本製品のインストールについて
J2S0-0457-01Z (00) 2015 年 7 月 富士通株式会社
APC とPowerChute は、Schneider Electric Industries SAS およびその関連会社の米国およびその他の国における商標です。
Oracle と Java は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商 標または登録商標である場合があります。
すべてのSPARC 商標は、SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 SPARC64 は、米国SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の登録商標です。
1. 本製品のインストール手順について
本製品のインストール手順は、インストールガイドを参照してください。インストールガイドは製品媒体の 以下のディレクトリにあります。
DVD/CD ドライブ:¥SOLARIS_SPARC¥INSTALLATION.PDF
2. 本製品が使用する Java Runtime Environment(以下、JRE)について
本製品同梱のJRE6.0 Update31 を使用してください。3. 本製品が使用する JRE のアップデートについて
本製品が使用するJRE を変更したい場合は、本製品のアップグレードインストール作業で変更できます。 アップグレードインストールの手順は、製品媒体のインストールガイドを参照してください。4. Web インタフェースへのアクセスについて
本製品はサービス(またはデーモン)起動後、Web ブラウザでログイン画面が表示できるまで数分程度かか る場合があります。ページが表示できない旨の画面が表示した場合は、しばらく時間をおいてから再度ア クセスしてください。 お使いの Web ブラウザやセキュリティ関連の設定によっては、Web インタフェースのアクセス時に認証 に関する警告画面が現れる場合がありますが、そのまま続行してアクセスしていただいて問題ありません。5. SPARC M10 の必須設定について
SPARC M10 では Oracle Solaris をシャットダウンするために、UPS で検出したイベントや停電を、 PowerChute Network Shutdown Enterprise(以下、PCNS), シスログサーバ, Enhanced Support Facility と連携してeXtended System Control Facility(以下、XSCF)に通知されるように設定してください。
注意:Oracle VM Server for SPARC(以下、OVM)ゲストドメインの状態によっては、シャットダウンに
時間がかかることがあります。詳細は、「SPARC M10 システム運用・管理ガイド」の「第 6 章 シ ステムを起動する/停止する」を参照してください。
(1)
UPS のイベントを Oracle Solaris 上のシスログで受信するためにネットワークセキュリティの設定を有効にしてください。
# svccfg -s svc:/system/system-log setprop config/log_from_remote = true
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(2)
UPS のすべてのイベントを制御ドメインのシスログに通知するために、ネットワークマネジメントカード(以下、NMC)の各画面で以下の設定を行ってください。
1) サーバの制御ドメインの IP アドレス、ポート、プロトコル、言語を設定してください。 NMC の[Syslog Servers]画面にて設定します。[Syslog Servers]画面への進み方は以下 のとおりです。
NMCv5.1.7 以前 [Logs] > [Syslog] > [servers]
NMCv6.0.6 以降 [Configuration] > [Logs] > [Syslog] > [Servers] 2) シスログのメッセージ生成を有効に設定してください。
NMCの[Syslog Settings]画面のMessage GenerationのEnableにチェックを付けてく ださい。[Syslog Settings]画面への進み方は以下のとおりです。
NMCv5.1.7 以前 [Logs] > [Syslog] > [settings]
NMCv6.0.6 以降 [Configuration] > [Logs] > [Syslog] > [Settings] 3) イベントのシスログ通報を有効にしてください。
NMC の[Event Actions for Groups of Events]画面ですべてのイベントの Event Log(NMCv5.1.7 以前), Syslog(NMCv6.0.6 以降)の設定を有効にしてください。NMC の [Event Actions for Groups of Events]画面への進み方は以下のとおりです。
NMCv5.1.7 以前 [Administration] > [Notification] > [Event Actions] > [by group] NMCv6.0.6 以降 [Configuration] > [Notification] > [Event Actions] > [By Group]
(3)
UPSの停電通知を受信してOracle SolarisをシャットダウンさせるためにOracle Solaris上でマシン管理のコマンドを実行するシェルスクリプトファイルを作成します。 1) サーバにシェルスクリプトファイル (/opt/APC/fjsvpcnsshutdown) を以下の通り作成し ます。 /opt/APC/fjsvpcnsshutdown #!/bin/sh /usr/sbin/FJSVmadm/pwrreqcmd -power exit 0 2) 作成したシェルスクリプトファイルに実行権限を設定します。 # chmod 755 /opt/APC/fjsvpcnsshutdown
(4)
PCNS の Web インタフェースのメニュー[Configure Shutdown] - [Configure Shutdown]画面で "Run this command file (full name): " に 実 行 す る シ ェ ル ス ク リ プ ト フ ァ イ ル を フ ル パ ス (/opt/APC/fjsvpcnsshutdown)で設定してください。(5)
PCNS の Web インタフェースのメニュー[Configure Shutdown] - [Configure Shutdown]画面で"The command file needs this much time to complete (seconds): "にサーバのシャットダウンにかかる時間 を設定してください。6. イベントアクションの設定について
停電発生時にシャットダウン処理を実行する場合はPCNSのWebインタフェースのメニュー[Configure Events] - [Configure Events]画面で"UPS: On Battery"の"Shut Down System"を有効にしてください。
各イベントにシャットダウンアクションを設定する場合は、PCNS の Web インタフェースのメニュー本製品のインストールについて
7. コマンドファイル実行機能利用時の設定手順 (Oracle Solaris)
Oracle Solaris でコマンドファイル実行機能を利用される場合は次の手順に従って設定してください。(1)
実行したいコマンドファイル(シェルスクリプトファイルなど)を用意します。(例:/pcns/cmd.sh)(2)
(1)で作成したコマンドファイルを実行するために以下の a)または b)のいずれかを用途に応じて設定し ます。 a)シャットダウン時に実行するコマンドの設定PCNS の Web インタフェースのメニュー[Configure Shutdown] -[Configure Shutdown]画面で以下を設 定します。
a-1) “Run this command file (full name):” に(1)で作成したコマンドファイルをフルパスで指定します。 a-2) “The command file needs this much time to complete (seconds):” にコマンドファイルが実行開始か
ら実行終了にかかる時間を秒単位で指定します。 b)イベント毎に実行するコマンドの設定
PCNSのWebインタフェースのメニュー[Configure Events] -[Configure Events]画面で"Run Command File"にチェックを付けて表示された[Configure Run Command File]画面で以下を設定します。 b-1) “Yes, I want to run a command file.” にチェックを付けます。
b-2) “Full path of the command file:” に(1)で作成したコマンドファイルをフルパスで指定します。 b-3) “Run the command file only when the event lasts this long (seconds):”にコマンドファイルを実行す
るまでに待機する時間を秒単位で指定します。
b-4) “The command file needs this much time to complete (seconds):” にコマンドファイルが実行開始か ら実行終了にかかる時間を秒単位で指定します。
8. シャットダウンに関する注意事項
(1)
シャットダウン設定でUPS の電源を OFF にする際の注意事項について シャットダウンする際に UPS の電源を OFF にするためには PCNS の Web インタフェースのメニュー [Configure Shutdown] -[Configure Shutdown] 画面の "Turn off the UPS after the shutdown finishes(This is dependent on the UPS model and/or shutdown mode enabled for the UPS)."または "Turn off this servers Outlet Group at the UPS after the shutdown finishes."を設定してください。 同一の UPS、または同一のコンセントグループに本製品が動作するサーバを複数接続する場合、シャッ トダウン時間が最大のサーバのみでUPS の電源を OFF にするよう、設定してください。
(2)
SPARC Enterprise T シリーズのシャットダウンについて OVM 環境では制御ドメインを停止または、再起動する場合、事前にゲストドメインを停止してください。 本書7 項の「コマンドファイル実行機能利用時の設定手順(Oracle Solaris)」を参照して、ゲストドメイン を停止させるスクリプトを実行する設定をしてください。(3)
SPARC Enterprise M シリーズのシャットダウンについて XSCF で行われていた停電時の制御は、PCNS で行われます。そのため、停電監視などは XSCF 上で行 えなくなります。本製品のインストールについて
9. 電源管理の設定について
電源管理の設定を行う際に、本体装置の設定を自動ドメイン起動、オートブートに設定する場合がありま す。PCNS、NMC、XSCF、Integrated Lights Out Management(以下、ILOM)、Oracle Solaris ゾーン の定義情報およびOBP について必要に応じて以下の設定をしてください。 9.1 本体装置の自動起動設定 9.1.1 SPARC M10 の XSCF 設定 以下に、パーティション番号に0 を指定した場合の設定例を示します。複数のパーティションがある場合 は、パーティション毎に2),3)の設定をしてください。XSCF の詳細については、「SPARC M10 システ ム システム運用・管理ガイド」を参照してください。コマンドの詳細については、「SPARC M10 シス テム XSCF リファレンスマニュアル XCP xxxx 版」を参照してください。 1) XSCF 上で復電時電源自動投入モードの設定のために以下を実行してください。 XSCF> setpowerschedule –a –c recover=on
2) XSCF 上でパーティションのオートブートの設定を有効に変更してください。 XSCF> setpparparam –p 0 –s bootscript “setenv auto-boot? true” 3) OVM のゲストドメインがある場合、オートブートの設定を有効に変更してください。
XSCF> setpparmode -p 0 -m guestboot=on
9.1.2 SPARC Enterprise M シリーズの自動電源制御設定
以下に、ドメインID に 0 を指定した場合の設定例を示します。自動電源制御(以下、APCS)の詳細につ
いては、「Enhanced Support Facility ユーザーズガイド マシン管理編 自動電源制御機能 (追補版)」を 参照してください。XSCF の詳細については、「XSCF ユーザーズガイド」を参照してください。コマン ドの詳細については、「SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF リフ ァレンスマニュアル XCP xxxx 版」を参照してください。 1) XSCF 上で APCS を制御するドメインを設定するために以下を実行してください。 XSCF> setapcs -d 0 2) XSCF 上でドメイン起動時のオートブートの設定を有効に変更してください。 (複数のドメインがある場合、ドメイン毎に設定をしてください。) XSCF> setdomainmode -d 0 -m autoboot=on
3) APCS を制御するドメインの Oracle Solaris 上で復電時電源自動投入モードの設定のた めに以下を実行してください。 RCI 接続ありの場合は、自動電源制御の電源投入日付、電源切断日付にサーバの 運用期間を設定してください。運用期間が決まっていない場合は、電源投入日付 に本日、電源切断日付に最大日付 (2037 年 12 月 31 日)を設定してください。 (例: 運用期間 2013 年 4 月 1 日 0 時から 2037 年 12 月 31 日 0 時) # /opt/FJSVapcs/sbin/apcsset –T # /opt/FJSVapcs/sbin/apcsset -P auto # /opt/FJSVapcs/sbin/apcsset -a -s 0000 -c 130401 # /opt/FJSVapcs/sbin/apcsset -a -e 0000 -c 371231 # /opt/FJSVapcs/sbin/apcsset –S RCI 接続なしの場合は、以下の設定を実行してください。
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9.1.3 SPARC Enterprise T シリーズの ILOM 設定
SPARC Enterprise T シリーズでは、ILOM の自動起動設定を変更してください。 -> set /SP/policy HOST_AUTO_POWER_ON = enabled Set 'HOST_AUTO_POWER_ON' to 'enabled'
-> set /SP/policy HOST_LAST_POWER_STATE = disabled Set 'HOST_LAST_POWER_STATE' to 'disabled'
-> set /SP/policy HOST_POWER_ON_DELAY = enabled Set 'HOST_POWER_ON_DELAY' to 'enabled'
9.2 OVM のゲストドメインの自動起動設定
SPARC M 10 および SPARC Enterprise T シリーズでは、OVM のゲストドメインを自動起動させる場 合、制御ドメイン上でドメイン構成情報を保存してください。
Primary# ldm add-spconfig config-name config-name :ドメイン構成情報の名前
注意:ゲストドメインを起動した状態(active)で実行してください。
なお、この場合ドメインの起動順の指定はできません。サービスドメインを起動後にゲストドメインを起
動する必要がある場合には、そのためのスクリプトを事前に作成して、Service Management Facility や
rc スクリプトに登録してください。
OVM のドメイン管理の詳細については Oracle オンラインドキュメント「OVM 管理ガイド」を参照して ください。コマンドの詳細については「OVM リファレンスマニュアル」を参照してください。 9.3 Oracle Solaris の自動起動設定
OBP で Oracle Solaris の自動起動の設定を変更してください。 ok setenv auto-boot? true auto-boot? = true
9.4 Oracle Solaris ゾーンの自動起動設定
Oracle Solaris ゾーンの自動起動させる場合は、ゾーンの定義情報を以下のように変更してください。 # zonecfg –z zonenameX
zonecfg:zonenameX > set autoboot=true zonecfg:zonenameX > verify
zonecfg:zonenameX > commit
zonenameX:non-global zone 名
10. 二系統受電構成について
PCNS の Web インタフェースのメニュー[Configure Wizard] - [Configuration Wizard: UPS Electrical Configuration]画面で、"Redundant: Two or more UPS providing redundancy, with multiple power cables from the computer."を選択してください。
また、SPARC Enterprise M シリーズでは、XSCF で二系統受電モードを有効にしてください。 XSCF> setdualpowerfeed -s enable
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11. 外部周辺機器を接続した構成の注意事項
ストレージ装置のFUJITSU Storage ETERNUS などの外部周辺機器を接続した構成では、以下の点に注 意してください。
(1)
Oracle Solaris の自動起動時に外部周辺機器の認識に失敗する場合
SPARC M10 の場合 “システムの暖機運転時間”を XSCF で設定します。 XSCF の詳細については、「SPARC M10 システム システム運用・管理ガイド」を参照してくだ さい。コマンドの詳細については、「SPARC M10 システム XSCF リファレンスマニュアル XCP xxxx 版」を参照してください。 (例: 暖機運転時間を 15 分と設定する場合)XSCF> setpowerupdelay –a –c warmup –s 15 SPARC Enterprise M シリーズの場合 “本体装置の暖機運転時間”を XSCF で設定します。 XSCF の詳細については、「XSCF ユーザーズガイド」を参照してください。コマンドの詳細につ いては、「SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF リファレンス マニュアル XCP xxxx 版」を参照してください。 (例: 暖機運転時間を 15 分と設定する場合) XSCF> setpowerupdelay –c warmup –s 15 SPARC Enterprise T シリーズの場合 “本体装置の暖機運転時間”の設定に該当する機能はありません。 手動にて、外部周辺機器、サーバ本体の順で起動してください。
(2)
SPARC Enterprise M シリーズと外部周辺機器を RCI 接続した場合
PCNS 提供の以下のシャットダウンのシェルスクリプトファイルを修正します。停電時、SPARC Enterprise M シリーズの全ドメインをシステムパワーオフ状態にしてください。PCNS では、シャッ トダウンのシェルスクリプトファイルを使用してランレベル0 で Oracle Solaris をシャットダウンして います。ランレベル5 でシャットダウンコマンドが実行されるようにシェルスクリプトファイルの修正 を行ってください。 /opt/APC/PowerChute/group1/bin/shutdown (デフォルトのインストールディレクトリの場合) #!/bin/sh cd /
/usr/sbin/shutdown –y –g0 –i5
(3)
停電時の動作について
サーバと外部周辺機器を Remote Cabinet Interface(RCI)や Remote Cabinet Interface for LAN(RCIL)