<論文>わが国の大学における経営学教育とカリキュ
ラムの現状と課題 : 経営学・商学・会計学系学部
の専門教育科目を中心として
著者
幸田 浩文
著者別名
Kohda Hirofumi
雑誌名
経営論集
巻
26
ページ
27-68
発行年
1986-02-25
URL
http://id.nii.ac.jp/1060/00005782/
Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.jaわ が 国 の 大 学 に お け る 経 営 学 教 育 と
カ リ キ ュ ラ ム の 現 状 と 課 題
一 経営学・商学・会計学系学部の専門教育科目を中心とし て
幸
田
浩
文
jjjj33j5 幻 幻 ほQQ は 応3 ^_ ^r-jrapoCCC 目 次 はじめに 実態調査の対象 調査対象 調査方法 回収率 調査対象大学 調査項目 調査結果 学科編成 カリキュラムの体系 学部・学科別の専門教育科目の名称と開設数 ㈲ ㈲ 咄 咄 ㈲ 印 ㈲ ㈲ 経営学 の基礎 科目と歴史関係科 目 企業論 と各種企業論 経営 管理論 と部門管理論 管理科学関係科目 会計学関係科 目 商業学・ マ ーケティン グ関 係科 目 各種経営論 と各種実務論 国際 経営論科目 科目新 設及び科 目名称変更 総 括 むすびにかえ て 27 35 ・42 55 56 61 … ……・27頁 … … …29 … … …29 … … …31 … … …32 … … …32 … … …34 … ……・35 … … …36 … … …40 … … …41 ………43 ………48 ………52 ●●●参●●●●● ●●●●● ●●●● 6263 ・ e … … …67 [1] は じ め に 現在,わが国では教育制度お よび教育のあ り方が問 われ,各方面から検討 が加えられてい るのは周知の通りである。われわれ 屯大学教育の現場担当者とし て, 自 由に かつ 体系的 に討 議し た も のを 教育に反 映 す る必 要に迫 られて い るとい え よ う・。 △ = ‥‥‥ ‥‥ 大学 におけ る経 営学 教 育一つ とっ て み て 乱 学 会の設 立(日本経営教育学 会)1)や, 関係学 会 の交 流 の動 きか ら√経営学 教育 の重 点 とカ リキ ュラ ム編成 上 の問 題に対 す る関心 め高さ が うづかがえ る。 そ の中 でも 注 目され るのが,昭 和59 年6 月14 日に 南山大学 で 開催 された 全国経 営学部長 会議2)で 討議され, それ が一つ の動機 とな って発足し た 研究会 の活動 であ る。 これは, カリキュ ラ ムの制度, 体 系, 位 置づ け な どにつ い て, 一 大学 の枠 を 越え 協同し て自由 に 討議し , 研究 す ることを 目的 とす る研 究会で, そ の第1 回研 究会で は, 単 位 制, 必 修 ・選択科 目の区 別, 専門性, 学際 性な どにつ い て情 報交換, 意見 交 換 がなされ, 各大学 のカ リキ ュラ ム編成につ い ての情 報 収集 の必 要性 が強 く求 められた3)。60 年 度に 入 って からは, 日本学 術会議 の4 月,6 月 の「経 営 情報」 に関 す るシ ン ポジ ウ ムにおい て カ リキ ュ ラム問 題 が取 り上げ られ,11 月 以降に も 第3 回 目の開 催 が計 画 され てい る4)。 こ のよ うな学 会, 会議, 研究会 では, まず 問題 の取っ 掛か り とし てレ 特定 の大 学 の カリキ ュラ ムの特 色 が話 題提 供 とい う形 で 紹介 され てい る。 とくに 専 門 教育 科 目5)の中 で も, 最近 の新設 の傾 向に あ る「同際化 」「情報 化」 に 関 連す る科 目に つい て の言及 が多い よ うに思わ れ る。 し かし , カリキ ュラ ムの実態 は十 分に把 握さ れ サXい る とはいえ ない。し た がっ て, 情報 源 とし ては限 界 があ るとはい え, 講義要項 ならびに時 間割を全 国大学 から 回収し 分析 する ことに よって, カリキ ュラ ムの現状 と課題を 明ら か に す ることは われわ れに とって 意義 のあ ること と思わ れ る。 注 ‥ へ=1 ) 日本経営教育学会 (経営教育基本部会)は,昭和54 年6 月に設立された。2 )第1 回全 国経営学 部長会議が,1. 大学共通の教育研究上 の諸問題 の検討,2. 経 営学部におけ る教育研究上 の在り方,実施などに 伴う諸問題 の討議, そし て,3. 経営学部運営上 の諸問題に つい ての意見交換,を 目的とし て開催されたのは,昭 和51 年12月18 日(東洋大学) のこ と で あ っ た。 同会議は年1 回各大学持ち回り で 開催され, 現在まで10 回の問催を重 ねている。 そこでは経営学部に聊ける カリ キ ュラム問題, わが国経営 学教育あ るいはこれからの経営 学部の在り方な どが主 な議題とし て挙がってい る。丿 −= ………y. ニ また, 第9 回 の南山大学では 「経営学部におけ る研究 の現状」丿につい てのアy
− F −・ ? I わが 国の大 学におけ る 経営学 教育 と カリ キュラ ムの現状 と課 題29 ヶ − ト 集 計 結 果 , ま た 第10 回 の 札 幌 大 学 ( 昭 和60 年 ) 懲 は 「 経 営 学 部 に お け る ゼ ミ ナ ー ル 実 態 調 査 報 告 」 と い っ た 興 味 深 い 資 料 も 発 表 さ れ て い る。3 ) 第1 回 の 研 究 会 ( 経 営 ・ 商 学 系 列 分 野 に お け る 教 育 制 度 に 関 す る 研 究 会 ) は 。 昭 和59 年9 月7 日に 拓 殖 大 学 で 開 催 さ れ た 。 同 研 究 会 は , 教 育 担 当 者 とし て 教 員 が か か え てい る 問 題 の 意 見 交 換 , 討 論 の 場 と し て 設 け ら れ た も の で あ る 。 第2 回丿 目 か ら は , 研 究 会 の 名 称 が 「 商 学 ・経 営 学 ・ 会 計 学 系 列 ( 管 理 工 学 ・ 情 報 科 学 を 含 む ) に お け る 教 育 会 議 」 と 改 ま り, 昭 和60 年5 月30 日 に 早 稲 田 大 学 で 開 催 さ れ た 。 そ こ で は , カ リ キ , ラ ム 編 成 上 の 問 題 並 び に ア メ リ カで の プ ロ グ ラ ム教 育 む 実 態 に つ い て の 報 告 が な さ れ た 。jy4 ) カ リ キ ュ ラ ム 問 題 に つ い て は 上 述 の 学 会 ・ 会 議 ・ 研 究 会 以 外 で も 検 討 さ れ る よ= う に な っ て き た 。 昭 和60 年4 月19 日に 開 催 さ れ た 日 本 学 術 会 議 経 営 附 報 研 究 連 絡 委 員 会 ( 委 員 長 一 儀 我 壮 一 郎 専 修 大 学 教 授 ) 主 催 の 「 経 営 情 報 」 に 関 す るシ ソ ポ, ジ ウ ム で は , 専 修 大 学 の 蔵 下 勝 行 教 授 が 同 大 経 営 学 部 の カ リ キ ュ ラ ム 編 成 上 の 問= 題 点 を,' ま た6 月27 日 に は 電 気 通 信 大 学 の 松 山 敬 左 助 教 授 が 「 経 営 情 報 の 研 究 教 育 体 制j と 題 し て , 経 営 ・ 商 学 部 と 工 学 系 学 部 の 専 門 科 目 の 体 系 化 に つ い て の 報 告 を 行 う て い る。5 ) 大 学 設 置 基 準 法 第19 条 で は 授 業 科 目 の 区 分 を 次 の よ うに し て い る 。 「 大 学 で 開 設 す べ き 授 業 科 目 は , そ の 内 容 に よ り, 一 般 教 育 科 目, 外 国 語 科 目・, 保 健 体 育 科 目 及 び 専 門 教 育 科 目 に 分 け 右」 \ と く に 今 回 の 調 査 対 象 で あ る 専 門 教 育 科 目 に つ い て は , 同 法 第23 条 に お い て ,= 「 大 学 は , 学 部 及 び 学 科 又 は 課 程 の 種 類 に 応 じ て 必 要 な 専 門 教 育 科 目 に 関 す る 授 業 科 目 を 開 設 す る も の と す る 」 と 定 め ら れ て い る 。 ま た , 卒 業 の要 件 とし て は76 単 位 ( 全 体 で ぱ124 単 位 以 上 ) 修 得 す る 必 要 が あ るm 法 第32 条 )。 ち な み に1 単 位 は 「 教 室 内 及 び 教 室 外 を 合 わ せ て45 時 間 」 の 履 修 時 間 を 必 要 と す る 。 そ の 内 訳 は 「 講 義 ( 演 習 ) にう い て は , 教 室 内 に お け る1 (2) 時 間 の 講 義 に 対 し て 教 室 外 に お け る2 (1 ) 時 間 の 準 備 の た め の 学 修 を 必 要 と す る も の と し,15 (30) 時 間 の 講 義 を も っ て1 単 位 」 と な る。l し た が っ て , 通 常 行 わ れ て い る 週1 回90 分 (2 時 間 と み な す ) の 授 業 は , 教 室 外 で の 学 修4 時 間 と 合 わ せ て 年30 週i8o: 時 間 を も っ て4 単 位 と な る 。 j[2 ] 実態 調 査の 対象 こ こで用:い られ る調査 結果 は,昭 和60 年3 月末 から6 月末 までに,全国4 年制大学 の商学 ・経 営学 ;経 済学 系学 部か ら送付し てい ただいた 資料に基づ いてい る。 表1 は, そ の調査 対象学 部 ・学科数 と回収率を 示し た も の で あ る。 , (1) 調査対 象1
表-1 全 国 大 学 の 商 学 ・ 経 営 学 ・ 経 済 学 系 学 部 一 覧 (1985年7 月4 日現 在) < 調 査 対 象 学 部 ・ 学 科 数 と 回 収 率 > *121 大 学中101大学 回 収 (83%) ( ) 内 の数 字 は国公 立 の数
二 琵---
二 とし
学部・学科への依頼数 回 収 数 回 収 率 経営学部 経営学科 国際経営学科 産業経営学科 情報管理学科 管理科学科 依頼一回収 商学科 学科数−(32) −(32) 会計学科 25(2)24 (2 )1111 (1 )2 (1 )2 (2 ) 25(2)24 (2 )1111 (1 )2 (1 )2 (2 ) 100% 経営情報学部 経営学科 依頼一回収 経営情報学科 学科数−(4)−(4) 情報学科 3 1 2 1 3 1 2 1 100% 情報学部 依頼一回収 経営情報学科 学科数一(2)−(2) 広報学科 1 1 1 1 1 1 100 % 商学部 商学科 商業学科 会計学科 貿易学科 経営学科 商業・貿易学科 貿易・観光学科 産業経営学科 依頼一回収 経営情報学科 学科数一(60)−(55) 管理科学科 38(5 )31 (2 )4 (1 )3211 (3 )11322 34(4)26 (1 )4 (1 )3211 (3 )11322 89% 経済学部 経営学科 管理科学科 商学科 依頼一回収 会計学科 学科数一(49)−(43) 貿易学科 43(19)38 (19)3 (3 )51 (1 )2 (1 ) 33(14)29 (14)3 (3 )51 (1)1 (O ) 77 %わが 国 の大 学におけ る経営 学 教育 と カリキ ュラ ムの 現状 と課題31 商経学部 商学科 国際商学科 依頼一回収 経営学科 学科数−(11) −(10) 管理科学科 6(1 )5 (1 )1 (1 )41 (1 ) 5 (1 )4 (O )1 (1 )41(1 ) 84% 法経学部 依頼一回収 学科数一(3)−(1) 経営学科 3 3 1 1 34% 政経学部(政治経済学部) 依頼一回収 学科数一(2)−(2) 経営学科 2 2 2 2 100 % その他 科学・コース数一(3)−(l)( 人文・法文・農学部の経営学科) 3 (3 )3 (3 ) 1 (1 )1 (1 ) 34% まず, 最初に調査対象とし てどのような大学・学部 ・学科が選ばれたかを みてみよう。 すでに述べたように,本調査の目的は,カ リ キ ュ ラムの実態を明らかに 七, その編成上の問題点を検討することにある。しかし,すべての大学,す べての学部のカリキュラム実態を検討することは物理的にも能力的にも限界 があろ う。そこで,具体的には,経営学の教育を中心に実践し てい る商学部 ・経営学部, さらにはこのような学部を もっていない が学科レベルでは行っ てい る経済学部,商経学部, 法経学部などがその調査対象となる。経営学部 といっても学科名だけでも経営学科,国際経営学科, 産業経営学 科,情報管 理学科,管理科学科,商学科と七つある。 これらの学 科は他の学部にもほと んどある。したがって,集計結果は学科レベルで表示し,経営学教育に対し ては経営学部, とくに経営学科を取り上げて検討することにす る。 ② 調査方法 ◇ 調査対象であ る121 大学 の学部事務所宛に昭和60年 度版の学生便覧,講義 要項お よび時間割を文書ならびに電話で送付を依頼し,6 月末日現在までに101 の 大学から資料が回収できた。回収率は83 %であった。ただし ,一つ の 大学 に お い て 複 数 の調 査 対 象 学 部 ・学 科 例えば。 九州産業大学,専修大 が 学, 明治大学のように経営学部と商学部の2 学部を もっているヶ− ス あるため,資料の回収数は大学 への依頼数 と一致し ていない。
(3) 回 収率 丿 回 収率を み てみ る と, 経営学 部(依頼数一Ctxj),経営 情 報学部(3),情報学部(1) は す べて回 収(100%)で きた。 次い で, 商 学 部は38 の依 頼数に 対し て34 で 回 収率 は89 %, 商学 部は,万43に対し て33 で 回収 率は84 %であ った。 経済学 部 は,43 に 対し て33 で回 収率はn% と, 他 の学部 に比 較し て低 い が, これは国 立 大学 か ら の未回収 が影響し てい るよ うに 思われ る(19 校中14校)。 法経学 部 は3 に対し て1 で回収 率は34 %, 政経学 部 は2 に 対し て2 回 収で き100 % で あ った。 そ の他, 参 考資料 とし て人 文, 法 文, 農学 部 の 各経 営学 科に も資料 要 請をし た が,1 校し か回収 できな かった。 = (4) 調査対 象大学(学部別) さ て, 調査 対象 となった大学を 学 部別に 整理し て みる と以下 のよ うに な る。 経 営学 部(25学部) 国立 大学(2 学部) 神戸大学, 横浜国立大学 私立大 学(23学部) 青 森大学, 青 山学 院大学, 亜 細亜大学, 大 阪経済 大学, 大阪産業 大 学, 九 州産業 大学, 京 都産業 大学, 甲 南大 学, 駒 沢大学, 札幌大 学 , 専修大学,し創価 大学, 東亜大学 ,東 京 経 済大学, 東 洋大学,甫 山大学, 法政 大学, 松山商 科大 学,朋 治大 学, 桃山学 院大学, 龍谷 大学, 立 正大学 ,立 命 館大学 経 営│青報学 部(3 学部) 私立大学 産業 能 率大学, 摂南大学, 中部大学 情 報学 部(1 学部) 私立大学 文教大 学 商学 部(34学部) 国立 大学 (2 学部) 十 \ 小樽 商科大学, 一 橋大学 公 立大学 (2 学部) 十 十 コ 北 九 州大学, 横 浜市立 大学
わが 国の大学 におけ る経営 学教 育と カリキ 。ラ ムの現状 と課題33 私 立 大 学 (30 学 部 ) 愛 知 学 院 大 学 , 大 阪 学 院 大 学 , 岡 山 商 科 大 学 , 関 西 学 院 大 学 , 関 西 大 学 , 九 州 産 業 大 学 , 熊 本 商 科 大 学 , 慶 応 義 塾 大 学 , 国 際 商 科 大 学 , 札 幌 学 院 大 学 , 西 南 学 院 大 学 , 専 修 大 学 , 高 千 穂 商 科 大 学 , 中 央 学 院 大 学 , 中 央 大 学 , 中 京 大 学 , 同 志 社 大 学9 名 古 屋 商 科 大 学 , 日 本 大 学 , 函 館 大 学 , 八 戸 大 学 , 阪 南 大 学 , 広 島 修 道 大 学 , 福 岡 大 学 , 北 海 道 学 園 北 見 大 学 , 名 城 大 学 , 明 治 大 学 , 山 梨 学 院 大 学 , 横 浜 商 科 大 学 , 早 稲 田 大 学 〈 経 営 ・ 商 ・ 管 理 科 学 ・し貿 易 学 科 の い ず れ か を 設 置 す る 〉ノ \ 経 済 学 部 (33 学 部 ) ニ \‥ ‥ ‥‥‥=… … ……j万 ‥ 丿 犬国 立 大 学 (12 大 学 ) ..・ .・ ・・ .・ ・ .・.・・ ・y < 大 分 大 学 , 大 阪 大 学,= 香 川 大 学 タフ’九 州 大 学 , 京 都 大 学 , 佐 賀 大 一 学 , 滋 賀 大 学5 東 北 大 学 , 名 古 屋 大 学 , 福 島 大 学 , 北 海 道 大 学4 山 口 大 学 ‥ ‥ ▽‥ 公 立 大 学 (2 大 学 ) コ つ 大 阪 府 立 大 学i 高 崎 経 済 大 学 ト し 私 立 大 学 (19 学 部 ) 二 (経 営学 科) (商学 科) 追手門学 院大 学, 関 東学院大 学,学 習院大学, 京都 学 園大 学 , 成 蹊 大 学 , 成 城大 学 , 第 一 経 済 大 学 , 大 東 文 化 大 学 ≫:'=し;, 徳 山 大 学 , 独 協 大 学 , 広 島 経 済 大 学 , 北海 学 園 大 学 , 武 蔵 大学,◇ 流 通 経 済 大 学 , 立 教 大 学 金 沢経済大学, 東 北学 院大学, 名古屋学 院 大学, 明治 学院大学 〈経営・商学科いずれかを設置する〉 商経学 部(5 学部) 公立大学(1 学部) 神戸商科大学 私立大学(4 学部) ‥ 大阪商業大学,近畿大学,千葉商科大学,日本文理大学 法経学 部(1 学部) 私立大学(1 学部) 犬 ニ ・・
愛 知 大 学 政 経 学 部 (2 学部) 私 立 大 学(2 学部) 国 士 館大 学 , 東 海 大 学 法 文 学 部 (1 学部)一 参 考 一 国 立 大 学 (1 学部) 琉 球 大 学 (経済学科経営学専攻) 以 上,105 学 部 (国公 立22学部を含む) に つ い て カ リキ ュ ラ ム の実 態 を 調 査 す る わ け だ が,(a )調 査 対 象 の と こ ろ で 述 べ た よ うに 経 営 学 教育 の特 色 は 学 科 レ ベ ル に ま で下 りて 検 討 す る必 要 があ る。 し かし , 学 科 数 は, 全 体 で150 に も 及 び , 集 計 結果 は す べ て を 網 羅し て い る とは い え そ の 範 囲 は 広 す ぎ る。し た が っ て, 経 営 学 教 育 に つ い て は , 経 営 学 部 経 営 学 科 と 他 各 部 の 経 営 学 科 と の 比 較 とい っ た 形 で 検 討 を 加 え る こ と に す る。 (5) 調 査 項 目 こ れ まで 繰 返し 述 べ て き た よ うに , わ れ わ れ は , 調 査 対 象 を 経 営 学 の 教 育 を 中 心 的 に 実 践 し て い る学 部 ・学 科 に 置 き, そ の講 義 要 項 か ら 以 下 に 示 す 調 査 項 目にし た が っ て デ , タを 集 計し 分 析 を 加 え た。 犬 くi)。学 科 編 成 (表-1 ) 佃 カ リキ ュ ラ ム の体 系 (図一1 ∼図一3 ) 脚 学 部 ・学 科 別 の 専 門 科 目 の 名 称 と開 設 数 (表-2 ∼表-24) 匈 学 科 別 の開 設 数 の 合 計 と平 均 開 設 科 目数 (表-25 ) 白 付 科 目別 の担 当 者 名 と指 定 教 科 書 ・ 指 定 参 考 書 (紙幅 の関 係で省略)1) ㈲ 科 目新 設 及 び 科 目 名 称 変 更 仙) 経 営 学 部 ・商 学 部 ・経 済 学 部 の経 営 学 科 の カ リキ ュ ラ ム編 成 上 の特 性 注1 ) われわれは,経営学,会計学そし て商業学 のなかでとくに開設数が多い「経営 管理総論」「会計学総論」「マー ケテ ィン グ論」 と,いま のととろ 開設数は少ない が注 目されてい る「国際経営論」関連科目や新設が目覚 ま し い「情報処理」「コ ンピ ュータ」関連科目について,学部学科別に指定教科書及び指定参考書を整理 したが, 紙幅 の関係で本稿には掲載 できなかった。 第1,2 そし て3 欄には, それぞれ大 学名,学 部,学科が示されてい る。第4
わが国の大学における経営学教育とカV キこ・ラムの現状と課題35 欄 の“科 目の担当者名”だが, これはあ くまで昭和60 年度 の講義要項に記載され ている当該科 目担当者名と指定 教科書 ・参考書名を整 理し たもので,60 年度に講 義 を行っ ていない,あるい は行ってい ても講義要項に 記載 されていない場合は, 空 欄になってい る。第5 欄には, その科目が開講 されてい ない 場合, 類似科 目が 挙げ られている。 また, 講義要項に指定 教科書 ・参考 書が記載されていない場合 とたんに講義要項が未回収のため記載されていない場 合 も空欄とし てある。 [3 ] 調 査 結果(1) 学 科編成 各学 部には, 検 討 の中心 とな る経営 学科 を 中心 に経営 学 ・商学 ・管 理科学 関 連学 科 が設置さ れてい る。 一 般的 に, 経営学 部は, 商学部 あ るい は経 済学 部か ら 独立し た り, あ るい 轜 新 設さ れた 歴史的 に若い学 部 であるた め, 商学系 学 科を 併設し てい る大学it きわ め て少ない。 国立で は, 神戸大 学 (昭和24年)は もっ と も早 く経営学 部 を 創 設し た とい う経 緯から もわ かる よ うに1) 経営学 部に 商学 科, 会計学科 が含 まれ てい る。 同じ く横 浜国立大学 も会 計学 科を 併設し てい る。 私立大学 では, 東 洋大 学が経営 学部 に経営 ・商両 学科 を 設け てい る。 そ の他,横浜 国 立大学 の管理 科学 科や専修 大学 の情報管 理学 科 があ りー これを 加え ると経営 学部 に は七つ の学科 があ る。 二 次 に,「経営学 と情報 学 の教育 ・研究 両面 にわた る統合」(産業能率大学)あ るい は 「経営 学, 管 理工学 の分野に コンピ ュー タを利 用し た 理論 と技 術を取 り入 れた特色 あ る教育を実施し ・・ ・コンピ ュー タの知 識 と技 術を 駆使 でき る人 材を育成 す るこ とを 目標」(摂南大学) と す る経営 情報 学部 には, 経営学 科を初 め とし て情報学 科,犬経営情報学 科 の三 つ の学科 があ る。 これ に関 連す る学部 とし ては, 文教大学 の情報 学部 (広報 ,経営清報学科)があ る6 さ て, 商学 部だ がこれに は10 学 科あ る。 もっ とも多 い 学科 名称は もちろ ん 商学科(38)で, 類 似名称 の もの とし ては商業 学 科(4)が あ る。 そ の次 に多 い の が経営 学科 で11 学 科に設置 され てい る。 経 営学 科 と商学 科 が併設され てい る 例が多い が, 横浜 市立大学 や北 九州 大学 のよ うに商学 部 に商学 科がな い(経 営学科・経済学科)ケ ースもみら れ る。 また, 同志 社大 学, 慶応義 塾大学,早 稲m 大 学 な どの ように比較 的 募集定員 数 が多い わ りに学 科 が設け られ ていな い場 合 もあ る。 そ の他,会 計学 関連学 科 とし ては会 計学 科(3),商学関 連学科
( 商 学 ・ 商 菜 学 科 を 除 く) と し て は 貿 易(2), 商 業 ・ 貿 易(1) , 貿 易 ・ 観 光 学 科(1), 経 営 学 関 連 学 科 と し て は 産 業 経 営 学 科(1), ま た 経 営 科 学 関 連 学 科 と し で は 経 営 階 報 学 科(2) や 管 理 科 学 科(2 が 挙 げ ら れ る 。 / そ し ノて 経 済 学 部 で あ る が , こ れ は 経 営 ・ 商 ・ 管 理 科 学 系 学 科 を も つ 学 部 を 対 象 と し た 。 経 営 学 科 の 設 置 数 は 経 済 学 部 が も っ と も 多 く(38). そ の 半 数 が 両 立 大 学 で あ る 。 経 済 学 部( 経 済 学 科 は 当 然 含 む) で は 経 営 学 科 と 商 学 科 を 併 設 す る ヶ − ス は 見 当 ら な い 。 た だ し , 商 学 科 だ け と い う も の が 私 立 大 学(5) に み ら れ る 。 こ れ 以 外 の 学 科 と し て は , 会 計 学 科 が 滋 賀 大 学 , 管 理 科 学 科 が 香 川 大 学, つ佐 賀 大 学 , 滋 賀 大 学 と 目 立 を 中 心 に 設 置 さ れ て い る 。 最 後 に , 商 経 学 部 , 法 経 学 部 , 政 経 学 部 を み て み よ う 。 ま ず , 商 経 学 部 で は , 商 学 科 , 国 際 商 学 科 , 経 営 学 科 , 管 理 科 学 科 を 対 象 と し て 取 り 上 げ た が , こ の う ち の 後 三 者 は 神 戸 商 科 大 学 で 設 置 さ れ て い る も の で , そ の 他 の 商 経 学 部 で は 商 学 科 と 経 営 学 科 で 構 成 海 れ て い る 。 そ し て 法 経 学 部 と 政 経 学 耳 で は 経 営 学 科 の み 調 査 を 行 っ た 。 ま た , 琉 球 大 学 法 文 学 部 経 済 学 科 の 経 営 学 専 攻 を 参 考 資 料 と し で そ の 他 ” で 取 り 上 げ た が √ か な り 特 徴 的 な 傾 向 を 示 七T て い る ○' ・.I ・ijI ・ エ(2) カ リ キ ュ ラ ム の 体 系( 専 門 教 育 科 目 を 中 心 と し て) 犬 大 学 で 開 設 さ れ て い る 授 業 科 目 は , 通 常 , 一 般 教 育 科 目 , 外 国 語 科 目 , 保 健 体 育 科 目 及 び 専 門 教 育 科 目 に 分 け ら れ る 。 経 営 ・ 商 ・ 経 済 学 系 学 部 で の 専 門 教 育 科 目 を 例 に と る と √ 商 業 学 一 経 営 学 一 会 計 学 一 経 済 学 一 法 律 学 の 関 連 複 数 科 丿目 で 構 成 さ れ て い る と い え よ う 。 た だ し , こ れ は モ デ 冷 で あ っ て , 実 際 牒, レ以 下 に 示 す 「 経 営 学 部 に お け る 専 門 教 育 科 目 の 体 系 例 」 に み ら れ る よ う な, 十 群 , 類 , ブ ド ッ ク , 部 門 , 分 野 , 系 列 , コ ー ス と い っ た 枠 組 み で 体 系 化 さ れ て い る の 。が ふ つ う で あ る 。-= ・ し 調 査 対 象 と し た 各 学 部(9) で は , 上 記 の カ リ キ ュ ラ ム 体 系 の モ デ ル( 商 業 学 一 経 営 学 一 会 計 学 ― 経 済 学 一 法 律 学) に , 例 え ば , 経 営 情 報 学 部 で は そ こ に 管 理 工 学 関 連 科 目 が 付 け 加 え ら れ る と か , 商 学 部 で は 会 計 学 , 商 業 学 関 連 科 目 が 経 営 学 部 よ り 数 多 く 開 設 さ れ て い る 。 結 論 的 に は , 学 部 間 の 体 系 め 差 異 は , こ の 七 デ ル 体 系 上 の ど の 学 問 分 野 に 力 点 を 置 く か め 違 い で あ る と い え よ う が 。 個 別 的 に は か な り の 特 異 な ヶ − ス が み ら れ る 。 二 十 し た が っ て , 以 下 , 東 洋 大 学 経 営 学 部 の 専 門 教 育 科 目 の 体 系 化 の 例 を 取 り
わ が国 の大学に おげ る経営 学 教育と カリ キ ュラ ムの現状 と課題37 一 経 営 学 部 に お け る 専 門 教 育 科 目 の 体 系 例− *外書講読 一 演習(-If ミナ ール)を 除く < 横浜国立大学> 経営学一 経営行動論一人事管理 マ ―ケテ ィン グー保 険一 商品学 (商法が会計学科ならびに管理科学科の共通科目とし て設置されてい る) <青山学院大学> ’ 経営学総論一経営史一 経営管理論一企業形態論一 統計学一簿記論一商学総論一 経 済原論 <亜細亜大学> ブロッ クに分類一 見出し なし <大阪経済大学> ブロッ クに分類一 見出し なし <京都産業大学> * 学群分類 径営学一 産業 経済論− マーダテ ィン グ論一 会計学‐ 経営 情報論一一隣接科学 <専修大学> 経営学一 経営科学一会計学一 企業 経済− マーケテ ィソダー共通科目 <東京経済大学>A,B ,C ,D の4 学群に分類−10 区分 <東洋大学> 経営 学総論一経営 史一 経営管理論一管理工学一会計学一 経済学一法学 <南山大学> = 総論 ・組織論一 財務論− マ ーケテ ィング一 会計学一企業論一 意思決定論一情報 システム論一 基礎科 目一経済学・法学− その他 <法政大学>y 基礎科目一 経営関係一 会計関係一 産業・経済関係一法 律− そ の他 こ < 明治大学> 経営学部門一会計学部門一 経済学部門一商学部門一法学 部門 <桃山学 院大学> 各系列ごとに履修モデルを記 載し てい るJ-*-^. ( 経営学系 列)経営学理論,管理論, 経営情報中 心の履修モデル 経営学基礎理論一企業理論一管理論一経営科学 <龍谷大学>J ト 経営原理論系列→ 経営政 策論系 列一会計学系列一管理科学系 列一 関連学科系 列
上げ て検 討す るこ とにし より。 ‥ ま ず, 経 営学 科であ るが, 専 門教育 科 目は,経 営学 科 科 目と共通 科 目に大 別 され る。 さらに 前者 は, 総論一 経営 史一 経営管 理論 一 管 理工学, 後 者は, 会 計学 一 経済学 一法学一 情報一 演 習一 外国 書講読 と体系 化 されて い る。 これ は, 「4 年 間 とい う限られた 期間に ・* ・一 通 りの経営 学 の専 門知 識を 身に つ け るに は, 何 らか の体系にし た がって科 目履 修」 す る こ とを 意図し ている。, そ のた め,1 年 次には基 礎教育 科 目と し て,「経営学 基 礎論」しり 履修 が義 務づ けら れ てい る。 また,合 わせ て商学 ・会 計学 ・管 理 科学 各基 礎論 め うぢ2 科 目を 選択 履修し なけ ればな らない。 こ のよ うな基 礎 論− いわ ゆる入門講 座− を経 て,「経 営学を 広 く薄 く通観す る概論や 通論」 で は な く,「課 題・対 象 ・方法 ・発展 ・主 要問題 を 扱 う基 礎土 台部 分」2)で あ る 「経営 学総論」(基 ご 礎論と併行履修できる)を 学習し, そ の知 識を土 台 に し て 関 連専門 教育 科目を1 ・2 年 次に履修 す るこ とに な る。3 ・4 年 次には, 図 一1 にみ られ る,伍 営 理論 ・歴史(総論‐ 経営史一企業論関連科目), 経 営政策 (経営管理関連科目). 経 営 管理, そし て 管 理科学 の四つ の カテ ゴ リーに 分け ら れた 専門 教育 科目をプ 履修 す る。 犬j 経営 学 基 礎 論 ( 経営理論 ・歴史) | 史 学 史 史 説 会 学 社 営 業 営 営 経 経 経 産 中 小 企 業 経 営 論 図 一1 ( 経 営 政 策) ∩ 一 経 営う 経 営 分 析 経 営 組 織 論 国 際 経 営 論 アジア経営事情 管理科学基礎論 ( 経 営 理 ) 経営 管 理 論 経営 財 務 論 経 営 労 務論 生 産 管 理論 事 務管 理論 (管 理 科 学) 経 営 情 報 論 経 技 管 営 工 術 理 統 学 論 計 データ管理論 <経営理論 ・歴史> ここでは,経営に対する考え方,見方を学習する。歴 史的には,経営はど
わが国の大学における経営学教育とカリキュラムの現状と課題39 の よ うに 発 展し て きた か , また こ れを 対 象 と す る学 説 は どの よ うに 展 開 さ れ て きた か 。 さ ら に 現 代 に お い て, 経 営 とは ど の よ うな も の で あ るか を い くつ か の 角 度 か ら 体 系 的 に 研 究 す る。 < 経 営 政 策 > ご こで は, 経 営 諸 活 動 の う ち, 特 に い わ ゆ る ト ップ マ ネジ メン トの 機 能 で あ る経 営 政 策 の 決定 に 中 心 を し ぼ っ て 研 究 す る。 内 外 共 に 激 動 す る 現 代 に お い て , 経 営 者 の 意 思 決 定 か き わ め て重 要 な 意 味 を もつ も ので あ る こ とは , い まさ ら い うま で も な い 。 ノ= ・ ノ < 経 営 管 理> : こ こ で は , 経 営 活 動 の うち, 各部 門 に 分 れ て 行 な わ れ る具 体 的 な 管 理 活 動 を 中 心 とし て , 体 系 的 に 学 習 す る回。 ア メリ カ で 伝 統 的 に 展 開 さ れ て き た マ ネ ジ メン ト研 究 の 中 心 を な す も の は こ れで あ り, こ れを わ が 国 の実 清に ど の よ うに 合 わ せ て い るか を 考 え る の も一 つ の研 究 テ ーマ に な る で あ ろ う。 < 管 理 科 学 > 情 報 論 的 ア プ=t − チ, シ ス テ ム的 アプ ロ ー チ, 工 学 的 ア プl==・− チ な どを 多 彩 に 駆 使し て , 経 営 管 理 の管 理 方 式 を 研 究 す る 分 野。 次 に , 商 学 科 であ る が, 経 営 学 科 同 様 「商 学 基 礎 論 」 を 必 修 とし , そ の 他 三つ の (経営 学・会計学・管理科学)基 礎 論 の うち 二 つ を 選 択 必 修 と し て 履 修 し な け れ ば な ら な い 。1 ・2 年 次 に は,「 商 学 総 論 」 の履 修 を 経 て 「金 融 論 」 「商 業 史」「商 品 学 」「 マ ー ケ テ ィン グ論 」 を 学 習 す る こ と に な る。 商 学 が生 産 → 流 通 → 消 費 に い た る経 済 活 動を 対 象 と す る独 立 諸 学 か ら 構 成 さ れ てい る とし て , 図_p の よ うに 専 門 教 育 科 目を 三 つ の ブ ロ ッ ク に 分 け て 整 理 し て い る。 た だ , 先 に 述 べ た 商 学A 一 商 学B 一 商 業 史 ・ 政 策 とい っ た 科 目群 と こ の ブT3 ツ ク とは 直 接 対 応 し てお ら ず, こ の分 野 の体 系 化 の難 し さ が わ か る。 最 後 に , 会 計 学 関 連 科 目が どの よ う に 体 系 化 さ れ て い る か み て み よ う。 こ の 分 野=の 科 目は , 両 学 科 で は とも に 共 通 科 目 とし て 位 置 づ け ら れ て い る。1 年 次 に は , 選 択 必 修 とし て 「会 計学 基 礎 論 」 が 開設 さ れ て い る が, か な ら ずし も 履 修 さ れ る と は 限 ら ず, 専 門 教 育 科 目 に は 必 修 ・選 択 の科 目 指定 が な い た め , 体 系 化 さ れ た 科 目履 修 ガ イダ ン ス が 必 要 とな る の で あ る 。図一3 に示 さ れ る よ う に , 会 計 学 関 連 科 目 は,「企業 外 部 の 株 主 , 債 権 者 な ど の利 害関 係 者 に , 企 業 の 経 営 成 績 と 財 務 状 態 を 報 告 す る こ とを 目的 と す る外 部 報
図 商 2 学 生 産 商 商 流 業 業 経 通 政 営 策 論 論 マーケテ ィン グ・マネジ メント 商 品 計 画 論 証 保 交 券 険 通 流 通 論 論 論 経 済 原 論 ( 関 連 科 目) 広 マーケ テ ィ ラ 販 商 グ 売 業 フ ノ ート ロ ソ 消 費 論 グ・ リサ ーチ 理 術 心 美 イ ッ ク・デ ザ イ 国 際 マ ー ケ テ ィ ソ 貿 商 グ 易 論 業 英 語 学 論 ソ 告 会計」 に。関 連 す る財務会 計系統 科 目と,「企業内部 の各階層 の経営管 理者 に, 経営管 理に 役立つ会 計 唐報を 伝達 す る内 部報告会 計」に 関 連す る管 理会 計系 統 科 目とに 二分され, わか りや す く体 系化 され てい る。 以上 のよ うに, 両学 科 の専 門教 育科 目 の体 系 は, 経営 学一 商業学一 会 計学 を土 台にし て, 経営学 部以外 の学 部で も新設 目覚 まし い 管 理科学関 連科 目が 系 統的 に配列 されてい る。 これは, あ くまで一 つ の事 例であ り, 経営学 部 の 専 門科 目の体系 化 モデ ル とはい えない が, か な り整 理さ れた ガ イドラ イン と いえ よ う。 (3) 学 部・学 科別 の専 門教育科 目の 名称 と開設数 ご ,専門 教育 科 目は,(2)で みてきた よ うに ,群, 類, ブ ロ ック, 部門, 分野, 系 列, コ ー スとい った枠 組 みで体系 化さ れてい る。 こ こで は,学 部 ・学 科別 に 専 門教 育科 目を 整理す るわけ だが, どの よ うな枠 組 みで括 るか が重 要なポ イトとなろ う。 大 きな枠 組みとし て, 経営学 関 係一 管 理 科学関係一 会 計学 関 係 一 商業学 関係(本稿では経済学ならびに法律学関係は除く)に 分類し , さ らに そ の中 で類 似(名称)科 目ごとに整理 す る ことに し た。 こ うす るこ とに よっ
■hが国 の大学におけ る 経営 学 教育 と カ リキ ュラ ムの現状 と課題41 図-3 財務会計系統科 目 財務諸表論 会計監査論 税務会計I 税務会計U 会 計 学 基 礎 論-↓ ↓ 一 会 計 学 総 論 原 価 計 算 論 会計情報 システ み論経 会 演 営 分 計 析 史 習 管 理会計系統科目 管 理 会 計 原価管理論 て,一 つ の科 目の細分化 の程度を み るこ とがで き よ う。 具体 的に は,“経営 学教育に関 す る実態 調査”に関 する横浜 市立大 学 の斎 藤 毅憲助教 授 の先駆的 業績に 負う ところ が大であ る。3)つ まり,斎藤 の体 系的 整理 の仕方 に準拠し そこに新設 科 目を 付け 加え, (学科からの)回収 数や平 均 開設 科 目数を 表示す るとい う方法 を とった。 (a) 経 営学 の基 礎科 目と歴 史関係 科 目 \ 経営学 の基礎 科 目は, 表-2 に示 され るよ う に, 経 営学 部 では 「経営学総 論」 が20学 科 と圧 倒的 に多 く開設さ れてい る(62.5%)。 これは, 商学 部でも30 学 科(54.5%), 経済学部(経営・商学科)で は26 学科 (60.5%) と 平 均6 割j の学杵に みら れ る。 次に多い の が「経 営学原 理」 で丿 商学 部8 学 科(14.5%), 経済学 部6 学 科(14.0%),そ し て 経営 学部4 学 科(12.5%)の順でつづ く。 ぞの他, ド イツ経営 学 とし て の経営 経済学を 基 礎 科目 とし て開設し ていると とろ が, 商学部(6 学科)と法 経学部(1 学科)に 若干 み られ る。 例 えば,中 京 大学 の ように 「経営 学∼論」 では な く√「経 営経 済学 総論」 と「経営 経済学 概論」を 基礎 科 目として い る ケー スもあ る。 独 特 な科 目名称 とし ては, 東洋 大学や 神戸大学り 「経営学基 礎論」, 桃山学 院大学 や 山 梨学 院大 学 の 「経営 学基 礎講義」 な どが挙げ られ よう。 内容的 には,「経営学」「経営 学総論」「経営学 概論」 は と も に, 企業 の本 質を 明 らかにし 企業 目的 の合 理的 効率的達成 の手 段 ・方 法を理 解させ ること を 狙い とし てお り, いわ ゆ る“経営学 入門” であ る。 配当年 次 も1 ∼2 年次
表-2 経 営 学 の 基 礎 科 目 へ 学部 科目名ペ ー- 経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 経 営 学 基 礎 経 営 学 経 営 学 総 論 経 営 学 概 論 経 営 学 原 理 経 営 学 基 礎論 経営学基礎講義 経営経済学(論) 経営経済学総論 1 1 20 2 4 3 2 4 2 3 30 2 8 4 2 1 26 6 6 1 2 1 1 2 1 5 1 92 5 20 3 2 5 2 合 計 33 4 2 49 33 9 2 2 1 135 平均開設科目数 1.0 1.0 1.0 0.9 0.8 0.9 2.0 1.0 1.0 0.9 が多 い よ うに思わ れ る。「経営 学原理」 はその 名のと お り, 経営学 の領域に 共 通の基 本的原理 の検 討を 課題 とし てい るものもあ るが, 加え て今 日的な課 題, 例えば 日本的 経営 論 とい った ものを 併せて講 義す る ものも みられ る。 次に歴 史関係科 目を み てみ よ う。 この分野 でぱ 経営 とは何 が に史 的 に 答 える 「経営 史」 ど 経 営学 とは経 営 の如何 なる学問 であ るか に歴 史的に また論理的 に答 え る 「経 営学 史」4) つ ま り経 営学 が取 り上げ て きた 中心 課 題を 歴 史的 ・系統 的にた ど り, そ れぞ れ の課 題に対し て独 自の解答を 提示 す る諸学 説にう い て論 及 す る 「経営学 説 史」 が柱 とな る(表-3 )。 まず,「経営 史」 であ るが, これは2 学 科に1 科 目の 割合で設 置 され て い る(47.3%)。経 営 史には,類似 科 目とし て 「一 般経営 史」 があ る他, 経営学 部 では 各種経営史 とし てぎj日本 経営史」 が「経営 史」犬に つ いで多い (34.4%)。 そ の他,「西洋経営 史」「ア メリカ経 営 史」 がわずかで あ るが開設 さ れ て い る。 国別 の経営学 とし て は,「ド イツ経営 学」「英米 経営 学」「 ソビエ ト経営 学」「社会主 義経営 学」 とい った も のも みられ る。 これ らは経営 学 部に の み 開設 され てい る科 目で あ る。l (b) 企業論 と各種 企業 論(業種経営学を除く) ト こ の分野で の伝 統的 な専 門教育 科 目とし て 挙げ ら,れ るのは,「企業形 態論」 な らびに 「中小企業 論」 で あろ う(表-4 )。と くに 「中 小企業論 」 は,56.0 % の割合 で開設さ れ,「企業 形 態論」 と と もに経営学 部 での開設 率は59.4 %で
わ が国 の大 学におけ る 経営学 教育 と 力V キ-Aラ ムの現 状 と課 題43 表-3 経 営 学 の 歴 史 関 係 科 目
沁 ノ ク
で
経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 経 営 学 史 経 営 学 説 史 フ イ ツ経 営学 英 米 経 営 学 ソビエト経営学 社会主義経営学 経 営 史 一 般 経 営 史 経 営 思 想 史 日 本 経 営 史 西 洋 経 営 史 アメリカ経営史 12 3 2 1 1 14 5 1 11 1 1 2 4 2 7 3 1 25 3 1 3 7 1 1 22 4 6 2 4 2 1 1 1 1 1 32 7 2 1 1 2 71 1 2 22 3 1 合 計 52 6 2 43 43 7 1 1 3 158 平均開設科目数 1.6 1.5 1.0 0.8 1.0 0.7 1.0 0.5 3.0 1.1 め るが。 前者は 後者 より商学 部 で の開設率 が高い。 これにつ づ くのが 「企業 諭」十と「公 企業論」 で あ る。 こ の 「企 業論」 に は,「公 企業論」「中小企業 設」 はもちろ ん の こ と 「企業 総論 」「現代 企業論」「多 国籍 企業 論」「株式会 社論」「協 同組合論」 とい った関 連 科 目が多 く, 科 目が細 分化し てい る こ と がわか る。業 種経 営論 を 除く企 業 経営論 と し て は,「企業経営 論」「公益 企 (事)業論」「中 小企業 経営論」「社会主 義経 営論 」とい った 科 目かおる。(c ) 経営 管理 論と部 門管 理論 この分野 の科 目は,経 営学 の基 礎科 目同様, 経営学 教 育 の骨 格 の主 柱であ り,経 営学を 学 ぶ上で 必須 の もの とい え よ う(表-5 )。全 学部 ・学 科を 通じ てもっとも開設 率が高い の が 「経営 管 理論」 で あ る(55.3% )。「経 営管理総 し 論」 は全学部中27 学 科(18.0%)で 開設 されてい るが, 経 営情報 学部 では 「経 営管理論」 よりも多 く, す べ ての学 科で 開講 されてい る。 商学部 ではわ ずか に3 学 科と, 経 済学 部の10 学 科と比 較し て も少ない科 目とい え よ う。 そ し て,「生 産管理 論」(45.3%),「経 営組 織論」(44.0%).「労務管 理論」 (39.3%).「財務管理論 」(36.0%),「経営 労務論」(35.3% ),「経 営 財 務 論」 (34.7%)とい った 科 目が平 均3 から4 割強 の比 率で開設 されてい る。 さらに表-4 企業 論と 各種企業 論(業 種経営論を除 く) へ 、 学部 科目名犬 経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 企 業 論 企 業 総 論 企 業 経 済 学 現 代 企 業 論 企 業 経 営 論 企 業 形 態 論 経 営 形 態 企 業 集 中 公 企 業 論 公益企(事)業論 中 小 企 業 論 中小企業経営論 株 式 会 社 論 協 同 組 合 論 多国 籍 企 業 論 社会主義経営論 6 1 1 1 19 1 8 5 19 1 1 3 2 1 1 2 4 2 1 7 1 7 14 2 1 8 3 37 3 1 6 7 8 2 1 16 1 3 5 15 1 3 1 2 2 1 6 2 2 1 2 1 1 1 22 1 3 3 12 54 3 2 21 13 84 8 2 12 12 1 合 計 69 7 3 97 56 15 0 3 3 253 平均開設科目数 2.2 1.8 1.5 1.8 1.3 1.5 0 1.5 3.0 1.7 「販売 管理 論」(23.3%),「情 報 管 理 論」(15.3% ),「事 務管理論 」(14.7%), 「マ ー ケテ ィン グ管理論 」(6.0%),「人 事管難 論」(5.3%)な どの 科 目 が あ る。 伝 統的 な科 目であ る 「事 務管理論 」「人 事管 理論」「社会政策 」 は斎 藤の 調 査 とは 経営学 部 の分母 が学 部 と学 科で違 うので直 接比 較 す るこ とは できな い が, 依 然そ の地 位は低い といえ よ う。 さて, 最近 注 目され てい る情報関 係につい て もみてみ よ う。 これには 「情 報 管 理論」 の他に 「経営 情報論」 とい う科 目があ るが, 経営学 部 では11 学科 (34.4%), 商 学部 では5 学科 (9.1%),経済学 部では3 学 科(7.0%)・とい う具 合に, 経営学 部 での 開設数 が多い のが特 徴的で あ る。 ま た近年 のOA (オフィ ス・オートA,−シa ソ)化 の影 響を受 け て, そ の内容 が変 容し てい るのではな い かと思わ れ る 「事 務管 理論」 も, 開設数は そ れほ ど多 くない。 この分野 の 各 学部 の平 均科 目数 は, 経営学 部5.0, 法 経学部5.0, 政 経学 部5.0, 経営情 報 学部4.5, 商学 部3.9, 経済学部3.7, 商経学 部3.5, 情報 学部1.0, そ
わが 国 の大 学におけ る経営学 教育 とカ リキ ,ラ ムの現状 と課 題45 表-5 経 営 管 理 論 と 部 門 管 理 論
≒ド 劈
経営鸚
情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 経営 管 理 総論 経 営 管 理 論 経 営 政 策 経 営 組 織 論 経 営 計 画 論 経 営 労 務 論 労 務 管 理 論 人 事 管 理 論 経 営 財 務 論 財 務 管 理 論 生 産 管 理 論 販 売 管 理 論 マーケティング 管 理 論 事 務 管 理 論 情 報 管 理 論 経 営 情 報 論 8 18 8 17 5 12 14 1 14 U 19 7 3 7 5 11 4 1 3 1 1 1 2 4 1 2 2 3 36 2 18 8 23 21 20 14 25 19 2 10 10 5 10 18 3 22 6 15 17 3 13 20 17 6 1 2 3 3 1 5 3 2 1 5 1 2 4 2 2 1 3 3 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 27 83 14 66 24 53 59 8 52 54 68 35 9 22 23 20 合 計 160 18 4 216 159 35 5 10 10 617 平均開設科目数 5.0 4.5 2.0 3.9 3.7 3.5 5.0 5.0 10.0 4.1 の他10.0 と な っ て い る。 経 営 学 部 と商 学 部 で は お よそ1 科 目 分 違 っ て い る こ とがわ か る。 表 一6 は , 経 営 管 理 論 に 関 連 す る“経 営 者 の 機能 と企 業 の 社 会 的 責 任 (環境 関係0 維持な ど)を 主 た る対 象 ” とす る分 野 に おけ る専 門 科 目 の 開 設 数 を 示し た も の で あ る。 全 般 的 に こ の 分 野 の 科 目は, 経 営 学 部 に 集 中 し て い る(43.8 %)。 こ れ に 商 学 部 が 続 く が, わ ず か に 開 設 数5 で9-1 % の割 合し か 占 め て い ない 。 こ の中 で も 「 意 思 決 定 論 」「経 営 戦 略 論 」 と い っ た 科 目 の 開 設 数 は わ ず か で あ る が, こ の数 年 , と く に 経 営 学 部 で 新 設 さ れ て い る こ と が わ か る*。 そ れ に 対し て経 営 環 境 の 重 要 性 が 言 及 さ れ てい る割 に は , 環 境 管 理 な ら び に 社 会 的 責 任 に 関 す る科 目 の 開 設 数 は き わ め て 少 ない と い え よ う。 * 斎藤 の実態 調査時 におけ る経営学 部の回収数 <23 (92,0 %)> と本調査く25 (100.0 %)> のそれとが異なり, さらに学部,学科と分析レ ベルが違っ ているため 時系列的に連結す ることはできないが, 斎藤 の調査時(昭 和54年)以 降,経営学部表-6 く経営者 の機能,企業 の社会的責任 (環境関 係の維持など)を主 に対 象とする分野〉
T
経営皿
情報 一 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 トップマネジ メ ソ ト 論 意 思 決 定 論 経 営 戦 略 論 経 営 行 動 論 企 業 と 社 会 経 営 環 境 論 環 境 管 理 論 立 地 管 理 論 経 営 立 地 論 公 害 制 御 論 環 境 衛 生 論 1 2 1 1 1 2 1 1 2 1 1 1 1 3 1 1 1 2 1 8 3 2 1 2 1 1 3 1 1 合 計 14 2 0 5 1 2 0 0 0 24 平均開設科目数 0.4 0.5 0 0.1 0.0 0.2 0 0 0 0.2 において「意思決定論」(O →2 ) と「経営戦略論」(O →1 ) が新設されたことは: 間違いな かろ ‰ そし て 「主 に 経 営 組 織 論 や 労 務 管 理 論 に 関 連 」 す る 「 い わ ば 人 的 資 源を 対 象 と す る分 野 」 に つ い て示し た も の が 表-7 で あ る。 こ の 分 野 で も っ と も 開 設 数 が多 い の が 「 産 業 心 理 学 」 で あ る(31 学科−20.7 %)。経 営 組 織論 を 史 的 に み て も,「 仕 事 の 組 織 論 」 に対 峙 す る 「 人 間 の組 織 論 」 とし て の 「 人 間関 係 論 的 組 織 論 」, さ ら に は 「 人 間 の仕 事 の 組 織 論 」 とし て の近 代 的 組 織論 と, 人 的 資 源 ・人 的 側面 へ の 社 会 学 ・ 心 理 学 か ら の 学 際 的 ア プT3 ー チ の果 たし て き た 役 割 は 大 き い 。 こ れ ら , 社会 学 ・ 心 理 学 関 連 科 目 とし て は,「産 業 社会 学 」(10.0% )「 経 営 (組織) 社会 学 」(9.3% )「 社 会 心 理 学 」(8.0% )が あ る 。 社 会 学 系 学 部 で は よく 見 受 け ら れ , 経 営 学 の 分 野 で も モ の 貢 献 が 認 め ら れ る よ うに な っ て き た 「行 動 科学 」 が, わ ず か8 学 科 (5.3 %)でし か 開 講 さ れ て い な い こ と は 意 外 で あ る。 し かし , 経 営 情 報 学 部 で は3 の うち2 学 部 (産業 能 率大学 と中 部大学) で 開 講 さ れ て い る。 づ 今 一 つ は , 労 務 管 理 に 関 連 す る 分 野, 各 論 と も い うべ き科 目 の開 設 状 況 でわ が国 の大学に おけ る経営学 教育 と カリキ ュラ ムの現状 と課 題47 表-IT < 主 に 経 営 組 織 論 や 労 務 管 理 論 に 関 連 す る 分 野 >
飛 炉 門
経営鸚
情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 産 業 社 会 学 経 営 (組織) 社 会 学 産 業 心 理 学 経 営 (組織) 心 理 学 社 会 心 理 学 人間 工 学 概論 人 間 科 学 概論 労 働 科 学 論 行 動 科 学 経 営 労 働 論 産 業 関 係 論 産 業 訓 練 人 間 関 係 論 経 営 教 育 論 能 力 開 発 論 労 使 関 係 論 賃 金 論 賃 金 管 理 論 賃 金 形 態 論 社 会 調 査 法 5 6 8 4 1 1 2 1 3 1 1 1 1 4 1 2 1 2 2 3 1 2 6 6 12 3 4 1 2 1 1 1 2 3 6 1 2 1 2 1 3 3 3 1 2 2 1 1 1 1 1 1 1 15 14 31 9 12 2 2 2 18 1 2 1 3 1 1 11 4 4 5 1 合 計 43 8 2 39 26 7 2 2 0 129 平均開設科目数 1.3 2.0 1.0 0.7 0.6 0.7 2.0 1.0 0 0.9 あるが,「労使 関 係論」 の11 学 科(7.3%) 以 外 は, 開 設数 も1 から5 の間で あ る。「労使 関 係論 」「賃 金論 」「賃金 管理論」 な ど は商 学 部 より経 済学部 の 方が開設 数 が多 い。 と くに 「賃 金論」 は経 営学 部 では 開講 されてい ない。 ち なみに, この分 野の各学 部 の平均 科 目数 は, 法経 学部2.0, 経営 情報学 部2.0 , 経 営学部1.3, 政経学 部1.0, 商学 部,0.7, 商 経学 部O 。7, 経済学 部0.6, 情報学 部1 ,0, そ の他O となってい る。 \ 表-8 は, 財 務管 理論 に関 連す る科 目につ い て示し た ものであ る。 こ れ ら の開設 数は全体 で12 学科(8.0%)ときわ めて 少な く, 経営学 部(4 学科),商学 部 (1 ) , 経 済 学 部 (2 ), 商 経 学 部 (1 )と い う 具 合 で あ る 。 こ の 「 企 業 金 融 論 」 や 「 企 業 財 務 論 」 は , 財 務 会 計 の 観 点 に た っ て 企 業 の 資 金 の 調 達 と 運 用 に つ い て の 問 題 を 研 究 す る も の で あ り , 「 銀 行 論 」 「F証 券 論 」 に も お の ず と 関 係 し でjS ・k ・ く る 。T 企 業 財 務 論 」 は 商 学 部 だ け で 開 設 さ れ て い る 科 目 で あ る (3 学 科 )。 そ し て ,「 企 業 評 価 論 」 は , 複 数 の 財 務 諸 表 心 同 時 的 分 析 お よ び 定 性 要 因 の 定 量 分 析 を 通 じ て 企 業 の 将 来 の 経 営 力 を 予 測 じ よ う と す る も の で , 商 学 部 ( 慶 万 応 塾 義 大 学 ) に わ ず か 一 つ ぐし か 開 講 さ れ て い な い 。 そ の 他5 「 投 資 論 」 は3 学 , 科 , 「 財 務 市 場 論 レ はi 学 科 ( 南 山 大 学 ) と 開 講 数 ぱ き わ め て 少 な い 。 レ 表-8 < 財 務 管 理 論 に 関 連 す る 科 目 > 〉j ``犬 学 部 科 目 名犬 経 営 経 営 情 報 情 報 商 経 済 ’商 経 法 経 政 経 そ の 他 合 計 企 業 財 務 論 企 業 丿金 融 論 企 業 評 価 論 投 資 論 財 務 岩 場 論 2 1 1 1 3 1 1 2 1 3 4 1 3 1 合 ’ 計 4 0 0 5 2 1 0 0 0 12 平 均 開 設 科 目数 0.1 0 0 0.1 O.Q
ぶ
0 0 0 0.1 (d卜 管理 科 学関 係科[ト 管 理科 学 に関連す る科 目 とし ては,OR (オペレーシa ソズ・リサーチ),情報 処 理,ク ステ ム論, 応 用統 計な どの分 野に関 連す る科 目 と, これら の分 野に 立 脚し た より総 合的な 経営 情報論 な どに関 連す る科 目が 挙げ られ よ う。 管 理科学 は, 経営学 部, 商学部, 経 済学 部そし て商経 学部 で一学 科を形 成 す るほ ど重 要 な学問 領域 とし て, そ の地位 が ます ます 高 まっ てい る ことは周 知 の通 りであ る。 そ こで まず 最 初に “管 理 科学関 係 の基 礎的 な科 目 と生産管 理 に関 連す る科 目”を 表-=Q にみ て みる ことにし よう。 こ の分 野 の科 目は, 各学 部 の平 均科 目数 が, 経営 情報 学部1.3 科・目, 経営 学 部1.1, 経済学部0.7 , 商 経学部0.7, 商学部0.6, 犬政経学部0.5, その 他1.0 科 目と,1 学 科に1 科 目開設 され てい るか ど う亦咄 い う科 目であ る。 そ の な か でも比較的 開 講数 が多 い の が,「管 理工学」(19学科)「経 営 科学」(19 学科)「管理 科学概論 」ト(17学科)「工業 経営論」(16学科)と い っ た 秤 目でわが 国の大 学におけ る経営 学教 育と カ リキ ,ラ ムの現状 と課題49 表-9 管 理 科 学 関 係 科 目 < 管 理 科 学 関 係 の 基 礎 的 な 科 目 と 生 産 管 理 論 に 関 連 す る 科 目> ‥
│ム ノ 竺
経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 管 理 科 学 概論 管 理 工 学 経 営 工 学 経 営 科 学 粁 学 技 術 論 工 業 経 営 論IE 工 場 経 営=論 産 業 技 術 論 経 営 技 術 論 工 業 技 術 論 開 発 技 術 論 技 術 論 品 質 管 理 品 質 論 商 品 品 質 論 4 5 4 5 6 1 3 2 2 4 3 1 1 「 5 4 1 7 1 7 2 3 1 1 2 1 7 4 6 5 1 1 2 1 4 1 1 3 1 1 1 1 1 17 19 12 19 1 16 2 2 8 2 1 1 3 12 1 1 合 計 36 5 0 35 32 7 0 1 1 117 平均開設科目数 1.1 1.3 0 0.6 0.7 0.7 0 0.5 1.0 0.8 あ る。 これ に つ づ く の が 「 経 営 工 学 」(12学科)「品 質 管 理 」(12 学科)で あ る が, そ の 他 の 科 目ぱ 「 産 業 技 術 論 」 の8 学 科 を 除 い て , ほ と ん ど1 ∼3 と き わめ て 少 ない 開 講 数を 示し て い る。 わ ず か1 学 科 にし か 開 設 さ れ て い な い も1 のとし て は 「科 学 技 術 論 」m 治大学)「 工 業 技 術 論 」(愛知学院大学)「開 発 掠 術論 」(北海学園北見大学) と 「品 質 論 」(関 東学 院大学)「商 品 品 質 論 」(同志社 大学) と い っ た 科 目 が あ る。 / 次 に9 情 報 処 理 と コ ン ピ ュ ー タ に 関 係 す る科 目” を み て み よ う(表-10)。 こり 分 野 の 科 目は , 最 近 の コ ソ ピ ュ' タ 熱 を 反 映し て , 急 速 に 注 目を あ つ め るよ うに な っ た。 た とえ ば , 科 目名 称 も)i電 子 計 算 機y か ら “ コ ン ピ ュ ー タ とい っ た よ うに , 他 の分 野 の 科 目 と 違 っ て 片 仮 名 を 冠し た 名 称 が多 いり が 目立 つ。 ま た √ 実 習 を 伴 う講 義 (「電子計算機演(実) 習」「情報処理演(実) 習」「 =1ノピ ュータ実習」など) が 増 え て き て い る こ と も 指 摘 で き る。表-10 <情報処理とコンピュ' タに関係する科目> ヽ∼ 学 部 科 醗 ヤ∼ヽ∼ こし 二 経営 径営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 電 子 計 算 機 概 論 情 報 論 情 報 科 学 論 情 報 処 理 概 論 情 報 処 理 論 コ ン ピ ュ ー タ 論 コンピ ュ ー タ概論 機 械 計 算 論 経 営 機 械 化 論 デ ー タ 処 理 概 論 デ ー タ 管 理 論 電子計算機プログラ ム プ ロ グ ラ ミ ン グ ソ フ ト ウ ェ ア 論 ハ'―ド ウ ■reア 論 事 務 機 械 論 情 報 処 理 応 用 論 コボル・フ ォートラ ン 電 子 計 算 機 実 習 電 子 計 算 機 演 習 情 報 処 理 実 習 情 報 処 理 演 習 コン ピ ュ ータ実習 6 1 1 6 4 2 2 1 1 6 1 3 1 1 2 4 3 1 2 2 3 2 2 10 3 3 10 1 1 1 1 2 12 1 3 1 2 1 1 3 5 4 11 1 3 2 9 2 1 1 3 1 1 3 1 1 1 1 1 1 28 1 10 11 26 2 6 3 2 4 1 1 37 3 1 3 4 1 5 3 4 5 5 合 計 45 8 4 56 39 11 1 1 1 166 平 均 開 設 科 目 数 1.4 2.0 2.0 1.0 0.9 1.1 1.0 0.5 1.0 1.1 開講 数 が比 較的 多い の はニ「プlコダ ラ ミン グ」(37学科―24.7% )「電 子計 算 機概 論」(28学科−18.7%)「情報 処理論」(26学科−17.3%)で, さ らに 「情報 処理概論」(11学科−7.3 %)「情報 科学論」(10学科−6.7 %) とつ づ く。 そ の他 は1 ∼6 の間 の 開設数 であ る。 この分野は,「情報 処理論 」関 係 と「コン ピ ュータ論 」 関 係に大 別され る。 また,そ れ は, ハ ード ・ウェ ア論, ソフト ・ウェ ア論, それに プl=,グ ラ ム作
わ が 国 の 大 学 に お け る 経 営 学 教 育 と カ リ キ ュ ラ ム の 現 状 と 課 題51 成 ・ 電 算 機 実 習 と い っ た 具 合 に , 情 報 処 理 に つ い て の 理 論 面 と 実 践 面 に 関 す る 科 目 か ら 構 成 さ れ て い る と も い え よ う 。 「 情 報 処 理 論 」 も “ 情 報 処 理 ” と い ∇う 名 称 の つ く 類 似 科 目 を み て み る と か な り 細 分 化 さ れ て い る こ と が わ か る 。 こ の 分 野 の 全 学 部 の 平 均 科 日 数 は1.1 科 目 で , 上 述 の 管 理 科 学 関 係 の 基 礎 科 目 の0.8 と 比 較 し て 多 く 開 講 さ れ て い る 。 各 学 部 の 平 均 科 目 数 は , 経 営 情 ゾ報 学 部2.0, 情 報 学 部2.0, 経 営 学 部1.4, 商 経 学 部1.1, 商 学 部1.0 , 法= 経 学 部1.0, 経 済 学 部0.9, 政 経 学 部0.5 そ し て そ の 他1.0 と な っ て い る 。 シ 不 テ ム 論 関 係 の 科 目 の 実 態 を 示 し だ の が 表-11 で あ る 。 シ ス テ ム 論 関 係 科 目 で は,MIS ( 経 営 情 報 シ ス テ ム ) 関 連 科 目 の 開 設 数 が 多 い 。 そ の 中 で も1│ 「 」 経 営 盾 報 シ ス テ ム 論 」 が も っ と も 開 設 数 が 多 く18 学 科 で , 関 連 科 目 と し て )「 情 報 シ ス テ ム 論 」 (8 学 科 ),「 経 営 シ ス テ ム 論 」 (8 学 科 ), 「 経 営 シ ス テ ム 実 験 演 習 」 (3 学 科 ), そ し て 「 シ ス テ ム 論 」 (3 学 科 ) な ど か お り , そ れ ら を 合 こわ せ る と 過 半 数 を こ え て い る 。 そ の 他 に は シ ス テ ム 設 計 ・ 分 析 ・ シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に 関 す る 科 目 が あ る 。 こ の 分 野 の 各 学 部 の 平 均 科 目 数 を み て み る と , 経 営 情 報 学 部 が3.0 科 目 と 圧 倒 的 に 開 講 数 が ま さ っ て い る こ と が わ か る 。 経 営 学 部 は0.8, 商 学 部 に い た っ て は0.4 と ま だ ま だ 開 設 数 が 少 な い 。 表-11 < シ ス テ ム 関 係 科 目 >
⊇ト ノ 竺
経営 経営情報 情報 商 経済 商経法経 政経その他 合計 情 報 シ ス テ ム 論 経 営 シ ス テ ム 論 経 営 情 報 システム論 シ ス テ ム 論 シ ス テ ム エ 学 シ ス テ ム 分 析 情 報 シ ス テ ム 分 析 シ ス テ ム 設 計 実 験 計 画(法)論 シ ミ ュレ ーション論 経営システム実験演習 2 4 6 2 2 2 1 5 1 1 2 2 2 1 3 2 4 1 5 1 5 2 3 1 1 4 1 1 1 1 1 1 1 8 8 18 3 2 3 2 11 3 11 3 合 計 24 12 2 21 8 3 0 1 1 72 平 均 開 設 科 目 数 0.8 0.3 1.0 0.4 0.2 0.3 0 0.5 1.0 0.5表-12 数理・統計関係科目 へ 、 学部 科目名犬 経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 OR 経 営 統 計 管 理 統 計 経 営 数 学 管 理 数 学 計 量 経 営 学 商 業 数 学 7 14 4 10 2 2 3 1 1 2 10 10 1 13 3 1 5 6 9 2 9 1 2 1 3 7 1 1 1 1 1 1 1 1 30 39 7 42 6 6 7 合 計 39 5 2 43 30 12 2 1 3 137 平均開設科目数 1.2 1.3 1.0 0.8 0.7 1.2 2.0 0.5 3.0 0.9 最 後に,管 理 科学を 支え る柱 ともい え るOR と応用 統計 の関 連 科 目につい てみ てみ よ う(表-12)。ここ に は,OR と統計 とこれ ら の基 礎 とな る数学に 関 係 す る科 目が含 まれ る。 開 講状 況は,「OR (オペレ ーショソズ・リサーチ)」 が30 学 科 (20.0%),「経 営 統 計」,(経営統計学の再編を目的とし て提唱され た)「計 量経 営 学 」,「管理 統 計」 が合わ せて52 学 科(34.7%),そし て「経営数学 」「管 理数学」「商業 数学」 の類 似科 目が55 学科 (36.7% )となっ てい る。 こめ 分 野 の各学部 の平 均科 目 数は ,法 経学部2.0, 経営 情報学 部1.Q 経営 学 部1.2, 商経学 部1.2, 情 報 学部1.0, 商学 部0.8, 経 済学 部0.8 そし てそ の他3.0 科 目であ る。 こ の点 から経営 情報 学部 や経営学 部 の方 が√ 商学 部や 経 済学 部に 比べ て開講数 が多い こ とが読 み とれ る。(e) 会 計学 関係 科 目 / ; : 最初に,簿記関連科目についてみ/ることにする。簿記には 表-13 で示し たj よ う に 類 似 名 称 科 目 が 多 く 細 分 化 が か な り 進 ん で い る 。 こ こ で も っ と も 開 設 数 が 多 い 名 称 ぱ 「 簿 記 原 理 」 で51 学 科 (34.0 % ),コ つ い で 「 簿 記 論 」32 学 科 ■.I ・ | (21.3% ), 「 簿 記 学 」ト18 学 科 (12.0% ) そ し て 「 簿 記 」11 学 科 (7.3 % ) 「 高 等 簿 記 」2 学 科 (1.3% ) と っ づ く 。 各 種 簿 記 で は 「 工 業 簿 記 」 が22 学 科 (14.7% ), ま た 少 な い が 「 銀 行 簿 記 」 が6 学 科 (4.0% ) で 開 講 さ れ て い る 。 こ の 分 野 の レ 各 学 部 の 平 均 科 目 数 は , や は り 商 学 部 が 多 く1.2 科 目 √ 経 営 情 報 ・ 法 経 ・ 政 丿 経 各 学 部 が い ず れ も1.0, 経 済 学 部 と 商 径 学 部 が0.9, 経 営 学 部0.8 そ し て
わが 国 の大学に おけ る経営学 教育 と カリキ・.ラ ムの現状 と課 題53 表-13 会 計 学 関 係 科 目 < 簿 記 関 連 科 目 >
ム ノ 竺
経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 簿 記 簿 記 学 簿 記 原 理 簿 記 概 論 簿 記 論 工 業 簿 記 銀 行 簿 記 高 等'簿 記 論 簿記演習(実習) 簿 記 実 務 3 2 11 7 2 1 4 3 8 16 1 12 17 5 2 1 1 4 8 13 1 7 3 1 2 1 4 3 1 1 2 1 1 11 18 51 2 31 22 6 2 1 5 合 計 26 4 0 66 39 9 1 2 2 149 平均開設科目数 0.8 1.0 0 1.2 0.9 0.9 1.0 1.0 2.0 1.0 そ の 他 が2.0 科 目 ヤ あ る 。 「 簿 記 関 連 科 目 」= は ,1 学 科 に 最 低1 つ は 開 講 さ れ て い る 計 算 に な る 。 こT1 =j さ で , 表 ニ14 は , 上 記 の 「 簿 記 」 関 係 を 除 く 会 計 学 関 係 科 目 の 開 講 状 況 を 示 し た も の 懲 あ る 。j 会 計 学 に は 類 似 科 目 が か な り 多 く , 「 会 計 学 」 の 基 礎 科 目 一 う と っ て み て も , 「 会 計 学 総 論 」 「 会 計 学 概 論 よ 「 会 計 学 通 論 」 「 会 計 学 原 論 」 「 会 計 学 原 理 」= と 細 分 化 さ れ て い る 。 こ の な か で も っ と も 開 設 数 が 多 い 丿の が , 「 会 計 学 」 で42 学 科 (28. 「」% ), つ い で! 「 会 計 学 総 論 」32 学 科 (21.3 % ), 「 会 計 学 原 理 」29 学 科 (19.3% ) と つ づ い て い る 。 こ れ ら を 合 わ せ る と114 学 科 と なに り 全 学 科 平 均0.8 科 目 開 設 さ れ て い る こ と に な る 。 れ ら 基 礎 的 科 ふ目 以 外 に 相 対 的 に 数 多 く 開 講 さ れ て い る も の と し て は , 月 「 経 営 分 析I 」(88 学 科 −58.7 % ), 「 税 務 会 計 」 ㈲ 学 科 ―57.3% ), 「 会 計 監 査 論 」(56 学 科 ―37.3% ) そ し て 「ブ財 務 諸 表 論 」(52 学 科 −34.7 % ) な ど が 挙 げ ら れ よ う 。 そ め 他 ,(d ) の シ ス テ ム 論 に 関 連 す る 科 目 と し て は レ 「 会 計 盾 報 シ ス テ ム 論 」, (b) の 情 報 論 卒 関 係 す る 科 目 と し て は , 「 会 計 冑 報 論 」 な ど が あ る6 「 会 計 史 」 「 会 計 学 史 」=Iあ る い は 「 電 算 機 会 計 」 「 機 械 化 会 計 」 と い っ た 新 し い 科 丿目 も ま だ 少 な い が,' 商 ・ 経 営 学 部 以 外 の 学 部 ( 経 済 ・ 商 経 学 部 ) に も 開 設 さ れl ,1II 。 。 : ’ ■IIj ・ て い 七 。= .i ・jj 。 − ,表-14 会計学関係科目<簿記関連科目を除 <> 匹 学部 科目名ヤヶ スこ 経営
鸚
情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 会 計 学 会 計 学 総 論 会 計 学 概 論 会 計 学 通 論 会 計 学 原 論 会 計 学 原 理 財 務 諸 表 論 財 務 会 計 絵 資 金 会 計 会 計 組 織 論 会 計 情 報 論 会計清報システ ム 論 情 報 会 計 生 態 会 計 社 会 会 計 連 結 会 計 会 計 理 絵 会 計 史 会 計 学 史 管理会計(総論 ≒各論) 原 価 計 算 論 原 価 会 計 論 原 価 管 理 論 会 計 監 査 論 内 部 監 査 論 社 会 監 査 論 経 営 分 折 原 価 分 折 経 営 比 較 予 算 統 制 税 務 会 計 株 式 会 社 会計 銀 行 会 計 電子計算機会計 6 10 2 1 1 3 13 7 1 1 2 3 1 1 1 3 3 24 26 1 10 1 22 1 1 1 19 3 1 2 1 1 2 4 1 1 2 2 18 U 4 1 15 23 3 2 5 3 1 2 2 2 4 1 38 42 3 28 35 2 37 3 2 2 10 7 9 9 5 1 1 2 31 30 13 1 21 5 20 2 2 4 3 6 1 8 6 2 6 6 1 1 1 1 1 1 1 2 1 1 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 42 32 8 1 2 29 52 15 3 1 10 6 2 1 4 2 2 10 4 108 Ill 1 5 56 1 1 88 1 1 9 86 6 5 4わが国 の大学に おげ る経営学 教育 と カリキ ュ ラ ムの 現状 と課 題55 機 械 化 会 計 会 計 実 務 1 2 2 2 6 1 合 計 170 12 4 291 171 44 4 12 8 716 平 均 開 設 科 目 数 5.3 3.0 2.0 5.3 4.0 1.0 0.4 6.0 8.0 4.8 こ の分野 の各学 部の平均 科 目数 は, 政 経学 部6.0 科 目,経 営学部, 商学 部 ともに5.3 科 目, 商経学部4.4, 法経学部 と経 済 学部 は4.0, 経 営情報学膳3.0, 情報 学部2.0 そし 七そ の他8.0 科 目で あ る。 全 体平 均 で4.8 科 目とそ= の他 の分野 の科 目と比較し てか なり高い 開講 数を 示し てい る。(f 卜 商業学 ・マ ーケテ ィン グ関 係科 目 表-15 は, 商業 学 ・マ ー ケテ ィン グ関係 科 目を 示し た もので あ る。 この 分 野を 支え るのは 「商学総論」「流通論」「マ ー ケテ ィン グ論」 の3 つ であ る。 各々数多 くめ類似 科目を もってい る。 この 分野 の各 学部 の平 均 科 目数は, 商 経学 部1.7 科 目, 商学 部1.4, 経 営学 部1.3 とつづ く。 こ の分野 は, 伝 統的に 商学部プ ロ パーの科 目で あ るが4), こ の差 異は, 商 表-15 商業学・マーケティング関係科目 学部 言 ノ ツ 経営 経営情報 情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 商 業 学 商 業 論 商 業 総 論 商 業 概 論 商 学 商 学 総 論 商 学 概 論 商 業 経 済 学 流 通 論 流 通 総 論 流 通 経 済 論 マーケティング 論 配 給 論 1 2 2 1 10 9 2 13 1 2 4 2 4 1 25 6 1 7 4 3 22 2 3 1 1 1 10 4 1 2 1 13 1 2 1 4 1 1 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 7 5 4 4 3 53 11 3 21 4 8 57 6 合 計 41 6 0 77 38 17 2 2 3 186 平均開設科目数 1.3 1.5 0 1.4 0.9 1.7 2.0 1.0 3.0 1.2
表-16 < 商 業 学 ’マ ー ケ テ ィ ン グ の 歴 史 関 連 科 目>
八 心 響
経営顕
情報 商 経済 商経 法経 政経 その他 合計 商 業 史 商 業 史 概 論 商 業 史 総 論 一 般 商 業 史 現 代 商 業 史 日 本 商 業 史 西 洋 商 業 史 東 洋 商 業 史 流 通 史 マーケティング 史 貿 易 史 4 18 1 2 8 1 12 1 1 1 1 2 4 1 1 1 1 1 1 27 1 2 9 1 14 2 1 1 1 3 '合 計 4 0 0 48 6 4 0 0 0 62 平均開設科目数 0.1 0 0 0.9 0.1 0.4 0 0 0 0.4 業 学 ・ マ ー ケ テ ィソ:グ の 歴 史 関 連 科 目 (表-16) を み れ ば 一 層 明 ら か で あ る。 「T商 業 史 」 の4 学 科 を 除 け ば , 経 営 学 部 で 開 講 さ れ て い る も の は 一 つ もな い 。 「商 業 史 」(27学科−18.0 郊) と 「 日本 商 業 史 」(14 学科−9.3% ) 以 外 の 開 設 数 は1 ∼3 と きわ め て 少 な い 。 万j = 最 後 に , こ の 分 野 の 各 論 と も い うべ き もり を み て み よ う(表-17)。 商業 学 ・ マ ー ケ テ ィ ン グ論 の 各 論 で は ,「 商 品 学 」(58 学科−38.7 %),「広 告 論 」(42 学科―28.0% ),「 市場 調 査 論 」(32 学科−21.3%) そし て 「 消 費 者 行 動 論 」(14学 科−9.3 %) とい っ た 科 目 が 比 較 的 開 設 数 が多 い が, そ の 他 は か な り 少 な い 。 わ ず か1 学 部 にし か 開 設 さ れ て い な い も の とし て は ,「商 品 学 実 験 」( 函館大 学),「 マ ー ケテ ィン グ ・ コ ミ ュ ニ ケ ー-y ヨ シ 」(南山大学),「販 売 技 術論 」(愛 知 学 院 大 学 ),「-t:← ル ス 々 ン シ ッ プ 」( 近 畿 大 学 ), 「 販 売 心 理 学 」,「 商 業 美 術 」宍 そし て 「 グラフ ィッ ク・デザ イン」(東洋大学)な どがあ る。 さ て, この分野 心各 学部 の平 均科 日数を みても, 商 学部 が1.9 科 目そし て 万経営学部 が1.2 科 目と前者 で の開設 数 が多 いこ と がわか る。 これは, 管理 科 学 関 係科 目とは逆 の現 象であ る。 万 (g) 各種経 営論 と各種実 務論わが 国の大 学にお け る経営 学 教育 と カ リキ 。ラ ムの現状 と課 題57 表-17 商 業 学 ・ マ ー ケ テ ィ ン グ 関 係 科 目 < 各 論 >