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Academic year: 2021

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特集にあたって

慶応義塾大学理工学郎 安西祐一郎 11川11川川11川川|川川11川川|川川|川川11川川11川11川11川11川11川111川11川11川11川|川11川11川11川l川l川11川川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川1111川川11川川11川川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川111川11川11川川11川11川川11川川l川l川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川川11川11川川|川11川11川11111111川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川川11川11川11川11川11川川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川l川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11111川川11川1111川11川111川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川111川11川11川11川11川11川11川川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11川11111川11川11川11川11川11川11川11川l川11川111川11川11川11川11川11川11川11川11川11川111川11川11川11川11川11川111, ニューラルネットワークとは,脳神経系からヒントを 得てモデル化された,密に結合した多数の単純な計算素 子が並列動作する情報処理システムのことである.素子 の結合部分が学習機能を持っているシステムも多く,記 号処理にもとづく人工知能システムとは違った超並列学 習情報処理の機能を持つシステムとして, 基礎から応 用,ハードウェアまで,幅広い研究開発がすすめられて いる. ユューラルネットワークの研究には, 1943年に発表さ れた McCulloch と Pitts の脳神経系のモデルから数え ても,すでに 50年近くの歴史がある.その間,特にこの 10年ほどの聞に,数理的基礎理論,脳神経科学,計算論 的神経科学,認知科学,情報科学,統計物理学のような 基礎研究分野,非線形数学,力学系の理論,確率過程, カオス理論,計算理論のようなモデル化の方法論,ニュ ーロチップ,光ニューロコンビュータなどのハードウェ ア,連想記憶,パターン認識,制御システム, ロボティ クス,最適化,予測への応用など,着実で息の長い研究 が多方面にわたってすすめられている. この特集では,こうした研究のうち,本誌の読者が興 味を持つと思われる組合せ最適化と時系列予測の問題を 重点的に取り上げた.また,実用化にはきわめて重要に なるハードウェアの現状についても取り上げる方針と し,全部で 5 編の寄稿をお願いすることとした. 最初にあげた論文は,上坂吉則氏によるニューラルネ ットワークと力学系の関係に関する解説である.ニュー ラルネットワークによる最適化の基礎理論としては,力 学系としてのモデル化が重要な役割を果たしてきた.そ こで,長年にわたりこの方面で独創的な成果をいくつも あげておられる上坂氏に, この問題の解説をお願 L 、し Tこ.

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(4) 第 2 の論文は,組合せ最適化への応用について活発な 研究を続けている武藤佳恭氏による,主として相互結合 型ニューラルネットワークの組合せ最適化への応用につ いての解説である.武藤氏自身の研究を中心として,い ろいろな最適化問題にニューラルネットワークが適用可 能なことがおわかりいただけるだろう. 3 番目の論文は,自己組織的な機能をもったニューラ ルネットワークによる組合せ最適化問題の解法の解説で ある.著者の松山泰男氏は,競合学習やその応用をはじ めとして多くの研究成果をあげておられるが,自己組織 化ニューラルネットワークが最適化問題の解法に応用で きることが,この論文からもわかるだろう. 第 4 の論文としては,安達雅春・合原一幸両氏に,ニ ューラルネットワークの時系列予測への応用に関する解 説をお願いした.合原氏らはニューラルネットワークだ けでなくカオス理論とその応用に多くの成果をあげてお られ,この論文も,いろ L 、 L 、なニューラルネットワーク モデル,力学系,カオス時系列と,現代的で多彩な内容 になっている. 最後に第 5 論文としては,ニューラルネットワークの 、ードウェア開発の現状に関する解説を秋山泰氏にお願 いした.秋山氏は Gaussian Machine と呼ばれるモデ ルの開発者として,またニューロチップの研究者として 知られており,この論文には最近の大規模チップまで含 めた多くの情報が盛り込まれている. 繰り返しになるが,ニューラルネットワークの研究は 多くの分野で着実にすすんでいる.本特集号の諸論文を きっかけとして,読者諸兄がニューラルネットワーク研 究の底流への関心を高めていただければ幸いである. 最後に,お忙しいなか原稿をお書きいただいた執筆者 の方々に深く感謝いたします. オベレーションズ・リサーチ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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