共通分母ミしての貨幣に就いて
岩 茂 井 ﹁貨幣は凡ゆる償棺の北ハ通分母である﹂。此の命題は往々にして、人々は凡ゆる償値を億聴で云ひ表はすのを常 とする、といふ意味にのみ解せられる。併し此の命題はそれ以上の事を意味してゐる。そは、共通分母が分数の 計算に於いてなすと同じ働らきをぼ、この貨幣が償値の計算に於いてなすといふ事を意味してゐる。貨幣は算術 でいふ意味に於いて憤値の共通分母である。貸簡の謎を解く鍵、即ち苦くより習慣となれる吾が金屠本位に固着 せる論坤的矛盾を解治する手段は、此の貨幣の共通分母たる尊を認識するに凝る。夫れ故に余は、前の論文や又 他の場所に於いて︵許〓︶、此の思想に封し他の理論家の興味をも喚起するであらうといふ私かな希望を抱いてな せるよりももつと明白に、此の貸絡の北ハ漁分母たる性質を論讃したがいゝかと思ふ。 誠一之れ托特に左の論文に於いてなし㌣凝でぁる。 ロas主h訂㈹S許﹁∩.。Geldr各有卦ぎ−.Waehruコ甥PO−迂kuコdde蛋heO告ぎご︵htedes We︼tkr許笥S;・N‖コ亡f︼・S. ︼NW 亡コd一−Ge己弓d Kap許r。u●>u芦︼結N●S.声 堺術に在っては此の此ハ通分母比、弟分母を待った多くの分数を瓦に比較し得んが馬の、即ち之が加減をなし得 第三金 箔一統 ︵三こ︶ 三こんが焉の既知の補助手段である。之に大切な寄は、感々の数嚢が阿分母を持って居り、そして叉それが同じ記統 裁示されることである。例へぼ余が2評と825とを比較せんとするに、最初は余には之が比較し待ない様に恩は れる。併し之針日二十雷て通分すると、此の分数旦等旦筈に警、そして余は之畏意に計掌るこ とができる。 とりわけ余は今やこの二つの激発相互の関係を確定することができる。之昏○壷といふ様な比例をなす。此の 結典は余が共通分母の助けに依って得たものである。併し余が比蕊関係を作る為めに用ひた魔のこの囚二五とい ふ数は、 ぁる。此の共通分樺凹二亙は今では建物の出来上った彼の足場丸太の様なものである。分子の五〇と五仙とは各 の分母がなくつても猫立に存立する。最早四百二十葦分の五〇と拘百二十渇分の空との比が問題なのではなく 軍讐そのものが、従つて何にても任意のもの五十軍放と同じもの五十二単位との比が間馬なのである。かくして この共通分母は計算単位となる。勿論之等級べての番は、かの両分教の比畳関係を確立する番のみがその眼目で ぁるといふ前提の許に於ぃていへるのである。之に反してその絶封盈が問題とされるときには、この共通分母は 己が本来の意味を保持するのである。併し寄ら比例数の計算をなすときに、この北ハ通分痙がその計算畢位となり 一といふ数となるといふ寄は、貨幣論にとつては叫の大切な知識である、何となれば此の知識は貸簡といふ計算 革位の背後にもかくれたる共通分母の蔑見さるペきことを教へるからである。 共通分母ミしての貨幣に就いて ︵三三︶ 三三
︵三凹︶ 三四 第主.準∵壷∵二準 常々は、横倍や偵格の世界軋於いても亦相判性の支配してみることを知ってゐる。如何なる貨幣的表現でもそ れが絶射的僧を備表現し七ゐるものであるといふことはな管主観的な快感は絶封的憤値であるが、併し乍ら之 放測定できない、ましてや之を貨簡にて測嘉することはできない†︵そして恰かも遺言状を作る父の慈愛心が相 結法の法的資料とはならないと同じ様に、此の快感は経済車上大して重嬰なものではな小︶。併し客観的の低値は 相勘的であるヤ従って凡ゆる原則に反して、柵放ではT應主観的のものは絶割的であり、客観的のものは相剖的で ある。如となれぼ.、この苗場の客鵜的慣柑はその僧値相互の関係によつ宅のみ確定されるものであるし、叉その 情倍の相互の闘係は固■であつても、その僧侶の貨幣的表現は二偶であることもあり、叉年分であることもあり 得るから。︵誌二︶ 誌こ 由こを菱準竺㌔ 扱て常々が償値や僻格をそれで云ひ衣はす遮の償棺罫位が、若しかして共通分母から生じて来る様なことはあ るまいか。常々が慣格をそれで云ひ表はす魔の基本数が、失張同時に、その分母がその単位となつた北ハ通分母で ある様な分数の分子でもある様なことがあるまいか。賞際上さういふ場合がありさうに瓜はれるっ 恨りに玄孫要具たり叉偶倍賞位たる貨循が此の世から消滅して仕舞って、人々が全ての償値や憤楕を云ひ表疲 すのに、それと他の償値との関係によつて之れを云ひ表はす様なことがありと考へて見よ ー たが此の事が茸生 流よにあゃ相に思はれるとか悪政れぬとかといふなことは扮て措いても考へだけは考へられる璽するとこの際
に無数の紺係や又は相々の分母を祷つ溌多ぺの分数がある。成人は、己が衣服の慣伯をぼ一足の長靴で許僻し、 ︵鮒‖車︶、他の人は之塞が㌻グ隼の賀で諾する︵錆=中㍗P誓。此の箸に於いて、慣倍分募る衣 服にする僧侶分母の働らきをなすのは筑〓の場合にあつては長靴であり、第二の場合にあつては家賃である。Lか くして地‖主は血匹の馬の低値を恢や頼で云ひ表はすかも知れないし、叉その逆の云ひ衣はし方をするかも知れな いや併し人々邪叫の北ハ通分母に同意し、そして他の全ての財の憤値を云ひ表はす為に此の分母を利用するに至る 追憶、之等全ての闘係は何時迄も比較できないものである。そこで人々は二の金屠﹂例へは鎚の如きを選び出しそ して財の低値を此の金魔の蜜最で云び表すこと1なる。分子たる衣服は、長靴が分母の働らきをなすのを耕して 義盛の警分管する︵甑諦=士、銀表皮の二五分の芸偵倍ある長靴・は禅師=串といふ闘管 とゆ、.叫由の属は銀叫封度に劃しー○㌔の比を作ゆ、朕ほゎこといふ様な比となる。かくして叫封慶の銀といふ共 通分母の助けに依ゆ、全ての別の償値が相互に相闘述すること1なる、そしてかくして由られたる比例教︵一拍︰〇一料 岩い豊は、横倍佃単位としセ二と心ふ教を意味する魔の共通分母銀叫封度に勤して偵棺分子となる。 此の思考方法と上記の速算との顆似してゐることが目に滋っ。見受けたところ此塵にも亦、多くの分数の父母 となり叉夫々互濫囁やの分数の分子である魔の甜の比例数に勤して軍放となるととろの.叫の鬼がある。併し此の 春雷は吾が貨幣紋所を正確に械謁した也のであらうか。この金額即位1此鹿では鋏叫封度﹂は尾州に償他の 北ハ通分母で訝らうか。之は金屠重義者の見桝である。併⊥之を詳細に吟味してみるとちがつた拓英を生する。 共過分焙ごしての貨幣に就いて ︵三五︶ 三五
弟三奄 第︼・兢 ︵三六︶ 三大 人々が、﹁選ばれた交換財﹂即ち本位金屠の主観的許惜を以て市場の客観的低値に封する標準であり、或は棟準 たり得るものでもあると信するならば、それはすぐ束の付く様な朕謬である。主観的許慣が客観的償倍の源泉で ぁるといふことは、畿生的には成程正しい。この選ぼれたる交換財の主潮的評憤は抽象的償値軍政の生みの蝉で ぁる。併し此の翠は歴史的には興味があるが、箪詮上の意味は少しも滞ってゐない。之は歴史そのものによつて 克服せられてゐる。即ちこの選ばれたる交換財の主観的評慣はかの数的に表現せられた全ての倍倍紺係の情値韻 位となるに及んで、この評偶そのもの1観念内容を欒じて来るのである。こ・の評慣は元来は金属の評偶であつた が、今では人間の観念の中にあつて、評償の申に云ひ表はされたる償倍や憤格全慣からその思想的内容を受け取 ることとなる、そして殆んど全ての個人にあつて、この本位金属に封する個人的興味の方が償値や慣格の分蕊や 意味よりも飯粒俊勢である。かくして誰れでも、この償倍塩位をぼもつと抽象的に自分の熟知せる低値を有し又 偶格を有するものにて考へ、そして本位金属の償格をぼ他の商品の偵格と同じ様に、抽象的慣倍革位にて渕窟す ることゝなる、併し此の逆に抽象的慣単位を偵格で測定するといふ様なことはないー此の心理的経験は誰れで も日常之を繰返へし得るところのものである。 叉此の心理塾的軍資は論理革の要求と相應する。若し此の客概的償値が数であるならばート叉之が数であるこ とは明白であるー此の僧侶の単位たるものは主鵜的の興奮ではあり得ないし、且或財の︵本位金属の︶主観的絆 傾が低値や情格の軍位たり得るものではない。併し叉何棟に、僧格にはこの慣格を云ひ表はす慣倍単位が前提さ
叉、償値韻政友本位金属から切り離した際に、偶格甜絨は依然存立し、本位金屠そのものは需要供給に依って
共通分隆ミしての貨幣に就いて
長峡龍山静茨千郡埼新 長崎取 兵庫賑 紳奈川醇 大阪東 野卑賀琴岡城架馬玉 渇・脂 第三希.第一舵 ︵三入︶ 三八 tて概念的必然的に登うなのではなく、わざと等しとなしてのみさうなるのであるといふことを悟るところに貸 衛の根本の謎の解凍が存してゐる。
附冨 永稿ほFriedr首h Beコd汀eコ′⋮GeE uコd K召itaLu.芽︼f−●忘NNに収鉄されたる論文く○ヨGe−deals Geコeraln
−eコ扁﹁︵電︼Ⅶ︶の那経である。 願 隊 悔 振 陳. 顧 慮 鹿 廠 逆夢温数 .‖り サ 一ヽ ﹂′ 三 四∴≡一・−一三三 四ニ五 豪農趨法に頗番地宵別衆議院議員定盈愈 ・一一一 声−・三 定 三九五五三一・∵九・一正九九一 h′ ̄−へ・ ̄■■一一 ̄一■、′ ̄− ̄、 ̄ ̄ヽ・′■ヽ一、′■…■仰ノヽ′)【一 ̄叫∼−■ ̄、′、−′ヽ一…■.′ ̄ノ ̄ヽ・ ̄ヽ′ ̄\一′・− ̄・仰・、 蘭労蘭111鹿岡島鳥昏石編愛三家柄宮 森手島口亀山根取IU川井知重瓦水城 府 廠廠麒麟振放蛙願鹿嘩瞳蛙鵬舷厩麒臨 進 撃 陰 ≡∴ニ三二∴ニーニニー五二一ニニ院敬 先 兵七予九三○六四六六患七九玉九八∧員 方旨佐大頑高密管 春賀分牒知媛川 和歌山板 絵島舷 願 厩 舷 塩 厩 選挙院敬 二 二 . ニ五・一三+ニニニ四二三二二‥ニ 囲 J.▲ 一−−■ /ヽ..・・一・ 定 六0玉ニ五○六七八六九六六六七八八農