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油庄ジャッキ15型
立坑巻立コンクリートの 連続打設について
島田 豊書● T
oyokiShimada 狩野 満弓暮■
MitsuyumiKarino
単胴型の大型調圧水槽2基の巷立コンクリート施工に,
ワイヤー式スライディングフォーム工法を採用して連続
打設を行った。当工法は,安全,品質管理,施工精度,
工期短縮,省力化等で利点があった。
1 エ事概要
電源開発㈱下郷発電所新設工事(純揚水式1,000,000 kW)において,調圧水槽(型式:制水芋L単胴型内径12.0 叫高さ136.25mX2基)の上部22.Om区間(下部は内
張管)の巻立コンクリート施工について連続打設工法を 採用した。施工概要をFig.1に示す。
Fig.2 型枠セット詳細図
用する。このジャッキは,ウオーターレベルとマイクロ スイッチを組合わせた水平保持機構により均二な高さで 同時に上昇する。
型枠は1.50mとし,メタルフォームを使用する。
上昇ストロークは40mm/回にセットする。
●● 仕上がり面は水平にはけ仕上げとし,表面のヘアク
ラック防止として浸透型表面養生剤をエアスプレーによ り吹付けて養生する。
鉄筋はコンクリートに先行して組立て,コンクリート は既設のインクラインを利用して運搬し,コンクリート ポンプで打設する。
3 実施概事
3−1鉄筋組立
組立用吊足場を使用し,ロックボルト等に固定した。
クライミングロッド方式と異なり,このワイヤー方式は 鉄筋組立の先行が可能なため高精度の組立てができた。
3−2 スライディングフォームの据付
EL841mの平坦地でタローラークレーンを用いて組 立て,三脚デリッククリーンで立坑内に吊下けて内張管
に仮受けする。次に上部構台を組立て,所定の位置から ワイヤー10本で同数の上昇用ジャッキに通して作動さ せ芯出し後,既設内張管に5cmラップさせて据付を完
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Fig.1施工全体図
2 二施工計画及び諸設備
Fig.2に示すとおりワイヤー式のため,立坑上部に強 固な上部構台を設置し,等間隔にクライミング用ワイ ヤー10本を吊下Ir,各ワイヤーに上昇油圧ジャッキを便
●東北(支)下郷(出)所長
=東北(支)下郷(出)副所長
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抄濃
至事」謹話;王…貞 VO」.6
以上の試験結果のとおり,15℃の状態で8時間強度0.
82kgf/crn2(80.4kN/m2)の強度が得られた。気温につ いても,上昇期のため安全とみた。
3−ヰ 打設要硯
コンクリートプラントからトラックミキサー車で運搬
し,インクラインに積替え終点まで運び,タイヤシ盲ベ
ルで定置式コンクリートポンプに入れて圧送し,打設 ホッパーを経て回転シュートにより打設する。
3−5 スライディング
初期圧縮強度試験結果から,上記強度に達するた削二
要する時間は6時間である。したがって,時間当たりの スライド量は,150cm÷6hr=25cm/hr,僕拾量は10 m3/hr÷42m3/m(打設量)=0.238m/hrとなり,スライ
ド量と打設量のバランスがとれた。スライドは1回当た り4cmとし,平均10分間隔で上昇させる制御方法とし てフロート式水準器々使用した結果,水平及び垂直性と
も優れた制御がなされ高精度な施工ができた。
ヰ ニ施工実績
立坑の垂直誤差は垂直22mに対し,1号が10mmで 4/10,000,2号が15mmで7/10,000となり問題はなく,
上部構台の据付精度を確保すればスライド途中の狂いも ほとんどない。豪雨のため1,2号とも各1回中断した が,中断期間も徐々に上昇させたので仕上がり面におい ても好結果が得られた。
5 あとがき
鉄筋組立を先行し,安全な作業床上でのコンクリート 単独作業のため,他作菓との交錯もなく安全かつ能率的 であり,施工精度も優れた好結果が得られた。
Photol鉄筋組立完了後型枠吊込中
了した。
3−3 コンクリート配合及び試験
連続打設用のコンクリートは,脱型時点での自立は勿 論,型枠の滑動に伴う衝艶作業床の振動及びインクラ
インによる運搬等からくる打設のばらつきを考慮して安
全率を2.5とした。理論上の数値は150cmXO.0023kが/
Cm3=0.345kgf/cm2(33.8kN/m2),安全率2・5として0・
863ikgf/cm2(84.5kN/m2)の強度を決定し,各種試験 の結果,配合はTablelに示すとおりとした。
Tablel配合表
試験方法:打設現場の7月の気温を1訳:一2(把と予
想し,練り上がり及び養生温度を前述の2条件として圧 縮強度試験を行った。結果はTable2に示すとおりであ
る。
Table2 コンクリート圧縮試験表
No. 1 2
練り上がり温度 14.0℃ 1$.5℃
養生温度 15.0℃ 20.0℃
スランプ 9.5仰 スランプ 9.0亡m コンクリートの性状
エアー量 3.3ク右 エアー皇 1,8%
4:00 讐窟0.32 4:00 讐窟0・54
5:00 〝 0.52 5:00 〝 0.68 6:00 〝 0.82 6:00 〝 1.15
圧縮強度k靡/d 7:00 ・・1.17 7:00 〝 1.78
(77 〝 205 (rT 〝
♂28 〝 287 J28 〝
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