How to set up Linux 01/07/02
Debian GNU/Linux
インストール
1 インストール準備
フロッピーを使用して,ネットワークからインストールする方法を紹介する.今回インストールするバージョンは, potatoである. 1.1 インストールするために必要なファイル ◆ rescue.bin ◆ root.bin ◆ driver-1.bin1 1.2 フロッピーの作成1. Debian GNU/Linuxをインストールする上で必要なフロッピーを作成するために,Debian のホームページ
(”http://http.us.debian.org/debian/”又は”http://ftp.jp.debian.org”)に行く.(Fig. 1) Fig. 1 Debianのトップページ 2. ”debian/dists/potato/main/disks-i386/current/images-1.44/compact/”にある rescue.bin,root.bin,driver-1.bin の三つのファイルをハードディスクの適当な場所(”My Dcuments”や”デスクトップ”など)に,一旦ダウンロー ドする. 3. ”debian/dists/potato/main/disks-i386/current/dosutils”にある rawrite2.exe をダウンロードする.これは最初 にダウンロードしたファイルをそれぞれフロッピーに自動的に書き込んでくれる実行ファイルである.これがな ければダウンロードしたファイルをフロッピーに保存することは不可能である. 4. ダウンロードしたファイルをフロッピーに書き込むために,コマンドプロンプトで rawrite2.exe のある場所をカ レントディレクトリとして,それぞれのフロッピーで,以下のコマンドを実行する. > rawrite2 -d a: -f rescue.bin > rawrite2 -d a: -f root.bin > rawrite2 -d a: -f driver-1.bin 1このファイルはドライバをインストールしなければいけない場合に使用するので,今回は使用しない.
2 インストール
2.1 インストーラの起動
1. フロッピー(rescue) を挿入してから,コンピュータを立ち上げる.
2. boot というプロンプトが表示されるので, [Enter] を押す.(Fig. 2)
3. Fig. 3のように表示されたら,フロッピー(root) に入れ替えて, [Enter] を押す.
Fig. 2 インストーラ起動画面 Fig. 3 rootフロッピーの挿入
2.2 リリースノート
1. Debian GNU/Linux2.2のリリースノートが表示されるので, [Enter] を押して,次に進む.(Fig. 4)
Fig. 4 リリースノート
2.3 キーボード配列の設定
1. キーボードの設定を行うために,Configure the Keyboard を選択する.(Fig. 5)
2. 表示された選択欄(Fig. 6)より使用するキーボードを選ぶ.今回は,日本語キーボードを使用しているので
Fig. 5 キーボード配列の設定 Fig. 6 キーボード配列の選択
2.4 ハードディスクのパーティションの作成
1. ハードディスクのパーティションを作成するために,Partition a Hard Disk を選択する.(Fig. 7)
2. ハードディスクの識別子( hdaなど )を認識してくれるので,選択する.Fig. 8 のように,認識した識別子が
表示されるので,どれかを選択すればよい.
3. LILO Limitations が表示されるので, [Enter] を押す.
(注意)この後,エラーが発生することがあるが,もし発生した場合, [Enter] を押してそのまま進んでも問題は ない. Fig. 7 パーティションの作成 Fig. 8 ハードディスクの認識 次に,ハードディスクのスワップ領域と起動領域を設定する. まず,スワップ領域から設定する. 4. [New] を選択する. 5. [Primary]を選択する. 6. スワップ領域のサイズを入力する.(数字の後に”MB”と入力する.)スワップ領域のサイズは,通常メモリと同 じサイズにする.
7. [Beginning]を選択する. 8. [Type]を選択する. 9. 適当に一つキーを押すと,画面が切り替わる. 10. 82(Linux Swap の番号)を入力する. 以上で,スワップ領域の設定が完了する.(Fig. 9) 次に,起動領域を設定する. 11. [New]を選択する. 12. [Primary]を選択する. 13. ハードディスクの残り領域が表示されるので,そのまま [Enter] を押す. 14. [Bootable]を選択する. 以上で,起動領域の設定が終了する.(Fig. 10) 最後に,設定の保存と終了を行う. 15. [Write]を選択する. 16. 設定を保存するために, ”yes” と入力する. 17. [Quit]で cfdisk を終了する. Fig. 9 スワップ領域の設定 Fig. 10 起動領域の設定 2.5 パーティションの初期化とマウント 最初に,スワップ領域の初期化を行う.
1. Initialize and Activate a Swap Partition を選択する.(Fig. 11)
2. 「不良ブロックの検出を飛ばしますか」と聞かれるので,Yes を選択する.
3. 「本当に初期化していいですか」と確認されるので,Yes を選択する.
次に,Linux 領域を初期化する.
6. 「 Linux Kernel2.0 との互換性を保ちますか」と,聞かれるのでYes か No を選択する.どちらを選択
しても問題はないが,No を選択しておく.
7. 「不良ブロックの検出を飛ばしますか」と聞かれるので,Yes を選択する.
8. 「本当に初期化していいですか」と確認されるので,Yes を選択する.
9. 「パーティションをルートファイルシステムとしてマウントしますか」と聞かれるので,Yes を選択する.
Fig. 11 スワップ領域の初期化 Fig. 12 Linux領域の初期化
2.6 OSカーネルとモジュールのインストール
1. Install Operating System Kernel and Modules を選択する.(Fig. 13)
2. インストール方法を選択する.今回はネットワークを使用して,インストールを行うので,network:retrieve
from network を選択する.
3. ホスト名(マシン名)を入力する.
4. 「 Automatic Network Configuration はどうしますか」と聞かれる.今回は,DHCP2を使用しないので,
No を選択する.
5. IPアドレス,ネットワークマスク,ゲートウェイ,ドメイン名,DNS サーバを入力する.
6. プロキシアドレスを入力する.(Fig. 14)
Fig. 13 OSカーネルとモジュールのインストール Fig. 14 プロキシアドレス
2.7 基本システムのインストール
1. Install the Base System を選択する.(Fig. 15)
2. インストール方法を選択する.ネットワークを使用して,インストールを行うので,network:retrieve from network を選択する.(「2.6 OS カーネルとモジュールのインストール」 と同じ) 3. プロキシアドレスを入力する.( 「2.6 OS カーネルとモジュールのインストール」 と同じ) Fig. 15 基本システムのインストール 2.8 基本システムの設定 タイムゾーンの設定を行う.
1. Configure the Base System を選択する.(Fig. 16)
2. 左側のリストから.. または, Asia を選択し, [Tab] で右側のリストにして, Japan を選択する.(Fig. 17)
Fig. 16 基本システムの設定 Fig. 17 タイムゾーンの設定
2.9 起動システムの設定
1. Make Linux Bootable Directly From Hard Disk を選択する.(Fig. 18)
2. ハードディスクから起動するように設定するので, /dev/hda:Install Lilo in the MBR(use this if
unsure). を選択する.(Fig. 19) Fig. 18 起動システムの設定 1 Fig. 19 起動システムの設定 2 2.10 起動用フロッピーディスクの作成 何かの不具合で起動しなくなった時に,フロッピーディスクから起動できるようにすることが可能である.この起 動用フロッピーを作成したい場合は以下のようにすればよい.しかし,絶対作成しなければいけないという訳ではな いので,飛ばしても大丈夫である.
1. Make a Boot Floppy を選択する.
2.11 システムの再起動
1. Reboot the System を選択する.(Fig. 20)
2. 「本当に再起動しますか」と聞かれる(Fig. 21)ので,フロッピー(root) を抜いて,Yes を選択する.
Fig. 20 システムの再起動 1 Fig. 21 再起動の選択 2
2.12 パスワードの暗号化アルゴリズム 及び shadow password の設定
1. 「 md5 password を設定しますか」と聞かれる. No を選択する.
2. 「 shadow password を設定しますか」と聞かれる.Yes を選択する.
2.13 rootパスワードの設定
1. root のパスワードを入力する.(Fig. 22)
2. 再度パスワードを入力する.
2.14 一般ユーザアカウントの作成 1. 「一般ユーザアカウントを作成しますか」と聞かれるので,Yes を選択する. 2. アカウント名を入力する. 3. 「フルネームを入力してください」と聞かれるが, Debian user から変更する必要はない. 4. root の設定と同じく 2 回パスワードを入力する. 2.15 pcmciaパッケージの設定
1. 「 pcmciaパッケージ を削除してもよいですか」と聞かれるので,Yes を選択する.(Fig. 23)ノートパソ
コンにインストールする場合で PC カードを使用する場合は,No を選択する. Fig. 23 pcmciaの設定 2.16 ダイアルアップ接続の設定 1. 「 PPP を使用しますか」と聞かれる.もし,使用する場合はYes を,使用しない場合は No を選択する. (Fig. 24) Fig. 24 PPPの設定
2.17 Apt Configurationの設定
1. Debianのアーカイブにアクセスする方法を選択する.(Fig. 25)すべてネットワークを使用して,設定するので
http を選択する.
Fig. 25 Apt Configurationの設定
2.18 ソフトウェアの使用 1. 「フリーウェアを使用しますか」や「シェアウェアを使用しますか」など 3 回聞かれるが,どちらも使用できる ようにしておくために,全てYes を選択する. 2.19 ソフトウェアのインストール 1. 「インストールするソフトウェアを自分で決めるか,デフォルトで指定されているものをインストールするか, どちらにしますか」と聞かれる.今回はとりあえず基本的なものを自動的にインストールしておきたいので, advance を選択する.(Fig. 26) 2. インストールが始まる.Enter を押して進める. 3. 6.[Q]uit を選択する.(Fig. 27) 4. インストールが終了するので, [Enter] を押す.(Fig. 28) Fig. 26 インストール方法 Fig. 27 ソフトウェアインストールの終了
Fig. 28 インストールの終了
3 バージョンのアップグレード
potatoから woody にバージョンアップする方法について紹介する.
1. viなどのテキストエディタで /etc/apt/sources.list を開く.(Fig. 29) 2. Fig. 29の 10 行目から 13 行目にある stable を woody に書き換える.
3. 保存して終了する.
4. コマンドラインから apt-get install update を実行する. 5. コマンドラインから apt-get -f dist-upgrade を実行する.
6. 何回か質問されるがデフォルトで [Enter] を押す.
(参考)テキストエディタで /etc/apt/sources.list を開かず一括変換したければ, コマンドラインから sed ’s/stable/woody/g’ sources.list を実行する.
Fig. 29 /etc/apt/sources.list