夢への思いを強めていくE男君
− 6年2組『夢はかなう?』の実践から−
白 鳥 かつら 1.教材に込めたもの
5年生の時、子どもたちは『酪農に生きるMさんから見えてくるもの』で情熱をもって酪農に取り 組むMさんや、『本当のことは報道できる?』で自分の判断を信じて番組のプロデュースを続けるN
さんに出会った。MさんやNさんのひたむきに取り組む姿に共感した子どもたちは、まだ漠然とした ものではありながらも、自分は将来どんな仕事をしたいのかとそれぞれに職業をあげて語り合った。
そんな子どもたちの姿に私は、子どもたちが自分の将来に目を向け始めているのを感じた。
6年生になりイラク戦争に対する自分なりの考えを出し合うと、子どもたちは今の、そしてこれか らの日本や世界は平和なのか、政治や経済、社会情勢についてもっと知りたいと考え新聞スクラップ を始めた。「暗いニュースが多い」と現実を受けとめながら、一方でスポーツ界を中心に、世界を舞 台に活躍する人にも目を向け期待や憧れをいだいた。私は子どもたちが、将来社会に出て自分には何 ができるのか、自分はどんなふうに生きていくのかと考えているのを感じた。そんな子どもたちに将 来の夢を探っていく中で、自分のよさや可能性を感じてほしいと私は思い、『夢はかなう?』を設定
した。
子どもたちに「将来の夢は?」と問いかけると、それぞれに自分が将来の夢として思い描いている 仕事について語っていく。そんな子どもたちに、幼い頃からの夢を実現させたSさんとの出会いを設 ける。「一度きりの人生だから、自分の本当に好きなことをしたい」と語るSさんのひたむ\きな生き 方にふれた子どもたちは、今いだいている夢は本当に自分に合っているのだろうか、かなえることは できそうなのかと調査活動に動き出していく。
自分の将来の夢について調べていくと、子どもたちは夢をかなえた人との出会いから夢への思いを 強めたり、家族の自分に対する期待や現実の厳しさを感じたりしていく。厳しさを乗り越え夢の実現 に向けて努力した人の話から自分も頑張ろうと感じる子や、現実甲厳しさから別な生き方を選んだ人 もいることを知り、自分の夢は本当にかなうのかと不安になる子がいる。子どもたちは出会った人の 生き方に共感や反発、疑問などさまざまな感情をいだく。そして調査活動を通してわかったことや感
じたことをもとに、自分は夢を追い続けるのかと自分自身に問いかける。Sさんや調査活動で出会っ た人、家族や友達の思いにふれながら、子どもたちは夢に対する自分の思いを見っめていくことになる。
友達との話しか、では、Sさんや調査活動で出会った人、家族のように自分も夢を実現させたいと考 える子と、現実の厳しさを感じて自分の夢はかなえられそうにないと諦めようとする子が、互いの思 いにふれていく。私はこの子たちならば、同じ空間で過ごす友速め夢への思いにふれることで、ふと 自分自身と照らし合わせたり、友達のよさを認めて互いに励まし励まされたりする中で、厳しさを乗 り越え夢をかなえようと考えていくに違いないと考えた。また、調査活動で蓄えた事実をもとに、現 実を正面から見て自分が進む道を判断していこうとするだろうと私は考えた。自分にとって夢とは何
か、自分は何をしたいのか、自分のよさや可能性はどこにあるのかと、子どもたちは自分自身に問い、
自分は夢を追い続けるのかと見っめ直す。
私は本教材を通して、子どもたちが、Sさんや追究の過程で出会った人の生き方や友達の考えを、
自分自身に照らし合わせながら夢について探ったり深く考えたりしていくことで、夢への思いを広げ たり強めたりしていくことを願った。その先に、夢をもって前向きに生きていくことで、子どもたち がなりたい自分、できそうな自分を見つけ、自分のよさや可能性を広げることになると私は考えた。
2.E男君のとらえと願い
E男君は、つどいの壁面画や運動会の応援道具を作成する時など、いっも友達と熱心に取り組んだ。
手伝わずに帰ってしまう友達がいると、全員で取り組まなければ不公平だと度々訴えた。私は彼のそ
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んな様子に、公平さを大切にしているのを感じた。イラク戦争について話し合った時は、イラク国民 の解放を主張するブッシュ氏を支持する友達に対して、「もし自分が犠牲になったイラク市民やその 家族だったら、そんなことは言えないはずだ」と主張した。私は彼が傷っく人々を思いやり、自分の 立場に置き換えて語ることで自分なりの意見を友達に力強く語っていく姿に達しさを感じた。また母 親思いのE男君は、母の悩みを取り除いてあげたいと日頃考えているのだが、どうしたらよいのかわ からずにいる。自分の母だけでなく、悩みをもつ人が多いこの世の中で、少しでも人を助けたいと考
える彼は、弁護士になりたいと考え始めている。
本教材で彼は、夢をかなえたSさんや弁護士の方との出会いを通してその生き方に心を響かせ、夢 への思いを強めていく。調査活動から現実の厳しさを感じながらも、Sさんの生き方から信念をもつ ことの大切さにふれた彼は、夢への思いが唆味な友達に「やればできる、夢はかなえるべきだ」と主 張していく。また、「挫折もある、気楽に生きる人もいる」と考えたり、夢を次々に変えたりする友 達の意見に出会うと、自分の夢への思いとの違いから彼は違和感を覚えていく。そんな時人を思いや る彼ならばきっと、友達の夢への思いを感じて認め励まそうとしながらも、本当にそれでいいのかな と自分自身に問い直していくに違いない。私は、友達の夢への思いにふれ自問自答する中で、彼自身 の夢への思いがより一層強まったり広まったりしていくのではないかと考えた。
3.夢への思いを見つめるE男君
(1)弁護士になりたい
子どもたちがそれぞれに将来の夢について語っていくと、E男君は「頑張ってなれないものはない」
と発言した。自分の夢の実現は難しいかもしれないと述べる子がいると、「H男君は電車の運転者、L 男君はサッカーのプロを目指す。ジャンルが違うので頑張る内容が違う。例えばサッカーはひたすら 運動すれば肺活量等も多くなるし、技術も上がる。『俺はエリートだ』とサボっていたらなれないし、
精一杯努力すればなれる。何でも才能なんてほんの一部で後は全部努力。努力が大切」と主張した。
私は彼が友達に対してはっきりと自分の考えを語っていく様子を見ていて、弁護士への道の厳しさを 感じた時、彼の夢への思いは揺さぶられるのではないか考えた。弁護士になって人を助けたい、その ために努力しようと考える彼の姿勢を、私は認め大切にしていきたいと思った。
彼自身の夢については、「夢:弁護士。理由:今の世の中、政治が入り乱れて混乱しているし、ヤ ミ金や借金問題、家庭内の悩み等、解決してあげたいから。●それから、司法書士より弁護士の方が儲 かる」とノートに記した。これを読んだ私は、母を元気付けたい、弁護士になって人の悩みを解決し てあげたいという彼の優しさにふれた思いがした。彼が「儲かる」からと考えるのも、早く大人になっ て母を助けたいと思っていることが、心のどこかにあるのではないかと私には感じられた。
(2)努力すれば夢はかなう
工場に就職しながらも勤めを辞めて、花屋になるという幼い頃 からの夢をかなえたSさんの話を聞くと、E男君は「花屋になる ための仕事は楽しかったですか」と質問をした。Sさんが「大変 なこともあったけど、9割くらいは楽しかった。好きだから」と答 えると、E男君は大きく領いた。努力を大切にする彼は、Sさんの 話から「本当に好きなことなら大変なことも苦にならない」と感
じたに違いない。彼はSさんとの出会いをふり返って「今日僕は、 <花屋のSさん>
おじさんの話を聞いて、夢をかなえるということは容易ではないんだなあ〜つと思い知らされました。
でも頑張れば夢はかなうということが、はっきりしたような気がします」とノートに記している。
この先E男君は、調査活動を通して司法試験の合格率の低さや、弁護士を目指す人が何年かかって
も合格できないという厳しい現実を感じるだろう。そんな彼にとってSさんとの出会いから「本当に
好きなことなら、夢はかなうということがはっきりした」と感じたことが、厳しさはあっても努力に
より夢はかなえられるという思いを強めていく支えになることが期待できるのではないかと私は思った。
(3)Uさんとの出会い
調査活動を始めると、E男君は静岡家庭裁判所に出かけて行っ た。温厚な面持ちの調査官(Uさん)が「よく釆ましたね」と笑顔 で迎えてくださる様子に、E男君もさっと温かい人柄を感じたこ
とだろう。積極的に質問をする姿に、弁護士になって人を助けた いという彼の夢への思いが、少しずつふくらんでいくのを私は感 じた。仕事をしていて大変なこと、やっていてよかったことを質 問した彼に、Uさんが「この仕事は人の悩みを一緒に考えていく
<∪さんとの出会い> 仕事なので、楽しいものではない。けれども解決できた時の充実 感は言葉では言い表せない」と答えると、彼は大きく領いた。見学から帰った後に書いたノートには、
「弁護士になるのは大変なことらしくて、司法試験を受けるらしい。その他にもいろいろな試験を受 けなければならない。弁護士と言ってもいろいろあるけれど、そのうち一つでも聞けて、得るものが あった」と書かれていた。私は、Uさんの温かい人柄や「人の悩みを一緒に考えていく仕事」という 話にふれた彼が、人の悩みを解決してあげたい、人を助けたいと考え弁護士という仕事に対していだ いている自分のイメージと重なり、夢への思いを一層強めたのではないかと思った。
Uさんの話を聞いて、弁護士になるために通らなくてはならない司法試験について詳しく知りたい と考えた彼は弁護士会に連絡を取り、弁護士になるためには法学部に入り司法試験に合格しなければ ならないことを確認した。さらにインターネットで司法試験の合格率が3′ヾ−セント程度であること をっかみ、「3パーセントか…」とつぶやいた。彼は、夢をかなえるまでの道のりの長さと感じたので はないだろうか。私はそんなE男君の姿に、Uさんとの出会いを通して夢への思いを強めながらも、
現実の厳しさを感じ始めたのではないかと思った。
4.夢への思いを強めていくE男君
(1)夢はかないそうなんですか?
調べたことをもとに自分の夢はかないそうかどうかを発表していくと、友達が発表する度に、「そ の夢はかないそうなんですか?」と尋ねるE男君の姿が見られた。ノートには、「なんかみんな自信無 さげだな−と思った。僕は、夢はかなう自信があります。でもかなえるのは大変そうだな−と改めて 思い知らされた」と書いてあった。調査活動を通して厳しい現実を感じた考達が少し自信をなくす様 子を見て、司法試験の事を調べた彼自身も本当に自分は夢をかなえることができるのかと不安を感じ ているのではないかと私は思った。「自信がある」と断言することで自分自身を励ましているように も感じられた。そんな彼の姿を見て、私は前向きに突き進むことも大切だが、少し立ち止まって自分 の思いをじっくりと見っめる時間も必要なのではないかと考えた。
(2)模擬裁判体験を通して
私は、司法試験という厳しい現実を感じながらも夢への思いをもち続けるE男君に、話を聞くだけ ではなく模擬裁判を経験する機会を設定することで、彼が自分の夢への思いを見っめることができる のではな早かと考えた。そこで静岡地方裁判所で行われる模擬裁判体験に参加した。友達が模擬裁判 を進める様子を傍聴席でじっと見ていたE男君は、友達の弁護の仕方に納得できない様子だった。私 は、彼が自分ならどのように弁護をするだろうかと考えているのを感じ、彼自身が人の弁護を疑似体 験することができる機会を改めて設けたいと思った。
裁判所の見学を終え、再び夢について語り合うと、彼は自分の夢について「率直に言うと、努力す ればかなわない夢はないと思う。とにかくぼくは国民の役に、人の役に立ちたい」と語った。私は彼 が弁護士という仕事の模擬体験をすることで、自分の弁護によって人が救われていくことをイメージ
−105−
し、夢への思いをさらに強めていくことができると私は考えた。そこで彼が弁護士の役を経験するこ とができるよう、模擬裁判を再現する場を設定した。
「僕ならはっきり断言した弁護をしました」「その包丁は被告人がつきっけたものではなく、被告人 に触らせたり、もともと被告人が家で使っていた包丁等を加害者が店の店員につきつけたりしたもの と思われます」と、弁護の仕方を自分なりに考えてきた彼は堂々と弁論した。判決は裁判員制度の導 入が報道されたことを受け、クラスの全員が裁判員として挙手をすることにした。E男君の行った弁 論に対する圧倒的な支持で、判決は無罪になった。嬉しそうに微笑むE男君の姿が私の心に強く残っ
ている。自分の弁論で無罪になったことと、友達が自分の弁護を認めてくれたことで、彼の夢への思 いは強まったはずだ。ノートにも「弁護士の夢を僕は追い続ける。僕の夢は弁護士です。なぜ追い続 けるかは、毎回変えていたら絶対なれないと思うし、僕の決心は
変わらないから」と書かれていた。私は彼が現実の厳しさを感じ て押しっぶされそうになってしまうのではないかと不安になった が、彼がそれを乗り越え夢への思いを強めたのを感じ、嬉しく思っ
た。弁護するという経験をし友達が自分の弁論を支持してくれた ことで、彼が人を助けたいという思いを一層強め、信念を持っこ との大切さを自覚したように私は思った。
<模擬裁判>
(3)人を助けたい
コックになる夢を諦めようとした0男君が「夢を諦めるのか」と友達から反論されると、E男君は
「他に夢があるならいい。あく・までも僕の考えで、僕だったら必死でやる」と述べた。また、K男君 が親の後を継いで歯科医師になろうと発表し「自分の意志ではないのか」と問われると、「継がなきゃ と言っているのは、もしかしたら心の中で、なりたいという気持ちが少しでもあるのかもしれない。
俺がとやかく言う事情ではないけれど、『これこそは』という職業があったら力づくでも主張すべき」
とK男君の気持ちを察しようとする発言をするのを見て、私はE男君の、人の思いをくんでいく温か さを感じた。そして、弁護士が単なる夢の職業でなく、彼の中に人を助けたいという思いが一層ふく
らみ始めているように感じられた。
彼は、別の友達の考えを聞く中で「急ぐのもよくないけれど、気長もやめた方がいい」「夢をかな えるのは才能もあるけれど努力や意気込みがないと無理。意気込みだけでも駄目で、意気込んで、努 力してやっとかなったり、つかんだりするもの。意気込みや自分の腹に誓うことが大切だと思う」と 発言した。彼が自分とは異なる友達の意見を受け入れながら、信念をもつことの大切さを感じ、自分 の夢への思いを見つめたのだと私は思った。そして、「自分の腹に誓うのが大切だ」と彼が改めて夢へ の思いをさらに強めていくのを感じた。
5.追究を終えて
彼は追究の終わりに「僕はSさんや、Uさんなどいろいろな人に会って、弁護士や裁判官になるの はすごく大変だと聞いた。でもみ〜なを僕の弁護で助けられたらいいなと思いました。そして弁護士 になりたいという思いより何より、一層みんなを助けたいという思いが強まりました」と記している。
彼が少し気楽に考えていくことも必要だと考えていた私は、彼が追究を通して出会った人々や自分と
は異なる友達の考えにふれながら、「人を助けたい」と自分の夢への思いを強め、あくまでも夢への思
いを貫いていく遥しい姿に出会い、自らのとらえの甘さを感じた。彼は自分とは異なる夢への思いを
もっ友達の考えに出会うことを通して、いろいろな生き方があることを感じながらも、自分の中にあ
る「人を助けたい」という夢への思いをさらに強め、信念を持っことの大切さを自覚していった。卒業
していく彼に、私は「人を助けたい」という彼の夢への思いを認め励ますことしかできないが、彼な
らきっと夢への思いをもち続け、道を拓いていくことができると信じている。私は改めて子どもの内
にある自ら遥しく成長していく力にふれることができたと感じ、嬉しく思っている。
6年2組『夢はかなう?』追究のあらまし
[全体の流れ]
i
① < 自 分 の 将
I
C:リニアモーターカーの運転手 C:頑張ればなれる
C:頑張っても、なれないものはなれない C:もともと生まれた素質とかがある C:(前と夢が)変わった
C:夢をかなえた人の話を聞きたいな
l
②③ < S さ ん
■一一一一一一一一一■一一一一一一一一一■一
の お
Sさん:俺、花が好きなんだよな。花屋になりたいな。同じ一 生なら自分の好きなことをしていこうって思いました。
「やってみよう」その思いがあれば、その力があれば、
前向きにいける
Sさん:9割くらいはね、好きだから
T :工場を辞める時、不安はなかったのですか?
Sさん:売れるか売れないか、わからなかった。だけど「やら ないより、やろう」そういう気持ちが勝った
I
C:夢をかなえたSさんはすごい C:Sさんは運がよかっただけかも…
④⑧ < 今 の 自 分 の 夢 は か な
【
・それぞれ自分が夢としている職業に就いている人の話を聞き に行った。アンケート調査も行う子もいた
C:初めて知ったこともあってびっくり C:難しい職業だが、もっとなりたくなった C:本当にできるか心配になったけど、頑張りたい C:切実な問題は金です
[E男君の追究]
【
乗 の 夢 は
「頑張ってなれないものなんてないよ」
<ノート
の悩みを
う
話
*
?ノ >
弁護士。世の中、政治が入り乱れているし、家庭内 決してあげたから。
を 聞
になるため
努力次第で絶対になれる
」 う >
仕事は楽しかったですか?」
>容易ではないんだなあ〜と、思い知らされました。
夢はかなうことがはっきりした ような気がします
夢への彼の強い思いを感じ、▼認めていきたいと考えた
い そ う な の か 、 調 べ よ う >
・家庭裁判所に出かけ、Uさんの話を聞いた。放課後を利用し て弁護士会にも出掛けて行った
U:「人の悩みを一緒に考えていく仕事なので楽しいものでは ない。けれども解決できた時の充実感は言葉では言い表せ ない」・領く
<ノート>弁護士になるのは大変なことらしい。一つでも聞け て得るものがあった。
*家庭裁判所、弁護士会を訪ねて積極的に質問する彼の姿から、
夢への思いをふくらめていくのを感じた
・この後、インターネットで司法試験について調べる
・静岡地方裁判所模擬裁判体験に参加
*E男君が弁護士という仕事のイメージをつかむことができると考えた
⑦〜⑨< 自 分 の 夢 は か な い そ C:新幹線の運転手は高卒が一番多いけど、僕は大学を目指し
ているし、すごく難しい
C:内科の医者になりたいので、倍率も高いけど、アドバイス を参考に頑張っていきたい
C:薬剤師の年収は日赤の場合36歳で800万円。その辺の普通 の病院の場合300万円
C:宇宙飛行士です。将来の夢だから目標にして
C:将来は決まっていない。かなう、かなわないの問題じゃな
い
C:本当になりたいものは、頑張れる
C:自分は夢が変わっちゃってどうしようかって…
う か 、 発 表 し よ う >
にかないそうなんですか?」
ってないじゃん
いだけではなく、夢の実現ができると思っているのかどう・
はっきりさせたくて、聞いているように感じられた
ているのを感じ、自分の思いを見っめる時間が必要なのでは ないかと考えた
−107−
・以前裁判所で見学した模擬裁判のロールプレーを行った
*E男君にも弁護士の役を経験する機会を設けたかった
】
T:みんなの発表を聞いて、どうですか?自分は今の夢を、こ れからも追い続けますか?
C:みんなの発表を聞 C:難しくても、でき C:好きなことをやれ
「努力すればかなわない夢はない。とにかく人の役に立ちたい から、弁護士になりたい」
*夢の実現に向けた強い思いを感じ、励ましたいと考えた
・ロールプレーで弁護士役を演じる T:弁護士はやれそうですか?
−ん、 わかんない。それは人が評価してくれることだから」
*自分の思いだけでなく、人との関係を考えはじめたと思った
l 自 分 は 今 の 夢 を 追 い 続 け る の か ?
い て、 や っ ぼ り な りた くな っ た < ノ ー ト>弁 護 士 の夢 を 僕 は追 い続 け る。 毎 回 変 え て い た ら絶 た時 に は達 成 感 が 出 て くる 対 な れ な い と思 う し、 懐 剣 決心 は変 わ らな い l
ば い い。 幸 せ な らい い _ _ . _ . . ● ・ ・・ ・ 一 一 ■ ■  ̄ 一 ● ■ C∴時間をかけて自分に合ったものを探したい
C:今は不況で、ある意味賭けだから、夢は追わない C:今はとりあえず幸せ。夢は特にない
i
⑩⑪ < 今 の 夢 を 自 分 は
l
C:本当にやれるかどうかもわからないけれど、追い続ける C:夢をかなえたいから、追う
C:追わなきゃかなわない。始まらない C:「無理」と言っていては駄目
C:収入がないと嫌だから、別の道にしたい
■■−叫■一一一■−■■一一一■■■−■−■一一一一一一一一一■−■一一●−●_
C:あきらめなくてもまでいいと思う。まあ、0ちゃんがそう ならそうでもいい
C:継がなきゃいけないっていうのがあって、まあ仕方がない かなって
C:そんなの夢じゃないよ C:かなえたいとか、かなう問題
C:親に言われたって自分あやサたいこと暮やればいい
C:夢は特になくて、幸せになりたいだけ C:なれなくてもそこまで来た実力がつく
C:ゆっくり考えて、自分に一番合ったものになりたい
T:では、夢についての自分の考えをまとめてみてください
【
C:かなうかどうかわかならないけれど努力しなきゃ始まらな
い
C:かなえようと思って頑張れば、力がついて何かに生きる C:かなえたいと思うことが大切。夢はもっていたい
*「 ̄夢は変わってもいい、幸せならいい」と考える子たちの意 見に出会っていく中で、自分の夢に対する思いを改めて見っ めることを願った
l
追 い 続 け る の か >