「
産業 ・就業構造の変容 と人材養成の課題」
- 『ビジネス教育
』
試論
-新潟経営大学教授 地 名保彦
吹Ⅰ.
「ビジネス教育」とは何 か 1.問題の所在2.
問題の多様性3.
問題の高度化4.
問題領域の拡大 Ⅰ.産業 ・就業構造の変容 と新 しい人材像 1.産業 ・就業構造の変容2.
求められる新 しい人材像 Ⅲ.「ビジネス教育」の問題点 と課題1.
「ビジネス教育」の内容2.
「商業教育」 と 「ビジネス教育」
3.
「ビジネス教育」の課題 Ⅳ.新潟県における人材養成の方向 1.産業 ・就業構造の変容2.
職業構造の変化3.
新潟版 「ビジネス教育」の必要性4.
北東アジアにおける知的拠点性をめざして Ⅰ.「ビジネス教育」
とは何 か 1.問題の所在 「ビジネス教育」 とは何か。それは、何故 ビジネス 教育論が登場 して きたのか とい うことに関わってい る。それはまた、「商業教育」の どこに問題があるの か、 また 「商業教育」 とはそ もそ も何か、 とい う問題 で もある。 ことほ どさようにそ こには様 々な問題 -しか も相互 に複雑 に絡み合 った問題 - が伏在 してい るのである。 問題 をさらに複雑に しているのは、「ビジネス」 と 「商業」 という言葉の違いがそ もそ も不明確 なことだ。 「ビジネス」 とは、事業活動 - とくに企業の事業活動 一 全般 を意味 している以上(注1)、いわゆるビジネス ・ プロセス全体 に係わっている。 ビジネス ・プロセス論 の立場に立てば、企業における事業活動の全プロセス は一応次の三類型 に整理 されるが、「ビジネス」 とは -105 -その全てに跨 ることになる。三類型 とは、 (イ) フル フィルメント・プロセス (充足プロセス)、 (ロ)マー ケテイ ング ・プロセス (製品計画 ・市場創造 プロセ ス)、(ハ)技術連関 ・製品開発プロセス-である(注2)0 一方 「商業」 とは一般的には商品の社会的移転 を意味 す る とされ るが(注3)、そ うだ とす ればそれ はビジネ ス ・プロセスにおける移転プロセスにす ぎない。 「ビジネス」 と 「商業」の関係 を以上のように整理 すれば、問題の所在はかな り明確になる。つ まりビジ ネス教育論登場 を通 じて問われているのは、 ビジネ ス ・プロセスにおいて特定のプロセスを意味する 「商 業」の教育ではな く、 ビジネス ・プロセス全体に関わ る 「ビジネス」の教育でなければならないのは何故か、 ということである。 この点が 「ビジネス教育」の本質 に関わっているのである(注4)。 そこでわれわれは、何故 「商業」教育ではな く 「ビ ジネス」教育なのか、 という問題を考えなければならない ということになる。 その場合の論点は次の三点で ある。 一つは問題の多様性であ り、二つには問題の高 度化であ り、そ して最後 は問題領域の拡大である。
2.
問題の多様性 問題の多様性 とは何か。それは、企業構造の変化 を 背景 とす る産業 ・就業構造の変容すなわちサー ビス化 及 びそれに関連す る情報化 ・ソフ ト化の進展 を指す。 例えば日本 における第三次産業の就業者比率の推移 を みると、早 くも1
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年には当時の先進国並の水準であ る4
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%
近 くに迄達 しているが、その後 さらに急速に上 昇 し9
0
年代初頭 には6
0
%
近 くを記録 しさらに1
9
9
9
年に は6
3
.4% に及んでいる。 そのことは産業 ・就業構造が 急速にサー ビス化 しそれに伴い情報化 ・ソフ ト化が著 しく進展 しているとい うことを窺 わせ る(注5)。こうし た変容の背景にはさらに企業構造の変化が横 たわって いる。す なわち、IT (InformationTechnology)化 によって企業のビジネス ・プロセスのネ ッ トワーク化 が促進 されるとともに付加価値 プロや ス もまた変化 し ているのである。 例 えば製造業 なかんず くその典型 を なす 自動車産業 を取 り上げてみ よう。開発 ・企画 ・設 計 ・試作 ・金型製作 ・調達 ・組立 (生産)・販売 ・配 送 ・決済等 か らをるビジネス ・プロセスは、ITの導 入によってネ ッ トワーク化が進展 し今や ビジネス ・プ ロセス ・ネ ッ トワークへ と発展 しつつあるが、 この ビ ジネス ・プロセス ・ネッ トワークが ビジネス ・プロセ ス と表裏の関係 にある付加価値 プロセスの変化すなわ ち付加価値 ラインのシフ トを促 しているとい うことが 重要である。 従来の付加価値 ラインにおいて優位 な地 位 を占めていたアセ ンブル部門 (組立部 門)が相対的 に後退 し、それに代 わって新 たに開発 ・マーケテイン グ部 門 - す なわちサー ビス ・ソフ ト部 門 - や高機 能 ・高品質なパーツ部門が優位 を占めるに至 っている のである(注6)。 こうしてビジネス ・プロセス ・ネ ッ ト ワー クは新 「バ リュー ・チ ェー ン (ValueChain)」
(注7)形成 に結 びつ いてい るのであ るが - いわゆ る 「イ ン テ グ レ ー テ ッ ド ・バ リ ュ ー ・チ ェ- ∫-ン (IntegrratedValueChain)」
論 はこの点に係わる- 、 そこにはこうした付加価値 プロセスの変化が介在 して いるとい うことを見落 としてはな らない。す なわち、 ビジネス ・プロセス ・ネッ トワークの形成は、付加価 値 ライ ンのシフ トを伴いなが ら、新バ リュー ・チェー ンの形成 に結 びつ き、 このバ リュー ・チ ェー ンが産 業 ・就業構造 におけるサービス化 ・情報化 ・ソフ ト化 に繋がっているのである催 8)。 か くして、IT化 に よって促 進 され てい る ビジネ ス ・プロセス ・ネ ッ トワークの形成が産業 ・就業構造 におけるサー ビス化 ・情報化 ・ソフ ト化 をもた らして い るのであるが(注9)、 「多様性」 とはそ うした意味で の産業 ・就業構造の変容 を指 している。 しか もその変 容 は、企業構造の変化 と表裏の関係で進展 していると い う点で多層的であ る。 「問題の多様性」
とはこうし た文脈 において理解 されるべ きである。 以上か らも明 らか なように、「商業」か ら 「ビジネ ス」 に問題が移行 した背景にはサー ビス化 ・情報化 ・ ソフ ト化 とい う産業 ・就業構造の変容が伏在 している のであるが、その際、 ビジネス教育論が企業構造の変 化つ ま り付加価値 ライ ンのシフ トを不可避的 とす るビ ジネス ・プロセス ・ネ ッ トワー ク形成 と関わってお り、その意味で、 ビジネス教育論登場が ビジネス ・プ ロセス ・ネッ トワーク論台頭 と軌 を一にしているとい う点に留意 しておいて欲 しい。3.
問題の高度化 では問題の高度化 とは何か。それは、産業 ・就業構 造の変容 を背景にして 「労働」 もまた 「知識労働」へ と高度化 しつつあるとい うことを指 している。上述 し た通 り、産業 ・就業構造のサー ビス化 とは単 なるサー ビス化ではな く、内実 は知識サービス化で もある。 従 ってサー ビス化 とともに 「知識労働」の比重が増大す るのは当然である。 しか もそのサー ビス化 は、 さらに 情報化 ・ソフ ト化 を伴 ってお り、従 っで情報化 も否応 な く進展するとい うことを示唆 している。 その場合 とくに重要 なのは、 ビジネス ・プロセスの ネ ッ トワー ク化 に とって不可 欠なのはITの導入 であ るが、それが 「知識労働」の比重増大 に果た してし?る 役割 を無視 し得 ない とい うことだ。企業経営 における IT化 は単 にビジネスのあ り方 に関わ るだけで はな く労働市場 に も重大 な影St膵を及ぼ している.今 日におけ る 「労働」 は単 なる労 働 で はな く 「知識労働」(n:・10) とい う性格 を帯 びてお り、従 って 「労働市場」 も単 な る労働市場 ではな く 「知識労働市場」 とい う側面 を強 めてい るが、 この知識労働市場 において
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が重要 な 役割 を果た しているか らである。 知識労働市場 もまた内部市場 (社 内市場) と外部市 場 (社外市場)とか らなる。 知識 はそ もそ も 「暗黙知」 と 「形式知」 とか ら成 り立 っているが、企業 としては 前者のみを内部化 し後者 に関 しては外部的に調達す る ことが今 日では可能 となっている。 この形式知労働の 外 部調達 を一層容易 に してい るのがI
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であ る。 しか も今 日で は形式知の多 くをI
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に よって代 置す ること も可能 になっているため に、 その外部 化 はI
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に よっ て加速 されている。 その結果企業が内部的に必要 とす る知識 はその企業 に固有であ りしか も中核 的な役割 を 果たす ものだけに限 られ ることになる。 この こ とは、I
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が 同 じ知識労働 であ って も形式知 に携 わ る労働 を どん どん外部化 しその結果その価値の陳腐化 を早め逆 に暗黙知 に係 わる労働 を内部化 しその価値 を急速に高 め る とい う役割 を果 た してい る - とい うこ とを物語 ってい る。 つ ま り企業がI
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を導入す る とい うことは、 それに よって、労働力調達の面では、一方で非知識労 働力 や形式知労働力 に関 して はI
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に よって代 替す る かない しは外部化 し、他方で内部化 に関 しては専 ら知 識労働力 と りわけ高度 な暗黙知労働力(注11)を中心 に 配置す る - とい う労働力 の調達 ・配置再編成戦略の 採用 を企業 に対 して可能 に Lかつそれ を企業が着々 と 押 し進めているとい うことを意味 しているのである。 か くして、 「問題の高度化」 とはそ もそ も 「問題の 多様性」 に端 を発 しているのであるが、「高度化」 に おいて敢 て注 目すべ きは、企業 のI
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化が両者 の関係 を密接不可分 にす る上で極 めて重要 な役割 を果た して いるとい う点である。 だが問題がそれだけに止 まらな いか らコ トは厄介である。 知識労働論 は今や単 なる産 業 ・就業構造論 を超 えて発展 しつつある。 それは企業 経営上最重要 な戦略課題 の一つ に さえ成 り始 めてい る。 例 えば市場 は企業価値の尺度 を実物資産か ら知的 資産へ と移 し換 え始めているが、その典型 は米マイク ロソフ ト社である。1990年代半ばにおける同社の株式 時価総額 は米GM社 の3倍 に膨 らんだが、実物資産 は そ の5%
に過 ぎなか った とされ る(注12)。 か くして 「知識労働」 の調達 は今や企業経営上死活的 な課題 に さえなってい るのであ る。 泰斗P.ドラ ッカーが論 じ ているように、知識労働論 は今や知識資本主義論 に も 繋が りかねない大問題 なのである (注11参照)。 「問題の高度化」
を以上の文脈 において捉 えるとす れば、そ うした高度化 を背景 に して登場 して きた ビジ ネス教育論が知識労働論 とも深 く関わっているとい う ことは容易 に理解 され よう。 だが注意 しておかなけれ ばな らないのは、今や両者の関係 はむ しろ逆転 さえ し 始めているとい うことだ。今 日では、知識労働論の一 環 にビジネス教育論が組み込 まれつつある とさえ云 え るか らだ。 4.問題領域の拡大 以上で述べ た問題の多様性 と高度化 は否応 な く問題 領域の拡大 に繋が る。 す なわち、付加価値 プロセスの 変化 を伴いなが らビジネス ・プロセスがネ ッ トワー ク 化す ることによって惹起 され る産業 ・就業構造のサー ビス化 ・情報化 ・ソフ ト化 を通 じて問題が多様化 し、 他方では労働 において知識労働 の重要性が高 まるにつ れて問題が高度化す る とすれば、それに応 じて問題領 域 もまた、商品の社会的移転 を意味す る単 なる 「商業」 の教育か ら企業の事業活動全般 を視野 に入れた 「ビジ ネス」の教育- と拡大す ることを余儀 な くされるのは 必然である。 しか しなが らここで注意 しておかなければな らない のは、「商業教育」か ら 「ビジネス教育」へ の変遷が 不可避である として も、そのことによって 「商業教育」 が持つ意義が損 なわれることがあってほな らない とい うことだ。「問題領域 の拡大」 とは、 ビジネス教育論 が単 に商業教育限界論 としてではな く、む しろその継 承 ・発展論 として捉 え られるべ きだ とい うことを含意 しているのである。その意味で 「問題領域の拡大」 と は、問題の外延 的展 開論 として - す なわち単 なる量 的な意味 において - ではな く、 む しろ内包 的深化論 として - つ ま り質的な意味 において 一 理解 されるベ -107」きなのである。 か くして、「ビジネス教育」 とは、「企業の事業活動 全体 に係わるビジネスに関する教育」であるが、同時 に商業教育の継承発展で もなければならない- と定義 されるべ きである。 以下 は、「ビジネス教育」 に関す る上記の概念整理 に従 って、 (イ)産業 ・就業構造の変容の下で求め ら れる新 たな人材像 とは何 か、 (ロ)その場合の 「ビジ ネス教育
」
の課題 は何 か、 (ハ) さらにその中で新潟 県における人材養成はどの ような方向で行われるべ き か - とい う諸点 を明 らか にせ ん とす る ものであ る。 しか しなが ら、 この分野に関 しては本来門外漢である 筆者の能力上の制約か ら、それはせいぜいの ところ試 論の域 を脱 してはいない。にもかかわ らず一つの問題 提起 として受け止めて頂ければ望外 の幸せである。 な 串、新潟県 における人材養成論 を敢えてここで取 り上 げたのは、それが同県において も今後極めて重要な課 題になるもの と想定 される中で、同県 における 「ビジ ネス教育」の展 開を急 ぐべ きだ とい う筆者の問題意識 に因るものである。 (注 1) 「ビジネス」 とい う言葉 はそ もそ も二通 りに解 釈 される。 一つは狭義の解釈であ り、企業の商 業活動すなわち 「取引
」 を指 している。 もう一 つは広義の解釈であ り、企業の事業活動その も のす なわち 「事業」 を意味 している。 本稿 は広 義の解釈 を採用す る。 狭義の解釈 の場合 には、 「ビジネス」
-
「商業」 であ り、そ もそ も 「ビ ジネス教育」 を論 じる意味がないか らだ。広義 ← の解釈 を採 ることによっては じめてビジネス教 育論が成 り立つ とい う訳だ。 (注2
)片上 洋 『現代マーケテイ ングー 情報化時代 のマーケテイ ングの展望-』 (1997年、同文館 刊)p.5よ り。 (注3)河合昭三 「日本商業教育の系譜 とその特質 ・ 課題」 (日本商業教育学会 ・第12回全国大会報 告 [2001年8月24-25日])p.14参照。∼ (注4)「ビジネス教育」の定義 については、文部省の 説明の暖昧 さも問題の混迷 と無関係ではないよ うだ。同省 は、言葉 の上 で は 「ビジネス」
≡
「商業」 としてはいるが、他方では 「商業教育」
の内容 を 「ビジネス教育」へ と実質的に変更 し よとしているようだ。例えば同省は、一方では 「ビジネス」
-
「商業」 だ としなが らも、他方 では 「ビジネス」 とは 「商品の生産 ・流通 ・消 費に関わる企業の利潤獲得 を目的 とした経済的 ノ 諸活動の総称」だ と定義 しているとされる (岩 野弘一 「新 高等学校 学習指導 要領 について」 [日本商業教育学会 ・第12回全 国大会 ・報告jA'・ 旨]p.6-11及 び河合昭三 「同上」p.14-15参 照)。 (注5) ここで一つの問題が生 じて くる。 サー ビス化 と情報化 ・ソフ ト化の関係 をどう説明するのか とい う点だ。 この問題-の回答 については、後 述す る新潟県 における産業 ・就業構造の変容に ついての事例研究が訳 に立つ。それによれば、 サービス化は事業所関連サー ビス業及び知識関 連サー ビス業の比重増大 に因ってお り、 さらに その背景には情報サー ビス業の著 しい台頭が刷 たわっている (図2参照)。 さらに産業 ・就業 構造のサービス化 とい う問題 は、本稿 の文脈に 関連 して二つの重要な派生的問題 を生むという ことも見落せ ない。一つは ミクロ論であるが、 それが就業構造の不安定性及び就業形態の複緋 性 をもた らしているとい う点であ り、いま一つ はマクロ論に関わるが、サービス業の脆弱性が 日本経済の不安定性 に繋がっているということ である。 まず前者 について。産業構造のサー ビ ス化 には、 (イ)流通 ・運輸 な どの低生産性 ・ 高 コス ト部 門 一 従 って この部 門では生産性.卜 昇 と企業 の整理淘汰が迫 られている - 、 (ロ) 対事業所サー ビスなどソフ トウェア開発 ・アーン トソー シング部 門 一 従 って この部門ではユー ザー企業の リエ ンジニアリングと一体化 した効 率化 ・高付加価値化が求め られている-、(ハ) 介護 ・医療 ・保育 ・教育 など生活に開通 したllJ 個 人サ ー ビス な ど社 会性 の強 い部 門 一 従 -Iて この部 門は 「規制緩和」 の波 に洗 われ てい る 一 、 な どが混在 してお り、そ うした混在性が就 業構 造 のサー ビス化 に も反映 し、サー ビス労働 にお ける就業構 造 ・形態 を著 し く不安 定 でかつ 複雑 な もの - 尤 もこの複 雑性 が 就業形 態 の多 様性 に も繋 が ってい るの で はあ るが 一 に して い る (例 え ば
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年 版 『労 働 経 済 白書』
に よ れば、都 道府県別失業率 はサー ビス業比率 の高 い地域 ほ ど失業率 も高い とい う関係が存在 して い る と指摘 され て い る)。次 に後 者 につ い て。 サー ビス部 門にお ける労働生 産性 の低 さが、製 造業 と非製造業 にお け る著 しい労働生産性 ギ ャ ップを生 んでお り (表1
-
[1]・[
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]参照)- この ことは 日本 の場合 サー ビス化が往 々に して規制 と公共事業 に よって支 え られて きた とい うこ と と も関連 して い る よ うだ - 、 こ う したサ ー ビ ス業 の脆弱性が 日本経済 に重大 な影響 を及 ぼ し てい る とい う訳 だ。す なわち第一 に、産業構 造 表1 産業別 労働生産性の推移 (1)労 働 生 産 性 (単位 ;100万円/人、1990年価格) 1980 1985 1990 1995 1999 2010 農林水産業 3 3 4 4 4 7 鉱 業 23 20 33 29 34 40 製造業 18 19 23 25 27 38 建設業 12 12 15 14 13 15 電力.ガス.水道.運輸 .通信 12 14 16 16 18 25 卸売 .小売業 5 6 7 7 7 ll 金融 .保険 .不動産 26 30 33 36 42 56 医療 .保健 .公共サービス 8 9 9 10 10 ll 対事業所サービス 6 8 9 ll 12 15 対個人サービス 8 9 9 9 9 12 合 計 10 12 14 14 15 19 (2)労 働 生 産 性 伸 び 率 (年平均、%) 1980-1985 1985-1990 1990-1995 1995-1999 1999-2010 農林水産業 3.9 3.9 0.8 0.6 4.4 鉱 業 .-2.7 9.7 -2.2 4.0 1.5 製造業 1.9 3.1 2.3 1.5 3.1 建設業 0.0 4.6 -2.1 -1.7 1.7 電力.ガス.水道.運輸 .通信 2.9 2.7 1.0 2.3 3.1 卸売 .小売業 1.7 4.9 0.3 -0.3 3.7 金融 .保険 .不動産 3.0 2.0 2.1 3.6 2.6 医療 .保健 .公共サービス 1.7 0.3 1.0 0.5 1.1 対事業所サービス 4.7 2.8 3.1 3.1 2.3 対個人サービス 1.1 1.2 0.4 -0.2 2.3 (出所)経済産業省 ・産業構造審議会 ・新成長政策部会報告 『イノベーションと好循環の形成 に向 けて-持続的成長の下での安心 と価 値実現社会Ij(2001年11月)p.130よ り作成。 -109-\\ ?サー ビス化が製造業の足 を引 っ張 る可能性が あることだ。 日本 の製造業 は現在、主 としてア ミ}ア諸 国か らの「要素価格 の国際的低位平準化
」
に苦 しめ られてお り、そ こか ら脱却す るため に は高付加価値化が不可避 であるが、今 日にお け る高付加価値化 は製造業 とサー ビス業 との融合 関係 を通 じて達成 され る とい うことか ら観 て も (拙稿 「アジア共生型 『ビジネス情報 ネ ッ トワ ーク』
の提唱一小泉版 『経済構 造改革』か ら積 極 的産業政策へ-
」 [<社 >生活経済政策研 究 所 『生活経済政策』<2002年 6月号 >]p.2-8 参照)、製造業 高付加価値化 はサ ー ビス業 の効 率化 ・高付加価値化 と表裏一体 の関係 をな して お り、従 ってサー ビス業 の脆弱性 は、製造業 の 再生 を妨 げることになるのだ。その意味で今や、 製造業再生 とい う観点か らもサー ビス業 の効率 化 ・高付加価値化 は避 けては通れ ない問題 とな ってい るのである。 第二 は、それが今や 日本経 済 にお ける不 良債権 問題の中心 的な課題 にす ら な り始めてい る とい うことだ。例 えば、1992年 以降の東証上場企業 を5つのグループに分 けて それれぞれのグループの純債務 の株式時価総額 比率 の推移 を観 てみ る と、過剰債務 問題 は第五 グルー プに集 中 してい る こ とが判 る (下 図参 照)。そ して この第五 グルー プは約170社 か ら なるが、その殆 どがサー ビス業 に属 している と される (榊原英資 「政府紙幣の発行 で過剰債務 を一掃 せ よ - 日本が構 造 的 デ フ レを乗 り切 る へ ため に-
」[
『中央公論』2002年 7月号]p.134 -135参照)。 従 ってサ ー ビス業 の 「構 造改革」 は 日本 の不 良債権 問題 の解決 のために も避 けて は通れ ない問題 となっているのである。 (注6) 野 中郁 次郎氏 は、 こう した付加価値 ライ ンの シフ トを 「スマ イルカーブ」
論 として展 開 して い る (野 中郁 次郎 「日本 の製造業 の課題」 [日 本経済新 聞2001年 1月19日∼ 1月26日]参照)。 (注7)「バ リュー ・チ ェー ン (ValueChain)」
とは、 正確 に は 「バ リュー ・ア ッテ ッ ド ・チ ェー ン (Value-addedChain)」
の ことであ るが、慣習 に従 い単 に 「バ リュー ・チ ェー ン十 と表現す る ことにす る。 (注 8) ここで また疑 問が発生す る。それ は、 こうし た産業 ・就業構造 め変容 は製造業 に とって何 を 意味す るのか とい う点 だ。つ ま りそれ は、脱製 造業論 なのかそれ とも新 製造業論 なのか とうい う疑 問だが、筆者 は後者 の新製造業論つ ま り製 日本企 業が抱 える重荷 (純債務 ・株式時価総額比率) 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 (年) 注)純債務 ・時価総額比率 : (有利子負債 一 現金 一 市場性有価証券)/発行株式時価総額 グループの分類 は、非金融法人企業、1985年暗点の株式資本 ・純負債比率の低 い順 に分類 (備考) 日興 ソロモ ンス ミス ・バーニー証券 (出所)榊原英資 「政府紙幣の発行 で過剰債務 を一掃 せ よ」
(『中央公論』2002年7月号)p.134より。造業 変容論のj;J'.場 を採 る。 (評 しくは拙稿 「中 越 金型 産業 とIT-
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テ ィアⅠ』化 のための課 題-
」 [新潟経営大学 ・地域活性化研 究所 『新l 潟県 中越 金型J舵JXごとI
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一 地域 企業情報 ネ ッ ト ワー ク シス テ ム の研 究Ⅱ
- 』<2
001
年1
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月 刊 >]p.
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-2
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を参照 の こと。) (注9) ここで さ らに、産業 ・就業構 造 の変化 とI
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化 との関係が問題 となる。両者の因果関係 をどの ように考 えるべ きかであ るが ここで は と りあ えず両者 は相互関係 にある と捉 えてお こう。但 しこの相互関係 はダイナ ミックに捉 え られる必 要がある。 産業 ・就業構造変容の背景 には、 グ ローバ リゼー シ ョンを通 じての企業競争激化が あるが、 このグローバ リゼー シ ョン及 び競争激 化 を促 進 してい るのがI
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化 で あ り、逆 にグ ロ ーバ リゼ ー シ ョン と競争 激化 がI
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化 を加 速 さ せ てい るか らであ る。 つ ま り両者 の相互 関係 は そ うした意味で ダイナ ミックなのであ る。 (注1
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)
ア ラン ・バ ー トンジ ョー ンズ 「ニ ューエ コノ ミー の就 労形態 一 労働 か ら知識 の供 給へー」
(日本経済新 聞2
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年5
月4
日)参照。 (注11)そ の意 味 で は 「知 識 労 働 」 とは、厳 密 に は 「暗 黙知労働 」 なか んず く 「高 度暗黙 知労働 」 を指す とい うことになる。だが ここで注意 しな けれ ばな らないの は、 「暗黙 知」 と 「形 式 知」 とい うのは専 ら概念上の区分であって、実際 に は両者 は相互 に関連 し合 ってい る とい う点 だ。 しか もI
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が そ の相互連 関性 を押 し進 め今 や両 者 を融合す らしてい る。例 えば、金型産業 にお け る設計 デー タは今 日で はI
T
に よって ソ リ ッ ド ・デー タ化 してい るが、 この ソリッ ド ・デー タは設計 デー タとい う 「形式知」 と金型技術 と い う 「暗黙知」
との融合 に よって新 たに創 出 さ れたいわば 「融合知」 とで も呼ぶべ きものであ る。 (ソ リ ッ ド ・デー タに関 して は、拙稿 「中 越 金型産業 とIT- 『テ ィア Ⅰ』化 のための課 題-
」 [新潟経営大学 ・地域活性化研 究所 『新 潟県 中越 金型 産業 とI
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一 地域 企業情報 ネ ッ ト ワー ク シス テ ム の研 究Ⅱ
- 』<2001
年1
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月 刊 >]p.
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を参照 の こ と。) で は何故I
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が 融合機能 を発揮す るのか。それ は、 コンピュー タがそ もそ もその機能の中に 「コンピ レー シ ョ ン(
Co
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;編纂)
」機能 を内蔵 してお り、 それが融合機能 を発揮す るか らであ る。 (実 はこの問題 はさらに厄介 な問題へ と発展す る。I
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に よる情 報共 有化 は知識共有 化 に も繋 が るとい う問題 を惹起す るか らだ。 この こ とを 理解す るためには、そ もそ も 「情報」 とは何 か とい う問題 をハ ツキ リさせ ておかなければな ら ない。 「情報」 は三つの プロセス を経 て変化 し 発展 してい る。す なわちそれ は、 まず ヒ トにイ ン プ ッ トされ る場 合 の 「情 報」
[デ ー タ <Da
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・イ ンフォメー シ ョン<I
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]、 さらにそれが ヒ トの中にス トックされ る場合 の 「情報」 [イ ンテ リジェ ンス<I
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]、最後 にそれが ヒ ト か らアウ トプ ッ トされ る場 合 の 「情報」 [ナ レ ッジ<Kn
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]- とい う三つ の プ ロセ ス を経 て変化 ・発展 しているのであ る [永 山庸 男 「知識社 会 の人材 と雇用」
<≪財 ≫新 潟 経 済 社会 リサーチセ ンター 『セ ンター月報』2
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月号>p.
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1
参照]。 そ して、 「情報」 の この変 化 ・発展 を 「情報処理」【同上参照】とみ なせ ば 一 従 って上述 した 「コ ンピ レー シ ョン」 もそ うした意味での 「情報処理」機能の一つだ とい うこ とに な る - 、 情 報 処 理 を通 じて 「情 報」 は単 なるデー タや イ ンフォメー シ ョンか ら最終 的にはナ レッジに迄到達す ることになるが、そ の ことは、 「情報」 の共有 は不可避 的に 「知識」 の共有 に結 びつ くとい うことを含意 してい るの である。 しか も、知識共有論 は新 ビジネス ・モ デル論や新集積 モデル論 さらには近未来の経済 社会のあ り方 に も関わって くるか ら、 コ トは尚 更厄介 だ。前者 の新 ビジネス ・モデル論及 び新 集積モデル論 の方か ら触 れてお こう [この間題 につ い て は小林 元 「イ タ リア に学 ぶ産 地再 生」
< 日本経 済新開2
0
0
2
年5
月3
日>参照]。 脱工業化社会す なわち情報化社会 に移行す るに ー111-つれて、工業化社会 において支配的であった ビ ジネス ・モデルす なわち大量 に生産 される汎用 製品を大量 に販売すればそれで コ ト足 りるとい うような単純 なビジネス ・モデル-いわゆるベ ンダー主導型 の 「大量生 産 ・大量販売 ビジネ ス ・モデル」十一か ら、新 たに個 々の顧客 の特 注 に応 じて 「個性」や 「感性
」
を体化 した製品 さらには 「個性」や 「感性」その ものを販売 し なけれ ばな らない とい う新 ビジネス ・モ デル ー す なわち顧客志 向型 の 「ソフ イステイケ-テ ッ ド ・ビジネス ・モ デ ル [Sophisticated BusinessModel]- へ の転換が迫 られてい る が、そ うした転換 を可能にす るためには経営 シ ステム もまた 「知識」の共有 を前提 とした 「ナ レ ッ ジ ・マ ネ ジ メ ン ト [Knowleqge Management]」ぺ の転換 が不可避 となる。新 ビジネス ・モデルにおいては 「知識」が最 も重 要 な競争力源泉 となるか らに他 な らない。そ し て集積地域 に関 して も、そ うtした 「ナ レッジ ・ マネジメン ト」 を支 えるためには知的集積が不 可避 となることはこれ また論 をま.たない。か く して知識共有論 は新 ビジネス ・モデル論や新集 積モデル論 と深 く関わっているのである。後者 の経済社会のあ り方 について も知識共有論 と無 関係 では決 してあ り得 ない。 それは次の二つの代表的な見解か らも伺 い知れ よう。 まず ロン ドン ・エ コノミス ト誌 は、上述 した文脈 に沿 って 「イ ンフォーメーシ ョン ・ベ ー ス ド ・エ コ ノ ミー [Information-basedEconomy]」は必然 的 に 「ナ レッジ ・ベ ース
ド・エ コノ ミー[Knowledge-basedEconomy]」
に繋 が る とい ち早 く警 鐘 を鳴 ら した [The Economist"A SurveyoftheworldEconomy - Thehitchhiker'sguidetocybernomics -"<TheEconomistSeptember28th1996> p.Survey38参照】。さらにP.ドラッカー もまた、 その近著 において、ITが持つ空 間的 ・時 間的 制約 を克服す るとい う効果す なわち "バーチ ャ ル効果"に因 り 「知識 [knowledge』」が "グ ローパル競争力 [globalcompetitiveness]" -ヽ それは今 日では立地 と市場の面で基本的に制約 を免れているグローバ ル企業 に とっては無論のノ ことそれ らを専 ら地域 に依存せ ざるを得 ないロ ーカル企業 に とってす ら回避 し得 な くな りつつ あ る - の決定要 因 となる経済 システムす なわ ち 「ナ レ ッ ジ ・エ コ ノ ミー [Knowledge Economy]」の出現が今や不可避 とな り始めて いると論 じ、問題の本質 を決 して見逃 してはい な い の で あ る [PeterDruker"Thenext society- A surveyofthenearfuture-" [TheEconomist<November3rd2001> p.Survey4参照]。) だが ここで は、ITの融合機能論 で はな く知 識労働論 を問題 に している訳 だか ら、問題の本 質 を明確 にす るために、敢 え′て暗黙知 と形式知 とをそれぞれ異 なる概念 として取 り扱 うことに す る。 A (注12)ア ラン ・バー トンジ ョンズ 「同上」 よ り。 尤 も、IT関連企業 の株 式時価総額上昇 は単 にIT バ ブルの反映 に過 ぎない とい う見方 も成 り立ち 得 る。 確 か にそ うした側面 も無 い訳 ではない。 従 ってそ うした点 も考慮 しなければな らないの だが、だか らといって問題 をそれだけに壊小化 し切 り捨 てて しまうと、逆 にITが経済 に与 え る影響 - いわゆ るニ ュー ・エ コノ ミー論が提 起 している問題 - を全 く軽視 して しまうこと にな り、コ トの本質 を見失いかねないのである。 Ⅰ.産業 ・就業構造の変容 と新 しい人材像 最初 に、 日本の産業構造及 び就業構造の変容の中で 如何 なる人材が求め られているのか とい う問題 を取 り 上げることにす る。 1.産業 ・就業構造の変容 そ こで まず、 日本の産業構造が どの ように変化 しつ つあ るのか を観 てお こう。 表2-(1)は 日本 の産業構造 の展望である。 それは、1999年か ら2010年迄の実質経
表2 産 業 ・就 業構造 の推移 (1)産 業 構 造 の 展 望 (単位 ;%) 1980年 1985年 、 1990年 1995年 1999年 . 2010年 (構成比) 伸び率(構成比)伸び率(構成比)伸び率(構成比)伸び率(構成比)伸び率(構成比) [80-85] [85-90] [90-95] [95-99] [99-10] 農林水産業 (2.8) 1.4(2.6) 0.1( 2.1) -2.2( 1.7) -1.8( 1.6) -0.5( 1.1) 鉱 業 (0.5) -5..3( 0.3) 1.4(0.2) -4.3( 0.2) -0.7( 0.2) -0.1(0.2) 製造業 (39.4) 4.0(40.8) 4.6(40.3) 0.6(38.6) 0.4(37.8) 2.7(_37.1) 建設業 (ll.4) -0.4( 9.4) 7.2(10.5) 0.3( 9.9) -2.6( 8.6) 0.8( 6.9) 電力.ガス.水道 .運輸 .通信 (7.9) 3.1( 7.8) 4.0( 7.5) 2.2( 7.8) 2.6( 8.3) 3.3(.8.7) 卸売 .小売業 、 (9.3) 2.6( 8.9) 6.2( 9.5) 1.6( 9.6) -0.8( 9.0) 3.5( 9.5) 金融 .保険 .不動産 (8..8) 5.2( 9.7) 613(10.4) 2.1(10.7) 2.6(ll.4) 1.6(10.0) 医療 .保健 .公共サービス (10.2) 3.1(10.1) 1.9( 8.8) 2.5( 9.3) 2.0(9.7) 3.5(10.3) 対事業所サービス (2.3) 7.4( 3.7) 9.6( 4.5) 6.2( 5.7) 6.4(7.0) 4.8( 8.6) 対個人サービス (6.8) 3.2( 6.7) 3.4( 6.3) 2.2( 6.5) 1.0(6.5) 4.6( 7.7) 合 計 (100.0) 3.3(100.0) 4.9(100.0) l 1.4(100.0) 0.9(100.0) 2.9(1bo.o) (2)就 業 構 造 の 展 望 (単位 ;%) 1980年 1985年 1990年 1995年 1999年 2010年 (構成比) 伸び率(構成比)伸び率(構成比)伸び率(構成比)伸び率(構成比)伸び率(構成比) [80-85] [85-90] [90-95] [95-99] [99-10] 農林水産業 (ll.0) -2.4( 9.3) -3.7( 7.1) -2.9( 6.0) -2.3( 5.5) -4.7( 3.1) 鉱 業 ( 0.2) -2.8( 0.2) -7.5( 0.1) -2.1( 0.1) -4.5( 0.1) -1.6( 0.1) 製造業 (23.4) 2.0(24.7) 1.4(24.5) -1.7(21.9) -1.1(20.9) -0.4(19.1) 電力.ガス.水道 .運輸 .通信 ( 7.0) 0.1( 6.7) 1.3( 6.6) 1.2( 6.8) 0.3( 6.9) 0.2( 6.7) 卸売 .小売業 (18.8) 0.9(18.7) 1.2(18.4) 1.3(19.0) -0.5(18.6) -0.2(17.3) 金融 .保険 .不動産 ( 3.6) 2.1( 3.8) 4.2( 4.4) 0.0( 4.2) -1.0( 4.1) -1.P( 3.5) 医療 .保健 .公共サービス (12.9) 1.4(13.2) 1.6(13.2) 1.5(13.9) 1.5(14.7) 畠.3(18.1) 対事業所サービス ( 5.0) 2.5( 5.4) 6.6( 6.7) 3.0( 7.8) 3.2( 8.8) 2.4(10.9) 対個人サービス ( 8.5) 2.1( 9.0) 2.2( 9.3) 1.8( 9.8) 1.2(10.3) 2.2(12.5) (注1)伸び率 は年平均伸び率 (注2) ( )内は構成比 (注3)産業構造 は実質GDPベース (出所)経済産業省 ・産業構造審議会 ・新成長政策部会報告 『イノベーションと好循環の形成に向けて - 持続的成長の下での安心 と 価値実現社会-』 (2001年11月)p.129よ り作成。 -113
-表3 職 業別 労働 力需給 の展望 ヽ (単位 ;10,000人 (%)) 需 要 & & 1985年 1990年 1995年 2000年 2010年 2010年 lT関係技術者 63 89 95 118( 1.8%) 172( 2.5%) 142( 2.0%) その他の技術者 109 125 143 154( 2.4) 166( 2.5) 183( 2.6) 専門的職業従事者 465 525 579 614( 9.5) 813(12.0) 710(10.2) 管 理 235 259 273 197( 3.1) 125(1.8) 147( 2.1) 事 務 1,044 1,198 1,246 1,275(19.8) 1,267(18.7) 1,352(19.4) 販 売 828 896 941 960(14.9) 997(14.7) 1,047(15.1) サービス 415 456 512 562( 8.7) 719(10.6) 729(10.5) 保 安 82 89 96 105( 1.6) 127( 1.9) 130( 1.9) 農林漁業 537 444 384 334( 5.2) 202( 3.0) 251( 3.6) 運輸通信 233 237 246 239( 3.7) 225( 3.3) 244( 3.5) 生産労務 1,797 ・1,929 1,903 1,821(28.2) 1,832(27.1) 1,842(26.5) その他 10 33 39 76( 1.2) ぺ126(1,9) 175( 2.5) (出所)同上 (表2)p.139-140より作成。 表4 就 業形態別 就 業者数 の推移 1982年 1987年 1992年 、 1997年 罪 女 男 女 男 女 男 女 民間の役員 8.3 3.2 8.5 3.6 9.6 4.4 9.0 4.0 正規の職員.従業員 84.1 66.1 83.2 60.6 81.5 58.3 80.9 53.8 パー ト.アルバイ ト 2.8 26.0 4.0 31.8 5.0 33.5 6.3 37.7 派遣社員 p - - 0.1 0.3 0.2 1.5 0.2 0.9 嘱託等 1.7 1.6 1.6 1.5 1.8 0.6 ・1.8 1.7 その他 3.1 3.1 2.5 2.2 1.9 1.9 1.8 1.9 (出所)関口 功 「雇用形態の流動 と組紙の活性化」 (新潟経営大学 ・地域活性化研究所 『地域活性化 ジャーナル』 (創刊号)p.40より作成。 済成長率 を年平均 で2.9%と して2010年 の産業構 造 を措 いてみ た ものであ るが、 そ こか らも産業構 造 のサ ー ビ ス化 が 一段 と進 む こ とが 容 易 に窺 え る。 と りわ け 医 療 ・保 健 ・公共サ ー ビス、対事 業所 サ ー ビス、対個 人 サー ビス等 の比重 が上昇す る。 こ う した産業構 造 のサ ー ビス化 の進展 を背 景 に して 就業構 造 のサ ー ビス化 は産業構 造 のそ れ をさ らに上 回 る勢 いで進 む もの とみ られ る。 例 えば上記 の医療 ・保 健 ・公共 サー ビス、対事 業所 サ ー ビス及 び対個 人サ ー ビス の 三部 門全 体 の産業 別構 成比 は1999年 の23.2%か ら2010年 には26.6%へ と3.4%上昇す る見通 しであ るが、 就 業 構 造 の場 合 に は 同 じ く三 部 門全 体 で33.8%か ら 41.5%へ と7.7%も上 昇す る こ とにな る (表2-[2]の就業 構 造 の展望 を参照 の こ と)催 1)。
-115 -こうした就業構造の′封 じを受けて職業別労働力需要 構造 も大幅に変化す るLL)過しである。 表3は上記の産 業 ・就業構造の展望に
州
した職業別労働力需給見通 し であ る。それに よれば、I
T
関係技術者 を中心 とす る 技術者、専 門的職業従姉
者及びサービス関係従事者に 対す る需要が大幅に上昇す るとされている。サー ビス 従事者 と並 んでこうした技術者や専門職の需要が増大 するのは、産業 ・就業構造のサー ビス化が 情報化やソ フ ト化 と表裏の関係で進展す るとともに、それに応 じ て知識労働 に対す るニーズ も増大す るか らに他 ならない。
以上の就業構造の変化 は就業形態の変化にも繋がっ ている。 例 えば1
9
8
2
年か ら9
7
年 にかけての就業形態別 就業者比率の推移 を観てみ ると (表 4参照)、正規の 職員 ・従業員の比率が大幅に低下 し、それに代 わって パー ト ・アルバイ ト等の短期雇用形態の従業員の比率 が大幅 に上昇す るとともに、8
0
年代後半か らは新たに 派遣社員や独立契約社員など外部社員形態の従業員が 増加 している。 このことは、事務系職種の外部労働市 場依存 度が高 まった ことを反映 してい るだけではな く、.ソフ ト開発や情報処理、ネッ トワーク開発等情報 関連従事者へのニーズが高 ま りその外部労働市場依存 度 もまた高 まった ということを反映 している。2.
求め られる新 しい人材像 上述 した産業 ・就業構造の変容 を通 じて新 たに求め られ る人材像(注2)を浮 き彫 りに してみ る と、それ は 以下の三点に整理 され よう0 第一に即応能力が求め られる。 グローバ リゼーショ ン、I
T
化そ して市場化が相乗作用 を伴 いなが ら企業 に競争力強化 と経営改革 を適 っている今 日において は、企業が技術及び経営の両面に亘 り急速かつ抜本的 なイノベーシ ョンを求め られるのは当然であるが、そ れに対応す るために企業 としてまず必要 なのは即戦力 である。そ うした必要性 を充たすためには、 さし当た ってそれを有す る外部の専 門家 グループに依存せ ざる を得 ない。いわゆる 「即応能力の調達」
(
注3)である。 第二 に上記の点に関連 して、即戦力だけではな く、 抜本的なイノベーションのための独創的なアイディア もまた求め られる。 しか もこの点で も外部 に依存す る ケースが多 くなっている。 独創的な商品を開発す るた めには、 自社 内の人材 に拘 るのではな くむ しろ内外の 優秀な人材の適切 な組み合わせ を通 じてそれを遂行す るのが望 ましい場合が多いか らである。イノベーシ ョ ンのためにも外部労働市場 を積極的に活用すべ きだ と い う考え方である(注4)0 第三に 「シンボリック ・アナ リス ト」の登場が挙げ られ る。 「シ ンボ リ ック ・アナ リス ト」 とは ロバ ー ト・B・ライ ッシュに よって提唱 された概念である。 それは一般的にはプロフェッシ ョナルな職業 に従事す る人達の ことを指 しているが、肝心 なのはそれが単 に 専 門性 を強調 しているだけではな く、「抽象化、体系 的志向 (システム志向 一 筆者注)、実験、共同作業の 技能の習得」(lil:・5)も重視 されている点である。つ ま り 彼 らは、I
T
を手段 として駆使 しなが らもそれだけに 止 まらず企業経営戦略に不可欠な 「暗黙知労働」 なか んず く 「高度暗黙知労働」の供給者 としての知識労働 者集団 とみなされるべ きであ り、上述 したアラン ・バ ー トンジ ョー ンズが指摘す る企業の中核的ない し準中 核 的専 門家集団である と云 えよう(u:・6)。その意味で彼 らは、ただ単 に 「プロフェッショナル」(「専 門職業人」
)
というよ りもむ しろ 「知的プロフェッショナル」
と呼 ぶ方が適切であろう。 従 って今後求め られるのは上記三つの類型の何れか に属する人材であると考えられるのであるが、問題は、 こうした 「プロフェッショナル」 なかんず く 「知的プ ロフェッショナル」 は必ず しも十分 に供給 されてはお らず、 しか も将来はます ます不足す るもの と観 られる ことである。 その ことは表3か らも容易 に窺 え よう。 例 えば、今後需要増大が見込 まれ るI
T
関係技術者 ・ その他の技術者 ・専門的職業従事者 ・サー ビスの四部 門全体 の需要 シェアは、2
0
0
0
年 には2
2
.4%であ るが2
01
0
年には2
7
.
6
%
に達す る見通 しである。 ところがそ れに対す る2
01
0
年 における供給 シェアは2
5
.
3
%
に止 ま ってお り、 と くにI
T
関係技術者及 び専 門職業従事者 の払底 は明白である。 従 って、 こ う した不 足 す る 「プ ロ フェ ツシ ョナル」 ・ 「知的プロフェッショナル」 を如何 に確保 ・養 成す るかが今後の 日本経済の発展 に とって も死活的な 課題 となる可能性が強いのである。 (注 1)厚生労働省 の試算 で も、就業者数 は全体 で 2001年 には6,412万 人 (うち製造業1,284万 人、 サー ビス業1,768万 人)、2006年 には6,429万 人 (うち製造業1,214万 人、サー ビス業1,885万 人) と総数 としてはそれほ ど変化 はみ られないが、 就業構造 としては、製造業が大 きく減少 し、そ れに替わってサー ビス業が大幅に増加す るもの と予測 されている (日本経済新聞2002年7月9 日よ り)。 (注2)但 しここでは就業形態変化論 を論 じているの ではないので、産業 ・就業構造のサービス化の 下で増加 しつつあるアルバ イ ト・パー トなどの 短期就業者 については、人材論 とは一応切 り離 して考えることにす る。 こうした短期就業者の 増加 は、 (イ)サー ビス業拡大 に伴い、就業構 造が不安 定化 し就業形態が複雑化 し (第 Ⅰ章 [注 5
]
参照)、 (ロ) さらにそ こに企業経営者 の人件費削減要求が加わった結果、生 じている 面が強い。 (注3) 関口 功 「雇用形態 の流動 と組織 の活性化」 (新潟経営大学 ・地域活性化研究所 『地域活性 化 ジャーナル』 (創刊号)p.43参照。 (注4)同上p.42参照。 (注5)同上P.
4
2
より。 (注6)「シンボリック ・アナ リス ト」 は別の角度か ら 観れば、"ゴールデ ン ・カラー (GoldenColour"とみなす ことも出来 よう。 なお この間題 に関連 して、Ⅰ.ツエ リチェフ教授 は、マクロ経済論の 立場 か ら重要 な論 点 - す なわ ち "ゴー ルデ ン ・カラー"問題は 日本経済の 「構造改革」の カギ を握 っている とい う論点 - を提起 してい る。"ゴールデ ン ・カラー" とは、マ ネー ジャ ー、エ ンジニアー、リサーチ ャー、デザイナー、 ファイナ ンシャル ・ス トラテジス ト及びこの他 の知的創造力 を持 った多 くの秀でた専 門家か ら なる 「ビジネス ・エ リー ト」のことを指 してい るが、重要 なことは、 こうした 「ビジ ネス ・エ リー ト」 を既存の "日本的労働 システム"に如 何 に受け入れ融合 させてい くかが、そ もそ も経 済改革における主要課題の一つである 「日本的 経営」 システム転換 における核心的問題 - す なわち経済発展 と、終身雇用制 ・年功賃金制 ・ 高生産 コス トという 「日本的経営」の基盤 をな す 日本に固有 な "日本的労働 システム" とのジ レンマ を如何 に解決す るのか とい う問題 一 に 深 く関わってる、 とい う点だ。何故ならば、上 記の "ジレンマ"を解決するためには "日本的 労働 システ" 自体 を改革す る - それは同時に 「日本的経営」の転換 をも意味 しているが - 以 外 にないのだが、そのための最初で且つ最 も重 要 な一歩は、企業の高付加価値化に最 も重要な・■、 役割 を果たす 「ビジネス ・エ リー ト」 に対す る 知的創造力発揮 に結びついた賃金体系及び就業 形態 を用意す ることに他 ならないか らだ。その 意味で "ゴールデ ン一 ・カラー"問題 は日本的 経営の転換 ひいては経済改革のキー ・ファクタ ーである、 とい う訳 だ。(Ⅰvan Tselichtchev "Goldencollar'businesseliteneeded"[The DailyYomiuri16January2002]参照)。 (尤 も この場合、新 たな 「賃金体系」や 「就業形態」 の導入 に当たって は、 「ビジネス ・エ リー ト」 の "能力"を如何 なる方法で評価すべ きか、 さ らにその場合の評価基準 と雇用類型 との関連性 をどの ように考 えるべ きなのか、 とい うさらに/ 厄介な問題が出て くることも見落 としてはなら ないであろう。)
Ⅲ.
「ビジネス教育」の問題点 と課題 そこでプロフェッショナルな人材- 「プロフェッシ ョナル」 (「専 門職業 人」
)
及 び 「知的プロフェッシ ョ ナル」の双方 を含めて-の養成に対 して 「ビジネス教 育」が どのような役割 を果たすべ きか とい うことが問 われる。 つ ま り 「ビジネス教育」のあ り方が問われて/ いるのである。 まず 「ビジネス教育」の内容か ら立ち 入ろう。 1.「ビジネス教育」の内容 「ビジネス教育」の内容を理解する上で一つの手掛 か りを与えて くれるのが文部科学省の新学習指導要領 すなわち 「高等学校学習指導要領」である。 それによ れば 「ビジネス教育」の 目標 は、「ビジネスに関す る 基礎的な知識 と技術 を習得 させ、経済社会の一員 とし ての望 ましい心構 えを身につけさせ るとともに、 ビジ ネスの諸活動 に適切 に対応す る能力 と態度を育てる」 ことであるとされる。つ まり "ビジネスの諸活動に適_// 切 に対応す る能力" を育てることが 「ビジネス教育
」
の目的だとされているのである。 そ うした目標 に別 して、対象分野 としては四つの分 野すなわち 「流通 ビジネス」、、「国際経済」、「簿記会計」 そ して 「経営情報」が挙げ られてお り、具体的にはさ らに17科 目が対象 にされている(注1)。 これ らの教科 を 通 じて育成が期待 されるのは知識 ・技術の活用能力で あ り、「ビジネス教育」の分野ではとくにマーケテイ ング能力、国際交流能力、会計活用能力及び情報活用 能力である。 こうした知識 ・技術の活用能力育成は云 うまで もな く前述 した知識労働に関わってお り、従っ てそれは、高等学校の 「ビジネス教育」においてだけ ではな く、高等教育機関における 「ビジネス教育」に おいても重視 され るべ き課題であると云えよう。2.
「商業教育」 と 、「ビジネス教育」 ではこうした 「ビジネス教育」と従来の 「商業教育」 との相違点及び共通点は何か。相違点については序論 で既 に論 じたのでここではむ しろ共通点について述べ てお きたい。 一つは四つの対象分野のうち流通 ビジネス と簿記会 計は 「商業教育」 において も中心 をなしてきた分野で あ り、従ってそれに関連 した科 目についても同様であ る。 その意味で 「ビジネス教育」は 「商業教育」の範 囲を拡大 した ものであると捉 えることができよう。 二つには 「商業教育」の中で重視 されてきた商業倫 理論は以下の理由でむしろ強化 ・発展 される必要性 さ ー117 -えあると云 えよう。す なわち、 (イ)サー ビス化 ・ソ フ ト化社会では文化的な価値が高まるが、 こうした文 化的価値 をどのように創出するのか、 またそれに対 し て商業 はどのような役割 を担い得 るのか、 (ロ)その 場合、商業施設のあ り方をどのように考えまた商業的 感性 を持 ったデザ イ ン文化 を どの ように創造す るの か、 (ハ)商業倫理の教育 をどのように具体化す るの か、 (ニ)環境問題について商業教育 は如何 に取 り組 むべ きなのか- といった諸点はむ しろ今後 ます ます重 要になると想定 されるのである(llj・:2)。従 ってこうした 商業倫理は 「ビジネス教育」の中で もむしろ発展 させ られるべ き課題であると云えよう。そのことは、商業 倫理の普遍化 としてのビジネス倫理論の必要性が改め て求め られていると理解すべ きであろう。 以上の共通性 は、「ビジネス教育」 は 「商業教育」 の継承発展論 として捉 えられるべ きであるということ に他ならない。3.
「ビジネス教育」の課題 それでは 「ビジネス教育」の課題 とは何か。この点 を最後に筆者の試論 として纏めておこう。 第一は知識社会への対応である。この間題は知識労 働論を通 じて既 に触れたのでここでは省略す る。 第二 は融合教育の必要性 である。例 えば、上記の 「ビジネス教育」 における四つの分野の内容 をよくみ てみるとそれ らは融合 し合っていることが解る。流通 ビジネス分野 と経営情報分野は 「ウエブ ・マーケテイ ング論」 を通 じて融合 し合ってお り、簿記会計分野は 「連結財務論」 を通 じて経営情報分野 と国際経済分野 と融合 し合っている。 従って四分野に則 した17の科 目 群はさらに複雑な融合関係にあることは容易に想像 さ れよう。融合教育はこうして次第に 「深化」 してい く のである。 第三は融合教育の高度化である。上記の融合教育の 「深化」は見方を変えれば融合教育の高度化でもある。 例 えば上記の、「ウエブ ・マーケテイング論」や 「連 結財務論」は、融合 と高度化が表裏の関係にあるとい うことを端的に示 して くれている。 さらに見落 として ほならないのは、その高度化が知識社会への対応に繋がっているとい う点である。 融合教育 はそ もそ も知識 社会への対応 と関連 しているが、その 「深化」 によっ て育成が期待 される知識 ・技術の活用能力 もまた高度 化す ることにより、両者の関連性 はます ます緊密化す ることになる。 (その ことは、上記の第一の課題 と第 二の課題はそ もそ も表裏の関係 にあるとい うことを意 味 している。)そ してこうした緊密化 は教育の内容及 び 「場」tが高校か らさらに高等教育機関- と進むこと を促す。その意味で、「ビジネス教育」 はそ もそ も高 校 と高等教育機関における一貫教育 として取 り組 まれ る必要性が あるのだ。その ことは、 「ビジネス教育」 を通 じて養成が求め られている「プロフェッショナル」 すなわち 「専 門職業人」 は同 時に "知識人"で もなけ ればならない とい うことを示唆 していよう。 第四に生涯教育 の視点が重視 され なければな らな い。そ もそ も知識労働者の増加 は高齢化社会 と密接 に 関係 している。 平均寿命の延長は、労働寿命の延長に 繋が り、労働寿命の延長 はさらに学校教育の延長に結 びつ くが、知識労働者の増加はそ うし、した意味での学校 教育の延長 と密接 に関連 しているのである(注3)。云 う まで もな くこの点 は、「ビジネス教育」 にお ける社会 人教育 ・再教育の重要性 にも繋が っている。 最後 に継続教育の必要性 について も触れておかな く てはな らない。上記の学校教育の延長 とい う問題は単 に時間的な延長だけを意味 しているのではない。「ビ ジネス教育」 における継続教育の重要性が高 まるとい うことで もある。 一つは、高等学校 と高等教育機関 と の継続教育である。 上述 した ように 「ビジネス教育」 は高等学校 と高等教育機関 とに跨 る一貫教育 として取 り組 まれ ようとしているが、そのことは、両者の間で 「ビジネス教育」 における継続性 と発展性が新 たに重 要 な課題 とな りつつあるとい うことを示唆 している。 高大連携論 とりわけ 「ビジネス教育」に係わる連携論 の意義 は正 にこの点に求め られ よう。 二つには、大学 教育 における継続性である。 「ビジネス教育」 と りわ け専 門職業人教育 に関 しては、 この点が とくに重要で ある。 そ うした課題 を担 っているのがいわゆる 「ビジ ネス ・スクール」である。 但 しこの 「ビジネス ・スク ール」の内容 については留意すべ き点が二つある。 -つは機能論であ り、いま一つは方法論である。 前者に ついては二つの機能が求め られる。 専門職業人養成 と 研究者養成 とい う機能である。 その うち前者の専 門職 業人養成課程 に関 しては、学士課程 と修士課程 との継 続性だけではな く、前述 した社会人教育 ・再教育 との 関連性 もまた考慮 されなければならないであろう。後 者の方法論に関 しては、企業評価論 ・企業統治論の再 構築が求め られている。 短期的利益のみが企業評価の 決定要因だ とす る短絡的な発想ではな く、企業の 「持 続 的発展性」- す なわち知的能力、研 究開発力、環 境 マネジメ ン ト(注4)、社会 的収益性(注5)、社会的責任 (注6)と貢献 さ らには倫理性 な ど企業 のサステナ ビリ ティーに係 わる諸要素 - もまた今 日では企業評価 の 重要な決定要因だ とす る企業評価論に基づ く 「ビジネ ス教育」の重要性 をまず指摘 してお きたい。 さらにこ うした企業評価基準の再定義 は新 たな企業統治論の構 築抜 きには困難である。 すなわち企業評価基準再定義 は、市場 メカニズムを絶対視す るあま り倫理性 を軽視 しともすれば株価 と企業経営 とを一体化 して しまうよ うな企業経営論す なわちいわゆる株価至上主義経営論 に傾斜 しがちな 「アメリカ型企業経営論
」
に代わって 市場 メカニズム と企業倫理 との 「調和」 さらには 「融 合」(注7)をも考慮 した 「新 たな企業経営論」 に拠 る企 業統治論構築 と表裏の関係 にあるか らだ。従 って新企 業評価論 とともに新企業統治論に基づ く 「ビジネス教 育」 もまた必要である。 しか もこうした企業評価 ・企 業統 治論 の再構 築 に依拠 した \「ビジネス教育」 は、 「ビジネス教育」 において も共生教育 - す なわち環境 との共生、社会 との共生、文化 との共生 などについて の教育 - の重要性が高 まっている今 日では とくにjTL: 要なのである。 (注 1)「ビジネス教育」 を 「企業の事業活動全体 に係 わるビジネスに関する教育」だ と捉 えるにして も、その場合 さらに商業教育継承発展論 を考慮 す るな らば、云 うまで もな く 「ビジネス教育」 の対象分野及び対象科 目は自ずか ら絞 られるこ とになる。 だがそれに して も、文部省版 「ビジ ネス教育」
では、その定義の唆昧 さが 「ビジネス教育」 と 「商業教育」 との関係 に も投影 され てい る と云 わ ざるを得 ない ような ところが あ る。 例 えば17科 目とは、 ビジネス基礎 、課題 研究、総合実践、商品 と流通、商業技術、マー ケテイ ング、英語実務、経済活動 と法、国際 ビ ジネス、簿記、会計、原価計算、会計実務、情 報処理、 ビジネス情報、文書デザイ ン、 プログ ラミングであるが、それ らの内容 をよ く検討 し てみ ると、そ こには 「商業教育」 と 「ビジネス 教育」が混在 している面があることは否めない ようだ (文部省 ・学習指導要領
[
1
9
9
9
年3
月2
9
日] 「第3節 商業」参照)。 (注2
) 三森 昭雄 「変 革期商業教 育 の課題 一二 ビジネ ス ・文化 ・教育 システムの検証-
」 [補足資料 7](日本商業教育学会 ・第1
2
回全 国大会)参 照。 なお三森氏 は商業倫理論 をむ しろ商業文化 論の一環 として捉 え られているようだ。、氏 は そ うした観点か ら、商業文化論 に求める教育 シ ステム として、 (イ)商業 と文化、 (ロ)スペ シ ャリス トたちが持つ文化、 (ハ)商業 と情報技 術 、 (ニ)商業 と芸術、 (ホ)消 費文化 と商業、 (へ)地域文化 と商業、 (ト) 国際文化 とビジネ ス、 (チ)異文化の コミュニケ一 夕、 (リ)商業 文化の学際化-な どの学習内容の重要性 を特 に 強調 されている (同上参照)0 (注3)吉野弘一 「新高等学校学習指導要領について」 (同上)参照。 (注4)企業 の持続 的発展性 を支 える上 で最 も重要 な 要素の一つ として 「環境マネジメ ン ト」
が注 目 され始めている。(「環境 マネジメ ン ト」 につい ては、YasuhikoEbina「A proposalofAsian Manufacturing Netwark through ABIN 【AsianBusinesslnformationNetworkト For theformationofAsianEnvironmental&図1 「HondaLCAシステム」
LCAデータシステム
図- HondaLCAシステムの概要.「HondaLCAデータシステム」と「HondaLCAマネージメン トシステム」で構成 される. (出所)中山 力 「ホンダ、全事業領域のLCAシステムを構築 一幸1台のライフサイクルにおける環境負荷 を評価-」
lNJKKElDJGITALENGINEEKING<2002.8>]p.33より。
EconomicZoneencouragedby"AsianGreen ManufacturingNetwork"otvingtoJapanese "EnvironmentalCompetitiveness"through theLCA software」 <URL;http://www.wit h-online.com/yasuhiko/kiyo90211117.htm> [新 潟経営大学紀要第9号<2002年3月刊予定 >掲 載予定] を参照 の こ と。) 「とくに 自動車産業 の 企業経営 においてはそれ は既 に不可欠な もの と な りつつ あ る。 例 えばホ ンダは、「LCA (Life CycleAssessment)システム」 (図1参照) と してそれ を既 に自社経営戦略の中に包含 しつつ ある とされ る (中山 力 「ホ ンダ、全事業領域 のLCAシステム を構 築 一 事 1台 の ライフサ イ クル にお け る環 境 負 荷 を評価 -」 [NIKKEI DIGITALENGINEERING<2002.8>]p.33参 照)。 なお 自動 車産業 にお ける環境 マ ネ ジメ ン ト論 に関 しては、拙稿 「新潟県 ニ ッ ト企業の中 国市場 進 出 を巡 る課題
-
『ボー ダ レス経 営』
下 の ビジネスモ デ ル試論 一 十 (仮 題) (新 潟経 営大学 ・共 同研究2002年 [ディス カ ッシ ョン ・ ペ ーパ ー]<URL;http://www.with-online. com/yasuhiko/kenkyuO21110.htm>)p.26-31 \ を参照 されたい。 (なおLCAとは、原料採取 ・製造 ・流通 ・消費 [使用] ・廃 棄 とい う製 品の全 ライ フサ イ クル に亘 って環境負荷 を包括 的に測定 し、その軽減 目標 を設 定す る とい うコ ンセ プ トの こ とであ る。) (注5) 「社会 的収益性」
とは、環境 な どの外部経済性 を投 資収益化す ることを指す。問題 はそ うした 社会 的投資のための資金調達 を国民経済の資金 調達 メカニズムの中に如何 に埋 め込 むかである が、その点 に関 して、西村晴彦教授 は 「社会的 投資 フ ァン ド」市場 の形成 とい う興味深 い提案 を行 っている (西村清彦 「閉そ く脱出- 『社会 的投 資』」 (日本経済新 聞2002年10月8日参照)。 (注6)例 えば、企業 の社 会 的責任論 に基づ き、投 資 信託や年金基金運用 を通 じて社会的ニーズの充 足や環境保全 さらには 「食の安全性」 に対す る 社会的投 資が次第 に活発化 している。 なお社会 的責任論 については、高 厳 「日本再生 フ ァン ド構築 を-
『社会 的責任 』 に投 資-
」 (日本経 済新 聞2002年7月30日) を参照 されたい。 (注7)市場 メカニズム と企業倫理 との 「調和」・「融 合」 のため には、 (イ) 「ステー クホール ダー」 概念 を複数化す ること、つ ま りその対象 を株主 だけに限定す るのではな く従業員、消費者 (顧 客 ) さ らに は地域 住 民 な どに も広 げ る こ と、 (ロ)社 会 的企業評価 を重視す るこ と、つ ま り 企業評価基準 を短期的でかつ収益面での評価 に 限 るのではな く、 中長期 的でかつ社会的な評価りう も反映 され得 る もの に改 め るこ と- の二点が 求 め られ よう。 Ⅳ.新潟 県にお ける人材養成の方向 「ビジネス教育」 を巡 る論点整理 に関 して、新潟県 の場合 はさらに以下の諸点 に留意すべ きであろ う。そ れ は、 (イ) 一つ には新 潟県 にお け る産業 ・就業構 造 の変容 を どの ように観 るのか、 (ロ) 二つ には同県 の 職業構 造 は どの よ うに変 化 しよ う と して い るの か、 (ハ)三つ には同県産業集積 と 「ビジネス教育」 との 関連性 を どの ように考 えるべ きなのか、 (ニ)最後 に 同県の北東 アジアにお ける 「拠点性」 に とって 「ビジ ネス教育」
は如何 なる意味 を持 ってい るのか - とい う諸点である。 こうした点 に留意 しつつ同県 にお ける 人材養成の方向 を探 ってみ よう。 1.産業 ・就業構造 の変容 まず産業構 造 の変化か ら観 てお こう。 表5-(1)は新潟 県の産業構造 を展望 した ものであるが、それ によれば 1995年 に対 して2010年 に増加 しそ の比重 を高 め るの は、電力 ・ガス ・水道、卸売 ・小売業、不動産業、運 輸通信業 そ してサー ビス業である。 注 目され るのはや は りサー ビス業 の大幅 な増加 とその比重の高 ま りであ る。 しか もその 「サー ビス化」が、事業所 関連サー ビ ス業及 び知識関連サー ビスの大幅 な増大 に因ってお り (図2-[1]参照)、 なか んず く情 報サ ー ビス業 の増加 に表5 新潟県の産業 ・就業構造の推移 (1)産 業 構 造 の 展 望 (単位 ;%) 1975年度 1980年度 1985年度 1990年度 1995年度 1997年度 2000年度 2010年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 年平均成長率[★75-95]構成比 構成比 構成比 年平均成長率[★95-10] 農林水産業 9.4 5.5 4.5 3.6 ★2.7 -2.83 - - ★2.1 -0.45 鉱 業 ★1.3 - - - ★0.7 0.04 - - ★0.6 0.05 製造業 25.3 25.5 24.2 24.1 20.8 2.39 21.1 19.0 17.8 -0.04 建設業 13.4 13.5 10.9 ll.7 14.0 3.59 ll.7 14.3 14.0 1.06 電力 .ガス .水道 ★ノ3.0 4.5 6.1 5.6 5.9 6.71 6.9 6.9 6.8 2.36 卸売 .小売業 _ 14.1 13.0 13.2 13.9 12.5 2.90 12.5 13.7 13.9 1.56 金融 .保険業 ★4.0 4.0 - 3.5 ★3.3 2.23 - - ★2.7 -0.03 不動産業 6.4 7.9 8.8 9.3 9.9 5.28 10.4 10.1 10.5 1.69 運輸 .通信業 4.9 4.8 5.5 6.1 6.1 4.70 6.2 6.3 7.0 1.84 サービス業 8.6 10.1 12.6 13.2 15.4 5.98 15.8 15.5 17.0 2.28 政府サービス.対家計民間非営利サービス ★12.4 12.2 !9.2 ll.2 ★11.2 2.80 !8.7 10.4 10.1 0.45 (注)★は暦年 !は政府サービス生産者 (出所)北越銀行 r2010年の新潟県産業構造 - リーディング企業群の創出を目指 して -A (同行経済研究所 『ホクギン ・クオータリー』【2000年夏季号])におけるデータにより試算。 (2)就 業 構 造 の 展 望 (単位 ;%) 1975年度 1980年度 1985年度 1990年度 1995年度 1997年度 2000年度 2010年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 年平均成長率【75-95] 構成比 構成比 構成比 年平均成長率【95-10] 農林水産業 ★22.9 17.9 ★14.1 ★10.6 ★9.1 -4.24 - ★7.3 6.8 -1.68 鉱 業 ★0.3 - ★0.3 ★0.2 ★0.3 -0.93 - ★0.2 ★0.3 -0.16 製造業 ★22.9 22.5 ★22.5 ★24.6 ★23.1 0.33 - ★21.6 21.5 -0.27 建設業 ★9.4 ll.0 ★10.8 ★11.3 12.6 1.80 - ★12.6 13.4 0.60 電力∴ ガス .水道 ★0.6 - - - ★0.7 0.60 - - ★0.7 0.25 卸売 .小売業 ★18.7 20.4 ★20.7 ★20.7 ★20.9 0.85 - ★21.3 21.1 0.26 金融 .保険業 ★1.8 - ★2.3 ★2.3 ★2.3 1.51 - ★2.2 ★2.2 -0.06 不動産業 ★0.3 - - - ★0.4 2.72 - - ★0.5 1.15 運輸 .通信業 ★5.3 5.3 ★5.2 ★5.1 ★5.1 0.03 - ★5.2 4.9 0.08 サービス業 ★14.7 16.4 ★17.9 ★19.9 ★22.1 2.35 - ★22.9 25.3 1.09 公 務 ★3.0 - - - ★3.2 0.59 - - ★3.1 0.08 (注)★は暦年 (出所)同上及び新潟県産業労働部 『'01にいがたの労働』 より作成。 1121
-\ ′ \) 図2 新潟県サービス業の推移 (1)サービス業類型別事業所の推移 …-I--( 事 業 所 数 ) 0 0 0 0 4 ∞ . 0 5 3 0 0 0 0 . 3 0 0 . 0 5 2 0 0 . 0 0 2 0 0 . 0 5Ll 1975年-100 ■知識関連 皿生活関連 ES趣味 ・娯楽関連 囚医療 ・衛生 ・福祉関連 田事業所関連 □ その他 '75 '78 '81 '86 '91 (注) 知識関連-放送業、専門サービス業 (他に分類 されないもの)、教育、学術研究機関、学術 ・文化団体 生活関連-各種物品賃貸業、その他の物品賃貸業、洗濯 ・利用 ・浴場業、その他の個人サービス業、駐車場業、自動車整備業、その他の修理業 趣味 ・娯楽関連-自動車賃貸業、スポーツ ・娯楽用品賃貸業、旅館 ・その他の宿泊所、映画業、娯楽業 医療 ・衛生 ・福祉関連-医療業、保健衛生 ・廃棄物処理業、社会保険 ・社会福祉 事業所関連-産業用機械器具賃貸業、事務用機械器具賃貸業、情報サービス ・調査 ・公告業、その他の事業サービス その他-協同組合 (他に分類 されないもの)、宗教、経済団体、労働団体、政治団体、他に分類 されない非営利団体、その他のサービス業 資料 : 「事業所統計調査報告」 (総務庁)より作成 (2)情報サービス業業態別事業所数の推移 0 0 4 2 LI LJl 0 0 0 0 8 6 1 ( 事 業 所 数 ) 0 0 4 2 }その他 □情報提供 vA-BB+BBW--AMa 田情報処理 □ソフ トウエア業 '94(年) 資料 : 「特定サービス産業実態 調査報告書」 (通商産業 省)より作成 (出所)新潟 県 『新潟 県21世紀 産業 ビジョンー 自立型企業の倍 増を目指 して-A (1996年6月) P.30-31
表6 新潟県における就業形態の変化 (1)従業員構成比の推移 (単位 ;%)