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サーベイ論文 : 無形資産投資と資本市場

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Academic year: 2021

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(1)サーベイ論文:無形資産投資と資本市場 久 田 祥 子. はじめに. ション指標にどのような影響があるのかを分析 した.第 3 章では,R&D 投資と資本市場に関. 企業は,投資の機軸を有形資産から無形資産. する先行研究の変遷を,米国,日本に分けて整. へ,急激に移行している.日本企業の各資産へ. 理した.特に,資本市場は,投資効果の発現ま. の投資額は,1999 度年までは有形資産の方が多. でに長期間を要する R&D 投資の中間的指標と. かったものの,2000 年度に逆転し,2003 年度に. してどの程度機能するか,つまりどの程度将来. は無形資産投資が有形資産の 2 倍の水準に達し. 利益を織り込んでいるか,ということに重点を. 1). た .しかし,無形資産は, 「目に見えない,実. 置いた.最後に,第 4 章で先行研究における問. 体がない資産」といった特徴をもつ上,投資リ. 題点を指摘し,今後の研究課題をまとめた.. スクが高く収益を生むまでに長期間を要するた め, 原則的に企業の財務諸表上に計上されない.. 1.無形資産の定義と会計処理. そのため,投資家は,企業が持続的に価値創造. 会計 ルール 上,無形資産 に つ い て 最初 に. をするために,なくてはならない無形資産につ. 定 義 し た の は,1997 年 12 月 に 英 国 ASB. いての情報を,殆ど得ることはできない.こう. ( Accounting Standards Board) か ら 公 表 さ. した中,米国を中心に,市場の効率性がセミス. れ た FRS10 で あ る.こ こ で は,「無形資産 と. トロングフォームの水準で成立しているとの仮. は,物質的実体はないが,識別可能であり,保. 定に立脚し,資本市場における無形資産評価額. 護ないし法的権利を通じて企業実体により統. が,適切な無形資産価値(の中間的指標)とな. 制 さ れ る 非財務的固定資産 で あ る」と 規定 さ. り得るかどうかという議論が活発に行われてい. れている.また翌 1998 年には,国際会計基準. る. 本稿では上記のような現状を鑑み,R&D 投 2). ( International Accounting Standard: IAS)第 38 号で,「無形資産とは,生産,財・サービス. 資 を 無形資産投資 の 代替指標 と し,R&D 支. の供給,賃貸,あるいは管理目的で保有する,. 出2)における現行の会計ルール上での問題点,. 識別可能な,実体のない非金銭的資産である」. 企業評価への影響を整理した上で,R&D 投資. と定義されている.各会計ルールの間には,定. と資本市場の関係について,統括的なサーベイ. 義や内容に若干の相違はあるが,「実体はない. を行った.ま ず,第 1 章で,無形資産の定義,. が,識別可能」という特徴をもつ点で共通して. その会計処理の方法について整理した.第 2 章. いる.また,資産である以上,「将来的に便益. では, 無形資産投資を資本化する手法を検討し,. を生む」ことも必須条件となる.. 企業が資本化あるいは費用化のどちらを採用す. 次に無形資産の分類方法についてであるが,. る か に よ り,財務諸表 や 伝統的 な バ リュエー. 多くの研究者が,さまざまな区分を提唱してい.

(2) 52 (232). 横浜国際社会科学研究 第 12 巻第 2 号(2007年 8 月). るが,今のところ統一された基準はない.これ. 全額費用化法は,R&D 投資は失敗する確率. らの分類項目における共通点は,企業にとって. が高く,現在の投資と将来の収益との対応関係. 長期的効果が認められているものの,現行の会. は希薄であると考え,全ての R&D 支出を発生. 計ルールでは,一部の例外を除いて,全額即時. 期間中に全額費用化する方法である.一方,全. 費用処理を求められていることである.さらに. 額資産化法は,R&D 投資は成功を期待するか. 分類を難しくするのは,企業が財務諸表上個別. ら投資されるので,R&D 支出は将来の収益に. かつ独立的にディスクローズする唯一の無形資. 対応することを前提とし,全ての R&D 支出を. 産投資に関する会計情報は,R&D 支出に限定. 一旦資産計上し,将来的に実現するそれぞれの. されていることである.しかし逆に言えば,い. 収益に対応する部分を期間償却するものであ. かなる分類が行われようが,R&D 支出は含ま. る.しかし,R&D 投資が成功するか否かは様々. れる.この点を考慮し,本稿は,R&D 投資(支. な要因に依存しているため,例え同一企業の. 出)に焦点を当てた.. R&D 投資でも,成功する場合と失敗する場合. R&D 投資は,企業が持続的に成長するため. が混在する.選択的資産(費用)化法は,恣意. の技術革新の原動力となるが,新たな技術を取. 性を排除するため,予め資本化(=資産化,以. 得 す る に は,一般的 に 3 つ の 方法─外部調達,. 下同様)を実施するための客観的条件を設定し. M&A, (社内の R&D 投資により創出する)自. た上で,例えば,プロジェクトごとに成功の見. 社開発─がある.これら 3 通りの方法における. 込みを評価して資本化する,一定のステージに. 会計処理は,それぞれに異なる.外部調達は,. 達したプロジェクトだけを資本化する,といっ. 自社で内製する代わりに,既に完成した特許を. た方法である.. 他社から買い取ることをいう.この場合,買い. 確かに全額資産化法は,成否に関係なく全て. 取ったパテントは特許権として資産計上され,. の R&D 支出を最初に資産計上する方法である. その後原則的に償却される3).M&A は,特許を. ため,失敗した投資まで資本化するという点で,. 保有する会社をまるごと買収し,合併により技. 健全な会計処理であるか疑わしい.一方,全額. 術を社内に取り込むことで,会計上,M&A に. 費用化法は,特許権など明確な資産的裏づけが. よる特許取得は他のものと一括して営業権とし. 担保された場合でもオフバランスとなり,こち. て取得時に無形固定資産に計上され,その後償. らも適正な会計処理とは言い難い.選択的資産. 4). 却される .問題となるのは,自社開発の場合. 化法の場合,資本化のための客観的ルールを設. である.. 定することが困難であるし,仮に何らかの基準. 企業が多額の R&D 投資を行うのは,この投. を設けても,投資の回収が明確な段階になって. 資が将来において新たな技術革新をもたらすこ. 選択的に資本化しようとする時には,R&D 投. とにより,新しい製品,サービス,プロセスを. 資にかかわる支出は既に費用化してしまってい. 生み 出 し,さ ら には莫大なキャッシュフロー. るため,遡及修正をしない限り資本化はできな. を獲得すると期待されるからである.しかし,. い.このため,会計手続きはかなり煩雑になる.. R&D 投資は,不確実性が大きく,きわめてリ. この中で,現在グローバルスタンダードと. スクが高い.つまり,自社開発における R&D. なっているのが,全額費用化法である.米国で. 支出の会計処理の問題は,いかに投資に係わる. は,FASB が 1974 年 に FAS 第 2 号 を 制定 し,. 不確実性を評価するかということに尽きる.こ. 全額費用化法に統一した5).FASB が全額費用. の評価レベルを巡っては,3 つの会計処理方法. 化法の採用に踏み切ったのは,. ─全額費用化法,全額資産化法,選択的資産(費. a.R&D 支出から得られる将来の便益が不確. 用)化法─が俎上に載っている.. 実なこと,.

(3) サーベイ論文:無形資産投資と資本市場(久田). b.R&D 支出 と 将来便益 と の 因果関係 が 存 在していないこと, c.R&D 支出から得られる将来の便益を測定. (233). 53. ⑴式にみられるように Almon lag 法を用いて, ラ グ 付 き の 当期 R&D 支出変数 を 推計式 に 加 え,これらの問題を解決した.. することが困難なこと, d.R&D 支出 を 見合 い の 収益 に 期間対応 さ. AX i ,t D 0  D 1NC i ,t  D 2 ADi ,t  ¦ D 3,u RDi ,t u  H i ,t  AX AXii,,tt D 00  D 11NC ii,,tt  D 22ADtt  ¦ Du 330,,uuRDii,,t u  H i ,t  せることが困難なこと, AX AX i ,t D D0  D 11NC NC ii ,,tt  D 22 AD ADtt  D 33,,uu RD RDii ,,tt uu   D D  uuu¦  HH i ,t  ¦00D AX D  D 1NC i ,tDD 2AD ADt  ¦ D 3,u RDi ,tui ,t  H i ,t 0 .  i ,t⑴ u 0 0 e.R&D 支出を何らかの方法で資本化しても AX i ,ti ,t D 0 0 D 1NC D RD H .     ¦ tᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑ u 0 3,u i ,t 2 t i ,t u iAX ,t i ,t u 0 AXii,,tt tᦼiડᬺ䈱R tᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉ Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉  AX その結果有用な情報が得られないこと, t ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉ AX tᦼiડᬺ䈱R Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉ AXNC tᦼtᦼ iડᬺ䈱 R&D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉  ii ,,tt iડᬺ䈱䌂 i ,t AX i ,t tᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉ S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥ が根拠となった.AX tᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉  NCii,,tt tᦼiડᬺ䈱⾉୫ኻᾖ⴫਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈ tᦼiડᬺ䈱䌂S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 NC i ,t ttᦼ S ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 NC tᦼiડᬺ䈱⾉୫ኻᾖ⴫਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜ ii ,,tt NCRD ᦼiitડᬺ䈱䌂 ડᬺ䈱䌂 S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕  uᦼiડᬺ䈱 R & Dᡰ಴  ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 日本 に お い て は,1998 年 に「研究開発等 に NC i ,t tᦼiડᬺ䈱⾉୫ኻᾖ⴫਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱★ଔ㗵 t u NC i ,t tᦼiડᬺ䈱⾉୫ኻᾖ⴫਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱★ଔ㗵  RDttuu t  uᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴  RD t  uᦼ iiડᬺ䈱 RD 係る会計基準」が定められ,企業の研究開発に RDAD ᦼડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ડᬺ䈱R R& &D Dᡰ಴ ᡰ಴   tt  u u i ,t t tu ᦼi RDt u t  uᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴  6)  RD t  u ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴ AD AD t ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  t  u ii,,tt 関する適切な情報提供,企業間の比較可能性 ttᦼi  AD 㧝 ADuii ,,tt 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ ᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  䈱ᦼ㑆  AD tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ 8) 㧝 及び国際的調和の観点から,R&D 投資に係る ADi ,ti ,t tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ uu 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯䈱ᦼ㑆  㧝 㧝 䈱ᦼ㑆 u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯䈱ᦼ㑆  支出は,原則,発生時に全て費用として処理す u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯䈱ᦼ㑆㧝㧝 u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆  (OI S ) D 0  D 1 (TaA S ) i ,t 1  ¦ D 2 (RD S ) i ,t k  D 3 ( AD S ) i ,t 1 7) i ,t ることが求められている . OI ところが,⑴式は,説明変数にラグ付きの当 S))ii,,tt D 00  D 11(TaA S ) ii,,tt11  ¦ Dk 220(RD S ) i ,t k  D 3 ( AD S ) i ,t 1  H ((OI S  D S )) i ,t 1  RD S  )) ii,,tt11  H ((AX OI S ) D OI i ,S ) ii ,,ttD 0  ,NC D 1 ((,TaA TaA S1NC ¦ D ,22u ((RD RD Su ))Dii ,,ttH3,kkui ,tRD D Di33,t ((uAD AD S 00D kk¦ 0 ¦D D AX  HS 0 1 i ,t 1  H t 0 i ,t ¦ kD 0 23AD t 1 iD t  i ,t  (OI S ) i ,t D 0  D 1 (TaA S ) i ,t 1  ¦ D 2 (RD期 St)R&D (i AD S ) i,Dt D12 AD  iH,t ti ,1ti,t.    0 i ,t  kDD 3 u k 0当期営業利益 支出,被説明変数 に u  0  を置 ( OI S ) D  D ( TaA S )  D ( RD S ) ( AD S )  H  ¦ k 0 2 i ,t 0 1 i ,t 1 i ,t 1 i ,t R & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 2.無形資産の測定方法と企業評価への影響 AX i ,ti ,t kOI D 0i ,t3D t1ᦼ NCiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 k 0 i ,t  D 2 ADt  ¦ D 3,u RDi ,t u  H i ,t  OI t0D ᦼ iD ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨ AX D DRD RD H 1NC 2 AD & AX tᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌㪃 u0D ¦33R いた回帰式であるため,同時性バイアスが存 i,,tt 0 D i ,tiD 1NC i ,tD 2 AD t¦ 3& ,u Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨䈱 t uHHi i ,t  i ,tOI i ,t  t  ,R uR iD ,t ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 u i , AX D D NC D AD D RD   ¦ t ᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 ೨ OI tᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌㪃 & i , t 0 1 i , t 2 t , u i ,t  u  AX D D NC D AD D RD      ¦0 u 330,R tD ᦼ iડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 &DDᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨䈱 D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨ u¦ AX i ,t D 0  D 1NC i ,t  D 2 ADt  ¦ D 3,u RD H,it,t  S ii ,,H tt 0i ,t  ,uu& AX D AD RD ttᦼ iAX ડᬺ䈱 &iડᬺ䈱 D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉ t22ᦼ ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ i ,iit,,tt uAX u0DR ii,0,tt 11NC ii,,tti ,t D R tt  ii,,ttuu  H ii,,tt  ᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 無形資産投資は,足元,有形資産投資の 2倍 OI i ,t tᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌㪃 Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨䈱༡ᬺ೑⋉  u 0 D D NC D AD D RD H      u 0R & AX u¦0 3,u  i ,t u 在 and Sougiannis(LS,以下同様) i ,t す る.Lev 0 1 i ,t 2 t i ,t  OI tᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌㪃 R & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨䈱༡ᬺ೑⋉ AX D D NC D AD D RD H.      ¦ S S t ᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞  0 1 i , t 2 t 3 , u i , t  u i , t AX i ,t Di ,t0i ,t D 1NC D AD D RD H .      u 0 ¦ i , t i , t AX tᦼ iડᬺ䈱R & D ೨⒢ᒁᓟ೑⋉  i ,t 2 t 3,u u 0 i ,t u ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 S ii ,,tt i ,t tᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 以上の水準に達し,この情勢は今後ますます加 u 0 NC tᦼ ᦼ ડᬺ䈱䌂 S AX ડᬺ䈱 R & D ೨⒢ᒁᓟ೑⋉  AX tiiiᦼ Ri਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ &ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉ NC tડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ ᦼ ડᬺ䈱䌂 S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ቯ⾗↥䈫 (1996)は,個別企業の R&D 支出は,当該企業 TaA t iડᬺ䈱  ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 ii,,tt i ,it,tttᦼ i ,1 t ᦼi AX ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉ S tᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞 1೨⒢ᒁᓟ೑⋉ i ,t AX tᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉  tᦼiડᬺ䈱R  &Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰  Si ,ti ,t AX tᦼi i ,t ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 i , t AX t ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉ TaA t  1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  TaA i ,iit,,tt11 tᦼiડᬺ䈱䌂S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 速していくことが予想される.そのため,投資 NC AX ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉ t  1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  TaA i ,it,t 1 を除いた業種平均支出との相関が高いことに着 t  1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  AX t ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨⒢ᒁᓟ೑⋉  RD t tiᦼ ut ᦼ iuડᬺ䈱 Rᦼ &iડᬺ䈱 Dᡰ಴  NC ડᬺ䈱䌂 S ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 i ,u t i1,t tᦼ NC iડᬺ䈱䌂 ਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥ RD uS  i ,t  1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ AX & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨⒢ᒁᓟ೑⋉ ਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ it,t RD ᦼitડᬺ䈱 R & Dᡰ಴ NC S ਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 t k TaA i ,t i ,t tᦼiડᬺ䈱R i ,t ttᦼiડᬺ䈱⾉୫ኻᾖ⴫਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜ kᦼiડᬺ䈱䌂 tᦼ iડᬺ䈱䌂 S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ★ଔ㗵 R & Dᡰ಴ i ,tቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 1i ,t t t NC 家にとって,無形資産を適切に測定し財務諸表 TaANC 1ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ RD i ,t NC tᦼ S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 RDii⑵, ttiiડᬺ䈱䌂 kᦼ ᦼ iiડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  i ,t 1 目し, 2 段階の回帰分析 (OLS) を行っ i,,,tttkk ⑶式で NC t ᦼ ડᬺ䈱䌂 S ਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 t u i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴   k ᦼ ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴ RD tii ,,tt u k ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 ku ᦼ iડᬺ䈱 R D★ଔ㗵 NC i ,t tᦼiડᬺ䈱䌂S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ADAD      RD ttᦼi t t uuડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ & D RD ᦼ ᦼ iડᬺ䈱 R& &ᡰ಴ Dᡰ಴ ᡰ಴ AD tડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ᦼiR ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ NC tii,,ttu kit ,t u tᦼ ii,iitડᬺ䈱 1ᦼi に反映させることは,企業の経営状況を的確に RD t  kᦼ iડᬺ䈱 R &&DDᡰ಴ RD ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴ i ,t i ,t  ktᦼiડᬺ䈱⾉୫ኻᾖ⴫਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱★ଔ㗵 uᦼ iડᬺ䈱 ᡰ಴て同時性の問題を解決し,Almon t u 1tt  RD t u uᦼ ᦼ ડᬺ䈱 R& &D Dᡰ಴ ᡰ಴ lag 法を用い t u t tk RDi ,RD ᦼ iડᬺ䈱 RR & Dᡰ಴ RD t  i ડᬺ䈱 R tuu AD t k AD  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ t i , t  1 ADitii,,,tttu11 tᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  㧝  RD tt uડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ᦼ iડᬺ䈱 R & Dᡰ಴  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ AD 㧝  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  把握するために,必要不可欠となろう.先行研 RD t  u ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  AD t ᦼi  u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆 i , t  1 AD t ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ t  u RD R & Dᡰ಴   た個別企業の R&D 支出と将来利益の関係の推 ,t tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ kii,,tt iലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  AD   䈱ᦼ㑆  AD i ,t 1 it,t  ut ᦼ 1iડᬺ䈱 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ tᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ AD t ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ADt i ,uAD t  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  AD t ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  i , t 㧝 k i ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 t 1 ,t ku  究を調べると,無形資産を測定するための手法 tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  㧝 㧝 䈱ᦼ㑆 ,t䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ kADui ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  AD tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ 計を進化させた. 㧝  㧝 u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆 i ,t ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ AD tᦼi  㧝 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆  u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆 i ,t uലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 k   㧝 u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆  ) D (RD として,多くが R&D 支出を無形資産の代理変 k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  䈱ᦼ㑆 D 3 (SAD AH ¦ DS2)(iRD 㧝 S¦ (DOI )1i ,(t TaA D 0S)D ) i ,t kS) i ,D 0 SD i ,t 11(TaA i ,t  k2 t 13 ( (OI 㧝Suu) i ,t 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ , t  1 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆 k 0 㧝  k 0 u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆  ︿ u 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯ 䈱ᦼ㑆  ( RD / S ) a  b ( IRD / S )  u  数としたコストアプローチを採用している. (OI S ) i ,t iD ,t 0  D 1 (TaA S ) i ,t i1,t  ¦i ,D t 2 (RD S ) i ,t  k  D 3 ( AD S ) i ,t 1  H OI S )))iS ((D TaA S t RD SS  ) i ,S D 3 (D AD SS))i ,S H1Hi  (OI S ) i ,t D 0  D 1 (TaA S ) i ,t 1  ¦ D 2 ((RD ¦ RD /S S (OI (1(IRD )i ,itu,u RD /S a0DD3(0D bb )))ii,i,tS 0D¦ ,)) t ) D  1 2 (D t  k) i , t 1) t  AD S )//i ,S t,tH 1 (TaA ii1,,ttk¦ 2 (RD t  kD 3 ( AD OI S D TaA AD tS S 1)   0 D 1IRD 1u 20((RD (OI RDS /OI S 0D OI S )iii,i,,)tt,itti,iiii,t,,,,tttttki ,t D Dta D ( TaA S )  D RD S)))iii,,,tttkkR &D DD333((ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ (AD AD S))iii,,t,tt111i , ೨ iii ,,,ittti,,tt iiik,,,ttt¦ b ( IRD / S )   k R ¦ コストアプローチは,過去に支出した無形資 ᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ( )  D ( TaA S )  D S S HH k 0 0 1  1 k  k 0 t ᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 0 tOI 1 ii ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 i ,t 1 22(RD IRD ᦼ 䈔䉎 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔ (RD / S ) i ,t a  b(IRD / S ) i ,t  u i ,t .   , t 0 k ( OI S ) D  D ( TaA S )  D ( RD S )  D ( AD S )  H i ,S t ) i ,t 0  D 1( AD S ) i ,t 1 Hk¦0 2 i ,t  k  3 i ,t 1 (RDS/)(SOI ) i ,t SD) ia,tDbD((IRD ))i ,t   u i),¦.   D/1S (TaA S D 2S ()RD ¦ ⑵ IRD IRD t ᦼ i ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ ti ,t 0TaA  1 (RD i ,t t( kᦼ 3S ) i ,t 1 ki ,t 0 R &䈔䉎 (OI S D  D AD  H.   i , t i , t 産の創造に必要なコスト(投資額)を使って, OI i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨ i ,t 0 1 i ,t 1 2 k 0 i ,IRD t  k i ,t 3 tᦼiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 i ,t 1 i ,t 䈔䉎 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ i , t ᦼ i ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ OI ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R ೨䈱 i ,t tᦼtડᬺ䈱ᄁ਄㜞 k 0 Si ,iOI RD Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 tᦼ iડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨䈱༡ᬺ೑⋉ &ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 t,t i ,t i ,tt ᦼi Siiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 tᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞 D tᦼiᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ iᦼ ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R && ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨ IRDOI i ,t tᦼ iડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 iOI ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ R & Dᡰ಴ ,t ߪ‫ޔ‬ฦᐕ i ,t 4㧒& OI R 無形資産価値を算出する方法である.コストア OI ttᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌㪃 ᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R& & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨ IRDi ,ti ,t tᦼiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ R & Dᡰ಴ Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨䈱 ii,,tt tᦼi ߪ‫ޔ‬ฦᐕ ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ S ડᬺ䈱ᄁ਄㜞  OI t ᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨ i4㧒& ,ti ,t tᦼi ߪ‫ޔ‬ฦᐕ ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ S ડᬺ䈱ᄁ਄㜞  OI t ᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R & D ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨䈱༡ᬺ೑⋉  TaA t  1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  Sitᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌㪃  R & Dᡰ಴㪃㩷ᐢ๔ትવ⾌ប㒰೨䈱༡ᬺ೑⋉ ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 i ,tSii,,tt tᦼi 1 tᦼi OI i ,t4㧒&  TaA t  1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  ,t i ,t tᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞 S ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 プローチの採用に当たっては,2 つの項目の推 i ,t 1  ߪ‫ޔ‬ฦᐕ ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ i ,t S t ᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 Sii,,tt tᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞  ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬  TaA 11ᦼi ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ Si ,t i ,t t1ᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞  Dᡰ಴    TaA tt RD S tᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞  定が必要となる.R&D 投資が最終的な成果で RD t kᦼi iડᬺ䈱 TaA t 1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  TaA ᦼ 1ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ i ,ti ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 ,t 1 ii,,ttk1i ,t 1tt  S t ᦼi  t  kRᦼ&iડᬺ䈱 R &Dᡰ಴  TaA i , t i ,t ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ k D  i ,ˆ t 21,k t  1 TaA 1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ TaA t  1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  i,,tt11  ˆ i ˆ G  D RD t  k1kᦼi ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ iડᬺ䈱 ડᬺ䈱R R&&D Dᡰ಴ ᡰ಴  ある売上高,利益という形になって現れるまで k TaA 22i ,,,iktk, k1 ˆRD D G RD t ᦼ 2,t,,kkkt k RD t  k ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  TaA t  1 ᦼi ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  G  ˆ AD t  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  D 2 t  k ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  ¦ k i 2 i , t  k i , t  1 k i , t  1 TaADiˆ,t 1 t  1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ AD t R 1ᦼi  i ,t 2,kk t  RD kᦼ & D ᡰ಴  G kkk RD i ,t i1ડᬺ䈱 t  k  ¦ D kii,ˆ ડᬺ䈱 R & ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ Dᡰ಴ ᡰ಴ ¦ iડᬺ䈱 R & D の期間と,償却費用と収益を対応させること, Dˆ 2k,k  i ,ˆ.   ¦ ˆ,,ttt2222,k,,,1kkkkk tttkk1ᦼ kk D AD ᦼiiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌   RD ᦼ ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  i GGk k ¦ 2,D   k AD t  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  AD t  1 ᦼi  RD t  k ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  ˆ 2,ki ,t ti ,1t  kk AD ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ i ,ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 t 1 t ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 1ᦼi  k kᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴  RD  ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌   つまり償却期間と償却率の推計である. ,tˆ2 k,k ¦k i D  AD ADiii,,,ttt111i ,t 1 tt k 11ᦼi ᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  k   k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  AD t  1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  ,t 1   t ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  1ᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ Bublitz and Ettredge(1989)は,こ れ ら の  kk kiലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 i t,t  1 1ᦼi AD i ,t k1ADലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  N 1 k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  N11 ︿ N 項目の推計にあたり,R&D 支出の効果は複数  RDC (1/kkkS¦ Gj )u  N 1 1¦ N k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  (RD /ki ,S )i ,tലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 a RD  bk(i ,IRD k Gj)ji0,) RDC RD (t 1k ¦   RDC i ,t  k 0 ii,/,ttS k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  t i ,t ¦(RD ) aGj b ( IRD / S ) i ,t  u i ,t  i , t k  ⑶ RDC RD ( 1 )t   i ,t  j¦ N 1 k i ,,tt kk (1 RDC  kk¦00RDii ,,tt  j¦00G jj )  期間に及ぶため,異なる年度における R&D 支 i  N 1 k k 0 j 0 ( RD / S ) a  b ( IRD / S )  u  k 0 j 0 RDC RD (b1( G )).   ¦ ¦ ( RD / S ) a  IRD / S  u .    i ,t i ,t  u i ,t  i , t i , t  k j ( RD / S ) a  b ( IRD / S ) i , t i , t i , t tᦼbiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎  iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ ,ti ,t) ,t ) (RD (IRD b(IRD /)iS 0 j G 0 j ) . i ,t  k (1  ¦ i ,t a aIRD i ,t  tᦼ iડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 (RD /IRD S /)iiS i ,tui ,t u RDCi ,t k¦k0RD 出に高い相関性がみられることから,一般的な i ,t / S ,t ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 䋨 ఘළᦼ㑆䋩  䈔䉎iડᬺ䉕㒰䈇䈢 j 0  (RDN SN)ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 a  b(IRD / S ))iii,,,ttt  uuiii,䋨,,ttt  N/IRD ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 ఘළᦼ㑆䋩  ii,,tt t ᦼ i ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ ( RD / S ) a  b ( IRD / S )  u  IRD t ᦼ i ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ R & D ᡰ಴   i ,it,t i ,t i䋨 t tᦼtiᦼ ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎䈔䉎 iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ R NIRD ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 䋨,t ఘළᦼ㑆䋩 ఘළᦼ㑆䋩 iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔ / Sai), a  b/ (SIRD  u iߪ‫ޔ‬ฦᐕ.   OLS 法を使えば多重共線性の問題が生じるこ i ,t IRD i ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ i ,t b(IRD ,t  (RD /N S(RD ) i ,t ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 ) i ,t / S u i),ti ,t.   i , t IRD t ᦼ i ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 i ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ 䋨 ఘළᦼ㑆䋩 ߪ‫ޔ‬ฦᐕ i ,t  IRD tᦼiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎iiડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ 䈔䉎 i,,tt N ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 䋨 ఘළᦼ㑆䋩  i   とを指摘した.そこで, Sougiannis(1994)は, IRD tᦼiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ ߪ‫ޔ‬ฦᐕIRD 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ ii,ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ t ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒&  iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ tᦼiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 R & Dᡰ಴ ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ IRDi ,t tᦼi ,tiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 R & Dᡰ಴ ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ 0ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ RDA . 2. ( RD  RD  RD  RDi ,t 4  RDi ,t 5 )   i , t i , t  1 i , t  2 i , t ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ RDAii,,tt 0.2 (RDii,,tt11  RDii,,tt22  RDii,,tt33 3RD   RDA ii,,tt 44  ((RD  RD  RD  RD  RD RDii,,tt 555 )))   ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& 0.2ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ ii ,,tt  1 ii ,,tt  2 ii ,,tt  3 ii ,,tt  RD  RD  RD  RD RDA ii ,,tt D ˆ ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬  1  2  3 4 4  RDii ,,tt  5   2, k RD ߪ‫ޔ‬ฦᐕ ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ ˆ D RDA4㧒& 0 . 2. ( RD  RD  RD  RD ) .    GRD  2,k i ,t 5)  k i ,ti ,t4 4 RD RDAi ,ti ,t 0.D2ˆ (RDi ,ti,t11 RDi ,ti,t22 RDi ,ti,t33.    G i ,t 5  Dˆˆ D 2,k ¦D 2,ˆ ,kk2,k k G.   ¦ Dˆ 2,k Dˆ 2,k    Gk ¦ Dˆ  G kkG kDˆ2D 2ˆ ,k k  2,k ¦DˆD22ˆ,,kk22,,kk   GG kk k ¦ k ˆ D ˆ  D ,k Gk ¦ kk ¦ Dk2ˆ,k2,k 2 Dˆ 2,k  Dˆ ¦ ˆ 22, k ,kk k D  ˆ k D ¦ Gk  G k2,k ¦.     k 2 , k   k N 1 ¦ Dˆ 2,k k Dˆ 2,k k.

(4) (iડᬺ䈱 OI S )R DDᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰  D 1 (TaA S ) i ,t 1  ¦೨⒢ᒁᓟ೑⋉ D೨⒢ᒁᓟ೑⋉ ) i ,)t i,tk D D03 (AD S ) i ,t S ) i ,Ht 1i ,t   (OISS D 1 (TaA ¦ D 2 (RD S )  iડᬺ䈱 i ,R t &&D 0ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 2 (RD 1  i ,t  k  D 3 ( AD S ) i ,t 1 AXiD,ti ,0t tᦼ AX i ,AX Dtᦼ t 1NC i ,t  D 2 ADt  ¦ D 3,u RDi ,t u  H i ,t k 0 k 0 u 0. NC NCi ,ti ,t tᦼ tᦼiડᬺ䈱䌂 iડᬺ䈱䌂SS਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ ਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱★ଔ㗵 ★ଔ㗵 OI i ,t  tᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 OIR tᦼ iડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮೨⒢ᒁᓟ೑⋉ R & Dᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨䈱༡ᬺ೑⋉ i ,t & D AX i ,t tᦼiડᬺ䈱 ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 RD t  u ᦼ i ડᬺ䈱 R & D ᡰ಴  RDt tuu t  uᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴  Si ,t tᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞  Si ,t S਄䈱⾗ᧄ䉴䊃䉾䉪䋨࿕ tᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞  ቯ⾗↥䈫᫜෈⾗↥䋩䈱 NC i ,t tᦼiડᬺ䈱䌂 ★ଔ㗵   54 AD (234) 横浜国際社会科学研究 第 12 巻第 2 号(2007年 8 月) ADi ,ti ,t tᦼi tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ TaAi ,t 1R &t D ᡰ಴ 1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ TaAi ,t 1 t  1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  RDt u t  uᦼiડᬺ䈱  㧝 uu 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯  䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯䈱ᦼ㑆 䈱ᦼ㑆 㧝 R & Dᡰ಴  表 RD 1 業種別 年現在) t R&D  kᦼ iડᬺ䈱R & Dᡰ಴  RDi ,t  k t  kᦼiડᬺ䈱 ADi ,t tᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ 支出とバリュエーション指標(米国,1995 i ,t  k. (OI ) i),t (OISSu. i ,t. 㪩㩽㪛 㪩㩽㪛䍕䍊䍩䍽䍞䍷 㪧㪙㪩䋨୚䋩 t㪧㪜㪩㩿୚䋩  1ᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  㧝 S DD0 0DD1 (1TaA (RD Hi ,tHi,t1i ,.   ADSiS,)t i),1ti,t11䈱ᦼ㑆 t¦¦ D1D2ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ ) i),ti,tAD 䉺䉟䊛䊤䉫䈫ലᨐᜬ⛯  S) i),ti,tkkDD㪆㪙㫆㫆㫂㩷㪭㪸㫃㫌㪼㩿㩼㪀 (TaA ( ADSS 3 (3 AD 11 2 (RD t    㪆ᄁ਄㜞㩿㩼㪀 k 0. ⾌↪ൻᓟ ⾗ᧄൻᓟ ⾌↪ൻᓟ ⾗ᧄൻᓟ k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 㪉㪊㪅㪊㪍 㪈㪍㪅㪍 㪌㪋㪅㪐 㪌㪈㪅㪏㪈 㪍㪅㪏㪏 㪋㪅㪋㪋 k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  tDᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 RR& DDᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨䈱༡ᬺ೑⋉ 㪉㪇㪅㪏㪏 㪈㪈㪅㪐 㪌㪊㪅㪊 㪉㪎㪅㪉㪌 㪍㪅㪉㪊 㪋㪅㪇㪎 tᦼ i ડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 & ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨䈱༡ᬺ೑⋉ D ( TaA S )  D ( RD S )  D ( AD S )  H .   ¦ 0 1 i ,t 1 2 i ,t  k 3 i ,t 1 i ,t k 0. コンピュータプログラミング, ソフトウェア, サービス. OI ක⮎ຠ (OI SOI )ii,,tti ,t. . k 0.  コンピュータ ・ 事務機器. 㪎㪅㪈 㪌㪌㪅㪐 㪉㪉㪅㪋㪉 㪈㪎㪅㪋㪌 㪉㪅㪐㪎 㪈㪅㪐㪈 SSi ,ti ,t tᦼi tᦼiડᬺ䈱ᄁ਄㜞 ડᬺ䈱ᄁ਄㜞 ( RD / S ) a  b ( IRD / S )  u  ♖ኒᯏེ 㪌㪅㪍 㪊㪍㪅㪐 㪉㪋㪅㪊㪊 㪉㪉㪅㪇㪏 㪊㪅㪌㪉 㪉㪅㪌㪏 i ,t i ,t OI i ,t tᦼiડᬺ䈱ᷫଔఘළ⾌䇮 R &/ S D)ᡰ಴䇮ᐢ๔ትવ⾌ប㒰 ೨䈱༡ᬺ೑⋉  i ,t (RD / S ) i ,t a  b(IRD i ,t  u i ,t    TaA 㔚ᯏ䋨㒰䈒䍘䍻䍩䍽䍋䍎䍞䋩 㪉㪌㪅㪍 㪈㪏㪅㪊㪏 㪈㪌㪅㪌㪌 㪊㪅㪉㪌 㪉㪅㪌㪐 TaAi ,ti,t11 t t1ᦼi 1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ ડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥ 㪋㪅㪐 IRDi ,t tᦼiડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔ S t ᦼi ડᬺ䈱ᄁ਄㜞  i , t IRDi ,t Rtᦼ iડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎i㪊㪍㪅㪋 ડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ ᡰ಴  㪋㪅㪈㪈 䍘䍮䍋䍤䍗䍎䍚䍌䍻䍛䍼 㪊㪅㪎 㪋㪇㪅㪈㪍 㪊㪊㪅㪌㪍 R & D㪌㪅㪍㪈 RD RDi ,ti,tk k t tkkᦼ ᦼiડᬺ䈱 iડᬺ䈱R&&DDᡰ಴ ᡰ಴ ャㅍ↪ᯏེ 㪊㪅㪍 㪋㪍㪅㪈 㪈㪍㪅㪍㪐 㪈㪊㪅㪏㪎 㪉㪅㪉㪈 㪈㪅㪌㪈 ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ TaAi ,t 1 t  1ᦼiડᬺ䈱᦭ᒻ࿕ቯ⾗↥  ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ AD t t1ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  i ,ti,t11 AD 1 ᦼi ડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌ (出所) Chan, Lakonishok and Sougiannis(2001)より抜粋  RD i ,t  k t  kᦼiડᬺ䈱R & Dᡰ಴   kk ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆  ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 Dˆ 2,k AD i ,t 1 t  1ᦼiડᬺ䈱ᐢ๔ትવ⾌  Gk  Dˆ 2,k  ¦ Dˆ 2,k G kキャピタルの償却率   R&D タル償却率について,年間償却率を 15%  と推 δk は,⑵ k 年度の k k ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 ¦ Dˆ 2,k (式の右辺第 RD.  LS(1996)に お け (RD/ S / S) i),ti ,t a3a項を初年度から統計的に有意とな bb(IRD (IRD/k S / S) i),ti ,tuui ,ti ,.  計 し た.こ の 結果 と,上記 t .   る年度まで順次推計し, ⑷式で算出する. また, る償却期間の推計が 5 年から 9 年10)であるこ IRD ડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 IRDi ,ti ,t tᦼ tᦼi iડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍䈔䉎 䈔䉎iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋRR&&DDᡰ಴ ᡰ಴ N 1 k (RD / S ) i ,t a  b(IRD / S3) i項が初年度から統計的.   償却期間は,⑵式の第 とを鑑み,その後の多くの実証研究では,投資 ,t  u i ,t  RDC i ,t ¦ RDi ,t k (1  ¦ G j )  ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ N 1 k ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ k 0 j 0 に有意である年度までの期間とし,期末時点の 年度翌年から 5 ᡰ಴ 年間の均等償却法による期間償 G j )iડᬺ䉕㒰䈇䈢ᬺ⒳ᐔဋ .   ¦ RDi ,t k (1  ¦ IRDi ,t tᦼRDC iડᬺ䈏ዻ䈜䉎ᬺ⒳䈮䈍 䈔䉎 R&D  i ,t k 0 j 0 R&D キャピタル RDC は,各年 R&D 支出の未 却額⑹式,R&D キャピタル⑺式を採用してい  N ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆䋨 ఘළᦼ㑆䋩  ߪ‫ޔ‬ฦᐕ 4㧒& ᡰ಴ߩᧂఘළㇱಽߣߥࠆ‫ޕ‬ 償却部分⑸式となる. る.  DˆD2ˆ,k2,k N ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆䋨 ఘළᦼ㑆䋩 GGk k .   .   ¦¦DˆD2ˆ,k  2 , k kk  RDAi ,t 0.2 (RDi ,t 1  RDi ,t 2  RDi ,t 3  RDi ,t 4  RDi ,t 5 )  Dˆ 2,k .   G k  RDi ,t 4  RDi ,t 5 ) .    ⑹ 2  RDi ,t 3 ¦ Dˆ 2,k  RDAi ,t 0.2 (RDi ,t 1  RDi ,t ⑷  k RDC RD  0 . 8. RD  0 . 6. RD  0 . 4 RDi ,t 3  0.2 R i ,t i ,t i ,t 1 i ,t  2 N N11  (1  ¦k kG ) .  RDC RD  0 . 8. RD  0 . 6. RD  0 . 4. RD RDC RD   ¦ i , t i , t i , t  1 i , t  2 i ,t  3  0.2 RDi ,t  RDC RD ( 1 G ) .    i , t i , t  k j ¦ RDC  RDi ,t  0.8 ⑸ RDi ,t 1  0. 6 RDi ,t 2  0.4 RDi ,t 3  0.2 RDi ,t 4 .  i ,t k ¦ i ,t  k ⑺ j j0 0 j  i ,t RDAi ,t tᦼiડᬺ䈱ఘළ⾌↪   k0 0  RDAi ,t tᦼiડᬺ䈱ఘළ⾌↪ RDAi ,t tᦼiડᬺ䈱ఘළ⾌↪  N 1 k  NNi ,t ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 䋨䋨 ఘළᦼ㑆䋩 RDC RD ( 1 G ) .    ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 ఘළᦼ㑆䋩 ¦ ¦ j i ,t  k k 0 j 0   それでは,R&D  R i ,t , j c 0, j  c1, j E i ,t 支出を資本化した場合と修 c 2, j Ln(MV ) i ,t  c 3, j Ln(BV / MV ) i ,t  c 4, j Ln(T c[1E, j E c 2, jLn (BV / MV (TA // B N ᬺ⒳೎䈱ലᨐᜬ⛯ᦼ㑆 i ,t , j c c 0Ln , jc i ,t) /MV i(,tE//c 3, j Ln , j Ln (  ] i ,ct (4,MV c 6,()jTA MV ) i ,t) i,t c7c, j 4In (RDC M R i ,t , j 䋨c 0, jఘළᦼ㑆䋩  c1, j E i ,t  c2, j Ln(MVR)正を加えない費用化した場合では,財務諸表や ( BV / MV ) BV ) i ,dummy Almon lag 法を用いた推計は,一見磐石に思 5, j i ,t 3, j i ,t j Ln t RDA .2.2 (RD RD RD .  / MV dummy .  /MV ) i ,t c [ E (  ) / MV ]  c ( E )  c In ( RDC i ,ti ,t 00 i ,ti,t33 i ,ti,t4 4 i ,ti,t5) RDA (RDi ,ti,t11RD RDi ,ti,t22RD RD RD RD ) .  5 , j i , t 6 , j i , t 7 , j 5 c 5, j [E (  ) / MV ] i ,t  c 6, j (E / MV dummy ) i ,t  c 7, j In(RDC / MV ) i ,t  H i ,t , j われるが, 2 つの重大な問題を抱える.第一に, 伝統的なバリュエーション指標にどのような影  R i ,t䍂j tᦼiડᬺ䈱᦬ᰴᩣᑼ䊥䉺䊷 䊮䇮j 7䊶䊶䊶19  R&D  投資から最終的成果である売上高,利益 R i䊮䇮 ડᬺ䈱᦬ᰴᩣᑼ䊥䉺䊷 䊮䇮j 7䊶䊶䊶19  響があるのだろうか. ,t䍂j j tᦼ tᦼ iડᬺ䈱᦬ᰴᩣᑼ䊥䉺䊷 7i䊶䊶䊶 19  t䍂j RDAi ,t 0.2 (RDi ,t 1  RDi ,t 2 Ri ,RD RD  RD ) .   i ,t 3 i ,t  4 i ,t 5 E i ,t Lakonishok tᦼiડᬺ䈱CAPM 䊔䊷䉴䈱60䊱᦬㱎は, の実現までのタイムラグが長期間になることが Chan, and䊔䊷䉴䈱 Sougiannis(2001)  E60 tᦼiડᬺ䈱 CAPM 60䊱᦬㱎 i ,t 䊱᦬㱎 E i ,t tᦼiડᬺ䈱CAPM䊔䊷䉴䈱   多く,R&D 投資の貢献度を推定する際に,不 米国 MV の 1995tᦼ 年時点 に お け る 業種別 R&D 支出 i ડᬺ䈱Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 i ,t MV MVi ,t tᦼiડᬺ䈱Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 i ,t tᦼiડᬺ䈱Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵  確実性を増大させることである.第二には,営 の状況,⑹,⑺式を使った資本化後および費用  (BV / MV ) i ,t tᦼtiᦼ iડᬺ䈱ળ⸘ᦼᧃᤨὐ䈱 (⥄Ꮖ⾗ᧄ★ଔ㗵 / (BV MV ) i(,t⥄Ꮖ⾗ᧄ★ଔ㗵 ડᬺ䈱ળ⸘ᦼᧃᤨὐ䈱 / Ꮢ႐ 業利益は経営者により利益操作されている可能 (BV / MV ) i ,t tᦼiડᬺ䈱ળ⸘ᦼᧃᤨὐ䈱 / Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 ) BM  化後 の/バ リュエーション 指標 を 比較 し(⥄Ꮖ⾗ᧄ★ଔ㗵 た.表 9) (TA / BV ) i ,t tᦼtiᦼ iડᬺ䈱 (✚⾗↥★ଔ㗵 /⥄Ꮖ⾗ᧄ★ଔ㗵 性が高い,と指摘されていることである . 1 はこれを抜粋したものであるが,コンピュー (TA / BV )/⥄Ꮖ⾗ᧄ★ଔ㗵 ડᬺ䈱 (✚⾗↥★ଔ㗵 /⥄Ꮖ⾗ᧄ★ଔ㗵 ) ) (TA / BV ) i ,t tᦼiડᬺ䈱(✚⾗↥★ଔ㗵 ) i ,t 他方,NBER(National Bureau of Economic タ プ ロ グ ラ ミ ン グ,医薬品等 の R&D 集約度 ) / MV iડᬺ䈱 EP (䊒䊤䉴䈱⥃ᤨ㗄⋡೨䈱 /Ꮢ [E[(E()/ MV ] i ,t ] i ,t tᦼtiᦼ ડᬺ䈱 (䊒䊤䉴䈱⥃ᤨ㗄⋡೨䈱 ೑⋉೑⋉ / Ꮢ႐  ) /たって,ア E (わ MV ] i ,t tᦼiメ ડᬺ䈱EP (䊒䊤䉴䈱⥃ᤨ㗄⋡೨䈱 ೑⋉EP / Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 )䇮 Research)は,1978─1988 年 [に の高い業種における R&D 支出の水準は売上高  䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭 ೑⋉䈏䊙䉟䊅䉴䈱႐ว 䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭 ೑⋉䈏䊙䉟䊅䉴䈱႐ว 0 0 䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭೑⋉䈏䊙䉟䊅䉴䈱႐ว 0 リカの製造業における生産性について,調査・ の 10% 以上 に 達 し,R&D キャピ タ ル は Book / MV dummy ) ttᦼi tડᬺ䈱೑⋉䈏䊙䉟䊅䉴 ᦼi 䈱႐ว 1䇮䈠䉏 研究を行った.その一環として,Hall, Cummins, (E(/EMV dummy 䈱႐ว 1䇮䈠䉏એᄖ Value の 50% 以上)䈱႐ว め てડᬺ䈱೑⋉䈏䊙䉟䊅䉴 い る.こ (E / MV dummy ) tᦼiડᬺ䈱೑⋉䈏䊙䉟䊅䉴 1 䇮䈠䉏એᄖ䈲 0 の た め, i ,を t i ,占 i ,t. Laderman and Mundy(1988)は,R&D キャピ (RDC / MV ) i ,t. 支出の会計処理について,資本化あるい RDC / MV iડᬺ䈱 (RD& D䉨䊞䊏䉺䊦 / Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 / MV ) i ,t/)Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 ડᬺ䈱 (R) & 䉨䊞䊏䉺䊦 / Ꮢ႐ᤨଔ✚㗵 ) ) tᦼiડᬺ䈱(R&D R &(RDC D(䉨䊞䊏䉺䊦 i ,t tᦼtiᦼ .  rP ,t  rf ,t. rft,trf ,thDp HML (brHpmp(,,ttr m ,trf,t )rf,t s)  HML t H  D p  b p (rm,t  rf ,t )  srpPSMB s p SMB Hp,t  ,rt P pDp bp p SMB t h pt,t t ,t  t p h p HML. rP ,t. rP ,rt P ,t t᦬䈱䊘䊷䊃䊐䉤䊥䉥P 䈱䊥䉺䊷䊮   t᦬䈱䊘䊷䊃䊐䉤䊥䉥P䈱䊥䉺䊷䊮  t᦬䈱䊘䊷䊃䊐䉤䊥䉥P 䈱䊥䉺䊷䊮. rf ,t. t᦬䈱䊥䉴䉪䊐䊥䊷䊥䉺 1䊱᦬‛ T T Bill䊧䊷䊃   t᦬䈱䊥䉴䉪䊐䊥䊷䊥䉺 䊷䊮䇮r1f ,䊱᦬‛  Bill䊧䊷䊃  䊷䊮䇮 tr tT ᦬䈱䊥䉴䉪䊐䊥䊷䊥䉺 䊷䊮䇮 1䊱᦬‛ Bill䊧䊷䊃 f ,t.

(5) サーベイ論文:無形資産投資と資本市場(久田). (235). 55. は費用化のどちらを採用するかにより,PER・. その結果,多額の R&D 投資を行う企業の株価. PBR 等の伝統的バリュエーション指標は大き. ほど,資本市場では報告利益に対して過大評価. く変動する.表 1 をみると,資本化することに. されるはずである.そこで,1969 年時点にお. より,R&D 集約的業種の割高感は,緩和され. いて,Forbes 誌のサーベイによりデータ取得. ていることが示されている.なお,表は掲載し. が可能な 200 社をサンプルとし,株式時価総額. ていないが,筆者は同様の現象が日本市場にお. を R&D 支出に回帰した結果,係数は統計的に. いても観察されることを確認している.. 有意な正の値となったことを報告した.. 以上より,R&D 支出の会計処理次第で,報. こ の 時期 に 行 わ れ た 多 く の 実証研究 は,. 告利益,自己資本は大きく変動し,財務諸表や. R&D 集約度 と 企業時価総額 お よ び PBR の 間. 伝統的な企業のバリュエーション指標に大きな. には,一貫して正の相関関係があることを示し. 影響を与えることが明らかになった. (表 1). た.これは,資本市場が,R&D 投資から生じ. 3.無形資産投資と資本市場. る価値をある程度反映していることを意味す る.従って,程度の問題はあるにせよ,R&D. 無形資産投資と資本市場についての実証研究. 支出は将来の便益をもたらし,また将来の便益. は,米国を中心に,数多く行われている.以下. との間にも因果関係があることが明示された.. では,日米の先行研究の変遷と研究の現況を整. それでは,市場は,いつからこの将来便益を織. 理する.. り込み始めるのだろうか. この疑問に答えるのは,1980 年代半ばから. ⑴ 米国の先行研究. 行われた(短期的)R&D アナウンスメント効. ① 先行研究の変遷. 果 に つ い て の 実証研究 で あ る.Chan, Martin. 米国は,1974 年に FAS 第 2 号を制定し,企. and Kensinger(CMK,以下同様)(1990)は,. 業に対して R&D 支出の即時費用化を求めた.. 分析期間 1979─1985 年において,R&D 投資の. そのため,R&D 支出を費用化することに対し. 増加計画を発表した 95 のアナウンスメントを. ての問題点やその影響についての議論は,既に. 対象 に,イ ベ ン ト ス タ ディを 行った.こ の 結. 1970 年代後半から始まり,現在に至るまで活. 果,R&D 投資増加をアナウンスメントした企. 発に行われている.. 業は,発表後 2 日で平均 1.38% の統計的に有意. 一連の先行研究において最初に議論されたの. な正の超過リターンを稼得し,この現象は減益. は,企業 の R&D 投資(集約度)と 市場価値,. 局面でも起こっていることがわかった.また,. PBR の関係であった.これは,FASB が FAS. ハイテク企業の発表後の超過リターンは平均で. 第 2 号制定 の 際 に 示 し た,a.R&D 支出 が 将. 2.1% とプラスになっているものの,ローテク. 来の便益をもたらすか,b.R&D 支出と将来. 企業の発表後は-0.9% のマイナス超過リター. の便益との間に因果関係はあるのか,という根. ンとなっていることも報告された.. 拠に対する実証的裏づけを取ることを目的とす. 1990 年代半ばからは,FASB が R&D 支出の. るものであった.この中で,先駆的な実証研究. 費用化を定めた際に示した 5 つの根拠のうち,. として位置づけられるのは,Ben Zion(1978). 未だ検討のなされていなかった 3 つの根拠─. である.彼は,R&D 支出と広告宣伝費の即時. c.R&D 支出から得られる将来の便益を測定す. 費用化により,報告利益は経済的利益よりも過. ることが困難なこと,d.R&D 支出を見合い. 小表示されていることに着目した.市場が効率. の収益に期間対応させることが困難なこと,e.. 的であるならば,R&D 支出や広告宣伝費の効. 何らかの方法で資産化してもその結果有用な情. 果は,ディスクローズ時点で既に反映される.. 報が得られないこと─に対する検証が本格化し.

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