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連続テレビ小説「カーネーション」による経済効果の計測 : 観光消費額を中心として

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1.はじめに  連続テレビ小説「カーネーション」は 2011 年 10 月から半 年間放送され,脚本のよさや出演者の演技力などが評価され たこともあり,視聴率も高く,好評のうちに終了した。ドラマの 舞台であった大阪府岸和田市ではだんじり会館や岸和田城な どの観光施設の入場者数は大幅に増加し,観光客を中心に 一定の経済効果があったことが確認されている。  「カーネーション」に限らず,NHK 朝の連続テレビ小説(朝 ドラ)は作品ごとにドラマの舞台が全国各地に設定され,舞台 となった自治体では地域振興の期待に沸く傾向にある。例え ば 2007 年度下半期に放送された「ちりとてちん」では福井 県小浜市が舞台となり,市の担当者がその集客能力の大きさ について,「連続テレビ小説の力がここまでとは思わなかった」 という発言をしている。また 2009 年度上半期の「つばさ」の 舞台となった埼玉県川越市では,当時の市長がその経済効果 として観光客が 3 割増加することを放送開始 1 年前に見積っ ていた(朝日新聞 2008 年 6 月 17日朝刊)。  上記の内容を裏付けるために,朝ドラによる観光消費と波及 効果に関する試算が各機関から公表されている。表 1 では 最近の朝ドラによる経済波及効果の試算結果をまとめている。 例えば 2011 年度上半期に放送された「おひさま」による長 野県の経済効果として,観光客数の押し上げ効果 200 万人, 観光消費増加額 73 億円,県内産業の生産誘発効果 68 億 円と推定結果が公表された(日本銀行松本支店,2011)。ま た 2010 年度下半期の「てっぱん」による広島県経済への波 及効果について,100 億円(直接効果 63 億円,1 次波及効 果 22 億円,2 次波及効果 15 億円),観光客数 92 万人の増 加と試算された(日本銀行広島支店,2010)。  表 1 の試算結果は観光消費額に基づき,各都道府県の産 業連関表を通じて推計されたものである。しかしながら,すべ て放送開始前に行われたものであり,放送終了後において経 済効果を測定したものではない。つまり,金額は予想値であって, 研究論文

連続テレビ小説 「カーネーション」による経済効果の計測

―観光消費額を中心として―

Estimating the Economic Effects of TV Drama “Carnation”:

Focusing on Tourism Expenditure

大井 達雄

Tatsuo Oi

和歌山大学観光学部

キーワード:経済効果、観光消費、岸和田市産業連関表、連続テレビ小説「カーネーション」

Key Words:Economic effects, Tourism expenditure, Input-Output Tables of Kishiwada City, TV drama “Carnation” Abstract:

TV drama “Carnation” was highly acclaimed for the quality and performance. As a result, there was a significant increase in the number of tourists to Kishiwada City, the location for the drama. This paper examines the economic impact of tourist expenditure to Kishiwada City, using the analysis method of input-output tables. It was estimated that the drama would generate about 1.5 billion yen for the period of Oct 2011 (beginning of the series) to March 2013, and the result was supplemented with an additional survey conducted in Sept 2012. Validity of this estimation was confirmed from these calculation results.

表 1 最近の朝ドラの経済波及効果の試算結果

(参考)日本銀行松本支店(2011),日本銀行広島支店(2010),日本 銀行高松支店徳島事務所(2009),埼玉りそな産業協力財団(2008) に基づき,筆者作成

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実績値ではない。また,その後の試算の妥当性についても検 証がまったく行われていない。  さらにその推計方法にも問題がある。その 1 つが観光客 数の増加率の仮定方法にある。試算では過去何年間(5 年, または 10 年など)の朝ドラの舞台となった都道府県の観光客 増加率の平均値を採用している(「おひさま」2.23%,「てっぱ ん」1.66%)。この手法を使用すれば,観光入込客数の多い 都道府県(東京都や大阪府など)では経済効果が過大に推 計される可能性がある。また朝ドラの舞台は市町村が中心で あり,その波及効果がそれぞれの都道府県全域に一概に及ぶ と仮定することは現実的ではない。それにもかかわらず,各機 関が都道県単位で経済波及効果を計算するには理由があり, それは各都道府県の地域産業連関表を使用すれば,比較的 簡単に数値を導出することができるためである。このような理 由により,表 1 の経済効果の試算を額面通り信用することはで きない。  多くの地域が朝ドラの経済効果の大きさを実感しながらも, 市町村を基礎とした詳細な実証分析が行われていないのが現 状である。本論文の目的は,連続テレビ小説「カーネーション」 による岸和田市における経済効果を計測することにある。「カー ネーション」のドラマとしてのクオリティの高さから,さまざまな分 野で多大な効果をもたらしているが,今回の論文では岸和田 市における観光消費額を対象とした経済波及効果を中心に計 測することにする。さらにその期間は大きく放送期間中(2011 年 10 月~ 2012 年 3 月)と放送終了後 1 年間(2012 年 4 月 ~ 2013 年 3 月)を対象としている。次節で観光消費額を中 心とした経済波及効果の手法について説明し,さらに今回の 調査方法の内容,ならびに岸和田市の簡易版地域産業連関 表の作成方法について述べ,経済波及効果の推計結果につ いてまとめている。最後に今回,推計結果を検証するために 2012 年 9 月 15 日・16 日の岸和田だんじり祭りにおいて来訪 者調査を行い,そのデータに基づき再計算を行ったので,あわ せて報告する1 2.観光消費による経済効果の測定方法  観光消費による経済効果の測定手法の具体的な流れは図 1 で表すことができ,大きく,観光消費額の推計と経済波及効 果の推計に分類することができる。さらに観光消費額の推計 は観光入込客数調査,パラメータ調査,観光消費額調査から 構成される。  観光入込客調査は観光施設や行祭事・イベントに訪れた 人数を計測するものである。1 人の観光入込客が複数の観光 施設を訪問した場合は,各観光施設が重複して集計すること になる(延べ人数)。延べ人数でカウントした場合,単純に合 計すると過大に評価されることになり,1 人の観光入込客が複 数の観光施設を訪れたとしても,1 人と数えるためには何らか の調整を行う必要がある。それがパラメータ調査である。パラ メータ調査は,観光施設や行祭事・イベントに訪れた観光客を 図1  観光消費の経済波及効果推計の流れ (引用)日本観光協会(2000),p.17.

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対象に訪問地点施設の名称や地点数を把握するものである。 パラメータ調査から得られた平均訪問地点数(平均宿泊数) から入込客実人数(宿泊者実人数)を計算することができる。  最後に観光消費額とは「旅行期間中に旅行・観光活動の ために観光客が観光地において行う消費金額で,交通,宿泊, 土産,娯楽費などの消費総額」を意味する(日本観光協会, 2000)。観光消費額は観光産業の売上高から推計する方法 も存在するが,一般的には日帰り観光客や宿泊観光客の項目 別の消費額単価を調査し,その平均値に観光入込客実人数 を乗算することによって算定することができる。  次に経済波及効果の推計では,直接効果である観光消費 額と経済波及効果(生産波及効果,所得効果,雇用効果, 税収効果)から捉えることが一般的である。観光消費によっ て観光関連産業(宿泊業,飲食業,運輸業など)への生産 の増加等の直接的な効果と,その生産の増加がもたらす地域 の産業全体への波及効果を対象とする。  その分析の基本となるのが,産業連関表である。産業連関 表とは 1936 年に W. W. Leontief によって考案され,観光市場 の経済波及効果に限らず,さまざまな分野で応用されている。 その特徴はある一定期間における産業ごとの生産プロセスに おける投入構成と販路構成を記述することにより財・サービス の取引実態を把握することにある。産業連関表を通じて,新 規需要増加額に対する生産誘発額を求めることが可能であり, 観光消費額をそれぞれ該当する飲食業・サービス業などの産 業への最終需要の増加ΔFと想定して均衡産出高モデルに代 入すれば,経済波及効果を計測することができる。土居・浅利・ 中野(1996)によれば,モデル式は以下のように示すことがで きる。     ΔX1=[I-(I-M

̂

)A]-1ΔFp     ΔX2=[I-(I-M

̂

)A]-1(I-M

̂

)ckwΔX1     ΔX=ΔX1+ΔX2   ΔX1:直接効果+第 1 次間接効果   ΔX2:第 2 次間接効果(家計消費経由)   ΔX:生産誘発額計   ΔFp:市内需要増加額   w:雇用者所得率(行ベクトル)   k:消費転換係数(平均消費性向,スカラー)   c:民間消費支出構成比(列ベクトル)   I-M

̂

:自給率   [I-(I-M

̂

)A]-1: 移輸入を考慮したレオンチェフ 逆行列  ここで,ΔX1は観光消費が宿泊業や飲食業にもたらす直接 効果と,これらの産業に原材料を供給する産業への第 1 次間 接効果の合計を意味している。また,ΔX2は,ΔX1による生産 誘発が雇用者所得を誘発し,この雇用者所得が家計消費に 回ることによる第 2 次間接効果を意味している。今回の朝ドラ 「カーネーション」の経済効果の計測においても上記のモデ ル式を用いて,推計する。 3.調査方法,ならびに経済効果の計測結果 (1)調査方法  調査方法については,まず岸和田市が継続して行っている 主要観光施設(岸和田城 , だんじり会館など)に対する入 込客調査によって観光客延べ人数を把握する。図 2 ではだ んじり会館の 2010 年度と2011 年度の入込客数の推移を示 している。図 2 からもわかるように「カーネーション」放送期 間中において観光入込客数が急増している。実際,2010 年 度下半期において 14,479 人だった入場者数が 2011 年度下 半期には 38,499 人と,約 2.66 倍になっている。また近隣の 観光施設である岸和田城でも,15,187 人から 30,228 人へと 約 2 倍になり,入込観光客数が大幅に増加している。  次に観光消費額や平均訪問観光地点数を把握するため に,岸和田市と共同でアンケート調査を行った。調査項目は, 基本属性(年齢,性別,居住地),岸和田市への訪問回数, 同伴者の内容(夫婦,家族,友人など),今回の観光の動 機や目的,近隣地域への訪問の有無,立寄り観光施設の名称, 交通手段(市内・市外),岸和田市での観光消費額(交通費, 食事代,土産代,施設入館料,宿泊料,その他),自由回答 欄があげられる。アンケートは主要観光施設での留置調査を 基本としつつ,データの信頼性を検証するために月に 1日,ま たは数日聞き取り調査を行った。2011 年 11 月からアンケート 調査を開始し,2012 年 3 月末までに有効回答として 1,807 枚 を回収することができた。そのうち観光消費額の設問に記入 のあった回答数は 1,004 枚にのぼる。経済波及効果の計測 においては,今回のアンケートの調査項目のうち立寄り観光施 設の名称(箇所)と観光消費額の把握が重要となる。 (2)観光客実人数・観光消費額の推計  2011 年 10 月~ 2012 年 3 月と前年同期の主要観光施設 の入込観光客数の延べ人数を比較し,その伸びを朝ドラ「カー 図2  だんじり会館の入込客数の推移 (参考)岸和田市より提供 2010 年度 2011 年度

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ネーション」による効果と想定した。各種の入込客調査により, 主要観光施設の入場者増加数(延べ人数)は表 2 に一覧を 示しているように,合計で 279,567 人となった2  アンケート調査の結果から,平均訪問観光地点数が 3.2 地点と計算され,その他番組イベントの集客人数を除いた 275,133 人を除することによって,観光入込客増加実人数は 90,414 人(275,133÷3.2+4,434)と見積られる3。次にこ の観光入込客数を日帰り観光客と宿泊観光客に分類する必 要がある。アンケートにおける観光消費額の設問で宿泊費の 記入のあった回答者数は,全体のうち 3.6%(36 人÷1,004 人) であったことから,3,255 人(90,414 人×3.6%)を宿泊観光 客と推計し,残りの 87,159 人を日帰り観光客とした。  観光消費単価の平均値については,日帰り観光客 4,110 円 (交通費 649 円,食事代 1,817 円,土産代 1,413 円,施設 入館料 231 円),宿泊観光客 16,478 円(交通費 2,309 円, 食事代 2,984 円,土産代 1,869 円,施設入館料 431 円,宿 泊料 8,885 円)と,それぞれ算出された4。観光客実人数と 観光客消費単価を掛けることによって,岸和田市における観光 消費額は 4 億 1185 万 9380 円となる。項目別の金額は表 3 に示している。さらにカーネーション推進協議会などの公的支出 (約 2566 万 6135 円)が加わり,最終需要額は合計で 4 億 3752 万 5515 円と計算される。 (3)岸和田市産業連関表の作成  上記の最終需要額(約 4.4 億円)について費目の分類な どの調整を行い,表 1 の他の朝ドラの推計結果と同様に,産 業連関表を通じて波及効果を計測することが一般的に行われ ている。都道府県および政令指定都市においては地域産業 連関表が作成されているが,市町村単位の地域産業連関表 を整備している自治体は数少ないのが現状である。岸和田市 も地域産業連関表が存在しないため,今回,土居・浅利・中 野(1996)や本田・中澤(2000)などに従い,大阪府の産 業連関表から簡易版の岸和田市の地域産業連関表を作成す ることにした。  産業部門数として,統合大分類 34 部門表を作成する。対 象年次は平成 17 年であり,作成の際に使用した統計資料とし て平成 17 年大阪府産業連関表(基本表),大阪府民経済 計算,大阪府一般会計・特別会計歳入歳出決算書,府内市 町村の財政状況,国勢調査,全国消費実態調査,事業所・ 企業統計調査,農業センサス,農林水産統計年報,林業動 向年報,工業統計調査報告書,商業統計調査報告書などが あげられる。  具体的な作成方法は,以下の 4 つの手順に従う5 ① 産業別市内生産額の推計  産業別市内総生産額を推計する場合,基本的にはベー スとなる大阪府産業連関表の産業別生産額に分割指標を 掛けることによって市内総生産額を推計する。理想を言えば, 産業別市内総生産額はできるだけ細かい部門ごとに推計す る必要がある。しかしながら岸和田市では産業別生産額を 求めるための分割指標を作成する際に利用できる統計資料 については十分に整備されていない。そのため基本的には 事業所・企業統計調査(平成 18 年)の産業別従業者数, ならびに事業所数の割合を分割指標としている。 ② 投入額(中間投入,粗付加価値)の推計  中間投入と粗付加価値を推計する場合,中間投入は上 記で求めた岸和田市の市内総生産額に大阪府産業連関 表から求めた中間投入係数を掛けることによって推計を行 う。粗付加価値についても同様に岸和田市の市内総生産 額に大阪府産業連関表から求めた粗付加価値係数を掛け ることによって推計を行うことにした。 ③ 投入額(中間需要,最終需要)の推計  中間需要については,上記の 2 つの手順を終えると,そ の数値をヨコ(行単位)に集計すれば中間需要となるので 推計の必要性はない。さらに最終需要項目の推計につい て,まず家計外消費支出は粗付加価値部門の各産業別の 家計外消費支出(行和)を大阪府産業連関表の家計外 最終支出の構成比で品目別に配分し,人口比などを考慮し て,一定の修正を加えて求めた。民間消費支出は大阪府 産業連関表の家計最終消費支出を国勢調査人口の府市 割合で人口規模に分割し,府市間の消費格差を考慮する 表 2  主要観光施設の増加人数 (参考)岸和田市より提供された資料により筆者が作成 (参考)入込客統計調査やアンケート調査により,筆者が計算 表 3  観光消費額の内訳 (単位:千円)

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ため「全国消費実態調査」全世帯 1 人あたりの 1 カ月の 支出額の府市割合で調整し,品目別に配分し求めた。  一般政府消費支出については,岸和田市には特に大きな 国や大阪府の出先機関は存在しない。それゆえ,大阪府 に占める岸和田市の人口割合を計算し,その割合に大阪府 の一般政府消費支出を乗じることによって算出した。総固 定資本形成(民間)については,大阪府産業連関表の総 固定資本形成(民間)を大阪府民経済計算の府内総生 産額と市町村別所得から得られた岸和田市総生産額の比 率で按分し,求めた。また総固定資本形成(公的)の算 定については,大阪府の総固定資本形成(公的)から一 般政府消費支出と同様,人口割合で配分している。最後 に在庫純増については事業所・企業統計調査から求めた 公営企業と民営企業の従業者割合により算定している。 ④ 投入・算出のバランス調整  推計された投入・産出のデータは両側面から別々に計算 されているので,それぞれの合計値が一致することは困難 である。そのため表のタテ(列)とヨコ(行)について最 終的にチェックを行う必要がある。具体的には(a)粗付加 価値と中間投入のバランス,(b)最終需要項目間のバラン ス,(c)粗付加価値と最終需要額のバランス,(d)最終需 要額と中間需要額のバランスを考慮し,推計のためのデータ が最も不足している移出・移入を調整項目とし,最終的に不 突合が生じている項目については不突合分を移入で吸収し, 収束させた。  上記の手順に基づいて作成した岸和田市産業連関表は 表 4 に示している6。表 4 から 2005 年の岸和田市の市内 総生産額は約 1 兆 2716 億円に達し,大阪府全体の約 1.8% に相当する規模であることがわかる。 (4)経済波及効果の計算  上記で観光消費額を推計し,さらに岸和田市の簡易版の地 域産業連関表を作成した。ここでは,それらに基づいて岸和 田市における「カーネーション」による経済波及効果の計測を 行うことにする。その前に計算上の注意事項を説明する。  まず,観光消費額の産業部門の格付けを行う必要がある。 今回は,小長谷・前川(2012)の格付けの手法を参考とし, 同時に総務省統計局(2009)に記載されている「部門別概念・ 定義・範囲」を判断基準として利用した。その後,観光消費 の域内自給率を検討する必要がある。岸和田市以外の市町 村の事業所に製造などを委託した場合には,その支出分は市 外に流出することになるため,その割合を想定する必要がある。 この場合,自給率をどのように設定するかが問題となるが,今 回は小長谷・前川(2012)に従い,(1-移輸入額計/市内 需要合計)を使用し,実態にそぐわない場合は,岸和田市の 産業構造の特性に応じて一部修正した7  さらに商業マージン額と運輸マージン額を考慮する必要があ る。最終需要額は購入者価格になっており,そこから商業マー ジン額と運輸マージン額を計算し,剥ぎ落とすことによって生産 者価格に変換する必要がある。マージン率は総務省統計局に よって公表されている 2005 年(平成 17 年)産業連関表の 産業部門別の商業マージン率,および運輸マージン率を使用 している。支出額からマージンを差し引き,商業および運輸マー ジン合計をそれぞれの部門に振り分けて,生産者価格の市内 最終需要増加額を確定した。その内容は表 5 にまとめている。  表 5 の市内支出額(生産者価格)の一部について説明 をすると,交通費についてはガソリンの消費額を考慮する必要 がある。アンケートの結果より自家用車を使用している割合が 36%であったので,その割合の半分である 18%に相当する金 額を「石油・石炭製品」部門に配分した8。土産代については, その種類に応じて,農業,窯業・土石製品や繊維製品などに 格付けする必要があるが,その内訳が不明であるため一括し てその他の製造工業製品に計上している。  上記の結果について,表 4 の岸和田市地域産業連関表 を使用して,観光消費による経済波及効果を計測する。今 回,経済波及効果を計算する上で,安田(2008)が考案し た Microsoft EXCEL のマクロソフト「波及さん」を使用した。 また消費転換係数は 0.64と設定した。これは平成 20 年の家 計調査における大阪市の勤労者世帯の結果を採用している。 これらの前提条件から計算した結果,朝ドラ「カーネーション」 放送期間中の経済波及効果は 4 億 2155 万 2990 円と推計さ れる(表 5 参照)。  その内訳として増加した最終需要そのものをまかなうため に,その地域の生産額を示す直接効果は約 2 億 9104 万円, さらに第 1 次間接効果が約 8049 万円,第 2 次間接効果が 約 5003 万円となる。第 1 次間接効果は直接効果によって市 内に発生した需要額が新たな産業部門の生産をどれだけ誘 発するのかを表し,一方,第 2 次間接効果は直接効果や第 1 次間接効果による所得の増加が誘発した個人消費の産業 部門の生産誘発を意味する。直接効果に対する波及倍率は 1.45 倍(4 億 2155 万円÷2 億 9104 万円)と導かれた。こ の結果から観光消費による経済波及効果の大きさを窺い知る ことができる。  経済波及効果を産業別にみると,「対個人サービス」が約 1 億 8562 万円と最も影響が大きく,経済波及効果全体の約 半分(44.03%)を占める。また,これに続く産業としては「商 業」が約 4799 万円,「運輸」が約 4038 万円となり,それぞ れ全体の 11.38%,9.58% に相当する。当然のことではあるが, 観光関連産業を中心に経済波及効果が発生していることがわ かる。  上記の結果(約 4.2 憶円)は 2012 年 3 月までを対象とし たものであるが,それ以降も人気は継続し,観光施設には多く の観光客がみられる。また朝ドラ「カーネーション」ではだんじ り祭りが重要な役割を果たしていたものの,放送期間とは少し

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01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 農林水産 業 鉱業 飲食料品 繊維製品 パ ル プ ・ 紙 ・ 木製 品 化学製品 石油 ・ 石 炭製品 窯業 ・ 土 石製品 鉄鋼 非鉄金属 金属製品 一般機械 電気機械 情報 ・ 通 信機器 電子部品 輸送機械 精密機械 そ の 他 の 製造工業 製品 建設 電力 ・ ガ ス ・ 熱供 給 水道 ・ 廃 棄物処理 商業 金融 ・ 保険 不動産 01 農 林 水 産 業 240 0 3, 470 568 347 33 0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 151 84 0 0 4 0 0 02 鉱 業 0 0 0 0 45 118 10 ,721 833 123 360 2 3 0 0 1 1 0 13 448 0 0 0 0 0 03 飲 食 料 品 138 0 4, 639 91 21 139 0 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 13 0 0 04 繊 維 製 品 23 0 38 10 ,489 135 28 3 42 42 17 42 68 57 30 31 25 11 116 235 0 12 276 103 4 05 パ ル プ ・ 紙 ・ 木 製 品 69 0 436 464 6, 846 477 0 199 57 50 140 92 126 110 76 24 60 1, 277 3, 695 0 29 623 267 81 06 化 学 製 品 254 0 267 4, 534 806 7, 590 27 352 289 182 265 258 212 134 137 104 66 2, 684 362 0 131 1 2 2 07 石 油 ・ 石 炭 製 品 99 0 126 320 104 1, 455 613 225 589 59 91 116 14 9 30 43 19 77 596 0 148 151 25 86 08 窯 業 ・ 土 石 製 品 3 0 103 26 219 185 5 1, 293 455 92 110 280 137 39 334 124 193 77 4, 027 0 27 23 1 5 09 鉄 鋼 0 0 0 3 583 0 0 63 36 ,155 35 6, 743 4, 391 475 176 58 546 141 62 1, 824 0 4 0 0 0 10 非 鉄 金 属 0 0 45 2 115 112 0 60 799 4, 062 1, 786 1, 313 720 497 414 243 229 185 661 0 1 1 0 0 11 金 属 製 品 3 0 358 60 600 272 10 103 63 20 1, 790 1, 744 324 280 230 138 186 231 7, 806 0 6 284 3 40 12 一 般 機 械 0 0 0 0 35 1 0 26 30 2 65 9, 813 137 89 34 150 76 48 487 0 46 1 0 0 13 電 気 機 械 0 0 0 0 5 0 0 0 0 1 21 1, 288 1, 127 427 197 336 145 4 601 0 1 23 0 2 14 情 報 ・ 通 信 機 器 0 0 0 1 0 2 0 0 0 0 1 24 1 400 3 116 0 1 125 0 0 12 4 4 15 電 子 部 品 0 0 0 0 1 0 0 0 0 4 54 640 1, 219 6, 675 3, 829 65 1, 421 54 19 0 0 3 5 0 16 輸 送 機 械 15 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0 0 0 6, 063 0 0 0 0 0 0 0 0 17 精 密 機 械 11 0 0 1 1 1 0 0 0 0 1 281 10 57 2 6 132 3 7 0 1 141 4 1 18 そ の 他 の 製 造 工 業 製 品 71 0 790 1, 025 964 591 5 153 761 294 193 1, 169 730 960 180 474 390 4, 081 1, 247 0 284 765 1, 220 71 19 建 設 15 0 82 88 130 129 11 85 401 45 230 185 19 32 113 22 23 93 115 0 194 363 163 4, 990 20 電 力 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 54 0 368 743 429 374 26 248 2, 097 240 589 582 107 123 312 191 112 469 288 0 447 965 186 537 21 水 道 ・ 廃 棄 物 処 理 9 0 111 137 67 204 9 59 146 14 49 128 16 26 37 30 21 48 155 0 503 217 149 70 22 商 業 191 0 2, 663 3, 279 2, 404 1, 222 157 597 3, 874 455 1, 642 2, 984 904 1, 450 407 586 471 1, 795 4, 957 0 200 1, 510 357 174 23 金 融 ・ 保 険 73 0 548 1, 654 668 520 121 274 806 242 639 1, 091 101 174 181 221 214 567 1, 094 0 75 5, 113 8, 026 9, 606 24 不 動 産 5 0 84 145 107 109 7 32 151 21 124 183 29 41 25 27 20 101 195 0 19 2, 338 801 954 25 運 輸 140 0 928 917 1, 118 690 488 812 1, 607 264 849 1, 060 215 333 253 250 137 1, 089 2, 981 0 235 2, 980 924 219 26 情 報 通 信 26 0 198 345 273 729 20 94 255 87 423 806 111 334 188 99 71 252 886 0 311 3, 195 3, 27 9 361 27 公 務 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 28 教 育 ・ 研 究 3 0 237 254 172 3, 117 46 293 731 261 317 2, 061 822 1, 289 2, 020 715 551 531 90 0 1 259 28 0 29 医 療 ・ 保 健 ・ 社 保 障 ・ 介 護 4 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 30 そ の 他 の 公 共 サ ー ビ ス 1 0 47 42 21 68 8 12 55 4 47 127 7 28 12 10 5 24 64 0 54 36 131 53 31 対 事 業 所 サ ー ビ ス 123 0 1, 499 1, 007 957 1, 805 85 548 1, 235 257 1, 327 3, 188 514 859 745 831 390 1, 178 5, 791 0 714 4, 603 6, 775 3, 627 32 対 個 人 サ ー ビ ス 7 0 7 7 5 5 1 1 10 2 5 10 2 4 4 3 1 6 34 0 2 83 15 127 33 事 務 用 品 6 0 43 35 27 20 0 10 18 5 37 86 12 26 24 17 9 26 19 0 16 278 219 45 34 分 類 不 明 78 0 226 113 168 60 5 91 309 68 161 413 37 29 12 38 16 131 553 0 81 570 115 561 35 内 生 部 門 計 1, 662 0 17 ,312 26 ,347 17 ,372 20 ,056 12 ,368 6, 513 51 ,058 7, 144 17 ,742 34 ,394 8, 186 14 ,630 9, 887 11 ,497 5, 112 15 ,378 39 ,447 0 3, 542 24 ,832 22 ,803 21 ,62 2 36 家 計 外 消 費 支 出 33 0 374 836 564 787 36 222 986 113 861 1, 098 385 651 260 204 219 743 1, 165 0 155 1, 850 1, 387 397 37 雇 用 者 所 得 947 0 4, 857 13 ,914 7, 243 4, 337 201 2, 612 10 ,820 1, 623 11 ,887 16 ,397 3, 279 4, 320 2, 614 4, 078 3, 358 9, 046 27 ,439 0 2, 599 30 ,483 15 ,708 4, 870 38 営 業 余 剰 838 0 1, 937 685 1, 377 2, 209 64 835 5, 594 189 1, 032 2, 455 497 451 68 594 518 1, 643 628 0 617 12 ,377 9, 993 34 ,434 39 資 本 減 耗 引 当 416 0 953 2, 109 1, 343 2, 648 178 1, 011 5, 903 758 2, 090 4, 204 1, 172 1, 336 401 858 716 1, 796 4, 151 0 1, 275 4, 716 6, 483 33 ,526 40 間 接 税( 除 関 税 ・ 輸 入 品 商 品 税 ) 268 0 2, 918 2, 382 1, 163 969 4, 202 546 2, 381 342 1, 401 1, 522 319 442 214 460 402 1, 135 2, 893 0 425 2, 760 3, 013 6, 592 41 ( 控 除 ) 経 常 補 助 金 -5 0 -149 -8 -2 -1 -46 -1 -5 -1 -4 -5 -1 -1 -1 -1 -1 -3 -504 0 -176 -60 -1 ,611 -152 42 粗 付 加 価 値 部 門 計 2, 498 0 10 ,889 19 ,918 11 ,688 10 ,949 4, 636 5, 225 25 ,681 3, 026 17 ,268 25 ,672 5, 651 7, 198 3, 556 6, 193 5, 211 14 ,359 35 ,771 0 4, 895 52 ,125 34 ,972 79 ,668 43 市 内 生 産 額 4, 160 0 28 ,202 46 ,265 29 ,060 31 ,005 17 ,004 11 ,738 76 ,739 10 ,170 35 ,010 60 ,065 13 ,837 21 ,828 13 ,443 17 ,690 10 ,323 29 ,737 75 ,219 0 8, 437 76 ,957 57 ,775 101 ,289 表 4 岸和 田 市地域産業連関表

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25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 運輸 情報通信 公務 教育 ・ 研究 医療 ・保健 ・ 社会保障 ・ 介護 そ の 他 の 公共 サ ー ビ ス 対事業所 サー ビ ス 対個人 サー ビ ス 事務 用 品 分類不明 内生部門 計 家計外消 費支 出 民間消費 支 出 一般政府 消費支 出 市内総固 定資本形 成(公的) 市内総固 定資本形 成(民間) 在庫純増 市内最終 需要計 市内需要 合計 移輸 出 最終需要 計 需要合計 (控除) 移輸入 最終需要 部門計 市内生産 額 2 0 2 43 496 11 2 1, 288 0 0 6, 744 121 5, 667 0 0 61 26 5, 875 12 ,619 528 6, 402 13 ,147 -8 ,987 -2 ,584 4, 160 0 0 0 7 1 0 0 -1 0 1 12 ,679 -11 -12 0 0 0 0 -23 12 ,656 0 -23 12 ,656 -12 ,656 -12 ,679 0 7 0 7 42 1, 548 8 1 7, 136 0 11 13 ,811 1, 400 41 ,369 854 0 1, 209 -581 44 ,252 58 ,063 16 ,792 61 ,043 74 ,855 -46 ,653 14 ,390 28 ,202 55 97 123 21 397 98 196 201 39 33 13 ,086 162 5, 844 0 2 2, 695 -8 ,011 692 13 ,778 31 ,800 32 ,492 45 ,578 687 33 ,179 46 ,265 159 1, 677 98 313 630 99 306 385 893 55 19 ,813 212 853 4 50 1, 277 1, 896 4, 292 24 ,104 18 ,824 23 ,116 42 ,929 -13 ,868 9, 248 29 ,060 12 190 33 278 17 ,343 12 332 485 45 63 37 ,450 288 4, 060 0 0 55 464 4, 867 42 ,317 25 ,319 30 ,186 67 ,636 -36 ,631 -6 ,445 31 ,005 2, 188 85 359 388 452 31 164 396 0 69 9, 127 50 9, 033 0 0 730 7, 326 17 ,139 26 ,266 8, 467 25 ,607 34 ,734 -17 ,729 7, 877 17 ,004 1 1 10 88 143 4 64 132 8 34 8, 243 37 357 0 0 758 420 1, 572 9, 815 5, 948 7, 520 15 ,763 -4 ,026 3, 495 11 ,738 7 0 1 0 1 0 9 2 0 49 51 ,328 0 -51 0 -92 1, 767 23 ,730 25 ,354 76 ,682 57 ,697 83 ,051 134 ,380 -57 ,641 25 ,410 76 ,739 0 5 5 2 158 1 24 23 2 34 11 ,500 2 165 0 0 7 -164 10 11 ,509 7, 953 7, 962 19 ,462 -9 ,292 -1 ,330 10 ,170 36 22 147 6 40 10 114 158 0 25 15 ,109 45 496 1 7 2, 659 -7 ,460 -4 ,252 10 ,858 28 ,981 24 ,729 39 ,838 -4 ,829 19 ,901 35 ,010 4 1 9 0 0 0 2, 386 59 102 0 13 ,601 6 135 0 740 2, 518 10 ,750 14 ,150 27 ,751 49 ,963 64 ,114 77 ,714 -17 ,649 46 ,465 60 ,065 7 15 56 20 7 0 545 16 0 8 4, 853 107 4, 380 0 971 143 522 6, 123 10 ,975 11 ,050 17 ,173 22 ,025 -8 ,189 8, 984 13 ,837 2 10 60 2 3 0 174 9 0 0 959 1, 602 5, 679 0 1, 140 206 -2 ,339 6, 289 7, 248 20 ,275 26 ,564 27 ,523 -5 ,696 20 ,869 21 ,828 0 126 106 80 0 0 942 0 54 0 15 ,297 5 367 0 0 402 714 1, 487 16 ,784 11 ,468 12 ,955 28 ,252 -14 ,809 -1 ,854 13 ,443 639 0 579 2 0 0 1, 643 4 0 0 8, 953 0 8, 592 0 541 449 2, 956 12 ,537 21 ,489 14 ,091 26 ,628 35 ,580 -17 ,890 8, 738 17 ,690 1 26 32 1 1, 139 0 62 23 0 0 1, 944 25 1, 391 0 420 325 1, 767 3, 928 5, 872 8, 926 12 ,854 14 ,798 -4 ,475 8, 379 10 ,323 129 1, 890 961 1, 303 804 306 2, 016 671 336 52 24 ,884 367 5, 110 11 372 180 160 6, 200 31 ,084 19 ,746 25 ,946 50 ,830 -21 ,093 4, 853 29 ,737 290 319 592 551 482 10 197 271 0 0 10 ,239 0 0 0 52 ,857 36 ,933 0 89 ,789 100 ,029 297 90 ,086 100 ,325 -25 ,107 64 ,979 75 ,219 528 573 545 1, 094 1, 600 24 410 1, 555 0 28 15 ,843 7 9, 084 0 0 0 0 9, 091 24 ,934 0 9, 091 24 ,934 -24 ,934 -15 ,843 0 187 326 1, 084 558 1, 294 18 93 1, 424 0 51 7, 241 5 5, 601 1, 910 0 0 0 7, 516 14 ,757 108 7, 624 14 ,865 -6 ,428 1, 196 8, 437 632 1, 245 620 1, 046 7, 254 210 2, 238 4, 589 432 72 50 ,616 2, 384 72 ,485 18 1, 434 13 ,123 213 89 ,657 140 ,273 54 ,308 143 ,965 194 ,581 -117 ,624 26 ,342 76 ,957 1, 413 1, 302 168 519 1, 941 118 4, 659 1, 052 0 2, 776 45 ,957 0 17 ,495 0 0 0 0 17 ,496 63 ,453 1, 448 18 ,944 64 ,901 -7 ,125 11 ,818 57 ,775 440 1, 497 37 433 822 109 502 965 0 14 10 ,337 0 93 ,896 97 0 0 0 93 ,993 104 ,329 6, 647 100 ,640 110 ,976 -9 ,687 90 ,953 101 ,289 3, 136 1, 599 1, 024 795 1, 824 132 1, 086 1, 480 112 144 29 ,821 748 27 ,563 -195 102 656 62 28 ,935 58 ,756 13 ,406 42 ,341 72 ,162 -42 ,852 -511 29 ,311 406 9, 087 1, 514 1, 644 1, 909 391 9, 637 1, 474 0 94 38 ,500 374 19 ,834 94 3, 732 716 -1 24 ,749 63 ,249 8, 280 33 ,029 71 ,529 8, 881 41 ,910 80 ,410 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1, 173 1, 173 0 1, 214 81 ,170 0 0 0 82 ,384 83 ,557 0 82 ,384 83 ,557 -46 ,895 35 ,489 36 ,662 69 896 5 79 19 0 153 34 0 147 15 ,203 0 14 ,239 41 ,994 0 0 0 56 ,232 71 ,435 3, 666 59 ,898 75 ,101 -17 ,644 42 ,253 57 ,456 2 4 0 0 2, 415 0 1 3 0 1 2, 435 617 18 ,231 133 ,674 0 0 0 152 ,522 154 ,957 0 152 ,522 154 ,957 -31 ,540 120 ,982 123 ,417 35 90 0 82 163 0 192 249 0 11 1, 676 0 4, 827 0 0 0 0 4, 827 6, 503 196 5, 022 6, 699 -850 4, 172 5, 849 3, 231 9, 641 2, 385 2, 896 5, 891 455 10 ,321 2, 466 0 172 75 ,514 115 7, 610 0 3, 392 3, 143 0 14 ,261 89 ,775 21 ,221 35 ,483 110 ,997 -17 ,054 18 ,429 93 ,943 17 829 23 66 1, 582 20 193 677 0 14 3, 765 15 ,449 61 ,665 0 0 0 0 77 ,114 80 ,878 10 ,446 87 ,559 91 ,324 -29 ,187 58 ,373 62 ,137 52 138 89 189 278 24 129 138 0 1 2, 016 0 0 0 0 0 0 0 2, 016 7 7 2, 024 1 9 2, 025 197 947 13 780 357 14 412 224 0 0 6, 777 0 19 0 0 0 0 19 6, 796 81 100 6, 877 -2 ,406 -2 ,307 4, 470 13 ,885 32 ,634 10 ,690 13 ,329 50 ,992 2, 104 39 ,205 27 ,591 2, 025 5, 132 586 ,493 24 ,119 447 ,197 259 ,632 65 ,668 70 ,013 32 ,449 899 ,076 1, 485 ,569 457 ,939 1, 357 ,015 1, 943 ,508 -671 ,876 685 ,139 1, 271 ,632 543 4, 173 509 582 1, 612 182 1, 736 1, 422 0 33 24 ,119 8, 753 21 ,679 17 ,168 36 ,946 56 ,080 3, 053 28 ,129 17 ,903 0 205 372 ,549 1, 611 6, 552 0 150 5, 603 38 8, 065 7, 009 0 -1 ,855 106 ,207 3, 112 12 ,302 8, 208 5, 968 8, 114 394 13 ,947 4, 878 0 864 135 ,831 1, 535 3, 083 87 543 2, 436 190 2, 924 3, 337 0 92 50 ,976 -130 -12 0 -61 -1 ,419 -112 -64 -4 0 -1 -4 ,543 15 ,425 47 ,776 25 ,972 44 ,127 72 ,425 3, 745 54 ,737 34 ,546 0 -662 685 ,139 29 ,311 80 ,410 36 ,662 57 ,456 123 ,417 5, 849 93 ,943 62 ,137 2, 025 4, 470 1, 271 ,632 表 4 岸和 田 市地域産業連関表(続 き ) (単位 : 百万 円 )

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時期が外れていたために 2011 年度の岸和田市の観光客数 の増加にはほとんど貢献しなかった。  そこで,放送終了後 1 年間の経済効果についてもあわせて 推計することにする。まず観光入込客増加数(実人数)につ いては,2012 年 9 月に開催されるだんじり祭りによる観光客数 の増加人数を 15 万人,さらにだんじり祭り以外でも主要観光 施設やイベントにおいてドラマの効果により2012 年度は年間 で 10 万人増加すると仮定した。その結果,2012 年度は朝ド ラ「カーネーション」によって年間 25 万人観光客が増加する と想定した。  25 万人のうち,今回「カーネーション」放映中に行ったアン ケートのデータを使用して,宿泊観光客は 9,000 人(25 万人 ×3.6%)と仮定し,残りの 241,000 人は日帰り観光客とした。 また観光消費単価も同様に日帰り観光客 4,110 円(交通費 649 円,食事代 1,817 円,土産代 1,413 円,施設入館料 231 円),宿泊観光客 16,478 円(交通費 2,309 円,食事代 2,984 円, 土産代 1,869 円,施設入館料 431 円,宿泊料 8,885 円)を 使用することにする。その結果,最終需要額は 11 億 3881 万 2000 円(4,110 円×241,000 人+16,478 円×9,000 人)となる。 この金額について,上記の産業連関分析と同じ前提条件のも と計測した結果,2012 年度の経済波及効果は 10 億 8860 万 1241 円となった。その内訳は直接効果が約 7 億 5584 万円, 第 1 次間接効果が約 2 億 380 万円,第 2 次間接効果が約 1 億 2896 万円となっている。  この 2 つの経済波及効果の計測結果から,放送開始から 2013 年 3 月までの期間において岸和田市における朝ドラ「カー ネーション」の経済効果は合計で約 15 億 1015 万円と推計さ れる。 4.経済波及効果の推計結果の検証  上記において放送開始である 2011 年 10 月から 2013 年 3 月までに約 15 億円の経済波及効果が見込まれるという結論に 至った。しかしながら経済波及効果のうち間接効果について は 2013 年 4 月以降に効果が現れることもあるので,結果の解 釈には注意が必要である。さらに以下では 2012 年 9 月時点 での経済波及効果の推計結果の検証を行うことにする。その 対象は 2012 年度の予測値である約 10 億 8660 万円である。  2012 年度の経済効果の前提となるのがドラマの効果で 25 万人の観光客が増加するという予想である。上記でも説明し たように,これは 10 万人が年間を通じた観光施設の入込客の 増加を想定し,残り15 万人が 2012 年 9 月に行われる岸和田 だんじり祭りによる来訪者の増加を見込んでいる。特に「カー ネーション」ではだんじり祭りのシーンが頻繁に取り上げられた こともあり,2012 年 9 月の祭礼では観光入込客数が大幅に増 表 5  最終需要増加額の34 部門格付け,生産者価格確定値,産業別経済波及効果の推計結果 (単位:円)

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えると考えられるためである。  まず 10 万人の根拠は放送期間中に約 9 万人の観光客の 増加が発生していたことから,そのペースが半減すると仮定し, 年間 10 万人の増加と見込んだ。実際に放送終了後もだんじ り会館では前年度同月比でみた場合,4 月で 267%,5 月で 217%,6月で 191%と好調を維持している(岸和田カーネーショ ン推進協議会,2012)。それゆえ観光入込客数の年間 10 万 人の増加はほぼ達成可能であるといえる。  一方のだんじり祭りの 15 万人増加の根拠は,図 3 において 2000 年以降のだんじり祭りの見物客の推移を示しているように, 2000 年以降で過去最高であった 2003 年を上回ると予測した ことによる。2011 年が 51.5 万人であったことから,2012 年は 66.5 万人(51.5 万人 +15 万人)と想定した。しかしながら, 2012 年 9 月 15日(宵宮)・16日(本宮)のだんじり祭りの見 物客は 55.1 万人(13.9 万人+41.2 万人)と発表され,予想よ りも大幅に下回った。本宮は 2000 年以降で最高の水準であっ たが,宵宮は逆に 2000 年以降で最低の水準である。この理 由として 9 月 15日の夕方に猛烈な雷雨が発生し,19 時からの 灯入れ曳行を中止したことによる。もし天候に問題がなければ, 当日の賑わいから少なく見積もっても20 万人の見物客が参加 したことが推計される。その場合,2012 年は見物客が 61.2 万人に達していたといえる。しかしながら,実際は昨年に比較 して 3.6 万人しか増加しなかった。  だんじり祭りについては,上記の見物客数以外に客観的に 検証するデータは存在しない。そこで,今回だんじり祭りにつ いて岸和田市と共同で来訪者調査を実施することにした。調 査方法は,両日(9 月 15日・16日)にだんじり祭りの来訪者に アンケートを配布し,観光施設における回収箱,FAX,さらにパ ソコンや携帯電話からの回答による回収を可能としている。そ の結果,377 名の有効回答を得ることができた。  設問の内容は,だんじり祭りへの見物回数,だんじり祭り見 物の理由,見物時間,見物場所,同行者の内容(夫婦,家 族,友人・知人など)や人数,交通手段,岸和田市での観 光消費額(交通費,飲食費,土産代,施設入館料,宿泊料, その他),だんじり祭りの満足度と理由,回答者の属性(性別, 年代,居住地)があげられる。  上記の調査項目の中に「今回,だんじり祭りに来たきっかけ は?」という設問が存在し,377 名のうち,74 名が朝ドラ「カー ネーション」を通じて,今年のだんじり祭りを見物したと回答した。 その割合は 19.7%に達することから,今年のだんじり祭りの見 物客 55.1 万人のうち,10.9 万人(55.1 万人×19.7%)は朝ド ラ「カーネーション」による効果であったと仮定した。それゆ え 2012 年度は当初予測していた 25 万人ではなく,20.9 万人 (10.9 万人+10 万人)がドラマの効果によって岸和田市へ の観光客数の増加に貢献したものと考えられる。  次に観光消費額についてみていく。だんじり祭り来訪者調 査により観光消費単価の平均値を計算したところ,日帰り観光 客の場合,5,686 円(交通費 1,151 円,飲食費 2,249 円,土 産代 992 円,施設入館料 68 円,その他 1,226 円),宿泊観 光客の場合,25,529 円(交通費 2,858 円,飲食費 4,993 円, 土産代 1,773 円,施設入館料 386 円,宿泊料 10,599 円,そ の他 4,920 円)とそれぞれ計算された9。今回の来訪者調査は, 前回,放送中に行われた調査と手法が異なるので単純に比較 できないが,観光消費単価は今回の来訪者調査のほうが高額 であることがわかる。  上記の結果から観光消費額を計算する。まず年間の 10 万 人増加分については,宿泊観光客を3,600 人(10 万人×3.6%), 日帰り観光客を 96,400 人(10 万人-3,600 人)と想定し,金 額は 4 億 5552 万 4800 円(4,110 円×96,400 人 +16,478 円 ×3,600 人)と計算される。これは,放送開始直後に行った 計算と同じである。  次にだんじり祭りの 10.9 万人増加分については,まず宿 泊観光客を 5,777 人(10.9 万人×5.3%),日帰り観光客を 103,223 人(10.9 万人-5,777 人)と想定する。ここで宿泊 観光客割合を5.3%と設定した。その理由は来訪者調査によっ て 20 名が宿泊費の金額を記入していたことによる(20 名÷ 377 名)。以上から,だんじり祭りの見物客の観光消費額は 7 億3440万7011円(5,686円×103,223人+25,529円×5,777人) となる。その結果,ドラマの効果 20.9 万人増加による観光消 費額の合計値は 11 億 8993 万 1811 円と計算される。  上記の金額について,再び,岸和田市の地域産業連関表 を使用して経済波及効果を計測する。基本的には,これまで の前提条件と同じ方法を採用するが,観光消費額のうち,そ の他の金額については飲食費と土産代に 50%ずつ配分し た。分析の結果,2012 年度の経済波及効果は 11 億 5159 万 9881 円となった。その内訳は直接効果が約 8 億 34 万円, 1 次波及効果が約 2 億 1549 万円,2 次波及効果が約 1 億 3576 万円となっている。  2012 年度の経済効果として,ドラマ終了時である 2012 年 3 月時点では約 10 億 8550 万円と予測していたが,2012 年 9 月時点では約 11 億 5160 万円と計算され,ほぼ同じような推 計結果が導かれた。観光客数は 25 万人から 20.9 万人へと 下方修正しているが,観光消費単価の上昇によって,同程度 図3  だんじり祭りの見物客の推移 (参考)岸和田市より提供

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の経済波及効果を維持することができた。この理由として,だ んじり祭りとのシナジー効果が発揮されたことが考えられる。上 記の 2 つの結果から,「カーネーション」による経済波及効果 の約 15 億円(4.2 億円分も含む)は妥当性のある結果であ ると考えられる。 5.まとめ  以上で,朝ドラ「カーネーション」の観光消費額を中心とし た経済効果を計測し,放送開始から放送終了 1 年後である 経済効果については約 15.1 億円と推計した。しかしながら, この結果について,だんじり祭りを中心に検証したところ,2012 年 9 月時点においては,15.7 億円と再推計された。それゆえ, この 2 つの数値から,若干の違いが存在するが,今回の計測 は妥当な結果をもたらしたと考えている。  今回は岸和田市における経済波及効果の測定を中心にし たためにその金額は少ないが,これを大阪府の観光消費額を 対象にした場合には,さらに経済波及効果が大きくなる。実際, 「カーネーション」の舞台地巡りを観光の目的としながら,他の 観光施設(大阪市内観光や USJ など)を訪問した大阪府外 居住の観光客が多数存在したことは聞き取りアンケート調査時 において確認されている。また岸和田市には宿泊施設が少な いため,多くの観光客が大阪市内のビジネスホテルなどに宿泊 している事例も多い。そのような岸和田市以外の市町村での 「カーネーション」の経済波及効果や,またそれらの経済波 及効果による岸和田市へ還流する金額を考えた場合には,よ り多くの金額を見込むことができるが,調査設計においてその ような効果の測定を対象としていなかったため,計測すること ができなかった。この点は,朝ドラの経済波及効果の測定を行 う研究において今後の課題となる。  観光消費額を中心とした経済効果を計測する場合に基本と なるのが観光入込客数と観光消費額であり,上記においても 指摘しているように,朝ドラによる観光入込客数の増加は明ら かであった。一方の観光消費額については今回の調査を通 じて,必ずしも朝ドラだけの集客効果では消費単価が増加す るとは言い難い状況にあった。しかし,だんじり祭りなどの他の イベントを絡ませた場合には通常の観光消費単価よりも多額の 金額が地元に落ちることがわかった。つまり,他のイベントとの シナジー効果によって経済波及効果はより大きくなる可能性を 指摘することができる。その場合には観光入込客数もさらに増 加することも期待できる。今後,朝ドラの舞台地になる自治体 では,その点を考慮して観光振興策を検討する必要があると いえる。 [注] 1  今回の論文は,大阪府岸和田市(観光課,産業政策課,政策企画課), 岸和田市観光振興協会との共同研究の成果をまとめたものである。ま た 2012 年 9 月 15 日と16 日に開催された岸和田だんじり祭りの来訪者 調査では,本学岸和田サテライトの地域連携コーディネーターの松本 俊哉氏にもご協力をいただいた。この場を借りて,御礼を述べる。しか しながら,計測方法の選択や結果の解釈などについては,個人的な見 解に基づく点があることをあらかじめ指摘しておく。 2  和撫子についてはレジ数 17,898×@ 2.0 人と計算している。愛彩ラ ンドについてはレジ数 256,971×@ 2.0 人×6.8%(いよさかの郷と同じ 伸び率を想定)と計算している。また,洋裁コシノについても平成 23 年 10 月の数値は一定の仮定を置いている。 3  「カーネーション」の番組イベント(3 月 6日のトークショーや 3 月 31日 の最終回を観る会など)においては,一般的な観光客の行動とは異な り,おおむねイベントのために来岸する傾向が顕著であることが聞き取 り調査などで判明しているため,観光入込客増加人数の計算において 実人数と計算することにした。 4  観光消費額については岸和田市での金額を対象にしているが,明ら かに整合性の取れない調査票については,平均値の計算を行う上で 含めていない。例えば,交通費の金額が 5 万円という回答は,自宅か ら岸和田市までを想定していると考えられる。このような修正について は,岸和田だんじり祭り来訪者調査の結果においても同様に行ってい る。 5   より詳細な手順については,土居・浅利・中野(1996),本田・中澤 (2000),佐々木・石原・野崎(2009),入谷(2012),小長谷・前川(2012) の説明が詳しいので,参照のこと。 6  上記の手順に従い,統計資料を探したものの,一部のデータについ ては十分に入手することができなかった。そのため,一部の数値につ いては仮定に基づいている。そのため課題が多いのも事実である。 今後,別の機会で,より正確な岸和田市の地域産業連関表の作成を 行う必要がある。 7  小長谷・前川(2012)の手法に従うと,明らかに実態よりも低い自給 率になる産業が存在する。そのような場合には,大阪府の自給率を参 考に,修正している。 8  36%の半分である 18%を計上した理由として,岸和田市でのガソリン の給油とそれぞれの居住地での給油の割合を同数とみなしたことによ る。 9  消費金額についても,74 名だけを抽出し,観光消費単価を計算する 必要があるが,その場合は標本数が少なくなり,信頼性に欠けると考え られるので,377 名のうち観光消費額を回答した 363 名を対象にして いる。 参考文献 土居英二・浅利一郎・中野親徳編著(1996)『はじめよう地域産業連 関分析 : Lotus1-2-3 で初歩から実践まで』日本評論社 土居英二編著(2009)『はじめよう観光地づくりの政策評価と統計分析 : 熱海市と静岡県における新公共経営(NPM)の実践』日本評論社 藤川清史(2005)「産業連関分析入門:ExcelとVBA でらくらくIO 分析」 日本評論社 藤本利躬(1993)「観光消費の地域産業連関分析について」『岡山大 学経済学会雑誌』24(4):401-424 本田豊・中澤純治(2000)「市町村地域産業連関表の作成と応用」『立 命館経済学』 49(4): 409-434 入谷貴夫(2012)『地域と雇用をつくる産業連関分析入門』自治体研 究社 石村貞夫・劉晨・玉村千治編著(2009)『Excel でやさしく学ぶ産業連 関分析』日本評論社 岸和田カーネーション推進協議会(2012),「岸和田カーネーション 推 進 協 議 会 通 信  第 12 号 」 最 終 閲 覧日 2012 年 9 月 30 日, http://www.kishiwada-cci.or.jp/carnation/vol12.pdf 小長谷一之・前川知史編著(2012)『経済効果入門:地域活性化・企

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画立案・政策評価のツール』日本評論社 栗原伸一・大江靖雄(2002)「グリーン・ツーリズム施設による地域経済 への波及効果:長野県飯山市における地域産業連関分析」『千葉大 学園芸学部学術報告』56:97-105 武者加苗(2010)「地域経済における観光事業の産業連関分析-公 共投資,設備投資との比較-」『産研論集(関西学院大学)』37: 113-124 日本銀行広島支店(2010)「NHK 連続テレビ小説「てっぱん」の放 映に伴う広島県経済への波及効果」最終閲覧日 2012 年 9 月 30 日, www3.boj.or.jp/hiroshima/Tokubetu-tyousa/teppan.pdf 日本銀行松本支店(2011)「連続テレビ小説『おひさま』の経済効 果 の 試 算 」 最 終 閲 覧日 2012 年 9 月 30 日,http://www3.boj.or.jp/ matsumoto/toku/ohisama2304.pdf 日 本 銀 行 高 松 支 店 徳 島 事 務 所(2009)「 NHKドラマ『 ウェ ル か め 』 の 放 映 および 高 速 道 路 料 金 引き下 げ に 伴う徳 島 県 経 済 へ の 波 及 効 果 」 最 終 閲 覧 日 2012 年 9 月 30 日, http://www3.boj.or.jp/takamatsu/econo/pdf/ss090501.pdf 日本観光協会(2000)『観光地の経済効果推計マニュアル』丸井工文 社 大阪府総務部統計課(2010)『 平成 17 年(2005 年)大阪府産業 連 関 表 』 最 終 閲 覧日 2012 年 9 月 30 日,http://www.pref.osaka.jp/ toukei/sanren_k/index.html 埼玉りそな産業協力財団(2008),「連続テレビ小説『 つばさ』 放 映による埼 玉 県 への経 済 効 果 」 最 終 閲 覧日 2012 年 9 月 30 日, http://www.sarfic.or.jp/report/pdf/20081028.pdf 佐々木純一郎・石原慎士・野崎道哉編著(2009)『地域ブランドと地域 経済:ブランド構築から地域産業連関分析まで』同友館 総務省統計局(2009)『平成 17 年(2005 年)産業連関表・総合解説編』 経済産業調査会 安田秀穂(2008)『自治体の経済波及効果の算出 : パソコンでできる産 業連関分析』学陽書房 受付日 2012 年 10 月 10日 受理日 2012 年 11 月 28日

表 1 最近の朝ドラの経済波及効果の試算結果

参照

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