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目次 1. 情報システム開発プロセス 2. データベース設計 開発プロセス 3. データモデリング方法の由来 4. 論理データモデル 5. レポート課題 6. 参考書ほか

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(1)

データモデル

データベース論Ⅰ

第3回

URL http://homepage3.nifty.com/suetsugu

f/

(2)

目次

1.情報システム開発プロセス

2.データベース設計・開発プロセス

3.データモデリング方法の由来

4.論理データモデル

5.レポート課題

6.参考書ほか

(3)

1.

情報システム開発プロセス

1.1 開発の全体プロセス

1.2 各プロセスの概要

(4)

1.1 開発の 全体プ ロ セ ス

シス テ ム 企画 要件定義 (要求分析) 外部設計 内部設計 製造/テ ス ト 統合テスト/移行 運用/保守 業務構築 新業務完成

(5)

1.2 各プロセスの概要

・運転、監視、保守(改善・バグ修正・ トラブル予防) 運用/保守 ・本番並みのテスト、ユーザー承認、 本番移行 統合テスト/移行 ・プログラム製造、テスト 製造/テ ス ト ・上記の物理モデル(実装レベル) 内部設計 ・機能、DB、I/O、構造を決定 外部設計 ・要求の調査/分析、範囲、要求仕 様まとめ(機能・DB・品質)、実現性、 費用、計画作成 要件定義 (要求 分析) ・目的、方針、ビジネスモデル、機能、構 造、効果、予算 シス テ ム 企画 仕事の内容

(6)

1.3 開発プロセスのポイント

・運転し、かつシステム育成 運用/保守 ・本番並みのテスト、ユーザー承認 統合テスト/移行 ・上記に基づいて、実装する 製造/テ ス ト ・実装レベルの仕様を全て決定 内部設計 ・ユーザーの立場に立って、必要 な仕様を決める(=ユーザーマ ニュアルの完成に等しい) 外部設計 ・何がやりたいかをまとめて、かつ 実現可能性を検証する 要件定義 (要求 分析) ・何のためにどういうシステムが必 要かを提案し承認を得る シス テ ム 企画 工程のポイント

(7)

2. データベース設計・開発の

プロセス

要件定義 現状分析 要求分析 要件ま と め デ ー タ項目抽出(現状) デ ー タ項目抽出(新規) デ ー タ分析(RDBの ケ ー ス ) ・デ ー タ正規化 ・デ ー タ量、 ・デ ー タ更新、デ ー タ検索 デ ー タ構造化 ・論理DB構造 ・I/O画面、帳票仕様 ①DB基本概念 ②DBア ー キ テ ク チ ャ ③デ ー タモ デ ル ④関係モ デ ル ⑤ERモ デ ル(注) ⑥オブジェクト指向DB 当講義の 目次 デ ー タベ ー ス 設計・開発プ ロ セ ス シス テ ム 開発プ ロ セス ⑬分散デ ー タベ ー ス

(8)

2. (続き)

外部設計 内部設計 製造・テ ス ト 統合テスト・ 移行 外部仕様検討・決定 ・デ ー タ構造見直し ・DB管理方法 ・I/O画面・帳票設計 内部仕様検討・決定 ・DB格納場所、ス ペ ー ス ・DB、テ ー ブ ル 、INDEX ・DB更新、検索仕様 ・DB稼動の 事前確認 ⑩トラ ン ズ 管理 ②フ ァ イ ル 編成 ⑫障害対策 ⑦⑧SQL(DML) ⑨問合せ 処理 ⑦SQL(DDL) 当講義の 目次 デ ー タベ ー ス 設計・開発プ ロ セ ス 開発プ ロ セス 運用・保守 プ ロ グ ラ ム 開発、単体テ ス ト 統合テ ス ト・本番移行 DBシ ス テ ム の 運用・保守 ⑪同時実行制御

(9)

2.の

(ERモデル手法について)

• ER手法は大きく二つの活用法がある。 • トップダウン分析 -概念データベース設計とも言う -概念スキーマ(論理データベース)設計 の前に、データベースのラフな設計を実施し、 その時にER手法を使う。 -全くの新規業務・新規データベースに適している • ボトムアップ分析 -リレーショナルモデルでのデータ正規化の 後で、論理データベース構造の検証用、 安定構造設計用にER手法を使う。 -現行業務・システムのデータベース化に適している。

(10)

3.データモデリング方法の由来

3.1 第一世代の デ ー タモ デ リ ン グ

-1963年、GE社・バ ッ ク マ ン が IDSを商品化 (ネ ッ トワ ー ク 型、Integrated Data Store) -1968年、IBM社の IMSを 発売 (階層型、Information Management System) ・い ず れ もDASDポ イン ター 方式であ り 、 ・ア ク セス 経路が 限定され る 。 ・専門的なDBア ク セス 知識が 必要と さる。

(11)

3.2 第二世代の デ ー タモ デ リ ン グ

・関係モ デ ル の 考案

・ワ ー ク ス テ ー ショ ン 、オ フ コ ン の 発展に よ り 、DBが 普及 ・い ろい ろなア ク セス 経路か ら 容易に デ ー タを 取出した い 。

-1970年、IBM社、研究所の E.F Coddの リレーショナルモ デ ル 発表 (非手続き型アクセス、高度なデータ独立性、 集合論に もと づ く理論) ・当初は 、ア ク セス ス ピ ー ドの 遅さに よ っ て 、普及せ ず 。 ・デ バ イス (CPU、メモ リ ー 、DASD、チ ャ ン ネ ル)の 高速化、安価と ・DBMSの 発展に よ り 、1980年代か ら普及。

(12)

3.3 第三世代の デ ー タモ デ リ ン グ

・オ ブ ジェ ク ト指向デ ー タモ デ ル の 出現 ・さら に い ろい ろなデ ー タを 取り 扱い た い 。 (CADデ ー タ、絵、写真、動画、音声、音楽・・・・・) ・研究段階か ら 、Webシス テ ム を 手始め に 、 ・実用化が 進み 始め た 段階。 ・さら に デ バ イス の 高速化、安価と DBMSの 発展が 必要と され る状況。 -1990年年代、オ ブ ジェ ク ト指向デ ー タベ ー ス の 商用化 (ObjectStore,Objectivity,Versant,UNISQL/X,)

(13)

4.論理データモデル

4.1 論理データモデルとは何か?

4.2 階層型データモデル

4.3 ネットワーク型データモデル

4.4 関係データモデル

4.5 オブジェクト指向データモデル

(14)

4.1 論理データモデルとは何か?

• データベースに格納する

データ項目を

洗い出して、その意味・関連を一定の

視点と記述規則に従って記述したもの。

• 現実世界の

データを抽象化して、個々の

プログラムから独立させて記述する。

・ 3層スキーマの内、概念スキーマに該当する。

・ データベースの論理構造とも言う。

(15)

4.2 階層型データモデル

• Hierarchical data model

• レコード

を基本に木構造(1:N)

• IBMのIMSが代表的なDBMS

• 構成要素

-レコード(セグメント)

-属性

(フィールド)

-関連

(ポインター)

・ N:Mの複雑な関連は、別途、論理関連を持ち、

複雑なデータ構造を表現できる

・ モデリング時に、データ構造が固定される

(16)

4.2

(続き)

物理親 物理子

科目

課題

学生

成績

物理親 物理子 論理親 論理子 親-子の 関連は 、DASDポ イ ン ター で対応付け る

学生

成績/科目

課題

物理デ ー タベ ー ス 論理デ ー タベ ー ス 物理ツ イ ン

(17)

4.3 ネットワーク型データモデル

• Network data model • CODASYL 1973で国際標準となった • レコードがデータ表現の基本 • レコード間の親子関係でモデルを表現 親レコード(owner)、子レコード(member) • 木構造に限定されないで、より一般化した ネットワーク構造 • 構成要素 -レコード -属性(フィールド) -関連(リンク) ・ モデリング時に、データ構造が固定される

(18)

4.3

(続き)

学生

成績

科目

課題

サークル

階層モ デ ル と の 違い は 、 ・物理親を 複数持て る ・ポ イン ター が 循環す る

(19)

4.3

(続き)

顧客

自由度の 高い 、よ り 複雑な構造化が 可能

営業所

受注オーダー

受注明細

製品マスター

受取手形

(20)

4.4 関係データモデル

• Relational data model • 1987年、データベース言語のSQLが国際標準 • 明解な数学的基盤の上に成り立つモデル • フラットな表形式という非常に単純な表現形式 • モデリング時に、データ構造が固定されないので データ独立性が高い (表同士の関連(データ構造)を規定する定義が無い) • データ利用時に、集合論に基づいた関係操作により 動的に自由にデータの結合や分解が行える

(21)

4.4 (続き)

• 構成要素 -リレーショナルモデルでは、 ファイル (関係) レコード (タプル) フィールド(属性) -リレーショナルデータベースでは、 ファイル (表、テーブル) レコード (行、ロー) フィールド(列、カラム) -通常、表が複数集まって、意味のあるDBとなる

(22)

4.4 (続き)

単位 年次 科目名 科目 コード 科目テ ー ブ ル 学生テ ー ブ ル 学年 氏名 学籍番号 成績テ ー ブ ル 評価点 科目 コード 学籍番号 科目名 評価点 科目 コード 学籍番号 (導出され た テ ー ブ ル )

(23)

組(タプル) 属性(アトリビュート) 社員番号 氏名 所属 業務 110 吉田茂 10 社長 320 中曽根康弘 20 営業 150 岸信介 30 技師 220 佐藤栄作 30 設計 140 池田隼人 40 事務 260 田中角栄 10 設計 従業員 関係(リレーション) 定義域(ドメイン) : 属性値のとりうる範囲

関係(リレーショナル)データベースの構造

(24)

氏名 吉田茂 中曽根康弘 岸信介 佐藤栄作 池田隼人 田中角栄 PT 射影 社員番号 氏名 所属 110 吉田茂 10 260 田中角栄 10 ST 選択 従業員 社員番号 氏名 所属 110 吉田茂 10 320 中曽根康弘 20 150 岸信介 30 220 佐藤栄作 20 140 池田隼人 40 260 田中角栄 10 T1 社員番号 氏名 部門名 110 吉田茂 管理 320 中曽根康弘 営業 150 岸信介 開発 220 佐藤栄作 営業 140 池田隼人 営業 260 田中角栄 管理 JT 結合 部門番号 部門名 10 管理 20 営業 30 開発 40 製造 T2 部門

関係演算(Viewの事例)

(25)

4.5 オブジェクト指向データモデル

• オ ブ ジェ ク トと は 、「デ ー タと そ れ を操作す る手続きを一体 化した もの 」 • オ ブ ジェ ク ト指向の 特徴 -カ プ セル 化: 属性(デ ー タ)+操作(処理、メソッ ド) -継承:上位ク ラ ス の 属性・操作を 下位ク ラ ス が 継承す る -メッ セー ジ:オ ブ ジェ ク トの 利用は メッ セ ー ジ経由 • オ ブ ジェ ク トは 、オ ブ ジェ ク ト識別子に よ り 識別 • 共通の 性質を 持つ オ ブ ジェ ク トをク ラ スと して 定義 • オ ブ ジェ ク トデ ー タモ デ ル は 、オ ブ ジェ ク ト指向を 取り 入れ た デ ー タモ デ ル であ る • DBMSの 種類 -オ ブ ジェ ク トを デ ー タベ ー ス に 格納 -リ レー ショ ナ ル DBMSで、オ ブ ジェ ク トを 扱え るよ う に 改良

(26)

オブジェクト指向の考え方

・現実の

モノを中心

とした考え方

人間の発想、活動に近い

考え方で

システムのモデリングを行うもの

目的志向

の即物的な考え方

・財布を み る ・お 金が あ れ ば 、 食材を 買っ て 調理す る ・お 金が 無け れ ば 我慢を す る よ う に 言う お 母さん 、腹が 減っ た 子供 ・は い 、ご 飯 ・お 金が 無い か ら 我慢して お 母 さん

(27)

属性と操作のカプセル化

属性 操作 抽象データ型(ADT) カプセル化 簡単な指示でいろ いろな操作ができ る データ固有の 処理手続き データとそれに対応する処理手続き(メソッ ド)を利用者から 隠ぺいする形(カ プ セル 化)でデータ構造を定義するものを 象デ ー タ型という

(28)

補足:マルティメディアDB

• 研究途上の段階である

-時間的、空間的属性の定義、関連性記述

の方法が未解決

-言語が未解決

(OMEGAで研究中)

-クラスライブラリーが未整備

・ 現在では、ファイルレベル。

(29)

補足:データベースの基本的な考え方(修正版)

ステージⅠ 初期 ステージⅡ 普及 ステージⅢ 統制 ステージⅣ 統合 ステージⅤ データ管理 ステージⅥ 成熟 コンピュータ 導入 データベース 活用 DB中心の システム統合 データ管理 データ資源 戦略計画 システム DB/DC データウェアハウス データマイニング ナレッジ マネジメント 情報システムの発展段階(ノーラン(R.N. Nolan)の提案) データベース仕様やデータ そのものなどの共有資源の 一元管理

(30)

5.レポート課題

①データベースシステムの開発プロセスを 説明して下さい。 ②幾つかのデータモデリング方法について、 その特徴、違いを説明して下さい。 ①レポートの内容レベルは、A4x1枚程度。 ②次回の授業開始時に、提出して下さい 。 (ただし、それ以前に提出する場合は、 メールで願います。 アドレス: [email protected]

(31)

6.参考書ほか

• 大木幹雄「データベース設計の 基礎」(日本理工出版会) • 増永良文「リレーショナル・データベース入門」(サイエンス社) • 小野哲ほ か 「ま る ご と 図解、SQLが わ か る」(技術評論社) • 情報処理学会「情報処理ハ ン ドブ ッ ク 」(オ ー ム 社) • 織田敬三「ビ ジネ ス ・パ ソコ ン ユ ー ザ ー の た め の ネ ッ トワ ー ク 対応、デ ー タベ ー ス 構築ガ イド」 (電波新聞社) ・ 仲田 聰ほ か 「SEの 基礎知識 コ ン ピ ュ ー タテ ク ノロ ジー 」 (リ ッ ク テ レコ ム ) ・ 布川 薫ほ か 著「SEの 基礎知識、ア プ リ ケ ー ショ ン 開発技術」 (リ ッ ク テ レコ ム 社、3000円) • http://www.ann.hi-ho.ne.jp/hirok/sql/index.html • http://www.rfs.jp/sitebuilder/sql/

参照

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