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二次医療圏からみた地域活力の国土構造

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Academic year: 2021

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森川 洋 

【摘要】 都道府県や市町村に代わる地域単位として二次医療圏を用いて,地域活力とその将来の方向性について考 察した.その結果,活力のある東京大都市圏を中心に 3 大都市圏が東海道メガロポリスとしてほぼ連坦したパター ンを呈し,地方では広域中心都市が活力の拠点となるのに対して,国土の縁辺部には―沖縄県を除いて―活力に 乏しい地域が広く分布しており,東京を中心とする国土構造が支配的なことが明らかとなった.それに対して, 製造業従業者比率の分布についてはやや異なる特徴がみられる.2045 年の予測人口をみると,活力に富む地域は 人口減少率の低い地域に当たり,このままでゆくと,福岡市が成長を続けて4大都市圏の形成に近づくとしても, 東京への人口集積は継続し,大震災による悲劇の途を進むことになる.一方,国土の縁辺部では高齢化率が一層 高まり,地域崩壊への道をたどるところもある.なお,全国の地域分析には二次医療圏とは別の統計区の設定が 必要と考えられる . キーワード:高齢化率,国土構造,製造業従業者比率,東京一極集中,二次医療圏 I はじめに   旧 西 ド イ ツ で は 1975 年 の 空 間 整 備 プ ロ グ ラ ム (BROP)において全域を 38 に区分した空間整備地域 (Raumordnungsregion)が発表されたが,地域単位と して大きすぎるとの不満があり,1981 年には 75 に区 分された(森川 1988:30-34).ドイツ統一後には旧東 ドイツ地域をも含めて 96(2008 年までは 97)に区分 されているが,EU の第 3 次標準統計区(NUT-3)には 401 の郡・特別市が利用される1).それは空間整備報告 書(Raumordnungsbericht)の全国分布図には統計単位 としてよく使用されており(BBSR 2012,2017),地域 的特徴を示すものとして効果を発揮している.  一方,わが国ではこれに該当する統計区は存在しない. 都道府県単位はあまりにも大きすぎて域内の地域差が相 殺されるし,1700 を超える市町村ではあまりにも詳細 な地域単位となる.しかも「平成の大合併」において, 合併が進捗した地方圏と進捗しなかった大都市圏の市町 村の間には,以前にも増して地域差が顕在化することと なったし,地方圏の町村のなかにも,都市に編入したり, 町村同士で合併したり,非合併のままにとどまるものが あり,人口的にも面積的にも市町村間の格差を拡大する こととなった.  したがって,国土構造やその将来の方向性を理解する には,市町村と都道府県の中間的な地域単位を用いて全 国の地域分析を行うことが必要となる.ここでいう国土 構造とは,一極集中をなす東京やその他の大都市から の距離によって形成される圏構造的な関係を指す.同一 規模の市町村であっても,それが立地する国土の位置に よって異なる特性がみられる.グローバル化により国の 一体性は以前よりも低下する方向にあるが,わが国の場 合には国としてのまとまりは依然として強固なものとい える.  基礎自治体(市町村)の領域を超えるサービス提供の ためには,行政的にも,都道府県内の地域区分が必要で ある.各都道府県では 1923 年の郡制廃止以後都道府県 と市町村との中間的な行政区域の必要性が高まり,1942 年には―北海道を除いて―県知事の指示によって府県内 に地方事務所が設置された(森川 1989).地方事務所は 通常郡単位に設置されて戦後もしばらく存続したが,そ の後出先機関の統合度はさまざまな形で展開した.総合 事務所制の方が合理的にみえるが,「縦割行政」にとど まる県も多かった.やがて,1969 年には人口 10 万人 以上を基準として広域市町村圏が設置されて,市町村を 超えた広域行政が導入された2).ただし,広域市町村圏 や大都市周辺地域広域行政圏(1991 年から広域行政圏 と総称)が設置されたのは国土の全域ではなく,大都市 圏の一部には広域行政圏から外れたところもあった.し

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かも,2008 年にはその役目を終えたとして廃止された.  その点では,1985 年の医療法改正により医療計画制 度を導入して全国を隈なくカバーするかたちで設置され た二次医療圏は,広域的な地域単位として有効なものと みられる.広域行政圏と二次医療圏の圏域が完全に一致 するのは全国で 13 県に過ぎないし,市町村と都道府県 との中間的な地域単位として考えると,次章で述べるよ うに,二次医療圏にも問題点が多い.しかし広域市町村 圏が廃止された現在,全国土をカバーし,全国共通の中 間的行政区域としては二次医療圏しかない3)ので,広域 的な地域単位として使用するのが適当と考えられる.  筆者は以前,広域行政圏や二次医療圏と中心地サー ビス圏との整合関係について考察したが(森川 1989, 1990),本稿では国土構造の特徴把握という別の観点か ら二次医療圏を利用する.二次医療圏を地域単位とすれ ば都道府県内の地域差が鮮明に表れ,国土構造の考察に とってより適切な地域単位と考えるからである.筆者は 先稿(森川 2018a)においてわが国の国土構造につい ては,「東京と日本砂漠」は広域中心都市や県庁(所在) 都市によって結合され,東京はこれらの地方都市を通じ て全国から多くの人口を吸引し,一極集中を強化してい ると述べたが,本稿では新たな地域単位を用いて先にみ た(森川 2018b)市町村活力の国土構造について再検討 を試みる. II 二次医療圏の特徴  都道府県内の地域は,Christaller,W. における中心地 理論の行政原理のように整然とした区分はできないまで も,県内の中心都市と中心としてそのサービス圏をもっ て区切られるべきである.地域単位は人口 10 万人以上 を原則とした広域行政圏にみられるように,圏域人口や 中心施設への適度距離(zumutbare Entfernung)4)を一 定にそろえるのが適当である.ただし,中心都市の人口 が著しく大きい場合には中心都市だけを独立させ,その 周辺地域と区分することもありうる.もちろん,部分的 には産業構造や歴史的な条件を考慮した等質地域的な区 分もありうる.  通常,市町村を単位とする一次医療圏に対して,二次 医療圏は一般的な医療サービスを提供する広域の医療圏 であり,「地理的条件等の自然的条件及び日常生活の需 要の充足状況,交通事情等の社会的条件を考慮して,一 体の区域として病院における入院に係る医療を提供する 体制の確保を図ることが相当であると認められるものを 単位として設定すること」5)が規定されている.しかし, 各都道府県によって設定された二次医療圏の圏域は常に このような原則に従っているとはいえない.  実際の二次医療圏の形態にはさまざまなものがある. 上記のように広域行政圏と整合しないだけでなく,岩手 県や滋賀県,山口県などのように比較的小規模な多くの 圏域に区分した県がある一方で,宮城県,岐阜県,徳島 県などのように大きな人口をもって少数の圏域に分割し たところもある.県庁(所在)都市を中心とする広い圏 域を形成する県もあるし,県庁都市が単独の圏域を形成 する場合もある.地形的制約がなくても―市町村合併に よって広い面積をもつとはいえ―単独の市町村でもって 小規模な二次医療圏を形成する場合もある(例:秋田県 横手市,山口県長門市など).三重県の伊賀市と名張市 が津市と同一圏域を形成するなど,日常生活圏を十分に 考慮していない場合もある.本稿では,東京特別区や大 阪市,横浜市のように大都市の市区内部がいくつかの二 次医療圏に分割されている場合には,市域に統合して扱 うことにしたため,東日本大震災後の人口流出が著しい 福島県相双地区を除く全国は 334 の圏域(2013 年 4 月) に区分される.  二次医療圏は病床数に基づいて医療水準の地域間の均 衡を図るために設定された圏域であり6),島嶼部などの 特殊条件を除くと最小人口 20 万人が基準とされている が,表 1 に示すように,20 万人未満の圏域も多い.二 次医療圏は医療計画の基礎をなすものであり,救急医療 圏なども二次医療圏を基に設定された.ただし,圏内の 病床数だけを問題にするため,圏内のどこに病院を配置 すべきかに関する検討はなく,圏内で中心となる都市(中 心地)の規模や位置については何ら考慮されていない. したがって,どの程度の都市(中心地)が圏域のどこに あるかという点では問題があるが,人口 20 万人をもつ 圏域ならば,通常都市や中心地が含まれることになる. 広島県についてみると,広島市のサービス圏に含まれる 廿日市市や東広島市は独立の圏域を形成し,中心地を欠 く芸北地域が広島市の圏域に含まれるので,その圏域は 広大な面積をもつことになる(図1参照).  なお,人口変化や市町村合併の下でその圏域は変化し, 固定したものではない.5 年ごとにこれまで 7 期の改正 の中では,種々の改正が行われてきた.たとえば広島県 では,最初 1987 年に 4 圏(サブを含めると 10 圏)の 保健医療圏が設置され,1997 年の第 3 期になって西部 地区が広島,東広島,廿日市の 3 地区に分かれて 7 圏と なり,二次医療圏と呼ばれるようになった.2002 年(第 4 期)では竹原市・安芸津町が東広島圏に加入し,2008 年(第 5 期)には「平成の大合併」によって湯来町は広

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島圏へ,甲奴町・総領町が北部圏へ,大和町が三原・尾 道圏へとそれぞれ移行した.2011 年には,厚生労働省 は新計画策定時に「人口 20 万人未満」,「圏外から圏内 への入院患者の流入率が 20%未満」,「圏内からの流出 率が 20%以上」という 3 条件がすべて該当する場合に 圏域の見直しを勧告し,宮城,栃木,徳島の 3 県では圏 域の修正を行った.広島県では備北地域と広島西部の圏 域人口は 20 万人未満であるが,備北地域は流出患者が 20%を下回り,広島西部では流入患者が 20%を上回る ため,見直しはしないといわれる7)  このように,二次医療圏は市町村合併や人口減少に よって圏域の変更がみられるし,将来においても人口変 化と基準病床数との関係から圏域変更はありうる8).し かし,統計区として使用するには現在の 334 圏を固定し ても当面差し支えないであろう.  表 1 は人口規模別に二次医療圏の特徴を示したもので ある.人口規模においては人口 20 万人以上の圏域が多 いが,158(47.8%)は 20 万人未満の圏域となる.面 積的には人口 20 ~ 30 万人の圏域で最も広くなる.5 万 人未満の圏域は離島など特殊条件のところに設置される ものが多いため,また人口 100 万人以上のものは人口密 集地域のため,いずれも圏域は狭いものとなる.  その他人口増加率や高齢化率など次章の分析で使用す る地域活力 7 指標においては,いずれも人口最大規模か 最小規模から階級ごとの数値が次第に上昇または下降す るという規則性があり,市町村を単位とした活力の分析 結果の特徴とも合致する(森川 2018b).それはまた, 二次医療圏の区分が地域の実態を反映した適切な地域区 分であることの証拠といえるかもしれない. III 二次医療圏を単位としてみた地域活力の国土構造  二次医療圏を単位とすれば,各市町村の活力は広域的 な地域単位に反映されるが(森川 2018b),上記のよう に,表1における 7 つの指標の特徴には二次医療圏と市 町村単位との間に顕著な差異はみられない.人口増減率 (2010 ~ 15 年)や卸小売従業者比率,高次都市機能比率, 財政力指数は圏域人口の減少に伴って低下するのに対し て,高齢比率と持ち家率は上昇する.就業中心性が圏域 の人口規模に従わず変動する点でも共通する.  ただし,7 つの指標間の相関係数を求めると,表 2 に 示すように,同一の指標間の相関係数を市町村単位で求 めた場合よりも地域数が少なく,上述のように実際の経 済単位として十分に機能しているため,相関係数は高い 値をもつ傾向がある.たとえば,人口増減率と高次都市 機能比率や財政力指数との相関は市町村単位では 0.300 にも達しないが,二次医療圏においては 0.600 を超えて 高い相関をもつことになる.  先に行った分析(森川 2018b)と同様に,これら7つ の各指標について上位 20%以上と下位 20%未満の数値 を求めて,その指標数が 4 点を超える地域を活力のある 地域および活力を欠く地域として示すと,その分布は図 1 のようになる.活力4点以上の圏域は 3 大都市圏に集 中し,地方圏においては広域中心都市や県庁都市の一部 が飛び地的に分布するものの,市町村単位に分析した森 川(2018b)の結果よりも相対的に少数となる.地方の 大都市は都市単独では活力が高いが,周辺町村を含む地 域単位となると活力が低下するためである.活力4点以 上の圏域は広域中心都市(札幌,仙台,広島,福岡の 4 市) 以外には,水戸,宇都宮,前橋,金沢,鹿児島,那覇の 6市があげられるだけである9).なお,滋賀県や静岡県 表1 人口規模別にみた二次医療圏の特徴 二次医療圏人口規模 圏域数 人口 面積 人 口 増 減 率 高齢化率 持ち家率 高次都市機 能比率 卸小売業従 業者比率 財政力指数 就業中心性 製造業従業 者比率 100 万人以上 21 199.1 674 1.5 24.1 53.3 12.1 16.4 0.84 47.8 9.9 70 ~ 100 万人 29 78.0 637 0.2 25.5 63.6 10.0 17.5 0.80 42.3 16.1 50 ~ 70 万人 23 57.6 1,016 -1.1 27.1 66.0 7.7 16.2 0.66 46.0 16.1 40 ~ 50 万人 27 44.9 1,033 -0.8 26.9 68.6 7.0 16.1 0.65 46.4 18.4 30 ~ 40 万人 28 34.9 1,461 -1.6 18.5 43.9 7.2 16.5 0.62 44.2 16.8 20 ~ 30 万人 44 24.7 1,406 -3.0 30.7 72.5 5.2 15.3 0.52 45.7 17.5 10 ~ 20 万人 78 14.4 1,033 -3.7 32.7 76.3 4.7 15.3 0.46 44.5 15.2 5 ~ 10 万人 63 7.1 1,289 -6.0 37.2 80.6 4.0 14.7 0.30 44.2 12.1 5 万人未満 21 3.5 1,084 -7.4 40.2 78.4 3.3 13.9 0.23 43.5 7.7 合計(平均) 334 38.0 1,111 -3.0 30.5 70.1 6.1 15.6 0.52 44.8 14.6 人口増減率は 2010 ~ 15 年,人口,高齢化率,持ち家率は 2015 年,高次都市機能比率,製造業従業者比率,卸売業従業者比率,就業 中心性は 2014 年,財政力指数は 2015 年度を示す. 就業中心性=全従業者数(2014 年)/ 人口(2015 年)× 100 福島県相双地区を除く. *東京特別区など域内がいくつかの圏域に分割される場合は市 ( 区 ) 域に統一した. *東京特別区の財政力指数は 1.00 として計算した. 資料:国勢調査(2015 年),経済センサス(2014 年),総務省 : 平成 27 年度地方公共団体の主要財政指標一覧(http://www.soumu. go.jp/main_content/000264701.pdf)による.

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相双地区 0 150km 赤色:活力のある地域(7 つの指標のうち上位 20%値が 4 以上) 青色:活力の乏しい地域(7 つの指標のうち下位 20%値が 4 以上) 0 100km には活力 3 点の地域が多く分布するので10),―今後リニ ア新幹線の開通がどのような影響を与えるかは不明であ るが―3 大都市圏は連坦して東海道メガロポリスをなし ているとみなすことができよう.  一方,活力マイナス 4 点以下の地域についてみると, 3 大都市圏の近くでも山間部や離島など条件不利地域が 含まれるが,3 大都市圏から離れた地域に広く分布する 傾向にある.福島,新潟,富山,石川,福井,岐阜など の県には低活力地域は少ないのに対して,北海道,北東 北,中国,四国,九州に多く現れる.  このようにして,東京大都市圏に続く大阪や名古屋, さらにその間を結ぶ滋賀県や静岡県の地域が活力3点以 上の高い地域として現れるので,3 大都市圏は視野を広 げると東海道メガロポリスに延長することができるが, 先に述べた(森川 2018a)「東京と日本砂漠」とこの間 を結ぶ「地方大都市の存在」という表現 を変更する必要は認められない.ただし, 上記のように,活力を二次医療圏という 地域単位にみているため「地方大都市」 は広域中心都市など大規模なものに限定 され,数が少ないものとなる.関東,東海, 北陸,近畿の地方には―条件不利地域が 存在するので皆無とはいえないが―活力 の乏しい圏域は少なく,これらの地方を 除いた東北,北海道や―沖縄県を除く― 中国,四国,九州に活力の乏しい圏域が集中する傾向が みてとれる.大都市圏の発展につれて活力ある東海道メ ガロポリスに近い地域から国土の縁辺部に向かって活力 の低下がみられ,低活力地域は国土の縁辺部に現れる国 土構造が形成されつつあるものと理解してもよいであろ う.  このほかにも,先にとりあげた(森川 2018a)製造業 従業者比率の分布が注目される.市町村単位で活力を分 析した場合には,製造業従業者比率は他の 7 指標と高い 相関を示さなかったので市町村の活力とは無関係なもの として扱ったが,表 2 に示すように,二次医療県単位で は財政力指数との間に 0.372 の相関があり,地域の活力 と全く無縁の指標ではないことが理解される11).製造業 は本来地域にとって重要な基礎的産業(basic industry) であるので,地域の豊かさや成長に関係し,これらの指 表2 二次医療圏 334 における指標間の相関行列 主要指標 A B C D E F G A 人口増減率(2010 ~ 15 年) -0.927 -0.722 0.642 0.276 0.742 0.094 B 高齢化率 0.717 -0.602 -0.226 -0.733 -0.102 C 持ち家率 -0.499 -0.031 -0.480 -0.197 D 高次都市機能比率 0.601 0.633 -0.345 E 卸小売業従業者比率 0.229 -0.719 F 財政力指数 0.077 G 就業中心性 H 製造業従業者比率 0.126 -0.249 0.215 0.024 -0.123 0.372 0.188 I 人口推計(2015 ~ 45 年) 0.967 -0.907 -0.715 0.629 0.203 0.715 0.181 人口推計(2015 ~ 45 年)との相関分析においては福島県を除く. 有意性検定:n=300 のとき 0.113 以上は危険率 5%,0.148 以上は危険率 1%にて有意. 資料:国勢調査(2015 年),経済センサス(2014 年),国立社会福祉・人口問題研 究所 (2018 年)による. 図 1 二次医療圏を単位とする地域の活力 資料:国勢調査(2015 年),経済センサス(2014 年)による. 注)福島県相双地区を除く.東京都島嶼(白色)は省略する.

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標との相関が高いのは当然のことであるが,県庁都市を はじめ地方の大都市では製造業従業者比率が低く12),製 造業は大都市にとって成長力として特に重要な存在では ないことが相関係数の上昇を阻む原因とみられる.  製造業従業者数は石油危機の 1973 年以後―一時は持 ち直すこともあったが―次第に減少してきたし,製造業 の成長(出荷額)は業種によっても相違する.1960 ~ 2015 年に大きく伸びたのは機械工業であるが,2010 ~ 15 年だけをとってみれば食料品工業の伸びが比較的 大きい.機械工業の従業者比率は製造業全体の 40.9%を 占め,食料品工業は 16.0%を占める(矢野恒太記念会 2017:181).  このような条件の下で,製造業従業者比率の分布は図 1 に示す上記の構造とはやや異なる.製造業従業者比率 について上位 20%以上,下位 20%未満の地域を区分す ると,その分布は図 2 のようになる.上位 20%の製造 業卓越地域は北関東から静岡県,愛知県,滋賀県に集中 する.東京大都市圏では中心部を除いて北関東に集中し ており,名古屋大都市圏では圏内のほぼすべての圏域で 製造業従業者比率が卓越するのに対して,大阪大都市圏 では大阪市の周辺に若干分布するにとどまる13).これ ら大都市圏以外の地域では東北や北陸地方に分散的に分 布するのに対して,北海道と中国,四国,九州では上位 20%以上に属する地域は全くなく,下位 20%未満の地 域が広く分布するのが注目される.東北地方では製造業 の発達した地域が点在するのに対して,西南日本では製 造業の乏しい地域が広く分布し,著しい対照性がみられ る.西南日本にも広島県,福岡県,長崎県,熊本県では 輸送用機械工業が卓越するが,いずれの圏域とも製造業 卓越地域には加わらない.その他の県では石油,化学, 非鉄金属や食料品など古いタイプの製造業が発達した県 が多く,成長産業とはいえない.  このように,製造業には業種による成長・停滞の差が 大きい.全総計画の新産都市や工特地域の指定によって 設置された装置型工業は今日すでに成長期を過ぎてお り,1983 年に 26 地区指定されたテクノポリスも地方に 新たな工業地域を植え付けるまでには至っていない14) むしろ,輸送用機械工業の新たな地域への進出が製造業 従業者比率に反映しているように思われる. IV 将来の人口分布  このような国土構造は将来どのような方向に発展す るであろうか.国立社会保障・人口問題研究所(2018) は 2015 年の国勢調査結果に基づいて 2045 年までの― 福島県を除く―全国各市町村人口を出生率中位・死亡率 中位仮定と人口移動率の仮定でもって推計している.こ の市町村の推計値を二次医療圏単位に調整して人口増減 (予測)率を求めると,その分布は図 3 のようになる. 2015 ~ 45 年の 30 年間にはわが国の総人口は 16.3% 減少して 10,642.1 万人になると推計されているが,福 岡・糸島地区(福岡県)の 6.1%増,川崎市の 5.4%増, ʁ੣ଆۂॊۂंർི͗৏Ғ ˍ஍Ͷ଒ͤΖஏۢ ʁ੣ଆۂॊۂंർི͗ԾҒ ˍ஍Ͷ଒ͤΖஏۢ  NP  NP 図 2 二次医療圏を単位とする製造業従業者比率の分布 資料:国勢調査(2015 年),経済センサス(2014 年)による. 注)福島県相双地区を除く.東京都島嶼(×)は省略する.

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東京特別区の 4.6%増から15)上五島地区(長崎県)の 61.3%減まで推計値には地域によって大きな差異があ る.  人口減少率が 20%以内にとどまるのは主に都市部の 圏域であり,東京大都市圏から西に向かって―若干途中 途切れるところもあるが―福岡まで帯状に分布する.そ のほかにも,広域中心都市や県庁都市の一部が 20%以 内の減少にとどまるが,青森,盛岡,秋田,山形,鳥取, 徳島,高知,長崎16)などの県庁都市からなる圏域では 人口減少率が 20%を超えることとなる.2015 年の人口 に基づく将来人口の推計17)からは大きな構造的変化を 求めることはできないので,これまでの傾向が継続して いるようにみえる.西日本では,南四国や中九州など交 通不便な山間部や離島だけが 40%以上の人口減少を示 す18)のに対して,東北や北海道では 40%以上の人口減 少地域が広い面積を占める.  図 3 における人口減少率の分布を図 1 に示す地域の活 力と比較した場合にも類似の傾向が認められ,人口増減 率(2015 ~ 45 年)と 2015 年の活力の評価点数との関 係を示した表 3 においても顕著な対応がみられる.活力 ある地区は人口増減率においても上位を占め,活力の乏 しい地区は人口増減率が低い.活力が平均的(3 ~ -3 点) であって人口増減率がプラスとなるのは熊本県菊池地区 と沖縄県中部の 2 地区だけである19)  全国の 2045 年の人口予測では,人口減少とともに, 高齢化(予測)率は 2015 年の 26.0%から 2045 年には 36.8%まで上昇する.2018 年までは後期高齢化率に比 べて前期高齢化率が高いが,その後は後期高齢化率の方 が上昇する.2015 年の時点では高齢化の初期段階にあっ た大都市でも,高齢化が進展して前期高齢人口よりも後 期高齢人口の方が増加してきたためである20).2065 年 までの人口予測では後期高齢化率は 2060 年に 25.7%と なり,2065 年の 25.5%よりも高く,最高点に達するも のとみられる21)  人口増減率は高齢化率とも緊密な関係にあり,両者の 相関は -0.909(前期高齢化率とは -0.745,後期高齢化 率とは -0.912)となる.人口減少率第 1 位の長崎県上五 島地区(-61.3%)は高齢化率も 63.0%で第 1 位である. このように,人口減少は高齢化率の上昇を意味するもの で,地域の活力低下の大きな原因となる.  日本創成会議首都圏問題検討分科会の東京圏高齢化危 機回避戦略の資料によると22),地方圏の高齢化率は今後 図 3 二次医療圏を単位とする人口増減(推計)率(2015 ~ 45 年)の分布 資料:国立社会保障・人口問題研究所(2018)による. 注)福島県を除く.東京都島嶼部(-37.0%)は省略する. 50 50 50 50 50 50 50 0 100km ʁਕ޳ଁݰི ˍ͹౵஍ત ʁਕ޳ଁݰི ˍ͕Γ; ˍ͹౵஍ત ʁਕ޳ଁݰི͗ϕϧηͳ͵Ζஏۢ ੼ત ੪ત 0 NP 表 3 人口推計値(2015 ~ 45 年)と地域活力(2015 年) との関係 人口増減率 (2015 ~ 45 年) 合計 地域の活力(2015 年) 4 ~ 7 点 3 ~ -3 点 -4 ~ -7 点 0%以上 11 9 2 -0 ~ -10% 31 22 9 -10 ~ -20% 56 19 37 -20 ~ -30% 83 83 -30 ~ -50% 127 98 29 -50%未満 20 3 17 合計 328 50 232 46 福島県の二次医療圏を除く. 資料:表 2 による.

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比率が低下して最終的には安定し,東京大都市圏も地方 圏もほぼ同じ水準になるとあるといわれるが,その主張 はこうした事実に反することになる.地域を支えるある 程度の出生者があり,高齢者予備軍がある以上,高齢化 率がどこまでも上昇することはありえないが,上五島地 区のように高比率の圏域では新たな人口の補充がなく, 地域の消滅に向けて進んでいるように思われる.上五島 地区では高齢化率は年々上昇して 2045 年には 63.0%と なり,このままでは今後自然に正常値に回復する可能性 はない.人口減少率 50%以上の 21 地区のうち 18 地区 は高齢化率 50%以上に当たり,両者は緊密な関係にある.  地域の存続に必要な高齢化率が何パーセント未満であ るかは明らかではないが,人口の半数以上が高齢者の場 合には地域社会の存続が困難となり,インフラ施設の維 持にも支障をきたし,他地域へ移住を決意する人も現れ るであろう.要するに,地域の存続のためには高齢化率 には一定の限界があり,その比率を超える場合には「限 界集落」や「地方消滅」と同様に,消滅への途をたどる ことが予想される.  その一方では,東京特別区の人口増加率(2015 ~ 45 年)は福岡・糸島地区の 6.1%に次いで高く,4.6%の増 加が予測される.その人口が最大に達するのは 2035 年 の 5.3%であり,その後やや減少に向かっているとはい え,今後も東京の一極集中は継続し,地域格差が是正さ れる方向にはない.これまでと同様に,地方の大都市は 「人口のダム」の役割を果たすことなく,東京大都市圏 へ向けて「吸水ポンプ」の役目を果たすであろう(森川 2017a:133-181).そうした中にあって,やや新しい動 きと考えられるのは福岡市の成長である(森川 2019b). 福岡市が成長して第 4 の大都市圏を形成するのは好まし い現象といえる. V おわりに  本稿では,都道府県や市町村の代わりに二次医療圏を 地域単位として,わが国の地域活力とその将来方向を予 測する人口分布の国土構造について考察した.ただし, 二次医療圏は各都道府県が設置したもので,全国的な県 内区分の原則に対応したものではなく,全国的な国土構 造を把握するためには一定の原則に従った統計区の設定 が必要である.  二次医療圏を用いた地域の活力分析では,図 1 にみら れるように,活力のある東京大都市圏を中心に 3 大都市 圏が東海道メガロポリスとして連坦したパターンを呈す るほか,地方においては広域中心都市が活力の拠点とな る.それに対して,活力の乏しい地域は沖縄県を除く国 土の縁辺部に多く分布し,3 大都市圏との位置関係が重 視されるようにみえる.一方,製造業従業者比率の分布 については図 1 の分布パターンとはやや異なり,北関東 と名古屋に集積地域がみられ,近畿,北陸,東北にも製 造業卓越地区が散在するが,中国,四国,九州では製造 業就業者の乏しい地域が広く分布する(図 2 参照).  さらに 2045 年の予測人口についてみると,人口減少 率(2015 ~ 45 年)の低い地域は図 1 に示す活力に富 む地域とよく対応しており,福岡市とともに東京特別区 はなお人口増加のみられる地域として注目される.した がってこのままでゆくと,福岡市が成長を続けて4大都 市圏の形成に近づくが,―「ウサギ小屋」や長距離通勤 を嫌がる人が増加しない限り23)―東京への人口集積は 継続することになる.東京は自然災害においても被害の 最も大きい地域に指定されており,一極集中を続けると 「日本壊滅」への道をたどる危険性が高い.イギリスや フランスでは一極集中の利点を享受しているようにみえ るが,ドイツでは連邦国家の基本として一極集中や地域 格差の拡大阻止に努力している24).わが国では経済的利 益を重視して東京一極集中を放置してきたが,自然災害 の発生を考慮して抜本的な措置を講ずべきであろう.  一方,国土の縁辺部や条件不利地域にみられる人口減 少率の著しく高い地域は高齢化率の高い地域でもあり, 自力で正常な方向に回復することは期待できず25),「地 域崩壊」への道をたどっているものと考えられる.将来 人口減少の著しい地域については,「平成の大合併」以 後認定や更新が困難になった過疎地域に代わる新たな措 置が必要ではないだろうか.人口減少を食い止めるため に外国人移民の導入を認めるのであれば,人口減少率の 著しく高い地域の地域崩壊を阻止するために―難しい要 求であるが―介護やインフラ施設の復旧に必要な人材を 中心に導入をはかることはできないだろうか. 注 1)イギリスの第 3 次標準統計区(EU 離脱前)はイングランドだ けで 174,フランスは海外デパルトマン(départements)を含 めて 101 からなる. 2)広域市町村圏(広域行政圏)は広域観光,障がい者や介護など の社会福祉施設の運営,ごみ処理,し尿処理,火葬場,消防・救急, 職員研修などを任務とするものであった. 3)天気予報区などはあるが,自然地理区であり,行政区域を考慮 したものではなく,適当なものとはいえない. 4)ドイツでは中心地圏の認定において時間距離が考慮される(た とえば中位中心地のもつ中位圏は自家用車で 30 分以内,公共交 通機関で45分以内).通勤距離や最寄りの中心地・停車場(鉄道駅)

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までの距離を示す統計があり,国民の日常生活に関する関心が高 い.BBSR(2017) および本誌掲載(森川 2019a)の「「空間整備 報告書 2017 年版―生活基盤の維持」の紹介」を参照. 5)厚生労働省:二次医療圏の状況について (hppt://www.mhlw. go.jp/file/05-shingikai…/0000058300.pdf 2018 年 11 月 11 日閲覧). 6)広島県保健医療計画(第 7 次)の基本理念には,「県内どこに 住んでいても,生涯にわたって生き生きと暮らすことができるよ う,質が高く安心できる保健医療提供体制を地域包括ケアシス テムと一体的に構築する」とあり,ドイツの空間整備における 「同等の生活条件(gleichwertige Lebensverhältnisse)」の確立の 精神と共通するところがある(http://www.pref.hiroshima.lg.jp/ soshiki/.../hokeniryoukeikaku-7.htm(2018 年 7 月 6 日閲覧)). 7)広島県医療介護計画課の説明による. 8)広島県をはじめ地方圏では基準病床数をオーバーするが,東京 大都市圏では基準病床数を充たすような圏域設定が常に必要と される. 9)活力 3 点の地区には盛岡,静岡,山口,高松,長崎,熊本,宮 崎などの県庁都市が含まれる. 10)静岡県では静岡市,中東遠,静岡県西部が3点で,2点以下 が4圏域あり,滋賀県では大津と湖南が5点,甲賀と湖東が3点 で2点以下が 3 圏域となる. 11)製造業従業者比率は財政力指数と高い相関を持つ点では,活 力指標とみることができるが,本稿では森川(2018b)の方法 に基づいて 7 指標には含めないことにする. 12)地方の県庁都市では製造業従業者比率は低く,県内第 2 位・ 第 3 位の都市でその比率が高い場合が多い.もちろん,農村部 でも製造業従業者比率は低い. 13)愛知県では 12 地区のうち 9 地区が製造業従業者比率が 4 点 以上を示すが,大阪府では 8 地区のうち 4 点以上は中河内地区 だけである. 14)東北地方では製造業卓越7地区のうちテクノポリスの指定地 域は胆江地域(岩手県)だけであり,他の製造業卓越地域は無関 係のように思える. 15)2015~45 年に人口が増加すると推定されるのは,この 3 地区 のほかにつくば(0.9%),埼玉県南部(3.7%),さいたま市(1.7%), 北多摩南部(0.1%),西三河南部(0.2%),湖南(3.2%),菊池 (4.2%),沖縄県中部(4.4%)の 8 地区がある. 16)長崎県では長崎地区は 27%の減少であるが,東隣の長崎県央 地区が 17%の減少にとどまるものと推計されている.福島県は 資料欠損. 17)人口推計は,年齢別人口の加齢に伴って生ずる年々の変化を その要因(死亡,出生,人口移動)ごとに計算して将来の人口を 求めるコーホート要因法による.将来の出生・死亡などの推移は 不確定なため複数の仮定が設定される. 18)かつて炭鉱地域であった福岡県田川地区が含まれるのは唯一 の例外である. 19)熊本県菊池地区の人口増加率が高いのは菊陽町と大津町,合 志市の人口増加のためである.沖縄本島では出生率が高く,沖 縄県中部では依然として人口増加が予測される. 20)国立社会保障・人口問題研究所:日本の将来推計人口(平成 29 年推計)(http://www.ipss.go.jp >ホーム(2018 年 7 月 6 日 閲覧))による. 21)2015 年の時点では,前期高齢化率よりも後期高齢化率の方 が高いのは人口 5 万人未満の市町村であった(森川 2018c). 22)http://www.policycouncil.jp/pdf/prop04/prop04/pdf(2017 年 5 月 10 日閲覧)による. 23)ドイツでは,大都市は教育や職場のために若者や 1 人暮ら しの人にとっては便利だが,持ち家率が低く,家庭生活の場と しては恵まれているとはいえず,居住満足度は高くないという (BBSR 2012:51,森川 2017b). 24)ドイツの空間整備においても 1995 年には「成長とイノベー ション」が目標に加えられ,200 5年には 11 のメトロポール 地域が認定されているが,多極分散型都市システムが維持され, 一極集中の方向にはない. 25)高齢化率とともに幼年人口(14 歳未満)率の年次的変化を分 析することにより,「地域崩壊」への過程の判定が可能になるか もしれない.ただし,上五島の場合には 2045 年の推計値では 全人口の 5.0%以上の幼年人口があり,最低ではない.市町村単 位でみると,最低は上北山村(和歌山県)の 0.0%である. 文 献 国立社会保障・人口問題研究所 2018『日本の地域別将来推計人 口(平成 30(2018)年)推計,男女・年齢(5 歳)階級別 の推計結果一覧』. 森川 洋 1988『中心地論Ⅲ―西ドイツにおける地域政策への応 用―』大明堂. 森川 洋 1989「わが国における府県内行政所管区域と計画地 域」,経済地理学年報,35:95-311. 森川 洋 1990「広域市町村圏と地域的都市システムの関係」, 地理学評論,63A:356-377. 森川 洋 2017a『人口減少時代の都市システムと地域政策』古 今書院.

森川 洋  2017b「書評:BBSR(2012):Klein- und Mittelstädte in Deutschland―eine Bestantsaufnahme―,Bonn:BBSR」, 経済地理学年報,63(2):68-71. 森川 洋 2018a「年齢階層別人口移動からみた国土構造―中国 地方と南関東4都県を事例とした 2015 年国勢調査の分析」, 人と国土 21,44(1):64-73. 森川 洋 2018b「人口減少時代における市町村の活力」,人文地 理,70:215-232  森川 洋 2018c「2010 年・2015 年の国勢調査からみた高齢人 口の地域的特徴」,地理科学,73:35-49. 森川 洋 2019a「『ドイツの空間整備報告書 2017 年版―生活基 盤の維持』の紹介」,都市地理学,14:127-137. 森川 洋 2019b「九州における年齢階級別人口移動,九州経済(調 査月報),73:6-18. 矢野恒太記念会編 2017『日本国勢図会』矢野恒太記念会. BBSR(Bundesinstitut für Bau-, Stadt- und Raumforschung)

2012, Klein- und Mittelstädte in Deutschland―eine Bestandsaufnahme―. BBSR:Bonn.

BBSR 2017,Raumordnungsbericht 2017―Daseinsvorsorge sichern―,BBSR:Bonn.

参照

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