平
成
2 2
年
度
岡
山
市
病
院
事
業
会
計
決
算
審
査
意
見
書
岡
監
第
1
6
7
号
平成23年7月27日
岡 山 市 長
髙
谷
茂
男
様
岡 山 市 監 査 委 員
池
上
進
同
藤
本
徹
下
市
このみ
同
東
原
透
同
平 成 2 2 年 度 岡 山 市 病 院 事 業 会 計 決 算 審 査 意 見 に つ い て
目
次
1
第1
審
査
の
対
象
1
第2
審
査
の
期
間
1
第3
審
査
の
方
法
1
第4
審
査
の
結
果
2
1
業
務
の
概
要
5
2
予算の執行状況
7
3
経
営
成
績
18
4
財
政
状
態
22
5
む
す
び
23
資
料
(注)1 文中の金額は,原則として万円単位で表示し,端数は切り捨てた。このた
め計数が一致しない場合がある。
2 文中の比率及び各表中の数値は,原則として表示の1桁下位で四捨五入し
た。このため計数が一致しない場合がある。
3 文中に用いるポイントとは,パーセンテージ間又は指数間の単純差引数値
である。
4 各表中の符号の用法は,次のとおりである。
「0. 0」・・・該当数値はあるが,単位未満のもの
平成22年度岡山市病院事業会計決算審査意見
第 1 審 査 の 対 象
平 成 22年 度 岡 山 市 病 院 事 業 会 計 決 算
第 2 審 査 の 期 間
平 成 23年 6 月 23日 か ら
平 成 23年 7 月 27日 ま で
第 3 審 査 の 方 法
審 査 に 当 た っ て は , 平 成 22年 度 岡 山 市 病 院 事 業 決 算 報 告 書 及 び 財 務 諸 表 並 び に 証
書 類 , 事 業 報 告 書 及 び 収 益 費 用 明 細 書 , 固 定 資 産 明 細 書 , 企 業 債 明 細 書 が 関 係 法 令
に 準 拠 し て 作 成 さ れ て い る か , 事 業 の 経 営 成 績 及 び 財 政 状 態 を 適 正 に 表 示 し て い る
か ど う か に つ い て 審 査 す る と と も に , 関 係 者 か ら の 説 明 を 聴 取 し , 会 計 帳 票 , 証 拠
書 類 と の 照 合 及 び 経 営 内 容 の 動 向 を 把 握 す る た め 計 数 の 分 析 を 行 い , 年 次 比 較 等 の
検 討 を 加 え た 。
第 4 審 査 の 結 果
審 査 に 付 さ れ た 決 算 書 類 及 び 決 算 附 属 書 類 は , い ず れ も 関 係 法 令 に 準 拠 し て 作 成
さ れ て お り , 関 係 諸 帳 簿 等 と 照 合 審 査 の 結 果 , 計 数 は 正 確 で あ り , か つ , 本 年 度 の
経 営 成 績 及 び 財 政 状 態 を 適 正 に 表 示 し て い る も の と 認 め た 。
1
業
務
の
概
要
本年 度の病 院事 業会 計に おい ては ,市 民病 院に つい て救 急医 療体 制の 強化 とし ての 救 急 医療 センタ ーの 開設 ,D PC (包 括払 い方 式) の導 入に よる 質の 高い 医療 サー ビス の 開 始や 電子カ ルテ の導 入に よる 情報 の共 有化 や事 務の 効率 化, せの お病 院に つい て内 科 医 師の 増員に よる 医療 体制 の強 化や 感染 症対 策の ため の感 染防 止ク リー ンベ ッド 等の 医 療 機器 の購入 ,金 川病 院に つい て建 て替 えに 向け 総合 保健 福祉 施設 (金 川病 院併 設) の 本 体建 設工事 の着 手な ど, 公的 医療 機関 とし て良 質・ 高度 な医 療の 提供 に努 めて いる 。
病院事業全体における総診療科数は 37科,総病床数は525床(う ち結 核病 床数 12床,感
染症病床数6床) であ る。
( 1) 業 務 実 績
業 務の実 績は ,次 のと おり であ る。(資 料第 1- 1∼4,第2- 1∼ 4参照 ) 本 年度の 入院 患者 数及 び外 来患 者数 は, 次表 のと おり であ る。
入 院 ・ 外 来 実 績
, ( ) C
区 分 診 療 科 数
増 減 △
C ( A - B ) B
病 床 数 患 者 別 22年度A 21年 度B
%
科 床 人 人 人
入院 111, 860 113, 217 △ 1, 357 △ 1. 2
20 405
外来 149, 477 150, 302 △ 825 △ 0. 5
市 民 病院
入院 17, 418 15, 671 1, 747 11. 1
10 60
外来 36, 700 36, 013 687 1. 9
せ のお 病院
入院 16, 425 13, 347 3, 078 23. 1
金 川 病院 7 60
外来 21, 760 22, 255 △ 495 △ 2. 2
入院 145, 703 142, 235 3, 468 2. 4
病 院 事 業 会 計 37 525
外来 207, 937 208, 570 △ 633 △ 0. 3
353, 640 350, 805 2, 835 0. 8
病 院 事 業 会 計 入 院 ・ 外 来 患 者 数 合 計
(注)市民 病 院 の病 床 数 につ い て は, 結 核 病床 12床, 感 染 症病 床 6床を 含 む
入院患者数は 145, 703人で,前年度に比べ整形外科で 1, 608人( 5. 6%),皮 膚科 で
601人(45. 9%)減少したが,他の診療科においては,外科で 2, 872人(12. 4%),脳神 経外科で2, 036人(14. 5%)増加するなどしたため,3, 468人(2. 4%)の 増加 とな って いる 。
外来患者数は 207, 937人で,前年度に比べ主に放射線科で 1, 070人(365. 2%)増 加し たが,他の診療科においては,内科で 1, 621人(2. 0%),皮膚科で 970人(8. 1%)減少 するなどしたため, 633人( 0. 3% )の 減少 とな って いる 。
, ( )
病院事業会計入院・外来患者数合計は353, 640人で 前年度に比べ 2, 835人 0. 8%
一般病床利用率は,病院事業会計では 78. 4% (結 核及 び感 染症 病床 を含 めた 全体 で は 76. 0% )で 前 年度 に 比べ 1. 8ポ イ ン ト 向 上 ( 結 核 及 び 感 染 症 病 床 を 含 め た 全 体 で も
1. 8ポイント向上),病院別では市民病院が 78. 7% (結 核及 び感 染症 病床 を含 めた 全体
では 75. 7%)で 1. 2ポイ ント 低下 (結 核及 び感 染症 病床を 含め た全 体で も0. 9ポ イン ト
低下),せのお病院が 79. 5%で 7. 9ポイント向上,金川病院が75. 0%で14. 1ポ イン ト向
上と なって いる 。
なお,参考までに平成 21年 度に おけ る黒 字自 治体 病院 の経 営規 模別 一般 病床 利用 率
全国平均値 をみると 300床以上400床未満で 76. 4% 50床以上 100床未満で71. 3%
( ) , ,
とな ってい る。
次 に,救 急病 床等 の業 務実 績は 次表 のと おり であ る。
救 急 病 床 等 の 業 務 実 績
リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 科
救 急 病 床
区 分 22 年 度 21 年 度 2 2 年 度 2 1 年 度
病 床 数 患 者 数 病 床 利 用 率 患 者 数
病 床 数 患 者 数 病 床 利 用 率 患 者 数
床 人 % 人
床 人 % 人
市 民 病 院 14 2, 321 45. 4 14 2, 099 41. 1 2, 010 2, 057
8 216 7. 4 11, 578
せ の お 病 院 8 241 8. 3 12, 105
金 川 病 院 3 64 5. 8 3 49 4. 5 8, 316 8, 904
結 核 病 床 感 染 症 病 床
21 年 度 21 年 度
22 年 度 22 年 度
病 床 数 入 院 患 者 数 病 床 利 用 率 病 床 数 入 院 患 者 数 病 床 利 用 率 病 床 数 入 院 患 者 数 病 床 利 用 率 病 床 数 入 院 患 者 数 病 床 利 用 率
床 人 % 床 人 %
床 人 % 床 人 %
1 2 389 8. 9 6 3 0. 1
1 2 668 15. 3 6 0 0
救急病床の患者数は,市民病院で前年度に比べ 222人(10. 6%)増加,せの お病 院で
25人(11. 6%)増加,金川病院で 15人(30. 6% )の 増加 とな って いる 。ま た, 市民 病
院における結核病床入院患者数は,前年度に比べ 279人(71. 7%)増加,感染 症病 床入
院患 者数は 前年 度に 比べ 皆減 とな って いる 。
病 床利用 率は いず れも 一般 病床 に比 べ著 しく 低く なっ てい るが ,こ れら の医 療は 公 的医 療機関 が積 極的 に担 うべ き分 野と の認 識か ら, 救急 病床 は合 計25床, 結核 病床 は
12床,感染症病床は 6床を 常に 確保 し,一般 に不 採算 部門 とさ れる リハビ リテ ーシ ョン
次に,患者1人1日当たり医業収益は 23, 941円で,前年度に比べ1, 407円(6. 2% ) 増加,医業費用は23, 868円で,893円(3. 9%) の増 加と なっ てお り, 病院 別で は次 表 のと おりで ある 。
患者 1 人 1 日 当た り医 業収 益及 び医 業費 用
医 業 収 益 医 業 費 用
区 分 増,減(△) C 増,減(△) C
C( A- B) B C( A- B) B
22年度A 21年度B 22年度A 21年度B
円 円 円 % 円 円 円 %
市 民 病 院 27, 619 25, 630 1, 989 7. 8 26, 919 25, 741 1, 178 4. 6 せ の お 病 院 15, 370 15, 148 222 1. 5 14, 980 15, 756 △ 776 △ 4. 9 金 川 病 院 10, 916 10, 340 576 5. 6 15, 585 12, 982 2, 603 20. 1 23, 941 22, 534 1, 407 6. 2 23, 868 22, 975 893 3. 9 病 院 事 業 会 計
, , ( )
さらに 患者1人1日当たり診療収益は 21, 427円で 前年度に比べ 1, 081円 5. 3%
の増 加とな って おり ,病 院別 では 次表 のと おり であ る。
患者 1 人 1 日当 たり 診療 収益
入 院 収 益 外 来 収 益 診 療 収 益(計)
区 分 , ( ) C , ( ) C , ( ) C
22年度A 21年度B 22年度A 21年度B 22年度A 21年度B
増 減 △ 増 減 △ 増 減 △
C( A- B) B C( A- B) B C( A- B) B
% % %
円 円 円 円 円 円 円 円 円
44, 810 42, 462 2, 348 5. 5 10, 160 9, 130 1, 030 11. 3 24, 992 23, 451 1, 541 6. 6 市 民 病 院
26, 846 27, 785 △ 939 3. 4 6, 036 5, 834 202 3. 5 12, 734 12, 490 244 2. 0
せ の お 病 院 △
16, 453 16, 799 △ 346 2. 1 3, 984 3, 953 31 0. 8 9, 347 8, 769 578 6. 6
金 川 病 院 △
39, 466 38, 437 1, 029 2. 7 8, 786 8, 008 778 9. 7 21, 427 20, 346 1, 081 5. 3 病院事業会計
( 2) 建 設改良 事業
2
予 算 の 執 行 状 況
( 1) 収 益的収 入及 び支 出
収 益的収 入及 び支 出の 予算 執行 状況 は, 次表 のと おり であ る。(資 料第 3- 1参照 )
収 益的 収入 及び 支出 の予 算執 行状 況
執 行 率 予算 額に 比し
区 分 予 算 額 A 決 算 額 B B 増, 減( △ )
A 又 は 不 用 額
円 円 % 円
収 市 民 病院 7, 452, 452, 000 7, 426, 868, 799 99. 7 △ 25, 583, 201
せのお病院 928, 613, 000 923, 737, 764 99. 5 △ 4, 875, 236
益
金 川 病院 458, 870, 000 463, 502, 094 101. 0 4, 632, 094 的
8, 839, 935, 000 8, 814, 108, 657 99. 7 △ 25, 826, 343 収
病 院 事 業 会 計 入
収 市 民 病院 7, 377, 731, 000 7, 285, 943, 091 98. 8 91, 787, 909
せのお病院 928, 417, 000 897, 202, 109 96. 6 31, 214, 891
益
金 川 病院 622, 686, 000 603, 595, 812 96. 9 19, 090, 188 的
8, 928, 834, 000 8, 786, 741, 012 98. 4 142, 092, 988 支
病 院 事 業 会 計 出
( 注 ) 決算 額 の うち , 収 益的 収 入 にお け る 仮受 消 費 税及 び 地 方消 費 税は 15, 659, 658円 ,収 益 的 支 出に お け る仮 払 消 費税 及 び 地方 消 費 税は 156, 404, 122円 で あ る
収益的収入決算額 88億 1, 410万円は,予算額 88億 3, 993万円に対し99. 7% の執 行率(市
民病院99. 7%,せのお病院99. 5%,金川病院101. 0%),ま た, 収益 的支 出決 算額 87億
8, 674万円は,予算額89億2, 883万円に対し 98. 4%の 執行 率( 市民 病院 98. 8%, せの お 病院 96. 6%,金川病院96. 9% )と なっ てい る。
収 益的収 入に おい て, 市民 病院 ,せ のお 病院 とも に主 に医 業収 益が 見込 みよ り少 な かっ たため ,決 算額 が予 算額 を下 回っ てい る。 金川 病院 につ いて は, 入院 患者 の増 加 によ り,決 算額 が予 算額 を上 回っ てい る。
収 益的支 出に おい て, 不用 額の 主な もの は医 業費 用で ,給 与費 ,材 料費 ,経 費等 が 見込 みより 少な かっ たた めで ある 。
( 2) 資 本的収 入及 び支 出
資 本的 収入 及び 支出 の予 算執 行状 況
予 算 額 に 比 し
執 行 率 翌年度への財源繰越
増 , 減 ( △
)
区 分 予 算 額 A 決 算 額 B B (未収入特定財源)
又
は
不
用
額
A 又 は 繰 越 額
円 円 % 円 円
資 市 民 病院 564, 633, 000 565, 285, 303 100. 1 0 652, 303
本 せのお病院 139, 467, 000 134, 567, 380 96. 5 0 △4, 899, 620
的 金 川 病院 3, 223, 000 3, 212, 236 99. 7 0 △ 10, 764
221, 526, 500 221, 211, 968 99. 9 0 △ 314, 532 収 総 合 保 健 福 祉 施 設
(金川病院併設)建設事業費 入
928, 849, 500 924, 276, 887 99. 5 0 4, 572, 613
病 院 事 業 会 計 △
市 民 病院 686, 846, 000 686, 283, 350 99. 9 0 562, 650
資
せのお病院 170, 171, 000 170, 170, 850 100. 0 0 150
本
金 川 病院 6, 425, 000 6, 424, 477 100. 0 0 523
的
支 221, 526, 500 221, 211, 968 99. 9 0 314, 532
総 合 保 健 福 祉 施 設 (金川病院併設)建設事業費 出
1, 084, 968, 500 1, 084, 090, 645 99. 9 0 877, 855 病 院 事 業 会 計
( 注 ) 決 算 額 の う ち , 資 本 的 収 入 に お け る 仮 受 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 は 3, 782円 , 資 本 的 支 出 に お ける 仮 払 消費 税 及 び地 方 消 費税 は 25, 570, 868円 で あ る
資本的収入決算額 9億 2, 427万円は,予算額9億2, 884万円に対し 99. 5%の 執行 率, ま た,資本的支出決算額10億8, 409万円は,予算額10億8, 496万円に対し 99. 9%の 執行 率 とな ってい る。
資 本 的 収 支 に お け る 不 足 額 の 補 て ん 財 源 状 況 に つ い て み る と , 資 本 的 収 入 額 9億 2, 427万円は,資本的支出額 10億 8, 409万円に対して 1億5, 981万円 不足 する が, これ は 当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額107万円,過年度分損益勘定留保資金 1億5, 873万 円で 補て んし てい る。
, , 。
な お 資本 的収 支に おけ る不 足額 の病 院別 補て ん財 源状 況は 次表の とお りで ある
資 本的 収支 にお ける 不足額 の病 院別 補て ん財 源状 況
区 分 合 計
当 年 度 分 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税
過 年 度 分 損 益 勘 定 留 保 資 金
資
本
的
収
支
調
整
額
円 円 円
市 民 病 院 487, 128 120, 510, 919 120, 998, 047
せ の お 病 院 108, 237 35, 495, 233 35, 603, 470
金 川 病 院 479, 937 2, 732, 304 3, 212, 241
病院 事業 会計 1, 075, 302 158, 738, 456 159, 813, 758
3
経
営
成
績
( 1) 総 合 成 績
総合成績は,次表のとおりである。(資料第 4- 1∼4,第6- 1∼ 5,第 8参 照)
損益(△損失) 当年度未処分利益剰余金 総収支
比率
前年度比 前年度比
指数 指数
円 % 円 % 円 円 %
80.4 96.0
100 100
100.4 100.3 100.4 100.3 102.8 100.2 103.2 100.6 95.4 98.3 98.5 98.9 106.5 104.4 104.9 103.2 (注)指数は平成18年度を100として算出
A/B 年
度
総 収 益
△ 8,284,017,238 100.3 22 8,798,448,999 8,772,156,656 26,292,343
△ 8, 310, 309, 581
98.7
98.8
101.2
98.3 8, 402, 063, 451 △ 142, 638, 321
(△累積欠損金)
△ 110, 218, 807
△ 105, 266, 419
106, 704, 112 △ 8, 167, 671, 260 8, 527, 469, 829
△ 8, 169, 108, 953
△ 8, 274, 375, 372
21
8, 389, 075, 543
8, 422, 203, 410
8, 655, 388, 321
8, 259, 425, 130 18
19
20
総 合 成 績
8, 548, 684, 209 総 費 用 金 額 A 金 額 B
8, 499, 294, 350
総収益は 87億 9, 844万円で,前年度に比べ5億 3, 902万円(6. 5% )の 増収 とな って い る。これは主に,医業収益が5億 6, 151万 円増 加し たため であ る。総 費用 は87億7, 215万 円で,前年度に比べ 3億 7, 009万円(4. 4%)の 増費 とな って いる。こ れは 主に,医 業費 用 が 3億 8, 118万 円 増 加 し た た め で あ る 。 そ の 結 果 , 総 収 支 比 率 は 100. 3% ( 前 年 度 98. 3%)を示し,2, 629万円 の純 利益 を生 じ, 累積 欠損金 は82億8, 401万円 に減 少し て いる 。
病 院別に みる と, 次の とお りで ある 。
市民病院では,総収益は74億1, 450万円で,前年度に比べ4億4, 770万円( 6. 4%) の 増収となっている。総費用は 72億 7, 406万円で,前年度に比べ 2億 4, 269万円(3. 5% ) の増費となっている。その結果,総収支比率は 101. 9%(前年度99. 1% )を 示し ,1億 4, 043万円の純利益を生じ,累積欠損金は 54億 2, 792万円 に減 少し てい る。
損益(△損失) 当年度未処分利益剰余金 総収支
比率
前年度比 前年度比
指数 指数
円 % 円 % 円 円 %
77.7 96.0 100 100 101.2 100.4 101.2 100.4 104.1 101.5 105.3 102.0 94.6 98.7 99.7 100.7 106.4 103.5 106.1 104.1 金 額 A
年 度
総 収 益 総 費 用
140,438,580 22 7,414,501,970 7,274,063,390
18
19
6, 966, 794, 274
100.1
20
21
6, 989, 131, 405
7, 070, 047, 395
7, 360, 712, 390
4, 633, 635
総 合 成 績 ( 市 民 病 院 )
△ 5,427,921,282 101.9 103.3
金 額 B A/B
6, 984, 497, 770
7, 015, 890, 845
△ 5, 568, 359, 862 (△累積欠損金) A−B
△ 5, 795, 255, 366
△ 5, 741, 098, 816
△ 64, 575, 345
100.8 54, 156, 550
237, 314, 299 △ 5, 503, 784, 517
(注)・指数は平成18年度を100として算出
99.1 7, 123, 398, 091
7, 031, 369, 619
損益(△損失) 当年度未処分利益剰余金 総収支
比率
前年度比 前年度比
指数 指数
円 % 円 % 円 円 %
98.0 99.9 100 100 98.5 101.5 98.5 101.5 98.4 93.8 96.9 95.2 98.1 94.3 95.1 89.8 105.0 99.3 99.8 89.2 97.3 955, 402, 368
901, 322, 048 △ 24, 160, 663
89.2 (△累積欠損金)
△ 80, 781, 555
△ 110, 195, 848
△ 61, 007, 666 △ 2, 296, 621, 757 A−B
△ 2, 125, 418, 243
△ 2, 235, 614, 091 1, 018, 750, 323
△ 2, 320, 782, 420 20
21
922, 698, 997
908, 554, 475
894, 394, 702
総 費 用
26,427,418
91.9
総 合 成 績 ( せ の お 病 院 )
△ 2,294,355,002 103.0 93.6
金 額 B A/B
1, 003, 480, 552
(注)指数は平成18年度を100として算出 金 額 A
22 921,276,507 894,849,089 18
19
877, 161, 385 年
度
せのお病院では,総収益は 9億 2, 127万円で,前年度に比べ 4, 411万円(5. 0% )の 増 収となっている。総費用は8億9, 484万円で,前年度に比べ647万円(0. 7% )の 減費 と なっている。その結果,総収支比率は 103. 0%(前年度97. 3%)を示し,2, 642万円 の 純利益を生じ,累積欠損金は 22億 9, 435万 円に 減少 してい る。
金川病院では,総収益は4億6, 267万円で,前年度に比べ4, 720万円(11. 4%)の 増収 となっている。総費用は 6億 324万円で,前年度に比べ1億 3, 387万円( 28. 5%) の増 費 となっている。その結果,総収支比率は 76. 7%(前年度 88. 5%)を示し, 1億4, 057万 円の純損失を生じ,累積欠損金は 5億 6, 174万円 に増 加し てい る。
損益(△損失) 当年度未処分利益剰余金 総収支
比率
前年度比 前年度比
指数 指数
円 % 円 % 円 円 %
95.7 88.5
100 100
93.0 96.4 93.0 96.4 90.2 95.3 83.9 91.9 103.8 99.9 87.1 91.8 111.4 128.5 96.9 118.0
△ 53, 902, 313
(注)・指数は平成18年度を100として算出
総 合 成 績 ( 金 川 病 院 )
469, 883, 750 総 費 用
金 額 A 金 額 B
511, 316, 028
21
477, 245, 141
443, 601, 540
400, 281, 229
415, 469, 471 18
19
20
492, 828, 661
△ 248, 435, 344
△ 297, 662, 465 A−B
469, 371, 784
93.3
90.0
85.2
88.5 △ 421, 167, 299
△ 34, 070, 887
△ 49, 227, 121
△ 69, 602, 521 △ 367, 264, 986
A/B 年
度
総 収 益
(△累積欠損金)
( 2) 経 常 収 益
経常収益は 87億 9, 398万円で,前年度に比べ 6. 5%の 増収 であ り,科目 別内 訳は,次 表の とお りで ある。( 資料 第4- 1∼ 4参照 )
経 常 収 益
区 22 年 度 21 年 度 増,減(△ ) C
科 目
C(A−B) B 分
金 額 A 構成比 金 額 B 構成比
% % %
円 円 円
医 業 収 益 7, 217, 875, 188 97. 4 6, 753, 934, 153 97. 0 463, 941, 035 6. 9
入 院 収 益 5, 012, 497, 903 67. 6 4, 807, 467, 280 69. 0 205, 030, 623 4. 3 市
外 来 収 益 1, 518, 748, 159 20. 5 1, 372, 265, 066 19. 7 146, 483, 093 10. 7
9. 3 8. 2 112, 427, 319 19. 6 民
そ の 他 医 業 収 益 686, 629, 126 574, 201, 807
医業外収益 192, 651, 426 2. 6 210, 869, 560 3. 0 △ 18, 218, 134 △ 8. 6
5, 776, 789 0. 1 6, 653, 813 0. 1 △ 877, 024 △ 13. 2 病
受 取 利 息 配 当 金
153, 344, 887 2. 1 167, 027, 561 2. △ 13, 682, 674 △ 8. 2
負 担 金 交 付 金 4
補 助 金 10, 000 0. 0 10, 000 0. 0 0 − 院
33, 519, 750 0. 5 37, 178, 186 0. 5 △ 3, 658, 436 △ 9. 8 その他医業外収益
合 計 7, 410, 526, 614 100. 0 6, 964, 803, 713 100. 0 445, 722, 901 6. 4
医 業 収 益 831, 805, 804 90. 3 782, 930, 526 89. 6 48, 875, 278 6. 2
入 院 収 益 467, 599, 846 50. 8 435, 417, 508 49. 8 32, 182, 338 7. 4 せ
外 来 収 益 221, 523, 377 24. 1 210, 099, 437 24. 0 11, 423, 940 5. 4
142, 682, 581 15. 5 137, 413, 581 15. 7 5, 269, 000 3. 8 の そ の 他 医 業 収 益
医業外収益 89, 014, 418 9. 7 91, 111, 426 10. 4 △ 2, 097, 008 △ 2. 3
17, 588 0. 0 22, 868 0. 0 △ 5, 280 △ 23. 1 お
受 取 利 息 配 当 金
87, 681, 482 9. 5 89, 886, 355 10. 3 △ 2, 204, 873 △ 2. 5 負 担 金 交 付 金
補 助 金 0 0 0 0 0 −
病
1, 315, 348 0. 1 1, 202, 203 0. 1 113, 145 9. 4 院 その他医業外収益
合 計 920, 820, 222 100. 0 874, 041, 952 100. 0 46, 778, 270 5. 4
医 業 収 益 416, 842, 169 90. 1 368, 141, 483 88. 6 48, 700, 686 13. 2
金 入 院 収 益 270, 244, 095 58. 4 224, 215, 340 54. 0 46, 028, 755 20. 5
外 来 収 益 86, 682, 376 18. 7 87, 966, 238 21. 2 △ 1, 283, 862 △ 1. 5
7. 1 川
そ の 他 医 業 収 益 59, 915, 698 13. 0 55, 959, 905 13. 5 3, 955, 793
△ 2. 9 医業外収益 45, 798, 329 9. 9 47, 161, 228 11. 4 △ 1, 362, 899
5, 529 0. 0 9, 459 0. 0 △ 3, 930 △ 41. 5
病
受 取 利 息 配 当 金
45, 358, 698 9. 8 46, 722, 352 11. 3 △ 1, 363, 654 △ 2. 9 負 担 金 交 付 金
補 助 金 0 0 0 0 0 −
434, 102 429, 417 4, 685 1. 1
院 その他医業外収益 0. 1 0. 1
区 22 年 度 21 年 度 増,減(△ ) C 科 目
C(A−B) B 分
金 額 A 構成比 金 額 B 構成比
% % %
円 円 円
医 業 収 益 8, 466, 523, 161 96. 3 7, 905, 006, 162 95. 8 561, 516, 999 7. 1 病
入 院 収 益 5, 750, 341, 844 65. 4 5, 467, 100, 128 66. 2 283, 241, 716 5. 2
外 来 収 益 1, 826, 953, 912 20. 8 1, 670, 330, 741 20. 2 156, 623, 171 9. 4 院
889, 227, 405 10. 1 767, 575, 293 9. 3 121, 652, 112 15. 8 事 そ の 他 医 業 収 益
医業外収益 327, 464, 173 3. 7 349, 142, 214 4. 2 △ 21, 678, 041 △ 6. 2
5, 799, 906 0. 1 6, 686, 140 0. 1 △ 886, 234 △ 13. 3 業
受 取 利 息 配 当 金
286, 385, 067 3. 3 303, 636, 268 3. 7 △ 17, 251, 201 △ 5. 7 会 負 担 金 交 付 金
補 助 金 10, 000 0. 0 10, 000 0. 0 0 −
35, 269, 200 0. 4 38, 809, 806 0. 5 △ 3, 540, 606 △ 9. 1 計
その他医業外収益
合 計 8, 793, 987, 334 100. 0 8, 254, 148, 376 100. 0 539, 838, 958 6. 5
経常収益は前年度に比べ5億3, 983万円(6. 5%)の増収となっている。これは医業外
収益が2, 167万円(6. 2%)減少したが,医業収益が5億6, 151万円(7. 1%)増加したた めである。
主な科目の増減状況は,次のとおりである。
ア 入院 収益
, ( )
病院事業会計の入院収益は57億 5, 034万円で 前年度に比べ 2億 8, 324万円 5. 2%
の 増収 とな って いる 。
病院別にみると,市民病院は 2億 503万円(4. 3%) の増 収と なっ てお り, これ は 入院患者数が1. 2%減 少し たが,患者 1人 1日 当た り診 療収 益が 5. 5% 増加 した ため で ある 。
せのお病院も 3, 218万円(7. 4%)の 増収 とな って おり,これ は患者 1人 1日 当た り診療収益は3. 4%減少したが,入院患者数が 11. 1% 増加 した ため であ る。
金川病院も4, 602万円( 20. 5%) の増 収と なっ てお り, これ は患 者1 人1 日当 た り診療収益は2. 1%減少したが,入院患者数が 23. 1% 増加 した ため であ る。
イ 外来 収益
, ( )
病院事業会計の外来収益は18億 2, 695万円で 前年度に比べ 1億 5, 662万円 9. 4%
の 増収 とな って いる 。
病院別にみると,市民病院は 1億 4, 648万円(10. 7%)の 増収 とな って おり,これ は外来患者数は 0. 5% 減少 した が, 患者 1人 1日 当た り診 療収 益が 11. 3%増 加し た た めで ある 。
ウ その 他医 業収 益
その他医業収益は 8億8, 922万円で,前年度に比べ 1億2, 165万円(15. 8%)の 増収 と なっ てい る。
エ 一般 会計 負担 金
一般 会計 負担 金の 状況 は, 次の とお りで ある。( 資料 第7- 1∼5参照 )
医業 収益 に含 まれ る一 般会 計負 担金 は, 病院 事業会 計で は6億64万円 で, 前年 度 に比べ 1億3, 144万円(28. 0%)の増 収と なっ てい る。これ は主 に,市 民病 院に おい て 結核 病棟 運営 に要 する 経費 に対 する 負担 金が 313万円( 3. 0%),小 児医 療に 要す
る経費に対する負担金が 374万円(26. 8%),小児 救急 に要 する 経費に 対す る負 担金
が 106万円( 10. 7%) それ ぞれ 減少 した が, 救急 医療 の確 保に 要す る経 費に 対す る 負担金が1億 2, 992万円( 95. 1%),せ のお 病院 にお いて 救急 医療 の確 保に 要す る経 費に対する負担金が 522万円( 7. 0%) それ ぞれ 増加し たた めで ある 。
医業 外収 益に 含ま れる 一般 会計 負担 金は,病院 事業 会計 では 2億8, 638万円 で,前 年度に比べ 1, 725万円(5. 7%)の減 収と なっ てい る。これ は主 に,市 民病 院に おい
て子ども手当に要する経費に対する負担金が 1, 941万 円(皆増),高度 医療 に要 する
経費に対する負担金が843万円(21. 8% )そ れぞ れ増 加し たが ,児 童手 当に 要す る
経費に対する負担金が499万円(皆 減),共済 組合 追加 費用 に要 する経 費に 対す る負
( ), ( ),
担金が2, 406万円 71. 7% 企業 債利 息償 還額 に対 する 負担 金が 514万円 8. 8% せ のお 病院 にお いて 企業 債利 息償 還額 に対 する 負担金 が402万円(5. 7%)それ ぞれ 減 少し たた めで ある 。
ま た , 病 院 事 業 資 本 的 収 入 に 含 ま れ る 他 会 計 負 担 金 は , 病 院 事 業 会 計 で は
, ( ) 。 ,
4億7, 417万円で 前年度に比べ620万円 1. 3% の 増収 とな って いる これ は主 に
市 民病 院に おい て企 業債 元金 償還 額に 対す る負 担金は 4, 849万円(13. 9%),建 設改 良費に対する負担金が756万円(38. 3% )そ れぞ れ減 少し たが ,せ のお 病院 にお い
て企業債元金償還額に対する負担金が 909万円( 9. 3%),総 合保 健福 祉施 設( 金川
( 3) 経 常 費 用
経常費用は87億4, 715万円で,前年度に比べ 4. 5% の増 費で あり,科 目別 内訳 は,次 表の とおり であ る。( 資料 第4- 1∼4参照)
経 常 費 用
区 22 年 度 21 年 度 増,減(△ ) C
科 目
分 C(A−B) B
金 額 A 構成比 金 額 B 構成比
% % %
円 円 円
医 業 費 用 7, 035, 030, 904 97. 0 6, 783, 133, 393 96. 8 251, 897, 511 3. 7
市 給 与 費 3, 862, 872, 111 53. 3 3, 614, 956, 657 51. 6 247, 915, 454 6. 9
材 料 費 1, 846, 173, 924 25. 5 1, 876, 601, 378 26. 8 △ 30, 427, 454 △ 1. 6
民 経 費 920, 922, 805 12. 7 885, 297, 077 12. 6 35, 625, 728 4. 0
減価償却費 383, 555, 036 5. 3 392, 611, 867 5. 6 △ 9, 056, 831 △ 2. 3 病 資産減耗費 9, 382, 180 0. 1 2, 496, 696 0. 0 6, 885, 484 275. 8
研究研修費 12, 124, 848 0. 2 11, 169, 718 0. 2 955, 130 8. 6
院 医 業 外 費 用 216, 504, 912 3. 0 221, 757, 776 3. 2 △ 5, 252, 864 △ 2. 4
合 計 7, 251, 535, 816 100. 0 7, 004, 891, 169 100. 0 246, 644, 647 3. 5
医 業 費 用 810, 704, 023 90. 8 814, 357, 595 90. 5 △ 3, 653, 572 △ 0. 4
給 与 費 488, 315, 421 54. 7 466, 119, 662 51. 8 22, 195, 759 4. 8 せ
材 料 費 91, 087, 900 10. 2 88, 762, 566 9. 9 2, 325, 334 2. 6
経 費 154, 348, 120 17. 3 142, 734, 385 15. 9 11, 613, 735 8. 1 の
減価償却費 74, 048, 382 8. 3 114, 593, 324 12. 7 △ 40, 544, 942 △ 35. 4 お
資産減耗費 1, 495, 902 0. 2 477, 375 0. 1 1, 018, 527 213. 4
研究研修費 1, 408, 298 0. 2 1, 670, 283 0. 2 △ 261, 985 △ 15. 7 病
医 業 外 費 用 82, 145, 976 9. 2 85, 554, 517 9. 5 △ 3, 408, 541 △ 4. 0 院
合 計 892, 849, 999 100. 0 899, 912, 112 100. 0 △ 7, 062, 113 △ 0. 8
医 業 費 用 595, 120, 563 98. 7 462, 177, 357 98. 6 132, 943, 206 28. 8
金 給 与 費 429, 853, 088 71. 3 316, 184, 764 67. 4 113, 668, 324 35. 9 材 料 費 49, 441, 808 8. 2 38, 022, 031 8. 1 11, 419, 777 30. 0
川 経 費 100, 982, 506 16. 8 91, 313, 293 19. 5 9, 669, 213 10. 6
減価償却費 13, 700, 899 2. 3 15, 795, 134 3. 4 △ 2, 094, 235 △ 13. 3
病 資産減耗費 597, 803 0. 1 305, 340 0. 1 292, 463 95. 8
研究研修費 544, 459 0. 1 556, 795 0. 1 △ 12, 336 △ 2. 2
院 医 業 外 費 用 7, 650, 684 1. 3 6, 735, 482 1. 4 915, 202 13. 6
区 22 年 度 21 年 度 増,減(△ ) C 科 目
分 C(A−B) B
金 額 A 構成比 金 額 B 構成比
% % %
円 円 円
医 業 費 用 8, 440, 855, 490 96. 5 8, 059, 668, 345 96. 2 381, 187, 145 4. 7
病 給 与 費 4, 781, 040, 620 54. 7 4, 397, 261, 083 52. 5 383, 779, 537 8. 7 院 材 料 費 1, 986, 703, 632 22. 7 2, 003, 385, 975 23. 9 △ 16, 682, 343 △ 0. 8
事 経 費 1, 176, 253, 431 13. 4 1, 119, 344, 755 13. 4 56, 908, 676 5. 1
減価償却費 471, 304, 317 5. 4 523, 000, 325 6. 2 △ 51, 696, 008 △ 9. 9 業
会 資産減耗費 11, 475, 885 0. 1 3, 279, 411 0. 0 8, 196, 474 249. 9
計 研究研修費 14, 077, 605 0. 2 13, 396, 796 0. 2 680, 809 5. 1
医 業 外 費 用 306, 301, 572 3. 5 314, 047, 775 3. 8 △ 7, 746, 203 △ 2. 5
合 計 8, 747, 157, 062 100. 0 8, 373, 716, 120 100. 0 373, 440, 942 4. 5
経常費用は前年度に比べ3億7, 344万円( 4. 5%) の増費 とな って いる 。こ れは 医業 外費用は774万円( 2. 5%)減少したが,医業費用が 3億8, 118万円(4. 7%) 増加 した ため である 。
主 な科目 の増 減状 況は ,次 のと おり であ る。
ア 給与費
, ( )
病院事業会計の給与費は47億 8, 104万円で 前年度に比べ3億 8, 377万円 8. 7%
の 増費と なっ てい る。
, ( )
このうち 退職給与金は2億 8, 031万円で , 前年度に比べ 2億6, 727万円 2, 051. 1% の 増費と なっ てい る。 これ は一 般会 計と の間 で平 成22年7月 に締 結し た覚 書に 基づ き,定年,勧 奨及 び普通 退職 に係 る退 職手 当と して 支給 され た2億3, 031万 円と あわ せ て,今 後の 退職 者に対 する 退職 給与 金の 支出 に備 える ため に退 職給 与引 当金 とし て 5, 000万円 を計 上し たも ので ある 。
また,給与費の対医業収益比率でみると 56. 5%で0. 9ポイ ント 上昇 して おり ,病 院別にみると,市民病院は 53. 5%で 前年 度と 同率 ,せ のお 病院 は58. 7%で0. 8ポイ ント低下,金川病院は 103. 1%で17. 2ポ イン ト上 昇して いる 。
なお,参考までに平成 21年 度に おけ る自 治体 病院 の経 営規 模別 の給 与費 対医 業収
益比率(全国平均値)をみると,400床以上500床未満の黒字病院では 52. 0%,赤字
病院では 54. 9%, 50床以上 100床未満の黒字病院では60. 9% ,赤 字病 院で は65. 5% と なって いる。(資 料第 5参照 )
イ 材料費
ウ 経費
病院事業会計の経費は11億7, 625万円で,前年度に比べ5, 690万円(5. 1%) の増 費 となっ てい る。
エ 減価償 却費
, ( )
病院事業会計の減価償却費は4億 7, 130万円で 前年度に比べ 5, 169万円 9. 9%
の 減費と なっ てい る。
オ 医業外 費用
病院事業会計の医業外費用は 3億 630万円で,前年度に比べ774万円(2. 5%)の減
( 4) 経 営 成 績
ア 医業収 支
主 た る 医 業 活 動 の 損 益 を 示 す 医 業 損 益 は , 病 院 事 業 会 計 で は , 医 業 収 益 が 84億 6, 652万円,医業費用が84億4, 085万円で,差し引き2, 566万円 の医 業利 益と なり,前 年度の医業損失1億5, 466万円に比べ 1億 8, 032万円 の改 善と なっ てい る。
これを病院別にみると,市民病院は前年度は 2, 919万 円の 損失 とな って いた が,本
年度は1億8, 284万 円の 利益 とな って いる 。
せのお病院は前年度は3, 142万円 の損 失と なっ ていた が, 本年 度は 2, 110万 円の 利 益 となっ てい る。
金川病院は 1億 7, 827万円の損失となり,前年度の 9, 403万 円の 損失 に比 べ8, 424万 円(89. 6%) の損 失増 加と なっ てい る。(資 料第 4- 1∼4参 照)
また, 医業 収益 と医 業費 用を 対比 し, 業務 活動 の能 率を 示す 医業 収支 比率 は, 病 院事業会計では100. 3%で前年度の 98. 1%に比べ 2. 2ポ イン トの 改善 とな って いる 。 これを 病院 別に みる と, 市民 病院 は前 年度 より 3. 0ポイント改善した102. 6%, せ
のお病院は6. 5ポイント改善した102. 6%,金川病院は9. 7ポ イン ト低下 した 70. 0%と
な ってい る。( 資料 第8参 照)
イ 経常収 支
経常的 な損 益を 示す 経常 損益 は, 病院 事業 会計 では ,経 常収 益が 医業 収益 に医 業 外収益3億2, 746万円を加えた87億9, 398万円 ,経 常費用 が医 業費 用に 医業 外費 用3億 630万円を加えた 87億 4, 715万円で,差し引き 4, 683万円 の経 常利 益と なり,前年 度の 経常損失 1億 1, 956万円に比べ1億6, 639万 円の 改善 とな って いる 。
これを病院別にみると,市民病院は前年度は 4, 008万 円の 損失 とな って いた が,本
年度は1億5, 899万 円の 利益 とな って いる 。
せのお病院は前年度は2, 587万円 の損 失と なっ ていた が, 本年 度は 2, 797万 円の 利 益 となっ てい る。
金川病院は1億4, 013万円の損失となり,前年度の5, 361万円の損失に比べ8, 652万円 ( 161. 4%) の損 失増 加と なっ てい る。(資 料第 4- 1∼ 4参 照)
また, 経常 収益 と経 常費 用を 対比 し, 経常 的な 収益 と費 用の 関連 を示 す経 常収 支 比率は,病院事業会計では 100. 5%で前年度の98. 6%に比べ 1. 9ポイ ント の改 善と な っ ている 。
以上の 経営 成績 をま とめ ると ,次 表の とお りで ある 。
ウ 政令指 定都 市で の比 較
政令指定都市17都市について,平成21年度 の収 益費 用比 率を 比べ ると ,次 表の と お りであ る。
政令指定都市名
人
口
総病床数
医業収支比率
経常収支比率
人
床
%
%
岡
山
市
696, 172
525
95. 2
98. 6
新
潟
市
813, 847
660
94. 8
96. 6
福
岡
市
1, 401, 279
414
93. 5
100. 5
広
島
市
1, 154, 391
1, 700
93. 4
98. 9
さ
い
た
ま
市
1, 176, 314
567
93. 2
100. 5
浜
松
市
804, 032
846
92. 7
101. 2
仙
台
市
1, 025, 098
525
92. 2
100. 8
静
岡
市
723, 323
1, 006
92. 2
100. 3
札
幌
市
1, 880, 863
980
90. 3
99. 2
北
九
州
市
993, 525
1, 440
89. 9
92. 8
堺
市
830, 966
493
88. 2
91. 8
京
都
市
1, 474, 811
615
87. 5
99. 5
川
崎
市
1, 327, 011
1, 552
84. 4
97. 0
大
阪
市
2, 628, 811
1, 690
82. 9
100. 7
千
葉
市
924, 319
681
81. 6
100. 2
横
浜
市
3, 579, 628
1, 584
79. 6
91. 1
名
古
屋
市
2, 215, 062
1, 519
75. 9
83. 9
(注)・人口は平成17年国勢調査,それ以外の数値は地方公営企業年鑑による
・医業収支比率は,統計上,他会計負担金の一部について勘定科目が医業収益と医 業外収益の間において調整されているため,「経営成績の分析」の表中に記した 比率とは異なっている
医業収支比率及び経常収支比率の比較(
平成2
1
年度)
区 分 22 年 度 21 年 度 前年度比
円 円 %
医 業 収 益 ( A) 8, 466, 523, 161 7, 905, 006, 162 107.1
医 業 費 用 ( B) 8, 440, 855, 490 8, 059, 668, 345 104.7
医 業 損 益 ( A- B) 25,667,671 △ 154,662,183
-医 業 収 支 比 率 ( A/ B)
医 業 外 収 益 ( C) 327, 464, 173 349, 142, 214 93.8
医 業 外 費 用 ( D) 306, 301, 572 314, 047, 775 97.5
経 常 収 益 ( E=A+C) 8, 793, 987, 334 8, 254, 148, 376 106.5
経 常 費 用 ( F=B+D) 8, 747, 157, 062 8, 373, 716, 120 104.5
経 常 損 益 ( E- F) 46,830,272 △ 119,567,744
-経 常 収 支 比 率 ( E/ F)
経 営 成 績 の 分 析
100.5% 98.6%
4
財
政
状
態
( 1) 資 産
資産の総額は 97億 1, 021万円で,前年度末に比べ 3億5, 545万円( 3. 8%) 増加 して い る。(資料第 6- 1∼ 5参 照)
ア 固定資 産
, ( ) 。
固定資産は61億 1, 269万円で 前年度末に比べ3, 074万円 0. 5% 増加 して いる
こ の う ち , 建 物 は 33億 1, 326万 円 で , 市 民 病 院 に お け る 西 館 , 別 館 改 修 工 事 等 で 6, 402万円増加したが,減価償却累計額が 2億 1, 017万円 増加 した ため ,差 し引 き1億 4, 615万円( 4. 2% )減 少し てい る。
器 械 備 品 は 10億 8, 900万 円 で , 市 民 病 院 の 電 子 カ ル テ シ ス テ ム な ど に よ り 1億 3, 655万 円 増 加 し た が , 減 価 償 却 累 計 額 が 1億 5, 797万 円 増 加 し た た め , 差 し 引 き 2, 141万円( 1. 9% )減 少し てい る。
また, 総合 保健 福祉 施設 (金 川病 院併 設) 建設 に建 設仮 勘定 2億1, 289万円 を計 上 し ている 。
イ 流動資 産
, ( ) 。
流動資産は35億 228万円で 前年度末に比べ3億 1, 593万円 9. 9% 増 加し てい る
これは主に,現金預金が2億 139万円(11. 0%),未収金が1億 89万円(8. 2%)増 加し た ためで ある 。
未収金の年度末現在高は 13億 3, 844万 円で ある 。これ は主 に, 平成 23年 2, 3月分 の 診 療報酬 請求 に係 る医 業未 収金 で, 翌年 度に 収入 され るも ので ある 。
また, 総合 保健 福祉 施設 (金 川病 院併 設) 建設 にそ の他 流動 資産 11万 円を 計上 し て いる。
なお, 未収 金の 時効 期間 の経 過に よる 不納 欠損 処分 の状 況は ,次 表の とお りで あ る 。
不納欠損額は1, 729万円で,前年度に比べ 86万円(5. 2% )増 加し てい るの で, 引 き 続き早 期徴 収に 努力 され たい 。
不 納 欠 損 処 分
(単位:円)
区 分 22 年 度 21 年 度 20 年 度
市 民 病 院 16, 062, 704 15, 459, 993 17, 716, 005
せ の お 病 院 1, 029, 913 905, 402 1, 636, 822
金 川 病 院 207, 020 71, 420 289, 394
( 2) 負 債
, ( ) 。
負債の総額は22億 870万円で 前年度末に比べ 5, 023万円 2. 2% 減 少し てい る
(資料第6- 1∼ 5参照 )
ア 固定負 債
, ( ) 。
固定負債は16億 9, 500万円で 前年度末に比べ5, 000万円 3. 0% 増加 して いる
これは,退職給与引当金が 5, 000万 円( 皆増 )増 加した ため であ る。 なお, 固定 負債 の状 況は ,次 表の とお りで ある 。
固 定 負 債
(単位:円)
区 分 22 年 度 21 年 度 20 年 度
市 民 病 院 1, 141, 000, 000 1, 091, 000, 000 1, 091, 000, 000 せ の お 病 院 554, 000, 000 554, 000, 000 554, 000, 000
金 川 病 院 0 0 0
0 0
総 合 保 健 福 祉 施 設 ( 金 川 病 院 併 設 ) 建 設
病 院 事 業 会 計 1, 695, 000, 000 1, 645, 000, 000 1, 645, 000, 000
イ 流動負 債
, ( ) 。
流動負債は5億 1, 370万円で 前年度末に比べ1億 23万円 16. 3% 減少 して いる
これは主に,未払金が 1億 708万円( 18. 4%) 減少 した ため であ る。
( 3) 資 本
資本の総額は 75億 151万円で,前年度末に比べ4億 568万円( 5. 7%) 増加 して いる 。 (資料第6- 1∼ 5参照 )
ア 資本金
, ( ) 。
資本金は154億 5, 870万円で 前年度末に比べ 3億5, 621万円 2. 4% 増 加し てい る
こ れ は 企 業 債 の 借 入 が 償 還 を 下 回 っ た こ と に よ り 借 入 資 本 金 は 1 億 1 , 7 9 5 万 円 ( 3. 1% )減 少し たが ,資 本的 収入 にお ける 他会 計負担 金等 によ り自 己資 本金 が4億 7, 417万円( 4. 2% )増 加し たた めで ある 。
また, 総合 保健 福祉 施設 (金 川病 院併 設) 建設 に資 本金 2億2, 352万円 を計 上し て い る。
なお, 企業 債残 高の 状況 は, 次表 のと おり であ る。
企 業 債 残 高
(単位:円)
区 分 22 年 度 21 年 度 20 年 度
市 民 病 院 2, 050, 533, 282 2, 222, 778, 419 2, 429, 813, 418 せ の お 病 院 1, 473, 183, 579 1, 581, 973, 579 1, 676, 492, 046
金 川 病 院 8, 850, 471 15, 274, 948 19, 524, 470
171, 800, 000 2, 300, 000 総 合 保 健 福 祉 施 設 ( 金 川 病 院 併 設 ) 建 設
イ 剰余金
剰余金はマイナス79億5, 719万円で,前年度末に比べ4, 946万円(0. 6%)改善 して
い る。
累積欠損金(当年度未処理欠損金)は 82億 8, 401万円 で, 前年 度末 に比 べ2, 629万 円(0. 3%)減少している。これは金川病院において 1億 4, 057万 円増 加し たが,市民
病院において 1億 4, 043万円,せのお病院において2, 642万円 それ ぞれ減 少し たた めで
あ る。
( 4) 構 成比率 及び 財務 比率
構 成比率 及び 財務 比率 の状 況は ,次 表の とお りで ある。( 資料 第8参照 )
構 成 比 率 及 び 財 務 比 率
( 単位 :% )
ア 自 己資本 構成 比率
病院事業会計では,前年度末に比べ 4. 1ポイント向上し39. 1% とな って いる 。
, 。 ,
病院別にみると 市民病院は4. 5ポイント向上し53. 0% とな って いる こ れは 主に
自 己資本 金が 増加 した ため であ る。
せのお 病院 はマ イナ ス値 とな って いる 。こ れは 剰余 金の マイ ナス 額が 自己 資本 金 を 上回っ てい るた めで ある 。
金川病 院は マイ ナス 値に 転じ た。 これ は剰 余金 のマ イナ ス額 が自 己資 本金 を上 回 っ たため であ る。
総合保健福祉施設( 金川病院併設)建設は 22. 5ポイント向上し 23. 1%と なっ てい る 。
年度 市民病院 せのお病院 金川病院
総合保健福祉施設
(金川病院併設)建設 病院事業会計
20 45. 0 △ 25. 0 46. 9 31. 6
自己資本金+剰余金 総資本( 負債資本合計)
22 53. 0 △ 14. 8 △ 36. 0 23. 1 39. 1
20 537. 6 134. 5 70. 3 493. 1
流動資産 流動負債
22 781. 4 523. 5 29. 8 − 681. 8
20 480. 0 125. 5 64. 7 470. 3
現金預金+未収金 流動負債
22 697. 5 493. 1 28. 0 − 656. 1
20 65. 2 96. 7 123. 0 72. 4
固定資産
資本金+剰余金+固定負債
22 57. 7 89. 1 △ 189. 2 95. 2 66. 5
(注)病院別は病院間資金流用消去前の金額,病院事業会計は病院間資金流用消去後の金額を用いている 0. 6
−
−
95. 2 21
分 析 項 目
69. 6 財
務
比
率 構
成
比
率
(望ましい比率100%以下) (望ましい比率100%以上) (望ましい比率200%以上) (比率は大きいほどよい) 自 己 資 本 構 成 比 率
499. 8
当 座 比 率
62. 4 92. 9 522. 7
× 100 21
× 100
206. 9 51. 8
194. 8 193. 1 47. 9 × 100 21 574. 1
固定資産対長期資本比率
△ 21. 8 26. 5 35. 0
519. 0 × 100 21 48. 5
イ 流動比 率
病院事業会計では,前年度末に比べ 162. 8ポイント向上し 681. 8% とな って いる 。 こ れは主 に, 現金 預金 及び 未収 金が 増加 し, 未払 金が 減少 した ため であ る。
病院別にみると,市民病院は 207. 3ポイント向上し781. 4%と なっ てい る。 これ は 主 に,現 金預 金, 未収 金及 び病 院間 資金 流用 によ る短 期貸 付金 が増 加し ,未 払金 が 減 少した ため であ る。
せのお病院は316. 6ポイント向上し523. 5% とな って いる 。こ れは 主に ,病 院間 資 金 流用に よる 一時 借入 金が 減少 した ため であ る。
金川病院は 22. 0ポイント低下し29. 8% とな って いる 。こ れは 主に ,病 院間 資金 流 用 による 一時 借入 金が 増加 した ため であ る。
市民病 院, せの お病 院は 望ま しい とさ れる 比率 を示 して いる 。
ウ 当座比 率
病院事業会計では,前年度末に比べ 156. 3ポイント向上し 656. 1% とな って いる 。 こ れは主 に, 現金 預金 及び 未収 金が 増加 し, 未払 金が 減少 した ため であ る。
病院別にみると,市民病院は 174. 8ポイント向上し697. 5%と なっ てい る。 これ は 主 に,現 金預 金及 び未 収金 が増 加し ,未 払金 が減 少し たた めで ある 。
せのお病院は300. 0ポイント向上し493. 1% とな って いる 。こ れは 主に ,未 収金 が 増 加し, 病院 間資 金流 用に よる 一時 借入 金が 減少 した ため であ る。
金川病院は 19. 9ポイント低下し28. 0% とな って いる 。こ れは 主に ,病 院間 資金 流 用 による 一時 借入 金が 増加 した ため であ る。
市民病 院, せの お病 院は 望ま しい とさ れる 比率 を示 して いる 。
エ 固定資 産対 長期 資本 比率
病院事業会計では,前年度末に比べ 3. 1ポイント向上し66. 5% とな って いる 。
, 。 ,
病院別にみると 市民病院は4. 7ポイント向上し57. 7% とな って いる こ れは 主に
固 定資産 が減 少し ,資 本金 が増 加し たた めで ある 。
せのお病院は3. 8ポイント向上し 89. 1%と なっ ている。こ れは 主に,固定 資産 が減
少 したた めで ある 。
金川病 院は マイ ナス 値に 転じ た。 これ は主 に, 剰余 金の マイ ナス 額が 資本 金を 上 回 ったた めで ある 。
市民病 院, せの お病 院は 望ま しい とさ れる 比率 を示 して いる 。
総合保健福祉施設( 金川 病院 併設)建設 は固 定資 産対 長期 資本 比率 が95. 2% で,前
5
む
す
び
本 事業 の運営 状況 の概 要は ,以 上の とお りで ある 。
本 年 度は , 市 民病 院 に おけ る救 急医 療セ ンタ ーの 開設 ,D PC (包 括払い 方式 )導 入に よ る 質 の 高 い 医 療 サ ー ビ ス の 開 始 及 び 電 子 カ ル テ 導 入 に よ る 情 報 の 共 有 化 や 事 務 の 効 率 化, せ のお 病 院 にお け る 内科 医師 増員 によ る医 療体 制の 強化 や感 染症 対策の ため の感 染防
, ( )
止ク リー ンベッ ド等 医療 機器 の購 入 金 川病 院に おけ る総 合保 健福祉 施設 金川 病院 併設
の本 体 建設 工 事 の着 手 な ど, 公的 医療 機関 とし て良 質で 高度 な医 療の 提供や サー ビス の向 上に 引き 続き努 めて いる 。
業務 実 績に つ い てみ る と, 入院 患者 数は 前年 度に 比べ 2. 4%増の 145, 703人 ,外 来患 者数 は 0. 3% 減 の 207, 937人で ,総 患者 数は 353, 640人と なり 前年度 に比 べ 2, 835人 ( 0. 8% )の 増加 とな ってい る。
経 営 成 績に つ い てみ る と, 市 民病 院 は 2年 ぶ り の 黒 字 と な り , せ の お 病 院 は 平 成 12年 の 地方 公 営企 業 法 全部 適 用 後初 めて の黒 字と なっ たが ,金 川病 院は 赤字 額が増 加し てい る。 病院 事 業会 計 の総 収 益は 87億 9, 844万円 ,総 費用は 87億 7, 215万円で 2, 629万 円 の 純 利 益 を 生じ,累積欠損金は前年度末の 83億1, 030万円から 82億 8, 401万円 へと 減少 して いる 。
病院事業本来の医業活動を示す医業収支比率は 100. 3%で,前年度の 98. 1%に比べ 2. 2ポ イ ン ト 向 上 し , 病 院 事 業 の 経 常 的 な 収 益 と 費 用 の 関 連 を 示 す 経 常 収 支 比 率 は 100. 5% で , 前年 度 の 98. 6% に 比べ 1. 9ポ イ ン ト 向 上 し て い る 。 ま た , 病 院 事 業 全 体 で み た 財 務 比 率 は いず れ も向 上 し ,特 に 支 払能 力を 見る 流動 比率 及び 当座 比率 はど ちら も健全 な比 率を 示し てい る。 これは ,現 金預 金及 び未 収金 の増 加と 未払 金の 減少 が主 な要 因と なっ てい る。
病 院 事業 全 体 とし て は ,構 成比 率, 財務 比率 及び 収益 率の いず れも 前年度 と比 較し 改善 して い るが , 今 後の 病 院 事業 につ いて みる と, 多額 の企 業債 の償 還負 担,国 によ る医 療制 度改 革 や医 療 費 適正 化 策 の影 響な ど, 3病 院を 取り 巻く 環境 は依 然と して厳 しい 状況 にあ る。