平成27年8月25日
報 道 機 関 各 位
室蘭開発建設部 広報官
電話
0143(25)7051 (ダイヤルイン)お
知
ら
せ
件 名
日高自動車道 厚賀静内道路(新冠静内間)の
道路計画に関するアンケート調査について
~ 皆様の御意見をお聞かせください ~
お知らせ内容
室蘭開発建設部が整備を進めている、日高自動車道※1 のうち新冠静内間の道路整 備の計画検討に当たって、地域の方々の御意見をお聞きするアンケート調査を行い ますので、お知らせします。 <地域の意見聴取概要> 「厚賀静内道路(新冠静内間)PI※2委員会」の審議において参考とするため、 新冠静内間のルートに求められる機能、道路整備に当たり配慮すべき事項等につ いて御意見をお伺いします。 <アンケート調査> 調 査 票 新冠町、新 ひだか町 にお住ま いの各世 帯に配布し ます。また、日高 自動車道沿線の道の駅(サラブレッドロード新冠、みついし)に調査 票を回収ボックスとあわせて設置します。 回答方法 ①返信用ハガキによる回答 最寄りの郵便ポスト又は道の駅の回収ボックスに投函してください。 ②インターネットによる回答(室蘭開発建設部ホームページ内) URL:http://www.mr.hkd.mlit.go.jp ※ 室建トップページ ⇒ 道路 ⇒ 日高自動車道 実施期間 平成27年8月25日(火)から9月14日(月)まで ※1 日高自動車道は、苫小牧市から浦河町に至る、約120kmの高規格幹線 道路(自動車専用道路)です。現在、日高門別インターチェンジまで開通し ています。 ※2 PI(パブリック・インボルブメント) 施策の立案や事業の実施計画、実施等の過程で、関係する住民等に情報を 公開した上で広く意見を聞き、それらを反映する住民参画の方式。 所 属 役 職 名 氏 名 電 話 番 号 問合 室蘭開発建設部 蛯澤 秀則 0143-25-7046 えびさわ ひでのり 道 路 計 画 課 課長 (ダイヤルイン) せ先 室蘭開発建設部 成田な り た し ん り伸理 0143-25-7046 道 路 計 画 課 道路調査官 (ダイヤルイン) 室蘭開発建設部ホームページアドレス http://www.mr.hkd.mlit.go.jp/設置場所
道の駅
サラブレッドロード新冠(新冠町)
みついし(新ひだか町)
地域意見聴取用紙及び回収ボックス設置箇所
地域意見聴取用紙及び回収ボックス設置箇所
凡例 :開通区間 :事業中区間 :調査中区間対象区間
(新冠静内間)
日高自動車道 約120km
H9年度 開通 H10年度 開通 H15年度 開通 H17年度 開通 H23年度 開通 H29年度 開通予定 凡 例 用紙・回収ボックス設置箇所 意見聴取 各世帯配布地域道の駅「サラブレッドロード新冠」
道の駅「みついし」
凡例 :開通区間 :事業中区間 :調査中区間日高自動車道
日高自動車道 厚賀静内道路(新冠静内間)の道路計画に関するアンケート調査
厚賀静内道路(新冠静内間)の道路計画に関するアンケート調査
これまでの経緯と今後の予定
これまでの経緯と今後の予定
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日頃より北海道開発局の道路行政にご協力いただき誠にありがとうございます。 本アンケートは、「厚賀静内道路(新冠静内間)PI委員会」においてアンケートの目的
アンケートの目的
頃 誠 東北地方太平洋沖地震では、巨大地震・津波が発生し甚大な被害をもたらしま した。これを受け室蘭開発建設部では、津波浸水の影響を受けると予測される日 高自動車道の区間について、地元自治体や有識者からなる「厚賀静内道路(新冠 静内間)PI※委員会 を設置し 再検討することとなりました 本ア ケ トは、 厚賀静内道路(新冠静内間) 委員会」 道路の整備方針を検討する際に、皆様からご意見を伺い、参考とさせてい ただくものです。次ページからの資料をよくお読み頂き、最終ページの質 問にお答えください。大変お手数をおかけいたしますが、ご協力の程よろ しくお願い申し上げます 静内間)PI※委員会」を設置し、再検討することとなりました。 しくお願い申し上げます。 ■これまでの経緯と今後の予定 H23.3.11. H23.3.11.東日本大震災東日本大震災▼
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H24.6. H24.6.津波浸水予測図の公表(北海道)津波浸水予測図の公表(北海道)▼
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H24.9 H24.9~~H26.1.H26.1.地元自治体の地域防災計画の見直し地元自治体の地域防災計画の見直し▼
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凡例 :開通区間 事業中区間 第1回 厚賀静内道路(新冠静内)PI委員会このアンケート調査は
「厚賀静内道路(新冠
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H27.3. H27.3.新ひだか町からの要望(耐災害性の向上)新ひだか町からの要望(耐災害性の向上) 対象区間 H9年度 H10年度 H15年度 H17年度 H23年度 H29年度 :事業中区間 :調査中区間 (平成27年7月1日実施) <審議内容> ・対象ルートに求められる機能 ・計画案の設定 ・地域からの意見聴取方法厚賀静内道路(新冠
静内)PI委員会」にお
ける審議の参考となり
ます。
日高自動車道と対象区間 対象区間 (新冠静内間) 日高自動車道 約120km H9年度 開通 H10年度 開通 H15年度 開通 H17年度 開通 H23年度 開通 H29年度 開通予定 第2回 厚賀静内道路(新冠静内)PI委員会 住民の皆様、関係団体への意見聴取(今回)お問合せ
お問合せ
<調査主体> 北海道開発局 室蘭開発建設部 道路計画課 日高自動車道 厚賀静内道路(新冠静内間)の道路計画に関する意見聴取係 〒051-8524 室蘭市入江町1番地14 電話0143-25-7046 第2回 厚賀静内道路(新冠静内)PI委員会 ※ PI(パブリック・インボルブメント) PIとは、施策の立案や事業の実施計画、実施等の過程で、関係する住民等に情報を公開 した上で広く意見を聞き、それらを反映する住民参画の方式です。 〒051 8524 室蘭市入江町1番地14 電話0143 25 7046 厚賀静内道路(新冠静内間)PI委員会の審議内容は以下のWebで公開しております。 <室蘭開発建設部のトップページ(http://www.mr.hkd.mlit.go.jp) ⇒ 道路 ⇒ 日高自動車道>凡 例 凡 例
厚賀静内道路(新冠静内間)の計画案
厚賀静内道路(新冠静内間)の計画案
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一般国道 主要地方道 JR 一般道道 日高自動車道 史跡・名勝 条例等保全対象 主要施設 避難所 ※白抜きは浸水 牧場施設・公園 津波浸水予測範囲 (最大浸水深) 05m~06m未満 04m~05m未満 03m~04m未満 02m~03m未満 01m~02m未満 01m未満【案②】津波回避ルート
静内IC (仮称) 10m以上 09m~10m未満 08m~09m未満 07m~08m未満 06m~07m未満【案②】津波回避ル ト
新冠IC※ (仮称)【案①】沿岸ル ト(現計画)
静内IC (仮称)【案①】
沿岸ルート(現計画)
【案②】
津波回避ルート
ル ー 考 平常時の国道へのアクセス性を優先し 津波浸水予測範囲を通過 津波浸水予測範囲は極力回避しつつ、市街地へのアクセス性を考【案①】沿岸ルート(現計画)
ー トの 考 え方 平常時の国道へのアクセス性を優先し、津波浸水予測範囲を通過 するルート。静内IC(仮称)は津波浸水予測範囲に計画。 、 慮し、市街地の北側を通過するルート。静内IC(仮称)は津波 浸水予測範囲外に計画。 整備 イ L=約5 4㎞新冠IC (仮称) 新冠IC (仮称) 静内IC (仮称)
一般道道 滑若新冠停車場線 一般道道 滑若新冠停車場線 主要道道 平取静内線 主要道道 平取静内線 凡例 : 国道 : 道道 イ メージ L=約7.1㎞ L 約5.4㎞ 新冠IC (仮称) 静内IC (仮称) 新冠IC (仮称) ※IC(インターチェンジ)とは、自動車専用道路への出入口のことです。 235 235 : 案①整備箇所 : 案②整備箇所
計画ルートにおける機能の比較
計画ルートにおける機能の比較
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津波発生時の避難
津波発生時の避難
津波発生時の避難
津波発生時の避難
【案①】沿岸ルート、 【案②】津波回避ルートのどちらも、市街地の主要施設に近い 位置に が設置されるため 救急搬送 高速化 軽種馬や農水産品輸送 安定化医療・物流・観光等の地域支援
医療・物流・観光等の地域支援
医療・物流・観光等の地域支援
医療・物流・観光等の地域支援
津波発生時に、地域住民は山側(矢印)方向に避難するため、【案①】沿岸ルートの 至 静内二十間道路桜並木 凡例 静内市街地 凡 例 静内IC (仮称)が静内市街地から 北方向にあるため、津波災害時の 避難を妨げない。 津波浸水深(0m以上) 津波浸水深(2.5m以上) 津波浸水深(5.0m以上) 避難路 津波避難計画での避難の方向 【案①】沿岸ルートへの避難の方向 浸水しない津波避難所 静内IC (仮称) ▼新ひだか町の避難路および避難方向 ▼新ひだか町の主要施設の位置 位置にICが設置されるため、救急搬送の高速化、軽種馬や農水産品輸送の安定化、 主要観光地への利便性は同等です。 静内IC(仮称)方向への避難は、人々が錯綜(さくそう)する恐れがあります。 新ひだか町役 静仁会静内病院 石井病院 静内消防署 静内IC (仮称) 日高軽種馬農業 協同組合 至 浦河 錯綜が発生 新ひだか町役 場静内庁舎 静内病院 至 浦河 235 235 静内IC (仮称) 至 新冠 JA静内 ひだか漁業協同組合 静内警察署 235 235 至 新冠 静内IC (仮称)が静内市街地か ら南方向にあるため、避難者が 錯綜する恐れがある。 静内IC (仮称)津波発生後の被災者支援と復旧活動
津波発生後の被災者支援と復旧活動
津波発生後の被災者支援と復旧活動
津波発生後の被災者支援と復旧活動
津波発生後、国道235号は全面通行 止めとなることが予想されます。また、 【案①】沿岸ルートの静内IC(仮称) は津波浸水予測範囲に位置するため、出 入りが出来なくなる可能性があります ▼津波被災時における避難施設へのアクセス 【案①】沿岸ルートは静内IC(仮称)が国道に直結するため、平常時におけるアク セスのしやすさは【案②】津波回避ルートよりも優れています。平常時の利便性
平常時の利便性
平常時の利便性
平常時の利便性
新冠~静内間 25.6km 主要道道 平取静内線 静内IC (仮称) 入りが出来なくなる可能性があります。 この時、被災者支援の緊急車両は道道を 迂回するため、通常の5倍以上の時間 (10分⇒54分)がかかることが想定さ れています。 ② ▼国道へのアクセス 支援物資の流れ 迂回時 54分 静内IC (仮称) 【案②】津波回避ルート 新冠IC(仮称) 凡例 迂回時のルート 迂回しないルート 至 浦河 国道は通行止 通行止 至 日高 新冠~静内間 6.5km 通常時 10分 【案①】沿岸ルート 静内IC (仮称) 通行止 通行止 至 浦河 新冠IC(仮称) 235 通行止 235 235 国道235号 至 新冠 静内IC (仮称)対象ルート比較表
対象ルート比較表
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【案①】沿岸ルート(現計画) 【案②】津波回避ルート ルート 平常時の国道へのアクセス性を優先し、津波浸水予測範囲を通過す 津波浸水予測範囲は極力回避しつつ、市街地へのアクセス性を考慮 し 市街地の北側を通過するル ト 静内IC(仮称)は津波浸水 ル ト の考え方 平常時の国道 のアクセス性を優先し、津波浸水予測範囲を通過す るルート。静内IC(仮称)は津波浸水予測範囲に計画。 し、市街地の北側を通過するルート。静内IC(仮称)は津波浸水 予測範囲外に計画。 L=約5.4㎞新冠IC (仮称) 新冠IC (仮称) 静内IC (仮称)
一般道道 滑若新冠停車場線 一般道道 滑若新冠停車場線 主要道道 平取静内線 主要道道 平取静内線 整備イメージ 凡例 L=約7.1㎞ L 約5.4㎞ 新 (仮 ) 静内IC (仮称) 新冠IC (仮称) 235 235 : 案①整備箇所 : 国道 : 道道 : 案②整備箇所 凡例 区間延長 約5.4km 約7.1km 計画ル ー 医療・物流・観光 等の地域支援 ・市街地の主要施設に近い位置にICが設置されるため、救急搬送の 高速化、軽種馬や農水産品輸送の安定化、主要観光地への利便性は 同等です。 ・市街地の主要施設に近い位置にICが設置されるため、救急搬送の 高速化、軽種馬や農水産品輸送の安定化、主要観光地への利便性は 同等です。 : 案①整備箇所 : 国道 : 道道 : 案②整備箇所 ー トにおける機 能 平常時の利便性 ・静内IC(仮称)が国道に直結するため、国道とのアクセスに優れて います。 ・静内IC(仮称)が国道に直結しないため、国道とのアクセスに劣り ます。 津波発生時の避難 ・静内IC(仮称)が海側に設置されるため、津波災害時の避難を妨げ る可能性があります。 ・静内IC(仮称)が山側に設置されるため、津波災害時の避難を妨げ ません。 能 の比較 津波被災後の被災 者支援 ・静内IC(仮称)が津波浸水予測範囲に位置するため、出入りが出来 なくなる可能性があります。この時、緊急車両は道道を大きく迂回 することになります。 ・静内IC(仮称)が津波浸水予測範囲外に位置するため、緊急車両は 迂回することなく被災者支援を行うことが出来ます。 道路 整 自然環境や景観への影響 ・緑豊かな丘陵部はトンネルで通過しているため、自然環境や景観への影響は大きくありません。 ・緑豊かな丘陵部はトンネルで通過しているため、自然環境や景観への影響は大きくありませんが、沿岸ルートに比べ大きくなります。 整 備にあたり配 の影響 の影響は大きくありません。 の影響は大きくありませんが、沿岸ル トに比べ大きくなります。 農地(牧場) への影響 ・地場産業である農地や牧場通過区間を極力回避します。 ・地場産業である農地や牧場通過区間を極力回避します。 生活環境 への影響 ・通過交通の市街地への流入は国道に限定されます。 ・通過交通が市街地に流入することが懸念されます。 慮すべき事項 工事中の影響 ・工事に伴う現国道の通行規制が発生します。 ・工事に伴う現国道の通行規制はありません。 経済性 ・IC間の延長は短いですが、沿岸部のため津波対策の費用が発生しま す。 ・IC間の延長は長いですが、沿岸部を通過しないため津波対策の費用 は発生しません。