IBM Notes/Domino 9.0
バージョンアップセミナー
日本アイ・ビー・エム(株)
Agenda
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アップグレードの準備・計画
•
サーバー移⾏の考え⽅
•
新機能:SAMLの導入
•
クライアント移⾏の考え⽅
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混在環境の注意点
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参考情報
この時間の目標
IBM Notes/Domino 9.0
へのアップグレード方法と考慮点を理解する
⇒
現在の環境をアップグレードする方法について
Agenda
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アップグレードの準備・計画
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サーバー移⾏の考え⽅
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新機能:SAMLの導入
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クライアント移⾏の考え⽅
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混在環境の注意点
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参考情報
アップグレードの例
•
例として、以下の環境をバージョンアップすることを想定する。
メールサーバー1 メールサーバー2 アプリサーバー1 アプリサーバー2 システム管理サーバー 一般ユーザー 管理者アップグレードの基本
•
IBM Notes/Domino システムのアップグレードとは・・・
–
IBM Domino サーバーのアップグレード
メール/ IBM iNotes(※)サーバー
アプリサーバー
ハブサーバー
MTAサーバー など
–
IBM Notes クライアントのアップグレード
–
メールテンプレートのアップグレード
–
アプリケーションの新環境対応
※ IBM Notes/Domino 8.5 から “Domino Web Access(DWA)” は
1. サーバー
2. クライアント
3. アプリケーション
推奨されるアップグレードの順序
1. IBM Domino Administrator クライアント
IBM Domino 9.0 サーバーを管理するために
2. IBM Domino ディレクトリ
下位互換性あり ( IBM Domino 8/8.5でも稼動可能)
3. IBM Domino システム管理サーバー
IBM Domino 9.0 の adminp リクエストを処理するために
IBM Domino ディレクトリと同一タイミングのことが多い 4. ハブサーバー ユーザーが直接アクセス出来ないサーバーから 5. メールサーバー メールテンプレートは IBM Domino 9.0 サーバー上で稼動保証されており、 テンプレートの種類が少ないため移⾏しやすい 6. アプリケーションサーバー これまでのサーバー移⾏での経験を元に 7. IBM Notes クライアント サーバーの移⾏完了後に⾏うのが理想的 8. メールテンプレート IBM Notes クライアント移⾏後に、メールテンプレートを 9.0 に置換可能
基本方針の策定
•
IBM Notes/Domino 環境のアップグレードにあたり、プロジェクトのゴールを
制定
– パターン1 : 既存環境を純粋にアップグレードする サーバーのみ サーバー&クライアント など – パターン2 : 移⾏のタイミングで、追加拡張を考える クライアントの種類を変更する (Web 化、メールクライアントの変更) 障害対策、災害対策の実装 サーバー集約/再編成 プラットフォーム変更 IBM Notes/Domino 9.0 新機能の活用 ※パターン2の場合、純粋なアップグレードに⽐べて、移⾏設計として必要とされる項 目が多い※ バージョンアップ先のバージョンは、最新のバージョンを選択し、
最新のFix Packを適用することを推奨
アップグレードの例 -基本方針
•
各サーバーはアップグレードと同時にハードウェアをリプレースする
•
IBM Dominoサーバーは最新バージョンへのアップグレードのみを⾏う
–
IBM Dominoサーバー名は変更しない
–
IBM Dominoサーバーの統廃合は⾏わない
–
新機能は利⽤しない
•
クライアントはサーバーと同じバージョンを上書きアップグレードする
•
クライアントのアップグレード後にメールテンプレートをアップグレード
する
旧メールサーバー1 新メールサーバー1 サーバー名はそのま まにして、H/Wのリ プレースを⾏う ユーザー 新メールサーバー1 1. IBM Notes クライアントを アップグレード 2. メールテンプレー トをアップグレード事前の確認必須事項
• サポートされるプラットフォーム とバージョン – IBM Domino サーバー – クライアント IBM Notes クライアント、 Web ブラウザなど • 利⽤しているサードパーティツー ル (アンチウィルス製品など )が サポートする IBM Domino リリ ース、プラットフォームとバージ ョン •ハードウェア要件 –サーバースペック Technote の記述は最低要件 ユーザー数の増加やクライアントタイプ の変更がないかの確認 –クライアントスペック IBM Notes クライアント ※Standard 版では特に確認が必要 IBM iNotes クライアントIBM Notes/Domino 8.5 から、リリース情報の提供形態が変更され、従来の IBM Notes データベース<readme.nsf> ではなく HTML ファイル<readme.html>で提供されます。
※詳細を最新のサポート技術情報で 必ず確認して下さい。
Agenda
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アップグレードの準備・計画
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サーバー移⾏の考え⽅
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新機能:SAMLの導入
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クライアント移⾏の考え⽅
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混在環境の注意点
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参考情報
アップグレードの例 – サーバーのアップグレード
メールサーバー1 メールサーバー2 アプリサーバー1 アプリサーバー2 システム管理サーバー 一般ユーザー 管理者 サーバー ※サーバーのアップグレード前にIBM Domino Administratorをアップグレード しておく まずは管理者の作業 用クライアントをア ップグレードバージョンによる考え方の違いはあるのか?
•
⼤きな流れは変わらない
移⾏計画の策定
既存環境の確認・⾒直し
アップグレード作業の検討
IBM Domino 9.0 特有の項目 あり移⾏計画の策定
1. スケジュールの検討
– ⼤まかな移⾏の流れに従ってスケジュールを検討 サーバー台数、ロケーションなど、スケジュールへの影響要素の考慮 クライアント展開、アプリケーション修正などとのタイミングとの調整2. 混在環境への対応検討
– 移⾏シナリオ、既存環境にあわせて、混在環境時の注意点の洗い出し、および事前 検証3. 個々のアップグレード作業の検討
– 必要な手順の明確化、および事前検証 – ロールバックプランの検討4. 移⾏後の新機能利⽤
– 詳細については、「新機能の適用におけるポイント」セッションにて既存環境の確認・⾒直し
•
現環境の設定の⾒直し
–
サーバー設定
–
notes.ini パラメータ
•
⾒直す際のポイント
–
移⾏作業に関係する (移⾏作業中に作業が発⽣する) 設定項目
–
現環境の設定や新バージョンのデフォルト設定が、移⾏後に影響する設定
項目
⾒直しのポイント①
•
安全な移⾏のための環境として
–
データベースの安定化 (“updall -r , fixup , compact -c” 実施)
実⾏には時間がかかるため、実施する場合はスケジュールを検討
•
トラブルシューティングしやすい環境として
クラッシュ時の NSD 取得、サーバー再起動 (FaultRecovery) 機能の
利⽤
Router, Replica, Amgr, Update など主要なタスクのログ詳細度を上げ
る
サーバーのプロセス情報とセマフォ情報のログ出⼒機能の利⽤
• Debug_ThreadID、Debug_Capture_Timeout、
Debug_Show_Timeout
コンソールロギング機能の利⽤
既存の運⽤や移⾏スケジュールを考慮し、実施の判断を⾏う
⾒直しのポイント②-1 〜廃⽌/仕様変更された機能〜
•
IBM Notes/Domino 8.5 で廃止された機能
1. 共有メール
代替として、8.5の新機能であるDAOSを利⽤するかどうかの検討が必要
2. XPC プロトコルとモデム・ファイル
利⽤が必須な場合はIBM Notes/Domino 8.0.x までのバージョンで維持す
ることが必要
3. サーバーヘルスモニター
OS のモニタリング機能や他モニタリング製品などの利⽤を考慮
•
IBM Notes/Domino 8.5.2 で仕様変更された機能
1. NETBIOS プロトコル
デフォルトでは内部的に無効になっているため、使用する場合はNotes.ini
で”ALLOW_NETBIOS_FOR_WINDOWS=1”の設定が必要
2. DB2NSF機能
8.5.2から新規に使⽤することは不可。
⾒直しのポイント②-2 〜廃⽌/仕様変更された機能〜
•
IBM Notes/Domino 8.5.2 で仕様変更された機能
1. IBM Domino 8.5.2 以降では、グループ⽂書にショートネームを使⽤することができ ない
IBM Domino 8.5.2 以降にIBM Dominoディレクトリのカスタマイズを⾏い、グル ープ文書にショートネームフィールドを追加している場合、IBM Domino 8.5.2 で はグループ文書が使用できない
カスタマイズを⾏っている場合は、対応が必要 <詳細情報>
(参考)Lotus Domino 8.5.2 ではグループ文書に ShortName フィールドを使用できない
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21474064 • IBM Notes/Domino 8.5.3 で仕様変更された機能 1. DEBUG_THREADID Notes.ini パラメーター”DEBUG_THREADID”のデフォルト値が”1”に変更された 無効にする場合は明示的に”DEBUG_THREADID=0”の設定が必要。 2. CONSOLE_LOG_MAX_KBYTES Notes.ini パラメーター “CONSOLE_LOG_MAX_KBYTES”のデフォルト値 が”10240”に変更された サーバーを起動する毎に最大10MBのコンソールログファイルが出⼒される。
⾒直しのポイント②-3 〜廃⽌/仕様変更された機能〜
•
IBM Notes/Domino 9.0 で廃止された機能
1. iNotes 9ではSametimeとの連携にST Linksがサポートされない
iNotes 9とSametimeを組み合わせて利⽤する場合は、ST Proxyを利⽤す
る必要がある
<詳細情報>
Removal of ST Links Support
⾒直しのポイント③
〜従来からある機能で注意が必要なもの〜
•
新しい ODS バージョン (ODS52) の利⽤(9.0.1以降)
–
デフォルト設定では ODS 43
適用する場合は、notes.ini に “CREATE_R9_DATABASES=1” の設定
が必要
•
notes.ini にメモリ関連のパラメータがある場合
IBM Domino 8.5 以降ではデフォルトで最適化されており、基本的にメ
モリ関連のパラメータは必要ないため削除する
–
NSF_Buffer_Pool_Size, NSF_Buffer_Pool_Size_MB
–
PercentAvailSysResources
–
ConstrainedSHM, ConstrainedSHMSizeMB
–
MEMAddressableMem, MEMAddressableMemSizeMB
–
MEM_EnablePreAlloc, MEM_EnableSubAlloc
⾒直しのポイント④
〜 IBM iNotes 9.0 へ移⾏する場合〜
•
IBM iNotes テンプレートの統合
–IBM iNotes 専用テンプレートファイルは提供されず、IBM Notes も IBM iNotes も
mail9.ntf を使用
ユーザー登録処理において、IBM iNotes メールシステムと mail9.ntf メールテンプレ ートを指定する必要がある
•
IBM iNotes 8.5 から、メールおよび、デスクトップ設定ポリシーがサポートさ
れる
–メールポリシー
IBM iNotes 向けの設定が “IBM iNotes” タブとして追加
–デスクトップポリシー
既にポリシーを利⽤している場合は、追加された項目に対して事前に設定しておく必 要がある
アップグレード作業の検討 〜注意点〜
•
【全般】 アップグレード後の初回起動時に notes.ini の “ServerTask” 関連パ
ラメータが変更される
–“ServerTasks=…” と “ServerTaskAtX=…” <例> design /updall タスクの実⾏時間をデフォルト設定から変更している場合に、アップグ レード後、デフォルト時間に戻っている[参考情報]Lotus Domino Server performance suffers after upgrade
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21322585
事前に “SetupLeaveServerTasks=1”を設定することで変更を禁⽌可能
ただし、廃止された共有メール機能のための “ServerTasksAt3=Object Info -Full” は削除する必要がある
アップグレードの例 – システム管理サーバー
•事前作業 –新HWにOSなどを導入しておく –IBM Domino 9.0 サーバーも導入しておく •当日作業 –現⾏サーバーの停⽌ –“fixup、compact –c”の実⾏ –新HWへのデータ移⾏ notes.ini、IDファイル、データベース、テンプレート、その他必要なファイル –notes.iniの編集 不要パラメーターの削除、新設定の追加 –IBM Dominoサーバーの起動 IBM Dominoディレクトリをアップグレードする –“compact –c、updall –r”の実⾏ ODSの変換、ビュー索引、全⽂索引の再構築 –稼動確認 旧サーバー 新サーバー データの移 ⾏が必要 新環境に持っていく DBを安定化させたい 場合は実施 ドメイン最初の1台な ので、IBM Dominoデ ィレクトリのアップ グレードを実施アップグレードの例 – メールサーバー・アプリサーバー
•事前作業 –新HWにOSなどを導入しておく –IBM Domino 9.0サーバーも導入しておく •当日作業 –ユーザーアクセスの遮断 –現⾏サーバーの停⽌ –“fixup、compact –c”の実⾏ –新HWへのデータ移⾏ notes.ini、IDファイル、データベース、テンプレート、その他必要なファイル –notes.iniの編集 不要パラメーターの削除、新設定の追加 –IBM Dominoサーバーの起動 –(必要に応じて)データベース設計の置換 –“compact –c、updall –r”の実⾏ ODSの変換、ビュー索引、全⽂索引の再構築 –稼動確認 –ユーザーサービスの開始 旧サーバー 新サーバー データ移動には時間 がかかるため、スケ DBメンテナンスには時 間がかかるため注意Agenda
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アップグレードの準備・計画
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サーバー移⾏の考え⽅
•
新機能:SAMLの導入
•
クライアント移⾏の考え⽅
•
混在環境の注意点
•
参考情報
SAMLを使った IBM Notesクライアントログイン(Notes 統合ログイン)
•
SAMLを使った場合のメリット
–
IBM Notesクライアント/Webブラウザでのシングルパスワードを実現出来
る
–
Windows/Mac/Linuxなど、クライアントのプラットフォームに依存せず利
用可能。
–
Citrix環境においても利⽤可能
•
環境による制約があるため注意が必要
–
スマートカード、USBインストール、複数パスワードのIDファイル、個人
アドレス帳に格納されたIDファイル(ローミング)など、一部の特殊環境では
利⽤出来ない。
詳細はヘルプ参照
IBM Notes 8.5.x での共有ログイン機能の技術的制約の一部から解放される
SAML(Security Assertion Markup Language)のサポート
•
シングルサインオン(SSO)に関する標準規格の1つ
–様々な異なる製品間で、SSO が可能になる
–ユーザーがパスワードを⼊⼒する回数を減らすことが出来る
–ユーザーが覚えるパスワードの数を減らすことが出来る
–IBM Notes/Domino 9.0 は、SAML 1.1, SAML 2.0 をサポート
•
IBM Notes/Domino 9.0 のSAMLサポートで出来ること
–SAML を使った、IBM Domino Webサーバーへのログイン
–SAML を使った、IBM NotesクライアントのIDログイン
「Notes Federated Login(Notes 統合ログイン)機能」と呼ばれる IBM Notesクライアントは Standard版のみが利⽤可能
–SAML を使った、IBM iNotes 、暗号化メールのアクセス
SAML環境の概要
•
SAML Identity Provider (IdP / IDプロバイダ)
–
認証を⾏い、XMLメッセージ(SAML アサーション) を発⾏するサーバー
パスワードベースの認証、統合Windows認証(SPNEGO/Kerberos) などを使ってユ ーザー認証する
SAML アサーションは電子署名されており、ユーザー情報、時間などが含まれる
–
IBM Notes/Domino 9.0 では、以下の 2つの IdP をサポート
Microsoft ADFS
IBM Tivoli Federated Identity Manager (TFIM) (IBM Domino は 現在 IdP としては機能しない)
•
Service Provider (SP / サービスプロバイダ)
–
IdP に問い合わせを⾏い、結果の SAML アサーション を処理する
–
IBM Domino 9.0 が SPとして動作する
•
クライアントは Webブラウザ、IBM Notes Standard 9.0 クライアント
IBM Domino 9.0 の
SAMLを使った IBM Notesクライアントログイン時の動作概略
•IBM Notesクライアントは適用されているポリシーを確認。SAML適用の場合は、埋め込み ブラウザがIdPへHTTPでアクセスし、認証を⾏う •IdPは認証を⾏い、SAMLアサーションを発⾏する。IBM Notesクライアントは、それを NRPC プロトコルで、IDボールトサーバー に送信する •IDボールトサーバーは、SAMLアサーションのインターネットアドレスを確認し、ユーザー IDファイルを識別する。 •IDボールトは パスワードをアンロックしたIDファイルをユーザーに送る。IDファイルは、 IBM Notesクライアントのメモリ上で管理され、ディスク上には残らない IBM Domino IdP IBM Notesクライアント IdPのディレクトリを使 って認証する ①ポリシー適用の確認 ①ポリシー適用の確認①ポリシー適用の確認 ①ポリシー適用の確認 ②認証要求 ②認証要求 ②認証要求 ②認証要求 (HTTP) IDファイルは、メモリ のみに存在する IDボールトサーバー ③ ③③ ③SAMLアサーション発行アサーション発行アサーション発行アサーション発行 NRPC ④ ④④ ④SAMLアサーション送信アサーション送信アサーション送信アサーション送信Agenda
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アップグレードの準備・計画
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サーバー移⾏の考え⽅
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新機能:SAMLの導入
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クライアント移⾏の考え⽅
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混在環境の注意点
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参考情報
アップグレードの例 – クライアントのアップグレード
メールサーバー1 メールサーバー2 アプリサーバー1 アプリサーバー2 システム管理サーバー 一般ユーザー 管理者 サーバー サーバーの環境は、 アップグレード済 み クライアントのア ップグレード後に メールの設計を置 換する サーバーの次は クライアントの アップグレードバージョンによる考え方の違いはあるのか?
•
⼤きな流れは変わらない
移⾏計画の策定
既存環境の確認と移⾏先環境の決定
アップグレード作業の検討
IBM Notes 9.0 特有の項目 あり移⾏計画の策定
• 移⾏要件と移⾏環境の調査 – 対象バージョン – ユーザー環境 • 移⾏⽅法の決定 – クライアント移⾏⽅法の検討 – クライアント移⾏とメールテンプレートの移⾏タイミングの検討 – ユーザーへの移⾏アナウンス⽅法の検討 • クライアント管理に向けた、ポリシーの設計 – Smart Upgrade など、移⾏にポリシー機能を併⽤する場合、移⾏後のクライアン ト運⽤を考えてのポリシー定義も⾏う • スケジュールの決定 – 移⾏期間はどのくらい必要となるのか (混在環境の有無) • ユーザー教育、ヘルプデスクなどに関する準備 – 特に Standard 版はユーザーインターフェースが大きく変わるため、ユーザーへの 事前教育・連絡必要 – 問い合わせに対するヘルプデスクの用意既存環境の確認 〜移⾏要件と移⾏環境の調査〜
•
対象バージョン、クライアントタイプ
– IBM Notes 8.x
– IBM Notes クライアント / IBM Domino Administrator クライアント / IBM
Domino Designer クライアント
•
既存ユーザー環境
– クライアント OS の確認 – OS アカウント権限の確認 – クライアント PC スペックの確認 CPU Memory HDD 空き容量移⾏先環境の決定 〜クライアントタイプとPC端末〜
•
移⾏クライアント
–
IBM Notes 9.0 Standard / IBM Notes 9.0 Basic/(IBM Notes Browser
Plug-in)
決定要素1:機能
【参考】 Lotus Notes/Domino 8.5 機能評価ガイド
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20090227nd.html
決定要素2: サポート OS と推奨スペック
【参考】 IBM Notes 9 Social Edition System Requirements
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27037998
決定要素3:クライアントタイプ
• IBM Domino Designer クライアントは IBM Notes 8.5 以降は Eclipse
と統合した開発環境となったため、Standard 版を導入する必要がある
•
PC 端末との関係
–
パターン① 新規端末への移⾏ (PC リプレイス)
–
パターン② 既存クライアントのアップグレード
移⾏クライアントなどユーザー環境や により決定(次頁参照)【参考】 IBM Notes クライアントのバージョンによる違い
サポート OS 推奨 H/W スペックIBM
Notes 9.0 Windows XP SP3以降Windows 7 Windows 8
CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上 Mem: 最小 1 GB
IBM
Notes 8.5 Windows XP SP2以降Windows Vista
Windows 7(8.5.1FP1以降) Windows 8(8.5.3FP4以降)
CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上
Mem: (XP) 最小 512 MB, 1 GB 以上を推奨 (Vista) 最小 1 GB, 1.5 GB 以上を推奨
IBM
Notes 8 Windows XP SP2以降Windows Vista CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上Mem: 最小 512 MB, 1 GB 以上を推奨
①新規端末への移⾏ ②既存端末でのアップグレード
アップグレード作業の検討①
〜移⾏ステップの確認〜
【クライアントの導入】 導入するパスを合わせる ※導⼊パスの変更は可能だが、 既存 notes.ini の Directory パラメータ修正が必要 上書きインストール ※ 導⼊するパスの変更は不可 ※ 管理者権限が必要 notes.ini のコピーにより既 存環境の引継ぎは可能 ※既存と IBM Notes 9.0 の差 分パラメータについては確認 が必要 【ユーザーによる初回起動】 ローカルDBが バージョンアップされる ブックマーク デスクトップ 個人アドレス帳 ツールバーは初期化される アップグレード の考え方は次頁 【既存データの移⾏】 各クライアント設定や環境に 関する既存ファイルのコピーアップグレード作業の検討②
〜導⼊イメージ配布と実⾏の⽅法〜
Smart Upgrade アップグレードの期限設定 や 移⾏状態の管理が可能 手動 明確に手順が決められるため、 事前のバックアップなどの制 御 は⾏いやすい ダウンロード IBM Notes 9.0 インストールキットサ イズ Standard 版 : 653MB Basic 版 : 254MB 移⾏環境に与える影響 ネットワーク負荷+
複数ユーザーからのネットワーク経由でのモジュールダウンロードなど、まとまった データ転送に耐えうる環境であるかどうか?NO
YES
CD 配布+
導入イメージの配布方法 導⼊イメージの実⾏⽅法アップグレード作業の検討③
〜クライアント導⼊時の考慮点〜
•
Windows アカウントの権限
–
IBM Notes 9.0 インストール時には管理者権限またはシステム特権
を持つユーザーが必要
•
NSD が Windows サービスとしてインストールされる
–
IBM Notes クライアントをユーザー権限で利⽤する場合でも NSD
の確実な実⾏のため、IBM Notes 8.5以降ではNSDがサービスとし
てインストールされるようになった
メールテンプレートのアップグレード
• アップグレードのタイミングの決定 – 順次⾏う IBM Notes クライアントをアップグレードしたユーザーから順次テンプレートの変 換を⾏う シームレス・メール・アップグレード機能の利⽤(巻末参照) – ⼀括で⾏う 全ユーザーの IBM Notes クライアントをアップグレード完了後にテンプレートの 変換を⾏う 管理者による、Convert タスクの実⾏ ユーザーは、「クライアントの移⾏」と「メールテンプレートの移⾏」の2段階の 移⾏を経験することになる • メールテンプレート更新の注意 – メールテンプレートの更新が集中すると、サーバーに負荷がかかり、サーバーのパフ ォーマンスが悪化する可能性がある – メールテンプレート更新後のユーザーアクセスは、ローカルキャッシュが使えないた め、ネットワーク負荷が高まる – メールテンプレート更新後、ビュー再構築もあわせて⾏う– mail90.ntf を Web からもアクセスする場合、IBM iNotes の設計となるため、
Agenda
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アップグレードの準備・計画
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サーバー移⾏の考え⽅
•
新機能:SAMLの導入
•
クライアント移⾏の考え⽅
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混在環境の注意点
•
参考情報
混在環境の考慮ポイント
•
サポートされる移⾏対象バージョン
–
IBM Notes/Domino 8.0 以上
•
サポートされる混在環境
–
これまで同様、推奨される移⾏シナリオでの混在環境はサポートされる
推奨される移⾏シナリオ : 「サーバー → クライアント → テンプレー
ト」
•
混在環境の注意の考え方は、これまでのバージョンと違いはない
–
IBM Domino ディレクトリの複製
–
テンプレートの複製
–
ODS
–
新機能の利⽤
アップグレードを成功させるために…
移⾏時の考慮点を事前に理解する
Redbook
Information Center
IBM サポート技術情報 (英語・日本語)
⼊念な計画と⼗分なテスト
混在環境へ細心の注意を払い、できるだけ混在期間
を短くする
新機能を利⽤する場合は、互換性を意識して、可能
な限り移⾏完了後から利⽤する
IBM Notes/Domino 9.0
バージョンアップセミナー
日本アイ・ビー・エム(株)
DJX 環境の移⾏
• Lotus Domino ディレクトリの設計をアップグレード (djxdd.ntfを使用) インストール後の自動アップグレードでは pubnames.ntf に置換される • DJX 管理ツール(djxadmin.nsf)、DJX管理データベース(djxmstr.nsf)のアップグレ ード – 管理者のクライアントは IBM Notes 9.0 になっている必要がある エージェントが無効になるのを防ぐため、設計の引継ぎは⾏わない • メールテンプレートのアップグレード– IBM Notes クライアント、IBM iNotes とも共通テンプレート(djxmail9.ntf)を使用
• サーバー設定文書の IBM iNotes 設定の確認
– 日本語環境設定ガイドの 「IBM iNotes のための設定」を参照
※日本語環境設定ガイドの 「Lotus Notes/Domino 8.0 以降のリリースから
IBM Notes/Domino 9.0 Social Edition へのアップグレード」
Lotus iNotes 移⾏概要
1. サーバーのアップグレード
– IBM Domino 8.x のサーバーを IBM Domino 9.0 にアップグレード
2. サーバー上のメールテンプレート置換
– サーバーコンソール上にて、convert タスクを実施
• convert タスク実⾏には時間がかかるため注意が必要
– “-u” オプションにも注意 (フォルダ設計置換)
• 設計置換後に、ビューインデックスの再構築が必要 (“updall ‐r”)
• IBM Notes クライアントからのメールファイルアクセスがある場合は、全 IBM
Notes クライアントのバージョンアップ後に設計置換が推奨される( mail9.ntf 利⽤の 観点より)
3. (DOLS 利⽤時) Sync Manager 移⾏
IBM iNotes 9.0 を利⽤開始後、必ず Sync Manager もバージョン 9.0 にする
Lotous Notes クライアントのアップグレードを
サポートする機能
• SURun-As
– Smart Upgrade において、ユーザーが制限付き権限の環境である場合、管理
者権限でインストールを可能にする機能
– 機能は IBM Domino Administrator クライアントに含まれる
IBM Notes/Domino 8.0 での検証において、Standard クライアントの自己 解凍形式でのパッケージ作成に失敗しているため、IBM Notes/Domino 9.0 においても、利⽤する場合は事前に充分な検証を推奨
【参考情報】 IBM Lotus Notes/Domino Smart Upgrade、6.5から7への機 能検証レポート
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20070914.html
• (他社製品) InstallShield Tuner for Lotus Notes
– クライアントインストールにおける、カスタムインストーラー(変換ファイ
ル)の作成が可能
– サイレントインストールや導⼊する機能設定を定義/変更することが可能
メールテンプレートのアップグレードをサポートする機能
•
シームレス・メール・アップグレード
– デスクトップポリシーにて設定 – クライアントのアップグレードの後、メールテンプレートを⾃動に更新 – 各ユーザーのメールのアップグレードの完了報告を管理者へ通知することも可能 – テンプレートの更新だけでなく、同時にフォルダの更新も可能 クライアントのアップグレード⇒サーバーへの初回アクセス⇒メールテンプレートの更新(Convertコマンド の実⾏) ⇒フォルダの設計更新 【初回サーバー接続時に更新ダイアログ】 【フォルダ設計の更新】 【完了】(画面)ユーザーへのダイアログ表示
混在環境の考慮点(1) 〜設計要素〜
• IBM Domino ディレクトリ
– 下位互換性あり : IBM Domino 8.x サーバーで利⽤可能
IBM Domino 8.5 以前のサーバー上の、pubnames.ntf は、削除するか置き換えた ほうが無難(Design タスクとの兼ね合い)
ただし IBM Domino 9.0 の新機能は、IBM Domino ディレクトリで有効化されて あっても、下位リリースでは動作しない
– 設計要素の複製禁⽌を⾏うことで、各サーバーのリリースそれぞれの設計要素で動作
させることも可能
• データベースの設計、テンプレート
– システムテンプレートは基本的に下位互換性がある
admin4.nsf, events4.nsf は、アップグレード時に自動的に IBM Domino 9.0 の 設計になる • 下位サーバーと複製しても構わないが、設計の反映を嫌う場合は、設計要素の複 製禁止にしてもよい • events4.nsf は DDM 関連の設定文書が競合するので、競合文書を無効にする、 削除するなどの注意が必要 – テンプレート(ntf)も複製される 複製後は、下位サーバーのテンプレートの設計が、IBM Domino 9.0 の設計になる ため、下位サーバーのテンプレートを削除しておくなどが無難
Design タスクが IBM Domino 9.0 と IBM Domino 8.5 以前の両方で動作するこ とは好ましくないため、テンプレートの削除、もしくは Design タスクの停止など を実施
混在環境の考慮点(2)
• ODS (On Disk Structure)– データベース内のデータの格納形式
– データベースのプロパティで確認可能
IBM Notes R4.x ODS20 IBM Notes R5 ODS41 IBM Notes/Domino 6, 7 ODS43 IBM Notes/Domino 8 ODS48 IBM Notes/Domino 8.5, 9.0 ODS51
• ODS の互換性
– 高いバージョンの ODS のデータベースへは、ローカルからはアクセスできない
– リモートアクセスは問題ない
例) Notes 8.0.x から Lotus Domino 9.0 上の ODS51 のデータベースへのアクセ ス
– IBM Domino 8.0サーバーに FTP などする場合は、ODS48 に戻す必要がある
“compact -r”
• IBM Domino 9.0では、ODS 51の利⽤を推奨
– “compact -c” 実⾏で ODS 変更可能
notes.ini に “CREATE_R85_DATABASES=1” の設定が必要
– ODS51 を前提条件とする IBM Domino8.5の新機能 (DAOS) 利⽤時は ODS51が
その他注意点
•
Domino Configuration Tuner(DCT)機能が使⽤不可
– DCT機能は、日本語環境のIBM Domino サーバー上では使用することができない
〔参考情報〕Domino Confuguration Tuner によるスキャンが日本語版 Lotus Domino サーバーに対して実⾏できない
参考情報 (一般)
•IBM Lotus Domino and Notes Information Center
–http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp •Product Documentation –http://www.lotus.com/ldd/dominowiki.nsf/xpViewCategories.xsp?lookupName =Product%20Documentation •Lotus サポート技術情報 (Technote) –Lotus Notes/Domino 8.5 リリース情報の提供について –http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21467871
–Detailed system requirements for Lotus Notes, Lotus Domino, Lotus Domino
Administrator, Lotus Domino Designer, and Lotus Notes Traveler
–http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=475&uid=swg27007909 –Domino support for Windows Server 2012
–http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21617697 –Supportability Q&A about Notes and Windows 8
–http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21615390 –FAQ: 64-bit version of Domino
参考情報 (移⾏関連)
•IBM Redbooks
–IBM Lotus Notes and Domino 8 Deployment Guide
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg247506.html
–Lotus Notes/Domino 7 エンタープライズ・アップグレードとベスト・プラクティス
http://publibfp.boulder.ibm.com/epubs/pdf/g8885520.pdf
•developerWorks
–IBM Lotus Notes/Domino 8 デプロイメント・ガイド
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20080801_nd.html –Lotus Notes/Domino 8.5へのアップグレード http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20090401nd.html •Lotus サポート技術情報 (Technote) –IBM Notes/Domino 9.x がサポートする環境とマイグレーションの諸注意事項 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21643950
–Upgrade Central: Planning your upgrade to IBM Notes and Domino 9.0.x
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21623106
–Supported configurations for Notes and Domino 8.5
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21358406
–Supportability matrix of operating systems and Notes 8.5 client and embedded plug‐ins
参考情報 (機能)
•IBM Redbooks
–Understanding Lotus Notes Smart Upgrade
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/redp4180.html
•Lotus Developer Domain
–Lotus Notes/Domino 8.5 機能評価ガイド
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20090227nd.html
–IBM Lotus Notes/Domino Smart Upgrade、6.5から7への機能検証レポート
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20070914.shtml
–IBM Lotus Notes/Domino 7 スマート・アップグレードの機能拡張
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20050429.html
•Lotus サポート技術情報 (Technote)
–Is Shared Mail supported in Notes and Domino 8.5?
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21328028
–XPC protocol no longer supported in V85
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21321062
–Server Health Monitoring tool not generating reports in dommon.nsf
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21327774
–Lotus Domino Web Access product name changed to 'Lotus iNotes' in release 8.5
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21328805
–(参考) Lotus Domino ポリシーを使⽤して変更できる Lotus iNotes 設定
notes.ini 情報
•
IBM Notes and Domino wiki にある notes.ini 文書
– IBM Notes and Domino wiki で提供される notes.ini の変数についての説明は下記 URL
の⽂書に⼀元化され、定期的に頻繁に更新される予定
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