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10 学生生活への配慮 10 学生生活への配慮

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(1)

目標:本学は中央区築地にあって、中央区保健所、聖路加国際病院および予防医療センターなどヘル スサービスの提供を担う地区に位置している。このような環境の中で学生がより充実したキャ ンパスライフを送ることができるよう配慮を施す必要がある。特に経済的な問題、心身の健康、

ハラスメント、就職・進学等の将来の問題、課外活動の充実などの問題は学生生活の質に影響 を与える大きな要因であり、これらの現状を把握し、適切な対応をしていかなければならない。

本学は、これらのさまざまな学生生活に関する課題に対応してきた組織体制のあり方を改め て点検し、より適切に対応するためのシステムへと変化することをめざしている。特に学生部 を中心に、教員、健康管理室保健師ならびに校医、奨学金等担当事務部門である学生課、そし て学生諸委員会との有機的な連携をさらに推進し、学生生活の充実を実現することを達成すべ き目標としている。

1)学生への経済的支援

【現状の説明】

本学の奨学金制度は、学内奨学金と学外奨学金(日本学生支援機構、地方公共団体、民間団体による 奨学金)に大別される。奨学生の選考においては、各奨学金制度の趣旨に応じ、規程に則って、経済的 必要性、学業成績、および就学目的などが考慮される。多様な奨学金制度を紹介し、学生の状況に合 った経済的支援が受けられるように配慮している。2006年度に本学で取り扱った奨学金は、学部では 21種類、大学院では14種類である。採用は学部8種類、大学院5種類である。そのほかに大学院生の 場合、個人で申請する奨学金が数種類ある。

奨学金を受けている学生は、学部生346名中128名(37%)、大学院生130名中58名(45%)である。

そのうち主な奨学金は、日本学生支援機構の奨学金で一種および二種あわせて、学部生77名(学部生 の22%)、大学院生34名(院生の26%)である。次に多いのが本学独自の奨学金制度である聖路加看護 学園貸与奨学金で、学部生23名(7%)、大学院生18名(14%)である。2002年度に緊急採用を設けて いるが、昨年度の申請はない。

日本学生支援機構は、2005年度の学部生への年間支給総額は51,018,000円であったが、奨学金を必 要とするほとんどの学生が希望している。高校での予約を事前に得てくる学生も毎年いる。本学の場 合、2年次以上の採用内示数の少ないところに学士編入生が20名以上入学してくるのでかなり厳しい。

しかし、今年は第二種の追加募集(残存適格者)があったため、昨年度より採用者数は増加した。

給付の奨学金は5種類あり、いずれも本学学生に支給したいという団体からのものである。

岡村育英会は2005年度より学部2~4年(学士編入3~4年)を対象に支給を開始し、4名採用さ れた。また、2006年度は採用枠が8名に増え、支給金額も増額してもらっている。

学生への奨学金説明は、毎年4月に奨学金説明会を実施し、申請の前に奨学金についてその趣旨を 理解させるとともに、個々の奨学金の特徴や申請条件および書類の書式など応募にあたっての詳細な 説明をしている。また、それ以降に募集のある奨学金制度に関しては、随時奨学金専用掲示板にて募 集告知を行い、個別に相談を受けている。

10 学生生活への配慮

(2)

奨学金業務は学生課職員が担当している。大学にもたらされた奨学金に関する情報はすべて掲示さ れ、学生への周知徹底を図っている。選考は、奨学生選考委員会で規程に則って推薦順位を決定し行 っている。2006年度奨学生選考委員会は、学長・学部長・学生部主任・教務部主任の4名で構成され、

学生課にて選考用学内資料を作成している。

12月には、主な奨学金ごとに返還についての説明会を実施している。特に日本学生支援機構は卒業 生の返還金が後輩の奨学金として循環運用されていること、また、後輩への内示数に反映されること を説明している。

【点検・評価】

日本学生支援機構奨学規程の一部改正に伴う本学の奨学規程の見直しが行われ、選考がより適切に、

よりシステマティックになされるようになったことは評価できる。

日本学生支援機構は、応募の状況をみると、無利子の第一種が不採用であった場合、有利子の第二 種を希望する学生が増えている。これらの学生は、勉学を続けるための経済的な支援の必要性が高い と考えられる。また、聖路加看護学園奨学金は、2年次以上が対象であるが、今年度は応募者の半数 が2年次に編入した学士をもつ学生であり、こうした学生に必要とされていることがわかる。

今年度は、学生から「奨学金の種類は理解できたが、どの奨学金を申し込んだらよいか」という相 談が多く、相談内容を担当職員が聞き、その内容・状況によって奨学金の申請種類について学生個々 にアドバイスを行った。特に、給付の奨学金は毎年関心が高く、相談件数が多い。

本学ホームページ改定を機に、奨学金募集の周知のため、従来の内容に加え地方公共団体なども掲 載し、また、学部生・大学院生対象の奨学金を分けることで、学生や受験生にとって理解しやすいペ ージへ変更したことは評価できる。

本学の奨学生の選考の特徴は、学園貸与奨学金の奨学生募集時期がすべての奨学金の申請後に行わ れていることにある。これにより、他奨学金に採用されなかった学生に申請してもらうことができる ため、経済的な援助を必要とする学生にとって重要な奨学金制度となっている。

ただし、本学園の奨学金は貸与を受けた期間の3倍の期間内に返還することとなっており、貸与を 受けた学生は最長9年間で月額10,000円を返還することになっている。学生にとっては返還しやすい システムになっているが、大学側にとっては奨学金の回収が長期にわたるため進学などで延滞になる 卒業生も発生している。返還期間については今後検討の必要がある。

【将来の改善・改革に向けた方策】

2007年度より学園に学部生対象の新たな奨学金制度が追加される。今後は、学生の経済状況におい てさまざまなケースが発生すると考えられるため、個々のニーズに合う新たな奨学金の情報収集に努 め、学生への周知徹底を図る。

日本学生支援機構については、その予約採用は内示数に関係しないので必要があれば高校在学中に 申請し、採用を受けてくることを呼びかけていきたい。また、有利子貸与の内示数が増加傾向にある。

今後、無利子貸与の内示数を増加させるため、卒業後遅滞なく返還するよう4年生の卒業時に開催す る奨学金返還説明会で引き続き指導していくとともに、4月の奨学金募集説明会でも返還の意義を十 分理解してもらえるよう告知していく。

(3)

表1 2006年度の学部奨学金受給状況 (小計下欄は全学部生に占める割合)

日本学生支援機構 学年

一種 二種 小計

東京都看護師 等修学資金

聖路加看護学 園貸与奨学金

その他奨学

金 計

4 9 10 19 1 3 5 28 学編4 1 2 3 0 6 2 11 3 7 11 18 0 5 10 33 学編3 0 0 0 2 3 0 5 2 5 11 16 1 3 2 22 学編2 1 0 1 0 3 1 5

1 7 13 20 2 2 24

30 47 77 6 23 22 128

小計

(%) 9 14 22 2 7 6 37

2006年度の大学院奨学金受給状況 (小計下欄は全大学院生に占める割合)

日本学生支援機構 学年

一種 二種 小計

東京都看護師 等修学資金

聖路加看護学 園貸与奨学金

その他奨学

金 計

博3 5 1 6 3 0 9 博2 4 0 4 1 0 5 博1 3 0 3 3 0 6 修2 8 2 10 2 4 1 17 修1 6 5 11 2 7 1 21

26 8 34 4 18 2 58

小計

(%) 20 6 26 4 14 2 45

2)生活相談等

【現状の説明】

(1) 健康管理

休養室を備えた健康管理室を設け、専任の保健師と学校医が中心となり、学生部の教職員や各学年 の学生保健委員の協力を得て、健康診断、応急処置、健康相談、医療機関への紹介などを行っている。

特に看護を専門として学ぶ学生にとって、自分自身で自己の健康管理ができるようになることを重視 している。

2003~2005年度は満足度の高い健康管理室の実現を目指した。特にメンタルヘルスサポートの充実 化を図り、①健康相談予約制の導入、②校医、提携カウンセラーや他機関との連携の確保、③近隣の 精神科医、心療内科医との連携システム化に重点をおいた。また、2005年度は4月より施行された個 人情報保護法にともなって作成された本学の規程に基づき、学生のプライバシーの保護に配慮しなが ら、速やかに必要な情報伝達を行う方策を検討した。

入学時には保健師が個別面接を行い、入学時の不安と生活面および身体面の問題の相談にあたって いる。また、学生が自分の健康状態をよく理解し、自分で健康を管理し、より健康的な生活を自ら作

(4)

り上げていくための手段として、健康手帳を配布している。

定期健康診断は、4~6月に行い、各学年の空き時間を利用して、聖路加国際病院予防医療センタ ーと連携しながら進めている。学生保健委員は、掲示物の作成と場の設定に協力している。健診項目 は、学校保健法と結核予防法に基づいている(表2)。内科健診は、毎年、該当対象学生全員が受診し ている。

a)健康管理室の利用

健康管理室の利用は、2003年~2005年であまり変化がなく、新学期の始まる4~7月と実習が始ま る10月に多くなっている(図1)。最も多く利用する学生数は年度によって異なる。主訴は、風邪・胃・

腹痛、月経痛である。また、受診する者は、内科がもっとも多く、ついで皮膚科、眼科、産婦人科の 順である。

健康管理室利用者の約半数は相談のみで、内容は精神面が最も多く、次いで身体面、学業面、そし て人間関係の順である。1・2年生の利用件数が多い。上級生では、精神面の相談で特定の者が何度 も来室している。カウンセリングが必要な学生には、健康管理室が窓口になって初回のみ予約をとり、

大学提携の無料の臨床心理相談室を紹介している。

年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

2003 67 65 125 130 7 3 147 62 43 49 31 21

2004 110 72 61 85 4 16 91 32 28 38 21 8

2005 63 95 58 72 8 15 60 52 32 30 35 18

0 20 40 60 80 100 120 140 160

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

2003年 2004年 2005年

図1 健康管理室月別利用状況

(5)

b)健康相談予約制の継続

学生からの相談には、いつでも開かれている健康管理室を原則としてきている。しかし、相談時間 が重ならないように2004年度秋より予約制を導入し、健康管理室に隣接するカウンセリング室で実施 している。これにより相談時間の確保が可能になった。予約件数は月に1件であった。相変わらず予 約なしで相談を受ける学生が多い。

c)校医、他部門との連携

① 校医との連携

学生および教員が特に実習の場での医療安全に責任が持てるように、感染症や身体的な緊急時対応 のシステムが確立され、便覧によって周知が徹底している。定期健康診断時、校医による内科健診が 学部学生全員に行われるため、心や身体の訴えをもつ学生や気になる学生の情報を校医と共有し、予 防、診断・治療、フォローアップの連携がスムーズに行われている。

② 聖路加国際病院他部門の連携

学生の医療機関への照会先は、聖路加国際病院あるいは近隣の各クリニックである。 照会後の経過 については、基本的には学生本人が直接保健室に報告することになっている。また、必要によっては 医師から連絡が入る場合もある。身体面に関する受診は校医を経由する場合が多く、情報の把握がで きるので、学生へのヘルスサポートにつながっている。精神的な問題に関しては、特に本人の報告が ない場合に把握が難しい。これについては、医療機関との連絡会開催による実態把握と学生へのヘル スサポート対策の協議を計画している。

③ 大学提携ライフ・プランニング・センター臨床心理相談室での相談

学生がカウンセリングを受けたいと希望する場合は、大学提携のライフ・プランニング・センター 臨床心理相談室で無料でカウンセリングを受けることができる。2003~2004年度は、健康管理室が窓 口になって初回のみ予約をしていた。2005年度からは、臨床相談室受付に利用者が直接電話し、予約 が取れる。利用件数は、月平均1~2件である。利用者が増えない理由は、①精神科、心療内科クリ ニックを受診する学生が多く、カウンセリングのみを希望する学生が少ない、②大学内で行われてい ない、の2点が考えられる。2005年度は、4月の新入生オリエンテーションの際、カウンセラーが学 生に直接カウンセリングについて説明する機会を設けた。

d)近隣の精神科医、心療内科医との連携

2005年度は、学生の精神的な問題が深刻化し、メンタルヘルスサポートの充実への認識が高まった。

そのため、学生向けの「こころとからだの健康相談」というパンフレットを作成し、相談方法の選択 肢を提示した。リストにあげる精神科医、心療内科医は、事前に学生部主任と健康管理室保健師が訪 問した上で理解を求めて決定した。それらのクリニックには本学学生の特性を説明し、協力を依頼し た。特に危機介入の必要性など、大学が把握すべき情報については、学生本人の了解を得て、速やか に情報伝達を行うことを確認した。紹介リストができたことによって、学生のクリニック選択の幅が 広がった。学生からは、安心して利用できる、専門医を受診しやすくなったという声が聞かれている。

<大学院>

大学院生の健康管理に関しては、健康管理室で専任保健師1名が対応し、学校医の協力を得て健康 診断を実施し、必要時応急処置、健康相談、医療機関などへの紹介を行っている。大学院生が使用す る2号館には、救急箱と応急手当用のカッターベッド(担架用)を常備している。

(6)

入学した大学院生には、専任保健師が健康管理オリエンテーションを行い、健康手帳を配布してい る。6月までに定期健康診断を聖路加国際病院予防医療センターと連携しながら実施しており、保健 委員が連絡、場所の設営、ツベルクリン反応検査の実施に協力している。

表2 健康診断実施項目と対象者 項 目 新入生 学部

2年以上

学士 3年以上

助 産 課 程 選択者

修士課程 2年以上

博士課程 2年以上 一 般 検 尿 ○ ○ ○ ○ ○ ○

身 体 測 定 ○ ○ ○ ○ ○ ○

血 圧 測 定 ○ ○ ○ ○ ○ ○

CBC血液検査 ○ ○ ○ ○ ○ ○

HB 血液検査 ○ ○ ○ ○ ○ ○

HCV血液検査 ○ ○ ○ ○ ○ ○

麻疹・ムンプス・水痘・

風疹抗体検査 ○

ツベルクリン判定検査 ○ 陰性者 陰性者 ○ 陰性者 陰性者 胸部レントゲン検査 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 内 科 健 診 ○ ○ ○ ○ ○ ○

定期健康診断の実施項目は、学校保健法と結核予防法に準じており、表2の通りである。健康管理 室での健康相談に来談する者はおもに修士課程の学生である。これらの中には、学業と身体に関する こと、人間関係などの複合した問題を抱える学生がおり、学生生活に困難を覚えていた。2005年度に は、学生向けの「こころとからだの健康相談」というパンフレットを配布した。相談の選択肢を提示 したことで、院生が自ら相談先を主体的に選択している。また、大学が提携した臨床心理相談室カウ ンセラーにカウンセリングを受ける大学院生が増えている。

(2) ハラスメント防止対策

ハラスメント防止については、教員、評議員、聖路加国際病院医師、日本聖公会牧師で構成する6 名が人権委員会を組織しており、ハラスメントについて相談したい学生あるいは教職員が直接これら の人権委員にアクセスできるしくみになっている。2005年度以降の人権委員への相談件数は数件であ り、人権委員会での審議を要した事例はまだない。現在、人権委員会では、「アカデミック・ハラスメ ント」防止等対策のための5大学合同研究協議会による「アカデミック・ハラスメント防止ガイドラ イン作成のための提言」を参考に本学のシステム再検討を行っており、相談窓口、調整機関、人権委 員会(調査・調停)の役割分担を明確にする予定である。

また、本年度中にFD研修会において教員向けにアカデミック・ハラスメント防止のための研修を行 う計画である。

2005年度には、ハラスメント防止への本学の取り組みを明示したパンフレットを作成し配布してい る。また、次項の学生相談と合わせて、実態調査を行い、システムの改善に役立てることを検討して いる。

(7)

(3) 学生相談

本学は学生相談室という名称の窓口を設置せず、事務局、教務部、学生部、健康管理室が9時から 18時の間、必要に応じて学生相談を行っている。特に健康管理室は、学生のさまざまな訴えを聞いて いる。相談したい学生には予約制をとって、健康管理室併設のカウンセリングルームで学生の訴えを 聞いている。必要と判断したときには学生の了解を得て、カウンセラー、診療内科医、精神科医など 必要部署に紹介している。

また、特にオフィスアワーは設けていないが、学生と教員との物理的距離が近く、学生は教員に直 接、または連絡後、随時相談を行っている。

学生相談の実態について、現在、学生と教職員の両面から調査を実施し、データを収集している。

(4) 学生の要望・苦情への対応

学生からの要望や苦情については、学生自治会役員、文化祭委員などの各委員会と学生部との月2 回定例会(第Ⅰ,Ⅲ木曜日12:00-12:40)で対応している。この会で、学生と情報を共有し、それぞれ の要望などを出し合っている。協議で解決方法が見えない事柄が生じた場合には、それぞれの関係委 員会で検討し、改善案を提示してもらう方法をとっている。

2005年には、夏季休暇中に実施した男子学生のロッカールームの移転について、学生から説明の要 求があり、学長が事後説明を行って理解を得ている。2006年度は、自治会が行った学生へのアンケー トをもとに学長宛の要望書が提出された。これについては、要望の内容に関連する部署ごとに検討を 行い、学長、事務局長、学生部主任が大学を代表して対面で回答を提示し、合意を得ている。

【点検・評価】

(1) 学生の心身の健康保持・増進及び安全・衛生への配慮

本学は、人々の健康について実際にケアを行う専門家として成長するために学ぶ高等教育機関であ るので、個々の学生が心身両面の健康管理を自律して行えることを目標に、さまざまな生活面のサポ ートを行っている。臨地実習があり、学内での健康問題が医療機関の利用者にも直接影響することが 考えられるため、伝染性疾患等の予防と早期発見には特に注意を払い、予防、早期発見に努めている。

また、専任の保健師と校医は、連携を密にし、問題には早期に対応している。聖路加国際病院が隣接 しており、予防から診断、治療まで一貫してケアがなされる環境にあり、理想的な対応が行われてい る。独自に作成した健康手帳は自己管理に役立っている。また、身近な健康管理室の存在、専門機関 との連携によって、学生の悩みや相談に即時に適切に対応できる体制ができたため、学生生活上の問 題への早期対応が実現している。

(2) ハラスメント防止対策

ハラスメントの防止については、パンフレットの配布やポスターの掲示を行い、ハラスメントに関 するアンケートを実施している。現在は、啓発のための冊子を配布するための準備を進めている。現 在のところ、ハラスメントの訴えはないが、ハラスメント以前の学生友人間のコミュニケーションの 問題、実習中の教員との意思疎通の問題が健康相談室で把握され、対応している。このような初期レ ベルでの問題に適切に対応できるシステムを確立することを引き続き検討していかなければならない。

(3) 学生相談

学生相談への対応については、小規模の単科大学特有の教員と学生との距離の近さがあり、学生が 教職員に気軽に何でも相談できる傾向があるため、これに負っているところが大きい。しかし、シス

(8)

テムとして整えることの重要性を認識し、ハラスメントについては、人権委員会を設けている。実際 には利用者は少なく、学生は従来の部署や教員を利用しているものと考えられる。学生が問題を気軽 に相談できているかどうかの実態を把握する必要性がある。それによって組織の編成と運用の方法を 変え、学生相談の内容のより一層の充実を図る。

(4) 学生の要望・苦情への対応

学生の要望・苦情へは、学期中毎月2回行われる学生とのミーティングで消化されており、学生との 納得のいくやり取りが時間をかけて十分になされていると考えられる。したがって、今後も学生とと もに後輩のためのよりよい大学環境づくりをめざしてこの努力を続けていく。

【将来の改善・改革に向けた方策】

(1) 学生の心身の健康保持・増進及び安全・衛生への配慮

本学の健康管理室の働きは、看護学生が「自分で自分の健康を守る」ことを通して真のヘルスケア専 門職の一員になるための学習の場であり、集団の健康管理のモデルである。このため、特に健康管理 室の働きの質的な向上と健康管理室を支える体制の改善は、絶えず問われる課題である。具体的なこ ととして次の方策を掲げている。

学内カウンセリングの定期的な実施とネットを利用したアクセスの改善

スタッフ(保健師・校医・カウンセラー)間の連携の強化のための健康管理関係者連絡会議の開催 (2) ハラスメント防止対策

ハラスメントの防止については、これまでの調査をもとに、予防のための啓発をさらに充実してい く。そのために、人権委員会の存在と相談窓口について学生教職員全体に周知を徹底する。特に新入 生に対しては、学内におけるハラスメントへの認識を入学時にわかりやすく伝えるためのパンフレッ トを配布し、説明を行う。教職員には、ファカルティ・ディベロップメントの機会を利用して啓発を行 う。また、委員会組織については、現在一括して担っている相談機能、調整機能、調停・調査機能を担 う組織を独立させ、事例の相談、対応、処理を適切に行えるように組織を整える。それまでは、現行 の機関で対応を行い、他の部署と連携をとって対処していく。

(3) 学生相談

学生が気軽に問題を相談できているかどうか、学生の学生相談についての満足度および教職員がど のような問題の相談をどの程度受けているかの実態を把握する調査を現在行っている。その結果に基 づいて、本学に必要な学生相談のシステムを明確にし、現行のシステムを整えていく。これまでの学 生と教職員間の気軽な相談が、多くの初期の問題を解決している可能性も考えられるので、このシス テム化していないあり方についても、どのようにシステム化するのが良いかを検討した上で、改善を 行う。

(4) 学生の要望・苦情への対応

現行の学生との月2回の定例会を続けることによって、要望や苦情が小さいうちに対処できるよう にしていく。毎年中心となる学生は入れ替わるので、そのつど学生の要望を聞き、必要時関係部署に 下して対応を検討し、学生に回答を提示し、学生の納得を得るというステップを大事にする。即時対 応できるもの、すべきものについては、これを実施する。

(9)

3)就職指導

【現状の説明】

(1) 就職情報の提供

年々、就職関連雑誌の種類が急速に増え、インターネットを利用した情報収集とそれに連動した登 録制による採用プロセスへの参加など、就職活動は様変わりしている。本学の学生は、掲示板、情報 誌、インターネットなどを活用している。就職活動の絞り込みに役立つものとしては、施設説明会、

知人・友人、学生部ガイダンスなど人を介してのものであった。また、2002~2005年度の願書提出と 受験回数は平均2カ所、就職説明会の出席は2~3ヶ所であった。

a)募集求人に関する情報提供(求人票および掲示板)

随時大学に送られてくる求人の資料は、求人票(学生部室内の専用棚に番号を添付しておき表示に あわせて一覧表にしたもの)および掲示板により学生への情報提供を行っている。2005年度より求人 票の利用方法について就職ガイダンスで説明している。また、使い方の手順を作成し、学生がより有 効に活用できることを図っている。

b)コンピュータによる情報検索システム

大学へ集まる情報をコンピュータに入力し、就職情報システム化を続けている。検索できるコンピ ュータは学生部に2台、コンピュータルームに2台設置されている。

c)卒業する学生からの就職・進学活動に関する情報の提供

経験した就職・進学活動に関する情報(資料収集をした施設、受験した施設、就職試験の日程、試 験・面接内容、後輩へのアドバイスなど)を専用ファイルにまとめている。学生の利用頻度も高く、進 路活動にも役立ったと好評である。

d)インターンシップの紹介

2002年度から導入されたインターンシップは、学生が事前に就職を希望する職場を知る上で貴重な 機会となっており、参加・登録に関する情報を適宜提供している。

(2) 就職活動を支える支援 a)進路ガイダンス

学生が、就職活動を円滑にまた主体的に行うことができるように、ガイダンスの準備と運用を行っ ている。就職ガイダンスは年5回、3年次(12月、2月)と4年次(4月、6月、3月)に実施している。

年々早まる就職活動や求人を考慮し、学生が早い時期に将来のキャリアプランや具体的な就職先につ いて考えることができるように、2005年度より新たに以下の2つを追加した。

①就職活動ガイドのパンフレットの作成と配布

②卒業生の話(キャリアプラン、公務員試験等について)を聞く機会の設置

<就職ガイダンスの時期およびテーマ>

3年次 12月 第1回:キャリアプランをつくろう 3年次 2月 第2回:就職活動スケジュールをつくろう 4年次 4月 第3回:就職活動の進め方

4年次 6月 第4回:先輩の就職活動と職場紹介 4年次 3月 第5回:就職・進学を祝して

第2回のガイダンスの際にアンケート調査を行い、「就職先を決める時に大事にしていること」「就

(10)

職先を決める際に必要としている情報」「就職を希望する職種、施設」等について調べ、これらの結果 は、第3回~第5回ガイダンスや、個別相談の際に、より学生のニーズにあった情報提供を行うため に、重要な情報として参考にしている。

b)個別相談

個々の学生に対して、主に4年次の就職活動の過程で個別相談に応じている。個別相談の主な内容 は、就職先の相談、就職試験の勉強・対処方法、内定を受けた後の辞退の仕方、複数内定をもらった 場合の取捨選択、就職試験に失敗した学生の支援等である。

(3) 就職状況

学部生:卒業時に看護師・保健師・助産師(選択者のみ)の国家免許を取得し、全員が資格を活かし た就職先を決めている。例年、全員がほぼ第1希望に就職と進学ができていた。採用資格は、看護師 が8割以上、助産師と保健師とで1割程度、進学が数名という状況である(表3)。2002~2005年度の 看護師の就職者数が多いのは聖路加国際病院と虎の門病院である。

大学院生:修士課程修了生と博士課程修了生を合わせると、約3~4割が看護師(助産師)で、残 りが看護教員と進学であった。看護教員は2004~2005年度で増加しており、博士課程修了生に関して は8割以上が看護教員として就職をしている(表4)。

表3 就職状況 -学部生-

職種 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 看護師 78(87.6) 67(85.9) 69 (83.1) 75(87.2)

保健師 3 (3.4) 1 (1.3) 2 (2.4) 3 (3.5)

助産師 3 (3.4) 8 (10.2) 9 (10.9) 6 (7.0)

進学 3 (3.4) 1 (1.3) 2 (2.4) 2 (2.3)

その他 2 (2.2) 1 (1.3) 1 (1.2)

計 89 (100.0) 78(100.0) 83 (100.0) 86 (100.0)

表 4 就職状況 -大学院生-

職種 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 看護師 9 (42.9) 9(47.4) 10 (40.0) 6(30.0)

(助産師)

保健師 1 (5.0)

看護教員 8 (38.1) 5 (26.3) 12 (48.0) 12(60.0)

(養護教諭)

進学 1 (4.7) 1 (5.3) 1 (5.0)

その他 3 (14.3) 4 (21.0) 3 (12.0)

計 21(100.0) 19(100.0) 25(100.0) 20(100.0) ( )内は全体に占める割合(%)

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【点検・評価】

求人情報の整理と開示、情報誌の提供など、就職に必要な情報を適切に迅速に得られるように整備 している。

就職ガイダンスの出席率はいずれの回もほぼ全員であり、学生にとっても必要かつ有効なものと認 識されているといえる。就職ガイダンスの内容に関しては、就職状況の変化に合わせて、また学生の ニーズをアンケート調査などから把握し、それに合わせて内容を吟味し、毎年変更している。このよ うな適時性も、就職活動に役立っているといえる。大学院生には、特にガイダンスは行っていない。

学生の進路先は、9割以上が第一希望の就職先である。これは、学生部の教員のみならず、全学の 教員が、随時丁寧に個別相談・指導にのる状況が日常的に行われていることによるものが大きいと考 えられる。

【将来の改善・改革に向けた方策】

4年間で看護の基礎となる知識とその実践を学ぶカリキュラム構成に対し、就職活動の時期の早期 化は、学生にとってあせりと混乱を招く場合がある。在学中なるべく早い時期に、将来自分が志す看 護の専門領域を見定め、生涯にわたるライフプランに基づいて、基礎教育課程修了直後の就職先を自 分で決めるという過程を大事にするガイダンスを今後も継続し、強化していく。

周囲で就職内定が決まり始めると、焦りからどこでもよいから内定がほしいということになりがち である。しかし、そのような時こそ一人ひとりのキャリアプランの違いを大切にした助言を行い、離 職につながらない職場選択を個別に支援していく必要がある。これは、専門分野を知る教員の役割と して今後も継続していく。

看護師獲得競争の激化に伴い、就職関連の取り扱い件数が増大している。また、就職活動の

IT

化、

就職試験の早期化と長期化が就職活動を複雑にしている。これに対し、学生個々の身体・心理的状況 や学習状況など、さまざまな要因を総合的に考慮した上で進路指導をしていくことが求められている。

現在、就職に関する支援は学生部の教職員が中心に担当している。このような複雑な要因を統括でき る就職専門の担当部署の設置と支援のための専門職種とその配置を検討していくことが必要である。

4)課外活動

【現状の説明】

学生部では、課外活動に対して学生の主体性と協調性を養い、志向を同じくする友人を得るなど学 生生活を豊かにするものとして位置づけ、支援体制をとっている。学生部は、自治会役員および各委 員会委員長らとの定例会(毎月2回)を設け、連絡・協議を行い、よりよい運用をめざして連携をと っている。

(1) 自治会

自治会は、学生全員が自治会員となり、会長1名、副会長2名、会計1名、書記1名、議長1名、

会計監査1名が役員となって、これを運営している。自治会の主な活動は、4月の新入生歓迎会(各 クラブ・サークルの紹介)、自治会総会の開催、5月と8月の大学説明会への協力、12月の全校クリス マスの集いの企画・運営、3月の卒業生へのお祝い品の贈呈、卒業生から下級生へユニホームや参考 書を有効にリサイクルする呼びかけなどである(表5)。

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表5 学生自治会の主な活動 (2005年度)

4月 新入生歓迎会(各クラブ・サークル等の紹介)

4月 自治会役員の選出、学生総会の開催 5月・8月 大学説明会への協力

12月 クリスマスの集い(企画・運営) 3月 卒業生へのお祝い品の贈呈 3月 ユニフォーム・参考書リサイクル

(2) クラブ・同好会・サークル

各クラブは、教員を顧問とし、自治会則に基づき実績活動状況で自治会から助成金を受けている。

農村医療研究会、軽音楽部、手話部、聖歌隊は、各学年から構成された組織で安定した活動を行って いる(表6)。2004年度新たにクラブとして承認されたルカ・バイブルスタディは、2005年度は5名に 達せずクラブとしては活動できなかった。その他、アリスの会(海外医療を考える会)、バレーボール 部、スキー部などの同好会があるが、参加学生数は少ないのが現状である。

表6 課外活動

クラブ・同好会 2004年度 2005年度

農村医療研究会 23 人 17 人

手話部 28 28

軽音楽部 26 31

聖歌隊 26 19

ルカ・バイブルスタディ 5

山岳同好会

アリスの会(海外医療を考える会)

バレーボール部

スキー部

(3) 白楊祭(学園祭)

学園祭は、主に1年生と2年生で構成される白楊祭実行委員会により、年1回2日間(土曜日と日 曜日)開催されている。学生部は、学生との定例会のほか、随時学園祭開催に関する相談を受け付け、

指導や助言を行っている。また、開催日は来校者および学生の安全を目的に見回りを行い、非常時に 備えて控え室に待機して、催事をバックアップしている。学生は、企画と準備、外部との交渉、そし て当日の運営などのさまざまな体験にエネルギーを注いでいる。2004年度は「‘交流’-となりの人知 ってる?-」(来校者700名)、2005年度は「‘発見’-新しい○○みつけた-」(来校者1,100名)とい うテーマのもとに行われた(表7)。恒例の企画に新たなチャレンジが織り込まれ、訪れる人々も在校 生もキャンパスいっぱいに秋のひとときを楽しんでいる。参加体験型の看護企画、看護教員による一 般来校者向け模擬授業、日野原重明理事長他、第一線でご活躍の方々による講演、バザー・フリーマ ーケット、音楽・演劇などの催し物、展示、軽食・喫茶コーナーなどを学生たちも楽しみ、外部から

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表7 白楊祭テーマ

年度 開催日 テーマ 参加人数

2004年 11月6・7日 「‘交流’-となりの人知ってる?-」 700 2005年 11月5・6日 「‘発見’-新しい○○みつけた-」 1,100

(4) ボランティア

学生は、看護学生として、「人との交わり」や「サービス(奉仕)」の志向性が高く、日常的にボラ ンティア活動に関与している状況である。個人あるいはグループにより、単発・短期的なもの、先輩 学生から継承している長期的なものなど多岐にわたっている。主な活動は、病院ボランティア、ホス ピスボランティア、難病や障害者のホームケア、障害児(者)のキャンプ、老人ホーム、保育園あそび、

学童保育、留学生生活支援などである。

また、アジア・アフリカなどへの海外ボランティア活動に参加する者もいる(表8)。海外でのボラ ンティア活動への参加については、2005年度より事前に海外渡航届の提出を周知し、大学が学生の渡 航中の連絡先を把握し、事故など不測の事態に対応できるような管理体制をとり始めた。

特に健康関連のボランティア活動を行っている学生については、インターネットを活用して教員が 学生支援を開始している。

表8 ボランティア参加のための渡航先と学生数(届け出があったもの)

年度 総数(名) インドネシア フィリピン タ イ インド

2005 7 2 1 1 3

(5) その他の課外活動

1993年に本学学生が立ち上げた全国看護学生弁論大会(HAS)は毎年行われ、2005年度は13回目の開 催であった(表9)。本学をはじめ各校の運営委員が協働し、企画を練り上げ、充実した討論の機会と なっている。

2003年より、学生主体の学年を超えた活動として月間新聞『聖路加ほっとストリート』の発行が始 まっている。特徴ある学生生活の一コマや健康に関する豆知識など看護学生ならではの紹介、病院と 大学そして築地界隈の歴史を紹介した記事、地元町内会の行事や店の紹介といった地域密着記事が主 な内容である。A4版手書きイラスト入りのミニ新聞は、発行のたびに学内のみならず大学近隣のお よそ30店舗に配布され、好評を得ている。地域と「聖路加」との交流に貢献している活動である。

表9 HASのテーマ

年度 開催日 テーマ 参加人数

2004 12月19日 「これが私の生きる道」 100

2005 2006年1月19日 「いのち:看護学生の視点から」 100

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(6) チャペルアワー委員会

キリスト教の建学の精神を学生の普段の生活に生かすために各学年から構成されるチャペルアワー 委員会は、昼の時間に聖書を中心に讃美と祈りの時間を持っている。校舎の近くにある聖路加礼拝堂 では週に3回(月・水・金)チャペルアワーを開催している。水曜日のチャペルアワーの時間には、聖 書を通して自分たちの生活や思いを語りあう機会となっている。学生主体のチャペルアワー活動を、

主として学生部が見守りながら支援している。また、礼拝堂は、神に向かい、個になれる場所として チャペルアワーだけでなく広く学生に利用されている。

【点検・評価】

学生部と自治会役員および各委員長との定例会は毎月2回開催され、学生の活動に関する支援の場 として活用されている。サークル活動、学園祭活動、その他の課外活動に関する学生からの情報と大 学側からの情報を互いに共有し、課外活動を学生が主体的に行えるための支援につなげることができ ていることは評価できる。

本学カリキュラムは、講義のほか演習や実習時間が多く、課外活動と学業とのバランスは単位取得 に影響する。教員の指導を通して、学生は、学年ごとのカリキュラムの特徴などを視野に入れ、比重 を考慮しながら課外活動を行っている。

ボランティア活動を日常的に行っている学生に対しては、個別相談を受けたときに対応している状 況である。海外でのボランティア活動への参加について、事前の届出による把握を行い、事故など不 測の事態に対応できるような管理体制をとり始めたことは評価できる。

チャペルアワーは、チャペルアワー委員会と聖路加礼拝堂チャプレンとの連携により、学生にとっ て満足のゆくひとときとして息長く継続されている。ここにも教員の地道な関わりが働いている。

【将来の改善・改革に向けた方策】

自治会・クラブ・同好会・学園祭(白楊祭)に関しては、現在と同様に支援を継続する。看護職とい う同じ目標を持ち、講義や実習など密な課題に計画的・継続的に取り組む学生生活を送る本学学生に とって、課外活動はリフレッシュするまたとない機会である。個々の学生の特質が生かされ、達成感 が持てるよう充実を図り支援することは必須である。

学生は日常的にさまざまなボランティア活動を行っているので、活動状況の把握や活動と学業の両 立に関するアドバイスを今後も継続していく。ボランティア活動に参加することを通して学び、人間 的成長を遂げることは建学の精神の具現化に他ならないと捉え支援を続ける。また、海外ボランティ ア参加については、さらなる危機管理の視点を取り入れた支援・管理体制の構築が課題である。

校舎に隣接した聖路加礼拝堂は、神を通して素直に自分に向き合える場所である。チャペルアワー 委員会への支援は、学生の主体性を重んじながら聖路加礼拝堂チャプレンと連携をとり継続していく。

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