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モラル・ハラスメントについての調査 : 看護職はカップル間の精神的な暴力をどのようにとらえるか

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(1)

       

ス メ ン

つ い て の

調査

看 護 職

精 神 的

暴 力

を ど

に と

       

Investigation

 of 

Moral

 

Harassment

How

 

Have

 

People

 

in

 

the

 

Nursing

 

Profession

 

Recognized

 

Mental

 

Violence

       

between

 

Couples

鈴 木 由美

 約

 

看 護職 が暴 力問 題 を 扱 うようになっ てか ら 久 しい が

,DV

は もはや健 康問 題である ことが背 景にあ り

モ ラ ル

ハ ラ ス メ ン ト も健 康 問 題であ る

看 護 者は自己の生活体 験に関わ らず

者を支 援す ること が望 まれるが, 支 援 者に関わ る方 法を学ぶ前に DV の認識 を深め るこ と が早道である とい わ れてい る

 

DV

は身 体 的な暴 力を伴 う場 合 は緊 急性や重 症 度が高 く

モ ラ ル

ハ ラ ス メ ン トの場合は 主に言 葉や態 度によ る暴 力であ る た め

重 大 視 さ れ ない ことが予測さ れ る

モ ラ ル

ハ ラス メン トがDV と同様に健 康 問題であるこ と か ら

看 護 職の認 識 や看 護 職の根 底 にある夫 唱婦 随な どの 凵本 的な男 女 間の考えや男 女 間の言葉や態度によ る 暴力を どの よ う に 解 釈 す る か を 知る 目 的 で調 査 をおこなっ た

 

モ ラル

ハ ラスメ ン トの 調査で看 護

i

職416人 を対 象と し

有 効 回答 数は377人 (有 効 回 答率

89.

9

であっ た

モ ラル

ハ ラ ス メン ト で は客観 的 な証 拠に乏しい た め

第三者が加 害 者に寛 大で あ るとき

被害者は 二次 被 害を こう むると考 え, 調 査では男性に対 する寛 大 度に焦 点を当てた

モ ラ ル

ラ ス メ ン ト とい う言葉 を 聞い たこと が あ る 者 は

163

43,

6

%)であっ た

DV

は医 療 者の誰 もが知っ てい る が

モ ラ ル

ハ ラ ス メン

1

は半 数以 上 が 知 ら な か っ た

また夫 婦間の精神的 暴力 10項目 に 対 して

対象者の 年代, 結婚暦, キャ リ ア などの背 景に よ る相 違 が あると すれ ば 年 代, キャ リア, 結 婚 暦が長い ほ うが伝 統 的な夫唱 婦 随 を支 持 する傾向があっ たが, 大 差 はみられ な かっ た

ま た結 婚生活の 背景と し て 既婚の 対象 者で は9割以 上が 自身の婚 生 活 を 普 通 以 上で あ ると評 価 を したが

こ の こ とはむし ろ暴 力に対 するバ イア スが 生 じる とい うよ り

白己の体験によ るバ イアスが か か る 可 能 性 も少ない と 考えら れ る

本 来

看 護 者は自らの生活 背 景が

疾 病や支援に影 響し ない よに律する こ と が期 待 さ れ る こ と か ら, 生活 背 景が安 定し てい る ことが 望 ま しい か らで ある

ド モ ラ ル

ハ ラ ス メン ト

DV

暴 力

被 害 者

ジェ ン ダ

バイアス は じ め に  モ ラ ル

ハ ラ スメ ン トとはフラン ス の精 神 科 医マ リ

ー=

フ ラン ス

イル ゴ エ ンヌ に よ る造 語で あ り

moral

言葉 )に よ るharassment (嫌が ら せ)と訳さ れ てい る

  1999 年に イル ゴイエ ン ヌ の 著書 「モ ラ ル

ハ ラス メ ン ト」が 出版さ れて か ら, 日本に おい てもこ の言 葉が 密 か に認 識 さ れる ように なっ てきた

しか し法 律 専門 家

精 神 科 医

看 護 職に おい て

DV につ い てはその ケアな ど が 研 究 され

対 策 が考 えられ てい る もの の

モ ラル

ス メ ン トにつ い て は ま だ認 知 度が低い 題 と思 わ れ る

インタネッ ト上 で は モ ラ ル

ハ ラ ス メ ン

1

の サ イ トが 現 在

6000

平 成19 年

7

月 現在, msn 調べ )以 上あり

被 害 者 支援 或い は被 害者 同士 が悩み を共有し あ

目 的のサ イ トな どであ り, その開設 者は 被 害 者或い は元被 害 者

法律 専門家

精神 科 医な どに よ る

 

友田 に よれば

IDV

はもはや 個 人 的な問 題で は なく, 健康 問 題であ り

かつ 社会問 題」であるとし てい る

79 桐生短 期 大 学 紀 要

第18 号

2007

(2)

ま た 「保険 医療 関係 者はこ の問題に責 任を持っ て 関わ る必 要が ある」]) と も

看護

助 産 師 が DV を 扱 う背 景に は, 周産期の 女 性に か か わ る際に

く遭 遇し

病 院へ 受診 す愚 者くが女 性で あ る となどがある

そ して女 性の心身の健 康 問題 を扱うこ と

お よび家 族関係 を日の た りに 見 る 助 産師にとっ て見 逃せない 景 が あ る

家 族 関え る 延 DV やモ ラ ル

ハ ラ ス メ ン トの 問 題 が 浮 上 し て も不自 然なことで は ない

  し か し

DV 問 題の な かで

精 神 的

社 会 的

経 済 的 な 暴 力 な ど も れっ き と し た暴 力であると述べ て はい るもの の

現 在

DV

で は対応しきれ てい ない 状 が あ る

ま さ し く精 神 的

社 会 的

経 済 的な暴 力こそ が夫 婦 間の モ ラ ル

ス メン であり, 身体的 な危 害が加わ ら ない こ とか ら緊 急性に乏しく, 医療 機関の 受 診に百 結しない こともあ り

ない が しろに さ れてい る問 題 だ と も考え ら れ る

また堀 内 ら2

に よ るDV リス ク ファ ク タ

及 び臨床 症 状のエ ビデン ス テ

ブル に よ る と 「身体的 なDV あ り

1

「殺 人或い は殺 人 未 遂

1

な ど を受 けた女性とい う条 件の記述 が 目立 ち

体 的 DV なし」とい う条 件は少 ない

この よ う な背 景が ある か ら

DV を熟知 して いない 医 療者 か らみた ら

モ ラ ル

ス メ ン トは緊急性や 重大 性に乏しい と解 釈さ れ

被 害 者が二次 被 害な どに遭 遇 する可能性は高 い

客 観 的な証拠に乏しい た め 支 援 者が 得られ に く い 点 がDV よ り も深刻である

この こ と はDV 救 済に お け る難 所だ と思 わ れる

 そこ で今 回

看 護職に お けるモ ラ ル

ハ ラス メ ン ト の と ら え方

解釈の仕 方な どに着目し

被 害 者の ケア お よ び二次 被 害予 防につ い て検 討したので報告 す る

用 語の定 義 :

 

モ ラル

ハ ラス メ ン ト :心理的, 社 会的, 経 済 的 な 暴 力 を含め た精 神的暴 力の こ とであ り

概して 身体 的

性 的 な暴 力は用い ない もの

こ こ で は夫 婦間モ ラ ル

ス メ ン トに限定する

 暴 力 :身体的

心 理 的

精 神 的

社 会 的

性 的暴 力 などが あるが

こ こでは 全てをさす

DV

:ドメ ス テ ィッ ク

バ イ オレンス (Domestic vio

lence〕の こ とで あるが

こ こで は断 り書 きが ない

身 休 的 な 暴力も含め た もの を さ す

 被害者 :

般にモ ラル

ハ ラス メ ン トの被 害者は女 性 と は限 ら ない が

H

本では被害者 は 女性である こと が多い た め, 女 性 被害 者とす る

桐生短期 大学紀 要

第18号

2007 80

研 究 方

目的:精 神 的 暴 力に対 する看護 職の と らえ方 を 調 査 し

被 害 者と関与 する際に二次被 害を予 防 す る た めの 留 意 点などを検討 す る

研 究 期問 :平成 18年

10

12

月の

2

間 財 究 対象 :栃 木県

群馬 県の

3

院の女 性 看 護

i

416

配布につ い て は院の看 護 部

任した

依 頼 配 布 数は

60

1

その ち川頁次回 収し た もの を統 計 的に 処 理 した

精 神 的 な 暴力に関 す る項目で

すべ て回答してい な か っ た ものを除外 し

有 効 回答とした

有 効回答 数は

377

人 (有 効回答率 90

6%

耕究 方 法 :白己 記人式アンケ

トで

,3

週 間 程 度の め置き法

アン ケ

トの内 容は, 精 神 的 暴 力につ い て はDV の複 数の文 献を参照 とし

特に ドゥ ル ス モデル

(Du】utb Model )の とコ ン トロ

ル の輪

Power

and conロol Wh  1)の 中で身体的

性的 な暴 力 を 除外 し

精 神 的暴 力に関する記 述 と解説 (凵本

DV

防 止

予 防 セ ンタ

編, 友田尋 子 訳

2004 ) を参

にし た

ま た

ド成 15 年に行っ て い る 内 閣 府の

DV

に関 す る調査で身 体 的 な 暴 力に関 す る設 問を除外し

モ ラル

ハ ラス メ ン トに 熟 知 し た 者 も交 えて複 数の人員で検 討し た

モ ラ ル

ハ ラス メン トの例 文は

ここ で は男 性か ら女 性に対し て行われ る場 合とい う条 件を付記 し

「精 神 的な暴 力」と表現 し た

回収した もの はエ セル に 入 力し

クロス集 計で はspss  l l

Oj for windows ・

tt処 理 し

ま た精 神 的な暴力をモ ラ ル

ス メン トと同 義 と し

モ ラ ル

ハ ラスメ ン トの特 徴につ い て

イル ゴ イエ ン ヌ の著 書より項日 を挙 げ

そ れ を

問 用 紙 に 迫 加 し

精 神 的な暴力を どの ように理 解 して い るかにつ い て質 問 項目 を設けた

倫理 的 配慮 :アンケ

トの 紙に研 究 日 的, 依 頼

個 人情 報の保 讓

i

研 究目的以外に は デ

タを使用 し ない こ と

タの方 法

方 法 , また研 究参加の 自 由 意 とミを尊重 し

回答の有 無

回答の 如何に よっ て 不利益 を被ら ない こ と も明 記し た

回答をもっ て研 究 参加へ の 意 が得ら れ た もの と解 釈した

結  果

1

) 対 象 者の属性

 

年 代は

20

代100人 (265%

30代 139人 (36

99。) 40 代

89

23.

6

%)

,50

代以 上

49

人 (13

0

であっ た

キャ リア につ い て :

10

年 未 満 149人 (30

5%), 10年以

E226

60.

5%)であっ た

(3)

結婚の有 無 :未婚 123人 (

32.

6

%)

既婚229人 (

60.

7

%)

結婚 暦あ り

22

5.

84

で あっ た

子 供の につ い て : 「い ない

20

入 (

8.

7

%)

「い る」 209人

91

3%)であっ た

「1人

150

人 (21

8%)

「2 /L 」 113/L (

49.

3

%)

 「

3

/L」 44 /k (192 %)

 「4/v以

L

」 2人 (O

9%)であっ た

結婚 年 数 :1年未満

8

人 (3

5

%)

1

〜5

年 52 人 (

22.

7%)

6

10年53人 (49

3%), ll

15年3214

0 , 16

20 年 26 人 (n

4%)

21

25 年27 人 (11

8%)

26

30 年 未 満 18人 (7

9% 30 年以 上ll人 〔4

8%であっ た

同 居家 族は 「自分だ け」 29 人 (7

7%)

緒に住ん で い るの が 「親」

55

人 (

14,

6

「親 と祖 父 母の いず れ か」 15人

3.

9

% 〉

「自分 と祖 父 母の いず れ か 」1人

O.

3

),

「夫」

38

入 (

1

〔〕

1

),

「夫 と 子 供」

120

人 (

3L8

),

「三 世 代」

61

16.

2

%)

「四世 代 」

3

人 (

0,

8

その他 (同 棲 など

)46

人 (

12.

2

%)で あっ た

保 守 的か 進 歩 的 か (既 婚者229人) :自分 自身は 「進 歩 的 で あ る」

114

49.

8

「保守的 で あ る」

38

人 (

16.

6

%)

「どち らで も ない

58

人 (

25.

3

%)

「わか ら ない 」 15

6

6

%)

無 回答 4人 (1

7%)であっ た

ま た夫につ い ては 「進 歩 的である」

83

人 (

36.

2

%)

「保 守的である」 65人 (28

4%), 「ど ち ら で もない」 56 人 (24

5%)

「わ か らない」 24 入 (IO

5%)であっ た

結婚生活の満 足度評価 : 「よい 」40人 (175%)

「概 ねよい

66

人 (28

8c

/,)

「普通」 101人

44

1%), 「あ ま り よ くない」 12人

5.

2

%)

「よ く ない」

7

3,

1

%) であっ た

普 通以 上 が およそ

9

割に達して い た

2

)モ ラル

ハ ラス メ ン トとい う言 葉 を きい たこ と が ある か

 

「ある」 168人 (

44.

6

%)

「ない 」

208

55.

2

モ ラ ル

ハ ラ ス メン ト を知っ た媒 体 (複 数 回答 ) は テ レ ビ146人が最も多く

次い で ラジオll人

イン タネッ ト

5

新 聞52 人

雑 誌

40

学 会

0

集 会

9

入, 職 場

ll

人, 友達

3

人, その他 4人であっ た

3

) 精 神 的 暴 力の解 釈と寛大 度につ い て  い わ ゆ る 精 神 的 暴 力の 典 型 例 につ い て 「行動の 制 限 」「交際の 制 限」 「プラ イバ シ

の侵害 」 「破 壊

破 棄 」「優位性 」「無 視」

1

妨 害 」 「経済の 制 限」 「責 任 転 嫁」「嫉妬 」の 10項 冂と し た

そ して 10の事例にある 行 為を 男性か ら女 性に向け られた ときの第三者と して の 評価

対 象 者釈を3段階で 男 性な ら 「よく あ るこ と」 「あ る 程 度 は仕方 ない 」「許 さ れ ない」の 選 択 肢を設 けた

こ の うち

男 性な ら 「よ く あ るこ と」 「ある程 度し か た ない こ と」の いず れ かに回答 した も 表 1

年 代 別 と寛大 群        20代     30代     40代     50代以 上         N

100    N

139   N

89     N

49 カコ リ

人   % 人 % 人 1

行 動をチ兀 ック し

外 出 などを制 限 する

i .一

一. 一.一

1

行 動の制 限

 

  

 

  

  一一

2

交 際の制 限

  

135135

  

1503615  %

169 人

15 %

 −

306

 

 

245 2

相 手の交 友 関 係 を監 視 し

っ きあ いを制 限す る 18183424

510  11

212 3

相 手 宛の郵 便 物の開 封  

3

プライバ

   0 や話 の 盗な どをす る の侵 害 01    0

711112 4

相 手の大 切な も の を壊し たり

捨 てたりする 4

破 壊

跛 棄 003

 .

   2

2 0012

 .

 1

5

経 済 的に優 位 な立場 を利 用して恩に き ぜ る 5

優 位1生 14142014

41112448

2 5

夫 婦 間の話 し合い に応 じ ず

無視を す る 6

無 視 5521455

636

1 7

相手 酬±事や勉強をする のを禁 止

妨 害 する 7

妨 害 2232

22  52

200 8

金銭の使い道にうるさく

定 額以 上 は渡さな い

  

 

  

  

 

  .−

9

自分のとる行 動 は相 手の 非 に 原 因 が あ る と 言 う 8

経 済の制 限 1  32i322614   157714

3

1

 E9

責 任 転嫁      2424     18 ア

   旨 221158

  

  11719

11428

6 10

相 手 が同性や子 供で あ

も嫉 妬 深い 10

嫉 妬 25252820

112 で3510204   i 表2

キャリア

結 婚 歴 と寛 大 群の クロ ス集 計     キャリア キ ャ リ ア 未 婚

他 既 婚     結婚   結婚     10年 未満 10年 以 上             10 年未満 10年以上     N

149    N

228   N

145   Ni229    N

113   N

114 カテ ゴリ

人 % 人 % 人 % 人

 

1 %

1

人 % …

11 ・

行 動の制 限 5234

963 % 276 人 443037030626 2D   123   155 ア

9

13

2 2

交 際の制 限 2818

84620

2126179472051 ア

712 3

プラ イ バ シ

の侵 害 1072    D

900    31

3   旨 2   18  

i

 .

1 1 29

8 4

破 壊

破 棄      † 0

7 311

30041 ア 109  7i  5

優 位

「生

 

1

  −

 

121 ヨ 14128   1 12

3261 ア92310

4  237 5

無 視

6493

9 ・

/04

4

14 7

妨 害 3241

814  

I

  I

一一

28 31 3 113   旨   … 引 11 7 1 13 23 9

7

−−

6

2

−.

Q9 115

−−

204 3 0 7 14 8

経 済の制 限 44295  35 15

44534 し 14

8

69

3 ア6

3

 

9

責 任 転 嫁 311208  46 20231

  .

21

4146

  .

20

1

 .

  

i272

10

嫉 妬 35

23

5   i40175392693515

3141241075

4 81 桐 生 短 期 大学 紀 要

第18号

2007

(4)

の を寛 大 群とし

多い 場 合は寛 大 度が高い と解 釈 し た

今回は年代

および キャ リ ア

結婚 暦との クロ ス 集計を行い 結 果を表1に示 し

こ こで はそ れ ぞ れに おい て多い 2項 目の セル を 網 掛 けで示 し た

 

順位の前 後は み ら れ る が

どの代で も 「行動の制 限 」「責任 転嫁」「経 済の 制 限 」「交 際の 制 限」 「嫉 妬 」 な ど が 挙 げ ら れ た

キャ リア別

結婚暦 別で も年 数が 長 く な る ほ ど

,年

代別 と 同様の傾向を示し た

4

) 精 神的 な暴 力の解 釈

背 景の理解につ い て  次に

精 神 的な暴 力を どの ようにとらえる か につ い て

「精 神 的 暴 力の解 釈 」と してを 「加 害 者の愛 情 表 現や躾 」とする 「愛 情 表 現 」

「被 害 者にも問 題があ る」 とする 「被 害 者の非 」

「夫 婦な ら発 散の対 象に さ れて も什 方ない 」とする 「発 散 」

「被 害 者の忍耐 不 足である

1

とする 「忍 耐

不 足 」の項 日と した

「そ う思 う」 「や や そう思 う」と 回答したものをあわ せ て 肯 定 群と し 多い もの を肯定 度が高い とした

年代 別

キャリ ア

結 婚 暦と肯定 群 をクロ ス集 計し た結果 を表2に示 し それぞれ

い 2 項の セル を網掛けで 示 し た

  また暴力の背景 をどの ように理 解 してい る かにつ い て

「精 神 的 暴 力の 背景 の理解 」と して

加 害 者 が 「男 ら し さ を 強 調 さ れて育っ た」と する 「男ら し さ」 「加害 者が第二者の前では暴 力を振る わ ないとする 「体面」

「加 害 者の も暴 力を振るっ てい た」とする 「再 生 産」と し

肯 定群 が多い ものを肯 定 度が高い と し た

  年代 別

キャ リ ア

結 婚 暦と肯 定群 をクロス集計し た結 果を表

3

に示し

それ ぞ れ多い 2 項 目の セ ル を網 掛 けで示し た

  年代で は

い ずれ の年 代でも 「被 害者の 非」の肯 定 群が多 く, 次いで20 代, 30代で は 「愛情表現」の肯 定 群が多 く

2

3割に上 っ たが

40 代

,50

代で は 「愛情 表現」を肖定 したの は 】割 程 度で あっ た

キャ リア

結 婚暦 別に見て も年 数が長 くなると

年 代別 と 同様の 傾 向が み ら れ た

背景で は 年代 別, キャ リア別, 結 婚 暦 別でも 「再 生 産」

「体 面」につ い て の 肯定 度が

7

〜8

割 程 度であり

「男 ら し さ」 につ い ての肯 定度 は

3

割 前 後に と どまっ た

5

> 精神 的 暴 力 の対処 につ い て   次に

精神的 な暴 力の対 処で は 「双 方のし合い で 解 決 す る」とい う 「し合い

「夫 婦の問題をロ外 し ないが よいとする 「

LI

外 」

「別 離をする のが

番 よい 方 法である」とい う 「別離 」とし

肯 定群が多 表3

年 代 別と肯定 群のクロ ス集 計       20 代   30代    40 代    50代 以 上       N

100  N

139  N

89    N

49 事例 文 カ

一一.

テゴリ

人 % 人 % 人 % 人 % 1

加 害 者の被 害 者に対 する 愛 情 表 現や躾 だと思 う 愛 情 表 現 35353424

5ii  1011

2510

2

.一 

2

被 害 者に も 問 題 が あ る か ら

暴 力 を受け る の だ と思う 被 害 者の 非 41414935

32932618367 解 3

夫 婦の場 合

被 害 者害 者の ス トレ ス の発 散の対 発 散 66 で28

633

4714

31 象に さ れ ても仕 方 ないと思 う 4

被害者が忍耐 強くないか ら

不満を言うのだ と思 う 忍 耐不足 I     

I7712i

  …

3

67791326

5 5

加 害 者が 男 な ら「男 らしさ」 を強調 され て育

て きた と思っ       … 」男 らしさ 3232   …   1

  

4431

ア 242 ア 14286

π

目 6

加 害 者 は第3者の前で は 被 害 者に暴 力 を振るわない 体 面 8686

12187

17179

B35714

鼠 7

加害者のじよ うな 力を振 る

ていた の で は と思 う

  

再 生 産 88861128067Q7873163

3

1

一、

a

双 方の話 し合いによって

解 決 できると思う 話 し合い

 

 r 一

68689568352

584

3367

3 対 1 9

被 害者は3者に夫婦の 問題を ロ外しないほうが良し 口外 21212316

52325

81 ア 34

7 処

10

被 害 者にって 別離 をす る の が

番よい方 法だと思 う別 離 79791208636674

235 ア14

表4

キャリ ア

結 婚歴 と肯 定 群の クロ ス集 計     キャリア  キャリア  未婚

他  既 婚       結 婚      結婚     10年 未 満  10年LU上      10年 未 満  1 D年 以 上     N

149   N

228   N

145   N

229    N

113   N

114

 .

カテ ゴ リ

人 % 1人 % 人 % 人 % 人 i %

 一

 人

%1

L

愛 情 表 現 33     1

22

84519

2925

1513

248322361581 解 被 害 者の非 5940

77733

64338

1

342985939

678342 説 発 散 962198

3108

88796198

3

1

.一

忍耐不 足 … 64

13314

41513316141106

729   i12

71

r

男らし さ 453

167

 

12933631

93127246309  6829:

8 背 体 面 i2ア 87

6184 β0

39483

28776

312986

618480

71

1

再 生 産 1271   「87

6174761938237969

312483

21 ア978

5 1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

… 話 し合い 9968

31526648474

36657910369

1     { i145

63

6

一一

1

ロ 外 2819

3552426232723

7

3120853232 処

「 } 別 離 115793 歪827959483

286

  

1754

「12080

5179785 ⊥

[一

桐生短 期 大 学 紀 要

第18

2007 82

(5)

い もの を

肖定 度が高い とし た

 年

代 別

キャ リア別

結婚暦 別で クロ ス集計を した 結 果を表4に示し

そ れ ぞ れ多い

2

目の セ ル を網掛 け で示 し た

れも 「口外を し ない ほ

が よい」につ い て の 肯定群 は2

3 割に と どまり

「話し合い 「別 離」の定 群 が

「別離」の ほうが 「話 し合い 」 よりも どの年 代でも多かっ た

考  察

1

) 寛 大 度につ い て  そ れ ぞ れの年 代の人数が異なるため比較をする こと はでき ない が

どの年代でも 「行 動の制限亅を致し方 ない ものと と ら えてい る傾 向が窺え た

ま たキャ リ ア 別でも結 婚 暦別で も年 数が短い 群で 「経 済の 制」な ど

年 数が長い群で 「責 任 転 嫁 」 「嫉 妬 」 など男 性の 甲斐 性と解釈さ れ る特 性に寛 大な傾向 もみら れ た

結 婚生活に おける夫 唱 婦 随を受け 入れ るこ とで あ り

日 本 的なジェ ンダ

バイ アス も相まっ て 暴 力 とは考 えに くい背 景がある こ と が示 唆さ れ る

キ ャ リア と婚 年 数, 年代は比例 する た め

類 似した傾向が 見 られたも の と考 えられるが, とりわけ 年 代 が 高い方 が

寛 大 度 が高い とい うこともな かっ た

 

今回の 結果で 結 婚生活に お け る 「行 動の 制 限」 「交際の 制 限」 「経済の 制 限」などの 制 約 は 致 し方 ない もの であ り

ジェ ンダ

バ イアスの影響が少なく

誰 もが受 容しやすい と予 測さ れる

今 回の対 象 者は看護 職で全 員 が 勤 労 女 性で あるが

北 関東の

部に限定さ れ る

ジェ ン ダ

の と らえ方につ い て は

地 域 性 や 価 値 観な ども影響 する ことか ら

今 後は別の対象 者にも 調査 を行 うこ とが望 まれ る

2 >暴 力の解 釈や背 景

対 処などの理解につ い て

 

改め て こ こ で イルゴ エ ン ヌ の 挙げ るモ ラル

ハ ラス メ ン トによ れば 「加 害 者と被 害 者の 間で は

直接 的 なコ ミュ ニ

シ ョ ンは成 り 立 た ない

とい わ れ て い る

「話 し合い」は無 効で

本 来 加害者の

方 的 な 暴力であるにもか か わ ら ず

被 害 者 は自尊 感 情 が 低 下 し 常に自分に非がある (罪 悪 感

被 害 者 のある傾 向が指 摘され てい る

妻が夫の ス トレス 発散 の対 象に さ れる ことは人権侵害であ るこ とを 理 解 し, 夫婦問の密 室の暴 力を多 くの第三者に 口外し

支 援 者 を得る ことは重要である41 してい る

ジェ ン ダ

バ イア ス に左 右されず

また夫婦間の 問 題に は介入 すべ きで はない とい う固 定観念 を取 り除 き

暴 力 は あ く ま でも振るう方が悪い こ と を が 認 識 しな け れば被 害 者を二次 被 害に遭 遇 させ る こ とに な る

そ して

加 害 83 者の 殆 ど が 牛 育 過 程で親の暴 力 を 見てい るた めの再 生 産で あ り

男ら し さ を強調さ れ

外面 は 「い い 人」で あ り

專 門 家でも混 乱させら れる5

6 とい わ れてい る こ と

そ して別 離す るのが 最 も よい 方法であ るこ と な どを支援 者は認 識 する必 要が ある

  今回 は

年 代

キャ リアの長 短

婚暦に よ る大 差 は なく 「被 害 者にも問題がある」 「夫の愛 情 表 現であ る」と とらえる傾 向が窺え た

こ こで も キャ リ ア と 結 婚 年 数

年 代は比 例 するため

類似し た傾 向が見ら れ たものと考えら れ る が 特に年代が高い 方が夫唱婦 随の考えが強い とい うわけでもな かっ た

概し て男性 中心の 考 え方に よ る こ と が示唆され る

勤労 女性であ る看 護職であっ て も

ジェ ンダ

バ イア スがある こと は否 定で きない

DV の 中の 精神的 暴 力 につ い て 被 害 者の 関 わ り方を熟知して対 応 する ことが望 まれる

精 神的 な 暴力の背景 につ い て は

年代

キャ リア

結婚暦で は大 差 な く

暴 力の 「可 生 産」およ び

外面 は よい 「体面」を肯定 してい た

.DV

な どの暴 力 関 係はこ の よう な 再 生 産 や二 面 「生が指摘 さ れて お り

今 回 対 象の看 護 職 はこの ような 知 識 が あ るこ とが 窺 え る

し か し

加害 者が 生 育 過 程で 「男ら し さ」を 強調 さ れてきたこ と につ い て は

肯 定 度 が 低 かっ た

言 葉 や 態 度によ る暴 力自体が 陰湿で 「男ら し さ」と か け離 れ た

象が ある こ とか ら

こ の ような結 果に及んだ と 推 察さ れるが

これ も別の意味でジェ ン ダ

バ イア ス である

 精神的 な暴 力の 処につ い て は

年 代

キ ャ リア

結 婚 暦に関わ らず 「話し合い で解 決 する」と とら えて い る 傾向が あ る

方で

「別 離 す るのが よいとい 項 目の肯 定 度 も高 かっ た

そ れ ら比 し 「夫 婦の 問 題は 口外しない ほ うがよい」とい う閉 鎖 的 な

えは 肯 定 度 が 低 かっ た

暴 力の あ る カッ プル に,

般 的 な 常 識に従っ 「話 し合い を 勧 めるこ と は危 険である

た とえ

夫婦 間の ことでも

第三 者に話す こ とが救 済の 第

歩とな りうる こ とを認識 し

 :次被 害に遭 遇 させ ない よ う な 対 応 が 望 ま れ る

 以

E

の こ と か ら

モ ラ ル

ス メ ン トの よな 目 に 見えない暴 力 も

DV

として 考え

ジェ ンダ

の 問 題 を熟 知 す ること が 望 ま れ る

ま た

直 接 的 なカウンセ リングはしな くて も

被害 者が 自己 開 示 した

「次 被害に陥 ら せ ない た めに

否 定せずに傾 聴 す るこ と が で きるカ ウ ン セ リング 能力の 向上 が 望 ま しい

 精神的 な 暴力は身体的 な 暴力の前段階であ るT

 

と考 え ら れて いる こ とか ら

被 害 者にこ の段 階言 葉や態 度 による 暴 力に気づかせるこ とも有益で あ る

身 体 的 桐生短期 大 学 紀 要

18

2007

(6)

暴力を伴 うDV につ い て は

5割以

L

が医療機 関 を受診 してい る現 実 が あ るE〕い わ れて い る 中で

外 傷こそ ないが イi1らかの心身症 状 が 現 れて い る既婚女性に対し て

モ ラル

ハ ラス メ ン トの 問 題に敏感にな り

その 可能性を疑っ て接 するこ と は

DV

の ス ク リ

ニ ン グと 同 じであ る

3

)支援 者の個人 的 な背 景が暴 力問 題に与える影 響   看 護 職で は な くて も

誰でも自分の体 験を も とに解 釈する傾 向が ある

男性か らの暴 力を容 認するか否か は

受け手の生育歴や生活 背 景に左右さ れ る/

1

れてお り

支 援 者

F

?身が そのような暴 力を受 けてい る と何ら かの バ イ アス を生 じ る ことが考 えられる

友円 も看 護 職が 自らの暴 力 体験をフ ラッ シュ バ ソク させ るが, 支援に影 響する こ とを 述べ て い る 1/

う な点か ら

対 象者に暴 力の被 害休験が ない ほ うが

バ イ アス が 生 じにくい の で はないか と考 えら れ る

今回 対象の既 婚 者の9割 程 度が 自 身の結 婚生活 を普 通以

L

に評 価し

対 象 者 自身がモ ラル

ス メ ン トに 遭 遇 する機会が少ない こ と が推 察で き る

この た め 暴 力 体 験によ る バイ アスは生 じに くい と思 わ れ る

ま た年 代 や キャ リアな ど も

年 数が高い が保 守的であ る と い う傾向は特にみ ら れ な かっ た

こ の こ と は年代 が 高 いが保 守 的な 傾向が み ら れ た内 閣 府の調査結 果と は 異なる傾 向で ある

 

看 護 者の私 生 活は別と して

職 業 人として公 正 かつ 適正 な判 断 基 準で こ れ らの健 康 問 題 を扱 う義務がある の で はない か

そ して看護 師に はDV の被 害 体験者が多 くその こ と がDV 被害を増 幅さ せ る とい う報 告 もあ り1/ , 被 害 体 験 者が暴 力 被 害者の よき理解 者にもなるが

方で被 害 者 を取 り込みす ぎたり, 逆に避 けた り, 非 難 し た りする ことが多い ことが背 景に ある といわ れて い る こと か ら, 看 護 者 白身が 私 生活を安定 させるように 調 整をする事は重要 なことで あると思わ れ る

結  論

  看 護 職で も半 数以 下であっ た

勤 労 女 性である看 護 職で も 行 動や交 際など物理的な制約, 男性を中 心と する甲斐性や夫 唱 婦 随の考え方な どへ の寛 大度は高か っ た

 ま た暴 力の解 釈で

男 性 中心の考え方の肯 定度が高 く

ジェ ン ダ

バ イ アス と なる可能 性が 示唆さ れた

そ して暴力の背 景につ い ては

暴力の再生産

加 害 者 の 二面 性につ い て は理解さ れ てい た

また対 処につ い ては

話 し合い が必 要 だ とする

方で

そ れ以上 に別 離 する ほうが よい と考えてい た

暴 力を客 観 的に解 釈 桐生短 期 大 学 紀 要

第18号

2007 84 する にあ た り

年 代やキャ リ ア

結婚 歴 な どに よ る相 違 は 殆 ど な かっ た

限界 と

課 題

 

DV

であ りな が ら も

モ ラル

ハ ラス メン ト に関 す る先 行 文 献が乏しく

今 後の研 究が期待さ れ る

ま た 対 象 者が

部の地 域の女性 看 護 職で勤 労婦 人であるた め こ の

般 化できない こ と な ど が研 究の限 界 であ り

他 職種の対 象 者に対し て行 うことが今 後の課 題 である

DV 問題 で は 内閣府男女共 同参画 局の調 査が示 すように

身体 的な被 害が ない 限 り

緊急 性や 重大さ に乏しい と受け 止めら れ る た め, カ ップル問の モ ラ ル

ス メ ン トを DV か ら独立 させ て

えるこ とも今 後の 課 題で あ る

 

こ の 論 文は 日本 ウ

マ ン ズヘ ル ス学 会vol

6,

2007

の 掲 載 分 に 加筆し た もの で あ る

用 文

1

友 田尋子 :暴 力 被 害 者と出 会 うあ なたへ

医 学 書

 

東京

),5,95,2006.

2

)聖 路 加看 護 大 学女性を中心 に し た ケア研 究 班:  

EBM

の 手 法に よ る周産 期 ドメ ス テ ィッ ク

バ イ   オレン スの支 援ガ イ ドライン

金原 出版 (東 京 )

 

54−62,

 2004

3

)西 尾 和 美 :ドメ ス テ ィック

バ イ オレ ン ス

,IFF

  出 版 部ヘ ル ス ワ

ク協 会 (東 京 )

16

2002

4)マ リ

ー=

フラ ン ス

イル ゴイエ ンヌ :モ ラル

 

ラ ス メ ン ト

紀 伊 国 屋 書 店 (東京

1999

5

) 沼 崎

郎 :騙 さ れ ず にバ タラ

DV

加 害者 )を   見 極 め ら れ ます か ?

ア デ ィ ク ショ ン と家 族

,18

 

3

 

315−329,

 

2001

6)

山 本 八 千 代: ドメ ス テ ィッ ク

バ イ オレ ン ス

 

興貿 易 (株 ) 医書出 版 部 〔東 京 )

31−36,2004.

7

)日本 DV 防IE

予 防セン タ

:知 っ て い ま す か ?    ドメ ス テ ィ ッ ク

バ イ オ レン ス

解 放 出

 

版 社 (大 阪 )

3

2004

8)高田 昌 代 :DV の 早 期 発 見 と予 防

ペ リネイ タル

 

ケア

21 (2)

 

:105

110

2002

(7)

Investigation

of

Moral

Harassment

-How

Have

People

in

the

Nursing

Profession

Recognized

Mental

Violence

between

Couples?-YUmi

Suzuki

Abstract

Althoughithasbeena]ongtimc since thenursing

profession

startedtohandle

problems

ofviolence,

domestic

violence

quick-lymoved intothe backgroundas ahealth

problem.

Moral

harassment

is

also a

health

matter.

It

is

hoped

thatnurses willsupport victims regardless of theirown

life

experiences, and

it

is

said that

deepening

one's recognition of

domestic

violence,

before

learn-ing

how

to

provide

support,

is

a

quick

way to

do

this.Due todomesticviolence beingaccompanied byphysicalviolence,thereis a high

degree

oi'urgency and severity.

However,

as moral

harassment

is

primarilyviolence through words and attitude, itis

pre-dicted

that

little

importance

is

attached to

it.

As

moral

harassment

is

a

health

problem similar to

domestic

violcnce, se as to bet-terunderstand, theways

in

which vio]ence isinterpretedaccording to Japaneseconcepts of interactionbctween men and women

(such

aswives

fbllowing

their

husbands,

which

is

both

recognized

by,

and thebasisof,the nursing profession),along with

how

men and women speak toene another, and theirattitudes, was studied.

Of

the

416

pcople

within thenursing professionpolledintheinvestigationof moral harassment,thcre werc 377 valid

respons-es

(giving

avalidresponse rate of 89.9%).Assuming thatavictim might thinkthatshe will behurtagain ifathirdpartyistolerant tothe pcrpetrator

due

to

the

lack

of objective evidence formoral harassmcnt,thefocal

peint

of thestudy was upen the

degree

of

toleranceformales, 163people

(43.6%)

were aware of the

phrase,

''moral harassment."'Although

everyone within the medical

pro-fessionwas aware of domestic

violence,

only

less

than

half

of

them

were aware of moral

harassment.

Further,

in

regards totensigns of mental violence

between

married couples, whcn there are

differences

in

their

backgrounds,

such astheirage,maniage

histo-ryand eareer, etc.,although therewas a tendency forthetraditionalidealof a ",ife abiding

by

herhusbandto

be

supported

by

cou-ples according to age, career and thesharing of a

long

history

ofmarriage, no major

differences

were seen.

Also

in

regards tothe background of the marTiage, over 90% of married peop]eviewed theirown married

life

as

better

thanaverage,

but

if

this

is

seen

as acause of biastowards violence, itcan alse bcconsidcrcd thatthcreisaslight

possibility

thattherccould beabiasduetoone's

own experience. Essentially, as nurses are expectcd to maintain an oath not to allow theirown backgroundstoafliecta

patient's

ill-ness or support,

it

is

prefcrab]ethatthey have asteady background.

Keywords: Moral harassment,Domestic violence,

Vio]ence,

Victims,

Gender

bias

8S

参照

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