衣生活の諸問題
女子学生の衣生活行動
徳 蔵 き み
(1978年10月16日受理)
Clothing Problems:
Dress Habits of University Women Students
Kimi TOKURA
(Received October 16, 1978 )
1. 緒 言
最近の日本経済は国際的にみれぽ,石油危機後のトリレンマから比較的,順調に脱却しつXある,
と昭和53年度の経済白書はうたっている。衣生活は社会の構造や生活様式,価値感などの変化に伴っ て大いに影響をうけるものである。現在の衣生活は個性化,多様化をはじめ高級化に傾き,より流動 的な消費型として展開している。
大学における被服学は快適な被服を探究してよりよい衣生活が社会の中で活かされ幸福な人間生活 が営まれることを願うもので常に社会との連係はつよい。社会の変化によってすべてが変革されるも のでないにしても改革し得る内容は多く含まれ,従って教授内容も改められて行くのは当然である。
旧い時代の被服教育にみるような縫製技術練磨に終止するような形は過去のもので,とくに経済上昇 時代のような高賃金,大量生産・大量消費に伴う使い捨ての習慣,消費は美徳等の慣習は衣生活にも 流れ込み,既製品や既製服欧化の習慣を造り上げた。しかし昭和49年にみるように日本経済も石油危 機に代表されるような不況・インフレ・国際収支の赤字等によって変革が求められた。ファッシ・ン
産業も例外ではないが一度慣習化した消費傾向は留まることはなかった。
一方家庭婦人も外に出て働く者が多くなり,共働き現象は日を追って増加し,とくに若い婦人,女 子学生間では就職することは当然とした風習が定着した。生活に対する考え方も一変するのは当然で あろう。既製服の利用は拡大され,ファッション産業も生活密着型となり一層この方面の開拓研究に 力を入れ個性的な多種多様の服飾が展開されるようになった。
このような社会の動きを受けた大学の被服学とくに構成実習には問題が多くあると思える,新しい 研究,視野のもとでの研究教育は久しいがさらに将来に向って研究していきたい。そこでこれら社会 の流れを比較的柔軟に受けとめやすいと思われる女子学生を対象として被服構成学の立場から実態や 意識を充分把握したいと考え調査を開始したQなお私は1979年にも同様調査を行ったので比較出来る 項目については検討を加え時の流れによる変化等についても考察を加えた。
2. 調査対象および方法
女子学生240名を対象とした。茨城キリスト教短期大学家政科生60名(食物・栄養専攻生を含む)
と他学科生60名の120名で全員2年生と茨城大学教育学部家政科生60名(専攻生・選修生を含む)と 他学科生60名で1年〜4年次までが含まれている。一般短大生と教員養成学部学生間に於いて衣生活 面で興味・観〔♪・実態等について相異や類似点を分析したいと考えたためである。調査方法は質問紙 による回答形式で昭和53年6月〜8月の期間である。
3, 結果および考察
a1 調査対象者の概況
表1の通り,18才〜23才までの女子学生である。なお表記号のAは茨城キリスト教短期大学をさし,
Bは茨城大学教育学部である。Aは10代, Bは20代の年令者が多く,年令構成上差は見られるが10代 後期,20代前期者のために調査上支障ないものと判断する。表2は対象学生出身高校の所在と教科別 で,A・Bとも地元茨城県内出身者が多く教科別では普通科が多い,とくにBは普通科100%である。
通学形態は表4のように自宅通学者が多く全体の79。1%でAに多くみられた。近隣出身者が多いため と思われる。Bは比較的遠方広範囲の出身者も多くAと異った通学形態をとっている。家の職業はA で会社員,公務員,商業,農業の順に多く,Bでは会社員,農業,公務員の順である。 A,Bとも異
った環境生育者の集団組織は衣生活面にも種々影響し合うものと思う。
表1 年令 表3 家の職業
実数(%) 実数(%)
矢ハ立. T〕
n 18.19 20〜23 計 Z学業 公務員 会社員 農 業 商 業
工 業
ゥ営業 漁 業 サービX 業 その他 計
A i57.5)69
51 i425)
120
i100) A i16コ)20 i475)57 i92)11 i1α0)12 6i5.0) 1 i0.8)
4 i33) 9
i7.5) 60 i100)
B i342)41 i65B)79 120
i100) B 29
i242)
34
i2&3)
30 i25①
8(67) 8(6.7) 1
i08)
(£、) (7
T8)
60
i100)
合計 110
i45£)
130
i54,2)
120
i100) 合計 49
i204)
91
i37.9)
41
i17ユ)
20 i&3)
(14 T.9)
2 i08)
7(29) 16
iα7)
120 i100)
A:茨城キリスト教短期大学 B:茨城大学教育学部
表2 出身高校および教科別人員 表4 通学形態
実数(%) 実数(%)
形態 自 宅 下 宿 学生寮 その他 計 科別
Q 茨・高・普 他・高・普 茨・高・家 茨・高・商 茨・高・生 計
A (96。7)116 (25)3 (0.8)0 (α8)1 (100)120 A (74.2)89 (7.5)9 (12.5)15 (50)6 (α8)1 (100)120
B (61.6)74 41 3 2 120 105 15 0 0 0 120
(342) (1.7) (17) (100) B (87。5)
(125) (100)
合計 190
i79.1)
44
i18.3)
3(1.3) 3(13) 240
i100) 合計 194
i80β) 24
i1α0)
15 i63)
6(2.5) 1(04) 240
i100)
入学の動機は・表5の通りA.Bにちがいがみられる。 Bの場合は明らかに教員志向者が多い。
教員養成学部学生の特徴が出ており,有意差がみとめられた。さらに「教員が好き」の回答も加算す るとさらに高率となり425%に達するがしかし最近学生の諸情況から勘案すると,もっと高率であっ てよいように思える。次いで「入学しやすい」,「学科がすき」の動機がみられる。Aでは多目的の 入学動機が多く「その他」が首位でBとの性格のちがいが現れている。次いで「入学しやすい」,
「学科が好き」をあげBと同様傾向が見られる,「学科が好き」の入学動機は望ましし理由であるが,
しかし現段階での「入学しやすい」を取のぞき増加する方策や解決法は早急には考えられない。入学 後の研究・教育にか玉ってくる。
表5 入学の動機 表7 被服構成学学年別好嫌Bの場合
実数(%)
実数(%)
A B 計 1 2 3 4 計
学科が好き i24。2)29
24 i20ρ)
53
i221) 講義は好き (1.6)1 0 r1.6)1 0 (2(33)
就職に役立つ i83)10 2
i1.7)
12
i5.0)※ 講義はきらい 2 2 3 2 9
高校の教師の 4 4 8 (33) (3.3) (5.0) (33) (15.0)
す す め (3.3) (3.3) (33) 衣服製作実習は 10 10 5 3 i5.0) 28 10 4 14 す き (16.7) (167) (&3) (46.8)
父栂のすすめ (&3) (3.3) (5β) 衣服製作実習は 0 2 1 0 3
父母以外の家族 1 0 1 き ら い (33) (1.6) (5.〔跨
の す す め (α8) (0.4) 衣服製作実習以外 0 0 0 1 1
入学しやすい 27 24 51 の実験実習はすき (1.6) (1.6)
(225) (20.0) (21.3) 手芸的な実習は 2 3 5 4 14
教員になりたい 2 47 49 ※※ す き (3。3) (5,0) (83) (6。7) (234)
(1、7) (39.2) (2α4) 学科そのものが 0 1 0 0 1
教員がすき (17)2 (a3)4 (25)6 き ら い 0 (1.6)1 1 0 (1.6)2 そ の 他 33
i27.5) 10 43 無 回 答 (1.6) (1.6) (3.3)
(8.4) (179)
15 19 16 10 60
無 回 答 2
i1.7) 1 iOB) 3
i13)
計 (25.0) (317) (26,6) (16.7) (100)
120 120 240
計 (100) (100) (100)
※危険率5%,※楽危険率1%で有意差あり
@(以下の表においても同様) 表8 被服構成学実習希望時数
実数(%)
表6 被服構成学・好嫌 項 目 ー理由 技術のK 得 { 成実力の ウ 養女子の 好 きセから その他 計
実数(%)
A 13 8 0 0 0 21
学校 (21.7) (13.3) (35.0)
額 A B 計 増加して 11 10 1 0 0 22
講義は好き 1 2 3 ほ しい
B (18.3) (16.7) (36.7)
(1.7) (34) (25)
計 24 18 1 0 0 43
3 9 12 (20ρ) (15.0) (358)
講義はきらい (5,0) (150) (10,0)
項 目 理由 きらい 既製品 役 に 時間の
衣服製作実習は 15 28 43 愚 だから で充分 立たぬ 浪 費 その他
す き (25.0) (4σ6) (35,8) A 4 3 2 0 0 9
衣服製作実習は 4 3 7
(6.7) (5.0) (15.0)
き ら い (6.6) (5.0) (58) 減少して B 1i 0 0 1(1,7) 0 2(33)
衣服製作実習以外 1 1 2 ほ しい L7)
の実験実習よすき (1.7) (17) (1,7) 計 5(4.2) (3
Q.5)
2 1(L7) 0 11
手芸的な実習は i92)
好 き 24
i44.0)
14 i2a3)
38
i31.7) 項 目 理由
w 充 分 ]裕なし時間の その他 計
学科そのものが ォ ら い 6
i1α0) 1
iL7) 7i5.8) A i2L7)13 i16.6)10
(1
P.7)
24
i40,0)
無 回 答 6
i10.0)
2
i3.4) 8
i6.7) 現状で
諱@ い B 8(13.3) i46,7)28 0 36
i60D)
※※
計 60
i100)
60 i100)
120
i100) 計
21 i195)
38
i31.7)
1(08) 60
i50.0)
灘121(。。)
※※
3.2 被服構成学・実習
3.2.1 被服構成学および実習の好嫌 被服構i成学の領域は広汎である。とくに被服構成学実習 は前述した通り生活様式や種々社会構造の変化に伴って影響されて改革を重ねて来た教科である。旧 来の裁縫が元をなし製作技術指導研究が中心であったが新制大学になって「被服工作」と名称を改め,
学問的な内容が盛りこまれ,新しい教育目標が設定された。その後も新しい時代に則した研究は盛ん である。昭和32年頃から被服構成学・実習と呼ぶ大学が多くなった。しかし長い間製作技術中心の教 科であったため今日なお幾多の問題が残されている。
表6は直接受講している学生が構成学をどのように受け留めているかについて回答を求めたもので,
Aでは「手芸的な実習はすき」が多く44%で第1位次いで「衣服製作実習はすき」であった。Bは
「衣服製作実習はすき」が46,6%で首位で「手芸的な実習はすき」がつゴき,ABとも製作実習物の 題材は異なっているが技術面の希望者が多い傾向は変わらない。しかしいつれの項目に対しても有意 差はみられなかった。
現在被服構成学・実習関係の開講科目はAで週2コーマ4単位通年が1年次および2年次でそれぞれ 必修である。その他選択科目(手芸的内容を含む)が開講されている。Bは週2コマ通年各2単位1 年次および2年次で必修単位またA同様(手芸的内容を含む)の選択として2コマ各2単位が用意さ れている。手芸的な実習はすきとしながら選択科目のためか受講者は少ない現状である。この現象は A.Bとも共通のようである。
3.2.2 被服構成学・実習学年別好嫌 表記調査はAが2学年のみの対象であったため除外し,
Bのみについて検討したもので表7のように1.2学年で衣服製作実習に観心を示し,3.4年になるに 従って他分野への興味を増す傾向がみられたが有意差は見られなかった。
3.23 製作実習時間への希望 表8にみるように「現状でよい」が50%で最も多く,AよりB 2)に支持者が多い。有意差はみられない。なお私が1962年B学生を対象に同様調査を行った結果の現状
支持者は55%で今回調査同様第1位であった。今回の支持者は60%でさらに増加している。なお現状 支持の理由は,Bで時間の余裕なしを挙げており前回の支持理由と全く同じである。
Aの支持理由は「充分である」か第1位で傾向は異る。Aでは履修単位も多く,実習時間も多く組 まれているためと思われるが一方既製品への依存度は高く,若い世代はファッシ・ンのにない手と云 われ,めまぐるしく変る流行に刺戟されて利用は拡大されているためと思われる。
このような既製服利用の問題は被服構成学ではとくに重大で無視することは出来ない。 「時間増加 希望」ではA・Bとも同傾向で,「技術の習得」「実力の養成」の理由に集中しているが希望人員少な
い。有意差は認められなかった。Bでは前回の調査結果も同様で教師への用意と解される面が多い。
「時間減少希望」は全体で9.2%とわずかであり,Aに多くBに少ない。しかしこの傾向は前回Bで は見られない現象であった。
3.2.4 衣服製作動向 衣服製作についての動向をみると表9のように,ブラウス・スカート・
ワンピース等大学や高校で既習した物については,製作出来ると判断を下しているものが多く見られ るがスーッ類ではA・Bとも既習された教材であるが,既製服志向がつよい。技術未熟や時間の余裕 なしが主な理由のようである。コート類もスーツ同様,ニット製品も同じ傾向で既製品優先であるが ややBに製作志向者がAに比して多いようである。和服ゆかたは自作したい希望者が多く見られ,B
よりAに多い。その他の和服では製作したいと思わない者が最も多くこの傾向はAよりBに強く有意 差も認められた。また既製品志向者も多くこの傾向はBに多く見られ有意差も見られた。ねま着類で はよりつよい既製品志向がみられBよりAに有意差も認められ,市情勢との一致が見られる。
表9 衣服製作動向
実数(%)
項目
w校 作図し自分でサ作できる
f乍図はできない 製1乍でぎるが
ェ製f乍できる 1やらない 製作したいが ナきない
製作したいと
vわない 既製品で充分 そ の 他 無 回 答 合 ,」
31 12 8 4 3 2 G 0 6⑪
ス A (5L7) (20.0) (13.3) (6,7) (5.0) (3.3) (100)
カ 41 8 9 2 0 ⑪ 0 o 60
1 B (68.4) (13.3) (15.0) (3.3)
(100)
ト
合計 i60.0)72 i16.7)20 i14,2)17 6i5,6) 3
i2.5) 2
iL6)
⑪ o 120
i100)
27 7 10 4 0 12 o o 60
ブ A (45.0) (11.6) (16,7) (6.7) (20.0) (100)
ラ 42 3 7 1 ユ ⑪ 0 6
ウ B (70.0) (5.0) (11.6) (1.7) (1.7) (10,0) (100)
ス 合計 i57.5)69
10 i8.3)
17 i14.2)
5 i4.2)
1 i0.8)
1 k15,⑪)
0 12
i100)
ワ A 12 11 12 9 3 11 o 2 60
ン (20、0) (18.3) (20,0) (15.0) (5.0) (18.3) (3,4) (100)
ピi B 26
i43.3)
16 i26.7)
12
i20.0) 4
i6.7)
0 2
i3.3)
o 0 60
i100)
ス 合計 (31.7)
7
i22.5) 4
i20,0)
1
i10.8) (2.5)
1
i10.8) (1,7) (10⑪)
ス A (6.7)4 (5.0)3 (6.7)4 (25.0)15 (10.0)6 (4L6)25 (3.3)2 (1.7)1 (10⑪)60
1 B 6 0 17 13 4 17 3 0 60
(10.0) (28,3} (21.7) (6.7) (2&3) (5.0) (100)
ツ 合計 i8.3)10 (25) 1i19.5) (23.4) (8,3) (35.0〕 (4.2) (⑪.8) (10⑪)
一 2 1 5 0 10 41 0 1 60
コ A (3.3) (1.7) (8.3) (16.7) (68.3) (1.7) (100)
4 0 5 12 31 0 0 60
1 B (6,7) (8.3) (20.0) (13、3) (51.7)
(100)
ト 合計 6i5.0) 1
i0.8)
10
i8.4) (10.0)
1
i15.0) (60.0) (0.8) (100)
スは A 3 3 4 7 6 36 ⑪ 1 60
一 〇
tノ、 (5.0) (5.0) 〔6.7) (H.6) (ユ0.0) (6⑪,0) (1.7) (10⑪)
ツン
Nタスβ B 3
i5,0) 3
i5,0) 7
i11.7)
lo i16.7)
15 i25.0)
2⑪ i33.3)
0 2
i3.3) 60
i100)
又ン 合計 6i5.0) 6i5.0) i9.1)11 i14.2)17 i17.5)21 i46.7)56 3i2.5) 120
i100)
6 6 7 10 0 28 2 1 60
セ A (10.⑪) (10.0) (11.7) (16.6) (46.7) (3.3) (1.7> (100)
1 6 7 5 20 2 1 1 1 60
タ B (10.0) (11.7) (8.3) (33.3) (3.3) (3⑪.0)
(L7) (L7) (100)
i
合計 i10.0)12 i10.8)13 i10.0)12 30
i25,0) 2
iユ.7)
46
i38.3) 3
i2,5) 2
i1.7)
120 i100)
カ 5 3 5 10 0 34 2 1 60
1 A (8.3) (5.0) (8.3) (16.7) (56,7) (3.3) (1.7) (10⑪
デ 6 5 5 17 3 21 1 2 60
イ B (10.0) (8.3) (8.3) (28.4) (5.0) (35、0) 〔1.7)
(3,3) (100)
ガン
合計 i9.2)11 8
i6.7) 10
i8.3)
27
i22.5) 3
i2.5)
55
i45.8) 3
i2.5) 3
i2.5) 120
i100)
15 4 6 21 4 9 0 1 60
かた( A (25.0) (6.7) (10.0) (35.0) (6.7) (15.4) (1.7) (100)
ユ4 8 9 17 8 1 3 0 60
婦 B (23.3) (13.3) (15.0) (28.4) (13.3)
(1.7) (5.0) (100)
人)
合計 i24.2)29.
12 i10.0)
15 i12,5)
38 i31.7)
12 i10、0)
10
i8.3) 3
i22.5) 1
i0.7)
1
i100)
ゆか A i20、O)12 3
i5.0) 5
i8.3)
24
i40.0) 4
i6.7) 9
i15.0) 1
i1.7) 2
i3.3) 60
i100)
た 7 3 11 15 17 2 5 60
( B (1L7) (5.0) (18.3) (25.0) (28.4) (3,3> (8.3) ( ) (100}
紳士)
合計 i15.8)19 6
i5.0)
16 i13.3)
39 i32,5)
21 i17.5)
11
i9.2) (5.0) (1.7)
1
i100)
ウ A i18.3)11 3i5.0) 6
i10,0)
10
i16.7) 8
i13.3)
20 k1.7)
1
iL7) 1i1.7) i100)660
瀕長△
B 5
i83) 3i5.0) 7i11、7)
16 i26.7)
20
i33.3) 8
i1.7)
1 i1.7)
o 60
i100)
着 合計 i13,4)16 6
i5.O)
13
i10.8) (21.7)
※ i23.3)
※
iL7) 2i1.7) 1i0.8) (100)
袷長 A 1iL7 2i3.3 5i8.3) i16.7)10 i21.7)13 i40.0)24 3i5.0) 2i3,3) 60i100)
着( B 0 0 2i3,3) 20
i33.9)
29
i48.4) 9
i15.0)
0 0 60
i100)
婦人)
合計 1i0,8) 2i1,7) 7i5.8) i25,0)30 42※
i35,0) 33※
i27.5)
33
i2.5) 2
i1,7> 120
i100)
袷 A 0 2 3 9 15 25 3 3 60
長 (3.3) (5.0 (15.0 (25.0 (41.7 (5.0 5.0 100
着 B 0 0 2 16 31 9 2 0 60
(紳 (33) (26.7) (51.7) (15、0) (3.3) (100)
士) 合計 0 2i1.7) 5
i4.2)
25
i20.8)
46 ※
i38,3) 34※
i28,3)
5
i42) 3i2.5) i100)120
0 3 6 9 9 28 3 2 60
単( A 5.0 (10,0 (15,0) (15,0) (46.7) (5.0) (3.3) (100)
衣婦 0 0 3 19 28 10 o 0 60
羽人 B (5.0) (3L6> (46,7) (16.7) 〔100)
織) 合計 3k2.5) 9
i7,5)
28 i23,3)
37※※
i30.8)
38※豪
i31.7) 3
i25) 2i1.7)
120 i100)
D 2 2 8 14 27 3 4 60
単( A (33) (3.3) (13.3) (23.4) (45、0) (5.0) (6.7) (100)
衣紳 B 0 0 3 16 30 10 1 0
羽士 5.⑪ 26.6 (50.0) (16,7) (1.7) (100)
織) 合計 0 2i1.7) 5i4.2) i20.0)24 i36.7)44※ i30.8)37巌 4i3.3) 4k3,3) 1i100)
ねヤジ 5 4 6 8 10 23 1 3 60
まマェ A (8.3) (6.7) (10.0) (13.3) (16,7} (38,3) (1,7) (5,0) (100)
き・・ 10 9 5 9 18 1 60
・ネそ B (16.7) (15,0) (8.3) (15.0) (3⑪,0) (13.3) (L7) (100)
パグの
Wリ他 合計 i12.5)15
13 i10.8)
ll i9.2)
17 i14,2)
28
i23.3) 31崇
k25.8) 2
i1.7) 3
i2.5)
120 iIOO)
a25 高校既習教材 大学に於ける被服構成学・実習はとくに小中高既習教材を充分把握する ことによって,より発展的・専門的な研究・教育が展開されるので,その必要上直接関係深い高校の 履修状況をみたものである。A・Bとも「家庭一般」の履修者が多い。高校家庭一般被服指導内容は 次の通りである。衣生活経営は,1:被服の機能,π:被服材料とその選択,ω被服材料の性能,ω 被服材料の購入,皿:家族の被服管理,(ア)被服費と被服計画,ω被服整理,(ウ)既製服の選択と活用,
IV:被服製作,(7)被服の構成,ω個性に合ったデザイン,㈲型紙の活用法,ω裁断と縫製,㈱着装,
以ヒの内容が含まれる。製作実習のみの教科でないことがわかるがとかく社会「般はこの方面に注意 が集中されがちである。
A・B学生の製作実習関係履修概況をみると表10の通り1教材履修者が60%以上みられた。
な傾向はBに多いが有意差はみとめられなかった。次いで表11は1教材履修者の題材名と数である。
表10 高校被服製作実習教材数
実数(%)
1 2 3 4 5 無回答 計
A
家政科 31
i51.7) 8
i13.3) 8
i13.3)
3(5.0)
9i15.0)
0 1(1.7) 60
i100)
他学科 36
i6α0) 7
i11.7) 4
i6、6)
1(1.7) 11
i183)
0 1(1.7) 60
i100)
B
家政科 39
i65.0) 9
i15。0) 7
i11,7)
0 1
i1.7)
2(3.3) 2(3.3)
60i100)
他学科 42
i70.0) (5
W.3) 3
i5.0)
5(83) 0 2(34) 3(5.0) 60
i100)
A 計口 148(61.7) (12.0)29 22 9 21 4 7 240
(9,2) (3.7) (8B) (1.7) (2.9) (100)
表11 高校1教材履修者の題材名
実数(%)
教材 校 学:
ブラウス スカート ワンぜ一ス ひとえ長着 スーツ ベスト スラックス その他 無回答 計
家 政 18
i58.1) 12
i38.7)
1(3.4) 0 0 0 0 0 0 31
i100)
A 他学科 5
i13.4)
30
i88.3)
0 1(2B) 0 0 0 0 36
i100)※※
家 政 5
i12.8)
14
i35.4)
0 2(5.1) 0 5
i12B)
0 13
i334)
0 39 i100)
B
他学科 6
i14.3)
17
i40.5)
0 0 0 (4
X5) 15
i35.7) (100)
合 計 34 i142) 73
i49.3)
1(07) 3(2.0) 0 (&1) 0 28
i189)
0 148 i100)※※
※※ ※※
第12 高校履修教材傾向
実数(%)
欄
摯セ
フラウス スカート ワンヒ㌦スひとえ長着 スーツ ベスト スラックス その他 禦 無回答 計A 家 政 i21.4)21 i276)27 i102)10 i10.2)10 8i8.2) (7V.1) 5i5.1) 9i92) 0 1i10) 98
i100)
他学科 13i15.1) 20
iB.3) (8X.3) i15ユ)13 i11.6)10 (67.0) 6
i7.0) 9i105) 0 1(ユ2) 86
i100)
B 家 政 17i35.4) i35.4)17 6i125) (1
Q1)
0 0 1
i21)
( 2 S2)
2(42) 2(4.2)
48 i100)
他学科 11i25.0) 12 i273) 8
i182) (1
Q3)
0 (4 X.1)
、9 (6§) 2(45) 3(08) 44
i100)
合 計 62
i22.5)
76
i27.5)
32
i11.6) (25
Xユ)
18 i6.5)
(17 U2)
12 i43) (23
W.3)
4(14)
7i25) 276 i100)
スカートが最も多く次いでブラウス,ワンピース,ひとえ長着の順に多い。その他の項では,あみ物 染色,革細工などの回答もあった。表12は2教材以上者の履修題名と数で1教材同様多岐に亘ってい る。履修情況は1教材から5教材までという非常に異なった製作実習形式は今後の問題として重大で あると判断出来る。
a3 衣服の所持数
表13の通り季節別を有する衣服については区別した。洋服類のブラウス,スカートは冬季夏季用共,
A・Bおよび学科間に所看差はなく,6枚強であったが,やNスカートはブラウスに比べて少ない。
ワンピースは夏用が多く冬用は少ない,これは一部式形態で夏季型適性を多分に有しているための結 果の現われであろうと思われる。スーツ類は旧来カレッヂ・スタイルとして愛好されて来たものだが,
最近での所有は少なく冬季用として1枚程度見られるにすぎず,好まれなくなった衣服形態と推挙で きる。ジャケット,ブレザーは夏季に少なく,冬季に多く夏用の2倍強の所有がみられ,A・B間で の差はみられないが学科ではAの他学科で最も少ない。当然の数値と思う。スラックス,パンタロン類 の所用は多くなく,最近の学生の愛好スタイルかと思われたが現われなかった本調査でジーパンが調 4>
ク外であったための結果とも考えられるが同様調査結果でも同程度のようである。
コート類ではそれぞれ所用目的が異っているが防寒用と思われるオーバーコートが最も多い,Aの 所有が総体的に多いようであるが学科間の差はみられなかった。ポンチョ・ベストは最近流行の衣服 である。したがって所有も多い。とくにBに多くみられ,学科では家政科に多い,しかし有意差はみ
とめられなかった。ニット類で最も多いものはセーターで平均6枚以上の所有である。いつれの服種 にも容易にマッチする手軽なものが多くまた防寒衣服としても有効なためであろう。Bに多くその所 有があった。カーディガンはセータ…に比べて少なく約壱の所有であった。A・Bまたは学科間に差 はみられない。
和服類ではゆかたが1枚強の所有で最も多い。その外の和服所有は極くわずかで女子学生日常衣服 形態を物語っている。ゆかたは高校,大学の教材として履修する機会が多く着用しなくても所有量に は影響していると思う。下着類のブラジャア平均枚数5。6枚,スリソプの4.9枚は平均的な所有枚数 のようであるが,本調査ではAに多く,家政科に多い傾向がみられるが,いつれも有意差はない。ボ ディスーツおよびガードルはAに所有者が多い学科による差はあまりない。ボディスーツは最近愛好 されている下着であるがあまり所有量は多くないが増加するであろうと思われる下着の1つである。
下着として最も重要視してきたシミーズは着方による変化で着用されなくなり,従って所用も少ない。
Aの他学科で平均438枚を挙げている以外は1枚強であった。
一般女子学生は日常軽装着のブラウス・スカート・セーター等の所持が多く着装形態が知れる。ま た下着などの所有量から今日的な着装傾向が伺い知る事が出来る。なお本調査で着用形態について記 入回答を求めた結果回答不足のため除外した。
3.4 既 製 服
3.4,1 既製服購入のめやす 前述のように既製服の利用は増加拡大される一方でとくに日常着 に多い傾向がある。表14のように「品質表示や取扱表示」に目安をおくものが全体の50%で,Aおよ びBの差はみられない。他学科に,より多くの利用がみられた。
品質表示は家庭用品の適正品質を表示し,消費者の利益をはかる目的をもつものである。また取扱 い表示も品質表示の目的と同様消費者保護で購入後の正しい取扱い方を明らかにしている。これらを めやすに置くことはのぞましい。次いで「その他」にめやすを求める者が多い。最近の製品は装飾に 高い目的をもつものが増えており,素材の価値よりデザイン価値の方が大きい場合があり必ずしも組