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中間市における未就学児童に関する子育て支援 - 子育て支援ニーズ等に関するアンケート調査から -

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Academic year: 2021

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(1)未 就 学 児 童 に 関 す る子 育 て 支 援 ∼子 育て支援 ニーズ等 に関す るア ンケー ト調 査か ら∼. 人 Child Study. 津. Support for of a Survey. 泰 子 Preschool on Child. YASUKO 要. Children Support. OOTSU. 旨 平 成11年. の 「少 子 化 対 策 推 進 基 本 方 針 」 を始 め と して 、 進 む少 子 化 に 対 す る様 々 な施 策 が. 策 定 さ れ、 各 自治 体 で も取 組 み が行 わ れ て きた。 日本 経 済 の大 きな変 化 、 女 性 の社 会 進 出 な ど 社 会 的背 景 の な か で、 わ が 国 の少 子 化 に拍 車 が か か った こ とは否 定 で きな い。 そ の た め、 少 子 化対 策 と して位 置付 け られ て い た保 育 対 策 に 各 自治 体 で取 り組 ん で きた が、 増 加 す る児 童 虐 待 や少 年 犯 罪 、 ま た 、 子 ど もが 犠 牲 と な る事 件 な ど,全て の子 ど も達 が 安 心 して健 や か に育 っ 事 が で き る環 境 が保 障 さ れ に くい 時代 を迎 え、 そ れ に対 応 す るた め に 「次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 」 が制 定 さ れ た。 本 稿 で は、 各 自治 体 で策 定 が義 務 付 け られ る次 世 代 育 成 支 援 を推 進 す る た め の 「行 動 計 画 」 の基 礎 とな る福 岡県N市. の 「子 育 て支 援 ニ ー ズ等 に 関 す るア ンケ ー ト調 査 」 を も とに、 特 に支. 援 が求 め られ る未 就 学 児童 に対 す る支 援 の現 状 と これ か らの課 題 を 明 らか に し、 地 域 の特 性 を 生 か した子 育 て支 援 を推 進 す る施 策 に っ い て考 察 す る こ とを 目的 と して い る。. キ ー ワー ド 子 育 て支 援 、 子 育 て環 境 、 次 世 代 育 成 支 援 、 保 育 サ ー ビス. 1.は. じめ に. 平 成11年. に 「少 子 化 対 策推 進 基 本 方 針 」 を策 定 し、 「エ ンゼ ルプ ラ ン」 「 新 エ ンゼ ル プ ラ ン」、. 「仕 事 と子 育 て の 両 立 支 援 の方 針 に っ い て 」 に基 づ く 「待 機 児 童 ゼ ロ作 戦 」 等 に よ り、 就 労 と 育 児 の両 立 支 援 を 中心 と した保 育 サ ー ビス の充 実 が 各 自治 体 で進 め られ て きた。 しか し、 少子 化 の流 れ に歯 止 め を か け る こ とが で きず、 これ ま で 「少 子 化 対 策 」 と して進 め て きた 保育 対 策 を、 全 て の子 ど もを対 象 と した次 世 代 育 成 支 援 対 策 と して位 置付 け な お し、 平 成15年. 「次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 」 が 制 定 され た。. 同法 に お い て は、 子 ど も達 が健 や か に うま れ て育 っ環 境 整 備 を 図 る為 、 全 て の地 方 自治 体 と 企 業(従 業 員301人 以 上)に 、 各 地 域 の特 性 を ふ ま え た多 様 な次 世 代 育 成 支 援 を推 進 す る た め 一85一.

(2) の 「行 動 計 画」 の策 定 が義 務 付 け られ た。 行 動 計 画 の策 定 に あ た り、 各 自治 体 は ニ ー ズ調 査 を実 施 す るな ど住 民 の ニ ー ズ を把 握 す る こ とが 求 め られ て い る。 今 回 、 「子 育 て 支 援 ニ ー ズ等 に 関 す る ア ンケ ー ト調 査(次. 世代育成支援. 行動 計 画 策 定 に係 る基 礎 調 査)」 は これ まで の子 育 て 支 援 事 業 施 策 の評 価 と と も に、 福 岡県N 市 に お け る子 育 て支 援 に 関 す る市 民 の ニ ー ズを把 握 し、 そ れ らを今 後 予 定 さ れ て い るN市 の次 世 代育 成 支 援 行 動 計 画策 定 に反 映 さ せ るた め に実 態 把 握 の 目的 で実 施 さ れ た。 本 研 究 で は、 こ の調 査 結 果 か ら、 就 学 児 童 に対 す る子 育 て支 援 に っ い て、 保 護 者 の就 業 状 況 や地 域 で の相 互 支 援 な どの地 域 特 性 を 明 らか に し、 未 就 学 児 童 を対 象 と した これ ま で の保 育 サ ー ビス な ど の子 育 て 支援 事 業 の評 価 と利 用状 況 、 ま た今 後 求 め られ る子 育 て支 援 に っ い て考 察 す る。. H.「 子 育 て 支 援 ニ ー ズ 等 に 関 す る ア ン ケ ー ト調 査 」 の 概 要 1.対. 象者. 福 岡 県N市. に住 民 票 を有 す る 未 就 学 児 童1,000人. 、 小 学 校 児 童1,000人. を住 民 基 本 台 帳. か ら無 作 為抽 出 し調 査 を行 った。 2.調. 査 の 時期 と調 査 方 法 住民 基 本 台 帳 か ら無 作 為 抽 出 され た未 就 学 児 童1,000人. 、 小 学 校 児 童1,000人. に調 査 票 郵. 送 に よ る配 布 ・回収 を行 った。 回答 記 入 に っ い て は、 調 査 対 象 の児 童 の保 護 者 が行 う。 調 査 時期 は平 成15年12月 3.回. 。. 収状況. 未 就学児童 …. 調 査 対 象 者 数1.000サ. ンプ ル 、 有 効 回答 数398サ. ンプ ル 、 有 効 回 答 率. 39.8% 小 学 校 児童 …. 皿1.分. 調 査 対 象 者 数1,000サ. ンプ ル、 有 効 回 答集425サ. ンプ ル 、 回収 率42.5%. 析 結 果. 本 研 究 に お い て は 、 上 記 の ア ン ケ ー ト調 査 の 結 果 を 基 に 、 未 就 学 児 童 に お け る 子 育 て 支 援 事 業 の 利 用 状 況 ・今 後 の 利 用 意 向 に っ い て 分 析 を 行 っ た 。 1.調. 査 対 象 者 の概 要 ①年齢構成 最 も 多 い の は0歳. 児23.6%、. 1%、2歳12.1%、6歳3.8%と. 次 い で3歳. 児17.3%、1歳14.6%、5歳14.3%、4歳14.. 続 く。(図1). ② 両 親 の状 況 同 居 率 は 父 親 が84.6%、 と14.3ポ. 母 親 は98.9%で. イ ン ト低 く な っ て い る 。 父 親 が. 人 は11.8%で. 、 母 親 の0.8%と. 、 父 親 と同 居 して い る割 合 は、 母 親 に比 べ る 「死 亡 、 離 婚 、 未 婚 な ど で い な い 」 と 回 答 し た. 比 べ て11.0ポ. に よ る母 子 家 庭 の ほ う が 多 い 。(図2) ③家族構成. 一86一. イ ン トの 差 が 見 られ 、 死 亡 、 離 婚 、 未 婚 な ど.

(3) 全 体 の 約7割. が 核 家 族 で あ る。(図3). ④ 主 な保 護 者 身 の 回 り の 世 話 な ど を 主 に 行 っ て い る の は 、 母 親 で93.7%、 そ の 他 の 親 族 、 そ の 他4.5%、. 父 親 は0.8%で. 次 い で 祖 父 ・祖 母 、 兄 姉 、. 最 も少 な い 。(図4). ⑤就労形態 就 労 率 は 父 親86.2%、 3%、. 母 親14.3%、. 母 親41.0%で. あ る 。 そ の 内 訳 は、 「正 社 員 ・正 職 員 」 で は 父 親68.. 「パ ー ト ・ア ル バ イ ト」 で は 父 親2.3%、. 遣 社 員 」 で は 父 親2.0%、. 母 親2.5%で. 母 親18.1%、. 「契 約 社 員 ・派. 、 父 親 は正 社 員 な ど正 規 雇 用 が 多 い が、 母 親 は パ ー. トや 派 遣 社 員 と い っ た 就 労 形 態 が 多 い 。(図5) ⑥ 保 護 者 の 就 労 状 況(過. 去 の 就 労 状 況 別). 全 体 で 最 も多 い の は 、 「以 前 は 就 労 して い た が 、 現 在 は 就 労 して い な い 」49.7%で い で 「就 労 し て い る」36.4%、. 「これ ま で に 就 労 し た こ と が な い 」8.8%と. 性 別 で み る と、 父 親 の 場 合 は い 」33.3%。 い る」36.2%で. 「就 労 し て い る 」66.7%、. 、次. 続 く。. 「こ れ ま で に 就 労 し た こ と が な. 母 親 は 「以 前 は 就 労 して い た が 現 在 は 就 労 し て い な い 」50.1%、. 「就 労 し て. 、 結 婚 、 出 産 な ど何 ら か の 理 由 で 退 職 す る女 性 が 多 い 。. 就 労 率 は 子 ど も の 年 齢 が 低 い ほ ど 、 割 合 が 低 く な る。 ま た 産 休 ・育 休 取 得 者 は 、0歳 を 持 っ 母 親 で わ ず か11.4%で. あ る。68.2%が. 児. 出 産 ・育 児 の た め に 退 職 し て い る 状 況 が 見 ら. れ る。(図6) ⑦ 今 後 の 就 労 希 望(現. 在 働 い て い な い 人 の み). 今 後 の 就 労 希 望 と し て 最 も多 い の が 「子 育 て が あ る程 度 落 ち 着 い た ら働 き た い 」 と答 え た 人 が58.0%で て み た い 」8.2%な. 最 も多 い。 次 い で. 「仕 事 を 探 して い る 」11.4%、. ど と 続 く。(図7). 図1年. 齢構成. 全 体(Nニ398). 「い い 仕 事 が あ れ ば 働 い.

(4) 図2両. 図3家. 親 の 同別 居 状 況. 族構成.

(5) 図4主. な購. 図5両. 者. 親 の就 労擁.

(6) 図6保. 護 者 の 就 労 状 況(過. 去 の 就 労 状 況 別).   . 蝉 \0へ. これ ま で に 就 労 し た こ と はな い. 364. 以 前は就 労し ていたが 現在 は就 労し ていな い. 376. 産 休 ・育 休 ・ 介 護休業 中. 体. 就 労し ている. サ ンプ ル 数. 全. 8.8. 4549.7. o. 虚. 88. 13.611.468.2. 6.8. 象. 1. 歳. 50. 38.0. 4ρ. 者. 2. 歳. 46. 43.5. 年. 3. 歳. 66. 40.9. 齢. 4. 歳. 55. 43.6. 5.543.6. 上. 70. 50刀. 2.934.311.4. 362. 4.650.1. 対. 別. 5畿. 以. の保 母. 親. 性護 父. 親. 別者 そ. の. 373. 3. 66.7. 他. 一90一. 4。05↓0 一47. (数 値:%). 不 明. 0.5. 8フ. .8. 15. 43.913.6. 7。3. 14. 8.6 一333. 0.5.

(7) 図7今. わか らな い. \51%. 働 く意思は あるが 仕事 を探 している 子 どもの預 け先が な いので仕事(就 職活動 中である) が探せない114% %. {糟. 明騙 不5. 病気の ため. 後 の就 労 希 望. 132 働 くつ も り はな い 55%. 凶. いい仕事が あれば働 いて みたい 82%. 子育てがある程度 落ちついた ら 働きたい 580%. 具体 的に 働 く予定 がある 23%. 論. 2.未 就 学 児 童 にお け る保 育 サ ー ビス等 の 利 用 状 況 ・今 後 の 利 用 意 向 ① 保育 サ ー ビス等 の利 用 状 況 未 就 学 児 童 を持 っ保 護 者 の半 数 以 上 が、 保 育 園 ・幼 稚 園、 事 業 内保 育 所 等 の保 育 施 設 を利 用 した り、 ベ ビー シ ッ ター や親 族 ・知 人 に預 け る等 、 保 育 に 関 す る何 らか の サ ー ビス や サ ポ ー ト を受 け て い る。 児 童 の年 齢 別 で み る と、0歳 児 の場 合 は、 そ の よ うな サ ー ビス ・サ ポ ー トを受 け て い な い割 合 が8割 で、 主 に保 育 を担 って い るの は保 護 者 で あ る。 しか し、5歳 以 上 で は約 9割 が サ ー ビス ・サ ポ ー トを受 け て お り、 年 齢 が高 くな るに っ れ、 そ の必 要 性 が高 くな って い る。(図8) 次 に、 これ らの保 育 サ ー ビス等 の利 用 者 が、 ど の よ うな サ ー ビス ・サ ポ ー トを受 け て い る の か そ れ ぞ れ の種 類 別 見 る と、 図9か. ら、 認 可 保 育 所 ・幼 稚 園 を利 用 して い る の が全 体 の約9割. で最 も多 い。 年 齢 別 で は、3歳 未 満 児 で は保 育 所 の み の利 用 で あ るが 、3歳 以 上 で は、 保 育所 ・ 幼 稚 園 の 利 用 者 数 は ほ ぼ 同 数 と な っ て い る。 図10の 認 可 外 保 育 施 設 に っ い て は、 利 用 者 は2 割 に満 た ず、 利 用者 は い ず れ も今 後 は保 育 所 に預 け た い とい う意 向 が見 られ る。 現 在 は何 らか の理 由 で無 認 可 保 育 施 設 を利 用 せ ざ るを得 な い状 況 で あ る こ とが考 え られ る。 現 在 利 用 して い る保 育 施 設(保 育 所 ・幼 稚 園 ・認 可 外 保 育 施 設)に. っ い て、 「施 設 ・環 境 」、. 「保 育 士 の配 置 状 況 」、 「子 ど もへ の接 し方 ・遊 び」 な ど12項 目 にっ いて 評 価 を聞 い た。(図11) 全項 目に お い て 「大 変 満 足 」 「ほ ぼ満 足 」 が 「や や 不 満 」 「大 変 不 満 」 を大 き く上 回 り、 利 用 者 の高 い満 足 度 が 見 られ る。 各 項 目別 に見 る と、 満 足 度 が 高 い の は 「食 事 」 「子 ど もへ の接 し方 ・ 日常 の遊 び」 「病 気 や ケ ガの 時 の 対 応 」 「安 全 対 策 」 で8割 が肯 定 評 価 を して い る。 一 方 、 不 満 度 が高 い の は、 「利 用 者 間 の ネ ッ トワ ー クづ く り」 「保 護 者 へ の情 報 伝 達 」 で あ る。 子 育 て の孤 立 化 を 防 ぎ、 保 護 者 と保 育 者 との情 報 の共 有 を 図 り、 よ りよ い子 育 て環 境 を提 供 す た め に、 地 域 に お け る子 育 て 支援 ネ ッ トワー クづ く りの推 進 と して取 り組 ん で い く必 要 が あ る。 図12の 親 族 ・知 人 に預 け る ケ ー ス は2割 を上 回 る。 回 答 者 の家 族 構 成 は3世 代 家 族 よ り も 一91一.

(8) 核 家 族 世 帯 が 多 く、 同居 して い る親族 よ り も別 居 して い る親 族 に預 け る割 合 が高 くな って い る。 ま た、 この ケ ー ス で は、3割. が今 後 保 育 所 に預 け た い とい う希 望 が見 られ る が、 残 りの約7割. の 人 は この ま ま親 族 に預 け る こ とを希 望 して い る。 ベ ビー シ ッ ター ・家 政 婦 の利 用 は ほ とん ど 見 られ な か った。(図13) 保 育 サ ー ビ ス等 の利 用 は子 ど もの年 齢 と人 数 に も関連 が 見 られ0歳 児 の場 合 に は約8割 用 して い な いが 、 年 齢 が あ が る にっ れ そ の割 合 は減 少 し、5歳 以 上 で は4.2%と. が利. な り、 ほ とん. どが 何 らか の保 育 サ ー ビス を利 用 して い る。 ま た、 子 ど もが1人 の場 合 は5割 が利 用 して い な い と回 答 して い るが、2人 以 上 に な る と約2割. に減 少 して い る。 子 ど もの年 齢 が あ が り、 人 数. が2人 以 上 に な る と、 何 らか の保 育 サ ー ビス を受 け て い る とい う こ とに な る。(図8) 回答 者 全 体 の約4割. は こ られ の保 育 サ ー ビス等 を利 用 して い な い が、 そ の 回答 者 に対 し、 保. 育 所 を 利 用 しな い理 由 を質 問 す る と、 図14に 見 られ る よ う に そ の理 由 と して 最 も多 い の は、 「利 用 す る必 要 が な いか ら」 で あ る。 これ は、 専 業 主 婦 な ど保 護 者 あ る い は家 族 が 保 育 で き る 環 境 に あ る ケ ー スで あ ろ う。 ま た、 利 用 費 の 問 題 も あ げ られ て い るが、 「利 用 料 が 高 いか ら」 と回 答 した割 合 が高 い の は、 子 ど もの数 が3人 以 上 の場 合 で6割 、 ま た4歳 以 上 の子 ど もが い る人 で4割 で あ る。 これ は、 子 ど もの人 数 に よ る利 用 費 の増 額 や年 齢 が あ が る に伴 い そ の他 の 教 育 費 な どが か か る こ とが要 因 で あ ろ う。 図8保. 育 サ ー ビス の利 用 状 況. 保育サー ビスなど を利用せず、 親族 ・知人にも 「. 〉》 》v㌧ 》》>v㌧》溢 レ 〉ン 呆育 サ ー ビス な と レ ,vを 利用 した り、. 預けていない 399%. :ご 雛.知 ソ. 人に. 預 けて い る. 1. 555%. 俣育 サー ビ スなど を利 用 せ ず 、 親 族 ・知 人 に も 預 け て いな い. 体. 保 育 サー ビ ス な ど を 利 用 し た り 、 親 抜 ・知 人 に 預け ている. サ ンプ ル数. 全. 全 体(Nニ398). 数値:%) 一 不 明. 398. 55.5. 39-9. 歳. 94. 18.1. 8t9. 歳. 58. 44.8. 53.4. 1。7. 2. 殻. 48. 43.8. 54-2. 2』. 年. 3. 崖. 69. 69.6. 23.2. 齢. 4. 議. 56. 80.4. 8.9. 霊0.7. 上. 72. 88.9. 4.2. 6.9. o. 象. 1. 者. 対. 4,5. 7.2. ユ 卸. 5議. 以. ※保 育 サ ー ビス と は、 保 育 所(認 可保 育 所)・ 幼 稚 園 ・認 可 外 保 育 所 ・ベ ビー シッ タ ーな どを 指 し、 親 族 ・ 知 人 に よ る預 りな ど は 保育 サ ー ビス に含 ま な い。. 一92一.

(9) 図9認. 可保育所、幼稚園の利用状況. 通 って い な い 113%一. \. 4. 歳. 叢. 6. 18. 17. 46. 45. 3 2. 3 3. 2 9﹄. 3 ワ鯨. 稚. 幼. 可 外 保 育 施 設 の利 用 状 況. 4. 艘. 歳. (数値:実 数). 5 歳 以上. 3. サ ー. 紐 経 ・認 定 の保 育 施 設. 1. 畿. 議. 畿 2. 2. 1. o. 体. 63 0 3. 18. 3 ウ﹂. 18. 5歳 以上. 3. 歳. 歳. 歳 6. 育. 保. サー ビ ス 別. 所. 図10認. 全. 2. 1. 0. 体. 全. (数 値:実 数). 1. 1. ビ ス 別. 家 庭福 祉 員(保 育ママ) 事 業所 内像育 施般. 1. その 他認 可 外保 育施 設. 1. 一93一.

(10) 図11現. 在 利 用 して い る保 育 施 設 の評 価. 大変満足 全 体(N=200)凡. ほぼ満足. やや不満. 大変不満. 不明. 例. ①施 設 ・環 境(園 舎 ・園庭 、玩具 など). ②保 育士の 配置状況(人 員体 制). ③ 子供へ の接 し方 ・日常 の遊び. ④行 事(保 育参観や 運動会 など). ⑤ 食事. ⑥ 病気やケ ガの時 の対応. ⑦ 保護者 への情報 伝達. ⑧悩み ごとな どへの相談 対応. ⑨ 保護者 の要望 ・意 見へ の対応. ⑩利 用者間 のネ ッ トワーク づく り. ⑪安全 対策. ⑫衛 生対策. (. Iu殉. ∠u殉. 図12親. 6u鞠4UUb. bUおbUUb. 1uおbUUo. 族 ・知 人 へ の預 け状 況 珊_. 全 体(Nニ221). 歳. 13. 6. 5歳 以 上. 4. 趨. 12 4 8. 6. 8. ↓. 4,. 3. 0り. 1. ウ﹂. 1. 咽. 一94一. 3. 雄. 2. 歳. 0 1. 人. 義 乙. サー ビ ス別. 別 居 して い る 親 族. 10. 3. 1. 11. 同 居 して い る 親 族.. 知. 歯. 体. 0. 全. (値:数).

(11) 図13ベ. 図14保. ビー シ ッ タ ー ・家 政 婦 の 利 用 状 況. 育 所 を 利 用 して い な い理 由(保 育 サ ー ビ スを 利 用 せ ず 、 親 族 ・知 人 に も預 け て い な い 人 の み). そ の他. 利 用 時 間 が 合 わ な いか ら. 近 く に 保 育 所 が な いか ら. 定 員 に 空 き が な いか ら. 利 用 資 格 が な いか ら. そ の他. 利用時 間が合わ ない から. 近 く に 保 育 所が な い から. 定 員 に 空 き が な いか ら. 利用資格が ないから (非 就 労 な ど). 1.9. 10、7. 2,5. 2.6. t3. 16.9. 2.6. 31. 67,7. 35,5. 194. 65. 26. 69.2. 19.2. 15.4. 7.7. 11.5. 3.8. !6. 68.8. 25.0. 25.0. 5. 80.0. 6α0. 4α0. 3. 66.7. 6.3. 6,3. 20.0. 上. 以. 歳. 5. 別. 1.9. 3.9. 畿. 4. 齢. 3,8. 13.0. 叢. 3. 年. コ6.4. 18.2. 叢. 2. 者. 利用料が 高いから. 1. 23.3. 66.2. 明. 鍍. 象. 67.9. 77. 159. 不. 嚢. 対. 0. その必要が ないから. サンプ ル数. 体. ( 非就労など). 利 用 料 が 高 いか ら. そ の必 要 が な いか ら. O. 全. (数 値:%). 33.3. 一95一.

(12) ② 定 期 的 な保 育 サ ー ビス の ニ ー ズ 平 日に 保育 サ ー ビス の利 用(親 族 ・知 人 に よ る預 りな ど は ふ くま な い)を 希 望 して い る の は 全 体 の6割. を越 え る。ま た 、そ の 内 訳 は、保 育 所 の利 用 希 望 が 最 も多 い 。(図15)ま. 2で は利 用希 望 日数 と時 間 に 関 す る結 果 で あ るが、 平 日の利 用 に っ い て平 均 週5日. た 、 表1∼ は利 用 した. い と考 え る人 が多 く、 利 用 時 間 に っ い て は、 そ れ ぞ れ の保 育 施 設 や子 ど もの年 齢 に よ って違 い が 見 られ る。0歳 児 の 場 合 、 平 均 利 用 希 望 時 間 が8.7時 間 で 最 も長 いが 、 特 に 「認 証 ・認 定 の 保育 施 設 」 や 「家 庭 福 祉 員(保 育 マ マ)」 で は10時 間以 上 を希 望 して い る。 ま た、 土 曜 日 ・休 日に お け る保 育 サ ー ビス の利 用 に つ い て、 休 日の利 用 希 望 は わ ず か で あ る が、 土 曜 日 の利 用 に っ い て は、 「ほぼ 毎 週 利 用 した い」 が2割 で 、4歳 以 上 で は3割 近 くが利 用 を希 望 して い る。(図16) この よ うに、 受 け入 れ 児童 の年 齢 や保 育 日数 ・時 間 の多 様 化 、 ま た0歳 児 保 育 や延 長 保 育 、 休 日保 育 な ど利 用者 の ニ ー ズ の多 様 化 が見 られ る。 この よ うな利 用 者 の ニ ー ズ に対 応 す る た め の子 育 て サ ー ビ スの充 実 が求 め られ る。.

(13) 図15平. 日に お け る保 育 サ ー ビス の利 用 意 向. 全 体(Nニ398). 3. 4. 歳. 畿. 歳. 5歳 以上. 2   2. 1 ク噛. ﹂層 の乙. ハ0 9﹂. 8. 75 ワ﹂. 7・ -. 0U -. 00. ウ﹂. 1. 5. ■. 1 2. 1. 2. 1 1. 1. 1. 他. 1. 別. 政婦. .. ス. その他認可 外保 育施 設. 49. 霞︾. ビ. 事 業 所 内 保 育 施 殼. 43. ρ0 2. ー. 家 庭 福 祉 員(保 育 マ マ). の. 歳. サ. 認 証 ・認 定 の 保 育 施 設. 1. 園. 1. 稚. 49. 3. 望. 幼. 35. 78. 所. 37. 2 3. 希. 育. そ. 1. 45. 保. ベ ビーシ ッター/家. 識. 体. 0. '全. (数 値:実 数).

(14) 表1保. 議. 5歳 以 上. 3. 歳. 5.0. 5.O 6 5  . 6 4. 4 4. F O 4. 8 4. ロ. 3 艦︾. 4 4. 6 5. 2 5. ロ り. サ. 6 3. O 2. ロ. ワ. 0 =り. 5 4. 0 5. か 1. 層. 罵︾ PO. る. 0 60. 0 翫. 0 6. ビ. 事 桑 所 内 保 育 施 設. 5.0. 4.フ. 6 4. ー. 家 庭 福 祉 員{保 育 マ マ). 0 ﹂弓. サ. 認 証 ・認 定 の 保 育 施 設. ロ. 園. 0 6. 稚. の. 望. 幼. 3 5. 所. 3 ρ 0. 育. 1 5. 希. 保. 4.7. 艦. 2. 崖. 5.1. 4. 1. 趨. 体. (数 値;平 均 日数). 0. 全. 育 サ ー ビス の利 用 希 望 日数. 0 1 .. ス. その 他 認 可 外 保 育 施 設. 0 1. 0 ウ6. ベビー シッター/家 政 婦 別. 表2保. 歳 9.0. 9.6. 7.6. 7.0. 9.0. 8.0. 11.0. ‡0.8. 0 0り 0 7. 3.0. 5 0 1. 0 1 肇. 一98一. 9 ρ0. 0 7. ゐ. 他. 8.4. 0 8. の. 4 9. 良 U 8. 別. そ.  . 5 己 1 1. ス. その他認可外俣 育施 設 ベ ビー シ ッター/家 政 婦. 8。5. ∩ 0 7. 4 8. ビ. 事 業 所 内 保 育 施 設. 8.3. 3 0﹃. 0 8. 9h O 1. ー. 家 庭 福 祉 員(保 育 マ マ). コ. ハ0 7・. 認 証 ・認 定 の 保 育 施 設. 3 5. 園. 3 2り. 稚. 1' 0U. 幼. ロ. 所. サ. 3 8. 育. 望. 6 8. 希. 保. 8.1. 5議 以 上. 3. 歳. 8,3. 歳. 2. 歳. 8.7. (数 値:平 均 時 間) 4. 1. 歳. 体. 育 サ ー ビス の利 用 希 望 時 間. 0. 全. 0 6. 他. ロ. の. 0 5. そ.

(15) 図16土. 曜 日 ・休 日に お け る保 育 サ ー ビス の利 用 意 向. 【土 曜 日 】. 【日曜 日 】 ほぼ毎 日 利 用 した い. ほぼ毎 日 不 明. 不 明 20,9%. 篇. 利 用 した い 21.6%. 8.8%. " " " " " " " ". /3∵ レ 騰 票 v. ∼. '. '. 利用 希望 はない 56.8%. 利用希 望はな い 65,2% 月1∼2日 利 用 した い 12.8% 全 体(N=398). 全 体(N=398). 月 1∼ 2日利 用 した い. 21.612.8. ぼぽ 毎 遇 利用 した い. 日 曜 日 ・祝 日 月 1 玉 2 日 利 用 し た い. 398. ほぼ 毎 週利 用 した い. サ ンプ ル 数. 体. 全. (数 値:%). 土曜 日. 3.310.6. 0. 叢. 94. 9.61t7. 象. 1. 霞. 58. 22.415,5. 5.2103. 者. 2. 艦. 48. 25.018.8. 一10. 年. 3. 叢. 69. 23.2. 齢. 4. 歳. 56. 28.617.9. 上. 72. 27,8. 対. 2」. 8、7. 72. 9.6. .4. 8フ. 1,816.1. ﹂ 1 男. 5繕. 以. 8.3. 2.8. 9.フ. ③ 一 時預 か り型 保 育 の ニ ー ズ 図17に. 見 られ る よ う に病 気 な ど の理 由 で 、 保 育 所 、 幼 稚 園 、 認 可 外 保 育 施 設 を 休 ま な け れ. ば な らな い経 験 を した こ とが あ るの は保 育 施 設 利 用 者 の8割 で 、多 くの回 答者 が経 験 して い る。 そ の対 策 と して、 父 親 あ るい は母 親 の一 方 が仕 事 を休 む ケ ー ス や、 親 族 ・知 人 に預 け る ケ ー ス が 多 く見 られ る。(表3)し. か し、8割 が 両 親 の どち らか が 仕 事 を休 む こ とが 困 難 で あ る と回. 答 して い る。 病 後 児 保育 を受 け た の は1割 に満 た ず、 低 い割 合 で あ る。 しか し、 病 後 児 保 育 の サ ー ビス利 用条 件 につ いて は、 「医 療 機 関 の専 用 スペ ー スで 子 ど もを預 か って くれ る サ ー ビ ス」 や 「保 育 所 な どの専 用 ス ペ ー ス で子 ど もを預 か って くれ るサー ビス」 な どを多 く希望 して い る。(図18) 一99一.

(16) この結 果 か ら、 両 親 が就 労 して い る場 合 、 病 後 児 保 育 の利 用 希 望 は高 い が、 ま だ十 分 な サ ー ビス が提 供 さ れ て い な い現 状 が考 え られ る。 ま た、 緊 急 の 用事 で 日中子 ど もの面 倒 を み る こ とが で きな い こ とが あ った と答 え た 回答 者 は 全 体 の4割 で、 そ の場 合 の対 処 と して配 偶 者 が面 倒 を見 るよ り も、 親 族 ・知 人 に預 け た人 が多 い結 果 が 出 た 。(図19、 表4)ま. た、 保 護 者 の用 事 等 で 子 ど もを 泊 りが けで 家 族 以 外 に預 け た. 経 験 が あ る回答 者 は、 全体 の2割 に満 た な い が、 そ の場 合 も9割 が親 族 ・知 人 に預 け た と回答 して い る。(図20、 表5) 子 ど もの病 気 や、 緊急 の た め一 時預 か りが必 要 な こ とが調 査 結 果 か ら見 え て くる が、 両 親 の どち らか が 仕事 を休 ん だ り、 配 偶 者 が面 倒 を み る事 が 困難 で あ るた め、 現 状 で は親 族 ・知 人 な ど身 近 な 人 が保 護 者 に代 わ って保 育 す るケ ー ス が多 い。 しか し、 一 時保 育 に 関 して、 保 育 所 な どの 施 設 で子 ど も を預 か って くれ るサ ー ビス を 希 望 す る割 合 は7割 近 く見 られ る こ とか ら、 (図21)一. 時 保 育 の整 備 が 今 後 整 え ば利 用 者 は増 加 す る と考 え られ る。 図17乳. 幼 児 健 康 支 援 一 時預 か り事 業(病 後 児 保 育)の. ニーズ. 不明. 奮幡. へ55%\. 全 体(Nニ200). 不 明. 200. なかった. 体. あった. サ ンプ ル数. 全. (数 値:%). 5.5. 83.011。5. 1. 者. 2. 8. 象. 叢. 対. 0. 10α0. 10.5. 詔. 0︾ 1. 議. 842. 56. 8 1. 歳. 94.4. 4 9 ゐ. 2t9. ロ. 4.4. 4 4. 68.8. 10.9. ". 9tt. 4 6︾. 上. 5. 別. 一100一. 5 4.. 歳. 4. 齢. 以. ゆ0 4﹁. 歳. 3. 年. 趨. 87ρ.

(17) 表3対. 処方法. 仕方な く子どもだ けで 留守番 させた. 就 労 し て い な い保 護 者 が自宅 でみた. 保 育 サー ビ ス を 利 用 し た. 仕 方 な く 子 連 れ で仕 事 を し た (出 勤 ・在 宅 と も). (同 居 者 を 含 む ) 親 雄 ・知 人 に 預 け た. 父親ま たは母親が仕 事 を休んだ. サ ンプ ル数 166. 40 41. 艦. 44. 別 上. 17. 歳. 4. 齢. 3. 以. 16. 2. 5歳. 8. 者. 歳. 1. 違. 象. 歳. 対. 0. 年. 39.8. 0.6. 87.5. 37.5. 0.6. 33.1. 68.8. 62.5. 6.3. 12,5. 64.7. 58.8. 5,9. 11.8. 42.5. 45.O. 10.0. 35.0. 不 明. 体. 全. 49.4. (数 値1%). そ の 他. 6.0. tB. 3.o. 12.5. 2.5. 43,9. 26.8. 7.3. 40.9. 31.3. 2.3. 2.3. 63. 2.5. 2.5. 4t5. 7コ. 45.5. 2.3. ※ こ こで の保 育 サ ー ビス は、 病 後 児 保 育 実 施 して い る施 設 に よ る預 りや ベ ビー シ ッタ ー な ど を指 す。.

(18) 図18病. 後 児 保 育 に関 す るサ ー ビス の利 用 条 件 看護師などが 自 宅 に来 て 子 ども を み て. 明臨 不翫. 特 にサ ー ビス を. くれ るサ ー ビス. 利 用 す る希 望 は な い 10.6%. 8.8% 保 育 所 な どの  も  も もも い 、 ≠ ψ診 、 》へ♪ψノ 唖 ♪ノ 唖 ♪》♪2. ""灘. 専用スペースで. 灘灘灘. 子 ど もを 預 か っ て くれ る サ ー ビ ス 27.9%. 医療 機 関 の 専 用 スペ ー ス で. 全 体(Nニ398). 子 ど も を預 か っ て くれ るサ ー ビス 49.2%. 不 明. 鴎 5、2. &3 肪 廟 1.8. 髄. (シ ョ. トス テ イ). ●. 子 育 て支 援 短 期 支 援 一時保育事業のニー. " 10.6. 業 事 ズ. 図 19. ﹁. 30.6. 特 に サー ビ スを 利 用 す る希望 はな い. 28.6. 12.5. その他. 36.2. 3.6. 3.5. 10.6. 鵬 鶴 輔 ㎜ 螺. 7.2. 49.2. 柵. 31.3. 72. 上. 以. 議. 5. 別. 22.4. 4.2. 56. 歳. 4. 齢. 6.9. 69. 搬. 3. 年. 21,3. 48. 銭. 2. 者. 27.9. 53. 1. 4 9. 象. 歳. 0. 鵡. 対. 8.8 τ3.8. 医 療 搬 関 の 辱 用 ス ペー スで子 どもを預 かって く れ る サー ビ ス. 保育所 などの写 用スペ ー ス で子どもを 預かっ て く れ る サー ビ ス. 看謹師 などが自 宅にき て子ど も壱 みてくれる サー ビ ス. サンプ ル数. 体. 全. 398. (数値:%). 不明. 全 体(Nニ398). 54、2. 2,0. 9. 6ロ. .. 4 L 8 1. 6 5. 8 2. ワ一 7. 一102一. 明. 57,1. 43.1. q︾ Rv. 以. 8 4. 歳. 不. な かっ た 52.2. 41一訂. 上. 5. 別. 56.3. 46.4. 歳. 4. 齢. 48,3. 43.8. 歳. 3. 年. 44.8. 8 5. 2. 67,0. 巨=%) 一. 4 9. 者. 56.5. 33.0. 歳. 1. 41.5. 歳. 象. 398. 歳. 対. 0. あ った. 体. サ ンプ ル数. 全. (数.

(19) 表4対. 処方法 仕方 なく 子どもだ け で 留守 番さ せた. 保 育 サー ビ ス を 利 用 し た. 仕方 なく 子どもも 同行 した. (同 居 者 を 含 む) 親 族 ・知 人 に 預 け た. 配偶者が 面倒 をみた. サ ンプ ル 数. 3,6. 不 明. 体. 全. 73。9. {数 億:%). そ の 他. 165. 40.6. 12」. α6. t8. o.6. 対. 歳. o. 3. 歳. 2. 年. 歳. 1. 者. 歳. 象. 歳. 4. 齢. 上. 以. 歳. 5. 別. ※ こ こで の保 育 サ ー ビス は、 保育 所 、 認 可 外 保育 施 設 、 ベ ビー シ ッ ター な ど を指 す 。. 図20子. 育 て 短 期 支 援 事 業(シ. ョ ー トス テ イ)の. ニーズ. 2.0. 89.4. 1.1. 12.!. 84.5. 3.4. 27.1. 70.8. 2.1. 18.8. 79.7. t4. 32.1. 67、9. 18.1. 77.8. 明. 8 4 9 ∩ り 6▼ 5. 議. 4. 2 7. 上. 以. 議. 5. 別. 79.4. 不. 8 5. 歳. 3. 齢. なかった. 4 9. 歳. 2. 年. あ った. サ ンプ ル 数. 1. 識. 象. 歳. 対. 0. 者. 18.6. 体. 全. 398. 全 体(Nニ398). (数 値;%). 9.6. 4.2.

(20) 表5対. 、属昌 ■ 邑. ・ハ 「'. そ の他. 仕方 なく 子ど も だけ で 留守 番さ せた. 仕方 なく 子ど も も 同行 した. 録 育 サー ビ ス を 利 用 した. (同 居 者 を 含 む ). 親 族 ・知 人 に 預 け た. サ ンプ ル 数. 三. 処方法. 怜. 4. 歳. 3. 齢. 識. 2. 年. 趨. 1. 者. 歳. 0. 象. 叢. 対 別. L. ※ こ こ で の 保 育 サ ー ビ ス は 、 シ ョー トス テ イ 事 業 を 実 施 して い る施 設 、 認 可 外 保 育 施 設 、 ベ ビ ー シ ッ ター な どを指 す。. 図21一. 時保 育 に 関 す る サ ー ビス の利 用 条 件. 不明 その他. 03%へ. 特 にサー ビスを 利用す る希望 はない 176%. ン. /ン 響 護. 近 所の知 り合いが 子 どもをみて くれるサー ビス ∼ 35%. 雛 育所などの施設で子ど囎 鍔 を 預 っ て くれ る サ ー ビス 67.3% 保 育士 などが その自宅 で 子 どもを預 かって くれ る サ ー ビ ス 3,3%. 全 体(Nニ398).

(21) 3.子. 育 て一 般 に 関 す る保 護 者 の意 識 な ど. ① 子 育 て に 関 す る悩 み や不 安 感 子 育 て に関 して 何 らか の 不 安 感 や 負 担 感 を持 っ 人 は、 未 就 学 児 童 の 保 護 者 約4割 (図22)ま. た、 表6の. で あ る。. 日常 悩 ん で い る内 容 に っ い て は、 「食 事 や栄 養 に関 す る こ と」、 「病 気 や. 発 育 ・発 達 に 関 す る こ と」、 「子 ど もを 叱 りす ぎて い るよ うな気 が す る こ と」 な ど生 活 習 慣 ・健 康 ・しっ け に 関 す る内容 が上 位 を 占 め て い る。 ま た、 子 ど もに 関 す る 内容 以 外 に、 保 護 者 自身 に 関 す る項 目 「仕事 や 自分 の や りた い こ とが十 分 で きな い」 が、 未 就 学 児 童 の保 護 者 で多 く見 られ、 子 育 て の た め に就 労 や 自分 の 時 間 が制 限 さ れ る状 況 が推 測 さ れ る。 図22子. 育 て に関 す る不 安 感 や 負 担 感 非常 に不安 や. 不明 1'3%へ. なん と もいえ ない 14・3%へ. π. 全 く感 じな い 6.3%. 負担 を感 じる 7.3%. 讐欝. あま り不安 や負担 な ど は 感 じな い 35.4%. 全 体(N=398). 表6日. 常悩 ん で い る こ と. 特 にな い. その他. 登園拒否、 不登校など の問題 について. 配偶者 ・パー トナー 以 外 に子育 てを手伝 って くれる人が いな いこと. 配偶者 ・パー トナーと 子育 てに関 して意見が 合わな いこと. 話 し相手や相談相手が いな いこと. 育児 の方法がよくわか らな いこと. 自分 の子育 てについて まわり の見る目が気 に なる こと. 子育 てのストレスがた ま って子ども に手をあ げたり世話 しな いこと. 子どもと の接 し方に自 信が持 てな いこと. 地域 の子育 て支援サー ビ スの内容や利用方法 がよくわからな いこと. 子育 てに関 しての配偶 者 ・パー トナー の協力 が少な いこと 友達づきあ い (いじめ 等を含む) に関する こ と. 子どもと の時間を十分 にとれな いこと. 子ども の教育 に関する こと. 仕事や自分 のやりた い ことが十分 できな いこ と. 子どもを叱りすぎ てい るような気がする こと. 病気や発育 ・発達に関 する こと. 食事や栄養 に関する こ と. U.

(22) ② 子 育 て に 関 す る相 談 相 手 子 育 て に 関 す る相 談 相 手 に っ い て、 前 述 した 「悩 み の 内容 」 と関連 が見 られ る。 未 就 学 児 童 の保 護 者 で は、 基 本 的 な生 活 習 慣 や健 康 な ど が主 な悩 み で あ った た め、 子 育 て の経 験 の あ る身 近 な 人 へ の 相 談 割 合 が高 い と考 え られ る。 具 体 的 に は、 「そ の 他 の親 族(親. ・き ょ うだ い)」、. 「配 偶 者 ・パ ー トナ ー」、 「隣 近 所 の 人 、 地 域 の 知 人 、 友 人 」 な どで あ る。(図23) こ こで注 目す べ き こ とは、 相 談 相 手 と して、 公 的機 関 の相 談 先 の割 合 が少 な い こ とで あ る。 最 も多 い 「保 育 士 、 幼 稚 園 の先 生 、 学 校 の先 生 」 で も約2割. で あ る。 これ は、 身 近 に相 談 で き. る親 族 や友 人 が い る環 境 が あ る場 合 と、 公 的機 関 に は相 談 しに くい、 あ る い は 出来 な い とい っ た場 合 が考 え られ る。 そ の原 因 を調 査 し、 相 談 ・交 流 支 援 を推 進 す る こ とが求 め られ る。 図23子. 育 て に 関 す る相 談 相 手. 相談すべき ことはな い. 相談相手が いな い. そ の他. 民間 の電話相談. 少年相談 センター. 児童相談所. 保健福祉環境事務所. 教育相談室. 民生 ・児童委員、主任 児童委員. 母 子相談員. 家庭児童相談所. 子育 てサポーター). 子育 てサロンなど ( 親 子のつど いのば). 子育 てサーク ルの仲間. 地域 子育 て支援 センタ. 保健 センター. 医師 ・保健師 ・看護師 など. 職場 の人. 保育 士、幼稚園、学校 の先生. 配偶者 ・パー トナー. 隣近所 の人、地域 の知 人、友人. そ の他 の親族 ( 親、 き ょうだ いなど). ⑧ 子 育 て に 関 す る情 報 の入 手 方 法 子 育 て に 関 す る情 報 の入 手 方 法 に つ い て は、 未 就 学 児 童 の保 護 者 の場 合 は、 悩 み の相 談 相 手 と同様 に、 「親 族(親 、 き ょ うだ い)」 が7割 で最 も多 く、 次 い で 「隣近 所 の人 、 地 域 の知 人 ・ 友 人 」 「子 育 て 雑 誌 」 と続 く。(図23)公. 的 機 関 の 「保 育 所 ・幼 稚 園 ・学 校 」 は3割 と他 の. 入 手 方 法 と比 較 す る と低 い割 合 で あ る。 公 的機 関 に よ る子 育 て情 報 の入 手 は少 な く、 身 近 な近 隣 の ネ ッ トワー クに よ る情 報 入 手 が多 い の が特 徴 で あ ろ う。 前 述 の 「子 育 て に 関 す る相 談 相 手 」 に っ い て も、 保 育 士 、 幼 稚 園 の先 生 、 学 校 の先 生 を選 択 した割 合 が 低 く、 利 用率 が高 い に も関 わ らず、 相 談 相 手 や情 報 収 集 と して の役 割 が果 た さ れ て い な い状 況 が伺 わ れ る。 今 後 は よ り、 利 用者 の立 場 に立 った相 談 支 援 等 に力 を入 れ て い く こ と が重 要 で あ ろ う。.

(23) 図24子. 育 て に関 す る情 報 の入 手 方 法. (%). 全 体(N=398). Ω∩_コ01. 0 情報 の入手手段が わからない. その他. 情報 の入手先がな い. コ ミ ユ 一一テ ィ ー 吐軸. 子育 てサー クルの 仲間. 市役所や市の機関. イ ン タ ー ネ ツト. 市の広 報やパ フ レ ツト. 一 丁レビ 、 ラジ オ、 新聞. 保育 所、幼 稚 園、 学校. 子育 て雑誌. 隣近所の人、 知 人 、 友人. 親族 (親、 き ょう だ いな ど ). ④ 子 育 て に 関 す る 自主 的 な活 動 へ の参 加 状 況 図25に. 見 られ る よ う に、 現 在 子 育 て に関 す る 自主 的 な 活 動 に参 加 して い るの は1割 に満 た. ず 低 い割 合 で あ る。 ま た、 現 在 参 加 して お らず、 今 後 も参 加 す る意 志 が な い保 護 者 は、 半 数 を 上 回 り、 子 育 て に 関 す る自主 的 な活 動 へ の 関心 は低 い とい え よ う。 ま た、 表7で. は、0.1.2歳. の乳 幼 児 を持 っ保 護 者 の ほ うが、 子 育 て に 関 す る 自主 的 な活. 動 へ の 参 加 を よ り望 ん で お り、 「現 在 は参 加 して い な い が、 今 後 機 会 が あ れ ば 参 加 した い」 と 回答 した 割 合 それ ぞ れ約5割. で あ る。 一 方 、3.4.5歳. 児 で は、 「現 在 は参 加 して お らず 、. 今 後 も参 加 す るっ も りは な い」 と回答 した割 合 が半 数 を こえ、 子 ど もの年 齢 に よ って、 活 動 へ の参 加 意 識 に違 い が 見 られ る。 この 子 育 て に 関 す る 自主 的 な 活 動 に 対 して 行 政 に 支 援 を 希 望 す る の は、 「活 動 場 所 の 提 供 (場 所 貸 しな ど)」 の回 答 数 が 最 も高 く半 数 を こえ て い る。(図26)ま. た、 「活 動 時 間 中 の保. 育 サ ー ビス」 が5割 近 く見 られ、 保 育 サ ー ビス の有 無 が活 動 参 加 の要 因 とな って い る。 図25自. 主 的 な活 動 へ の参 加 率. 不明. 20%逗/7'5%. 現在参加している. TTfTTffTTff翼 現 在 は 参 加 して お ら ず 、 今 後 も参 加 す. 卜. るつ も りはない 490%. 現在 は参 加 して い な いが 、 今 後 機 会 が あ れ ば 参 加 した い 41.5%. 全 体(N=398). 7一.

(24) 表7自. 主 的 な活 動 へ の参 加 率(年 齢 別). 不明. 現 在は参 加 し ておら ず 、今 後 も 参 加 す る つも り は な い. 現在は参 加 し ていな いが 今 後 機 会 が あ れ ば参 加 した い. 現在参 加 し ている. サ ンプ ル数. 全体. (数 値:96). 7。5. 41.5. 49.0. 2.0. 0歳. 94. 8.5. 45.7. 1.1. 1歳 2歳. 58 48 69. 3.4. 50。0. 44.7 46.6. 10.4. 56。3. 33。3. 8.7. 33.3. 52.2. 56 72. 12.5 2.8. 32.1. 53.6. 5.8 1.8. 34.7. 59.7. 2.8. 398. 3歳 4歳 5以. 上. 図26自. 主 的 な活 動 に対 して行 政 に支 援 して欲 しい こ と. (%). 全 体(N=195) 『 『A. そ の他. 活動資金助成. 情 報 発 信 や P Rな ど に関 す る 支 援 ( 掲 示板 の開 放 な ど ). 活 動 時 間 中 の保 育 サービ ス. 活 動 場 所 の 提 供 (場 所 貸 し など ). 0. ⑤ 子 ど もの遊 び場 子 ど もの遊 び場 に 関 す る評 価 で は、6割 以 上 が 「雨 の 日に遊 べ る場 所 が な い」 と雨 天 時 の遊 び場 の 不 足 を 問題 点 と して あ げ て い る。(図27)ま. た、 「遊 具 な どの 種 類 が 充 実 して い な い」. 「近 くに遊 び場 が な い」 が 上 位 に あ げ られ て お り、 遊 び場 の 不 足 、 遊 具 な ど環 境 整 備 の問 題 が 課 題 とな って い る。.

(25) 図27子. ども の遊 び場 に対 す る評 価 全 体(Nニ398). (%). 特に感じることはない. その他. 緑などの自然が少ない. 遊び場やその周辺の環 境が悪くて、安心して 遊べない. 遊具などの設備が古く て危険である. 遊び場周辺の道路が危 険である. 思い切り遊ぶために十 分な広さがない. い つも閑散としていて 寂しい感じがする. 遊び場に行 っても子ど もと同じ歳くらいの遊 び仲間がいない. 不衛生である. 近くに遊び場がない. 遊具などの種類が充実 していない. 雨の日に遊べる場所が ない. り. ⑥ 外 出 の 際、 困 る こ と 外 出 の 際 困 る こ とは、 未 就 学 児童 の場 合 は子 ど も と一 緒 に外 出 す る機 会 が多 い た め に 「トイ レや オ ム ツ替 え や親 子 で の利 用 に配 慮 さ れ て い な い こ と」、 「小 さ な子 ど も との食 事 に配 慮 さ れ た場 所 が な い こ と」、 「歩 道 の段 差 な どが ベ ビー カ ーや 自転 車 の通 行 の妨 げ に な って い る」 な ど、 乳 幼 児 を持 っ利 用者 を考 慮 した施 設 の環 境 整 備 が不 十 分 で あ る こ とが上 位 に あ げ られ て い る。 (図28)ま. た、 これ らの 回 答 は年 齢 が 低 い ほ ど高 くな る傾 向 が 見 られ る。 公 共 施 設 等 に お け る. 「子 育 て バ リア フ リー」 を 進 め る必 要 が あ ろ う。 図28外. 出 の 際、 困 る こ と 全 体(N=398). (%). 特 に 困 る こ と ・困 っ た 一﹂と は な い. そ の他. 周 囲の人が 子ど も連 れ を迷惑そうに みる こと. 荷物や子どもに手をとら れ困 っている時手助けし てくれる人が少ない. 緑 や広 い歩道が 少な い 等、 まち なみ にゆと り とうるおいがな い. 歩道 や信 号のな い通 り が多 く、 安全 に心配が ある こと. 暗 い通り や見通 しの 悪 い 所が多 く子ど もの 犯 罪 の被害が心配. 交通機関や建物がベビー カ ーで の移動 に配慮 さ れ ていない こと. 授 乳する 場所 や必要 な 設備がない こと. 買 い物や 用事 の合間 の 気 分転換 に子ど もを 遊 ばせる場所がな いこと. 歩道の段差などがベビー カ ーや自 転車 の通行 の 妨げにな って いる. 小 さな子 ども との食事 に 配慮さ れた場 所が な い こと. U. ト イレが おむ つ替え や 親 子で の利用 に配慮 さ れ ていな いこと. 4 行 政 サ ー ビス の利 用状 況 ・今 後 の利 用 希 望 図29に 見 られ る よ う に、 未 就 学 児 童 の 保 護 者 は、 行 政 サ ー ビス の認 知 状 況 に関 して 、 母 親 学 級 、 両 親 学 級 、 育 児 教 室 」 「保 健 セ ンタ ー の情 報 ・相 談 サ ー ビス」 の認 知 度 が 高 く8割 を 占 め る。 そ の他 の サ ー ビス の認 知 度 は低 く、5割. に満 た な い状 況 で あ る。 認 知 率 が低 い理 由 と し. て、 サ ー ビス に 関 す る情 報 不 足 や 関心 が低 い こ とな ど が考 え られ る。 一109一.

(26) 図30の 行 政 サ ー ビスの 利 用 状 況 にっ いて は、 前 述 した認 知 率 と同 様 に、 「母 親 学 級 、 両 親 学 級 、 育 児 学 級 」 「保 健 相 談 セ ン ター ・教 育 相 談 室 」 が上 位 を 占 め て い る。 しか し、 認 知 率 に比 べ利 用率 が極 端 に低 い サ ー ビス は 「家 庭 教 育 に 関 す る学 級 ・講 座 」、 「教 育 相 談 セ ン ター ・教 育 相 談 室 」、 「家 庭 児童 相 談 室 」 で2%に. 満 た な い。 「子 育 て サ ロ ン」 「地 域 子 育 て支 援 セ ン ター」. 「保 育 所 や 幼 稚 園 の 園 庭 な どの 解 放 」 にっ いて の 利 用 率 も2割 に満 た な い。 ま た、 行 政 サ ー ビス の今 後 の 利 用 意 向 に っ い て、(図31)「 保 育 所 や 幼 稚 園 の 園 庭等 の解 放 」、 「保 健 セ ン ター の 情 報 ・相 談 サ ー ビス 」、 「子 育 て サ ロ ンな ど」、 「地 域 子 育 て 支 援 セ ンタ ー」 の 利 用意 向率 が上 位 を 占 め、 さ らに認 知 率 を上 回 って い る。 これ は、 生 活 習 慣 ・健 康 ・しっ け や 遊 び場 の不 足 が悩 み や 問題 と して調 査 結 果 に表 れ て い た こ とか ら も、 回答 者 の 関心 が高 く、 今 後 更 な る情 報 提 供 や サ ー ビス の充 実 が求 め られ る。 図29行. 政 サ ー ビス の認 知 状 況. 知っている 全 体(N=398)凡. 知らない. 不. 明. 例. ① 母親 教室、 両親教室 、育児教 室. ② 保険セ ンターの情 報 ・相 談サー ビス. ③ 家庭教育 に関す る学級 ・講座. ④ 致育 相談セ ンター ・教育相 談室. ⑤保育 所や幼 稚園の 園庭等 の開放. ⑥ 子育 てサ ロンな ど. ⑦ 地域 子育て支 援セ ンター. ⑧家庭 児童相 談室. 」V'腰. 図30 利用 したことがある 全 体(N=398)凡. 例. ①母親教室、両親教室、育児教室. ②保険セ ンターの情報 ・相談サー ビス. ③家庭教育に関する学級 ・講座1.. [. ④教育相談セ ンター ・教育相談室1.. ⑤保育所や幼稚園の園庭等の開放. ⑥子育てサ ロンな ど. (Z)地域子育て支援センター. ⑧家庭児童相談室1.. [. 0%. IV腰VV回. 行 政 サ ー ビス の利 用状 況 利用したことはない. 不. 明.

(27) 図31行. 政 サ ー ビス の今 後 の利 用 意 向. 利用したい. 利用希望はない. 不. 明. 全 体(N=398)柵. ①母親教室、両親教室、育児教雪. ②保険センターの情報 ・相談サービフ. 色家庭教育に関する学級 ・講圧. ④教育相談セ ンター ・教育相談雪. ⑤保育所や幼稚園の園庭等の開方. 5子 育てサロンな∼. ⑦地域子育て支援センター. ⑧家庭児童相談雪. IV.今. 後 の課 題 とま とめ. 今 回 の 調 査 か ら見 え て きた 未 就 学 児 童 に対 す る子 育 て 支 援 の 課 題 と して1、 女 性 の 就 業 と 子 育 て 支援2、. 1.女. 保 育 サ ー ビス の多 様 化3、. 子 育 て環 境 の整 備 の3点 が考 え られ る。. 性 の就 業 と子 育 て支 援. 本 調 査 の回 答 者 の うち 母 親 の56.2%が. 無 職 で あ る。 就 業 して い る母 親 で 、 正 社 員 ・正 職 員. の常 勤 の 勤 め に就 い て い る の は14.3%で 、 パ ー ト ・ア ルバ イ トの18.1%を 下 回 って い る。 ま た 以 前 は就 労 して い た が現 在 は就 労 して い な い ケ ー ス が多 く、 結 婚 、 子 育 て等 何 らか の理 由 で退 職 した女 性 が多 く見 られ る。 現 在 無 職 の保 護 者 で は、 「働 くっ も りは な い」 「病 気 の た め働 け な い」 「わ か らな い」 「不 明」 と回 答 した以 外 の83.0%は. 働 く意 志 を持 って い る。 特 に子 育 て が あ る程 度 落 ち着 い た ら働 き. た い とい う希 望 が6割 近 く見 られ、 子 育 て の た め に仕 事 を離 れ た ケ ー ス が多 い と考 え られ る。 調 査 結 果 で も、 産 休 ・育 休 の取 得 率 が低 く、 出産 ・育 児 の為 に退 職 す る母 親 が7割 近 く見 られ る。 この理 由 と して、N市. に お け る女 性 の就 業 形 態 、 職 種 に も関係 す る が、 正 規 雇 用 以 外 で は. 育 児 休業 の取 得 が 困難 で あ り、 そ れ が離 職 に っ な が る こ と も考 え られ る。 ま た、 解 答 者 の4割 が保 育 サ ー ビス を受 け て お らず、 家 庭 中心 、 特 に母 親 が主 な保 育 者 で あ る とい う事 も地 域 性 と して挙 げ られ る。 特 に年 齢 が下 が るほ ど この傾 向 は 強 ま って い る。 これ は、 子 育 て は女 性 が家 庭 で行 う もの とす る慣 習 、 あ るい は、 子 育 て は女 性 が行 う もの で、 そ の た め に離 職 す る の が よ い とす る性 別 役 割 分 業 意 識 が 強 い こ と も理 由 と して考 え られ る。 今 回 は、 女 性 の就 職 と子 育 て の意 識 にっ いて 調 査 を行 わ な か っ たが 、今 後 の子 育 て 支 援 を 進 め るた め に、 地 域 の特 性 と して 、 調 査 ・分析 す る必 要 が あ る。 ま た、N市. に お け る求 職 状 況 に も関連 す るが、 現 在 無 職 の 回答 者 で は、 求 職 活 動 中、 い い仕 一111一.

(28) 事 が あ れ ば働 い て み た い とい うケ ー ス もあ り、 希 望 に合 う仕 事 を見 っ け る 困難 な状 況 も垣 間見 られ る。 さ らに、 子 ど もの 預 け先 が な い の で 仕 事 が 探 せ な い と回答 した 人 が3.2%あ. り、 少 数. で は あ るが そ の具 体 的 な理 由 を分 析 す る必 要 が あ る。 次 世 代 育 成 対 策 推 進 法 で は、 市 町村 行 動 計 画 と して、 職 業 生 活 と家 庭 生 活 との両 立 の推 進 が 盛 り込 ま れ て い る。 全 国 的 に就 職 女 性 の人 口 が増 加 す る中、 今 後N市. に お い て も女 性 の労 働 力. が求 め られ、 ま た就 業 を希 望 す る女 性 が増 加 す る こ とが考 え られ る。 そ の た め に、 育 児 休 業 制 度 な どが 充 分 に活 用 さ れ る環 境 整 備 、再 就 職 の推 進 、 また 、 子 育 て と仕事 が 両 立 で き る多 様 な 子 育 て支 援 サ ー ビス を検 討 して い く事 が必 要 とな る。. 2.地. 域 性 を活 か した保 育 サ ー ビス の多 様 化. 親 族 ・知 人 に よ る子 育 て支 援 と保 育 サ ー ビス の 関連 を見 て い く と、 保 育 サ ー ビス を利 用 せ ず 親 族 ・知 人 に預 け るケ ー ス が2割 を上 回 って お り、 さ らに、 子 ど もの病 気 や 緊急 の た め の一 時 預 か りで親 族 ・知 人 に預 け る人 が多 い事 か ら も、 親 族 が近 所 に住 ん で い る ケ ー ス や、 比 較 的近 隣住 民 との っ な が り も保 育 サ ー ビス利 用 と大 きな 関連 が あ る と考 え られ る。 しか し、 一 時保 育 に 関 して は積 極 的 に親 族 や知 人 に預 け て い るわ け で は な く、 保 育 所 な ど の 施 設 で子 ど もを預 か って くれ るサ ー ビス が あ れ ば希 望 す る割 合 は非 常 に高 い事 か ら、 公 的 な施 設 に お け る保 育 サ ー ビス が不 足 して い る現 状 を補 足 す るた め に私 的領 域 で の支 援 を利 用 して い る と考 え られ る。 保 育 サ ー ビス利 用希 望 状 況 か ら考 察 す る と、 未 就 学 児童 を持 っ保 護 者 の6割 は何 らか の保 育 サ ー ビス利 用 を希 望 し、 特 に保 育 所 利 用 が多 い。 ま た、 希 望 利 用 時 間 に っ い て も、0歳 児 で は 平 均8時. 間 以 上 を希 望 し、 「認 証 ・認 定 の 保 育 施 設 」 や 「家 庭 福 祉 員(保. 育 マ マ)」 で は10時. 間以 上 を希 望 して い る。 さ らに、 土 曜 日の利 用 に っ い て は、4歳 以 上 で は ほ ぼ毎 週 利 用 希 望 者 が3割 で あ る。 つ ま り、 低年 齢 児 童 を もつ保 護 者 の場 合 は、 保 護 者 あ る い は親 族 ・知 人 に よ る 保育 を希 望 す るケ ー ス と、 保 育 所 な ど の施 設 で ほ ぼ毎 日8時 間以 上 保 育 を希 望 す る ケ ー ス とに 分 か れ て お り、 年 齢 が あ が るに っ れ、 大 多数 が保 育 サ ー ビス の利 用 、 特 に保 育 所 利 用 を希 望 し て い る と考 え られ る。 この よ うに、 家 庭 や地 域 で の保 育 環 境 、 保 護 者 の就 業 状 況 、 児 童 の年 齢 な どに よ って、 保 育 サ ー ビス の種 類 、 保 育 日数 ・時 間、0歳. 児保 育 や延 長 保 育 、 休 日保 育 、 一. 時預 か り型 保 育 な ど利 用者 の ニ ー ズ は多 様 化 して い る。 これ らの ニ ー ズ に対 応 で きる サ ー ビス の充 実 が求 め られ る。 さ らに、 現 在 、保 育 園 や幼 稚 園 な ど何 らか の保 育 サ ー ビス を利 用 して い る保 護 者 に と って は、 認 可 外 保育 園 を利 用 せ ざ るを得 な い状 況 や、 利 用 費 の 問題 、 ま た、 利 用 者 間 の ネ ッ トワー ク づ く り、 保護 者 へ の情 報 伝 達 の改 善 な ど の課 題 も挙 げ られ て お り、 今 後 の取 組 み が必 要 で あ る。. 3.子. 育 て環 境 の整 備. 今 回 の調 査 か ら、N市. の子 育 て環 境 の特 徴 と して、 近 隣交 流 や知 人 ・親 類 間 の相 互 支 援 を 中. 心 と した子 育 て が行 わ れ て きた こ とが見 え て く る。 しか し、 子 育 て環 境 に っ い て は、 満 足 で あ 一112一.

(29) る とは言 え な い結 果 とな った。 病 後 児 保 育 や 緊急 時 な ど の一 時預 り型 育 児 サ ー ビス の不 足 や、 世 代 間交 流 や近 隣交 流 が な い 人 に と って は子 育 て の孤 立 化 が進 ん で い る現 状 が推 測 で きる。 例 え ば、 多 くの市 民 が何 らか の子 育 て に 関 す る悩 み を抱 え て い る結 果 が 出 た が、 相 談 先 や子 育 て に 関 す る情 報 収 集 に っ い て、 保 育 所 、 幼 稚 園、 保 健 セ ン ター な ど の公 的機 関 よ り も、 配 偶 者 ・ パ ー トナ ー、 隣近 所 の人 、 地 域 の知 人 、 友 人 な ど身 近 な人 や ネ ッ トワー クに頼 って い る人 が多 い。 っ ま り、 そ の よ うな親 類 や知 人 な ど の ネ ッ トワー ク が な い保 護 者 に と って は、 非 常 に子 育 て しに くい環 境 で あ る と も言 え よ う。 核 家 族 世 帯 が7割 を越 え、 離 婚 や単 身 赴 任 に よ る ひ と り 親 世 帯 な ど、 家 族 環 境 の多 様 化 に よ り、 家 庭 に お け る子 育 て環 境 も多 様 化 して い る事 が考 え ら れ る。 そ れ ぞ れ の家 庭 の ニ ー ズ に 応 じた子 育 て支 援 事 業 を進 め て い く必 要 が あ る。 さ らに、 子 育 て に 関 す る自主 的 な活 動 へ の無 関心 や子 ど もの遊 び場 不 足 の 問題 、 ま た、 小 さ な子 ど もを抱 え た保 護 者 を考 慮 した バ リア フ リー の建 物 や設 備 の不 足 も挙 げ られ て い る。 地 域 全 体 で子 育 て環 境 の整 備 に取 り組 む必 要 が あ る。 そ の た め に は、 ま ず保 育 所 や幼 稚 園、 公 民 館 等 を利 用 した子 育 て支 援 の空 間 を確 保 、 提 供 し、 道 路 や施 設 等 の バ リア フ リー環 境 を整 え て い く事 が重 要 で あ る。 ま た、 各行 政 サ ー ビス に対 す る認 知 度 の バ ラ ツキ や、 認 知 度 が高 くて も利 用 率 が低 い理 由 と して、 サ ー ビス に 関 す る情 報 不 足 、 ま た そ の サ ー ビス が市 民 の ニ ー ズ に不 適 応 で あ る こ とな ど が考 え られ る。 これ ま で の子 育 て支 援 事 業 の見 直 しを行 い、 今 回 の調 査 結 果 で 明 らか に な った 市 民 の ニ ー ズ を ふ ま え た サ ー ビス提 供 とそ れ らに 関 す る情 報 提 供 の あ り方 を検 討 す る事 が求 め られ る。. 「次 世 代育 成 支 援 」 に お い て は、 子 ど もを育 成 す る家 庭 を社 会 全 体 で支 援 す る こ とに よ り、 子 ど もが心 身 と もに健 や か に育 っ た め の環 境 を整 備 す る こ とが基 本 的 な考 え方 で あ る。 今 回 の 研 究 で は、 未 就 学 児 童 に対 す る子 育 て支 援 事 業 を 中心 に分 析 した が、 調 査 で 明 らか に さ れ た よ うに、 ニ ー ズ の多 様 化 が進 み、 現 在 の地 域 の子 育 て支 援 が利 用 者 の ニ ー ズ に十 分 対 応 して い る とは い え な い状 況 で あ る。 今 後 、 小 学 校 児 童 に対 す る子 育 て支 援 事 業 に っ い て も分 析 し、 市 民 の意 見 や要 望 を反 映 し地 域 の特 性 を ふ ま え た計 画 策 定 に役 立 て て い く必 要 が あ る。. 〈参 考 文 献 〉 実方 信子. 「次 世 代 育 成 支 援 と保 育 制 度 「改 革 」 の 動 向 」p.26-30『 2004年8月. 児 童 手 当制 度 研 究 会. 版』. 全 国 保 育 連 絡 会/保 育 研 究 所 「児 童 健 全育 成 ブ ック」2004年6月. 全 国 保育 協 会 「保 育 年 報2004」2004年6月 福 岡県中間市. 保 育 白書2004年. 中央法規. 社会福祉法人. 全国社会福祉協議会. 「子 育 て支 援 ニ ー ズ等 に 関 す る ア ンケ ー ト調 査 報 告 書 」2004年3月. 間市. 一113一. 福岡県 中.

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参照

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