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話 し合 い活動 における習得 ・活用 を意識 した授業

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話 し合 い活動 における習得 ・活用 を意識 した授業

‑ 「話 し合 って決めよう」小学校4年生 の実践 か ら ‑

花 房 磨 紀

問題の所在

授業の中で話 し合い活動 を取 り入れる学習場面はよ くある。 これまでの実践 を振 り 返 ってみると、子 どもたちの話 し合いは、話題その ものに意識が向け られていること が多かった。例 えば、「お楽 しみ会で何 をするか」 という話 し合いでは 「サ ッカーが いい

バスケがいい。」 といった具合である。 また、話 し合い と言いなが ら、発表 会の ような形で終わって しまうこともあった。「私 はこう考 えます」 の繰 り返 しで、

その後がなかなか続かないのである。

高橋俊 三は、国語科 における話 し合 いの指導は

「(1)対事認識一事象 に対す る認 識 を、集団思考することによって、 より深めるため。 (2)対他認識一他者 に対す る認 識 を、交信することによって、より深めるため。(3)対 日認識一 自己に村する認識 を、

他者 を照射することによって、 よ り深めるため。 (4)対言認識一話 し合 うとい う言語 活動 に対する認識 を深め、能力 を高めるため」 iとい う基本的な目的のために行 われ るとしている。

また、高橋 は、「話 し合いの方法一話 し合いが積極的にで きた とか、ほぼ全員が平 等 に発言で きた とか一話 し合いに参加す る態度や形式 に関す る評価 だけで、 または、

それが中心で評価が終わって しまうことがある。 これはいけない。話 し合いの形式 に 関する評価 は 「(4)対言認識」 に関す る評価である。大切 な評価の対象ではあるが、

評価 の対象 はこれだけではないはずである。話 し合いの基本的な目的には (1) (2) (3)の深 ま りがあったはずである。そ もそ もこの三つの内容的な課題の追求のために 話 し合い活動が もたらされたはずである。 この三つの評価 を重視 しなければ、話 し合 い活動が創造的 ・生産的な ものにはな り得 ない」iiと述べている。

高橋が危倶するように、 自分 自身の実践の中で、内容 を追及するために行われた話 し合い活動 に対する評価 をどれだけ大切 に して きただろうか。子 どもたちにどれだけ 意識化 させて きただろうか。話 し合いの内容や どんな話 し合いがなされて きたか とい う過程 を子 どもたちに意識化 させず、あるいは話 し合いの結果 に着 目させて きたため に、考 えの発表会で終わった り、話題その ものに着 目した りしてきたのではないだろ うか。

一方、話 し合 う場 を日常活動 に組み込んだ り、「声 の大 きさの もの さし」や話型等 を教室内に提示 した りし、子 どもたちの話す こと ・聞 くことのスキルを高めていこう

‑104‑

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とい う実践 も様 々試みて きた。形式面 におけるスキルを習得 させ、それ らを活用する 婆 をね らってた きのであるが、内容面 において も、習得 させ、習得 したことを活用 さ せてい くことがで きないだろうか。

佐藤佐敏 は、「習得」 と 「活用」 をつな ぐ授業づ くりの ヒン トとして 「活用力 は学 習 を転移 させ る力である」 と言 う。そ して、「学習 したことの有効性 を学習者が認識 していると、学習の転移 は起 きやすい」 iiiと、「習得 した学習内容 を活用 させ、有効 性 を実感 させ る授業」が大切であると述べている。 また、上越教育大学学校教育実践 セ ンターで行 われ た水 曜 セ ミナーivで は、 「活用」 には near transferfar transferがあ り、「near transfer」が より起 こ りやす くfar transfer」が実生活の場 面 に近い活用であるとしている。

話 し合い活動 において子 どもたちに習得 させたい事柄 は何か、 どの ように習得 させ てい くといいのか、そ して習得 したことを活用する場 を授業の中で どう仕組んでい く

とよいのだろうか。そんな問題意識か ら、話 し合いの内容や過程 に着 目させ、話 し合 い活動 において習得 ・活用 を意識 した授業実践 を試みる

実践の概要

1 小学校4年生

2 単元名 よりよい意見 にまとめ よう 「話 し合 って決めよう」 v

3 単元の 目標

合意点 を見つけようとして発言 し、話 し合いによって物事 を決める楽 しさを知 る。

4 単元で育てたい力 と育む手だて

<話す こと ・聞 くこと>

自分 な りの理由を付 け加 えて意見 を発言 しようとする力

○ なぜそ う考 えるのか とい う理由を付 け加 えなが らの発表

話 し合 う段階で表面的な話 し合いにならない ように、理由付 けすることが重要 と 考 える。 また、その理由が話 し合いを行 う過程で共通点、相違点あるいは合意点

を見つける参考 になるだろう。

友達の意見 との共通点や相違点 を考 えなが ら聞こうとする力

○ 自分の考 えを友達の発表 につなげさせなが らの発表

友達の意見 と自分の意見 を比べ なが ら聞 く力 を身に付 けさせたい。そのために発 表の順番 を決めず、友達の発表 を受けて 「似 ている

違 っている」等 とつ なげ

なが ら発表 させ る

<話 し合い>

何について話し合っているのか考えながら、話題の中心からずれないで意見を言おうとする力 何について話し合っているのか考えながら、話題の中心からずれないで進行 しようとする

○鼓 し合いのモデルの提示

(3)

教科書の事例等 を活用 させ た り、モデルを示 した りしなが ら葡 す こと聞 くことの スキルや話 し合いのスキルについて学習 させ る。

○話す ・聞 くチェックカー ドの活用

教科書等の話 し合いのモデルか ら、話 し合いにおいて大切 なことをまとめ、チェ ックカー ドを作成する。そ して自己評価や相互評価 に活用 してい く。

○話 し合いを振 り返る場の設定

互 い に話 し合 い活動 の様子 を観察 し合 い、 ア ドバ イス を し合 う場 を設定す る

発言す る立場進行す る立場話 し合 い をまとめる立場」か ら観察 させ る。

これは、 自分の話 し合いを客観的に振 り返 らせ る契機 ともな り得 るだろう。

○進行係の体験

話題の中心か らずれない ような話 し合いの進行、話 し合いをまとめることを仝貞 に体験 させ、意識化 させてい きたい。そこで、総合的な学習の時間や社会科 など 他教科の学習の中で も体験する機会 を設定 してい く。

5 単元の構想

1 教科書 をモデルに 「習得

教材文 を活用 して話 し合いで大切 なことをまとめ、意見の言い方 ・聞 き方 ・話 し 合いの進め方 を学ぶ。

理由をつけて話す力 話題か らずれな‑い司会

ずれない発言 2 1次で習得 したことを 「活用」

1次で学 んだ話 し合 いの方法 を実際の話 し合いに活用す る場 を設定す る。 また、

相互評価 を取 り入れ、話 し合い活動 を意識化 させ振 り返 る契機 とする。

活用 国語科 「お楽 しみ会で何 をするか」

3 1・2次で習得 ・活用 したことを活用

これまで学んだことを活用 して、「1/2成人式」 について話 し合 う。

活用 国語科、総合的な学習 1/2成人式 に向けて一何 をするか

6 授業の実際 と考察

1次‑教材文 を活用 して話 し合いで大切 なことをまと・め、意見の言い方、話 し合い・

の進め方 を学ぶ。

(1)教材文 をモルに して

教材文 をもとに、CDを聞いた り、役割演技 をした りしなが ら話 し合いの様子 を理 解 させた。 また、着 目する視点 (意見 を言 う側、進行する側等) を与え、それぞれに ついて発言内容 を振 り返 らせた。

ー102‑

(4)

この学習か ら、話 し合いに大切 なことをとらえさせ、話 し合いチェックカー ドの作 成へ とつなげていった。

(2)チェックカー ドの活用 作成 した 「話 し合いチェッ クカー ド」 をもとに、教材 に 登場す る人物 に着 目させ、そ の人物 について評価 させた。

:欲 .''1次で学んだ話 し合いの方法 を実際の話 し合いに活用する場 を設定するoまた、;

: 相互評価 を取 り入れ話 し合いを振 り返 らせ る契機 とす る

IIII1‑一1ll‑ll‑‑‑I‑‑‑‑I‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑ll‑‑‑‑‑‑ ‑‑‑‑‑J

2次では、「2月のお楽 しみ会で何 をす るか」 とい うテーマで話 し合いを行 った0

(1)相互評価の活用

話 し合いチ土ツクカー ド」 を活用 して、他の班の話 し合いの様子 をチェック しな が ら相互評価 を行 った全体的に話 し合いを見 るのではな く、一人に着 目して (意見 を聞いた り言 った りす る側の友達、進行係の友達)チェックを行 った。「○ よい 直 した らV、い」で評価 し、△では具体的に直 したらいいことも書かせた。 また、友達 の話 し合いをチェック して、「今 日の話 し合い名人」 を挙げ させ、 よかったころを具 体的に書かせていった。

(5)

l2次 を終 えて f

相 互 評価 で の子 ど もた ちの気 付 きを見 て み る と、発 言 す る側 へ の着 目が大 き く、

話 し合 う」 とい う点 まで関心 が向いてい ない子 が多 い ように感 じられた。

そうたろう ○話 をまとめている○手 をあげて発表 している△友達の意見 をとりいれてい なかった

あゆみ 「はい」 と返事 をしている○理由をしっかり言 っている○進行係 はまとめ ている△話 し手 を見ていない

ちあき ○賛成反対 と意見 を述べている○話題からずれていない○意見 をいっぱい言

表① 1話 し合 いの様子見 て、友達 の よか った ところ(○)や直 した らいい ところ (△ )

この 「2月のお楽 しみ会 で何 をす るか」 とい う話 し合 い は、一つ一 つ を消去 してい く話 し合 い‑〜 は〜だか ら外 していいです か賛成 です」 とい う話 し合 い‑ が 中心 とな り整理 、 ま とめ る とい うところ までい ってい なか った。

のぞみ ラグビーは、取 り合いになって、けんかになると思 うので外 した方がいいと思 います。

ちあき のぞみさんと同 じです。

たつや それでいいですか。

みんな はい。

ちあき (スキーを指 して)スキーとか雪がなかった らどうするんですか。

たつや うーん何 をしようか。

王様 クイーン ドッチはどう ?

のぞみ それなに何 かに似ていると.かさあ ・・・わかんない。

あゆみ どういう感 じなんですか ? ちあき 全然わかんないけど。

たつや うーんと、 ドッチはおいといて。雪がわかんないから、スキーはいいや。

じゃあ、スキーは外 していいですか。 ∫

そ こで、話 し合 いのモ デル と して、 自分 た ちの話 し合 いの様 子 を ビデ オに撮 った も のや録音 した音声、文字化 した資料等 を提 示 した。

提示 したモデル

前者 の発 言 を受 けてつ なげ る ような発言 、理 由付 け を してい る発言 に着 目 けいすけ ぼ くは、王様 ドッチがいいと思いますoみんな好 きだ し、最近やつてないか

らですo

あやの 私 もけいたさんと同 じで王様 ドッチがいいとおもいますoみんなで楽 しくで きるからですo

こうへい はい (挙手)

ぼくも賛成だけどさあoす ぐに王様が誰かばらしたり聞き出そうとしたりす

‑100‑

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( 話題 がず れ ないで続 け られて い る例

めい 今、出ているのは、手つなぎおにと助 けおにです。

あやの ∴ 両方やった ら ? けいすけ でもさあ ・・・

めい ちょっと、手、挙 げて言 ってよ。

けいすけ はい。 (挙手)

でも、おにごっこばっかだと疲 れる し、同 じようなもの じゃないのがいいん じゃないですか。

ひろこ はい (挙手)

でも、この前 だって、助 けおにとリレーで走 ってば っかだった じゃん。だか ら大丈夫 だと思います。

あやの 疲 れるってい うのは、けいすけがで しょ。休 み をいれたりとかすると、二つ できるん じゃないの。

めい じゃあ、二つにする。でも、一つにする‑。 うーん・‑0

進行係 の発 言 に着 目させ る例

さとし ここで意見 を整理 します。今 、出ているのはこれです。 (と指す。) このなか で2つにまとめたいと思 うんですが、意見のある人は言 って ください。

ゆいさん。

ゆい はい。

うん と、女子対男子の ドッチボールで、女子 は男子 より弱 いのでやめた方 が いいと思います。

ゆ うこ 賛成です。

りん 私 も賛成です。

そ うたろう でも、女子の方 が (人数)多い じゃん。

さとし うん。 けど、女子 は男子 より人数が多い し、逆に男子 は女子 より人数が少な いけど。あれ ・・・。強い女子 もいる し。 うーん。

でも。

(沈黙)

じゃあ、け していいですか ? ゆうこ いいです。

さとし でも‑。あとでけ してもいい ?

モ デ ル を提 示 しなが ら、 どこに着 目 して ほ しいか、教材 文 と照 ら し合 わせ る とどう か、 チ ェ ックカー ドの項 目に関係 してい る ところは どこか等 と、 1次 で の学 習 した こ

とを関連付 け、意識化 させ た

これ まで学 んだ話 し合 いの ス キル を活用 して

(1)話 し合 いの テ ーマ設 定 の工 夫

子 ど もた ち に とって話 し合 う必 然性 が あ るテーマ にす るため に 1/2成 人式」 をテ ーマ と した。

(2)理 由 に着 目

話 し合 いがず れ ない ように、総 合 的 な学 習 で 1/2成 人式」 のね らい を 「育 て て く れ た方 に感 謝 す る会

「10年 を振 り返 った り未来 に向 けて考 えた りす る会

心 に残 る よ うな、記念 になる よ うな会」 にす る とい う3つ で あ る と確 認 した。

(7)

(3)付 垂 とホ ワイ トボー ドの活用

一 人 ひ と りが付 隻 に 自分 の意見 を書 き、 そ れ を もとに発 表 した. ホ ワイ トボー ドを 活用 し、意 見 が書 か れ た付 隻 を貼 った り意見 を ま とめ る際 に グル ー ピ ング した りした。

(4)実 際 の様 子 か ら

○児童 の話 し合 いの実 際 (3班) こうへい

めい けいすけ こうへい けいすけ ひろこ あやの

こうへい あやの けいすけ めい けいすけ

(沈黙) こうへい

これか ら1/2成人式でどんなことをしたいか話 し合います。

みんなで写真 をとりたいです。理由は大 きくなってか らも残 るか らです。

手つなぎおにです。みんなで楽 しく遊んだ ら思い出になるか らです。

キーホルダー作 りがいいと思います。理由は記念に残 るか らです。

タイムカプセルは。記念 になるじゃん。

どんな10年 だったか振 り返 るのがいい と思います。理由は、みんなで言い合 って反省できるか らです。

将来の夢 をい うのがいいです。あと10年 した ら20さいだか らです0 (略)一人ひとりが考 えたことを発表する。

この中で決めたいと思います。

意見のある人、言 って ください。

写真 は撮 った方がいいと思います。記念に残 るか らです。

タイムカプセルは (3年の時に) もうつ くってあるので、いいと思います。

タイムカプセルっていつあけるの ? わかんない。

(略) どれがいいかということとその理由を発表する。

私 は、 らいまさんの言 ったキーホルダーがいいと思います。やっぱり記念 に 残 るか らです。

今、・でているのは、タイムカプセル、キーホルダ‑、写真、スーパー ドッチ、

夢 をい う、手紙 を書 く、歌 を歌 う、手つなぎおに、めあての発表、10年 を振 り返 る、とか、うーと、こんなことがでています。 うーんと‑①

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(52)

けいすけ はい。(挙手)

スーパー ドッチはぬか してもいいと思います。いつでもできるからです。② めい けいたさんと同 じでスーパー ドッチは外 した方がいいと思います。

お楽 しみ会でもできるからです。

こうへい スーパー ドッチは外 していいですか。

みんな はい。

ひろこ 遊びと発表は違 うから2つに分けた方がいいと思います。③ こうへい 分けていいですか ?

(進行係のこうへいが付葺 を 「発表

遊び」 という2つに分け始める。) 発表‑10を振 り返って、どんな大人になりたい、夢、手紙 遊び‑手つなぎおに、スーパー ドッチ

キーホルダー、タイムカプセルがまだ分類 さていない.

こうへい これは ? (キーホルダー、タイムカプセル)

ひろこ キーホルダーとタイムカプセルは遊びに入れていいんじゃないの。④ めい それは、遊び じゃなくて、別に 「作る」 とかいう仲間 をつ くったほうがいい

んじゃないの ?⑤ ひろこ あー‑

こうへい 作る」にいれるよ ? みんな いいです。

進行係 ‑整理す ることの大変 さ

最初、進行係 は どん どん意見 を出 させ、ホ ワイ トボー ドに意見が書 かれた付葦 を貼 ってい った。話 し合 いの途 中で、一人 ひ と りは 「写真 がいい

「タイム カプセルがい い」 と発表す る ものの、 これがいいあれがいい とい うだけに留 ま り、話 し合 いが整理 されなか った。そ こで、進行係 は どう していいか分か らず に、 と りあえず何 か を言お うと、出ている意見 を言 い出 した。進行係 の こうへ い に授 業後 、① の場面 の映像 を見 せ て、その時の ことを振 り返 らせ た。

こ うへ い 今 、でてい るの は、 タイムカプセル 、キーホル ダー、写真 、スーパ ー ドゥチ...I...でています.①」

‑ (進行係 をや って ) どう していいか分 か らな くな り、何 か出てしーる もの をい った 進行係 こうへ いのチ ェ ックカー ドを確認 した ら 「意見 をまとめてい る

途 中ゼ意 見 を整理 してい る」 の項 目が△ であった。 また、振 り返 りで も 「意見 を もう少 し整理

した方が よか った」 と書 いている。

進行係 に感心

進行係 の① の発言 の後沈黙があ り、け いす けが手 をあげて 「スーパ ー ドッチはぬか してもいい と思 い ます.いつでもで きるか らです。(参」 とい う意見 を した。 この時、

けいす けの発言 は流 れに沿 っている とは言 えず、その意図が よ く分 か らなか った か し、後 でチ ェ ックカー ドを確認 した ところ、「今 日の話 し合 い名人」 に進行係 の名 前 を挙 げていた。 また、その理 由が 「話 し合 いが、 し‑んって した ときに、 こえをだ

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していたか らいいな‑ と思い ま した。」 と書かれていた。 そこで、 けいす けに も授業 後 に映像 を見せ発言 を振 り返 らせ た。

‑ し‑ん となって、 どうしようと思 ったけ ど、 こうへい さんが、いろいろ としゃべ これ らの ことか ら、進行係 の こうへ いに感心 していることが分か った。

この二人のや り取 り、感想、 自己評価 を学級 に紹介 した。意見 を言 う側の思 いや頑 張 り、進行係 の大変 さや頑張 りも評価 した。

他者の考 えを開 き、共通点や相違点、合意点 を見つけなが ら話 し合い をす ること ひろこ 「遊び と発表 は違 うから2つに分 けた方がいい と患います占②」

‑ スーパー ドッチは、お楽 しみ会で もで きるか ら外 したけ ど手つな ぎお にも遊 び ひろ この提案 に よ り、班 で は発 言の分類 を始 めた。2つ に分 ける とい う提案 か ら、

分 けていった。 ひろこの発言 によ り、 これまでの消去することが主流だった決め方か ら、分類 して整理す る方法 を学習す ることがで きた。

一方、分類 してい くと 「キーホル ダー」 と 「タイムカプセル」が残 って しまった。

そ こに

ひ ろこ 「キーホルダーとタイムカプセルは『遊び』に入れていいん じゃないのo い 「それは、『遊び』 じゃな くて、別 に 『作 る』 とかい う仲間 をつ くったは う とい うや り取 りがあった。めいの発言か ら、「二つ に分 ける」 ことに着 目す るのでは な く、内容 に着 目 して分 けることが大切であることを学習す ることがで きた。

話 し合いの収束 に向けて

話 し合いはまだ途中ですが。各班の話 し合いの様子を、どんな話 し合いだっ たか報告 してください。

こうへい 今はスーパー ドッチをやめることになって、みんなの意見を発表グループ、

遊びグループ、作るグループに分けました。

ゆうこ 写真をとると、ハイパー ドッチと歌 という案になったんだけど、今は、歌 を 何にするか話 し合っていました。でも、まだ決まっていません。

ちあき 遊びは、いつでもできるので遊びを全部やめました。で、それ以外のもので、

似ているものとか、集めて、グループ分けをしました。

各班の進行係 に話 し合いの状況 を発表 させ た。発表す ることでそれぞれの班 の話 し 合い を整理 した り、他の班の様子 を知 った りすることがで きた。授業の途 中で、 この

ような活動 を入れることも支援 になる と考 え られる

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相互評価 (今 日の話 し合い名人)

ほ とん どの子 どもが 「あやのさん」 を挙げていた。その理由が 「理由を しっか りと 述べている」 とい うものであった。あやのの発言の声 は小 さくてはっきりしていると は言 えないが、 きちんと理由を述べていた。

一方、ひろこやめいの発言 に着 目している子がいなかった。出された意見 を分類 し なが ら話合いを進めるモデルを示す形で、担任か ら学級の子 どもたちに提示 した。

成果 と課題

(1)単元構成一 習得 ・活用

授業の中で習得 ・活用 を意識 して単元 を構想する際は、習得がね らいなのか活用が ね らいなのか を指導者が明確 に持 っていることが大切である。 また、習得 ・活用の場 を細かに、スパ イラルに展開 してい くことで より確かに習得 されてい くであろう。そ うすることで最終的に実生活 にも活用で きるカへ とつながってい くだろう。

また、子 どもたちが習得 して も、習得 したことが意識化 されていない と活用で きな い。本実践では、指導者が映像や音声 を通 してモデルを提示する支援 を行 ったが、 ど う習得 したことを子 どもたちに章識化 させてい くかが課題であるだろう

(2)話 し合いチェックカー ドの活用

チェックカー ドを活用することで、話 し合 う時の発言や進行する上で、 どう発言 し た らいいか、どう司会 をした らいいか とい う指標の一つになった と考 えられる。また、

相互評価 を通 して、 自分や友達の話 し合いの様子 を振 り返 らせ ることがで きた。

(3)視覚的な支援

話 し合いは、書 くこと等 と異な り学習後は消 えて しまう。本実践では、子 どもたち の話 し合いの様子 を文字化 した り、ビデオやICレコーダーに撮 った りして提示 した。

また、なされている話 し合いが 目で見て も分かるようにホワイ トボー ドを活用 した。

見 えない話 し合いを子 どもたちにどう意識化 させてい くか、視覚的な支援が大切で ある。

(4)共通点や相違点、合意点 を見つけなが らの話 し合い

1/2成人式で何 をや りたいか という提案だったので、写真や タイムカプセル、キー ホルダーといった種類の共通点や相違点は、 とらえられていた と考 える。 しか し、や りたいことは違 うがや りたい理由は同 じとい うようなこ.とが 起 きていることに子 ども たちは気付 いてはいなかった。

子 どもたちの発言の様子 (内容 は違 うが理由は同 じである発言)のモデルの提示が 気付 く契機 になったのではないだろうか。

(11)

最後に

話 し合いをしていて も、賛成 ・反対 とい う意見は言いやすいが、なかなか合意点 を 見つけることは難 しかったと考 える本実践では、有揮俊太郎先生か ら授業 を参観 し ていただ き、その点 についてのご指導 をいただ くことがで きた。

合意の中にある不合意〜 もいい と思 うけど」 について

教科書の削除 されている部分 (CDにはあるが教科書 には載 っていない部分) を文 字化 して、合意の中にある不合意の話形 についてモデ リングすることが必要であ り、

それによって合意点 を見付 けていけるようになるのではないだろうか0

今後、ご指導いただいたことや実践の成果 ・課題 を受けて、次の実践へ とつなげて い きたい と思 う

i 高橋俊三 2001.ll「国語科話 し合 い指導の改革‑ グループ討議か らパ ネルデ ィス カッシ ョンまで

」p.51

ii 高橋俊三 2001.ll「国語科話 し合い指導の改革‑ グループ討議か らパ ネルデ ィスカッシ ョンまで

」p.55

iii佐藤佐敏 2009.3活用で学ぶ意味 を復活 させ る」r教育科学国語教育INo.705pp.3539 iv、2010.5.19上越教育大学学校教育実践研究セ ンターにて

V 国語四年下 「かがや き」光村図書 平成17年度版

(新潟県上越市立黒 田小学校教諭)

‑94

参照

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