「イ ン
ハ
ウ
ス
デ
ザ イ
ン 」 ア ン
ケ
ー
ト
報 告
活動
の現 状 と 課 題につ い て The answertotal
ofthe
questionnaire
and analysis比 良 木 高 幸
、
長 谷高史、
山田 弘和研究特集号 編 集 委 員会
アンケ
ー
ト報 告 目次HIRAKI
Takayuki,
NAGATANITakashi ,
YAMADA
Hirokazu
Special number editing committee
1
アンケー
トの目的と構成2
傾 向 分析3
アンケー
ト項目 別の自 由 記述の全 文4
ア ン ケー
ト協 力 企 業、
団体 名一
覧5
ア ンケー
ト質 問 用 紙00
ρ
023 QO88 ∩ 口 Qレ
1
アンケー
トの 目的 と構 成 「イン ハ ウスデ ザ イン の課 題」 の研 究 特 集 号 を編 集 する に あたり、
イン ハ ウスデザイン (企 業 内 デザイン) 部 門ま たはデ
ザ イン分 社とデ
ザイン関 連 団 体の、
活 動の現状 と課 題、
そ の方 向性につ い て の ア ンケー
トを実 施し、
企業、
団体のデ
ザ イン マ ネー
ジャー
な ど執 筆 者を含
め26
名の方にご 回答を頂い た。
アンケー
トの目 的 は イ ン ハ ウスデ ザイ ンの 実 情と 活 動方 向につ いて、
あ らか じ め 編集 者と し て想 定し た諸 問題の項 目に よ り、実
態と意向
を概観、
ま た記述
に よっ て具体的
な動向
や意
見を収集
することにあ る。
今 後の学 会に お け る 研究と業界 に お け る事 業 化、
そ して双方の コ ラボレー
ショ ンの あり方に資 すること を 意図した。
し か し、
ジャ ン ル も、
サ ンプル数としても限 定 的で、
項目設 定にも 問題 な し とはしないが、
真 摯にご 回答 頂いた結果 と、
執 筆 原 稿を あ わ せ て お読みいただきデ ザイ ン 活動へ の参 考に して いただけ れば 幸い であ る。
ア ン ケー
トの内 容 構 成 (1
)企業のマ ネー
ジャー
と して、
自社 以 外の企業 (業 界)のデ
ザ イン活 動が どのよ う な実態だと見てい る か。
(2
) 同じ質 問 項 目で、
自社のデザイン活 動は ど う評 価す る か。
(3
)デ
ザ イン学会、
セミナー
や研究
会活動
の自社
の状況 はどう か。
(4
) 編 集 者の想 定し た、デ
ザ イン の活動に関わ る50
のキー
ワー
ドの 中か ら、
重 要と考え る項目 を選 択す る。
(
複数
選択
可 ) (5
) 全ての質 問につい ての選 択理 由、
特 記事
項などの意
見の記述。
(自
由記述
) な お、
ア ンケー
ト質 問用紙はこ の項の 末尾3
頁にわ た り掲 載 したの で、
ご参 照 頂 き たい。
2
傾向
分析 イ ンハ ウスデ ザイ ン はどの よ うに貢 献して い るか? という各 種の設 問 を、
業 界 (自社 以 外 )へ の評 価と、
自社 評 価に分 けて答 えて いた だいた。 個々 の項 目別の 貢 献 度と と も に、
自他の 評価の 対 比を求め た。
貢 献 度で は自他共 に 「経 営へ の貢 献」が トッ プ
、
「社 会貢 献」と 「デ ザイン界へ の貢献」が 続 く 結 果 と なっ た。
これ は 企業へ の 帰 属 意 識の も と で社 会 貢 献とデ ザイ ン界へ の貞 献に努力 して いる が、
な かでも自社
の デ ザイ ン 品 質 が業 界よ り も高く 評価さ れ たのは、
デ ザイ ン責任 者と して の自負もあろ う か。
反 面、
ア イデン ティテ ィの確 立につ いて は自社 他 社と も に成果の評価は低い。
キー
ワー
ド重 視の設 問 でブ ラン ド戦 略と オ リ ジ ナ リ ティが多 数 挙 げられ たこ と と併せてみ る と、
課題と しての 重 点 項目 との 捉え方もで き よ う。
ま た、
学 会、
セ ミナー
活 動の評 点の低 さは、
今 後の互いコ ラボレー
ショ ンの強 化に よ る、
様々な 意 味で のデザイン力 向ヒ と貢 献の共 通 課 題を示して い ると思える。
NII-Electronic Library Service (1) 自社 対 業 界の比 較 レ
ー
ダー
チャー
ト 左 は 自 社 全 数 平 均値 389 右は業 界 8デ ザ イ ン 界 (自社 )−
010 9ア イデンティティ(自社 )−
028 45 6経 営貢 献 (自社)+D36 425 1 経 営貢献 (業 界)十〇53 40 /ド
ド
/
’ で75 、 、 (自社 )+003ド
/
ド
! / 35 ! / 32丘 丶 丶、
2 社会 貢 献(業界} \ 翌 ’ 2 )−
010 3デ ザ イ ン 界 、1
、 \ ’ド
丶\
/ (自社 )−
028、
/ / 4 ア イデンティティ 、 、、
ド
,
’ デ ザ イン品 質 (自 社 )十〇17 5デ ザ イン品 質 (業 界 )−
002 11 学 会・
セ ミナー
等一
〇41 凡 例 各設 問平 均 値一一一
一
■
一
一●一
一
一一一一
一
全 設 問 平 均 値一 一 一
●匿
一 一 一
各 設 問 名 う し ろ の 十一
数 値 は、
全 数 平 均 値 と比べた 各 増減 値を 示すn
(2
) 業 界 対 自 社 評 価 の 比較 0 5 0 5 5 4 4 3 031 5022 5 05 0 0 0 Z業界評価合計 口全 数 平 均 値 ■自 社 評 価 合 計 経 営 貢 献 社 会 貢献 デ ザイ ン界 アイ デンテ ィ テ ィ デザ イン品 質 学 会デザ イン学 研 究 特 集 号 SPECIAL
ISSUE
OF
JSSD
Vot l3NQ 12〔}0581
次に自社と業 界の評 価を 比較し た数 種の代 表 的 分 布パ タ
ー
ンを挙 げる。
(3
) 対称 1型左右 対 称と な る 例で は
、
自社対他 社評価は全く同 じで、
業界全 体の 動 向に自社が一
致 して いる とい う 見解 が う か が え る。
但 しデ ザイ ン 界へ の 貢 献を示 す3
と8
が低い こと と、
デ ザイ ン 品質を 示す5
と10
が低い こと か ら、
デザ インカ は 業 界 全 体 で も、
そ れ程 高くなくても十分通 用してい る という 認識を 示すパ ター
ン であ る。
全 数 平 均値3.
89 5.
0
8 9.
ア 業 界) ィ(業 界 ) 11.
学 会・
セ ミナー ・
研究会 等 (4
) 対 称2
型企業貢献 と社 会 貢 献 に加え学 会や 研究 会 活 動の 評価が高い場 合
、
さ ら にデ ザイン項目とアイデン テ ィテ ィ項 目 が他よ り や や 落 ち る 場 合 に、
ハー
ト型パ ター
ンを示す 例であ る。
全 数 平 均 値3.
898
9.
ア 業 界 ) ィ(業 界 )11.
学 会・
セ ミナー ・
研究 会 等 82 SPECIALISSUEOFJSSDVoL13Noj 2005 デ ザ イ ン 学 研 究 特 集 号NII-Electronic Library Service (
5
) 非 対 称1
型 頑 張っ て いる業界に対して、
自社は全て平均 的である という控え め な意識を感じ させる分 布パター
ン。 全て の項 目で 自社 が 1ポ イン ト低い評 価であ る た め、
左 半 球 が 小 さい。
全 数平均値3
.
89
8 業界 )9.
ア ィ (業 界) 11.
学 会・
セミナー ・
研 究会等 (6
) 非 対 称 2 型 業界より自社が全て高く、
評 価サー
ク ル も平均 点よ り全て高いこ と から、
自信の あ る リー
ディ ングメー
カー
の 強さ を 示す デザイン組 織の パ ター
ンと言え よ う。 全 数 平 均 値3.
898
9.
ア 業 界 ) ィ (業 界 ) 11,
学 会・
セ ミナー ・
研究会 等 デ ザ イン学 研 究 特 集号 SPECIALISSUEOFJSSDVoL13No、
12UO 「 83 N工 工一
Eleotronio Library(
7
)非 対称3
型 業 界 よ り自社 が 高く、 評価サー
ク ル も平均 点よ り全 体に高い。
特に アイデン テ ィティ と デ ザ イ ン 品 質 に 自信 を感じ るデザイ ン組 織のパ ター
ン と言え よ う。
全 数平 均値3.
898
9.
ア 界 ) (業界)11.
学会・
セ ミ ナー ・
研究 会 等 (8
)非対称 斜4
型業界 と自社の評 価に破 錠 な く
、
経 営 貢献へ の 自社 評 価 が 低い一
方、
自社 のデ ザイ ン カ と学 会、 研究 活 動に自 社の強み を 認識し て お り、
強さと弱さ を 十分 認 識してい る デ ザ イ ン 組 織の パ ター
ン例で あ る。
全数平均 値3.
89
8 9.
ア 業界) ィ (業 界 ) 11.
学 会・
セ ミナー ・
研究 会 等 84 SPECIALISSUEOFJSSD V。1.
15N 。.
i2005 デ ザ イン学 研究 特集号NII-Electronic Library Service
(
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デ ザ イン学 研 究特集号 SPECIALISSUE OFJSSDVo1
、
BNo.
12UO5 853
ア ン ケ
ー
ト項 目別の自由
記述
の全 文 (1) インハ ウスデ ザ イン の事 業 や 経 営への貢 献 成 果 ● デ ザ インが 事 業 戦 略の重 要 な 要 素と なっ て い る。
●全 て の メー
カー
とはいわ ないが.
非 常に貢 献し て いる と 考 え る。
● デ ザ インは 区 別 化 技 術で あ り、
価値創造 技術と して、
経 営や事 業に無 くて は 成 らぬ 存 在です。 ●デザ イ ン な く して メー
カー
の事 業 は 成 立し ない。
●な く て は な らない存 在になっ て い ます。
● オリ ジ ナ ル商 品の デザイ ン を 手 掛 ける以 外に建 築設 計系の 相手先へ の技 術 デ ザ インサ ポー
トを 行うこと に よ り、
質の高い照 明 空間を作 り出して い る。
● デザ インに よ る 商品差 別 化ニー
ズの増 大、
技 術 的 差 別 化の困難。
●一
部会社においてデ ザ イン を経 営 資 源と し て 活 用 し 見 え る 形 での成 果を 上げて い る。
全体と し て も、
厳し い市場環 境 下 差 異 化のポ イント と して競い、
商 品 性 を向上 さ せ て い る。 ●プロ ダク ツデ ザインを 中心と しコ ン シュ マー
層の購買意 欲、
流 行 発 信 に貢 献し ている。 結 果、
事 業 体の経 営に 貢献し事 業 戦 略 の 中核を担っ て い る ケー
ス も多い と思 わ れる。
●一
般に 言わ れ る こ と で あ る が商品輸出 に は大い に貢 献 してい る。
●競 争力の あ る ものづ く り を して行く 上で、
さ ら に そ の位置付け、
貢献度 は 重 要 と 思 わ れ る。
● 企 業の経 営 その もの の具 現 化、
ブラ ン ドの具現 化の 中心 機 能。
ブラ ン ドア イデン ティ ティの確 立、
主 力コン セプ トの創 出。 ●非価 格競 争要素として貢 献。
ブラン ド価 値 向上要 素と し て は、
未 だ 不 十 分。
● 貢 献の可 能 性 は 高い と実 感し て いる が実 現 度は まだ不足して い る。
●モ ノづ く りの プロ セ ス に組み込 まれ、
商 品 力 を 高め る要 素と し て定 着さ せ る活 動 を して きて いる→ 定 着し ている 。 ● 事業 部、
会社 へ の提 案と実 施の フ ォ ロー
がで きる。
●企 業理念を タ イ ム リー
にデザインへ 反 映で き る 。 ● 業種に よっ て は貢 献 大と思う が、
消 費者のデ ザイ ンへ の要 求の成 熟 度 が、
欧 米に 比べ て、
い ま ひ とつ な こ と もあり少々否 定 的。
● 自 動 車 業界、
家 電 業 界のイ ンハ ウ スデ ザイン の貢 献 は 大と 判 断 する。
● 企 業 理 念 を 踏 ま え た 総 合 的 な デ ザ イン活 動 による ア イデンテ ィ テ ィ確立。
●デザ インは経 営資源 と いわ れ 久しいが、
多 様 化の 中 今 大き く成 果が現れ て き て い る。
● デザ イ ン は経 営 資 源といわ れ久しいが、
多 様日 の中 今 大 きく成 果が現れ て き て い る。
●バ ブル崩壊後の 90年ぐ らいか ら 商 品 付 加 価 値 ア ップの一
つ と してデ ザ イン重視傾 向に あ る。
●特に車業 界な どは、
事 業 に 直 結86 SPECIAL ISSUE OF JSSD VoL13 N。」2005 デ ザ イ ン 学 研 究 特 集 号
した 経 営 資 源と なっ て い る
。
(2
)イ ンハ ウスデ ザ イン の社 会へ の貢 献 成 果 ●イ ン ハ ウスデ ザイ ンの レベ ル が 国 際 競 争 力のKFS
と なっている。
●昨 今のUD 、
エ コデ ザ イン の取 り組み等、
貢献大と 思 う。
● デ ザ インの ミッシ ョンは、
商 品 を通し て真に豊か な社 会の実 現に貢 献 する こ とです。
●企業目 標 達 成 を 主 に、
社 会 的 貢 献 は二次 的に。
● 商品 (=
社会) デザ インに 携 わるとい う意 味で。
● 学会と も連動し、
普 及賞の指 導、
賞 などの授 与とで、
事務、
指 導運営など、
対 社 会に対し社 会 貢 献し てい る。
● 社 外 デザイ ン業務 の受 注 や 産 学協同は、
まだまだ 十分な 成 果につながって いない。
● 特に最 近の ユ ニ バー
サ ルデザ イン の あ らゆる 分野で の実 践 は、
生活 者に とっ てプラス に なっている と 思 う。
(一
部 営 業ッー
ル と し て使わ れ て お り、一
過 性で 終わる の では という懸 念 有)●企 業 経 営 を 優 先 し ラ イフ サ イ クルの短いデザ イン成 果物を発 表し てい る嫌いが ある。
● 大 量 生 産、
大 量 販 売の商 品は環境へ の影響が大 きいが、
少な く と も見 苦しい ものであふれ 返るこ とは な かっ た。 ●各 業界か ら生み出さ れる、
製 品、
商 品 は 社 会 へ の貢献度大。
イン ハ ウスデ ザイ ンの力 が 大 き く影 響し ている。
● 商 品デザイ ン 力強化 に よ る産 業 振 興 寄 与。
ユ ニ バー
サ ルデ ザイ ン・
エ コ ロ ジー
デ ザ イン・
国 際ユ ニ バー
サ ルデ ザイ ン の具 現 化による社 会 貢 献 ● 従 業 員と し て企 業価 値の創 造を担い、
産 業の発 展を通して、
生活 文化の向 上に貢 献。
●ユー
ザー
視 点 及び文 化 的 価 値 向上 を企 業 活 動を通じて具 体 化してきて い る。
● デザ イ ナー
の雇 用。
● 業 種によっ ては 貢 献 大と思う が、
消 費者のデ ザ インへ の要 求の成 熟 度が,
欧 米に 比べ て、
いま ひ とつ なこ と も あ り少々 否 定 的。
● 顧客視点、
エ コ デ ザイ ン 等での社 会に対す るデザ イン 活動は地 道で あるが貢 献 し ている と判 断する。
●業 種 を 問 わ ず 革 新 的 技 術 とユー
ザー
と を結ぶ役 割が 目に見えて成 果と して現れて きて いる。
● 私 (デ ザイ ン)の 例 か らで は 5と思うがユー
ザー
や社 会から見る (価 値 ) と4
と思 う。
●CSR
の観 点 か らユ ニ バー
サ ルデ ザイ ン を各 企 業で 取り 上げ 始め た ばかりであるが、
成 果 が 出ている企 業もある。NII-Electronic Library Service (
3
)イ ンハ ウスデ ザイ ン のデ ザイ ン界へ の貢 献、
成 果 ●日本固有の強みで ある。
● 全 体で考 えると 判 断が迷う が、
イン ハウスが 主 張して い る事 実 が ある。 ● デ ザ イン 界へ の貢 献が 日的で な く、
結 果と し て貢 献する可 能 性が ある と認 識して います。
●日本 デザインを 意 識する芽生 え は感じる。
● 最 近やっ と動き が出て き た。
● 広 告 媒 体 で は業 界 イン ハ ウスデザイナー
は アノニ マ ス性 をもっ て活 動して い る が、
インター
ネッ ト等で の HP な どデザ イン情 報の発 信 例となっ てきだして い る。
●商 品 提 供と して の 貢 献 は あるが、
対 外 的にオー
プンに出 来 ない こと が多い。
●圧倒 的な商 品 数の中で、一
部 不 適切 なデ ザイ ン も あ る が、
全体と し て高いデ ザイン レベ ル を維 持し、
国際 的に も 評価を得ている。
ユ ニ バー
サ ルデ ザイン、
エ コデザイ ン を多く の商 品で実 践 し、
全体の推 進 力になっ て いる。
● 企 業 内 知 的 財 産 保 護のた めデ ザイ ンプロセ ス を 共有 出 来ないケー
ス が あ る。
バ イ オ や情 報テ ク ノロ ジー
な どの 分 野 と 同 様、
具 体 的 な ところ での 産 官 学 連 携 等を期待し たい。
●産業 界に は大いに貞献し ている。
デ ザ イン界を 産業 界の 視 点で見る な ら大い に貞 献し てい る とい 言え る。
● 欧米と違い フリー
ラ ン スデ ザ イナー
は まだ少 ない。
イ ンハ ウ スデ ザイ ナー
が実 質 デ ザイ ン界の 中 枢を な し ているので は ないか。
●活動 推 進の主 要 な役 割を担う、
人的 資 金 的 貢 献 大。
人材の輩 出、
国デ 協 等へ の支 援 (人、
金 )。
● 「デ ザイ ンの た めのデ ザイ ン1 か ら 「顧 客、
社 会のためのデ ザ イン 」へ。
● デ ザ イン界の 意味が不 明。
分か り か ね ます。
●多くの マ スプロ製品 を 通じてデザ イン の価値を高め て き て い る が、
デ ザ イン界 へ の 貢献は今一
一
歩● 研 究成果の社会還元 が弱い。
● 各企 業の各業界、
工業 会、
協 会等へ のデザ イン委員会等 活 動 は そ れ な り に 活 動 し 参 加 傾 向 に あ る と 判 断 す る。
● 大 多 数の製 品を生み出 してい る イ ンハ ウ スデ ザイ ナー
の 貢 献 度は大きい。
● デ ザイ ンだけでな く メー
カー
系は業 界、
工業 会 など (デ ザ イン学 会、
CMJ 、
ISOな ど )への 参加 を含む規 格 化、
標 準 化な どか な り活 動して い る。
● 優 良企業で はデザ インの理 解 が 深ま り、
経 営 資 源となっ てい るが、
部 分 的で あ り、
デザイン界 全 体の動 きとなっ ていない。
(4)企業 やイン ハ ウスデザイン の アイ デンティティ (固 有の思 想 や 表 現 ) 確 立の成 果 ●全 ての企業で発 信 力が強い と は言え ない。
●メー
カー
のア イデン テ ィティとの連 携 がで きて い る企 業 は 多い。
●個性 的、
他と の差 異 化の意 識は高 まっ てい る。
● 最 近 やっ と動 きが出てき た。
● 業 界の 中で のデザインオリエ ンテッ ドな会 社の それぞれの 会 社の独 自性を もつ。
しか し なが ら製 販一
体と して の強い独 白 性は他 国メー
カー
と比 較 する と弱い。
●ブラ ン ド戦 略との関 連に おいて、
各 社重要テー
マ の ひ とつ と して 取り組ん で い る と 思 う が、
理 想 形を 「企 業の ものづ く り に対す る 理念の体 現」 と す れ ば、
や や表 面 的な もの に と ら わ れて い る よ う に 感じ て い る。
●創出さ れ るデザ イン に対し て即効 的な思 想 は感じ ら れ るが、
継 続 性 が 無く、一
部の リー
デ ィ ング カンパニー
を除きデ ザイン の 埋 念 はマー
ケ ッ ト に 埋没 し て し まっ ている感が強い。
●少 な く と も そ れ が指 針に なっ て で た ら め が満 ち あふ れ は しなかっ た。
● 競 争 社 会 の 中で、
独 自の ア イデン ティティを持た ない と生き残れ ない。
個 性を重ん じ成 功し ている会 社は社 会に貞 献し て いる、
● 当社ス タ イ ルの市 場評価と群 訴 求の徹 底。
● 横 並び競 争 か ら 脱 皮 し よ う と す る 方 向 が で て き た。
● 企 業 に よ りバ ラ ツ キ は大きい、
デ ザイ ン (部門) に 理解の あ る経 営 者の 企業は確立 し てい る●企業に よ る格差 が 大 きい。
アイデンティティ の確立し ているイン ハ ウスデ ザ イ ン は わずか。
●個別 デ ザイ ンのみ で は な く会社全体を 考え たデ ザイン戦 略を立 案で き る。
● 企 業 集団の 意 志を 反映で き る。
● 技 術 力での優 位 性が均 衡し ている 世の中 で企 業の ア イデン ティティ の確 立が急 務であり、
除々で は ある がア イデンテ ィティは確 立 されつ つ ある と判 断 する。
● 企業に とっ て アイデン テ ィ テ ィを 共有して いな け れば今は な い。 ●目に見え る形で の商 品デザ イン等で は、
それ ほ ど強くアイデン テ ィ テ ィは出さ ないが内 面 的 な価 値 観 や 思 考で は日 本 企 業はCI
を 行っ てい る。
● イ ンハ ウスデザ イ ンは 企 業 理 念 に 基づ き 組 織 と して 成 果 を出 すこ と が多く、
固有の思想や表現 を確立する こ と は 難しい。
実現 す る た め に は独立。
(5) デ ザ インカ、
デ ザイ ン 品質の向 上 ● 開 発、
生 産 技 術 に 負 う ところも ある が、
貞 献 大 と思 う。
●デザ インカ、
デザ イン品 質の定 義が難しい。
●一・
部では 非 常 に深 く取 り組 む 傾 向 も 出ているが、
い まだ 全 体と し て は 不 足。
●日本のデ ザイ ン は 世 界の 中で も誇れ る レベル にきている.
● 世 界の中での 日本の ス タ ン ス と する と、
情 報の 交差点的な ところ が あ り、
新商品と建 設 需 要 が 良いバ ラン ス となりデ ザイ ン性の ヒで向 上し て デザ イン学研究特集号 SPECIALISSUE OFJSSDVoL13N 。.
12005 87 N工 工一
Eleotronio Libraryい る
。
●一
過 性のデザイン (商 品 )が多い。
● 要 領よ く 効 果 的 なデザ インをし て お り、
全 体と し て の レベ ル は向 上 して いる と 思 う。
た だ し、
デザ イ ンに 対 す る 姿 勢の違 い か、
強い こだわ り と執 念を感じ る 「ガツ ン」 と来るデ ザ イン が少ないよ う に感じ てい ま す。
● ITの進展 によ りツー
ルの多様化、
簡 易 化が進み現 場での品 質 向 上は そ れ な り に実 現して いる。
ただし個々人の デ ザイ ン力量に は必 ず し も 比 例して いない のが 実 情と感じ る。
●G
マー
ク 申 請 品 をみて も 大 手企 業の もの は すべ て あ る 上等の レベル以上の もの と思わ れる。
●安 定し た環境での活動 より プ ラス の実 現。 ● 競 争が厳しい業 界で は、
競い合う こ とで向E
して行く。
●キメ の細かい造形力の 平 均 的レ ベ ルの高さ は健 在。
●事 業部か ら の要求に基づいて行え る● 計 画 的な 人 材 育 成 が 可 能。
● デ ザイ ン 活 動、
デ ザイ ン機能の領域の拡大に伴い、
デ ザイ ンカ、
デ ザ イン品 質 が 追いつ いてい ない状 況 と判 断 する● 多くの製品 がデ ザ イン品質において も国際 的 な 競 争 力 を 持って いる。
●95
年ぐらいか ら 日本の 製品の 独 自 性の 発 揮と して 向上 していると思 う。
● オ リ ジ ナ リテ ィあるものが 評 価さ れ るよ うになっ て き た。
もの ま ねか らの脱 皮。
(6
) デ ザ イン部 門の事 業、
経 営へ の貢 献 成 果 ● 商 品の性 格上デ ザ イン のイン パク トは大きい。
● デザ インは区 別 化技 術で あ り、
価値創 造技術と し て、
経 営や 事 業に無く て は成ら ぬ存 在で す。
●事 業に は な く て は な ら ない存在。
● 商 品の 売 行 き にデ ザイ ン が大き く か か わっ て い る。
● 基 本 的にユー
ザー
へ の提 案 活 動 を行 わ な い と 商 品 販売につ な が らず、
デザ イン部 門の活 動は経 営 に直 接 反 映 し、
現 在 的 に は、
専 門 分 野マー
ケッ トに対し て成果 を ltげて い る。
● 技 術 的 差 別 化が困 難に なっ て き た とい う事 業 状 況。
● 特に携 帯 電 話 や 成 熟 領 域の家電に おい て、
商 品 差 異 化のポ イン トと なっ て い る。BtoB
領 域の提 案 営 業 活 動に お い て、
「説 明 力」 を発揮し貞 献し て いる。 ● 自 社 ブラン ド商 品 拡 販 プロ セ ス に お け る重要 なポジシ ョンで あ る と 思われ る。
また、
業 界マー
ケッ ト に お け る社 外へ の情 報 発 信 機 能も併せ 持っ て い る。
●デ ザイ ン部 門 は 企 業の歴 史 と と もに大 きく なっ て き た。
こ れ は 経 営 者 が デ ザ イン の貢 献 を 認め ている証と言え る。
● 毎 年の新 商 品が売上げを大き く 左右す る。
企画 と 共 に デザインがか な り重要な役 目を果た す。
●事 業へ の貢献 は高いが、
経 営へ の貢献は低い。
モ ノ作 りプロセスに確 実に入り込み、
個々 の製 品の 品 質 向上 を 図 り、
事業、
経88 SPECIAL ISSUE OF JSSD Vol
.
13 No」2005 デ ザ イン学 研 究 特 集 号営に貢 献し ている
。
● 事 業 部、
会社へ の提 案 と実施へ の フ ォ ロー
が で き る。
●企業ポリ シー
をデザイ ン で表現で き ている。
●経 営 レベル での貢献が まだ 低い。
● 増 益の一
端を担って い る。
●小さな 会 社であ りデ ザ インの こ と はデ ザイ ンへ の流れ からはブラン ド管 理か ら製 品 デザ インまで対 応 して い る。
● 商 品 デ ザ インか ら宣 伝 販 促 ま で トー
タ ルデザ インを通して 事 業に貢 献し ている。CL
VI
に関し て も積 極 的に参 画 実 施。
●商 品 デ ザイ ン開発 を通し て、
売上げ、
利益 に貢献。
ショー
ルー
ム展示 や対 外デ ザイ ン賞獲得を通 して、
企 業イ メー
ジ 向 上 に 寄 与。
(7) デ ザ イン部 門の社 会へ の貢 献、
成 果 ● 環 境に対 する配 慮を具 現 化して い る。
●デザ イン の ミッ シ ョンは、
商 品 を 通し て、
真に豊か な社会の 実 現に 貢 献する ことです。
● 社 会へ の発 信を始め た。
● 商品 を 通じ て行っ て い る (ユ ニバー
サ ル、
バ リ アフ リー
)。
● 対 社会へ の光 環 境・
快適 性 を 向 上 さ せ てい る。
●工数不 足の状態が続い て い て、
社会的な活動が で きない。
●エ レベー
ター、
エ スカ レー
ター、
駅務 機器、
空 港ター
ミ ナ ル などの公共性の強い も のor場においてユ ニ バー
サ ル デ ザ イン を実 践。
(反面、
過 度の市 場 競 争に加 担し、
商 品サイ ク ル を短 く し、
資 源 とデ ザ イン の浪 費 をし てい る との反省も) ●日常 業 務におい て、
販 売のためのデザイ ンに ウェ イ トを 置 かざ るを 得ず、
社 会 全 般に おけるデザ イ ン での貢 献は優 先 順 位 が 低い のが 実 情。
●い つもユー
ザー
リク ワイ ヤメ ン ト を業 務のベー
ス に置い てい るの で、
ユー
ザー
マ スつま り社会へ の貢献は程度の差は あ れ 成さ れ てい る と 思 う。
● 業 界 内での ウェイ トは かなり高 く。
引っ 張っ て い く役目も果た し ている。
よって社 会へ の貢 献 度 は 大 きい と 言 え よ う。
●地 域住民 か ら経 営 者ま でデ ザイ ンの役 割を 理解 してもらう活 動 を継 続。
● 顧 客 視 点、HCD
思想が高い部 門で ある。
●ユー
ザー
視 点 を モ ノ づ く りに反 映 する活 動 を永 年にわ た り実 施 し、
ユー
ザー
に使いやすく魅 力ある製 品づ く り を進め ている。
● 使いや すい製 品デザ インを提 供で き て い る。
●ユー
ザー
ビ リ テ ィー、
エ コ デ ザイ ン 等 を部門方針 に掲 げ 実 践して い る。
●HMI 、
UD
へ の積極的 取 組 な ど革 新 的 技 術 とユー
ザー
と を結ぶ役 割が 目に見 えて成 果と して 現れて きて いる。
● デ ザイ ンと してでは な く商 品 全 体 と して、
責 任 を持っ た か たち で社 会へ 提 供して い る か ら。
● 自部 門の 確 立 が 先で、
社 会 貢 献 はこれ から。
● 地 方 自 治 体 や 消費 者団体か ら 「ユ ニ バー
サ ルデ ザイ ン」 の取り組み につ いNII-Electronic Library Service て講 演
、
商 品 紹 介 依 頼があり、
デ ザイ ナー
が対 応し てい る。
(8) デザイン部 門のデザイン界へ の貢 献、
成 果 ●業 界で一
番 多くのデザイン賞 を 獲 得し ている。
●デザ イン界へ の貢献が目的で な く、
結 果と して貢 献する 口∫能 性が あ る と 認識して い ま す。
● 各 団 体の 活動へ の協 力、
参 加 も 果 た して いる。
● 最 近そう した試み を始め た (各 種イベ ント参 加 )。
● 業 務 自 体が建 築設計、
イ ン テ リ ア デザ イン側との連 動のため、
その業 界、
デ ザイ ン界への 貢 献 は 大。
● 対 外 的PR
が ない。
● 国 内 外の フ リー
ラ ン スデ ザ イナー
との コ ラボレー
シ ョ ン の常 態 化。
デザイン 系 学 校へ の講 師 派 遣、
セミナー
実 施 を 行っ て いる。
● 業 界 内をメ イン と し た学 会、
協 会で の活 動は そ れ な りに活 発に行えて い るが、
全 デザイン界で の貢 献、
成 果 は 今ひ とつで あ る。
し か し、
最 近では白社の置か れるデザ イン 分 野 定 着の た め、
イン ター
ン シッ プ 制 度の導 入 や 大 学で の授 業 協 力な どの活 動 を 行っ ている。
● 各種工業 会にお け るデ ザ イン委員会で の活 動はそ れ な りの 貢 献 を 果た し てい る と言え る。 ●こ こ何 年 か 外部との交 流 が な か な か出来ない状況が続いた。
●職能 団体と して、
職 能 基盤 の充実と、
職 能 活 動の社 会へ のア ピー
ル。 ● デザイン界 の意 味 が わ か り ま せ ん● 特に目立っ た活 動は ない。
● 白 社関連 業界、
協 会 等団体のデ ザイ ン 活 動 は積極的に 参 加 し、
貞 献して いる と判 断 する が、
デ ザイ ン 界 ?に 限 定 す ると 貞 献 は 低いと 判 断 する。
● デ ザイ ン団体へ の 人的支 援、
異 業 種交流、
フ ォー
ラ ムへ の協賛。
●企業外デ ザ イ ンとの比 較 なら5
と 思 う、
(興 業 規 格、
業界標準化、
国 際 規 格 な ど産 業団体 )● 2 年前か ら、
プロ ダク トデ ザ イ ンの 外 販を は じ め、
ウ オッチデ ザインで培っ たノウハ ウ が他業 界で も好評。
●産 学協同研究や イン ター
ン シップ (9) 企 業 や デ ザイ ン の ア イデン ティテ ィ (固有の意 志や表現) 確 立の成果 ●ブラ ン ドメ ッ セー
ジの担い手。
● 固 有の 価 値を 目指 し始めた。
● 模 索 中。
●ブ ラン ドイメー
ジが低い。
● 当 社の 家 電、
デジ タル プロダ クツ、
産業機 器・
社 会イン フラといっ た 広い領 域での、
統.
・
性のある ア イデン テ ィ テ ィ の確 立に難し さ を感じ てい る.
●以 前は 企業、
デ ザイ ン部 門の デ ザイ ン ア イデン テ でティを掲 げていた が、
現 在で は 目先の ビジネス重 視の傾向が強く 思 想 が ゆらぎつ つ ある。
● 商品 に おいて は“
当社ら しざ’
を 形 成 し て き た。一
方、
社員には 明 ら かに帰属意 識を 形成 している。
● 独 白のデ ザイ ン性 持っているといえ る。
そ れ が商 品 力へ とつ ながっ て いく。
● 「デザイン・
ジャ パン・
モー
ド」一
日 本 発の 美 学 が 世 界 を 変え る一
をテー
マ と し て掲げている、
● デ ザ イン領 域の拡 大により向E
して き た。
● デ ザ イン部 門の提 案する製 品 デ ザイン の ア イデンテでテ ィが 反 映 さ れ たモ ノづ く り が行わ れ てい る。
● 個別デ ザイ ンの み で は な く会 社 全体を考え たデ ザ イ ン戦 略を立 案で き る。
● デ ザイ ン のコア バ リュー
を明 確に し、
デ ザイ ン活 動を実 践し、
製品へ の反映ヘ ア イデ ン テ ィティを確 立 し始 めていると、
判 断 する。
●ブラ ン ド戦 略に基づき 具 体 的 なプロ ジェ クトで実 現して いる。
●一
般に言 う目 に見 える か たちのCI
的な 要素は 弱いが 精 神 面で の試 行と して CIは持っ て いる。
● 現 在、
企業、
デ ザ イン の ア イデン テ ィテ ィに向け て推 進 中。
● グルー
プ と して、
家 電から住 宅 設 備、
建 材 商品 まで 自社 ブラ ン ドら し さを 表 現。
(10) デ ザ イン九 デ ザイ ン 品質の向 上 ● イン ハウス + 外 部 デ ザイナー
の協 業で レベ ル ア ップ を 計っ て い る。
● 新 た な 価 値の 創 造・
発 信に努 力 して い る。
● 市 場 全 体で デ ザインカが 上 がっ て い る。
●現 在、
部 門の年 齢 構 成 ヒ中堅組 (バ ブ ル期 入社 )の構 成 比 率 が 高 く、
パ ワー
& ポ テン シ ャル供に高い レ ベルにあ る、
中・
長期 的に は高齢化に よ るポテン シ ャルダウンを 懸念し ている。 ●企業 内のデザイン部 門 なの でクライア ン ト以 外に内 部の他 部 門 (営 業 部 門 など)か ら客 観 的な レ ビュー
を仰げる機 会 があ り、
部 門 と して評 価、
フ で一
ドバッ ク し やすい環 境に ある。
しい て言えばそ れ を 個 人 デ ザ イ ナー
単 位に繁 栄 させ にくい ところ に 課題が残る。
● 向 ヒ して い る。
少 なくとも一
.
・
定の水 準以 ヒを保持し て い る。
ヒッ ト商 品に おいて当社のデザインが 話 題になる ケー
スが時々 あ る。
● 個々 の レ ベ ルに依 存。
● 商品開 発 時にデ ザ インコ ン セ プトが しっ かりする よ う心 がけて いる。
ヒッ ト商品も出てい るの で、
デザインカ、
品 質 共 に向E
して い る とい え る。
●デ ザ イン スキル 向上の為の 各種研修実 施。 素材の仕上げ標 準 化 サンプル 作 成。
●領 域の拡 大は あるが、
品 質の深 さが向 上し ている と 言い切 れ ない、
● 主 要 な 製 品で のG
マー
ク受 賞、
IF
賞 受 賞な ど外 観 だ けではなく、
操 作 性、
ユ ニ バー
サ ルデザ イン思 想の具 現 化。 ● 事 業 部からの要求に基づいて行え る。
●デ ザ イン学 研 究特集号 SPECIAL 】SSUEOFJSSD Vol
.
13Nn.
1200S 89固有技術では独 立 系の方が強い
。
● デザイン領 域の拡 大 によりデ ザイ ンカ、
デ ザ イン品 質の向上が 追い つい て い ない状 態と判 断 する。
●日米 欧に お け るデザ イ ン各賞の 受 賞、
好 調な販 売。
●5
に向け常に最大の努 力は し てい る。 ● デザイン領 域を広げ、
モ ノ か らコ トへ の幅広いデ ザ イン活 動が出来て いる。
●社 内デ ザイ ン研 修 制 度によ る個人 ス キ ルの向上 と、
デ ザイン マニ ュ ア ル 整 備、
充 実 に よ る総 合 的 なレベ ル合 わせ。
(11
) 日本 デ ザイ ン学 会などの各 種 学 会、
研 究 会、
セ ミ ナー
活 動 ●日本 能 率 協 会の研 究 会に参 加。
●もっ と参 加し た い と 考 えて い る。
● 自社へ の意 味を 見いだせ ていない。
● 学 会 活 動 が 大 きいが、
建 築 家協会の照 明セ ミ ナー
の実 施や 自 社主催の セ ミ ナー
に 対 しデ ザイ ン部門 が講 演 者 と な り主 動 的 役 割 を 担っ て い る。
● 業 界 活 動に疎い.
首 都圏 まで遠い。
● 学 会 は 基 本 的に各 個人の 自由意志で参 加。
研 究 会、
セミナー
は特に若手の育成の場 と して積 極 的 に 活 用して いる。 ● 情 報 収 集 面に おいて積極的に参 加で き て い るが、
研究 部会な どでの テー
マ ワー
ク を請 け 負 う に は現 業に支 障が あ り課題 と なっ てい る。
● 学 会に は熱 心 と 言 え ないが、
自 ら が 主体 的に企画 した研 究 会は熱 心 と言え る (例、
TDN 、
CRX
>。
● ほ と ん ど 参 加し ていな い。
●ADC 、
ア ク レディッ トな どで連携。
●TC
シ ンポ ジュー
ムな ど社 外 活 動へ の参 画 ● 自社 関 連 団体qEITA
、
JBMIA
、
C珊、
UD 国 際 協 議 会 等 )へ の 参加 参 画 活 動 は 積 極 的 にメ ン バー
を 選 出し て活 動し て い る。
●一
部研究 会、
セ ミナー
へ の出 席 程 度 ●当社の サ イズか らCMJ
活 動、G
マー
ク 関 連 活 動に絞っ て い る。
●JIDA
な どの賛 助 会 員、
デ ザ イン学 会な どの学 会 活 動、
各 種セ ミ ナー
へ の参加。
(12
) 特に重 視 さ れ るこ と、
あ るいは 重 点 的に行っ て い る こと を お書き 下 さい ● 商 品+ ブラン ド強 化へ の貢 献・
商 品に と ど ま ら ない デ ザイン活 動の ための多様性の確保 (グロー
バルネッ ト ワー
ク)・
マ ウス イヤー
へ の ス ピー
ディかつ フ レ キ シブ ル な対 応 力・
自 由 闊 達 な 風 土 と 高いモ チベー
ション。
● マー
ケッ ト、
ユー
ザー
の価 値 観が変 化して い る。
デザ イ ナー
も今まで の価 値 観 だ けで はこれからの企 業を取 り巻 く環 境の変 化に対 応でき ない。
新しいデ ザ イン の90 SPECIAL
ISSUE
OF
JSSD
Vel
.
1SNo
.
12eO5 デザイン学研究特 集号開発手法
、
新 しい価 値 観 を 考 え、
独 自の課題とし て捉え る能 力を育成 する か、
課題として取 り 組ん で いる。
● デザイ ンの プレゼン ス を高めるた め、
ま たはデザ イナー
の育 成 (特 にマネー
ジメ ン トカ )のため、
デザ イ ナー
を 他 事 業 部 門へ 積 極 的に送り込ん でい る。
●デ ザインが 生 活 者の視 点で、
社 会 的 課 題 を 気 持ち よ く ク リ アする解答 を提示 し て、
その実 現 に 向 かっ て社 会、
企 業が 取 り組む 体 制に持ち込む こ と。
● (15
の) ブラ ン ド戦 略→
これ か ら商品を売って い くlt
で メー
カー
ブラ ン ドの イメー
ジ を 上 げてい くこ と が必 須 と考 える。
● 組 織 集 団と し ての年代層の集積、
つ ま り、
デ ザ イン部 門に おいて客先 の 需 要やニー
ズ をつ か む上 で も幅の広い デザ イン業務 に か か わ る 人材と年 代 層が必 要 とな る。
特にエ ン ドユー
ザー
に近い業 界はなお さ らで あ る。
●1
)デザ イン部門 の人 材 育 成 戦 略 2) 経 営 的、
経 済 的 視 点の育 成ブ ラ ン ドイメー
ジ及 び オリ ジ ナ リ テ ィ の ある商 品 デ ザイ ン。
●…
言で言っ て、
部 門 ポテン シ ャルの維 持・
向上 (国内外 の業 界における競 争 力)に尽き ま す が、
そのた めの重点 施 策 とし て、
デザイ ナー
の能 力 開 発 (採用・
育成・
メ ン テナン ス・
リニ ュー
アル)に注力 し ていま す。
特 に 優秀 人 材の確 保は、
部 門と し て最 重 要 課題 と位置 づ け ており ます が、
我々企 業のニー
ズ と学 校 側の教 育方針にズレ を 感じてお り.
思 う よ う に進んでおりませ ん。
ま た、
中 堅 デザ イナー
の 日常業務の 中で の消 耗へ の対 応、
シ ニ アを 再戦 力 化 するた めの シ ス テ ム等 が 今 後一
層 重 要に な る と考え て お り ます。
● 事 業にとっ て有 意 義 な 商 品 企 画 提 案。
社 会に受け 入 れ られるオ リジ ナ リテ ィ の創 出。
●デ ザイナー
が世 界 基 準の視 野 を 持つ こと。
(匿 界に通 用す る価 値 観 ) デ ザイナー
が世 界レ ベ ルのポテ ン シ ャル を と 能 力 を 身に付 ける こと。 デザイナー
が 自主的に高い レベ ル と独 創に挑む風土 を作る こと。
● 社内 でプラング ルー
プ (企画 )と の連携を う ま く取っ てい く ように心がけて いる。
仕事の分 担 を 明確化することで、
本 来 業 務の充 実 を 図っ ている。
デ ザイ ンコ ンセ プ トの重 要 性に伴い、
作 る ま での プロ セ ス を研 究し、
いかに問 題 発 見し て行く か、
チー
ムで奮 闘 中。
プロセス が 道 具と成り得る。
と か くす ぐスケ ッチに入 り が ち だ が、
そこま での過程を 重 要 視 して い る。
●ユ ニ バー
サルデザイン とエ コ ロジ カ ルデ ザイ ンの実 践。
● 1) 見えるデザイン資 源の価 値 化…
「 デザ イ ン ミュー
ジア ム 」 [デザ イン フォー
ラ ム]。2
)見 え に くいデ ザイ ン資 産の価値 化…
「知 的 財 産 権・
著 作 権」 「契 約と報 酬」 「資格 認 証」。
3
) デ ザ イン資 産の発 信…
内 部メディア と外部メディ ア で の広 報。
4
)2010NII-Electronic Library Service 年のあ り たい姿
…
活 動の 中 期 計画案。
5)運 営体質の強 化…
体 制の再 構 築。
● 企 業の顧 客へ 提 供 する価 値をデ ザ インか らの創出で さ らに 高める こ と・
グロー
バ ルな 市 場の埋解と受け入れ ら れ るデザ インの 創 出・
ブラ ンド 戦 略 に合致 し、
ブラン ド を高め るデザイン アイ デンティ テ ィの構 築・
企 業に お い て デ ザ イナー
が他の 専 門 職と 差別 化 可能な能 力 (デ ザ イナー
しかでき ない こと) を 明 確に して、
これ を もつ こ と・
将 来へ の 展 開を予 測した デザ インがで き るこ と・
商品 開 発と連 動し たデザ イン 活 動の推 進・
社 外 との情 報 交 換や勉 強 会など相互研鑚・
グロー
バル 化に伴 う 海 外 デ ザイ ン活動 展 開・
自社のコ ア バ リュー
展 開 活 動へ のデ ザイ ン 貢献。
●1
)ブラン ド アイ デンテ ィ テ ィ確 立。
2)コー
ポレー
ト ビ ジュ ア ルデ ザ イン :社 内 外 情 報 発 信イ メー
ジの一
貫性。
3
)デ ザイ ン評 価 機 構。4
)フ ラッグシ ッ プ商 品 創 出 機 構、
組織 構 築。
● 各ブラ ン ドに対 するデ ザイ ンフ ィ ロ ソフ ィー
の 具 現 化・
組 織と して デ ザ イン能 力を引き出し、
総 合 開発 力 を 高 め る。
● 「経 営 資 源と して のデ ザイ ン 」現 状で は 企 業内に お け るデ ザ イン の存 在 意 義 が 問 わ れて い る。
● 1)ユ ニバー
サ ルデザ イン の 全 社 活 動の リー
ド役。
2) 住 まい空 間をトー
タ ル にデザ イン し提 案 する活 動。
3) グロー
バルデ ザイ ンへ の取 組み。
● 企業に おいてデ ザ イ ン部 門の役 割 を考 慮 した組 織 ミッシ ョン、
スキ ル.
プ ロセス、
手 法の検 討。
た ものを 見 て み たい。
互い の期 待する こ とや相反のポイ ン トが分か り、
今 後の相互依 存の望 ましい あ り方を知る こと がで き る か も 知 れ ない。
●日本の 企 業は デザ イ ナー
に 限 らず、
日本人 だ けで考え、
行 動し てい ること につね つね 疑 問を感じ ています。
● 高度デザ イン専 門 人 材の育 成 と評 価、
処 遇。
● 基 本 的に は個人の持つ能 力に依 存す ると考え て い ますが、
企業で は内 在 し て い る能 力 を 役 割や仕 掛けで 引 き 出すこと が 大 切 だ と 思い ま す。
入社 時 に持っ て い る技 術は5
年 後、10
年後に役 立つか ど う か は不 透 明で す。
し か し、
能 力は継 続で き る と 考 え ていま す。 した がっ て技 術 を 含 め た 専 門 性 が 要求さ れて い る と 思いま す。
イン ハ ウスデ ザイ ン と独立系デザ インス タッ フ との 連 携 強 化。
●一
つ一
つ の 商品価 値アップと し てのデ ザイン 開 発。
国 際の 中の 日本 プロ ダク トの付 加 価 値と し て今 後ま す ます デ ザ インが重 要 と思 う。
3
〜5
年、
10年の単 位で の企 業 全 体のデ ザイ ン統合管理→ 何よ りブラ ン ドの無形資 産。
● 強い企 業は、
デ ザインを 経 営 資 源と し て大い に活 用 し、
商 品 価 値、
企 業 価 値を高 め、
右肩 上 が りの経 営を行っ て い る。
我々部 隊も そ れ に 向け頑張っ て い る。
●旧 来の デザイン部 門 という枠 組み で か ん が え るの は そ ろ そ ろ限 界で あ る と思い ます。
(13
) 特 記 事 項 (その他のお 考え、
ご意見 など ) ●日本の現代デ ザ インは、
教 育の現 場で も企 業にお ける 実践 で もパ ソコ ンな どの ツー
ル に頼 りす ぎで あり、
その 結果、
ス ケッ チ (パー
ス) が か け ない、
色の判 断が出 来 ない、
模 型 が 作 れ ない、
材 料の指 定が で きないな どデ ザ イナー
の基 本資質と も言え る、
色・
カ タ チ・
仕 トげ な どの基 本 的能力が低 ドし てい る と危 惧して いる.
イ ンハ ウスデ ザイ ン部 門に お け るモ デリングルー
ム、
塗 装ブー
スな ど デ ザ イン環 境の 整備 が 必要で あ る。
● イン ハウ スデ ザ インに限らず、
企 業にお けるデ ザイン の浪費を残 念に思い ま す。 優 れ た デ ザイ ンの ものが短期の流 行 及 び 販 売戦 略.
ヒの関 係で 劣っ た新型 に 置 き 変 わ る こ と が多 いの では と感 じ ます。
● 企 業にとって国際化は生 き残 り の条 件で あり、
人材のグロー
バル化に相 当なエ ネルギー
をつ ぎ込ん でおり ますが。
教 育の現 場の グロー
バル 化 に つ い て、
学会と し て も取り組ん で頂 け れ ば と思っており ます。
●フ リー
ラン スの 方へ の ア ンケー
トを同 時にやっ 以 上 イ ンハ ウスデ ザ イン (デザ イン事 業の独 立 分 社 を含む)お よび関 係 団 体の 生の ご意 見を参 考に して いた だ けるよ うに、
原 文の ま ま全文を掲載した。
尚、
ア ンケー
トの 記 述に あ た り企 業 名による掲 載を希 望 さ れ な かった回答者が大多 数であっ たの で、
企 業が特 定さ れ る と思わ れ る ブ ラン ド名や 商 品 名につ い て は編 集委 員の判 断に よ り削除した。
誌面を借り て
、
ア ンケー
トに 回答をいただい た企 業、
団 体の皆 様 に厚く お礼を申し 上げたい。
デ ザ イン学 研 究 特 集 号 SPECIAI
、
ISSUE OF JSSD Vul.
13 No.
1ZeO5 914
ア ンケー
ト協 力 企 業、
団 体 名一
覧(五十
音
順 )・
株 式 会 社 イ トー
キオフ ィ ス事
業
部開発 部 商 品企 画 グル
ー
プ・
株 式 会 社 [NAX総
合技術
研究 所空 間
デ
ザインセンター
・
株 式 会 社NEC
デ ザ インソリュ
ー
ショ ンデ
ザイ ングルー
プユ ニ バ
ー
サルデザ イ ン セ ン ター
・
株 式 会 社岡村 製 作 所 デザ イン本 部・株
式 会 社 東 芝デ ザ イン セ ンタ
ー
・
株 式 会 社 リコー
総 合 経 営 企 画室総
合
デ ザイ ン セ ンター
・
キ ヤ ノ ン株 式 会 社 総 合 デザ インセ ン ター
・
コクヨファニ チャー
株 式 会 社商品開 発 部
・
サ クサ株 式 会 社NSC
技
術 管理部 デザ イン・
三洋 電機
株 式 会 社デ ザ イン センタ
ー
開 発 部・
セ イコー
イ ンス ツ ルメ ン ト株 式 会 社デ
ザイ ン統 括 部・
セ イコー
エ プソ ン株 式会 社 機 器デザ イ ン セ ン ター
・
ソニー
株式
会 社ク リエイティプセ ン タ
ー
ク リエ イ ティブ 戦 略 部
・東陶機
器株 式会 社 デ ザ インセンター
プロジェ ク トデ ザ インチ
ー
ム・
東 洋 佐々木 ガ ラス株 式 会 社営業
企画部製 品企画室
デ
ザイ ングルー
プ・
トヨタ 自動 車株 式 会 社デ
ザイ ン本 部デザ イン
管
理 部・
社 団法 人日本
インダス トリ ア ルデ ザ イ ナー
協 会・
財 団法人 日本
産 業 デ ザ イン振 興 会G
マー
ク事 業 部・
パ イ オニ アデ ザイ ン株 式 会 社・
パ ワープ
レ イス株
式 会 社デ ザ イン部
・
日立ホー
ム & ラ イフソ リュー
ション株 式 会 社商品 計 画本 部
・
富士写真
フイ ル ム株 式会 社デ ザインセ ン タ
ー
・
松 下 電 器産 業 株 式会 社パナソニ ックデ ザイ ン社
・
松下電工株 式会社
デ ザイ ン部・
ヤマギ
ワ株式会社
プラ ンニ ング デ ザ インセ ンター
・
ヤマ ハ 株 式会 社デ
ザイ ン 研究 所 以 上 26企業 (団体)NII-Electronic Library Service
5
ア ンケー
ト質 問用紙特
集
号
「
イ
ン
ハウ
ス
デ ザ
イ
ン 」
に関
す
る
ア
ン
ケ
ー
ト調 査
日 本デザイ ン 学会 デ ザイン学 研究特集号 編集 委員会こ のた び 表 記の特 集 号 を編 集 する に あたり
、
イン ハ ウスデ ザ イン(
企業内
デ ザ イン)の 活動
の現 状と課 題、
そ して そ の方 向 性につ いての貴部
門、
あ るい は貴 職の状況 や ご意 見をお 聞きして、
実 態 と課題を総 合 的に捉 え今 後の研 究と 活動に資
す る た め、
ア ン ケー
トを実 施し たいと思いますの で ご協 力をお 願い いた し ます。編 集 委 員が 想定し た諸 問題 を質問 項 目に しま したの で
、
お考え に近い数 字を選択し て くださ い。
それぞれ の (理 由・
特 記事項 ) に も簡 単に ご記 入 ください。
なお、
別のご意 見や他に重 視 ある いは実 施さ れて い る こ と が ある場 合 は、
末 尾の特 記 欄 にご 記 入くださ い。
こ の 「ア ン ケー
ト」 と 別紙の 「デ ザイン の課題とキー
ワー
ド例」 を執 筆の手が か りに して くださっ て も結構
です。
特 集 号に記 名で の開 示 を 承 諾され た 場 合 を 除 き、
お答え は総 合 的な傾 向と して集 計 考 察 するため にの み使 用 し、
個々 の記述の開 示 は し ま せ んの で、
ぜひ ご協 力ください。・
回答 欄で選 択する数 字5 〜 1
は、
以 下の意 味と して 回答く だ さい5
→非 常にプラ ス
肯定 する
かな り実現 してい る
4
→ プラ ス 肯定 的 実 現し ている3
→ 変わ ら ない どち ら で も ない どち ら と も言え ない2
→
マイ ナス 否 定 的 不 足 している1
→ 非 常にマ イナス 否 定す る か な り不足 し ている・
で は質 問です、
選択
した数字
に○
印をつ け、
理 由欄に簡単
に要旨 を お書
き ください [設 問 1] 国内の全 体の状 況 につ い て のお考
え を 聞 き ま す。
(1
)インハ ウスデ ザインの 事 業や経 営へ の 貢 献、
成果5
4
3
2
1
(埋 由・
特 記 事 項) (2
) インハ ウス デザイン の社 会へ の貢献、
成果5
4
3
2
1
(理 由・
特 記 事 項 )デ ザ イン学 研 究特集号 SPECIAL ISSUE OF JSSD Vol