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景況などに関する会員アンケート 調査結果 2020 年 11 月 北陸経済連合会

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Academic year: 2021

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(1)

景 況 などに関 する会 員 アンケート

調査結果

(2)

目 次

1.アンケート調査実施概要・・・・・・・・・・・・・・・ 1

2.アンケート調査結果・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

総括 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

Ⅰ.景気動向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

Ⅱ.業績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

Ⅲ.その他

1.新型コロナウイルス感染症による影響・・・・・・・ 11

2.デジタル化の動向・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

(3)

○実施概要 ○調査時期 2020年10月1日~10月14日 ○調査対象 北陸経済連合会会員企業 ○回収率 回答率64.3%(送付企業300社、回収数193社)  ○調査企業概要  北陸の景気動向や業況その他について、会員の意見、要望を迅速かつ的確に把握し、各 方面への要望活動に活かすため、北陸地域の景況などに関するアンケート調査を実施し た。[今回で44回目]  以下、その結果を報告する。

1. アンケート調査実施概要

本社の所在地 回収数 割合 業 種 回収数 割合 富山県 74 38.3% 食料品製造業 3 1.6% 石川県 62 32.1% 繊維工業 2 1.0% 福井県 21 10.9% 製 木材・紙・パルプ製造業 0 0.0% 北陸三県以外 36 18.7% 出版・印刷・同関連業 5 2.6% 計 193 100.0% 造 化学工業 4 2.1% 鉄鋼業・非鉄金属製造業 6 3.1% 業 金属製品製造業 10 5.2% 資 本 金 回収数 割合 機械工業 11 5.7% 1億円未満 69 35.8% その他製造業 23 11.9% 1億円~10億円未満 45 23.3% 小計 64 33.2% 10億円以上 79 40.9% 卸売業 20 10.4% 計 193 100.0% 小売業 2 1.0% 非 建設業 29 15.0% 電気・ガス・水道業 3 1.6% 製 運輸業 13 6.7% 調査結果の取りまとめにおいては、規模別を 農・林・漁業 0 0.0%

(4)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1.新型コロナウイルス感染症による企業活動への影響について ・ ・ ・ 「ウィズコロナ」、「アフターコロナ」社会の中で必要だと思うものとしては、「感染症 対策の徹底」(68.9%)が最も多く、次いで「デジタル化の推進」(60.1%)、「東京一 極集中の是正、地方創生」(43.5%)となっている。 緊急事態宣言時と比べた企業活動への影響度合いは「かなり改善した」「少し改善した」 と回答した企業は61.7%で、「少し悪化した」「かなり悪化した」と回答した企業8.8% を大幅に上回っている。 「悪い・大変悪い」という回答が半数を占め、悪化傾向である。 来期(2020年下期)の見通しは大企業では改善を見込む企業の方が 多いが、中堅・中小企業は悪化を見込む企業の方が多い。 悪くなったという回答が9割を占め、景況感は悪化している。 悪化の理由としては新型コロナの影響という回答が大半を占める。 来期(2020年度下期)の見通しは改善を見込む。 来期(2020年度下期)の見通しについては今期と比べて「良くなる」「やや良くなる」と 答えた企業が40.4%で、「やや悪くなる」「悪くなる」の26.5%を上回っており、改善を 見込む企業が多くなっている。 来期(2020年度下期)の見通しの業績判断BSIは、全体では9.9(今期▲62.7)と改善 を見込む企業が上回っている。規模別では大企業は31.7(今期▲55.7)と改善を見込む企 業が上回っているが、中堅企業は▲11.1(今期▲64.5)、中小企業は▲1.5(今期▲ 69.6)と悪化を見込む企業が上回っている。 2020年度上期の景気動向については、前期(2019年度下期)と比べて「良くなった」「や や良くなった」と答えた企業が3.1%で、「やや悪くなった」「悪くなった」の90.2%の方 が大幅に上回っている。「変わらない」と答えた企業が6.7%となっている。 2020年度上期の景気について、景気判断BSI(「良くなった」と答えた割合から「悪く なった」を引いた値)でみると▲87.1となり、前回調査(2019年度下期)の▲66.1から更 に悪化し、2008年下期(▲97.7)のリーマンショック時並みの低い水準となっている。 現在の業績水準については、「大変良い」「良い」とみている企業が10.9%(前回23.8%)、 「どちらともいえない」とみている企業が38.3%(前回45.6%)、「悪い」「大変悪い」 とみている企業が50.7%(前回30.0%)となっており、悪化傾向である。 2020年度上期の業績について、業績判断BSI(「改善」と答えた割合から「悪化」を引い た値)でみると、今期は▲62.7と、前回調査(▲25.9)から更に悪化し、2008年下期(▲ 70.3)のリーマンショック時並みの低い水準となっている。 現在の景気が「横這い」「下降」とした企業に景気が悪い理由を尋ねたところ、「新型コ ロナの影響」が94.8%と大半を占め、「個人消費の低迷」が52.9%、「企業収益の減少」が 43.1%で続いている。 新型コロナウイルス感染症の収束時期としては、「2021年度上期」が21.8%、「2021年度 下期」が26.4%と半数が2021年度中の収束を見込み、29.0%が「分からない」と回答して いる。 経営上の課題では、「人材養成・確保」(58.0%)が最も多く、次いで「国内営業の強化」 (47.7%)、「コスト削減」(31.1%)、「デジタル化の推進」(31.1%)が続いている。規 模別でみると、大企業では「国内営業の強化」(50.6%)が最も多く、中堅・中小企業で は「人材育成・確保」(中堅:62.2%、中小:73.9%)が最も多くなっており、中堅・中 小企業の方が「人材育成・確保」を課題ととらえている。

2. アンケート調査結果概要

北陸の景気動向

業績

[ 総 括 ]

その他

(5)

2 2.デジタル化の動向 ・ ・ ・ ・ ・ デジタル化による効果により期待することとしては、「生産性向上・業務効率化」が 81.3%と最も多く、次いで「働き方改革の推進」(53.4%)、「経営の効率化」 (50.8%)となっている。 今後、デジタル化を進める必要性について、「大いにある」「ある」と回答した企業は 79.8%と大半の企業がデジタル化の必要性があると回答している。 規模別では大企業が87.3%、中堅企業が82.2%、中小企業が69.5%と、大企業の方がデジ タル化の必要性があると回答している。 すでに取り組んでいるデジタル化の分野としては、「テレワーク環境の整備」(60.6%) が最も多く、「ペーパーレス化」(53.4%)、「RPA(業務の自動化・省力化)」 (37.8%)となっている。規模別では、各デジタル化の分野で大企業の方が、中堅・中小 企業より進んでいる傾向がある。 今後取り組むべきデジタル化の分野は、「RPA(業務の自動化・省力化)」(50.8%) が最も多く、次いで「IoT」(35.2%)、「ペーパーレス化」(35.2%)となってい る。規模別でみると、最も多いのは「RPA」で共通しているものの、2番目は大企業で は「AI(人工知能)」(39.2%)、中堅企業では「IoT」(33.3%)、中小企業では に「ペーパーレス化」(42.0%)となっており、企業規模によって今後取り組むべき分野 が異なっている。 デジタル化を進める上で支障となっているものは、「専門人材不足・知識不足」 (61.1%)が最も多く、次いで「社内体制が整っていない」(44.6%)、「費用対効果が 不明」(32.6%)となっている。規模別では、大企業より中堅・中小企業の方がデジタル 化への課題が多い傾向にある。

2. アンケート調査結果概要

[ 総 括 ]

その他

(6)

・ ・ ・ 図表3.2020年度下期の景気見通し(今期比) 悪くなったという回答が9割を占め、景況感は悪化している。 悪化の理由としては新型コロナの影響という回答が大半を占める。 来期(2020年度下期)の見通しは改善を見込む。 2020年度上期の景気動向については、前期(2019年度下期)と比べて「良くなった」「やや 良くなった」と答えた企業が3.1%で、「やや悪くなった」「悪くなった」の90.2%の方が大 幅に上回っている。「変わらない」と答えた企業が6.7%となっている。(図表1) 2020年度上期の景気について、景気判断BSI(図表2、※)では▲87.1となり、前回調査 (2019年度下期)の▲66.1から更に悪化している。業種別にみると、製造業が▲85.9(前回▲ 63.5)、非製造業が▲87.6(前回▲67.4)と、どちらも悪化している。 来期(2020年度下期)の見通しについては今期と比べて「良くなる」「やや良くなる」と答 えた企業が40.4%で、「やや悪くなる」「悪くなる」の26.5%を上回っており、改善を見込 む企業が多くなっている。(図表3) 図表1.2020年度上期の景気(前期比) 注) 2020年4~9月(今期)の変化幅は2019年10~3月(前期)との対比、2020年10~3月(見通し)の変化幅は2020年4~9月(今期)との対比。 図表2.2020年度上期の景気判断と見通し

Ⅰ.景気動向

良くなった 0.5% やや良くなった2.6% 変わらな い 6.7% やや悪く なった 28.0% 悪くなった 62.2% (n=193) 良くなる 1.6% やや良くなる 38.8% 変わらな い 33.2% やや悪くなる 19.2% 悪くなる 7.3% (n=193) ※景気判断BSI (「良くなった」「やや良くなった」) - (「悪くなった」「やや悪くなった」)社数構成比 単位:%ポイント 前回調査 2019年10~3月(前期)

景気判断BSI 景気判断BSI 変化幅 景気判断BSI 変化幅

▲ 66.1 ▲ 87.1 ▲ 21.0 13.9 101.0 製造業 ▲ 63.5 ▲ 85.9 ▲ 22.4 17.1 103.0 非製造業 ▲ 67.4 ▲ 87.6 ▲ 20.2 12.4 100.0 大企業 ▲ 80.3 ▲ 89.9 ▲ 9.6 31.6 121.5 中堅企業 ▲ 51.1 ▲ 86.6 ▲ 35.5 2.2 88.8 中小企業 ▲ 64.7 ▲ 84.1 ▲ 19.4 1.4 85.5 2020年10~3月(見通し) 今回調査 全産業 2020年4~9月(今期) 業 種 規   模

(7)

・ ・ 図表5.2020年度上期の景気基調 2020年度上期の景気基調をみると、「すでに回復」「回復基調」と回答した企業は7.8%とわ ずかで、「横這い」が20.2%、「下降」が69.9%と下降局面にある。(図表5) 図表4.景気判断BSIの推移(2004上期~2020上期) 景気判断BSIの推移をみると、2020年上期の景気判断BSIは▲87.1となり、前回調査(2019年 度下期:▲66.1)よりさらに悪化し、2008年度下期(▲97.7)のリーマンショック時並みの 水準となっている。(図表4) 1.4 8.8 7.8 6.3 8.5 13.9 4.4 2.9 14.3 20.2 25.0 17.8 16.5 17.8 26.1 70.7 69.9 65.6 72.1 67.1 75.6 69.6 4.1 2.1 3.1 1.6 2.5 2.2 1.4 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 前回調査(n=147) 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) すでに回復 回復基調 横這い 下降 その他 無回答 57.3 5.4 43.0 56.6 58.9 38.4 1.9 ▲ 47.3 ▲ 80.6 ▲ 97.7 ▲ 22.6 ▲ 1.9 48.5 27.5 ▲ 24.2 8.1 ▲ 25.7 5.4 51.3 64.3 11.0 41.6 52.6 12.0 ▲ 4.0 12.7 34.7 44.5 41.8 3.9 ▲ 28.7 ▲ 66.1 ▲ 87.1 ▲ 120 ▲ 100 ▲ 80 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 80 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2008年 下期 2020年 上期

(8)

・ ・ 現在の景気が「すでに回復」「回復基調」とした企業に、回復した理由を尋ねたところ、 「個人消費の回復」が73.3%と最も多くなっている。(図表6) 現在の景気が「横這い」「下降」とした企業に、景気が悪い理由を尋ねたところ、「新型コ ロナの影響」が94.8%と大半を占め、「個人消費の低迷」が52.9%、「企業収益の減少」が 43.1%で続いている。(図表7) 図表7.2020年度上期の景気の悪い理由 景気が「横這い」「下降」と回答された企業 図表6.2020年度上期の景気が良い理由(複数回答) 景気が「すでに回復」「回復基調」と回答された企業 (%) 94.8 52.9 43.1 35.1 16.7 16.1 8.0 6.9 4.0 1.1 1.7 96.6 63.8 50.0 43.1 20.7 25.9 5.2 6.9 3.4 1.7 1.7 94.0 47.4 39.7 31.0 14.7 11.2 9.5 6.9 4.3 0.9 1.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 新型コロナの影響 個人消費の低迷 企業収益の減少 設備投資の減少 米中貿易摩擦の影響 輸出(外需)の減少 住宅投資の減少 消費税増税の影響 公共投資の減少 その他 無回答 全 産 業(n=174) 製 造 業(n=58) 非製造業 (n=116) (%) 73.3 33.3 26.7 20.0 13.3 13.3 6.7 13.3 50.0 0.0 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 81.8 45.5 18.2 9.1 18.2 18.2 9.1 18.2 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 個人消費の回復 経済政策 企業収益の回復 輸出の増加 公共投資の効果 設備投資の回復 住宅投資の増加 その他 全 産 業(n=15) 製 造 業(n=4) 非製造業 (n=11)

(9)

・ 図表8.北陸地域の景気が回復に転じる時期 景気が「横這い」「下降」と回答された企業 現在の景気が「横這い」「下降」とした企業に対し、今後回復に転じると予想される時期に ついて尋ねたところ、「2021年度上期」が25.3%、「2021年度下期」が19.0%、「分からな い」が31.0%となっている。(図表8) 2020下期 5.2% 2021上期 25.3% 2021下期 19.0% 2022上期 以降 12.6% 分からない 31.0% その他 1.1% 無回答 5.7% (n=174)

(10)

・ ・ ・ ・ ・ 現在の業績水準については、「大変良い」「良い」とみている企業が10.9%(前回23.8%)、 「どちらともいえない」とみている企業が38.3%(前回45.6%)、「悪い」「大変悪い」とみ ている企業が50.7%(前回30.0%)となっており、悪化傾向である。(図表9) 来期(2020年度下期)の見通しについては9.9(今期▲62.7)と改善を見込む企業が上回って いる。規模別では大企業は31.7(今期▲55.7)と改善を見込む企業が上回っているが、中堅 企業は▲11.1(今期▲64.5)、中小企業は▲1.5(今期▲69.6)と悪化を見込む企業が上回っ ている。(図表10) 「悪い・大変悪い」という回答が半数を占め、悪化傾向である。 来期(2020年下期)の見通しは大企業では改善を見込む企業の方が多いが、中 堅・中小企業は悪化を見込む企業の方が多い。 図表9.現在の業績水準 2020年度上期の業績について、業績判断BSI(図表10 ※)の現状判断は、▲62.7となり、前 回調査(2019年度下期)の▲25.9から更に悪化している。 規模別では、大企業が▲55.7(前回▲31.4)、中堅企業が▲64.5(前回▲11.0)、中小企業 が▲69.6(前回▲33.2)となり、いずれも前回調査(2019年度下期)と比べ悪化し、中堅・中 小企業の方が悪化傾向にある。(図表10) 業種別でみると、製造業が▲67.2(前回▲36.5)、非製造業が▲60.5(前回▲19.9)とどち らも悪化し製造業の方が悪化傾向にある。(図表10) 図表10.2020年度上期の業績判断と見通し 注) 2020年4~9月(今期)の変化幅は2019年10~3月(前期)との対比、2020年10~3月(見通し)の変化幅は2020年4~9月(今期)との対比。

Ⅱ.業績

2.0 21.8 10.9 7.8 12.4 1.3 15.6 18.8 45.6 38.3 29.7 42.6 46.8 26.7 36.2 25.2 32.6 42.2 27.9 32.9 33.3 31.9 4.8 18.1 20.3 17.1 19.0 24.4 13.0 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 前回調査(n=147) 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) 大変良い 良い どちらとも言えない 悪い 大変悪い 無回答 ※業績判断BSI (「改善」「やや改善」) - (「悪化」「やや悪化」)社数構成比 単位:%ポイント 前回調査 2019年10~3月(前期)

業績判断BSI 業績判断BSI 変化幅 業績判断BSI 変化幅 ▲ 25.9 ▲ 62.7 ▲ 36.8 9.9 72.6 製造業 ▲ 36.5 ▲ 67.2 ▲ 30.7 4.6 71.8 非製造業 ▲ 19.9 ▲ 60.5 ▲ 40.6 12.5 73.0 大企業 ▲ 31.4 ▲ 55.7 ▲ 24.3 31.7 87.4 中堅企業 ▲ 11.0 ▲ 64.5 ▲ 53.5 ▲ 11.1 53.4 中小企業 ▲ 33.2 ▲ 69.6 ▲ 36.4 ▲ 1.5 68.1 全産業 業 種 規   模 今回調査 2020年4~9月(今期) 2020年10~3月(見通し)

(11)

・ 図表11.業績判断BSIの推移(2004上期~2020上期) 業績判断BSIの推移をみると、2020年上期の業績判断BSIは、▲62.7(前回▲25.9)と悪化傾 向となり、2008年下期(▲70.3)のリーマンショック時並みの低水準となっている。(図表 11) 5.3 4.8 ▲ 0.6 21.5 14.7 15.1 ▲ 22.4▲ 21.7 ▲ 46.1 ▲ 70.3 ▲ 37.8 1.8 10.2 26.8 ▲ 12.1 11.9 ▲ 2.2▲ 2.2 28.1 39.9 6.1 15.618.3 ▲ 0.6 ▲ 9.5 8.4 16.7 21.0 11.1 4.0 ▲ 9.6 ▲ 25.9 ▲ 62.7 ▲ 80 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2008年 下期 2020年

(12)

・ 【業種別】 【規模別】 経営上の課題では、「人材養成・確保」(58.0%)が最も多く、次いで「国内営業の強化」 (47.7%)、「コスト削減」(31.1%)、「デジタル化の推進」(31.1%)が続いている。 業種別でみると、製造業では「新規事業・新商品開発」(45.3%)が最も多く、非製造業で は「人材育成・確保」(65.1%)が最も多くなっている。 規模別でみると、大企業では「国内営業の強化」(50.6%)が最も多く、中堅・中小企業で は「人材育成・確保」(中堅:62.2%、中小:73.9%)が最も多くなっており、中堅・中小 企業の方が「人材育成・確保」を課題ととらえている。(図表12) 図表12.経営上の課題(3つまで回答) 58.0 47.7 31.1 31.1 30.6 28.0 23.8 6.7 6.7 4.1 4.1 4.1 3.6 1.6 43.8 43.8 37.5 21.9 21.9 45.3 21.9 15.6 14.1 9.4 6.3 1.6 3.1 1.6 65.1 49.6 27.9 35.7 34.9 19.4 24.8 2.3 3.1 1.6 3.1 5.4 3.9 1.6 0 10 20 30 40 50 60 70 人材育成・確保 国内営業の強化 コスト削減 デジタル化の推進 働き方改革の推進 新規事業・新商品開発 感染症対策 海外営業の強化 研究開発 サプライチェーンの見直し 環境問題への対応 災害に備えた対策 円滑な資金調達 その他 全産業(n=193) 製造業(n=64 ) 非製造業 (n=129) (%) 41.8 50.6 35.4 32.9 34.2 27.8 22.8 7.6 5.1 6.3 7.6 1.3 7.6 2.5 62.2 42.2 44.4 28.9 24.4 31.1 26.7 6.7 6.7 4.4 2.2 4.4 0.0 2.2 73.9 47.8 17.4 30.4 30.4 26.1 23.2 5.8 8.7 1.4 1.4 7.2 1.4 0 10 20 30 40 50 60 70 80 人材育成・確保 国内営業の強化 コスト削減 デジタル化の推進 働き方改革の推進 新規事業・新商品開発 感染症対策 海外営業の強化 研究開発 サプライチェーンの見直し 環境問題への対応 災害に備えた対策 円滑な資金調達 その他 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) (%)

(13)

1.新型コロナウィルス感染症による企業活動への影響について ・ ・ 緊急事態宣言時と比べた企業活動への影響度合いは、「かなり改善した」「少し改善した」 と回答した企業は61.7%で、「少し悪化した」「かなり悪化した」と回答した企業8.8%を 大幅に上回っている。(図表13) 新型コロナウイルス感染症の収束時期としては、「2021年度上期」が21.8%、「2021年度下 期」が26.4%と半数が2021年度中の収束を見込み、29.0%が「分からない」と回答してい る。(図表14) 図表13.緊急事態宣言時と比べた現在の企業活動への影響度合いの変化 図表14.新型コロナウイルス感染症の収束時期

Ⅲ.その他

8.3 6.3 9.3 6.3 8.9 10.1 53.4 48.4 55.8 67.1 53.3 37.7 29.5 31.3 28.7 19.0 26.7 43.5 5.2 7.8 3.9 3.8 6.7 5.8 3.6 6.3 2.3 3.8 4.4 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) かなり改善した 少し改善した 変わらない 少し悪化した かなり悪化した 2020 下期 1.6% 2021 上期 21.8% 2021 下期 26.4% 2022 上期 17.6% 2022 下期 2023以降 2.1% 分からない 29.0%

(14)

・ 【業種別】 【規模別】 図表15.「ウィズコロナ」、「アフターコロナ」社会の中で必要だと思うもの(3つまで回答) 「ウィズコロナ」、「アフターコロナ」社会の中で必要だと思うものとしては、「感染症対 策の徹底」(68.9%)が最も多く、次いで「デジタル化の推進」(60.1%)、「東京一極集 中の是正、地方創生」(43.5%)となっている。(図表15) (%) 68.9 60.1 43.5 33.2 23.8 18.7 13.0 5.7 4.7 4.7 3.1 2.1 57.8 65.6 31.3 35.9 32.8 15.6 17.2 9.4 3.1 4.7 4.7 0 74.4 57.4 49.6 31.8 19.4 20.2 10.9 3.9 5.4 4.7 2.3 3.1 0 10 20 30 40 50 60 70 80 感染症対策の徹底 デジタル化の推進 東京一極集中の是正、地方創生 多様な働き方の推進 助成金・補助金等の資金支援 減税による需要喚起 企業の再編、強化 国際連携の推進 割引制度による需要喚起 オープンイノベーションの推進 ダイバーシティの推進 その他 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) 65.8 65.8 41.8 44.3 24.1 8.9 12.7 5.1 1.3 5.1 5.1 1.3 75.6 60.0 40.0 24.4 15.6 28.9 6.7 6.7 6.7 6.7 2.2 2.2 68.1 53.6 47.8 26.1 29.0 23.2 17.4 5.8 7.2 2.9 1.4 2.9 0 10 20 30 40 50 60 70 80 感染症対策の徹底 デジタル化の推進 東京一極集中の是正、地方創生 多様な働き方の推進 助成金・補助金等の資金支援 減税による需要喚起 企業の再編、強化 国際連携の推進 割引制度による需要喚起 オープンイノベーションの推進 ダイバーシティの推進 その他 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) (%)

(15)

2.デジタル化の動向について ・ ・ 【業種別】 【規模別】 今後、デジタル化を進める必要性について、「大いにある」「ある」と回答した企業は 79.8%と大半の企業がデジタル化の必要性があると回答している。 規模別では大企業が87.3%、中堅企業が82.2%、中小企業が69.5%と、大企業の方がデジタ ル化の必要性があると回答している。(図表16) 図表17.デジタル化による効果により期待すること(複数回答) デジタル化による効果により期待することとしては、「生産性向上・業務効率化」が81.3% と最も多く、次いで「働き方改革の推進」(53.4%)、「経営の効率化」(50.8%)となっ ている。(図表17) 図表16.今後、デジタル化を進める必要性

Ⅲ.その他

27.5 31.3 25.6 35.4 17.8 24.6 52.3 50.0 53.5 51.9 64.4 44.9 14.5 15.6 14.0 11.4 11.1 20.3 3.6 3.1 3.9 6.7 5.8 2.1 3.1 1.3 4.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) 大いにある ある ややある どちらともいえない あまりない 81.3 53.4 50.8 35.8 27.5 21.2 20.2 0.5 0.5 2.1 89.1 53.1 43.8 32.8 29.7 26.6 23.4 1.6 0.0 3.1 77.5 53.5 54.3 37.2 26.4 18.6 18.6 0.0 0.8 1.6 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 生産性向上・業務効率化 働き方改革の推進 経営の効率化 顧客サービスの向上 新ビジネスの創出 人的ミスの削減 市場開拓・販路拡大 特に期待するものはない その他 無回答 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) (%) 82.3 67.1 82.2 79.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 生産性向上・業務効率化 (%)

(16)

・ 【業種別】 【規模別】 図表18.すでに取り組んでいるデジタル化の分野(複数回答) すでに取り組んでいるデジタル化の分野としては、「テレワーク環境の整備」(60.6%)が 最も多く、「ペーパーレス化」(53.4%)、「RPA(業務の自動化・省力化)」 (37.8%)となっている。 業種別では、製造業の方が非製造業よりも各デジタル化の分野が進んでいる傾向がある。 規模別では、各デジタル化の分野で大企業の方が、中堅・中小企業より進んでいる傾向があ る。(図表18) 60.6 53.4 37.8 31.6 20.7 18.7 13.5 11.9 0.5 70.3 50.0 42.2 40.6 21.9 20.3 21.9 15.6 1.6 55.8 55.0 35.7 27.1 20.2 17.8 9.3 10.1 0.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 テレワーク環境の整備 ペーパーレス化 RPA(業務の自動化・省力化) IoT AI(人工知能) EC(eコマース・電子商取引) ロボティクス化 特に取り組んでいるものはない その他 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) (%) 72.2 63.3 53.2 40.5 32.9 24.1 20.3 2.5 1.3 66.7 57.8 31.1 22.2 11.1 17.8 11.1 11.1 0.0 43.5 39.1 24.6 27.5 13.0 13.0 7.2 23.2 0.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 テレワーク環境の整備 ペーパーレス化 RPA(業務の自動化・省力化) IoT AI(人工知能) EC(eコマース・電子商取引) ロボティクス化 特に取り組んでいるものはない その他 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) (%)

(17)

・ 【業種別】 【規模別】 今後取り組むべきデジタル化の分野は、「RPA(業務の自動化・省力化)」(50.8%)が 最も多く、次いで「IoT」(35.2%)、「ペーパーレス化」(35.2%)となっている。 業種別でみると、製造業では「RPA」(51.6%)の次にIoT(45.3%)、非製造業では 「RPA」(50.4%)の次に「ペーパーレス化」(38.0%)が多くなっている。 規模別でみると、大企業では「RPA」(48.1%)の次に「AI(人工知能)」 (39.2%)、中堅企業では「RPA」(55.6%)の次に「IoT」(33.3%)、中小企業で は「RPA」(50.7%)の次に「ペーパーレス化」(42.0%)が多くなっており、企業規模 によって今後取り組むべき分野が異なっている。(図表19) 図表19.今後取り組むべきデジタル化の分野(複数回答) (%) 50.8 35.2 35.2 32.1 26.4 14.0 14.0 2.6 6.2 51.6 45.3 29.7 37.5 26.6 20.3 14.1 3.1 6.3 50.4 30.2 38.0 29.5 26.4 10.9 14.0 2.3 6.2 0 10 20 30 40 50 60 RPA(業務の自動化・省力化) IoT ペーパーレス化 AI(人工知能) テレワーク環境の整備 ロボティクス化 EC(eコマース・電子商取引) 特に取り組んでいるものはない その他 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) 48.1 36.7 32.9 39.2 31.6 21.5 16.5 0.0 55.6 33.3 28.9 26.7 17.8 8.9 13.3 6.7 50.7 34.8 42.0 27.5 26.1 8.7 11.6 2.9 0 10 20 30 40 50 60 RPA(業務の自動化・省力化) IoT ペーパーレス化 AI(人工知能) テレワーク環境の整備 ロボティクス化 EC(eコマース・電子商取引) 特に取り組んでいるものはない 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) (%)

(18)

・ 【業種別】 【規模別】 デジタル化を進める上で支障となっているものは、「専門人材不足・知識不足」(61.1%) が最も多く、次いで「社内体制が整っていない」(44.6%)、「費用対効果が不明」 (32.6%)となっている。 業種別でみると、製造業では「専門人材不足・知識不足」(62.5%)の次に「費用対効果が 不明」(43.8%)、非製造業では「専門人材不足・知識不足」(60.5%)の次に「社内体制 が整っていない」(48.8%)が多くなっている。 規模別でみると、大企業より中堅・中小企業の方がデジタル化への課題が多い傾向にある。 (図表20) 図表20.デジタル化を進める上で支障となっているもの(複数回答) 61.1 44.6 32.6 29.0 14.0 10.9 6.2 0.5 62.5 35.9 43.8 29.7 18.8 10.9 4.7 0.0 60.5 48.8 27.1 28.7 11.6 10.9 7.0 0.8 0 10 20 30 40 50 60 70 専門人材不足・知識不足 社内体制が整っていない 費用対効果が不明 既存システムでの対応が困難 資金不足 特にない その他 無回答 全 産 業 (n=193) 製 造 業 (n=64) 非製造業 (n=129) (%) 54.4 40.5 24.1 29.1 10.1 11.4 5.1 0.0 68.9 44.4 40.0 26.7 17.8 8.9 6.7 2.2 63.8 49.3 37.7 30.4 15.9 11.6 7.2 0.0 0 10 20 30 40 50 60 70 専門人材不足・知識不足 社内体制が整っていない 費用対効果が不明 既存システムでの対応が困難 資金不足 特にない その他 無回答 大 企 業 (n=79) 中堅企業 (n=45) 中小企業 (n=69) (%)

(19)
(20)

2020年11月発行

〒920-0981 金沢市片町2-2-15 北国ビルディング4階

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