チ
ベ
ッ
ト
文
大
日
経
繹
の
再
治
本
と
未
再
治
本
と
の
比
較
壁
瀬
灌
雄
チ ベ ッ ト 藏 経 中 に 現 存 す る 畳 密 作 大 日 経 廣 繹 に 再 治 本 と 未 再 治 本 と が あ る こ と は、 既 に 栂 尾 博 士 に よ つ て 注 意 さ れ た の で あ る が、 そ の 爾 者 が 如 何 な る 關 係 に あ る か は 未 だ 明 ら か に さ れ て い な い よ う で あ る。 今 雨 本 を 比 較 し た 結 果、 重 な 差 異 特 色 を 報 告 す る こ と に す る。 先 ず、 最 初 の 手 掛 り は 再 治 本 巻 末 の 蹟 で あ る。 そ れ は ﹁ 大 日 現 等 畳 経 語 繹 と 名 つ く る、 此 れ は 吉 群 ナ ル タ ン 寺 で、 こ の よ う な チ ベ ッ ト 國 に 醗 繹 さ れ た 論 を 集 聚 し た 時、 此 の 註 繹 は そ の 本 経 に 比 べ る と 正 し く な く、 上 下 齪 れ、 間 々 少 し 錯 誤 が あ る に 依 つ て、 総 て が 丹 珠 爾 の 正 し い 経 と 新 訂 語 で 校 訂 さ れ な い 翻 澤 で は 又 よ く な く 誤 り を 現 わ す か ら、 課 経 師 カ ワ ペ イ ツ ェ キ が 翻 課 し た 経 の 言 葉 と 比 較 し て 一 致 す る 新 訂 語 で 補 正 し た。 此 れ は 中 藏 の 長 老 シ ュ ン ヌ ペ イ と 云 う か た が 吉 祥 ツ ェ タ ン 寺 で 辛 巳 の 年 に 書 か れ た ﹂ と あ る。 此 れ に よ つ て 再 治 本 の 成 立 は 明 か に さ れ た。 即 ち 辛 巳 の 年 は 西 紀 一 四 六 三 年 で あ る。 シ ュ ン ヌ ペ イ は 有 名 な 西 藏 佛 教 史 ( デ ブ ・ ゴ ン) の 著 者 で あ り、 此 の 改 訂 後 二 十 年 程 後 に 死 ん で い る。 未 再 治 本 は 畳 密 が チ ソ ン 王 の 使 節 バ イ ロ チ ャ ナ 等 に 直 接 與 え て 謙 課 さ れ た も の で、 西 紀 七 七 〇 年 頃 に 成 立 し、 デ ブ ゴ ン に 依 る と 古 ニ ン マ 派 の 根 本 を 形 成 し た と 去 つ て い る ( 未 再 治 本 に 蹟 も 翻 課 者 名 も 無 い か ら 諸 史 料 か ら の 推 定 で あ る) デ ン カ ル マ に 記 す の は 未 再 治 本 で あ る こ と は 明 か で あ る。 さ て 再 治 本 を 作 つ た 目 的 は、 嚴 文 に も 云 う よ う に 丹 珠 爾 の 経 文 と 比 し、 混 齪 錯 誤 が あ つ て 訂 正 し な い と 理 解 出 來 な い か ら ペ イ ツ ェ キ の 課 語 と 一 致 す る よ う に 改 訂 し た と 云 う。 大 き く 批 剣 す る と 次 表 の よ う で あ る。 チ ベ ッ ト 丈 大 日 輕 繹 の 再 治 本 と 未 再 治 本 と の 比 較 ( 壁 瀬)-93-チ ベ ッ ト 丈 大 目 纏 糧 の 再 治 本 と 未 再 治 本 と の 比 較 ( 壁 瀬)
-94-此 の 表 の 藏 課 大 日 経 の 品 敷 は 河 口 課 本 や 服 部 本 に 随 つ た が、 経 文 で は 二 十 九 品 の 最 後 に だ け bu cy rtsa lna pa と 品 を 示 す。 此 れ で 各 品 は ど う 配 さ れ る か 不 明 故 に 今 は 論 外 と す る。 さ て 前 記 の 表 に よ る と、 再 治 本 は 藏 課 大 日 経 の 順 序 に 配 さ れ て い る が、 未 再 治 本 は 漢 課 大 日 経 の 順 序 に 近 く 配 さ れ て い る。 然 し 漢 課 本 と 全 く 同 じ で は な く 異 つ て い る。 未 再 治 本 の 註 繹 順 序 の 経 文 が 他 と 異 な る は 混 齪 と し て 見 る べ き で な く 畳 密 の 使 用 し た テ キ ス ト が 漢 課 本 や 藏 澤 本 と 異 な る 第 三 テ キ ス ト で、 畳 密 が 依 用 し た 大 日 経 本 の 存 在 を 認 定 せ ね ば な ら ぬ と 思 う。 然 ら ば 畳 密 本 大 日 経 は 如 何 な る 形 態 か と 云 う に、 一 佳 心 品 ( 一) 二 且 ハ象 品 ( 二) 三 息 障 品 ( 三) 四 普 通 眞 言 藏 品 ( 四) 五 世 間 成 就 品 ( 廣 羅 に 読 か な い が 略 課 に 説 く) ( 五) 六 悉 地 出 現 品 ( 六) 七 成 就 悉 地 品 ( 七) 八 韓 字 輪 曼 茶 羅 品 ( 八) 九 密 印 品 ( 九) 十、 字 輪 品 ( 十) 十 一、 秘 密 曼 茶 羅 品 ( 十 一) 十 二 入 秘 密 曼 茶 羅 品 ( 十 二) 十 三 秘 密 八 印 品 ( 十 四) 十 四、 入 秘 密 曼 茶 羅 位 品 ( 十 三) 十 五 持 明 禁 戒 品 ( 十 五) 十 六 阿 闇 梨 眞 實 智 品 ( 十 六) 十 七 布 字 晶 ( 十 七) 十 八 受 學 方 便 學 庭 品 ( 十 八) 十 九 説 百 字 生 品 ( 十 九) 二 十 百 字 果 相 鷹 品 ( 二 十) 二 十 一 百 字 位 成 品 ( 二 十 一) 二 十 二 百 字 成 就 持 訥 品 ( 二 十 二) 二 十 三 百 字 眞 言 藏 品 ( 二 十 三) 二 十 四 説 菩 提 性 品 ( 二 十 四) 二 チ ベ ッ ト 丈 大 日 経 繹 の 再 治 本 と 未 再 治 本 と の 比 較 ( 壁 瀬)
チ ベ ッ ト 丈 大 日 経 繹 の 再 治 本 と 未 再 治 本 と の 比 較 ( 壁 瀬) 十 五 三 三 昧 耶 品 ( 二 十 五) 二 十 六 説 如 來 品 ( 二 十 六) 二 十 七 説 本 蝉 三 昧 耶 品 ( 二 十 八) 二 十 八 無 相 三 昧 品 ( 二 十 九) 二 十 九 世 ・ 出 世 持 訥 品 ( 三 十) 三 十 護 摩 及 び 囑 累 品 ( 二 十 七 品、 三 十 一 品) と 推 定 す る。 さ て 問 題 は 五 世 問 成 就 品 と 二 十 三 百 ( 4) 字 眞 言 藏 品 は 無 諜 で あ る。 再 治 本 で は 二 十 三 品 の み 無 繹 を 注 意 し そ の 旨 を 記 し て い る。 そ れ だ け で 見 る と 鉄 品 と も 考 え ら れ る が ﹁ 密 印 品 十 品。 字 輪 品 十 一 品。 阿 関 梨 眞 實 智 品 十 六 品 説 菩 提 性 品 二 十 四 ﹂ と 廣 繹 に 記 し て い る そ の 品 数 と 未 再 治 本 の 順 序 と 合 せ る と ( 十 と 十 一 と は 合 わ ぬ が) 上 記 の 形 と 考 え ら れ 無 経 晶 も 歓 品 で は な い。 彼 の 廣 繹 で 例 は 普 通 眞 言 藏 品 の 繹 で も 初 め の 問 答 の み 繹 し 他 は 無 繹 で あ る。 そ れ は 教 相 的 意 味 あ る も の の み 繹 し 事 相 的 な こ と や 眞 言 の 羅 列 の よ う な こ と は 繹 す る 必 要 な し と 見 て 無 繹 に し た と 思 う。 だ か ら 経 文 が 無 繹 と い え ど 嵌 品 で は な い。 表 の ( ) 内 は 漢 課 本 の 品 敷 で 漢 謬 本 と も 異 な る テ キ ス ト で あ る。 か く て 大 日 経 三 本 を 年 代 的 に 推 定 せ ば、 漢 繹 本 が 初 期 ( 西 紀 六 五 ○ 年) 毘 密 本 は 中 期 ( 七 五 〇 年) 藏 課 本 は 後 期 ( 八 五 〇 年) と し て 三 段 に 攣 遷 し て い る と 見 ね ば な ら な い だ ろ う。 次 に 再 治 本 に 未 再 治 本 を 逐 語 的 に 合 せ た 結 果 は 全 面 的 に 異 (1) な つ て い る。 例 え ば
そ れ に よ つ て わ か る よ う に 使 用 語 が 異 な つ て い る。 印 ち 再 謎 (1)rnal hbyor pa 斗 さ 藩 (1) sbyor ba 謬 垂 行 蝋 (2) bzod ma nas ma (2) thog ma nas ma skyes pa skyes pa 針 引 餅 (3) rtogs (3) chud 了 覇 (4) mi dmigs pa (4) mi rme do 刊 倒 お 引 用 経 文 で は 未 再 治 本 は 漢 課 本 に 近 い。 此 等 は 逐 語 的 比 較 ( 2) の 差 異 で 意 味 的 差 異 で は な い。 次 に 此 れ 再 治 本 で は 意 味 が 不 通 で 未 再 治 本 を 補 足 し な け れ ば 意 味 が と れ な い ( 未 再 治 本 に 秘 密 八 印 品 の 重 複 と 云 う 混 齪 は あ つ て も そ れ は 一 方 を 除 け ば よ い わ け だ)。 再 治 本 に 意 味 不 通 と ま で は い か な い が 未 再 治 本 の 文 を 丹 珠 爾 経 文 に 合 せ る 爲 に 先 後 し て い る 虚 に 雨 本 に 意 味 的 差 異 を 見 出 す 虎 各 品 に 若 干 あ ( 2) る が 今 は 略 す。 要 す る に 未 再 治 本 は 経 文 に 符 合 せ ず 混 齪 錯 誤 あ る も の と シ ュ ン ヌ ペ イ が 考 え る 如 き も の で は な く、 畳 密 の 所 依 の 経 は 丹 珠 爾 本 で も 漢 課 本 で も な い 畳 密 本 と 想 定 さ れ る も の で あ り、 そ れ に 註 繹 し た も の で あ る か ら 未 再 治 本 廣 繹 こ そ 彼 の 眞 意 を 示 す も の で あ る。 又 廣 繹 の 各 所 に ﹁ 略 繹 に 詳 説 し た か ら 此 虎 で は 説 か な い ﹂ と 重 複 を さ け て い る。 彼 は 略 繹 を 先 ず 作 り 廣 繹 を 作 つ た の で、 此 等 は 毘 密 本 大 日 経 を 想 定 し て 理 解 せ ね ば 混 齪 す る。 西 藏 々 経 編 者 が 再 治 ・ 未 再 治 を 並 存 せ し め た 所 に 未 再 治 本 の 債 値 を 無 言 の 中 に 示 し て い る と 思 う。 1 未 再 治 本 課 (1) さ れ ば、 秘 密 主 よ、 彼 等 の 我 の 心 は 自 在 に て、 自 心 は 本 來 不 生 の 故 に、 法 無 ⋮我 を 棄 て る な り、 そ れ は 何 故 か と 云 ふ に。 (2) 秘 密 圭 よ、 心 の 自 性 知 の 初 の 邊 と 終 の 邊 と は 叉 得 ら れ ぎ る な リ。 彼 の 喩 伽 行 者 等 に 於 て 二 却 で 越 へ る な り と 云 ふ。 (3) さ て 彼 等 の 心 は 自 在 な れ ば 自 心 は 本 來 不 生 の 故 に 法 無 我 を 叉 棄 て る な り。 と 云 ふ は 前 に 法 無 我 を 了 解 し て、 た ゴ 識 の み で 能 執 と 所 執 と で 是 の 如 き も の が 存 在 す る と 考 へ る。 そ れ か ら 叉 自 己 が 自 在 な れ ば 彼 の 識 は 本 不 生 と 了 解 し て、 た ゴ 識 の み が 存 在 す る と 想 ふ そ れ を 叉 棄 て る か ら、 法 無 我 を 叉 棄 て る な り。 再 治 本 課 (1) 秘 密 圭 よ、 そ の 故 に、 彼 等 の 心 は 自 在 な れ ば、 法 無 我 を 叉 棄 チ ベ ッ ト 丈 大 日 経 繹 の 再 治 本 と 未 再 治 本 と の 比 較 ( 壁 瀬)
チ ベ ッ ト 丈 大 日 纏 繹 の 再 治 本 と 未 再 治 本 と の 比 較 ( 壁 瀬) て エ、 自 心 は 本 來 不 生 な り、 そ れ は 何 故 か と 云 ふ に。 (2) 秘 密 主 よ、 自 性 を 知 る 故 に、 心 に 過 去 の 邊 と 未 來 の 邊 と は 不 可 得 に て、 諸 喩 伽 行 者 等 は 叉、 二 却 で 越 へ る な り。 と 云 ふ。 (3) さ て 彼 等 の 心 は 自 在 な れ ば 法 無 我 を 叉 棄 て、 自 心 は 本 不 生 な り と 云 ふ は 前 に 法 無 我 を 了 解 し て、 た ゴ 識 の み で、 能 執 と 所 執 と の 種 類 が 存 す る と 思 ふ、 そ れ は 叉 自 己 が 自 在 な れ ば、 彼 の 識 は 本 不 生 と 了 解 し て、 た ゴ 識 の み が 存 す る と 云 ふ、 そ の 想 を 叉 棄 て る か ら 法 無 我 を 叉 棄 て る な り。 2 再 治 本 課 (1) 全 て の 法 で 動 か さ れ ず し て、 (2) 無 量 の 智 で 成 就 す る。 未 再 治 本 課 (1) 全 て の 法 で 動 か さ れ ず し て、 全 く 汚 染 無 く、 と 云 ふ は 是 の 如 く に、 そ の 自 性 に 於 る 清 浮 心 は 外 の 法、 薙 界 等 の 因 象 に 影 響 せ ら れ ず し て。 そ れ ら の 相 を 尋 ね た 答 へ で あ る。 本 寂 静 無 相 と 云 ふ は 分 別 の 戯 論 を 離 れ る か ら 寂 静 に て、 そ の 寂 艀 よ り 色 ・ 受 等 の 相 は 無 し と な す。 (2) 無 量 の 智 で 成 就 す る。 3 再 治 本 が 未 再 治 本 の 補 足 に ょ ら ね ば 意 味 不 通 の 所 を 調 査 し て 北 京 影 印 本 に よ つ て 合 せ た 結 果 は 悉 地 成 就 の 自 性 を 誘 く 品 一 三 四 上 の 註 繹 が 再 治 本 に 同 丈 重 複 あ り 意 味 不 通 故 未 再 治 本 で 補 正 す る と 通 ず る と し て 再 治 本 の 最 大 の ミ ス と し て そ の 部 分 の 訂 正 を 圭 張 し た 所、 月 輪 先 生 よ り ﹁ 北 京 影 印 の 偶 然 の 錯 誤 で 本 疏 に 累 を 及 ぼ す 竜 の で な い ﹂ と の お 教 を 受 け た の で 影 印 本 を 再 び 注 意 し て 見 る と 一 四 葉 の 表 が 脱 落 し て 向 葉 の 裏 が 重 複 し て い る の を 確 認 し て、 此 の 論 の 後 牛 を 作 り な ほ し た。 影 印 本 で は 未 再 治 本 二 〇 一 葉 の 表 第 三 行 よ り 裏 の 四 行 ま で で 補 ひ、 再 治 本 一 三 四 葉 の 裏 を 除 か ね ば な ら ぬ。 4 藏 課 本 二 十 五、 漢 本 二 十 三 に 就 て シ ョ ン ヌ ペ イ は ﹁ 大 日 現 等 豊 紳 攣 加 持 よ り 百 字 眞 言 儀 軌 次 第 を 廣 説 す る 品 註 繹 に 見 え ず ﹂ と 云 う が 再 治 末 再 治 本 品 敷 の ﹁ 説 菩 提 性 品 二 十 四 ﹂ と 記 す の か ら 推 定 す る と ﹁ 二 十 三 品 ﹂ を 訣 本 と す る こ と は 出 來 難 い。 更 に 吟 味 し て 見 る と 再 治 本 に ﹁ さ て 百 字 の 全 て は 叉 誰 で あ り、 鋤 旨 字 を 加 持 し て、 そ れ は 叉 百 字 生 を 次 第 に 廣 説 す る 品 と 聲 の 果 の 喩 伽 を 示 す 次 第 を 廣 説 す る 品 と 百 字 建 立 成 就 次 第 を 廣 説 す る 品 と、 我 性 成 就 を 次 第 に 廣 説 す る 品 と 成 佛 の 自 性 を 示 す 次 第 を 廣 説 す る 品 に て、 五 品 に 次 第 に 廣 説 し 百 字 を 説 く 支 分 を 圓 満 す る と 知 る べ き で あ る ﹂ と 云 う。 こ う な る と 二 十 三二 品 は 歓 品 と 認 め ね ば な ら な い こ と に な る が 然 し 更 に 未 再 治 本 に 當 つ て 見 る と ﹁ さ て 百 字 は 叉 謹 ( 誰 と は 因 行 誰 入 の 諮 の 次 元 を 開 示 す る こ と の 意 味 で あ る) で あ り、 叉 鋤 ヨ 字 を 加 持 し て、 そ れ は 叉 五 章 で、 百 字 を 読 く 支 分 を 圓 満 す べ く 知 る こ と を な す に は 百 字 生 の 章 と、 聲 の 果 の 喩 伽 を 示 す 章 と 百 字 の 章 持 諦 の 章 と 我 性 成 就 の 章 謹 の 自 性 を 示 す 章 等 に て ﹂ と あ る、 此 の 持 謙 の 章 が 二 十 三 品 に 當 る と 推 定 す る 註 繹 自 艦 に は 雨 本 共 此 品 は 敏 糧 で あ る 然 し 二 十 三 品 の 内 容 は ﹁ 誰 の 勝 義 の 自 性 a 字 ﹂ を 説 き 百 字。。 旨 は 勝 義 か ら 世 俗 に 世 尊 身 を 示 す。 教 法 を 誰 す る 位 と し 要 貼 は 百 字 生 註 繹 の ﹁ 眞 言 救 世 圭 ﹂ 等 の 繹 に 見 ら れ る か ら 歓 品 に 非 ず と 推 定 す る 百 字 は 五 章 で と はani 診 字 は 五 ・章 に 説 い て い る こ と を 云 ふ。