備北消防だより
ト ン ビ 君 編集/備北地区消防組合消防本部 三次市十日市中三丁目1番21号 発行/平成30年2月 西城保育所おひさま幼年消防クラブ平成29年度全国統一防火標語
火の用心 ことばを形に 習慣に
平成29年中の
火災発生状況
死傷者発生状況
○昨年は,火災により1人の方がお亡くなりになり,10人の方が負傷されました。 ○火災の早期発見に有効な住宅用火災警報器などの防災機器を設置しましょう。 ○前年の68件と比較して火災件数は10件減少しましたが,火災による損害額は,約 1,000万円増加しました。 火災件数 58件 0 20 10 15 5 (件数) 市別火災発生件数 三次市 庄原市 建物 林野 車両 その他 建物 林野 車両 その他 12 15 10 10 0 2 6 3 その他 20件 27件建物 車両 3件 林野 8件火災の原因
○出火原因の第1位は「たき火」で,過去10年以上連続しています。 ○統計上,虫焼き火や,刈った草を集めて焼却する行為を「たき火」として扱います。虫 焼き火や草の焼却中に近くの建物などに延焼するケースもありました。 ○ストーブを原因とする火災が多く,寝室の燃えやすいものに着火しています。石油スト ーブや電気ストーブは,誤った使い方をすると大変危険です。 0 5 10 15 20 25 30 (件数) 出火原因別火災発生件数 不明・ 調査中 その他 電灯・電話 等の配線 放火の疑い 放火・ 焼却炉 ストーブ 煙突・煙道 電気機器 たばこ たき火 ライター マッチ・ 取灰 6 1 1 28 1 2 2 4 4 2 1 9 9 1火災件数 58件
死者1人・負傷者10人
損害額 10,711万円
備北地区消防組合
火災件数 36,831件
死者1,452人・負傷者5,899人
損害額 752億3,300万円
全国
(参考:平成28年中)平成29年中の
火災発生状況
死傷者発生状況
○昨年は,火災により1人の方がお亡くなりになり,10人の方が負傷されました。 ○火災の早期発見に有効な住宅用火災警報器などの防災機器を設置しましょう。 ○前年の68件と比較して火災件数は10件減少しましたが,火災による損害額は,約 1,000万円増加しました。 火災件数 58件 0 20 10 15 5 (件数) 市別火災発生件数 三次市 庄原市 建物 林野 車両 その他 建物 林野 車両 その他 12 15 10 10 0 2 6 3 その他 20件 27件建物 車両 3件 林野 8件火災の原因
○出火原因の第1位は「たき火」で,過去10年以上連続しています。 ○統計上,虫焼き火や,刈った草を集めて焼却する行為を「たき火」として扱います。虫 焼き火や草の焼却中に近くの建物などに延焼するケースもありました。 ○ストーブを原因とする火災が多く,寝室の燃えやすいものに着火しています。石油スト ーブや電気ストーブは,誤った使い方をすると大変危険です。 0 5 10 15 20 25 30 (件数) 出火原因別火災発生件数 不明・ 調査中 その他 電灯・電話 等の配線 放火の疑い 放火・ 焼却炉 ストーブ 煙突・煙道 電気機器 たばこ たき火 ライター マッチ・ 取灰 6 1 1 28 1 2 2 4 4 2 1 9 9 1火災件数 58件
死者1人・負傷者10人
損害額 10,711万円
備北地区消防組合
火災件数 36,831件
死者1,452人・負傷者5,899人
損害額 752億3,300万円
全国
(参考:平成28年中)平成29年中の
救急・救助出動状況
●救急出場件数 4,251件
●搬送人員 4,089人
●1日平均 11.6件出場
○救急出場件数は,前年と比較し22件減少 しました。 ○高齢者の搬送は3,021人で全体の73.9%と なります。 ○種別ごとでは,急病が64.2%を占め,そ のうち73.1%が住宅で発生しています。ドクターヘリ活用状況
○備北消防管内での,ドクターヘリの活動件数は27件で,病院間の搬送は2件でした。救急出場状況
事故種別活動件数 交 通 事 故 一 般 負 傷 急 病 労 働 災 害 自 損 火 災 水 難 合 計 広島 10 6 1 4 1 22 岡山 0 島根 4 1 5 合計 14 6 1 5 0 0 1 27 ヘリ別件数 事故種別救助出動状況
●救助出動件数 50件
●救助者数 30人
○救助出動件数は,前年と比較し2件増加し ました。 ○救助出動件数50件のうち交通事故への出 動は,35件で全体の70%でした。 救助出動件数 50件 交通事故 35件 水難 3件 建物 3件 その他 8件 火災 1件 救急出場件数 4,251件 その他 632件 急病 2,731件 交通事故 243件 一般負傷 645件山火事の原因の多くは,たき火です。備北地区消防組合管内でも, 例年3月から5月にかけて,集中して発生しています。山火事のほ とんどが,人のちょっとした不注意によって起きていることから, 次のことに注意しましょう。 ・枯れ草などのある火災が起こりやすい場所では,たき火をしない。 ・強風時及び乾燥時には,たき火をしない。 ・水バケツなど消火の準備を必ずする。 ・その場を離れず,焼却後は完全に消火する。
山火事を防ぎましょう!
空気が乾燥し,火災の発生しやすい時季を迎えるにあたり,春の全 国火災予防運動が実施されます。 この運動期間中は,住民の皆さんに火災予防を広く呼びかけ,火災 の発生を防止するとともに,火災による死傷者をなくし,財産の損失 を防ぐことを目的として,様々な行事や取組みを展開します。 また,地震や風水害等の自然災害にも関心を持ち,家族,地域など で防火・防災について話しあってみましょう。平成30年3月1日(木) ~3月7日(水)
春
の
全国火災予防運動
がはじまります
1寝たばこ
は,絶対 やめる。また,消火 は確実に。 2ストーブ
は,燃え やすいものから離れ た位置で使用する。 3ガ スコンロ
など のそばを離れるとき は,必ず火を消す。 1 逃げ遅れを防ぐために,住宅
用火災警報器
を設置する。 2 寝具,衣類及びカーテンから の火 災を防ぐために,防炎
物品
を使用する。 3 火災を小さいうちに消すため に,住宅用消火器等
を設 置する。 4 お年寄りや身体の不自由な人を守るた めに,隣近所の協力体制
をつくる。4
つの対策
3
つの習慣
住宅防火 いのちを守る
7
つのポイント
近年,大きな被害をもたらす大地震が日本各地で起こっています。地震そのものを防 ぐことはできませんが,日頃の行動や備えで被害を軽減することができます。地震で家 具などが転倒すると,下敷きになって怪我をしたり,避難経路を塞いだりします。「大地 震では,家具は必ず倒れるもの」と考えて,日頃から家具の固定や配置の見直しで「安 全空間」を作っておきましょう。また,地震発生時にとるべき行動について確認しましょう。
お部屋の
「安全空間」
は作っていますか?
地震発生
のときにとるべき行動ポイント
経過時間 行動すること ポイント 発生~2分 自分の身を守る 激しい揺れは数十秒程度で収まります。倒れてくるものなどから身を守りましょう。 2~5分 火の元の確認火の始末 揺れを感じた時にすぐ火の始末をしようとすると,揺 れによってやけどを負う可能性があります。慌てずに, 大揺れが収まってから消火しましょう。余裕があれば, ブレーカーを切りましょう。 5~10分 家族の安否確認 家族の無事を確認しましょう。また,家族内で避難場所など事前に決まり事を作っておきましょう。 避難経路の確保 揺れによって入口がゆがみ,ドアや窓が開かなくなっ ていることがあります。割れたガラスなどに注意し, 避難路を確保しましょう。 10分~ 近所の安全確認 近所で家屋が倒壊して埋もれている人はいないか,火災は起きていないか確認しましょう。家具等の転倒防止
タンス ・床側をストッパー,天井側はポール 式器具などで固定する。 食器棚や本棚 ・L字型金具やワイヤーなどで壁に固 定し,開き戸には開かないよう留め 金を付ける。重い本は下の段に置く。 テレビ ・粘着マットを敷いて転倒を防ぎ,機 器の裏側をワイヤーなどで壁やテレ ビボードに固定する。 窓ガラス ・強化ガラスに替えたり,飛散防止フィルムを張る。家具の配置
万が一家具が倒れてきたとしても,室内にいる人に 家具が直撃しないように,また,出入口を塞いでし まわないように家具の向きや配置を工夫しましょう。※1住警器の作動確認は,春秋の火災予防運動の時期に行うなど,定期的に実施してください。 ※2故障か電池切れか分からないときは,取扱説明書を確認するか,メーカーにお問い合わせください。 なお,古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで,火災を感知しなくなることがあるため,10年 を目安に交換しましょう。 日時:平成30年3月11日(日) 10時00分~12時00分 場所:三次市十日市東一丁目 出会いの広場(三次消防署前) 内容:はしご車搭乗体験(5歳以上先着50組) ポンプ車・救急車・救助工作車の展示 放水体験・降雨体験など ※駐車場はありませんので,来場の際は公共交 通機関をご利用ください。
住宅用火災警報器(住警器)の維持管理について
消防フェスタ2018のお知らせ
住警器をまだ設置されていないご家庭は,早めに設置しましょう!
古くなったら交換
定期的な作動確認
作動確認をしても住警器に 反応がなければ、本体の故 障か電池切れです。(※2) 住警器の本体又は電池を交 換しましょう。 点検ボタンを押す か点検ひもをひっ ぱり、定期的※1に 作 動 確 認 を し ま しょう。 本体の故障か電池切れで す。(※2) 住警器本体又は電池を交換 しましょう。 火災警報以外の警 報が鳴った場合歳出(A) 人件費(B) 人件費率(B/A) 前年度の人件費率 1,908,286千円 1,562,627千円 81.9% 84.6%
消防職員の給与などの状況公表について
情報公開制度の運用状況の公表について
職員の給与には,基本給としての給料と諸手当(扶養・住居・通勤・期末・勤勉手当など)があ り,「三次市職員の給与に関する条例」を準用して支給しています。 職員の給与の支給状況等は, 次のとおりです。 住民の消防行政に対する理解と信頼関係の確保や,住民の消防行政参加の促進を図り,消防行政 の発展に寄与することを目的として行政文書の開示を行っています。 人件費の状況(平成28年度決算) ※ 人件費は給与・職員手当等・共済費 給与の内訳(平成28年度決算) 職員数 給与費 一人当たり (A) 給料 諸手当 期末・勤勉手当 合計(B) (B/A)給与額 211人 727,123千円 169,508千円 274,516千円 1,171,147千円 5,550千円 職員の平均給料月額(平成29年度) 職員の初任給(平成29年度) 平均給料月額 平均年齢 287,959円 38.0歳 高校卒 151,500円 大学卒 179,200円 期末勤勉手当(平成29年度) 区分 期末手当 勤勉手当 合計 6月支給分 1.225月分 0.85月分 2.075月分 12月支給分 1.375月分 0.95月分 2.325月分 合 計 2.60月分 1.80月分 4.40月分 ※この給与の状況のほか,人事行政の運営状況を当組合ホームページに掲載していますので,ご覧ください。 情報公開制度の運用状況 平成28年度 平成27年度 請 求 件 数 22件 16件 開 示 件 数 21件 16件 不 開 示 件 数 1件 0件 個人情報保護制度の運用状況 平成28年度 平成27年度 請 求 件 数 1件 0件 開 示 件 数 1件 0件 不 開 示 件 数 0件 0件三次市総務部危機管理課 TEL(0824)62-6116 庄原市生活福祉部危機管理課 TEL(0824)73-1206 備北地区消防組合消防本部 災 害 情 報 ダ イ ヤ ル 備北地区消防組合ホームページ http://www.119-bihoku.jp/ TEL(0824)63-1191 FAX(0824)63-3446 (0824)62-5119