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インフルエンザ等感染症に対する健康危機管理について 呉特別支援学校には, 慢性心疾患や慢性呼吸器疾患等, 感染症に罹患すると重症化するリスクのある児童生徒 が在籍しています また, 体調不良を自分で訴える事や, 咳エチケット等の衛生管理をする事が難しい児童生徒 も多数おり, 感染が拡大しやすい状況と

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Academic year: 2021

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全文

(1)

感染症・食中毒(※原因が給食と考えられる場合)発生時の対応

状況の説明・対応の確認

(罹患(疑い)者連絡票に より連絡)

担 任(学校)

養護教諭

校 長

状況

説明

指導

保護者・児童生徒

〇欠席者・早退者の状況の把握

〇予防接種歴,罹患歴の把握

〇健康観察(児童生徒,教職員等)

・発熱,かぜ症状(鼻汁,くしゃ

み,咳),口腔内の変化,結膜

炎症状(結膜の充血,眼脂,羞

明)

,皮膚の異常(発疹)など。

〇予防の励行(手洗い・衛生管理)

連携

管 理 職

※緊急対策本部の設置

(管理職・保健安全部)

学校医による

指導助言

※緊急対策本部

対応検討

全 職 員

説明

情報提供

管理職

※必要時に設置する。

連絡

罹患者(疑い含む)

発生

看護師

連携

報告

報告

連絡

全 職 員

学校全体における

発生状況を把握

栄養士

連絡

(2)

インフルエンザ等感染症に対する健康危機管理について

呉特別支援学校には,慢性心疾患や慢性呼吸器疾患等,感染症に罹患すると重症化するリスクのある児童生徒 が在籍しています。また,体調不良を自分で訴える事や,咳エチケット等の衛生管理をする事が難しい児童生徒 も多数おり,感染が拡大しやすい状況といえます。健康危機管理の徹底をお願いします。 1 感染予防について ・ 学校において,手洗い・うがい・換気・加湿(加湿器がない場合はぬれタオルを吊す)を励行すると共に, 家庭での協力を依頼する。 ・ 各自でハンカチ・ティッシュを持参する。 ・ 教室のドアノブやスイッチ等,手で触れるところをアルコール消毒する。 ・ 次亜塩素酸ナトリウムによるトイレの消毒をする。(12~3月。ただし,感染性胃腸炎警報が発令された 場合は,その時から) ・ 咳,くしゃみ,鼻水の症状がある場合は,できるだけマスクを着用させる。 ・ 登校前,下校後の家庭での健康観察を依頼する。 ・ 学校の感染状況を知りたい保護者は,担任に申し出る。担任は学部・学年・バスコース毎の情報提供をす る(氏名は公表しない)。 ・ 冬期(インフルエンザ流行時),発熱等がある場合は,保護者へ病院での受診等協力を願う。 ・ 感染者が確認された場合,ホワイトボード・パソコン等で日々の状況を職員に伝える。また,保護者・ 施設等へ発症,インフルエンザ予防啓発のプリントを持ち帰らせる。 ・ 職員のケアルーム入室は必要な場合以外は極力控える。入室の際は,手指のアルコール消毒をし,マス クを着用する。 ・ 感染症流行時,感染症に罹患すると重症化するリスクのある児童生徒が在籍する教室への入室は必要な場 合以外は極力控える。入室の際は,手指のアルコール消毒をし,マスクを着用する。 2 児童生徒が欠席したときの対応 ※児童生徒が体調不良の時は,速やかに保健室に連絡する。 症状―発熱( ℃) 頭痛,咳,嘔 吐,腹痛,下痢, その他 ( ) 欠席理由の確認 受診した 医師からの登校許可がおりる 様子を見て受診するよう勧める 医療機関受診の有無の確認 受診していない 感染症による出席停止 出席停止の対象外の疾病 症状が落ち着いたら登校する 保護者が登校許可届に記入して,再登校時に提出する 担任が,保健室に登校許可届のコピーを提出する 発生状況により, 学級閉鎖・スクール バスの運行停止を検 討する 高熱・下痢・ 嘔吐がある場合 は,速やかに保 健室に連絡する

(3)

学校でのノロウイルスによる感染性胃腸炎予防について

1 ノロウイルスについて 幅広い年齢層において感染性胃腸炎の原因となるウイルスで,特に冬季に多発します。 ☆ ノロウイルス対策が難しいところ ・ 少量のウイルス(100 個以下)で感染成立……食中毒の多くは1万~100 万個で成立 ・ アルコール消毒があまり効かない。 ・ 感染してウイルスを持っていても症状のない人(不顕性感染者)が5~10%いる。 →知らない間に感染源になってしまう。 ・ 1週間~1ヶ月程度,糞便中にウイルスを排出する。 ・ 非常に小さいので,手洗いで取り除くのが難しい。(手のしわの中に縦に2万5千個並ぶ) ・ 嘔吐物の処理が不十分だと,靴底について感染を拡げたり,乾燥して舞い上がり,空中を漂ったり する。 2 症状について (1) 主症状: ムカムカ感,吐気や嘔吐,下痢,腹痛,発熱 (2) 潜伏期間:感染して症状が出るまで一般的に 24~48 時間 (3) 通常2~3 日で回復する(糞便中へのウイルスの排出は上記のとおり) 3 感染経路 《経路1》 人の糞便中のノロウイルスが,下水を経て川から海へ運ばれ,二枚貝に蓄積され,それ を十分に加熱せずに食べる事で感染する。 《経路2》 ノロウイルスに感染した人が十分に手洗いを行わず,ウイルスが手についたまま調理を する事により食品が汚染され,その食品を食べた人に感染する。 《経路3》 ノロウイルスを含む糞便や嘔吐物を処理した時手についたウイルスや,不適切な処理で 残ったウイルスが,口から取り込まれ感染する。 4 感染を予防するために 《手洗い》 ノロウイルスは加熱及び次亜塩素酸ナトリウムに弱いという特徴がありますが,ヒトの手指 を熱湯や次亜塩素酸ナトリウム液で消毒するわけにはいきません。物理的に手指からノロウイ ルスを除去するために,手洗いがとても大切です。 ・ トイレに行った後 ・ 嘔吐物処理やおむつ交換・排泄の介助の後 ・ トイレ掃除の後 ・ 給食準備や給食の前 ・ 調理実習等,調理の前 などは,石鹸を泡立てて念入りに手を洗いましょう。 《嘔吐物の処理》 嘔吐物や便の中のノロウイルスは,乾燥すると,埃にくっつき空気中に舞い上がることがあります。 それを吸い込むことにより,ノロウイルスに感染する場合もあるため,嘔吐等は正しい方法で処理 する必要があります。 校内の各棟に1~2組の『嘔吐物処理セット』を設置しています。設置場所は次のとおりです。 の部分が,飛沫感染のインフルエンザウイルスと違うところです。 後で述べる,『手洗い』と『嘔吐物や便』の処理が,感染予防や拡大防止の ために大切です。 ← 感染を拡大させないために手袋の着 用もお願いします。

(4)

尚,誤飲等の事故防止のため,次亜塩素酸ナトリウムは保健室で保管しているので,保健室へ取りに 来てください。 給食中に嘔吐し,嘔吐物が食器やトレーに付着した場合は,嘔吐物は通常通りに処理して廃棄してく ださい。食器については,二重にしたビニール袋に入れて,次亜塩素酸ナトリウムを入れて浸し,消毒 してから学校栄養士または調理員に渡してください。食堂には持ちこまず,調理員に渡す場合は厨房裏 口で必ず手渡ししてください。 また,嘔吐物や便が付着した衣服等は,学校で洗濯しないでください。取り除くことができる付着 物はトイレに流し,衣類等をビニール袋に二重に入れて,保健室にある消毒の仕方を書いたプリント 『別紙』と一緒に持ち帰らせてください。 《消毒・加熱》 ☆ ノロウイルスの弱点①次亜塩素酸ナトリウム ○ 嘔吐物や便の処理→0.1%次亜塩素酸ナトリウム 例)500mlのペットボトルにペットボトルのキャップ2杯の ハイターを入れ,水を入れて 500mlにする。 ○ 器具や環境(トイレなど)→0.02%次亜塩素酸ナトリウム 例)1.5 ㍑のペットボトルにペットボトルのキャップ1杯のハイター を入れ,水を入れて 1.5 ㍑にする。 ☆ トイレ掃除の時に,トイレの消毒をお願いします。手順は次のとおりです。 (次亜塩素酸ナトリウムによる事故防止のため,生徒にはさせないでください) ①消毒用手袋をはめる。 ②次亜塩素酸ナトリウムにひたした布(A)で,次の順に拭く。 廊下に面した入り口の取っ手 → 水道の蛇口 → 個室のドアノブ → ドアのロック →(手すり)→(音姫)→水洗レバー → ペーペーホルダー → 便器 ③もう一枚の布で,②の順に水拭きをする。 ④使った布を,布(A)が入っていたビニール袋に入れ,口を結んで捨てる。 ※誤飲等の事故を防ぐため,次亜塩素酸ナトリウムは保健室に保管します。消毒を行うときに次亜塩素酸 ナトリウムにひたした布を保健室に取りに来てください。 ☆ ノロウイルスの弱点②熱 大量調理施設衛生管理マニュアルの改正 改正前)食品の中心部を 85℃で1分以上 改正後)食品の中心部を 85~90℃で 90 秒間以上 作り置きすると塩素 がとぶので,使用す る直前に希釈する。 小学部棟1階・・・男子介助室 小学部棟2階・・・男子トイレ 中学部棟2階・・・女子トイレ 高等部棟2階・・・男子トイレ 管理棟1階・・・・保健室 管理棟2階・・・・男子トイレ ランチルーム・・・流し台の下

(5)

《調理実習等》 調理実習でも食中毒発生の事例があります。 調理実習等,調理を行う際は,手指や器具の消毒の消毒・加熱温度と加熱時間等の衛生管 理の徹底をお願いします。 保護者様 関係施設長様 広島県立呉特別支援学校保健室 お願い この度は,お子さまが体調を崩され,お見舞い申し上げます。 嘔吐物や便には感染症の原因となるウイルスや細菌が含まれていることがあります。これらが付着し た衣類等を学校で洗濯すると感染を拡大させる恐れがあり,消毒するための処置を行うと生地を傷めて しまう恐れがあるため,汚れたまま持ち帰っていただくことにしています。 持ち帰った衣類等は,次の方法で洗濯をお願いします。 嘔吐物や便で汚れたものは,洗濯の前に取り除ける固形物はトイレに流します。 お風呂場や台所は二次感染しやすいので流さないようにしましょう。 たらいやバケツなど「洗剤」を入れ,水の中でもみ洗いします。この時に水しぶ きを飛ばさないよう,注意して洗いましょう。 下洗いしたものを,85℃以上のお湯にしばらく浸けると消毒効果が期待できます。 ※品質表示に従い行ってください。色落ちしやすいものは避けたほうが無難です。 できない場合は,次の項目へ。 塩素系漂白剤(市販品は,「ハイター」などの名称で販売されています)に汚れ 物を浸けます。 ※塩素系漂白剤の希釈割合や浸け置き時間は,商品によって異なりますので商品 の取扱注意をよくお読みになり,お使いください。 洗濯機で洗います。他のものと一緒に洗わないようにしましょう。 室内干しせず,消毒殺菌の意味もあるので天日に当て干します。 アイロンをかけると,さらに効果的です。 参考 厚生労働省ホームページ

別 紙

参照

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