専門科目
ASM 機械・電気システム工学専攻(機械系)
AM 機械システムデザインコース
平成 29 年度入学者
機械システムデザインコースの学習・教育到達目標と教育課程
○ 教育目的
人類の福祉への貢献、社会的ニーズに対応できるものづくりやシステム作りを目指して、幅広い視野 と豊かな人間性をそなえ、機械工学とその応用分野に関する高度な知識と技術を身に付け、創造 力にあふれた、ものづくりに強い実践的技術者を育成する。
○ 学習・教育到達目標
機械システムデザインコース 学習・教育到達目標 本校学習・教育 到達目標
(本シラバス p.1~ 2 )
A
豊かな人間性 の涵養
B
工学知識・技術 の修得
C
地域社会への 貢献
D
コミュニケー ション能力の
習得
Ⅰ 人類の福祉、社会的ニーズ、地球環境への配慮、地域の課 題等に多角的視野を持ち、豊かな教養を有する。
Ⅱ 技術者倫理を学生自身の中に育める。
Ⅲ 数理的手法、情報処理技術を十分身に付ける。
Ⅳ
専門工学につながる基礎知識である自然科学の基礎(物 理・化学・生命科学)と基礎工学(設計・システム系、情 報・論理系、材料・バイオ系、力学系及び社会技術系)の 知識を有する。
Ⅴ
機械工学とそれを利用した材料強度学、トライ ボロジー、流体力学、熱工学、振動工学、機能 性材料及びそれらの応用分野に関する専門知 識を問題解決に応用できる。
得 意 と す る 機 械 シ ス テ ム デ ザ イ ン を 技 術 的 課 題 に 応 用 できる。
機械電気技術に関する必要な実験・測定技術を 習得する。
関連する周辺分野の基礎的知識・技術を理解で きる。
Ⅵ 与えられた課題に対して計画的に仕事ができ、期限までに 報告書としてまとめることができる。
Ⅶ 他の技術者と協調しながら、自ら創意工夫して新しいもの づくりやシステムづくりができる。
Ⅷ 論理的な記述力、討議発表力、英語力を有し、自主的継続
的に自己を伸ばせる。
○ カリキュラム編成方針
次の方針でカリキュラムを編成しています。なお、科目の学年配置と科目間のつながりはカリキュラム表と カリキュラムの流れ図に示しています。
1) 本科教育を基礎にした高度な実践的技術教育: 機械工学の専門基礎知識を基盤にして学際領域 を含めた応用とそれを実験・研究に展開する技術教育
→ 本専攻の学習・教育到達目標全体 I~Ⅷの実現
2) 技術者倫理: 科学技術の自然や社会への影響を理解し、技術者として責任を自覚し行動できるよう に導く教育 → 本専攻の学習・教育到達目標 II の実現
3) 専攻共通科目:応用数学、応用物理などの工学基礎分野とエネルギー工学や情報工学など周辺の 関連分野についての幅広い技術教育 → 本専攻の学習・教育到達目標Ⅲ, IV の実現
4) 専攻専門科目:機械工学の材料学分野、熱流体工学分野、計測・制御分野をさらに深化させる 教育 → 本専攻の学習・教育到達目標 IV, V, VI の実現
5) エンジニアリングデザイン: 社会性と発想力、研究開発プロセスを養成する教育
→ 学習・教育到達目標 I~Ⅷの実現
6) 特別研究: 創造性を育み、研究開発能力を養成する教育 → 学習・教育到達目標 I~Ⅷの実現 7) 一般科目: 幅広い視野と豊かな人間性をそなえ、国際的なコミュニケーション基礎能力を養成する
教育 → 本専攻の学習・教育到達目標 I, II, III, Ⅳ,Ⅷの実現
○ 教育方法
次の方法で教育を実施します。
1) 少人数教育環境を生かし、質疑応答を主体にした密度の高い教育(講義、演習、実験、研究など)
→ 学習・教育到達目標全体 I~Ⅷと関連
2) 講義と実験・演習との効果的バランスにより、理論を実験で検証し、実験結果を理論的に解析する など双方向的学習で高度な知識と創造性を養う教育 → 学習・教育到達目標Ⅲ~Ⅷと関連
3) 特別研究を重視した教育。専攻科1年生前期から2年間、研究課題をもって計画的に研究を遂行し、
得られた結果をまとめ、公表する、という一連の過程を通して研究開発能力・発表能力の養成 → 学習・教育到達目標全体 I~Ⅷと関連
4) 技術者倫理教育の重視。技術者倫理の必要性、歴史的視点、安全性の面から教育。→ 学習・教 育到達目標Ⅱと関連
5) 学外研修や学外高等教育機関での履修など学生が自主的に行う学習の支援 → 学習・教育到達
目標全体 I~Ⅷと関連
平成 29 年度入学者 専攻専門科目 担当教員名簿 (機械システムデザインコース)
教員所属 : (M)機械システムデザインコース
(所属)職名 氏 名 担 当 科 目
連 絡 先 研 究 室
(ダイヤルイン)
メ-ルアドレス
@hachinohe-ct.ac.jp
(M)教 授 赤 垣 友 治
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、トライボロジー 特論機械システムデザイン棟 4階
(27-7268)
akagaki-m
(M)教 授 武 尾 文 雄
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、機械システムデ ザイン工学演習Ⅰ、材料強度学機械システムデザイン棟 4階
(27-7269)
takeo-m
(M)教 授 沢 村 利 洋
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、数値流体力学機械システムデザイン棟 5階
(27-7262)
sawa-m
(M)准教授 村 山 和 裕
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修機械システムデザイン棟 4階
(27-7270)
murayama-m
(M)准教授 古 谷 一 幸
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、機械システムデ ザイン工学演習Ⅰ、機能性材料機械システムデザイン棟 5階
(27-7263)
kazuyuki-m
(M)准教授 森 大 祐
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、機械システムデ ザイン工学演習Ⅱ、振動工学機械システムデザイン棟 4階
(27-7266)
mori-m
(M)講 師 黒 沢 忠 輝
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、機械システムデ ザイン工学演習Ⅰ機械システムデザイン棟 5階
(27-7272)
kuro-m
(M)助 教 郭 福 会
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、機械システムデ ザイン工学演習Ⅱ機械システムデザイン棟 4階
(27-7271)
kaku-m
(M)助 教 白 田 聡
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修機械システムデザイン棟 5階
(27−7264)
shirata-m
(M)助 教 井 関 祐 也
機械システムデザインコース実験、機械シ ステムデザイン工学研修、機械システムデ ザイン工学演習Ⅱ、数値熱流体特論機械システムデザイン棟 5階
(27−7265)
iseki-m
)
) (
2 3 4 6 5 1 7 0 8 3
( 2 3 4 6 5 1 7
2 3 4 6 5 1 7
2 3 4 6 5 1 7 0 8 3
( (
9 083
H29 授業科目 (6006)
機械システムデザインコース実験
Ⅰ
Advanced Experiments Ⅰ in Mechanical System Design Course
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 必修 3 実験 前期 週 9~10.5
時間 135 時間
担当教員
機械システムデザインコース 教員 (常勤)
【 授業の目標 】
様々な分野が融合して新技術が生み出されている今日,エンジニアには幅広い工学基礎知識と深い専門知 識が求められている.その理解は,講義による習得だけでなく,問題点を把握して実際に試行錯誤しながら実 験を進めることで深くなる.本専攻実験は機械工学分野の専門的なテーマと,他分野の基礎的なテーマを小人 数で実施することにより,幅広い知識と技術の習得と理解をより確かなものにすることを目標とする.
【 授業概要・方針 】
機械工学の各分野の主要なテーマにおいて設計・製作・評価及び解析などを含んだ実験を1テーマ当たり 3~3.5 時間× 4 回の計 12~14 時間を基本として合計 40 回 135 時間行う。
【 履修上の留意点 】
各実験テーマの視点を把握し,各自が積極的に考え実験を行うこと.グループ内でよくディスカッションし,協 力して実験を進めるように心がけること.自分の考えを自分の言葉でレポートに書き,実験結果とその意味が正 確に伝わるレポートを作成すること.レポートはできるだけ実験時間内に作成し,指定された提出期限を厳守す ること.
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間 実験テーマ①直流電位差法によるき裂の非破壊評価
②コンピュータによる流れの数値実験
③DCモータの制御実験
④高速水噴流の特性実験
⑤システム同定に関する実験
⑥すべり摩擦に関する実験
⑦マイコンを用いた可視光音声通信実験
⑧熱処理による鋼の衝撃特性
⑨高周波誘電加温に関する実験
3~3.5 時間
×40 回
計 135
学習・教育到達目標
八戸高専目標 (A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D) 同上関与割合 % 20 10 60 10
地域志向科目 ○
到 達 項 目
各実験テーマの目的を理解し,その目的を達成するための実験の進め方を理解すると 共に,自ら考え実行に移せる能力を身に付ける.グループ内での各自の役割分担を決 め,責任を持って確実に遂行し実践する能力を習得する.自専攻だけでなく,他分野の 基礎的な知識と計測・実験技術を習得する.
評 価 方 法
各テーマ,レポート等による理解度 80%,取り組み姿勢 20%
総合評価は 100 点満点として、60 点以上を合格とする。
使用教科書・教材
各実験テーマの担当教員からの配布プリント
参 考 図 書 等
各実験テーマの担当教員からの配布資料
関 連 科 目
全ての講義、演習に関連している。
H29 授業科目
(6007) 機械システムデザイン工学演習Ⅰ Advanced Exercises in Mechanical Systems
Design Engineering I
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 必修 1 演習 前期 週 2 時間 30時間
担当教員 武尾 文雄 (教授) 古谷 一幸 (准教授) 黒沢 忠輝 (講師)
【 授業の目標 】
機械工学の主要分野のうち、材料力学、機械材料学、機械力学の 3 分野に関して、本科および専攻科で学んだ 内容の復習・補足と演習をゼミナール形式で行い、確実な基礎学力と高度な応用力を身に付けることを目標とす る。演習には英文の問題などを取り入れ、工業英語に関する能力をも身につける。
【 授業概要・方針 】
材料力学分野、機械材料学分野および機械力学分野に関する演習をゼミナール形式で行う。
1科目あたり 5 回ずつのオムニバス方式で行う。
【 履修上の留意点 】
講義で学んだ内容に関する演習問題を解くことにより、各自の理解度を確認する。理解が不十分と思われる事項 については、再度テキストやノート、参考図書等によって復習し、確実に身に付けることが不可欠である。
基礎的な内容が理解できたら応用問題に取り組むこと。難しい問題に対しては、あきらめずに自ら進んで専門書 を調べ、自分で考えていく姿勢が重要である。演習の答案は返却するので、未達成部分を自己学習によって解 決すること。各分野の具体的な学習項目に対する達成度調査を行うので、自分の達成度を率直に評価し学習に 役立てて欲しい。
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
材料力学分野 (武尾)
〃
〃
〃
〃
機械材料学分野 (古谷)
〃
〃
〃
〃
機械力学分野 (黒沢)
〃
〃
〃
〃
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 %
70 30
地域志向科目
到 達 目 標
・各分野について、基礎的事項を理解していること。
・基本問題を解くことができること。
・応用的な問題について、参考図書等を活用して取り組み、解くことができること。
評 価 方 法
各分野における演習問題・課題の理解度・提出状況等(100%)を総合的に評価し、各分野 の成績を平均して最終成績とし、60 点以上を合格とする。
なお、課題等が返却された際には、各自、到達度を確認すること。
使用教科書・教材
各演習テーマで使用した教科書、担当教員配布プリント
参 考 図 書 等
各演習テーマで使用した教科書、担当教員配布プリント
関 連 科 目
各演習テーマに関する本科および専攻科の科目
H29 授業科目
(6667) 特 別 研 究 ⅠA Graduation Thesis Research ⅠA
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 必修 2 その他 前期 週 6 時間 90時間
担当教員 機械システムデザインコース教員(常勤)
【 授業の目標 】
専攻科の教育目標の1つに高度な技術と技能を有する人材の育成があげられている。そこで、専攻分野(材料 力学、機械材料・材料加工、流体工学、熱工学、機械力学・計測制御、機素・潤滑設計、生産加工・工作機械、ロ ボテックス・メカトロニクス等)における特定の研究課題について指導教員の下で個々研究し、専門知識の総合化 と深化を図りつつ課題解決に向けて理論的、かつ、実践的に取り組み、解決する能力と創造性を育成する。
【 授業概要・方針 】
機械工学の特定の研究課題について、指導教員などと議論しながら、文献調査、実験、数値シミュレーションな どの適切な手法を用い、何らかの結論を明らかにし、論文としてまとめて提出し、その発表を行う。
【 履修上の留意点 】
技術開発能力,研究遂行能力および発表能力の修得に留意すること。
特別研究は2年間通して行われるが(ⅠA、ⅠB)、その間に中間発表2回(ⅠB,Ⅱ)、最終発表 1回(Ⅱ)の合計3回の発表会を行う。
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容 時間 機械システムデザインコースの主な研究テーマは次の通りである。
(1) トライボロジーに関する研究
(2) 直流電位差法による非破壊評価法に関する研究 (3) 高速噴流の構造と応用に関する研究
(4) サーボ系の非線形摩擦補償に関する研究 (5) 粉末金属焼結体に関する研究
(6) 血管病変に対する血流の流体力学的作用に関する研究 (7) 既約分解表現を利用したパラメータ同定に関する研究 (8) 簡易可視光音声通信に関する研究
(9) 癌温熱療法用加温装置の開発に関する研究
計 90
学習・教育到達目標
八戸高専目標 (A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D) 同上関与割合 % 10 5 20 25 25 15
地域志向科目 ○ 到 達 項 目
・自主的・継続的な学習能力の修得。
・問題を的確にとらえ、研究を計画的に遂行し、結果を考察する能力の修得。
・研究成果を論文として著述し、発表する能力の修得。
評 価 方 法
平素の研究状況(計画性、継続性、理解度、創意工夫、学会発表など)と発表資料(構成、
内容、英語概要、完成度など)(計70%)と研究発表(プレゼンテーション用資料、発表技 術、分かり易さ、理解度など)(計30%)に基づき評価する。平素の研究状況については担 当教員が評価する。発表資料については担当教員と副査教員が評価する。研究発表につ いては所属する専攻の教員が評価する。以上を総合して、100点満点で60点以上を合格 とする。日常の指導を通して、到達度を確認させる。なお、評価は特別研究ⅠB と同時期に 行う。
使用教科書・教材
指導教員の指示による
参 考 図 書 等
指導教員の指示による。
関 連 科 目
すべての講義,演習に関連
H29 授業科目 (6908)
機械システムデザインコース実験
Ⅱ
Advanced Experiments Ⅱ in Mechanical System Design Course 対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 選択 1 実験 後期 週 6 時間 45 時間
担当教員
電気情報システム工学コース
教員 (常勤)
マテリアル・バイオ工学コース 教員(常勤)
環境都市・建築デザインコース 教員(常勤)
【 授業の目標 】
様々な分野が融合して新技術が生み出されている今日,エンジニアには幅広い工学基礎知識と深い専門知 識が求められている.その理解は,講義による習得だけでなく,問題点を把握して実際に試行錯誤しながら実験 を進めることで深くなる.本実験は、他分野の基礎的なテーマを小人数で実施することにより,幅広い知識と技術 の習得と理解をより確かなものにすることを目標とする.
【 授業概要・方針 】
他コースの基礎的なテーマについて、各テーマ当たり 5 回ずつ、3 コースで計 15 回(計 45 時間)行う。実験テ ーマごとに担当教員の指示に従って自発的に進める。
【 履修上の留意点 】
各実験テーマの視点を把握し,各自が積極的に考え実験を行うこと.グループ内でよくディスカッションし,協 力して実験を進めるように心がけること.自分の考えを自分の言葉でレポートに書き,実験結果とその意味が正確 に伝わるレポートを作成すること.レポートはできるだけ実験時間内に作成し,指定された提出期限を厳守するこ と.
授 業 計 画
( 後 期 ) 授 業 内 容
時間 実験テーマ[E
コーステーマ]①移動ロボットの知的制御に関する実験
[C
コーステーマ]②単蒸留に関する実験
[Z
コーステーマ]③水位計測と波長算定
④建築デザインに関する実習
⑤セメント化学に関する実験
時間割等の都合により,テーマの実施順序が変更になる場合がある.
3 時間
×15 回
計 45
学習・教育到達目標
八戸高専目標 (A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D) 同上関与割合 % 20 10 60 10
地域志向科目 ○
到 達 項 目
各実験テーマの目的を理解し,その目的を達成するための実験の進め方を理解すると共 に,自ら考え実行に移せる能力を身に付ける.グループ内での各自の役割分担を決め,
責任を持って確実に遂行し実践する能力を習得する.自専攻だけでなく,他分野の基礎 的な知識と計測・実験技術を習得する.
評 価 方 法
各テーマ,レポート等による理解度 80%,取り組み姿勢 20%
総合評価は 100 点満点として、60 点以上を合格とする。
使用教科書・教材
各実験テーマの担当教員からの配布プリント
参 考 図 書 等
各実験テーマの担当教員からの配布資料
関 連 科 目
全ての講義、演習に関連している。
H29 授業科目
(6909) 機械システムデザイン工学研修 Advanced Seminars on Mechanical System
Design Engineering
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 選択 1 演習 後期 週 2 時間 30時間
担当教員
機械システムデザインコース
教員 (常勤)
【 授業の目標 】
機械工学は基幹産業の基盤となる分野である。そのため、これらの分野に関する研究は世界中で盛んに 行われ、その成果は特許及び論文として発表されている。また新規の学問・技術の体系は書籍として数多 く発行されている。これらの最先端の研究発表や基礎理論を知るために、特許情報調査や外国文献および 外国書籍を講読し、正確に内容を把握、理解することを目標とする。
【 授業概要・方針 】
指導教員の指導の下に、下記の授業計画に関する特許情報検索及び外国文献、外国書籍を講読し、該当 研究の位置付け等の調査研究を行う。
【 履修上の留意点 】
自主的・計画的に文献を調査研究し、講読した内容を簡潔にまとめて、発表する能力の修得に留意すること。
授 業 計 画
( 後 期 ) 授 業 内 容
時間機械システムデザインコースにおける特許情報検索及び文献講読の内容は、
各指導教員の研究に関する以下のテーマである。
(1) トライボロジーに関する調査研究 (2) 非破壊検査技術に関する調査研究 (3) 高速噴流に関する調査研究
(4) サーボ系の摩擦補償に関する調査研究 (5) 金属粉末焼結体に関する調査研究
(6) 血管病変に対する血流の流体力学的作用に関する調査研究 (7) 構造物の制振技術に関する調査研究
(8) 光音声通信に関する調査研究
(9) 癌温熱療法用加温装置に関する調査
2 時間
×15 回
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 %
20 80
地域志向科目
到 達 項 目
技術者や研究者としての基礎的な能力を養う。各専門分野の情報収集や英文論文などの 読解を目的とし、講読した論文の中から研究に必要な知識も得られるようになることが目標 である。
評 価 方 法
調査研究内容をもとに総合的に評価する。60 点以上を合格とする。
使用教科書・教材
指導教員の指示がある。
参 考 図 書 等
指導教員の指示がある。
関 連 科 目
特別研究
H29 授業科目
(6910) 特 別 研 究 ⅠB Graduation Thesis Research ⅠB
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 選択 5 その他 後期 週15時間 225時間
担当教員 機械システムデザインコース教員(常勤)
【 授業の目標 】
専攻科の教育目標の1つに高度な技術と技能を有する人材の育成があげられている。そこで、専攻分野(材料 力学、機械材料・材料加工、流体工学、熱工学、機械力学・計測制御、機素・潤滑設計、生産加工・工作機械、ロ ボテックス・メカトロニクス等)における特定の研究課題について指導教員の下で個々研究し、専門知識の総合化 と深化を図りつつ課題解決に向けて理論的、かつ、実践的に取り組み、解決する能力と創造性を育成する。
【 授業概要・方針 】
機械工学の特定の研究課題について、指導教員などと議論しながら、文献調査、実験、数値シミュレーションな どの適切な手法を用い、何らかの結論を明らかにし、論文としてまとめて提出し、その発表を行う。
【 履修上の留意点 】
技術開発能力、研究遂行能力および発表能力の習得に留意すること。
特別研究は2年間通して行われるが(ⅠA、ⅠB)、その間に中間発表2回(ⅠB,Ⅱ)、最終発表1回(Ⅱ)の合計 3回の発表会を行う。
授 業 計 画
( 後 期 ) 授 業 内 容 時間 機械システムデザインコースの主な研究テーマは次の通りである。
(1) トライボロジーに関する研究
(2) 直流電位差法による非破壊評価法に関する研究 (3) 高速噴流の構造と応用に関する研究
(4) サーボ系の非線形摩擦補償に関する研究 (5) 粉末金属焼結体に関する研究
(6) 血管病変に対する血流の流体力学的作用に関する研究 (7) 既約分解表現を利用したパラメータ同定に関する研究 (8) 簡易可視光音声通信に関する研究
(9) 癌温熱療法用加温装置の開発に関する研究
計 225
学習・教育到達目標
八戸高専目標 (A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D) 同上関与割合 % 10 5 20 25 25 15
地域志向科目 ○ 到 達 項 目
・自主的・継続的な学習能力の修得。
・問題を的確にとらえ、研究を計画的に遂行し、結果を考察する能力の修得。
・研究成果を論文として著述し、発表する能力の修得。
評 価 方 法
平素の研究状況(計画性、継続性、理解度、創意工夫、学会発表など)と発表資料(構成、
内容、英語概要、完成度など)(計70%)と研究発表(プレゼンテーション用資料、発表技 術、分かり易さ、理解度など)(計30%)に基づき評価する。平素の研究状況については担 当教員が評価する。発表資料については担当教員と副査教員が評価する。研究発表につ いては所属する専攻の教員が評価する。以上を総合して、100点満点で60点以上を合格 とする。日常の指導を通して、到達度を確認させる。
使用教科書・教材
指導教員の指示による
参 考 図 書 等
指導教員の指示による。
関 連 科 目
すべての講義,演習に関連
H29 授業科目
(6901) 材 料 強 度 学 Strength and Fracture of Materials
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 選択 2 講義 前期 週 2 時間 30時間
担当教員 武尾 文雄 (教授)
【 授業の目標 】
科学技術の高度化に伴い、機械・構 物の使用される環境や条件はますます過酷になっており、その信頼 性に対する要求も高まる一方である。ここでは、高温環境下や繰返し負荷を受ける環境下で問題となる破壊形 態についてそのメカニズムを学び、これらを考慮した強度設計法を理解することを目標とする。さらに構 物の 安全を確保し破壊を未然に防ぐ手法として種々の非破壊検査手法の原理を学び、検査対象に応じた適切な手 法を選択できる能力を養う。また主要なテクニカルタームについては英語表記も身に付ける。
【 授業概要・方針 】
材料の弾性と塑性の基礎について概説したあと、高温環境下で問題となるクリープ、および繰返し負荷を受 ける環境下で問題となる疲労破壊のメカニズムについて解説する。最後に、これらの破壊を未然に防止する手 段として、放射線、超音波、電気・磁気などを用いた非破壊検査手法の原理と特徴を学ぶ。
【 履修上の留意点 】
航空機事故や原子力発電所の事故などで報道される材料強度に関わる事故原因に関心を持ち、破壊現象 を身近な問題として捉える姿勢が望まれる。期末試験前に具体的な項目に対する達成度調査を行うので、自 分の達成度を率直に評価し、学習に役立ててほしい。また試験の答案は採点後に返却するので、未達成部分 については質問や自己学習によって補うこと。
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
原子結合から見た弾性変形 (原子結合)
〃 (フックの法則と弾性係数、熱膨張と弾性係数の温度依存性)
塑性変形-転位論概説 (完全結晶格子の理想強度、転位の運動によるすべり)
〃 (転位の種類、転位密度、転位のまわりの応力場)
〃 (転位のひずみエネルギ、転位の相互作用と降伏現象)
〃 (転位の増殖、加工硬化と焼きなまし)
金属のクリープ破壊 (クリープ現象、クリープ 度の温度依存性と応力依存性)
〃 (クリープ試験データを利用した設計、クリープデータの外挿法)
疲労破壊 (疲労破壊事故の例、繰返し応力、S-N 曲線)
〃 (疲労限度線図、疲労き裂の発生と進展)
〃 (疲労き裂成長の破壊力学的取り扱い)
〃 (疲労寿命に影響を及ぼす因子)
非破壊検査の役割と手法
〃 期末試験
期末試験の答案返却とまとめ
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 %100
地域志向科目
到 達 目 標
転位の運動によるすべりのメカニズムを理解し、降伏現象や加工硬化について簡単に 説明できること。クリープ試験データを利用した簡単な強度設計ができること。金属疲労 および疲労寿命に及ぼす諸因子の影響について簡単に説明できること。種々の非破壊 検査手法の原理と特徴を理解し、検査対象に応じて適切な手法を選択できること。
評 価 方 法
試験 (90%)、 小テスト・課題および授業への取り組み(ノートチェック)等 (10%)を総
合評価し、60 点以上を合格とする。
使用教科書・教材
教員作成プリント 参 考 図 書 等
金属の強度と破壊/黒木・大森・友田 著/森北出版、 材料強度要論/榎本 著/養
賢堂、 演習・材料強度学入門/砂田 著/大河出版 など 関 連 科 目
本科の材料力学Ⅰ・Ⅱ、機械材料学Ⅰ・Ⅱ
H29 授業科目
(6911) 数値流体力学 Computational Fluid Dynamics
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数
( AM)
機械システムデザインコース1年 選択 2 講義 前期 週 2 時間 30時間
担当教員 沢村 利洋 (教授)
【 授業の目標 】
近年のコンピュータの高速化と高容量化により、流れの数値シミュレーションにおいては複雑な現象の詳細な可 視化が可能になってきている。また、 CAE のように設計に欠かせないツールの一つになってきている。しかし、ある 流れの解析を試みるとき、計算条件が変わると流れの様相そのものが大きく変化するため、実験的手法と同様、数 値計算の特徴を理解し把握しておくことは必須である。本講義は、本科で学習した流体力学とその分野の工学実 験の体験をもとに、数値流体力学の基礎を学習し、実際に簡単な計算コードを作成・実行することで、数値計算の プロセスと有効性を理解することを目標とする。
【 授業概要・方針 】
最初に座学により数値計算の考え方とプロセスを学習する。それに基づき、差分法による簡単な流れの計算コ ードを作成する。作成したコードを使い、計算条件により結果がどう変わるか調査する。最後に、様々な計算方法 が開発されていることを知ることで、現在の数値流体力学の有効性と活用における留意点を理解する。授業は、基 本的に教員作成プリントをもとに進めて行く。
【 履修上の留意点 】
・流体力学は数値計算の基礎となるので、連続の式、運動方程式(N-S eq.)は理解していること。
・C 言語によるプログラミングが作業のほとんどである。本科の情報処理の講義で学習したプログラミング(少なくて も、for 文と if 文)ができるように復習しておくこと。
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間第 1 回
第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
数値流体力学の考え方 数式の差分化
〃 格子形成
結果の出力と可視化 計算プロセス
〃 確認テスト 演習
〃 (プログラミング)
〃 (プログラミング)
〃 (プログラミング)
〃 (計算条件の影響)
様々な流れの数値計算
〃
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合%10 80( ) 10
地域志向科目
到 達 項 目
差分法を用いた数値シミュレーションの流れを理解すること。
適切な条件設定の必要性を理解すること。
様々な計算コードが存在し、流れによって使い分ける必要性があることを理解すること。
評 価 方 法
確認テスト 50%、演習課題 50%として総合評価をし、60 点以上を合格とする。
答案およびレポートは採点後返却し、達成度を伝達する。
使用教科書・教材
教員作成プリント 参 考 図 書 等
JSME テキストシリーズ 流体力学/機械学会
関 連 科 目
水力学(4年)、流体力学(5年)、情報処理(3年~5年)
H29 授業科目
(6913) 数値熱流体特論 Numerical Heat Transfer and Fluid Flow
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 選択 2 講義 前期 週 2 時間 30時間
担当教員 井関 祐也 (助教)
【 授業の目標 】
情報化社会の発達とともに、画像処理技術は産業分野においても重要な役割を担うようになってきた。画像 処理は、画質改善や画像変形のみならず、例えば、熱流体の計測や可視化などへの応用が可能な技術であ り、工学、医学、生物学などの分野において、ますますその必要性が高まるものと考えられる。
本講義では熱流体、計測工学、コンピュータ、医工学などの複合的な学問について習得する。特に熱流体 分野への応用を目的とする画像処理の基礎とその応用を学ぶことを目的とする。
【 授業概要・方針 】
座学の講義を基本とし、各分野を学習した後に演習問題を解き理解を深める。第 8 回には第1~7 回までのま とめとして小テストを実施する。
【 履修上の留意点 】
講義で習得した知識で実際に演習問題を解くことにより、各自の理解を深め応用問題を解く手法を身に付け ることが大切である。
なお、平成 29 年度に限り、1,2年の合同開講である。
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間第 1 回
第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
熱力学の復習
伝熱工学の基礎 (フーリエの法則、定常熱伝導) 伝熱工学の基礎 (非定常熱伝導)
伝熱工学の基礎 (対流、放射) 誘電加温・誘導加温の基礎
画像処理の基礎 (デジタル画像、濃度変換) 画像処理の基礎 (空間フィルタ)
画像処理の基礎 (二値化) 前半の小テスト
画像処理の応用 (コンピュータ・トモグラフィ) 画像処理の応用 (パターン認識)
熱流体計測とその可視化 (超音波)
熱流体計測とその可視化 (PIV の基礎と応用) 新たな温度計測技術
期末試験
期末試験の答案返却とまとめ
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標 (A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 % 100
地域志向科目
到 達 項 目 熱力学、画像処理の基礎、画像診断装置の原理を良く理解し、これらについて説 明でき、また問題を解けること。
評 価 方 法
定期試験の成績80%、授業への取り組み(演習、小テスト、レポート等)20%の割合で
評価し、60点以上を合格とする。
使用教科書・教材
担当教員配布プリント
参 考 図 書 等
例題でわかる工業熱力学/平田哲夫・田中誠・熊野寛之/森北出版 計測工学/前田良昭・木村一郎・押田至啓/コロナ社
コンピュータ画像処理/田村秀行/オーム社 など 関 連 科 目
熱力学、伝熱工学、情報処理、計測工学 など
H29 授業科目
(6905) 振動工学 Vibration Engineering
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 1年 選択 2 講義 前期 週 2 時間 30時間
担当教員 森 大祐 (准教授)
【 授業の目標 】高速化・軽量化を求められる近年の機械設計において、その振動やそれによる騒音をいかに 低減・防止するかは安全面、性能面、環境面で重要な問題である.この問題の解決には振動する機械要素の 動力学的挙動の解明が必要である.本科目は本科5年次に開講された「機械力学」に引き続き,より 実用的な問題である、2自由度系の振動および連続体の振動についてその現象を数学的に明らかにし,得 られた式から各種の振動現象の性質について理解することを目標とする.
【 授業概要・方針 】本科目では、2自由度系の振動,多自由度系の振動,回転機械の振動,連続体(弦、棒,
はり)の振動について,それらの動力学的挙動の定式化について議論する.振動解析は運動方程式を立てる ことが基本となる.授業での例題や課題のみならずより多くの問題に取組み,種々の問題について運動方程式 が立てられるようにしてもらいたい.振動の種類により、運動方程式はある特定の型になる.講義では、その解 法を解説し、得られる式からその振動の性質について議論する.演習問題により、その解法を身に付けたか理 解度を確認する.
【 履修上の留意点 】数学的素養が必要とされるので、特に微分積分の基礎は十分に復習しておくこと.「機械 力学」や「材料力学」における学習内容の理解を前提として進める.工学的な振動問題はもちろん、身近な場 面で体験する振動現象にも目を向け、講義で学んだ考え方や式などに当てはめて考えてみる姿勢を持ってほ しい.
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
復習:1自由度系の振動の性質 2自由度系の自由振動
2自由度系の強制振動
粘性減衰のある2自由度系の振動 吸振器
回転機械の危険速度 回転機械のつりあわせ 中間試験
多自由度系の運動方程式
運動方程式のマトリックス表示と慣性および剛性マトリックス モーダル解析
伝達マトリックスによる固有振動数の計算、マトリックスの反復操作法 連続弾性体の振動(弦の横振動、丸棒のねじり振動、棒の自由縦振動)
はりの自由横振動 期末試験
期末試験の答案返却とまとめ
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 %100
地域志向科目
到 達 項 目
○運動中の物体の運動方程式を立てられること.
○運動方程式を解き,固有振動数や減衰などの振動の性質を表現できること.
○振動の性質を理解し、その低減・防止方法について述べられること.
評 価 方 法
定期試験(80%) ,演習課題および授業への取組(20%)を総合評価し、60 点
以上を合格とする.
使用教科書・教材
機械力学/麻生和夫,谷順二,長南征二,林一夫/朝倉書店
参 考 図 書 等
工学基礎振動学(養賢堂),わかりやすい機械力学(森北出版)
関 連 科 目
機械力学(本科5年),材料力学(本科3・4年)
H29 授業科目 (6008)
機械システムデザイン 工学演習Ⅱ
Advanced Exercises Ⅱ in Mechanical System Design Engineering
対 象 コ ー ス 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 2 年 必修 1 演習 前期 週 2 時間 30 時間
担当教員 森 大祐 (准教授) 郭 福 会(助教) 井関 祐也 (助教)
【 授業の目標 】
機械工学の主要分野のうち、流体力学、熱工学、制御工学の 3 分野に関して、本科および専攻科で学んだ内 容の復習と演習を行うことで、確実な基礎学力と高度な応用力を身につけることを目標とする。
【 授業概要・方針 】
流体力学分野、熱工学分野、制御工学分野に関する演習をゼミナール形式で行う。
1 科目あたり 100 分× 5 回のオムニバス方式で行う.
【 履修上の留意点 】
講義で学んだ内容に関する演習問題を解くことにより、各自の理解度を確認する。理解が不十分と思われる事 項については、再度テキストやノート、参考図書等によって復習し、確実に各分野の考え方を身につけることが必 要である。基礎的な内容が理解できたなら応用問題に取り組むこと。難しい問題については、諦めずに自ら進ん で専門書を調べ、自分で考える姿勢が重要である。
課題では、英語の問題を含めて出すので,専門用語を覚えておくこと、また、英和辞書を持参のこと。
授 業 計 画
( 前 期 ) 授 業 内 容
時間第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
流体工学分野(森)
〃
〃
〃
〃
制御工学分野(郭)
〃
〃
〃
〃
熱工学分野(井関)
〃
〃
〃
〃
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合
100
地域志向科目
到 達 目 標
・ 各分野について、基礎的事項を理解していること。
・ 基本問題を解くことができること
・ 応用的な問題について参考書等を活用して取り組み、解くことができること 評 価 方 法
各分野における演習問題・課題の理解度・提出状況等(100%)を総合的に評価し、各分野 の成績を平均して最終成績とし、60 点以上を合格とする。
なお、課題等が返却された際には、到達度を各自確認すること。
使用教科書・教材
各演習テーマで使用する教科書、担当教員配布プリント
参 考 図 書 等
各演習テーマで使用する教科書、担当教員配布プリント
関 連 科 目
各演習テーマに関する本科および専攻科の科目
H29 授業科目
(6668) 特 別 研 究 Ⅱ Graduation Thesis Research II
対 象 専 攻 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数 機械システムデザインコース 2年 必修 10 その他 前期 週 15 時間
後期 週 15 時間 450 時間 担当教員 機械システムデザインコース教員 (常勤)
【 授業の目標 】
専攻科の教育目標の1つに高度な技術と技能を有する人材の育成があげられている。そこで、専攻分野(材料 力学、機械材料・材料加工、流体工学、熱工学、機械力学・計測制御、機素・潤滑設計、生産加工・工作機械、ロボ テックス・メカトロニクス等)における特定の研究課題について指導教員の下で個々研究し、専門知識の総合化と深 化を図りつつ課題解決に向けて理論的、かつ、実践的に取り組み、解決する能力と創造性を育成する。
【 授業概要・方針 】
機械工学の特定の研究課題について、指導教員などと議論しながら、文献調査、実験、数値シミュレーションな どの適切な手法を用い、何らかの結論を明らかにし、論文としてまとめて提出し、その発表を行う。
【 履修上の留意点 】
技術開発能力、研究遂行能力および発表能力の習得に留意すること。
特別研究Ⅱは特別研究ⅠA、特別研究ⅠB に引き続き行われる。発表会は、中間発表 1 回、最終発表の計 2 回 行う。
授 業 計 画
( 通 年 ) 授 業 内 容
時間機械工学系の主な研究テーマは次の通りである。
(1) トライボロジーに関する研究
(2) 直流電位差法による非破壊評価法に関する研究 (3) 高速噴流の構造と応用に関する研究
(4) サーボ系の非線形摩擦補償に関する研究 (5) 粉末金属焼結体に関する研究
(6) 血管病変に対する血流の流体力学的作用に関する研究 (7) 既約分解表現を利用したパラメータ同定に関する研究 (8) 簡易可視光音声通信に関する研究
(9) 癌温熱療法用加温装置の開発に関する研究
計 405
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 %10 5 20 25 25 15
地域志向科目
○ 到 達 項 目
・自主的・継続的な学習能力の修得。
・問題を的確にとらえ、研究を計画的に遂行し、結果を考察する能力の修得。
・研究成果を論文として著述し、発表する能力の修得。
評 価 方 法
平素の研究状況(計画性、継続性、理解度、創意工夫、学会発表など)と特別研究論文(構 成、内容・分量、英語概要、完成度など)(計70%)と研究発表(発表資料、発表技術、分かり 易さ、理解度など)(計30%)に基づき評価する。平素の研究状況については担当教員が評 価する。特別研究論文については担当教員と副査教員が評価する。研究発表については 所属する専攻の教員が評価する。以上を総合して、100点満点で60点以上を合格とする。
日常の指導を通して、到達度を確認させる。
使用教科書・教材
指導教員の指示による
参 考 図 書 等
指導教員の指示による。
関 連 科 目
すべての講義,演習に関連
H29 授業科目
(6902) トライボロジー特論 Advanced Tribology
対 象 コース 学年 必・選 単位数 授業方法 授業形態 授業時間数 機械システムデザインコース 2年 選択 2 講義 前期 週 2 時間 30時間
担当教員 赤 垣 友 治 (教 授)
【 授業の目標 】
機械工学とは,有用な機械システムを設計し製作することである.製作されたシステムは長期間に渡って高い性 能を維持するように保守・管理されなければならない.機械の寿命の75%は摩耗が原因である.小さな機械要素 一個の破損が巨大な機械システムの故障停止を引き起こす.機械システムの故障防止のためには,トライボロジ ー(摩擦・摩耗・潤滑及びそれに関する学問)に基づいた機械の健康診断が必要不可欠である.本講義では,専 攻科の学習教育目標である『機械工学の知識を実用課題に応用できる能力の育成』を目指している.具体的な授 業目標は,機械システムの健康診断の重要性と各種診断法の原理・特徴等を理解することである.
【 授業概要・方針 】
本講義では,機械システムの潤滑方法,機械要素の損傷形態,潤滑系システムの健康診断法について概説す る.週 2 時間,講義形式で 16 回実施する.中間試験,期末試験を実施し,理解度を確認する.また,自ら考え,
調べ,学ぶために,毎回,演習課題 (レポート)を課す.
【 履修上の留意点 】
私達が生活している身の回りや産業界では,摩擦摩耗を減らしたり,増やしたりする工夫がいっぱいです.その 事例を捜してみよう.トライボロジーの重要性が理解でき,また講義に興味を持つことができるでしょう.トライボロジ ーは境界領域の科目で,材料学・材料力学・流体力学・化学・機械加工学・機械設計等の知識が必要です.
Course schedule : 授 業 計 画
( First term: 前 期 ) Course content : 授 業 内 容
時 間1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th
Introduction to Tribology (importance of maintenance based on Tribology)
Diagnosis techniqueⅠ(type and principle, condition based maintenance)
Diagnosis techniqueⅡ(ferrography, spectrometric oil analysis)
Diagnosis techniqueⅢ(filtration method, contact resistance method, etc.)
Diagnosis techniqueⅣ(application)
Contamination controlⅠ(wear debris concentration in oil)
Contamination controlⅡ(effects of contaminant on wear)
Contamination controlⅢ(filtration technique, types of filter)
Midterm examination (中間試験)
Lubrication in sliding bearingⅠ(Newton’s viscosity law, wedge action, squeeze action)
Lubrication in sliding bearingⅡ(Sommerfeld number, kinematic and static pressure bearings)
Lubrication in sliding bearingⅢ(material, lubrication method, damages of sliding bearing)
Lubrication in rolling bearingⅠ(types, material, rating life)
Lubrication in rolling bearingⅡ(EHL theory,λratio, grease, damages of bearing)
Final examination (期末試験)
return of marked examination paper and comment
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標 (A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合 % 90 ( ) 10
地域志向科目
到 達 目 標
(1)機械の健康診断の重要性を理解し説明できる.
(2)いろいろな診断法の原理・特徴を説明できる.
(3)機械要素の損傷の種類・特徴・対策を簡単に説明できる.
(4)課題に対して自分で考え,調べてレポートにまとめることができる.
評 価 方 法
到達度試験(中間・期末 2 回,70%),レポート等(30%)を総合的に評価し,60 点以上を合 格とする.レポート・答案等は採点後返却し,到達度を伝達するので,到達度の低い箇所 は復習すること.
使用教科書・教材
トライボロジー入門/岡本純三他/幸書房,教員作成プリント
参 考 図 書 等
例えば,機械システム診断の進め方/豊田利夫/日本プラントメンテナンス協会
関 連 科 目
機械設計法(本科3~4年),トライボロジー(本科 5 年),流体力学Ⅰ,Ⅱ(本科 5 年)
H29 授業科目
(6907) 機能性材料 Functional Materials
対 象 専 攻 学年 必・選 単位数 授業方法 開講形態 授業時間数
(AM)機械システムデザインコース
2 年 選択 2 講義 後期 週 2 時間 30 時間 担当教員 古谷一幸 (准教授)
【 授業の目標 】
機能性材料とは、主に、物質のもつ性質(力学的、電気的、熱的、磁気的、光学的、化学的)を利用して、人間 の頭脳や五感の役割、機械・電気・熱・光エネルギの相互変換、エネルギの伝送・貯蔵・放出などを担う材料やデ バイスの総称であり、広範囲の分野にまたがっている。本講義では、機械工学分野を中心とする代表的な機能性 材料を対象に、それらの特徴と機能の発現機構等について理解することを主目標とする。
【 授業概要・方針 】
目標を達成するために、形状記憶合金などの代表的な機能性材料を取り上げながら、基本の物理的性質を利 用して必要な機能を発現する原理および特徴について、視聴覚器材を有効活用し理解に努める。終盤では、機 能性材料の代表格である半導体の性質や機能発現メカニズムを理解する上で必須である量子力学の知識を用い て、代表的な物理現象を対象とした物理量の導出を演習形式で行い、量子力学が材料開発に果たすべき役割に ついて造詣を深める。
【 履修上の留意点 】
金属材料及び波の性質等について十分に理解できていることを確認した上で講義に臨むこと。Schrödinger 波 動方程式について復習しておくこと。受身にならず、疑問点または不明な点は随時質問することを期待する。13 回目以降では指数計算ができる電卓類を持参すること。
授 業 計 画
( 後 期 ) 授 業 内 容
時 間第 1 回
第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回
超塑性合金 アモルファス合金 形状記憶合金 水素貯蔵合金 超高性能合金
ファインセラミックス粉体の合成・成形法 圧電・イオン導電・超伝導セラミックス 高強度・超硬・マシナブルセラミックス セラミックコーティング
金属基複合材料 高分子系複合材料 無機系複合材料
量子力学演習1(電子のエネルギー準位、運動量、ド・ブロイ波長、他)
量子力学演習2(無限量子井戸型ポテンシャルにおける物理量の導出)
量子力学演習3(有限量子井戸型ポテンシャルにおける物理量の導出)
2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
計 30
学習・教育到達目標
八戸高専目標
(A) (B-1) (B-2) (C-1) (C-2) (D)
同上関与割合
10 90
地域志向科目
到 達 項 目 1. 代表的な機能性材料の特徴と発現機構を理解できること。
2. Schrödinger 波動方程式を用いて物理量を求められること。
評 価 方 法
レポートで評価する。60 点以上を合格とする。
使用教科書・教材
よくわかる材料学、教員作成プリント
参 考 図 書 等
・日本金属学会編 :金属便覧改定 6 版, (2000), 丸善
・ William D. Callister, Jr. : MATERIAL SCIENCE AND ENGINEERING, (2001), Jhon Wiley & Sons