、 私 達 の 使 命 だ と 思 っ て い ま す 。 「あおぞら」の派遣申請は、埼玉県警察のホームページからできます。 実施予定日の2か月前である月の1日から申請できます。 (例)8月14日に予約したい 2か月前の6月1日から申請できます。
( 3 ) ス ク ー ル ・ サ ポ ー タ ー
ス ク ー ル ・ サ ポ ー タ ー 制 度 は 、 非 行 ・ 問 題 行 動 が 深 刻 化 し た 中 学 校 の 正 常 化 を 支 援 す る た め 、 平 成 1 4 年 に 本 県 が 全 国 に 先 駆 け て 開 始 し ま し た 。 元 警 察 官 又 は 教 員 経 験 者 を 採 用 し 、 生 徒 に よ る 非 行 ・ 問 題 行 動 が 深 刻 化 し た 中 学 校 か ら の 要 請 に 基 づ い て 派 遣 し て お り 、 主 な 活 動 と し て 、 校 内 を パ ト ロ ー ル し な が ら 、 授 業 妨 害 や エ ス ケ ー プ の 防 止 ・ 指 導 な ど を 教 職 員 と 連 携 し て 行 っ て い ま す 。 ※ 平 成 2 5 年 1 月 に は 、 最 近 の い じ め を 含 む 非 行 ・ 問 題 行 動 に 早 期 に 対 応 す る た め の 緊 急 対 策 と し て 1 2 人 増 員 し 、 4 0 人 体 制 と な り ま し た 。 さ ら に 本 年 度 も 、 継 続 し て 4 0 人 体 制 で 活 動 し て お り 、 生 徒 に よ る 暴 力 行 為 や い じ め を 受 け て い る 事 実 を 把 握 し 、 教 職 員 と 連 携 し て 見 守 り 活 動 を 行 い 、 い じ め が 解 消 す る な ど 多 く の 成 果 を 上 げ て お り ま す 。~ ス ク ー ル ・ サ ポ ー タ ー の 声 ~
ス ク ー ル ・ サ ポ ー タ ー と し て 、 派 遣 さ れ た 中 学 校 に 行 く と 校 内 で は 自 由 で 活 発 な 生 徒 が 多 く 、 そ の 中 に は 自 己 表 現 が 行 き 過 ぎ る 生 徒 も い て 、 先 生 方 の 御 苦 労 が 推 察 さ れ ま す 。 ま た 生 徒 に 声 か け を し て も 、 そ れ で す べ て が 解 決 す る こ と は あ り ま せ ん 。 時 に は 生 徒 達 か ら 無 視 さ れ た り 、「 う ぜ ぇ 」 等 と 罵 声 を 浴 び せ ら れ る こ と も あ っ て 、 少 し 悲 し い 気 持 ち に な り ま す 。 し か し 諦 め ず 、 生 徒 達 に 繰 り 返 し 声 か け を し て い る と 、 い つ の 間 に か 気 持 ち が 通 じ て 、 次 第 に 多 く の 生 徒 か ら 声 を か け ら れ る よ う に な り ま す 。 学 校 で は 季 節 の 移 り 変 わ り と と も に 、 入 学 式 、 体 育 祭 、 合 唱 祭 、 卒 業 式 な ど の 行 事 が 執 り 行 わ れ ま す が 、 そ の 都 度 、 成 長 す る 生 徒 の 表 情 に 接 す る こ と が で き 、 と て も 感 動 的 で す 。 い つ し か 巣 立 っ て 行 く 生 徒 達 に 、学 校 生 活 が 少 し で も 良 い 思 い 出 と な る よ う 、 毎 日 笑 顔 で 挨 拶 を 送 っ て い ま す 。( 4 ) 社 会 参 加 活 動
少 年 の 社 会 性 を 高 め 、 郷 土 愛 や 友 情 を 育 て て 少 年 の 規 範 意 識 の 醸 成 を 図 る た め 、 小 ・ 中 学 生 を 対 象 と し た 「 ひ ま わ り 少 年 ク ラ ブ 」 を 警 察 署 単 位 で 結 成 し て お り 、 関 係 機 関 ・ 団 体 等 の 地 域 社 会 と 協 力 し て 、 環 境 美 化 活 動 や 福 祉 施 設 訪 問 等 の 社 会 参 加 活 動 を 行 っ て い ま す 。( 5 ) 少 年 柔 道 剣 道 教 室
ス ポ ー ツ 活 動 を 通 じ て 少 年 の 規 範 意 識 を 醸 成 し 、 少 年 の 非 行 防 止 と 健 全 育 成 を 図 る た め 、 警 察 署 の 道 場 を 開 放 し て 、 地 域 の 小 ・ 中 学 生 を 対 象 と し た 柔 道 剣 道 教 室 を 開 催 し て い ま す 。 ま た 、 日 頃 の 稽 古 の 成 果 を 発 揮 す る 場 と し て 、 毎 年 夏 休 み に 「 埼 玉 県 警 察 少 年 柔 道 剣 道 大 会 」 を 開 催 し て い ま す 。4 非行少年を生まない社会づくりの推進
(1) 少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動
県 警 察 で は 、 再 び 非 行 に 走 り か ね な い 状 況 に あ る 少 年 や そ の 保 護 者 に 対 し て 、 警 察 か ら 積 極 的 に 連 絡 を と っ て 、 農 業 体 験 活 動 や ス ポ ー ツ 活 動 な ど 個 々 の 少 年 に 応 じ た 支 援 活 動 を 行 っ て お り 、 参 加 し た 少 年 達 が 立 ち 直 る き っ か け を つ か ん で い ま す 。( 2 ) 少 年 を 見 守 る 社 会 気 運 の 醸 成
県 警 察 で は 、 少 年 を 取 り 巻 く 地 域 社 会 の 絆 を 強 化 し 、 少 年 の 規 範 意 識 の 向 上 を 図 る 取 組 を 行 っ て お り 、 社 会 全 体 で 厳 し く も 温 か い 目 で 少 年 を 見 守 る こ と に よ り 、 少 年 が 地 域 に 受 け 入 れ ら れ 、 見 守 ら れ て い る と 実 感 で き る よ う 少 年 指 導 委 員 に よ る 「 あ い さ つ 運 動 」 等 様 々 な 活 動 を 行 っ て い ま す 。0