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ニッスイ環境報告書2005

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0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 【売上高】 【経常利益】 【従業員数】 2002 2003 2004 連結 単体 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 2002 2003 2004 (百万円/年度) (百万円/年度) (人/年度) 2002 2003 2004 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 315,623 321,915 321,434 499,810 494,644510,889 14,489 5,019 1,044 5,500 8,643 12,615 1,207 1,168 1,197 6,307 6,776 7,744

I N D E X

 ごあいさつ

 企業姿勢

 環境保全

  環境憲章   環境マネジメントシステム   ニッスイと環境との関わり   環境保全活動     C O2排出量の削減     廃棄物の削減とリサイクル     水使用量の削減     特集 ∼工場・物流拠点での環境保全∼      八王子サイト      つくば工場      東京総合物流センター   オフィス(ニッスイ本社)での環境保全活動   容器包装リサイクル法への対応   研究・開発

 コミュニケーション

  環境協議会   社会貢献   地域との交流

編集方針

この報告書は、ニッスイがステークホルダーの皆様に向けてはじ めて発行する環境報告書です。データの集積などまだまだ不十分 な点がありますが、できるところから順次情報を開示していきた いと考えています。 今回は、日本水産(株)単体の情報を中心に開示しており、一部関係 会社の取り組みも紹介しています。また、特集ページを設け、代表 的な工場の取り組みを紹介しています。

報告対象期間

この報告書の報告対象期間は、2004年度(2004年4月∼2005年 3月末)です。

報告対象範囲

作成部署・連絡先

この報告書は、基本的に日本水産(株)単体のみを対象としています。 環境保全活動などの数値データは、日本水産(株)の水産事業の5工場、 加工事業の8工場、物流事業の6拠点のデータです。なお、物流事業 の数値データには、車両に関するものは含まれていません。 環境マネジメントとコミュニケーションについては、関係会社の 取り組みも含んでいます。 日本水産(株)環境委員会事務局 〒100-8686 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル10階 Tel 03-3244-4172 Fax 03-3244-7387 女川油飼工場、長崎油飼工場、伊万里油飼工場、 用宗加工場、サエキ水産工場 女川工場、八王子総合工場、清水工場、安城 工場、姫路総合工場、戸畑工場、つくば工場、 調味料工場 ※清水工場は2004.12月で閉鎖  東京総合物流センター、川崎総合物流センター、 大井冷凍工場、平和島冷凍工場、安城冷凍工場、 六甲アイランド物流センター 1 2 3 4 6   7 8 10   11 12 13 14 14 14 15 16 17

参考としたガイドライン

発 行 年 月 次回発行年月 2005年8月 2006年8月(予定) 水産事業(5工場): 加工事業(8工場): 物流事業(6拠点): 【環境保全活動の報告対象となる事業所】 環境省「環境報告書ガイドライン(2003年度版)」 商号   日本水産株式会社 創業   1911(明治44)年5月 本社所在地 〒100-8686 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル10階 資本金  23,729百万円 売上高  3,214億円(単体)、5,109億円(連結) 経常利益 55億円(単体)、126億円(連結) 従業員  1,197名(単体)、7,744人(連結) 水産物(生鮮・冷凍魚)の漁獲・養殖・買付・加工・ 販売、油脂(魚油)・ミール(餌料)の買付・加工・販売 冷凍食品(家庭用・業務用)、缶詰、その他の 加工品(フィッシュハムソーセージ・練り製品・ チルド食品・化成品)の開発・製造・販売 冷蔵保管・凍結・冷蔵貨物の運搬   水 産 事 業 :   加 工 事 業 :   物 流 事 業 : 主な事業

会社概要

(2005年3月末日現在)

(3)

1 単体 年度) 2004 8 1,197 7,744 てはじ 不十分 いきた 部関係 け、代表 005年 います。 の5工場、 流事業 会社の 飼工場、 場、安城 ば工場、 ンター、 凍工場、

 第1回国連人間環境会議がストックホルムで開かれてから33年、今、私たちは環

境の世紀の主人公として、その行動を問われています。増加し続ける人口、それに伴

う食料、水、エネルギー問題など、多くの克服すべき課題を私たちは抱えています。

今年は2月に京都議定書が発効し、現在、環境をテーマにした愛知万博「愛・地球博」

が開催中で、環境と私たちの関わりがより強く意識される年となりました。

 ニッスイは、創業以来、自然の恵みを受けて仕事をしてきており、地球や海に感謝

の心を持って接することを企業姿勢の基本としています。そこで、2003年6月に環

境憲章を制定し、環境元年と位置づけ、社員一人一人の環境意識を高め、循環型社会

と持続可能な社会の実現を目指す企業市民の一員として、身近なことから、環境取

り組みを着実に実行しています。

  重 点 的 取 り 組 み 項 目 と し ま し て 、環 境 負 荷 低 減 活 動 を 掲 げ 、廃 棄 物 発 生 量 、水

使用量、CO

2

排出量の削減に努力してきました。その推進ツールとして、国際規格

であるISO14001を活用することを基本として、その取得・維持活用に努めてき

ま し た 。2 0 0 5 年 8 月 現 在 で 、ニ ッ ス イ グ ル ー プ で は 3 2 事 業 所 で I S O 1 4 0 0 1 を 取

得しています。

  成 果 に つ き ま し て は 、ま だ ま だ 今 後 の 継 続 的 努 力 が 必 要 で あ り ま す が 、今 回 、

2004年度実績を可能な範囲でまとめ、第1回目の環境報告書という形で、皆様にご

報告することとしました。

 限りある地球資源を大切にした企業活動の継続をモットーに、この地球環境を、

より良い姿で、次世代にバトンタッチできるよう、ニッスイは努力をして行きます。

今後も、Plan Do Check ActというPDCAサイクルによる継続的改善と活動の充実

を図り、社会からの信頼と期待に応えられるよう、

着実な前進を続けて行く所存です。

2005年8月 日本水産株式会社 代表取締役社長

垣添 直也

月 月(予定)

(4)

2

企 業 姿 勢

企業姿勢

ニッスイは、創業の理念から導かれる3つの遺伝子を大切に、2003年に企業姿勢宣言及び倫理、環境、品質保証の各憲章を制定しました。 お客様の期待に応え、社会から信頼され必要とされる企業となることを目指しています。

創業の理念

(1911年)

3つの遺伝子

-経営の基本方針

企業姿勢宣言

創業当時の功労者  国司浩助の言葉

水の水道におけるは、

水産物の生産配給に

おける理想である。

●海洋資源は世界到る処でこれ を求め、できるだけ新鮮な状態 で貯え、世界各市場にいわば水 道の鉄管を引き、需要に応じて 市価の調節を図りつつこれを 配給する。 ●水産物も配給上の無駄を排し できるだけ安価に配給を図り、 その間一切不当な利益を要求 すべきではない。 ●私たちは全ての視点をお客様の 価値・お客様へのお役立ちにおく。 ●私たちの業務活動はお客様に向 けて始まる。 ●企業の価値はお客様が決め、報 酬はお客様からいただく。 ●私たちはこれらが事業の原点で ある事を共通の認識とする。 ●企業は人によって成り立ち、人 によって成果が決まる。 ●社員は先ず個人として互いに尊 重され、公平な機会が与えられ なければならない。 ●自己責任の原則のもとでの生き がい・働きがいの実現と自己の 成長は社員の大きな喜びである、 当社はその実現の場を提供する。 ●私たちはお客様を基点とし、正 しい行動をしつづけることで世 の中に存続できることを自覚し、 さらに環境や地域社会に対して も積極的配慮を怠らない。 ●私たちは自然の恵みを受けて仕 事をするのであり、資源を大切 にし、地球や海に感謝の心をもっ て接する。 ●私たちは日本水産に投資して頂 いた株主を尊重し、利益の適切 な配分を継続的に行う。 ●正しい企業活動から得た利益と ともに、企業価値の向上を通じ た株主への還元もまた、私たち の努力の常なる目標でなければ ならない。

株主への姿勢

社会への姿勢

社員への姿勢

お客様への姿勢

国司 浩助 1911(明治44)年入社 ニッスイ最初のトロール船 : 湊丸 188.84t 全長:33.53m 船幅:6.4m ニッスイの原点 ※倫理憲章、品質保証憲章の詳細については、ニッスイのホームページに掲載しています。 (http://www.nissui.co.jp/corporate/ethics/index.html)

環 境

(5)

3 ました。 ニッスイは2003年6月に環境憲章を制定しました。 環境憲章に掲げた環境理念と行動方針に則り、環境負荷低減活動を進めています。

環 境 憲 章

自然の恵みを受けて仕事をする当社においては、資源を大切にし、地球や海に感謝の

心を持って接することを企業姿勢の基本としています。

私たちは、

地球環境と調和・共生できるような、

グローバルな事業活動を展開し、

持続可能

な社会の構築に、

継続的に取り組みます。

①自然環境の保全と、資源の持続的利用に配慮した活動を推進します。

②省エネ、省資源、廃棄物の削減、容器包装の減量化、グリーン購入等による

環境負荷低減活動を通じ、循環型社会形成に向け、継続的に努力します。

③環境マネジメントの仕組みを構築し、その効果的な運用を目指します。

また、環境監査を実施し、環境関連の法規制等の遵守を徹底します。

④環境教育を通じて、社員一人一人の環境意識の向上を図ります。

⑤社会に対して、環境コミュニケーション活動を行うとともに、地域社会と

の環境に配慮した共生を重視して行きます。

⑥この環境憲章は、グループ各社においても共有化するように努めます。

環境理念

行動方針

環境憲章(制定時に社員に配布したカード) います。 x.html)

環 境 保 全

環境憲章

(6)

4

環 境 保 全

環境マネジメントシステム

基本的な考え方

環境委員会

ニ ッ ス イ の 事 業 活 動 に お い て は 、原 材 料 の調達や製造工程、物流過程、製品の使用・ 廃棄時などに環境に負荷を与えています。 これらの負荷を最低限に抑えるために環 境マネジメントシステムを構築しています。 環境委員会の概要 ニッスイは、2003年6月に環境憲章を制定し、 その活動の核となる組織として環境委員会 を設置しました。環境委員会は、社長を委員 長とし、専務、常務、環境担当取締役、及び担 当部署長の計13名で構成されています。 役割 環境委員会は、ニッスイの環境取り組みに 関する基本的事項を協議・決定する機関で す。協議の内容によっては、取締役会へ諮 る場合もあります。 開催は、原則4半期に1回ですが、委員長に より臨時召集を行うこともあります。 活動内容 2003年5月29日の発足会議を皮切りに、 2004年度末までに11回開催しました。環境 委員会で決定された事項は、次のとおりです。 ・ 環 境 憲 章 の 理 念・行 動 方 針 の 定 着 と  共有化の推進 ・環境負荷低減活動の推進(各主管部署  で目標を設定し、活動を展開) ・国内連結会社における環境憲章の制定、  取り組み推進 ・ISO14001のすべての事業所での認証  取得 ・環境報告書の2005年からの発行 ・日本経団連・自然保護基金への寄付

体制

ニ ッ ス イ は 、グ ル ー プ 全 体 の 環 境 取 り 組 み を 統 括・推 進 す る 組 織 と し て 環 境 委 員 会を設置し、その基本方針に沿って、主管 部署ごとに環境マネジメントシステムを 構築し取り組むという体制をとっています。

ISO14001認証取得

【認証取得済み事業所】(2005年3月末現在) 総合物流事業部 ISO14001事務局 疋田 千晴 ニ ッ ス イ は 、各 主 管 部 署 で の 環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム 構 築 を 促 進 す る た め 、環 境マネジメントシステムの国際規格であ るISO14001の認証取得を推進しています。 2 0 0 3 年 5 月 に 環 境 委 員 会 で「 全 事 業 拠 点 でのISO14001認証取得」を決定し、その 方針に基づき認証取得を進めてきました。 2 0 0 5 年 3 月 末 現 在 、認 証 取 得 済 み 事 業 所 が関係会社も含め31事業所です。 総合物流事業部では、事業部一斉に、 I S O 1 4 0 0 1 の 認 証 取 得 の 取 り 組 み を 進めています。 2005年3月に総合物流事業部(本社機能・ 本社事務所)と東京総合物流センター で 認 証 を 取 得 し ました。そのほか の 物 流 拠 点 に お い て も 2 0 0 6 年 度 ま で の 認 証 取 得 を目指し、取り組 んでいます。

環 境

環 境 を めには、 そ の た 針 に 従 を 実 施 パネル展 た教育 ニッスイ 深めてい などを対 2 0 0 5 年 ある新潟 ス イ の 施しま か ら は 的 取 り りまし

取引

各 部 署 門的知識 回程度実 2004年 版 )や 環 施しま

環境

新入社員 地球環 どニッ て教育

新入

●北海道定温食品(株) ●(株)ハチカン  本社冷食工場 ●女川油飼工場 ●女川工場 ●安城冷凍工場 ●安城工場  ●カネショー(株)  ●西部冷蔵食品(株)(伊丹)  ●水産流通部伊丹水産センター ●戸畑工場 ●(株)北九州ニッスイ第2工場 ●日豊食品工業(株) ●西部冷蔵食品(株)(本社) ●姫路食品  受注センター ●姫路総合工場  (冷凍食品、  加工食品工場) ●モガミフーズ(株) ■八王子サイト ●八王子総合工場  (冷凍食品、加工食品工場) ●ファインフード事業部  調味料工場 ●中央研究所 ●食品分析センター ●ファインケミカル部  (タウリン精製室) ●東京食品受注センター ●商品開発センター ●技術センター(技術開発課) ●(株)チルディー ●日水サービス(株) ●(株)共和テクノス(八王子) ●つくば工場 ●東京総合  物流センター ●総合物流事業部  (本社機能) ●総合物流事業部  (本社事務所) 関東エリア

総合物流事業部

事業部一斉認証取得の取り組み推進

(7)

5 流事業部 1事務局 疋田 千晴 一斉に、 組 み を 社機能・ ンター

環 境 教 育

2004年度の

各工場・物流拠点における

環境学習・環境啓発活動の事例

環 境 を 保 全 し 持 続 可 能 な 企 業 で あ る た めには、従業員一人一人の意識が重要です。 そ の た め ニ ッ ス イ は 、環 境 憲 章 の 行 動 方 針 に 従 業 員 の 意 識 向 上 を 掲 げ 、環 境 教 育 を 実 施 し て い ま す 。工 場 や 物 流 拠 点 で は、 パネル展示などの工夫を行い、職場に合っ た教育を展開しています。 ニッスイの環境保全活動についてご理解を 深めていただくために、ニッスイの取引先 などを対象に環境学習会を実施しています。 2 0 0 5 年 3 月 に は 、水 産 関 係 の お 得 意 様 で ある新潟日水会を対象に、「環境問題とニッ ス イ の 取 り 組 み 」に つ い て の 学 習 会 を 実 施しました。参加者は約20名。参加者の方 か ら は「 京 都 議 定 書 の こ と や 環 境 の 先 進 的 取 り 組 み 事 例 な ど 、た い へ ん 参 考 に な りました」といった感想を頂いています。 箱崎サイト 環境学習会 2 0 0 5 年 2 月 に 、箱 崎 環 境 協 議 会 の 主 催 で 環境学習会を実施しました。 対象者はサイト内の各事業所の環境協議会 委員、副委員で、約20名の参加がありました。

取引先との環境学習会

各 部 署 の 環 境 担 当 者 を 対 象 に 、必 要 な 専 門的知識を得るための環境教育を年2∼3 回程度実施しています。 2004年度は、ISO14001の新規格(2004年 版 )や 環 境 会 計 な ど に つ い て 学 習 会 を 実 施しました。

環境担当者教育

新入社員教育の課程に環境教育を取り入れ、 地球環境問題の認識や環境憲章の解説な どニッスイの環境保全活動の基礎につい て教育を行っています。

新入社員教育

公 害 防 止 管 理

環境事故・トラブルの状況

2004年度、ニッスイの国内工場・物流拠点 においては、環境に重大な影響を与える事 故・トラブルの発生はありませんでした。 環境担当者環境学習会風景 箱崎サイト 環境学習会風景 ISO14001掲示板 環境啓発パネル 廃棄物サンプルの展示 ISO14001掲示板 編集担当 井上 真奈美 戸畑工場 ISO14001掲示板 北九州市にある戸畑工場は、2002年3月に ISO14001の認証を取得しています。 ISO14001に関連する活動について従業員 に周知し意識を高めるため、2000年11月 から「ISO14001掲示板」を定期的に作成し、 従業員が集まる食堂などに掲示しています。 これまでに8回 発 行 し 、8 号 で はISO14001の 更 新 審 査 の 結 果 や 廃 棄 物 の 3 R に つ い て 情 報 な ど を 発 信 しました。 つくば工場 環境保全活動のパネル展示など つくば工場では、従業員が集まる食堂前の 壁に廃棄物のリサイクル・処理施設の様子 や清掃活動などの写真をパネルにして掲 示しています。また、工場からの廃棄物の サンプルを展示、従業員の意識向上を図っ ています。 食品(株) カン 工場 場 推進

(8)

6

健康食品

環 境 保 全

ニッスイと環境との関わり

環 境

ニッスイは、自然の恵みである水産資源、畜産資源、農業資源から鮮凍品(生鮮、冷凍魚など)や加工品(冷凍食品、シーフードソーセー ジなど)などを製造・買付・養殖・販売しています。また水産・加工の事業を支えるロジスティックとしての役割を担う冷蔵倉庫事業、 配送センター事業を行っています。 それら事業を行う過程でエネルギーや水を使用し、CO2や廃棄物などを排出しています。 2004年度 年で、20 べ わ ず か C O2排 出 の約76% 類別では も多く約

CO

2

C O2排 出 外 の 消 灯 造 設 備 で の 断 熱 化 ラーへの り組みま

CO

2

CO

ニッ 20 に、

お 客 さ ま

お 客 さ ま

  素材・ 一次加工品

10,705

10,705

t 排水・BOD など 容器・包装材、 梱包材など

物流事業

 ●冷蔵保管  ●凍結  ●冷蔵貨物の運搬

大気への

排出

水系・下水

への排出

・冷凍食品、フィッシュソーセージ・ ハム、練り製品の製造 ・水 産 資 源 か ら 抽 出・精 製 し た EPA※1、DHA※2などの有用成分 を含む医薬品・健康食品、調味 料の製造・販売

加工事業(製造)

購入電力

76,137

76,137

千kWh A重油

4,425

4,425

kl 灯油

537

537

kl 都市ガス

3,520

3,520

千m LPガス

364

364

t 3 上水・地下水・ 工業用水

1,101

1,101

千m3 CO

50,101

50,101

t-CO 2 2

ニッスイの事業概要

自 然

自 然

廃棄物

資材

エネルギー

IN

IN

PUT

PUT

OUT

OUT

PUT

PUT

素材

冷凍食品

水産物

水産加工品

ソーセージ

練り製品

缶詰・びん詰

調味料

医薬品

商品・サービス

農業資源

水産資源

畜産資源

※1: ※2: エイコサペンタエン酸の略。魚介類に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種で血液中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をさらさらにして心臓病や脳 卒中を予防する働きをすると言われています。 ドコサヘキサエン酸の略。魚介類に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種で脳や神経の発達、情報伝達の機能維持に重要な働きをすると言われています。

水産事業(素材調達・育成)

 ●鮮凍品(生鮮、冷凍魚)の買付・販売  ●すりみの製造・買付・販売  ●魚油・餌料の製造・販売  ●水産加工品(切り身、刺身、焼き魚、煮魚など)の製造・販売  ●国内および海外での養殖

(9)

7 都市ガス 13.8% LPG 2.2% 灯油 2.7% A重油 23.9% 電力 57.4% 加工事業 76.1% 水産事業 11.3% 物流事業 12.7% 【2004年度 CO2排出量の内訳】(事業別) 全体 50,101 t-CO2/年 【2004年度 CO2排出量】(エネルギー種類別) 全体 50,101 t-CO2/年 (年度) 2003 2004 水産事業 加工事業 物流事業 (t-CO2/年) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 【CO2排出量の推移】 5,641 38,122 6,338 総排出量 50,101 6,423 38,228 総排出量 50,819 6,168

食品

環 境 保 全

環境保全活動

ソーセー 倉庫事業、 2004年度のCO2排出量は50,101t-CO2/ 年で、2003年度(50,819t-CO2/年)に比 べ わ ず か で す が 減 少 し ま し た 。事 業 別 の C O2排 出 量 は 加 工 事 業 が 最 も 多 く 、全 体 の約76%を占めています。エネルギー種 類別では電力使用によるCO2排出量が最 も多く約57%を占めています。

CO

2

排出量

C O2排 出 量 を 削 減 す る た め 、必 要 箇 所 以 外 の 消 灯 な ど 日 常 的 な 省 エ ネ 活 動 や 、製 造 設 備 で の 無 駄 な 運 転 の 排 除 、蒸 気 配 管 の 断 熱 化 、重 油 ボ イ ラ ー の 都 市 ガ ス ボ イ ラーへの取り替えなどの省エネ対策に取 り組みました。

CO

2

排出量削減取り組み

CO

2

排出量の削減

ニッスイは、地球温暖化防止のため、エネルギー使用量の削減に取り組み、CO2排出量の削減を目指しています。

課題と今後の方針

2005年度は、引き続き電気やボイラー、製造設備などの適正運転に向けて課題を抽出し、日常的な省エネ活動を進めるととも に、環境負荷の大きい旧型設備(ボイラー、冷凍機など)を省エネタイプ機器へ更新を図っていきます。

5

10,705

t OD

への

下水

排出

76,137

4,425

537

3,520

364

1,101

50,101

t-CO2

IN

PUT

OUT

PUT

臓病や脳

注)1. 物流事業のCO2排出量には、車両からのCO2排出量は含まれていません。

  2. CO2排出量の算出には、地球温暖化対策の推進に関する法律施行令第3条第1項で定める排出係数  (平成14年12月改正)を使用しています。

<CO2排出係数>

電力  :0.378kg-CO2/kWh  A重油 :2.71kg-CO2/L   灯油:2.49kg-CO2/L 都市ガス:1.96kg-CO2/m3    LPガス:3.00kg-CO2/kg

(10)

8

環 境 保 全

環境保全活動

廃棄物の削減とリサイクル

ニッスイは、廃棄物削減の第一は、生産効率を向上させ、廃棄物の発生を抑制することと考えています。そのため、原材料 形態の見直しや不良製品、容器・包装材などの削減に取り組み、廃棄物の発生抑制に努めています。また、発生した廃棄物 についてはリサイクルに努めています。 200 水産

廃棄物発生量

【2004年度 廃棄物発生量の内訳】 〈品目別〉

リサイクル量

2004年度の廃棄物発生量は10,705t/年で、 加工事業が全体の70%以上を占めていま す。廃棄物の品目別では、動植物性残渣が 最も多く40%弱を占め、廃油、紙くず、汚 泥を加えた4品目で85%強を占めます。 事 業 別 で は 、水 産 事 業 お よ び 加 工 事 業 で は 動 植 物 性 残 渣 が 、物 流 事 業 で は 紙 く ず が多く発生しています。 リサイクル量は6,502t/年で、リサイクル 率※1は約60%です。そのすべてが加工事 業での取り組み結果であり、水産事業、物 流事業での取り組みが遅れています。加工 事業でのリサイクル率は約85%で、リサ イクル率が高い廃棄物の品目は、紙くず(100 %)、廃油(約98%)、動植物性残渣(約84%)、 汚泥(約79%)、その他の産業廃棄物(約94%) となっています。

廃棄

安城工 減する 装置を して販 2004年 有価物 ニッスイ ています いては、 理・処分 外部委託 スイの責 処分場の 外部委託 れている 注)ニッスイでは、2002年度以降、自社内での焼却処 理を廃止しており、「燃え殻」の発生はありません。

廃棄物

廃棄物発 稼動の安 工程途中 スレス化 取り組み 発生した どに関し 分量の減 分別の徹 プラスチ リサイク 総発生量 10,705 t/年 総発生量 10,705 t/年 動植物性 残渣 38.8 % 紙くず 16.5 % 一般廃棄物 1.0 % 汚泥 12.0 % 廃油 18.4 % 廃プラス チック類 9.6 % その他の 産業廃棄物 3.7 % 水産事業 25.0 % 2,616 t 加工事業 71.1 % 7,632 t 物流事業 4.0 % 457 t 【2004年度 加工事業におけるリサイクル率】(品目別) 79.4 40.5 97.6 100.0 84.0 11.1 93.9 汚泥(790 t/年) 廃プラスチック類(755 t/年) 廃油(1,967 t/年) 紙くず(1,246 t/年) 動植物性残渣(2,495 t/年) その他の産業廃棄物(318 t/年) 一般廃棄物(61 t/年) (%) 注)廃棄物の品目名の後の( )内の数値は、品目別の廃棄物発生量 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 ※1: ※2: リサイクル量/廃棄物発生量×100 魚油精製の過程で原油の色素や不純物を除くために使用した、使用済み活性白土のこと。 〈事業別〉

汚泥

(11)

9 乾燥した汚泥を袋詰め 汚泥乾燥装置 肥料として販売 【汚泥乾燥装置】 【廃棄物の品目とそのリサイクル用途】 廃棄物の品目 具体的な内容 リサイクル用途 汚泥 廃プラスチック類 廃油 紙くず 動植物性残渣 その他の 産業廃棄物 一般廃棄物 排水処理汚泥 など 原材料の容器・包装、梱包材 など 植物性油、原材料(油脂)かす など 原材料の梱包材(段ボール) など 原材料かす、不良製品 など 金属(原材料のドラム缶、空き缶) など 廃白土 輸送用木製パレット、 工場緑地の剪定枝、繊維くず など 堆肥 など RPF(固形燃料) など 油、石けん 燃料 など 再生紙 飼料、堆肥 など 再生金属 セメント原料 など 産 業 廃 棄 物 ー 料 物

課題と今後の方針

2005年度は、引き続き、製造工程での安定稼動による不良品発生の抑制や原材料のケースレス化に取り組みます。また、 水産事業、物流事業で廃棄物のリサイクルを行っていきます。

廃棄物の適正処理

安城工場では、汚泥の処理・処分量を削 減するため、2002年度下期に汚泥乾燥 装置を導入して汚泥を乾燥させ、肥料と して販売できるようにしました。 2004年度は約800t/年の汚泥を処理し、 有価物として販売しました。 ニッスイでは、廃棄物のリサイクルを進め ていますが、リサイクルできないものにつ いては、外部の処理業者に委託し適正に処 理・処分しています。 外部委託した廃棄物の適正処理・処分もニッ スイの責任です。そのため、委託先の処理場、 処分場の現地確認を年1回行うこととし、 外部委託した廃棄物が適正に処理・処分さ れていることを確認しています。 での焼却処 りません。

廃棄物削減の取り組み

廃棄物発生量を削減するため、製造工程の 稼動の安定化による不良品発生の抑制や 工程途中での落下物防止対策、原材料のケー スレス化などによる梱包材の削減などに 取り組みました。 発生した動植物性残渣(生ごみ)や汚泥な どに関しては、脱水や乾燥を行い、処理・処 分量の減量に努めました。また、廃棄物の 分別の徹底や不純物の除去などを行い、廃 プラスチック類や汚泥、廃白土※2などの リサイクルに取り組みました。 廃プラス チック類 9.6 % 【2004年度 廃棄物品目別発生割合】 水産事業 加工事業 物流事業 (2,616t/年) (7,632t/年) (457t/年) 0 20 40 60 80 100 (%) 汚泥 廃プラスチック類 廃油 紙くず 動植物性残渣 その他の産業廃棄物 一般廃棄物 18.9 10.3 9.9 25.8 16.3 32.7 23.5 54.1 14.4 8.0 6.5 10.5 63.2 0.6 0.3 4.2 0.8 97.6 100.0 93.9 (%) 物発生量 100

汚泥乾燥装置の導入

(安城工場)

(12)

10

水使用量の削減

当社の各事業を行う上で、水は欠かすことのできない大切な資源です。ニッスイは、その大切な水資源を守るため、水使用量の削 減に取り組んでいます。

水使用量

水使用量削減の取り組み

2004年度の水使用量は1,101千m3/年で、 2003年度(1,259千m3/年)に比べ約13% 削 減 し ま し た 。事 業 別 の 水 使 用 量 は 加 工 事業が最も多く、全体の約87%を占めて います。 水使用量の削減のため、清掃時に無駄な使 用はされていないか、使用年月が経ってい る埋設配管からの漏水がないか、再利用が できないかなどを検討し、掃除方法の見直 しとその定着、節水ノズルの設置、漏水箇 所の修繕、レトルト冷却水を再処理した上 での再利用などに取り組みました。 加工事業 87.2% 水産事業 10.1% 物流事業 2.7% 【2004年度 水使用量の内訳】(事業別) 全体 1,101 千m3 (年度) 2003 2004 水産事業 加工事業 物流事業 (千m3/年) 0 200 400 600 1,000 1,200 14,00 【水使用量の推移】 105 1,126 111 960 30 総排出量 1,101 総排出量 1,259 28

環 境

サイ

八 王

八王子サ 八王子総 の 工 場 持 っ た 総 核となる 八王 安全 にも いま くと レトルト冷却水の再処理設備(戸畑工場)

八王子 ●八 ジ 工 ●フ ●フ ●中 ●技 ●商 ●食 ●東 〈関 ●( ●( ●日 ①シ 白 た

課題と今後の方針

2005年度は、引き続き製造工程、作業方法で無駄な使用がされていないかを分析し、改善を図ります。また、関連会社などへ、 節水ノズルの設置など好事例の横展開を進めていきます。

(13)

11 の削 事業 % 別) 水産事業 加工事業 物流事業 m3/年)

環 境 保 全

環境保全活動

サイトの概要

八 王 子 サ イ ト

特 集

∼ 工 場・物 流 拠 点 で の 環 境 保 全 活 動 ∼

八王子サイト※1(東京都八王子市北野)は、 八王子総合工場を代表とした各主管部署 の 工 場 に 加 え 、研 究 所 や 物 流 機 能 を 併 せ 持 っ た 総 合 サ イ ト で あ り 、ニ ッ ス イ の 中 核となるサイトです。 八王子サイトの方針を一言で言うならば、「周りに絶対迷惑をかけない」ということです。環境負荷を低減し、 安全で安心して召し上がれるおいしい食品・食材を提供し、地域の方々やお客様、また、従業員や株主様など にも、「八王子サイトがあってよかった」と思われるような存在価値のあるサイトにしていきたいと考えて います。そのため、製品の品質保証はもちろんのこと、環境目標のレベルをさらに上げてそれを達成してい くとともに、地域社会とのコミュニケーションに積極的に取り組んでいきたいと思っています。

ISO14001の認証取得

統括環境管理責任者 高尾 一行 バルブの断熱ジャケット 環境管理事務局 宮本 美砂 環境管理事務局 木村滋 八王子総合工場長・ 八王子環境ボードミーティング委員長 尾辻 昭秀 八王子サイト これまでは、各事業所が個別に存在するだけ で、共同で何かを行うことがありませんでし たが、事業所全体でISO14001の認証取得を 目指し取り組んだことによって、事業所に 一体感が生まれました。事業所間の情報の 共有や共同での取り組みも進んでいます。 八王子サイトは、サイト全体でのISO14001の認 証取得を目指し、2004年1月末から取り組みを 開始し、2005年2月28日に認証を取得しました。 八王子サイトは、ニッスイの直営工場のほ かに関係会社や研究所などの事業所が集まっ ており、サイト全体の環境マネジメントシ ステムを構築し、共同で取り組むというこ とが大きな課題でした。環境ボードミーティ ングという各事業所の長が集まるトップ マネジメント組織をつくることで、サイト 全体の意識を統一し共同で取り組む体制 をつくることができました。 環境ボードミーティングは、八王子サイト 全体の方針の決定や進捗確認、改善指示、事 業所間の調整などを行い、具体的な目標や 運営方針の決定、取り組みは各事業所で行 います。また、内部監査は、各事業所が他の 事業所を監査するという形で行っています。 なお、隣接する東部冷蔵食品(株)は、別途、 総合物流事業部での一括認証取得の取り組 みに参加しています。東部冷蔵食品(株)とは、 八王子環境協議会(P.15参照)や環境ボード ミーティング(オブザーバー参加)を通じて 連携を図っています。

2004年度の環境保全活動事例

バルブの断熱ジャケットによる省エネルギー 工場の蒸気配管のバルブに断熱ジャケット を被せ、バルブ部分からの放熱をを抑え、放 熱によるエネルギーロスを削減しました。

リ ー ダ ー の 一 言

八王子サイト※1 ●八王子総合工場(冷凍食品工場、ソーセー ジ工場、シーグレイス工場①、水産加工 工場) ●ファインフード事業部調味料工場 ●ファインケミカル部タウリン精製室 ●中央研究所 ●技術センター(技術開発課) ●商品開発センター ●食品分析センター ●東京食品受注センター 〈関係会社〉 ●(株)チルディー ●(株)共和テクノス(八王子) ●日水サービス(株) ①シーグレイスとはニッスイ独自の技術により、 白身魚をきめ細かい繊維質に仕上げ、かに・ほ たて特有の食感を再現した商品のこと。 へ、

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12

環 境 保 全

環境保全活動

セン

東 京

特 集

∼ 工 場・物 流 拠 点 で の 環 境 保 全 活 動 ∼

東京総合 は 、ニ ッ 介 類 や 畜 の冷蔵保 ニ ッ ス イ 点です。 帯の保管 2004 2005 って 東京 ッス

ISO1

総合物流 の認証取 センター ました。認 いう意識 題でした 全やISO 環境目的 こうした 進めるこ また、従業 常に携帯 ※1:同じ    得の

工場の概要

つ く ば 工 場

つくば工場(茨城県つくば市のテクノパー ク大穂)は医薬品・健康食品用に魚油から 抽 出・精 製 し た 有 用 成 分 を 含 む 油 脂 を 製 造しています。 2004年2月に3号棟が完成し、2004年度の 前半は試運転、後半から本格稼動しました。 企業が環境保全に取り組むためには、環境活動とコストを両立させることが基本だと考えています。  つくば工場では、各職場に「職場改善ノート」を置き、思いついたときすぐにメモできるようにしていま す。これら社員からのアイデアを吸い上げ、何度も検討を重ねることによって、低コストで高効果の対 策を実現しています。 今後も、社員とともに、環境活動とコストの両立を基本に、環境負荷の低減に取り組んでいきたいと 思っています。

環境マネジメント

2004年度の環境保全活動事例

油流出事故防止対策 つ く ば 工 場 は 油 脂 を 取 り 扱 う 工 場 で す 。 原材料となる魚油や製造した油脂などが 外部へ漏れ出すと火災や環境汚染などの 危険が生じます。万一の油流出事故に備え、 排水槽に吸着フィルターを充填した金属 枠 を 三 重 に 配 し( 三 層 分 離 槽 )、万 全 を 期 しています。もし油が流出した場合でも、 排 水 中 の 油 を フ ィ ル タ ー に よ り 除 去 し 、 水のみを外部へ排出するしくみになって います。 環境管理責任者 千葉 義行 三層分離槽 油タンク周囲の防油堤 つくば工場 環境管理事務局 立道 実 つくば工場長 武富 清信 つくば工場は、2003年2月にISO14001の 認証を取得し、環境保全活動の管理を行っ ています。年1回外部審査を受けており、 適正なマネジメントの継続に努めています。 油タンクの周囲に も 、消 防 法 に 基 づ き防油堤や緊急用 具保管庫などを設 置 し 、万 一 の 場 合 に備えています。

リ ー ダ ー の 一 言

(15)

13

センターの概要

東 京 総 合 物 流 セ ン タ ー

動 ∼

東京総合物流センター(東京都大田区東海) は 、ニ ッ ス イ の 冷 凍 食 品 や お 得 意 様 の 魚 介 類 や 畜 産 品 、コ ン ビ ニ 弁 当 用 食 材 な ど の冷蔵保管、仕分け、発送などを行っている、 ニ ッ ス イ の 関 東・甲 信 越 圏 の 主 要 物 流 拠 点です。常温、冷蔵、冷凍、超低温の4温度 帯の保管設備を持っています。 2004年度にISO14001の認証を取得し、環境保全活動と環境マネジメントの体制が整いました。 2005年度は環境マネジメントシステムの運用と環境保全活動を従業員に浸透させ、目標を達成したいと思 っています。また、これまで取り組んでいなかった廃棄物のリサイクルも進めていきたいと考えています。 東京総合物流センターでの環境保全活動はようやく始まったところですが、環境取り組みについてもニ ッスイの中で一番の事業所にしていきたいと思っています。

ISO14001の認証取得

総合物流事業部では、事業部一斉にISO14001 の認証取得に取り組んでおり、東京総合物流 センターは2005年3月31日に認証を取得※1 ました。認証取得に向けて、全員で取り組むと いう意識付けをどう行っていくかが大きな課 題でした。朝礼など様々な機会を捉え、環境保 全やISO14001について話したり、作業現場に 環境目的・方針を掲示し意識を喚起しました。 こうした意識付けの結果、全員で取り組みを 進めることができました。 また、従業員全員に携帯用の環境目標を配布し、 常に携帯し確認できるようにしています。 ※1:同じ建物内にあるほかの関係会社などは、認証取    得の対象となっていません。

2004年度の環境保全活動事例

東京総合物流センター 事業課 久保田 淳也 東京総合物流センター 事業課 成澤 正三 東京総合物流センター所長 大西 隆 東京総合物流センター 環 境 目 標 を 作 業 服 に 付けたり、ポケットに 入 れ て 常 に 携 帯 し て います。 電力消費を抑えるため、 保管施設の温度管理 を重視しています。 廃棄物 計量場所 廃棄物 計量結果 記録用紙 保管施設への外気進入防止や入荷製品の 温度管理による省エネルギー 東京総合物流センターは4温度帯の保管施設 を持ち、また、製品の仕分け作業をオートメー ション化しています。そのため、電力消費量 を削減しCO2の排出を抑えることが環境保 全の大きなテーマとなっています。 保管施設に、設定されている保管温度より も高い外気や製品が入ると負荷がかかり電 力消費量が増加するため、保管施設の入口 にエアカーテンやシートシャッターなどを 設置し外気の進入を抑えるとともに、入荷 時の温度管理を徹底しています。このほか、 無人の保管施設などでは消灯を徹底してい ます。 廃棄物発生量の把握 東京総合物流センターの主な廃棄物は、梱包 用のプラスチックバンドやラップフィルム、 段ボール、ラベルシールの台紙などです。 これまで発生する廃棄物の量を正確には把 握できていませんでしたが、目標を立てて 廃棄物の削減を行っていくために、2004年 度には廃棄物の発生量の把握を行いました。 作業現場の一角に計量場所を確保し、その 場で記録できるようにしました。

リ ー ダ ー の 一 言

囲の防油堤 携帯用環境目標

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14 【再商品化委託料の推移】 0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0 140.0 160.0 180.0 2000 (百万円/年度) 2001 2002 2003 2004 2005 33.4 44.0 31.6 67.7 97.3 155.5 注)2005年度は申請金額。

コミュ

オフィス(ニッスイ本社)での

環境保全活動

ニ ッ ス イ 本 社 で は 、ビ ル 管 理 者 で あ る 三 菱 地 所 が 定 め た ル ー ル に 従 い 、廃 棄 物 の 分 別 排 出 を 実 施 し て い ま す 。ま た 、節 電 、 節水にも努めています。

容器包装リサイクル法への対応

八王

八王子サ スイの工 サイトで 動を推進 を目的と 2003年 所(詳細 (株)の を発足 月1回の の方との 報 告 と の 動 向 保全活動 活動を行 2004年 取り組み 分別ボックス 分別方法 再生紙のための 回収ボックス 陸上循環養殖の研究・開発 容 器 包 装 リ サ イ ク ル 法 が 制 定 さ れ 、消 費 者の責任(分別排出)、市町村の責任(分別 収集)、商品に容器包装を用いる事業者及 び製造する事業者の責任(再商品化)が明 確にされました。 ニ ッ ス イ は 、容 器 包 装 を 用 い る 事 業 者 と し て 再 商 品 化 を 進 め る 責 任 が あ り 、( 財 ) 日 本 容 器 包 装 リ サ イ ク ル 協 会 と 契 約 し 、 再商品化委託料※1を負担することでその 責任を果たしています。2004年度に負担 した再商品化委託料は、9,730万円でした。

研究・開発

ニッスイでは、水産業、水産加工業による 環 境 へ の 影 響 を 抑 え る た め 、環 境 負 荷 の 少 な い 水 産 技 術 の 研 究・開 発 を 行 っ て い ます。 環 境 負 荷 の 少 な い 陸 上 循 環 養 殖 の 研 究・ 開発 ニ ッ ス イ は 、一 般 的 に 行 わ れ て い る 海 面 養殖よりも水質汚濁などの環境負荷が少 ないといわれている陸上循環養殖につい て研究・開発を進めています。 陸上循環養殖は水質の管理が容易で排水 の 処 理 も 可 能 な た め 、水 域 へ の 環 境 負 荷 が 小 さ く 、環 境 保 全 型 漁 業 と し て 期 待 さ れています。しかし、その一方で種苗生産 や 親 魚 の 成 熟 誘 導 に は 加 温・冷 却 を 行 う た め の エ ネ ル ギ ー が か か る た め 、省 エ ネ 型の設備の開発も行いたいと考えています。 ※1: 容器包装を使用あるいは製造する業者 が、容器包装の再商品化を指定法人に委 託する料金のこと。容器包装の使用量・製 造量(重量)に、指定された係数を乗じて 算出。係数は毎年見直しされていますが、 分別収集量の増加に伴い、上昇する傾向 にあります。

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15

コミュニ ケ ーション

環境協議会

八王子環境協議会

八王子サイト、伊丹サイト、箱崎サイトは、ニッ スイの工場や関係会社などが集まっている サイトです。各事業所が協力し合い、環境活 動を推進し、地域との共生を推進すること を目的として、環境協議会を設置しています。 2003年9月に、八王子サイトの全11事業 所(詳細はP.11)と隣接する東部冷蔵食品 (株)の計12事業所で、八王子環境協議会 を発足しました。 月1回の協議会開催を基本に、地域の住民 の方との間で生じた環境クレームの実例 報 告 と 今 後 の 対 策 の 協 議 と 共 有 化 、行 政 の 動 向 に つ い て の 共 通 認 識 や 対 応 、環 境 保全活動の協議、環境学習会など、幅広い 活動を行っています。 2004年度は、ISO14001認証取得のための 取り組みを中心に活動しました(P.11参照)。

伊丹環境協議会

兵庫県伊丹市にある伊丹サイトでは、4事 業所(ニッスイ及び関係会社3社)で2003 年12月に伊丹環境協議会を発足しました。 八王子サイトと同様に、様々な活動を行っ て い ま す 。中 で も 工 場 周 辺 の 清 掃 活 動 に は力を入れています(P.16参照)。 2 0 0 4 年 度 は 、IS O 1 4 0 0 1 認 証 取 得 の た め の取り組みを中心に活動しました。

箱崎環境協議会

福岡市東区箱崎にある箱崎サイトでは、7 事業所(ニッスイ及び関係会社3社、取引 先会社3社)で2004年8月に箱崎環境協議 会を発足しました。 2004年度は、環境問題についての学習と、 環境負荷の集計に重点を置いた活動を行 いました。 八王子サイト 八王子環境協議会風景 伊丹環境協議会委員長 (西部冷蔵食品 伊丹センター長) 上田 智歳 伊丹環境協議会事務局長 (カネショー(株) 物流本部 副本部長) 石原 康弘 伊丹環境協議会風景 箱崎環境協議会委員長 (西部冷蔵食品(株) 箱崎センター所長) 大庭 博美 箱崎環境協議会副委員長 ((株)ニシショウ 管理本部長) 上村 久雄 箱崎環境協議会風景 伊丹サイト 箱崎サイト 究・開発 業による 負 荷 の っ て い の 研 究・ る 海 面 負荷が少 殖につい 易で排水 境 負 荷 期 待 さ 種苗生産 を 行 う 省 エ ネ ています。

(18)

16

社会貢献と地域交流

工場周辺の清掃活動

社 会 貢 献

伊丹サイト 伊丹サイトでは、2004年7月より、月1回 全 4 事 業 所 参 加 で 工 場 周 辺 の 清 掃 活 動 を 実施しています。毎月1回、10名程度が参 加しています。 箱崎サイト 箱崎サイトでは、2004年8月より、全7事業 所参加で工場周辺の清掃活動を実施してい ます。毎月1回、環境協議会終了後に、参加者 を募って実施しています。 つくば工場 つ く ば 工 場 で は 、テ ク ノ パ ー ク 大 穂 の 企 業10社と共同で、工場周辺の清掃活動を 行っています。2004年度は、春と秋の年2 回実施しました。 日豊食品工業(株) 関 係 会 社 で あ る 日 豊 食 品 工 業( 株 )で は 、 2003年7月から、毎月1回、15名程度の参 加で工場周辺の清掃活動を行っています。 このほか、八王子サイト、東京総合物流セン ターでも工場周辺の清掃活動を行っています。

漁船海難遺児育英会へ寄付金贈呈

ニッスイは、毎年、漁船海難遺児育英会へ 寄付を行っています。これは、当社役員及 び従業員、並びに、NAC(日本水産労働組合)、 海上従業員親睦会のご協力によるものです。 2004年12月27日に漁船海難遺児育英会を 訪れ眞崎専務理事へ、当社「役員従業員一同」 として贈呈しました。同専務理事より「温 かいご芳志に対し感謝申し上げるとともに、 皆様方にくれぐれもよろしく」とのお言葉 を頂いています。 なお、当社の海上従業員遺児も、6世帯7名 が同育英会より育英資金の給付を受けて います。

日本経団連自然保護基金への参加

日本経団連は自然保護基金を設置してい ます。2004年度は国内外67件のプロジェク トに総額約1.5億円の支援を実施しました。 ニッスイも、常任理事会社として、この自 然保護基金に寄付をしています。

「海と

作品

朝日新聞 る「海と魚 ニッスイ 2004年度 研究・作品 外の日本 と魚を通 んでもら これまで 近年、環境 られるよ

ニッ

募集

ニッスイ 育み、そ 転換させ な研究に 水産素材 術研究等 るいは公 います。 伊丹サイト清掃活動 日豊食品工業(株) 工場周辺清掃活動 漁船海難遺児育英会へ寄付金贈呈 日本経団連 自然保護協議会だより (株)えさ一番(熊本事業所) 海の清掃活動 箱崎サイト清掃活動 つくば工場 工場周辺清掃活動

コミュニ ケ ーション

海の清掃活動

(株)えさ一番 関係会社である(株)えさ一番では、2004 年 度 か ら「 最 低 年 2 回 は 海 の 清 掃 活 動 を や ろ う ! 」と い う こ と で 、海 の 清 掃 活 動 を開始しました。最初の一歩として2004 年 1 0 月 に( 財 )日 本 釣 振 興 会 主 催 の 全 国 一 斉 釣 り 場 清 掃 デ ー「 水 辺 感 謝 の 日 」に 熊 本 事 業 所 全 員 で 参 加 し 、宮 崎 県 青 島 日 南海岸の清掃活動を行いました。 今後も、少しでも海の環境改善に貢献でき るよう、毎年清掃活動に参加していきます。

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地 域 と の 交 流

金贈呈

育英会へ 社役員及 労働組合)、 ものです。 育英会を 業員一同」 より「温 とともに、 のお言葉 世帯7名 を受けて

安城工場 工場開放デー

安城工場では、毎年、夏休みに工場開放デー を開催し、地域の住民の方々を工場に招待し、 スイカ割など楽しいゲームや会食を楽し んで頂いています。 また、従業員の家族を招いて楽しんでいた だく会も実施しています。

の参加

置してい ロジェク しました。 、この自

「海とさかな自由研究・

作品コンクール」への協賛

朝日新聞社及び朝日学生新聞社が主催す る「海と魚の自由研究・作品コンクール」に、 ニッスイは協賛しています。 2004年度で23回目を迎えた「海と魚の自由 研究・作品コンクール」は、国内あるいは海 外の日本人学校などの小学生を対象に、海 と魚を通して社会や自然との関わりを学 んでもらうという主旨のコンクールです。 これまでに33万点余の応募を頂きました。 近年、環境についての研究・作品も多く寄せ られるようになっています。

ニッスイ・研究ファンドの

募集

ニッスイは、水産資源と水産環境を大切に 育み、その価値を顕在化させ、より高度に 転換させるための創造的あるいは萌芽的 な研究に対して、研究助成を行っています。 水産素材研究や養殖技術研究、環境対応技 術研究等の研究分野を対象として、大学あ るいは公的研究機関へ募集活動を行って います。 寄付金贈呈 「海とさかな自由研究・作品コンクール」 2004年度(第23回)表彰式 安城工場 工場開放デー

【 編 集 後 記 】

京 都 議 定 書 が 発 効 し た 2 0 0 5 年 に 、 ニ ッ ス イ と し て の 初 め て の 環 境 報 告 書 を 発 行 で き 、 感 慨 深 い も の を 今 感 じ て い ま す 。 「 か け が え の な い 地 球 」と よ く 言 わ れ て い ま す が 、 そ の 地 球 環 境 を 、次 世 代 に 、 よ り 美 し い 姿 で バ ト ン タ ッ チ で き る よ う に 、 こ れ か ら も 努 力 し て い き た い と 思 っ て い ま す 。 今 後 、毎 年 、環 境 報 告 書 を 発 行 し て い く 予 定 で す 。 日 常 の 環 境 保 全 活 動 を 充 実 さ せ 、 よ り 内 容 の あ る 報 告 書 が お 届 け で き る よ う に が ん ば り た い と 思 い ま す 。 ご 意 見 、ア ド バ イ ス 等 が ご ざ い ま し た ら 、 同 封 の ア ン ケ ー ト 用 紙 で F A X を い た だ き た く 、 お 願 い い た し ま す 。 ( 環 境 委 員 会・事 務 局 )

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参照

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