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人民元週間レポート 2015 年 12 月 18 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

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(1)

人民元週間レポート

2015年12月18日発行

みずほ銀行(中国)有限公司

中国為替資金部

(2)

【人民元為替概況】

今週の回顧 ⇒人民元は4年半ぶりの安値。人民元新指数発表で更なる元安を容認の可能性。 • 今週のPBOC(人民銀行)仲値は実勢相場の元安推移に合わせて6.45→6.48台に設定。実勢相場では先週から介入とみられる大口の ドル売りフローが見られず。オフショア人民元相場では先週に引続き元安が進行し、オンショア相場との乖離幅は一時900PIPSまで拡大 した。オンオフのギャップに加え、中国時間17日に約10年ぶりとなる米金利引き上げが決定されたこともオンショア相場での元売り圧力 に繋がったとみられる。 • 先週11日夜に中国外国為替取引システム(CFETS)は人民元新指数を発表。市場では元安容認との見方が元安相場を後押し。 来週の見通し ⇒元安相場は継続、6.50を試す展開 • 人民元新指数では、対米ドルの人民元レートに替わり、13の主要通貨に対する貿易加重の人民元レートが重視されることとなり、市場 では元安容認との見方が多い。 • 年内は、ドル指数の水準が横ばいとみられる中、当局の人民元安容認の姿勢により6.5水準までの元安余地ありとみる。一方でオン-オ フの乖離幅が拡大しており、当局の介入動向には注意が必要。 Bloombergより当行作成

(3)

【人民元金利概況】

今週の回顧 ⇒リバースレポにより資金供給が行われ、市場流動性は潤沢。 • 今週の人民元資金市場では、IPOに伴いまとまった資金が凍結されていることに加え、納税時期による資金需要や国庫財政預金500億元 の期日到来があったものの、大手行が資金の出し手となっていることから、資金市場の流動性は潤沢な状況を維持。 • 公開市場操作では計400億元のリバースレポを実施。(期間7日間:2.25%)期日到来分が300億元であったことから、市場へはネットで100 億元の資金供給となった。 来週の見通し ⇒年末が近づいているが、市場流動性は潤沢な状況を維持 • 18日にはIPOに伴い凍結されていた資金が市場に還流されることから流動性が潤沢な状況は継続されるものと予想される。また、市場で は年末にかけて預金準備率の観測もあり、来週以降の市場流動性も楽観的な見通しが強い。 • 現時点では米金利引き上げの影響は限定的。ただし米経済が回復へ向かう中、中国経済は低迷さが長引いたら。資金流出懸念が高まり、 市場流動性への一定の圧力となる可能性はあり。 Bloombergより当行作成

(4)

Bloombergにより当行作成

【マーケットデータ】

【USDCNY Daily】 【CNY MARKET】

DATE OPEN HIGH LOW CLOSE PBOC FIXING OPEN HIGH LOW CLOSE 12/14 6.4623 6.4665 6.4525 6.4591 6.4495 USD/CNY 6.4623 6.4880 6.4525 6.4815 12/15 6.4640 6.4698 6.4564 6.4610 6.4559 100JPY/CNY 5.3404 5.3579 5.2554 5.3204 12/16 6.4650 6.4733 6.4582 6.4733 6.4626 EUR/CNY 7.0890 7.1457 7.0062 7.0114 12/17 6.4818 6.4842 6.4773 6.4837 6.4757 HKD/CNY 0.83318 0.83639 0.83309 0.83603 12/18 6.4870 6.4880 6.4774 6.4815 6.3780 GBP/CNY 9.8096 9.8148 9.6585 9.6585 【USDCNH Daily (Reference value from Bloomberg)】 【MAJOR CURRENCY (Reference value from Bloomberg)】

DATE OPEN HIGH LOW CLOSE Fixing* OPEN(TKY6:00) HIGH LOW CLOSE(NY17:00) 12/14 6.5323 6.5608 6.5285 6.5552 6.5518 USD/JPY 120.98 122.88 120.35 122.56 12/15 6.5552 6.5576 6.5273 6.5399 6.5515 EUR/USD 1.0985 1.1060 1.0803 1.0826 12/16 6.5399 6.5447 6.5142 6.5244 6.5302 EUR/JPY 132.93 133.78 132.44 132.68 12/17 6.5244 6.5711 6.5231 6.5689 6.5500 GBP/USD 1.5220 1.5242 1.4865 1.4901 12/18 6.5689 6.5742 6.5540 6.5657 6.5589 AUD/USD 0.7201 0.7283 0.7097 0.7129

*CNH (HK) Fixing published at 11:15 A.M. by Hong Kong Tresury Markets Association

【SHIBOR FIXING】 【USD LIBOR / JPY LIBOR】 12/11 LOW HIGH 12/18

ON 1.7880 1.7880 ~ 1.8160 1.8160 Rate (at wednesday) Change (bp)* Rate (at wednesday) Change (bp)* 1M 2.7010 2.7000 ~ 2.8220 2.8220 1M 0.36000 295 0.03714 14.3 3M 3.0510 3.0461 ~ 3.0510 3.0501 3M 0.53250 205 0.08000 35.7 6M 3.2000 3.2000 ~ 3.2000 3.2000 6M 0.76990 234 0.11643 -7.1 1Y 3.3500 3.3500 ~ 3.3500 3.3500 12M 1.08350 167.5 0.22143 -14.3

*Change from last Friday

(5)

チャート:ブルームバーグ

米国中央銀行(FRB)によるドル金利引き上げ

決定事項および声明文要旨

 金利誘導目標を0.25%引き上げ。金利誘導目標のレンジの下限を0.25%、上限を0.50%”とした。(従来は下限が0.0%、上限が0.25%)  「米労働市場の状況が今年に入り相当改善を見せている」と判断。「今後インフレ率は目標の2%に上昇していくと確信を得ている」とした うえで、今回の金利引き上げ後も内外経済環境を幅広く考慮し、雇用市場の一層の改善とインフレ率2%の回復を支えると発表した。  声明文では経済のデータ次第ではあるが、「今後の利上げはゆっくりとしたものになる可能性が高い」とも示唆されている。 各種報道より中国為替資金部作成

今後の金利引き上げ見通し

 FOMCは今後の利上げのペースが「緩やか」になると示唆。  2016年の金利見通しの中央値は前回会合時の予想と同様1.375%。  2016年は25bpの利上げが4回行われることが予想されている。 修正なし 見通しを 引き下げ 今回の見通しは赤線

(6)

チャート:ブルームバーグ

為替市場への影響(ドル円、ユーロドル)

 ドル金利引き上げ発表後、一時、対円では122.43まで、対ユーロでは1.1013までドルは上昇。  17日アジア時間に入りそれぞれ、対円では122水準、対ユーロでは1.08水準で推移。  今回の引き上げについて、市場では事前に相当程度織り込み済み。今後のテーマは金利引き上げの「スピード」 円、ユーロ推移(15分足、2015/12月) ユーロドル(左軸) ドル円(右軸)

(7)

チャート:ブルームバーグ

為替市場への影響(人民元)

 海外市場での人民元(CNH)は、今回の決定に一定の反応を示すも結果としては「行って来い」。 17日アジア時間に入り6.52水準で推移。  今後のドル金利引上げが成功するかどうかが、人民元為替レートの方向感を左右。 人民元(CNY/CNH)推移(15分足、12/11~16) ドル金利引き上げ発表後、 ドルは一時的に対人民元で上昇す るも、最終的な水準は変わらず。 ドルCNH ドルCNY

(8)

チャート:ブルームバーグ

金利市場への影響(米ドル短期金利)

 米ドル短期金利はそれぞれ前日比0.00675%(3ヵ月物)、 0.0149% (6ヵ月物)上昇。  レポ取引(条件付き債券取引)のレートを0.25%とし、引き続き緩和的な姿勢を継続する予定。 ドルLibor推移(日足、2015/1月~) ドル短期金利は11月以降、上昇傾向を 強めており、今回の引き上げ発表後 の動きについては想定の範囲内。 6ヵ月Libor 3ヵ月Libor

(9)

チャート:ブルームバーグ

金利市場への影響(米ドル債券利回り)

米国債券利回り推移(日足、2015/1月~)  米ドル長期金利はそれぞれ前日比0.0386%(2年物)、 0.0547% (5年物)、 0.0302% (10年物)上昇。  今後、FRBの債券購入の停止・抑制(更には売却)が視野に入ると金利上昇を早める可能性あり。 10年物利回り 5年物利回り 2年物利回り

(10)

チャート:ブルームバーグ

米国株式市場への影響(ダウ平均、S&P500種)

 株式市場は「好感」。前日比、それぞれ1.28%(ダウ平均)、1.45%(S&P500種)上昇。  FRBが米国経済の見通しに相当程度、楽観的であることを再確認。

(11)

コモディティ市場への影響(原油、銅)

チャート:ブルームバーグ WTI(白、右軸)、LME銅(黄、左軸)推移(日足、2015/7月~)  コモディティ市場は前日比、それぞれ4.9%(WTI)、2.29%(LME)下落。  米ドル金利引き上げとコモティディ価格下落が資源国、新興国にとって「2重苦」となる可能性。 ドル金利引き上げは やはりマイナス材料

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今後のシナリオ(人民元為替レート)

米ドル金利 今後のポイント

2016年以降も継続的に金利を引き上げられるかどうか(→P1「ドットチャートご参照)

① 段階的引き上げが実現する場合

② 段階的引き上げが実現しない場合

 資源価格の低位安定は中国経済にとってプラスだが、金利 上昇による米ドルへの資金還流(人民元売りドル買い)圧力 が逓増。  米中で金融政策の方向感が真逆へ。  米ドルへの資金還流圧力は一定範囲内。経常黒字を背景 に、ドル高元安の流れもいずれ止まる。  ただし、中国経済自体の減速感もあり、元高方向へ反転す るも速度は緩やか? チャート:ブルームバーグ 人民元(CNY/CNH)シナリオ シナリオ① シナリオ② ドルCNH ドルCNY

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ご留意事項・本資料に関するご照会先

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目的としたものではありません。

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本資料に関するご照会先:

みずほ銀行(中国) 中国為替資金部 カスタマーチーム

(Tel:86-21-3855-8888 Ex:1320~1329 & 1371~1378)

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