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中学校 第3学年 国語科 学習指導案 日

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Academic year: 2021

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中学校 第3学年 国語科 学習指導案

日 時 平成 28 年○月○日第○校時 対 象 第3学年○組

学校名 ○○○○中学校 授業者 ○○○○

1 教材名 「故郷」

2 単元の目標

・情景や人物を描写する語句や表現を読み取り、内容への理解を深めることができる。

・作品を通して、社会の中での人間の生き方について考え、自分の意見をもつことができる。

3 単元の評価規準 ア 国語への

関心・意欲・態度 イ 読む能力 ウ 言語に関する

知識・理解・技能

①社会の中での人間の生き方につ いて自分の考えをまとめようと している。

①楊おばさん」や「閏土」と「私」

との関係とその変化の理由に ついて読み取れている。

②情景描写の効果や登場人物の 言動の意味を考え、「私」のい う「希望」とはどういうことか を考えて表現することができ る。

③作者のものの見方や考え方を ふまえ、社会の中での人間の生 き方について自分の意見をも っている。

①情景や人物を描写する語句 や表現の意味、役割を理解し ている。

②情景や人物を描写する語句 に着目し、「私」の思いを読 み取っている。

③情景や人物を描写する語句 に着目し、「楊おばさん」「閏 土」それぞれの昔と今の変化 を捉えている

4 指導観

(1)単元観

生徒は、これまで次のような文学的な文章の読み取り方を学習してきた。第1学年では、登場 人物の行動や心情の変化を読み取る学習を行った。第2学年では、登場人物の言動の意味や文章 の構成や展開、表現の仕方について自分の考えをもつなど、作品を批評する学習活動を行ってい る。

よって、本単元では、第1・2学年で身に付けた能力を踏まえ、中学校学習指導要領の国語第 3学年「C 読むこと」の「(1)ア 文脈の中における語句の効果的な使い方など、表現上の工 夫に注意して読むこと。」と「(1)エ 文章を読んで人間、社会、自然などについて考え、自分の 意見をもつこと。」の二点に重点をおいて指導をする。特に、第

3

学年の最後にふさわしい文学

(2)

2

作品に触れ、社会と人間の関係について考えさせることができる単元であり、これまでの既習事 項を生かして学習することができると考えている。

(2)教材観

本教材である『故郷』は、二十年ぶりに帰郷した「私」が、故郷に暮らし続ける人たちと再会 し、過去と現在を対比しながら語る小説である。そこで、語られている情景や登場人物の描写の 変化に着目し、その効果や意味をしっかりと捉えることで、作品への理解を深めることへとつな げていけると考えている。

また、『故郷』は、当時の中国の民衆が置かれていた状況が語られている作品である。最終場 面である離郷する「私」の語りから「希望」という言葉が出てくるが、その「希望」とはどうい うことかをしっかりと考えさせ、自分の言葉で表現させたい。この部分を正確に理解することは、

社会の中での人間の生き方について、自分の考えをもつことへとつながっていく。ここでは、時 代背景もふまえながら『故郷』を批評的に読む活動を取り入れ、自分の考えをもつように指導し たい。

5 年間指導計画における位置付け

教材名 身に付けさせたい力 学習指導要領における指導事項 4月 立って

る春

詩に描かれた思いの内 容や表現の効果につい て自分の考えを述べる 力

ア 文脈の中における語句の効果的な使い方 など、表現上の工夫に注意して読むこと。

ウ 文章を読み比べるなどして、構成や展開、

表現の仕方について評価すること。

6月 私 場面や登場人物の設定 の仕方を捉え、作品を 読み深める力

イ 文章の論理の展開の仕方、場面や登場人 物の設定の仕方をとらえ、内容の理解に 役立てること。

エ 文章を読んで、人間、社会、自然などに ついて考え、自分の意見をもつこと。

12 月 故郷 作品を読み深め、自分 の意見をもつ力

イ 文章の論理の展開の仕方、場面や登場人 物の設定の仕方をとらえ、内容の理解に 役立てること。

エ 文章を読んで、人間、社会、自然などに ついて考え、自分の意見をもつこと。

2月 バースデイ・ガール 作品の展開や表現の工 夫について評価する力

ウ 文章を読み比べるなどして、構成や展開、

表現の仕方について評価すること。

オ 目的に応じて本や文章などを読み、知識 を広げたり、自分の考えを深めたりする こと。

(3)

3

6 単元の指導計画と評価計画(6時間扱い)

ねらい 学習内容・学習活動 評価規準・【評価方法】

第1時 ○作品を通読し、大 まかな内容を理解 する。

・作者や時代背景について知り、

学習の見通しをもつ。

・作品を通読し、作品の全体像を 捉える。

ウ-①【ワークシートの記述】

作品を通して新しい語句に触 れ、その意味を理解している。

第2時 ○帰郷する「私」が 語る故郷の様子を 読み取る。

・帰郷する「私」が語る故郷の 様子が書かれている部分を確 認する。 →さびれた故郷

・故郷の様子について描写されて いる部分から、「私」の思いを 読み取る。 →寂寥

ウ-②【ワークシートの記述】

情景や人物を描写する語句に 着目し、「私」の思いを読み取 っている。

第3時 ○「楊おばさん」「閏 土」の昔と今の変 化を捉える。

・「閏土」の人物描写から、「私」

にとって「閏土」はどのような 存在であったかを読み取る。

→憧れの存在

・「楊おばさん」「閏土」それぞ れの人物描写から、昔と今の変 化を捉える。

○英雄・憧れの存在

→デクノボー・哀れな存在

○美人・人気者→コンパス・ふて ぶてしく生活のために何でも する人

ウ-③【ワークシートの記述】

情景や人物を描写する語句に 着目し、「楊おばさん」「閏 土」それぞれの昔と今の変化 を捉えている。

第4時

(本時)

○「楊おばさん」や

「閏土」と「私」

の関係とその変化 の理由について考 える。

・「楊おばさん」や「閏土」は「私」

のことをどのように思ってい るかを考える。

○金持ち・身分の高い違う世界に 住む人

・「楊おばさん」や「閏土」と「私」

の関係が変化した理由を考え る。

○社会の変化がもたらした貧し さ(階級の格差を広げた)

イ-①【観察・ワークシートの 記述】

「楊おばさん」や「閏土」と

「私」との関係とその変化の 理 由 に つ い て 読 み 取 れ て い る。

第5時 ○「私」はどのよう な思いで故郷を去 る の か を 読 み 取 る。

・「私」はどうやって希望を見い だしたのかを読み取る。

○若い世代への期待

・「私」のいう「希望」とはどう いうことか、自分の言葉で読み 取ったことをまとめる。

イ-②【ワークシートの記述】

情景描写の効果や登場人物の 言動の意味を考え、「私」のい う「希望」とはどういうこと かを自分の言葉で表現するこ とができる。

(4)

4

○平和で平等で豊かな社会を目 指す。

第6時 ○作品『故郷』によ って人々の心を変 えることができる のかを考える。

・作品から読み取った作者のもの の見方や考え方を整理する。

○道は人がつくるものである。

○個人の思いが個人の内だけに とどまるのではなく、その思い を多くの人が共有することで

「希望」となる。

・「人々の心を変えることができ たか」という観点で、作品『故 郷』を批評する。

ア-①【観察】

社会の中での人間の生き方に ついて自分の考えをまとめよ うとしている。

イ-③【批評文(400字)】 作者のものの見方や考え方を ふまえ、社会の中での人間の 生き方について自分の意見を もっている。

7 指導に当たって

・生徒が作品中における語句や表現に視点を当てて解決していくよう授業を展開する。学習課題は、

作品の読みが深まるものであることに留意したい。

・課題の解決の際は、生徒の個々の考えをより深めるために、必要に応じて班学習やペア学習を取り 入れていく。

・ワークシートを活用し、読み取りのポイントを押さえながら自分の考えを書かせるよう工夫する。

(5)

5

8 本時(全6時間中の第4時間目)

(1)本時の目標

「楊おばさん」や「閏土」と「私」との関係と、その変化の理由について考える。

(2)本時の展開

◯学習内容 ・学習活動 指導上の留意点 評価規準【評価方法】

導入 ・本時の目標と学習活動を確認 する。

・学習カードを配布し、本時の 目標と学習活動を確認する。

展開 ・前時の内容である「楊おばさ ん」「閏土」の昔と今の変化 を確認する。(5 分)

○「楊おばさん」「閏土」と「私」

が互いのことをどのように 思っているかを考える。

(5 分)

・各班で互いの意見を発表し合 い、話し合った結果を画用紙 に記入して黒板に提示する。

(15 分)

・全体で確認し合う。(8 分)

○なぜこのような関係になっ

・前回読み取った「楊おばさん」

「閏土」の昔と今の変化を板 書で確認する。

【確認内容】

閏土 英雄・憧れの存在

→デクノボー・哀れな存在 楊おばさん 美人・人気者

→コンパス・ふてぶてしく

生活のために何でもする人

・本文中にある文や語句を根拠 としてあげながら自分の考 えをワークシートに記入さ せる。

・話し合いで出てきた班員の考 えを画用紙に記入させる。

・どんな考えが出てきたかを報 告させ、学級全体で確認し合 う。

【予想される意見】

★「楊おばさん」「閏土」は「私」

のことを金持ちで身分の高 い違う世界に住む人間だと 思っている。

★「私」は、「楊おばさん」の ことを「コンパス」と冷静に 観察し、「デクノボー」みた いな「閏土」の姿にショック を受けて悲しんでいる。

・互いの関係を整理しながらそ

イ-①

【観察・ワークシートの記述】

「楊おばさん」や「閏土」

と「私」との関係とその 変化の理由について読 み取れている。

(6)

6

てしまったのか、原因を考え

る。

(5分)

の原因を追及させる。

【予想される原因】

★地主たちによる徹底的な搾 取による貧しさ

★農民階級と地主階級との格 差の広がり

まとめ ○互いの関係やその変化の理 由を考えて気付いたことを まとめる。

・気付いたことをワークシート に記入させる。

(気付かせたいこと)

★「閏土」や「楊おばさん」な どの庶民は、生きていくこと に必死で自分たちの生活し か見えていない。

★「私」は、「楊おばさん」な どの庶民の姿を観察して哀 れに思い、「閏土」の変化に 悲しみと社会に対する怒り を感じている。

★互いの思いが交わらない。

(3)板書計画

本 時 の 目標

◎「 楊お ば さ ん」 や「 閏土

」と

「私

」と の 関 係と

、 そ の 変 化 の理 由 に つい て 考 える

。 私

楊 お ば さ ん 閏 土

二 人を 観察 し、 なん とか した いと 思っ てい る。

「コ ンパ ス」 と冷 静に 観察 して いる

「デ クノ ボー

」み たい な姿 に シ ョッ クを 受け 悲し んで いる

・ 金持 ち

・ 地主 など 身分 の高 い人 間

・ 違う 世界 の人 間

・ 自分 たち は何 をし ても 生き てい かね ばな らな い。 貧 しい 中、 生き てい くの に必 死で

、自 分た ちの こと し か見 えて いな い。

〈 原因

〉 地主 たち によ る徹 底的 な搾 取に よる 貧し さ 農 民階 級と 地主 階級 との 格差 の広 がり

参照

関連したドキュメント

第三次においては自分が本を読んで理解したことや考えたことをもとにグループワークを行い,自分の考え

また、主たる指導事項は、 「相手に自分の考えが分かるように、事例を挙げながら筋道を立てて適切 な言葉づかいで話すこと」

児童は、4年生までに、目的や意図に応じて、話の構成を工夫しながら場に応じた適切な言葉遣いで

筆者の意見や考え をとらえ、自分の立場 から筆者の考えにつ いての考えを持ちな がら読み取っている。.

第3学年「話すこと・聞くこと」の指導事項として「ア.社会生活の中から話題を決め、自分

・仲間と互いにアド ・仲間の作品を読み、説 ・仲間の作品を読み、説 ・作品を読み、自分 バイスし合い、意見 得力のある意見文となる

(2) 古典の作品を読み、展開に即して内容をとらえることができる。 【読むこと (1)ウ】. (3)

古文の暗唱や言語事項のように、覚える内容が明確な学習内容については意欲的に学習し、暗