社会教育施設・学校間の相互利用データベース開発に関する基礎研究

全文

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Title

社会教育施設・学校間の相互利用データベース開発に関す

る基礎研究( はしがき )

Author(s)

加藤, 直樹

Report No.

平成9年度-平成10年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号09680216) 研究成果報告書

Issue Date

1998

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/383

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

は し が き 情報通信ネットワークの普及は,世界的な規模での情報流通はもとより,地域社会における連携を 強化する手段としても活用され始めている。とくに情報通信は,物理的な距離感を意識させないだけ でなく,教育関係組織の制度的障壁を取り除き組織間の連携を円滑にするものとして学校教育・社会 教育等で期待されるものとなってきている。 ところが,地域社会における情報を共同で開発したり,蓄積するためのデータベースシステムにつ いての検討がされてない。単なる一方的な情報発信にとどまる事なく,双方向で情報の提供と収集が 可能となるデータベースを開発し,インターネット等の手段をもちいて利用可能とすることが必要で ある。 このため,本研究では,岐阜大学で19糾年から研究を進めてきた,文字・図形資料を主とする教材 データベースを基礎として,利用者からの調査データのデータベースへの登録と分析を可能とするプ ロトタイプのシステムを開発し,広く学校教育,社会教育等の教育実践へ適用可能性について基礎研 究を行った。このため,次のような内容で研究を進めた。 社会教育,学校教育等での連携の必要性とデータベース利用に関する実態を調査し,今後の連携に 必要となるデータベースシステム,テレビ会議システム等に対する課題を明らかにした。 相互利用のデータベースシステムに閲し,教材データベースを基礎として調査データを蓄積するた めのデータベースを設計し,利用者からの登録に柔軟に対応可能な処理システムを研究開発した。 開発したデータベースシステムをインターネット上に公開し,全国的な教育活動への適用を試行し た。具体的には太陽の動きについての調査データを各地から登録し,条件検索により分析可能とし, 結果をグラフ化するなどの手法で検討できるようにした。 この試行結果をもとにして,システムの改善を行い,地域の教育機関で利用可能な環境調査用デー タベースシステムを開発し,岐阜県教育センターと共同して環境ウォッチングプロジェクトを企画・ 実施した。調査結果の分析に必要となる分布図資料等を利用できるようにし,調査手順などを併せて 資料提供する事で自主的な調査活動を支援できるようにした。 これらの開発研究に加え,今後の社会教育,学校教育でのテレビ会議システムの利用について,輪 之内町教育委員会の協力を得て,実践研究をすすめ,総合的な教育システム開発への基礎研究資料と した。 このデータベース開発に関する基礎研究にあたっては,岐阜県教育センター,岐阜県生涯学習セン ター,岐阜県分布図センター,学習システム研究会,その他多くの方々に試行,調査協力をいただい た。 ここに関係者各位に深く感謝の意を表す。 研究代表者 加藤 直樹 (岐阜大学教育学部助教授)

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