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圧電素子を用いた円筒管燃焼模型における仕事量の測定

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(1)Title. 圧電素子を用いた円筒管燃焼模型における仕事量の測定. Author(s). 三谷, 將之; 片岡, 純一; 長澤, 徹; 相馬, 詢. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. A, 数学・物理学・化学・工学編, 42(2) : 33-40. Issue Date. 1992-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6192. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (第2部A) 第4 2巻 第2号 i i Journalof Hokkaido Univers tyofEducat Sec ion2 A) Vo l t on( ‐42 .2 , No. 平成4年2月 Febmary ,1992. 圧電素子を用いた円筒管燃焼模型 における仕事量の測定. 三 長. 谷 淫. 略. 之 ・片. 岡. 徹*・ 相. 馬. 純. 一 諭**. 北海道教育大学札幌分校機械工学研究室 *北海道教育大学釧路分校機械工学研究室 * *北海道大学工学部機械材料学研究室. N【easure]nents of「Workin Cyl indricaICombust ion Chamber二Model s. vv i th a Piezoelectric E1e]1lent M asayuki MITAN1 Jun i chi KATAOKA ,. Tohru NAGASAW÷A* and M【akoto sOH MA**. Laboratoryof M [ i 1Eng ineer i l 1 echan ca ng ege ,Sapporo Co , Hokka ido Uni i ion tyofEducat ver s ,Sapporoo02 *Laboratory of Mechan i IE i i i l l ca ngneer ng ro Co ege ,Kush , Hokkaido Un iver i i i ty ofEducat s on ro085 ,Kush **Laboratory ofEn ineer i inary Mat ia l ineer ing ty ofEng ng Mach er s g ,Facul , Hokka ido Un iver i ty s ,Sapporo060. Abstract. Cyl i i ndr cal combustion chamber models were made of circular pipes and a piezoelectric l i e ement s apparatus was used to determine the work on performed by the in ‐ Th jected ine volumes and al he volume ofthe cyl inder to obt so t gasol l ainthe relation between airfue , io and outputrat iof rat ortheexperimentalvalues‐. Therelat ions betweentheairfuelrat ioof. io o fthe cy l indr output powerrat i l calcombustion chamber mode s werecompared with values ine engines and d for gasol i scussed , ‐. The results may besumlnarized asfol lows: ioofworkto maximum workreacheda maximum va1ueataspec ( ) Therat 1 i f i i 1ratio‐ rfue ca These relations were qual i ive l tat i lratio andtheratio of rfue y equalto relations between a immm work ofthe gasoline engIne‐ outputto max. (33).

(3) . 106. 三谷蒋之・片岡純一・長淫 徹・相馬. 諭. terminedforthecombus‐ iameterofa pipeandi t ided ler volume we rede ( 2 sinl ) Whentheins f i ijected volwme of f d i l ion chambe t r mode s ,the maximum work was per orme at a spec c n i iame i f f ided terofthec ine rcularpipestheWork ththesamevol rentins umeandatd gasol .VVi l ine lar vo u1ne ofin imi f ferentfor a s i jected gasol performed wasd ,. ) When a ( 3. i ion chambe i er volume of the ndr cal pi combust r was made of cyl pe , the iml. lar i ide d iameterofthec ion chambe rcu ted was restricted bytheins rthat wasi combust gni ine volurnes and ined over a wide range ofin f f i i jected gasol c ency was obta pipe . Good e ide d iameter circular pipe ofthe 65.omm to ion chamber volumes wi th 28.ommi ns combust igatedinthese experiments‐ 1300 mml engthinvest. 1. 緒. 言. 1一 の領域では内燃機関が取り扱われ, 導入の際に動力を得る仕組を燃焼模型 中学校技術 「機械1 を用いて説明している. 内燃機関は中学生に非常に興味ある分野であり, こうした実験教具を用い て説明することは, 中学生の興味・関心 を一層引き立てる有効な教授方法であると言える. 現在, 実際の授業では, 内燃機関での動力を得る仕組は円筒形の容器に燃料を吹き込み, 圧電素 子で点火させて燃焼 (爆発) させると言った観察程度のエネルギー発生についての説明に終わっ て おり, 実機に促した正確な理解を得るには至っ て不十分であると考えられる. そこで, 内燃機関の 基本的概念である機関本体内で燃料を制御しながら空気と混合して, 点火し燃焼させ, その時に発 生する熱エネルギーを制御し, そのエネルギーが仕事に変換するといっ たエネルギー変換の概念を もっ と正確に理解させることが必要 になっ てくる. 本研究は主に燃焼とそのエネルギー変換の仕組が理解でき, 安全性に優れ, 製作費用が安く, 簡 単に製作ができ, その使用方法 が簡単な燃焼模型をめざし, 燃焼室の異なる模型に対して燃料とそ の空気容積との変化に対する仕事量の測定を行い, 中学校技術での最適な燃焼模型製作のための資 料を得ようとするものである.. 2. 実験装置 実験装置はa)点火部,b)燃焼部およびc)仕事 量測定部の3部からなっ ており, 図1にその概略. 内燃機関の内, ガソリン機関で使用されている 点火装置は火花点火式であるが, 本研究の場合,. . 二 ;三雲. を示す. a) 点火部. 1 ‐圧電素子 2 ‐圧電 プラス端子 3 ‐圧電マイナス端子 4 ‐円筒管 5‐重り(フタ) 6 ‐測定用円筒管. 火花点火の方法として, ガスコンロに使用されて いる圧電式点火装置を用いた. この装置での点火 は自動車に用いられている火花点火方法の高電圧 による発生方法とは幾分異なる が, 2極間に瞬間 的に高電圧をかけて放電させ, その放電の火花に よって点火するという方法で, 点火の基本原理は 同じである. このため実際の機関の点火方法の説 (34). 図1 実験装置の概略図.

(4) . 107. 圧電素子を用いた円筒管燃焼模型における仕事量の測定. 明には十分満足の行くものであると考えられる. 放電端子間の距離は火花を十分に発生させ, かつ混合気と接する面積を大きく取ることが燃焼と 大いに関係があると考え, あらかじめガスコンロ用 の圧電素子を用いて放電実験を行っ た. その結 果を図2に示す. なおこの図で放電率と言うの は圧電回数に対する放電回数の割合を示したもので ある. この結果から確実に点火が起きる放電端子間の最大距離を4mmと定め, 点火部に使用 した ‐ b) 燃焼部 燃焼部は底面が厚さ4mmの鉄板で, その上に. 鋼管で作った円筒管を固定し, この円筒管の上 に重りを載せて密閉した容器内を燃焼室とした. この燃焼室の容積は, 円筒管の直径と高さによ っ て変化させ, これを実験における空気量とし. 0 0 (1. 『. き 冊. 8 0. . 裏. た. 円筒管は内径210mmで外径 27‐omm, 内 径 280mmで 外 径 340 mmお よ び 内 径 36.ommで 外 径430mmの 3 種 類 と し た. こ れ ら を そ れ ぞ れ 10ccか ら 9 occまでの範囲で5cc間隔で実験で 5ccに な る 長 さ に 切 り 出 し た‐ こ れ ら の 円 筒 管. \. 6 o 40 20. 0. 1.0 2.0 3.o 4 .o 5.o 6.o 端子間距離 (圃). の 両 端 面 は旋 盤 で 加 工 し, 上 部 は 平 ら な 重 り 用 の フ タ を載 せ る の に 密 着 性 を 十 分 良 く す る よ う. 図2 圧電素子の端子間距離と放電率. に, また下部は底面の鉄板に十分密着するよう に仕上 げた. なお, 円筒管と鉄板はゴーキングパテで密着固定 した. c) 仕事量測定部 仕事量測定部は燃焼部に燃料を供給するのを容易にするため. 常に取り外しが簡単で, 燃焼部の 上に載せる重りの飛 び上がり高さを正確に読み取れることが必要である. このため円筒管の下部は 平らに仕上 げ, 円筒管の目盛りが台および燃焼部の重 りと垂直になるようにした. また, 強い燃焼 (爆発) が起きても重りとその風圧で円筒管が破損しないよう に, 幾分大きな円筒管を用い, その 上部も開放し, 安全を確保することにした. 実験に用 いた仕事量測定部は透明なプラスチックの円 筒管( 1. 5ぞの清料飲料水空容器の上部と下部を切 り取っ た物)に高さの目盛りを5mm間隔で付けた 物である. そしてこの透明な円筒管の高さは燃焼 部円筒管の高さの変化に対応させるため, 透明円 筒管の下半分を2重構造にし, これを伸縮させることによっ て調節し, 円筒管の上端部である0点 に合わせるようにした. 重りは仕事量 の変化が顕著に表われるよう に軽量であり, それ自体が燃焼による風圧を直接吸収 しない, また 目印等の付け易い素材のアクリル円板とした. 重さを決定するに当っては予備実験を 行い, 重 りの重さと飛び上がり高さとの関係を求めて, 重りと飛び上がり 高さの測定し易い範囲か ら次に示すアクリル円板を製作した. アクリル円板は厚みが3.ommで各円筒管の外径に合わせて 3 種 類 と した. こ れ ら の 重 量 は, そ れ ぞ れ 内 径 21mm管 用 が 2 17g 28mm管 用 が 3 35g そ し て 36mm管 ‐ , .. 用が5‐ 43g である. 重りの外周には飛んだ位置を分かり易くするため赤色 を塗っ た また, 外周の . 一点に黒色をしるし測定する部分とした .. (35).

(5) . 108. 三谷略之・片岡純一・長揮 徹・相馬 諭. 3. 実験方法 3. 1・ 燃 料 の 供 給 方 法. 6. 中学校技術における種々の燃焼模型実験装置では燃料に都市ガス, アルコールなどを用いたりしているが, ガソリ ン機関の仕組をより. 3 0 ‐. 実際の原理に結びつけることを考え, 本研究ではガソリンを燃料と して実験を試みることにした. 本実験で使用 した燃料は, 一般 にガ ソ リ ンス タ ン ドで 市 販 さ れ て い る レ ギ ュ ラ ー ガ ソ リ ン (オ ク タ ン 価. ,. 86~8 8 ) とした. ガソリンの理論空燃比 (理論混合比) は約1 5である が, ガソリ ン. . コ. 機関での空燃比 (混合比) は供給空気量に対する燃料重量の割合で 表示されるものでその値が8~22くらいの範囲で燃焼が行われる. これらの値は燃料と空気の接触する部分を多くし, 燃料を気化また は霧化した時で, 燃料と空気とを混合させる装置の気化器が必要と. -. なっ てくる. しかし, この実験装置に気化器を使用することは難 し 図3. 小型 噴 霧 器 の概 略図. こで燃料を霧化して空気と混合させる装置として, 図 3に示すような噴霧 (霧吹) 器を使用した.. こ淑畜で付眉した 務器で燃料 誓 瀞 髪 = 華 む ー 丸 口 〆 , デ 、 、 * すれ ‐ -. - 」 . 」 r 〒 ノご ふ ‐ ; 膳繋冊 . 飾 竺竺』療 畳 1~3,1ま でに ににおける ガソ リ ンの量 は宛 燃ヒ. 澗 「 、 \ 7 ・ 1 ノ 、. //いき 2 、. 1 ‐星 舘. :噴霧器 3. 換算すると0. 002g から0‐ 006g となり, この範囲内 になるように燃料供給を設定した. この噴霧器での1. 図4 噴霧方法 回の噴霧量が必要とする量より多いので, 直径 5‐5mm および 8.om mの穴を底にあげた2種類の筒を用い, 図4に示すよう に, この筒に噴霧器 をあてて, ス トロ ー ク 9mmを 約 0 5秒で押して噴射した. ‐ 1 回の 噴 射 で 出 る 噴 霧 量 は, 0.lmgま で 計 れ る 上 皿 天 秤 ( i 403 )を用いて, 水道水で測 sartor ous2. 定した. 水の密度は 1g/ccでガソリンの密度が約0‐75g/ccであるので, 0.75g/ccと仮定し, ガソ リ ンを用いて直径 5. 5mmの穴から噴霧した際の重量に換算した図が図5 (a) で, 直径 8.ommの 穴 からのものが図5(b)である. この図から1回の噴霧量は点火範囲内0‐002g から 0‐010g に あ る ことが分かり, 筒の底穴が 5.5mmの場合に は1回のガソリ ン噴霧量の平均値を0.00 225g と し, 80 mmの 場 合 に は0‐00335g と定めた. 従っ て筒の底穴が 5.5mmの 場 合 に は 1 回 噴 射 で 2‐25mg ,2 と 回 で 4.50mg 回 で 7 し 穴 3 6 5 8 o の 場 合 に は 回 で3 回 し 1 , ‐ mg , . mm .35mg , 3 で 10.05mgと , 合 わ. せて5種類の燃料設定をして実験を行った.. (36).

(6) . 109. 圧電素子を用いた円筒管燃焼模型における仕事量の測定. b o. 3 x,6 6 O -. 3 ,6 x O 3 . ′ 、 6 b o ー 5 O .. 画 5D‐. 画 搬 40-. …. 鞭. 40‐. 聾. 3 o- .. 。 。。 。 。 。 ふ も。 謝 - ー ▼ y ) oヂ ) ) o U ー 2 0′。 o o o o . o 。 。 。 r 。。. 。. 。. 。. 。. :. 0‐ i . 0 0. 懲 3o . 2 O .. 三. 1. w n ). .. ‘. (. .. 1. 1. 1. 1. 1. ^ n y^ n) ^ 〇 o ^. o oo o oo o o′ oo o o モ キ. ギ. 0 1 ・ ,o. 20. 30. 40. 50. o o. 10. 20. 30. ム0. 実験番号 ( )筒穴直径 5 a .5mmの場合 図5. 50. 実験番号 一回噴射の噴霧量. ( b )筒穴直径 8 ‐0皿の場合. 3. 2 仕事量の測定方法 仕事量は円筒管に重り (フタ) を載せて, その重りが燃焼ガスの膨張力によって飛んだ高さを測 定して求めた. 測定方法としては, 円筒管の外側に目盛りを表示した透明な円筒 (測定管) を置き, 重りが飛ん だ高さの位置を外側の目盛りから読み取り, この重りの移動した距離を測定値とした. 燃焼模型は内容積を内径21mmの円筒管については1occから始めて5ccあるい は 2‐5ccず つ 大 き く して 40ccま で の 10 種 類, 内 径 28mmに つ い て は 15ccか ら 5ccず つ 大 き く し て 85ccま で の 14 種 類, 内 径 36mmに つ い て は 20ccか ら 5ccず つ 大 き く して 95ccま で の 15 種 類 と した .. 実験 はそ. れぞれの円筒管とも内容積の小さい方から始め, 5種類の燃料について燃料供給量の違いによる燃 焼 (爆発) の変化を測定した。 燃焼が途中で起らなくなっ た場合は中止し, 次に大きい円筒管の内 容積 へと進んだ. 次に仕事量測定実験の手順を示す.. ① 準備 ・. 装置各部の準備と点検を行う.. o. 噴 霧 器 に ガ ソ リ ン を 入 れ る.. o. 点火装置で火花の出ることを確認する.. ・ ② ③. 円筒管を台に固定し, 測定管の0点を円筒管の上 端に合うよう調整する. 円筒管に穴を開けた管をあてながら円筒管の中に必要な量のガソリンを噴霧する. 噴霧が穴. の中心から外れた場合にはやり直す. すばやく重りを載せ, 黒点の部分が正 面から見て, 中心に来るよう に設定する. この後すぐ に目盛りを付けた透明な測定管をかぶせる.. ④. 点火スイ ッチを押し, 重りの飛び上がった位置を読み取り, 重りの移動した距離を測定する.. ⑤. 測定管を取り外し, ヘアドライヤで1 0秒間送風して円筒管内の燃焼ガスを排除する. 4. 実験結果とその考察. 図6は円筒管内径2 8m mの場合について円筒管の各内容積におけるガソリ ンの噴霧量と重りの飛 び上がり高さの関係を示したものである. 一定の円筒管の内容積に対して重りの飛び上がり高さの 最大を示すガソリ ン噴霧量が存在する. (37).

(7) . 110. 三谷府之・片岡純一・長淫 徹・相馬 諭. 円筒管 円筒管 フタの重さ 内容横 内 径 (g) ( ) (皿) C G. 0 ,0 20 30 4o 5o 60 70 80 90. 6 o a o x 0 10 . . .. ガソリン噴霧量(g). ) 円筒管内容積( cc. 図6 ガソリン噴霧量と重りの飛び上がり高さ. がり高さ 図7 円筒管の内容機と重りの飛び上がり高. 図7は円筒管内径28mmの場合についてガソリ ンの各噴霧量における円筒管の内容積と重りの飛 び上がり高さとの関係を示したものである. 重りの飛び上がる高さは円筒管の内容積の増加と共に 増加するが, 一定の噴霧量では重りの飛び上がり高さの最大を示す円筒管内容積が存在する. 図8は各円筒管内径とガソリン噴霧量について, 円筒管の内容積による仕事量の 変化を表したも のである. 噴霧量を多くしながら, 円筒管の内容積を大きくすると, 仕事量も大きくなっ ていくが, 噴霧量を一定とすると, 仕事量が最大となる所 が存在する. しかし同じ内容積でも底面積 と高さの 割合が変わると仕事量も変化している. これは同じ内容積でも噴霧状 態が一様にならないためと点 火装置が円筒管の底部にあるためと考えられる. 図9は各円筒管内径についてガソリ ン噴霧量に対する最大仕事量を示したものである. ガソリン 噴霧量が少ない場合には円筒管内径の 小さい方が最大仕事量は大きく, 噴霧量が増すに従っ て円筒 管内径の大きい方が最大仕事量も大きくなる. 円筒管内径21mmの場合, ガソリ ン噴霧量が増すに従 っ て最大仕事量も増加し, 噴霧量が6.75mgの時に最大値 を示し, やがて減少している. 他の円筒管 の場合も同じような傾向を有するものと考えられる. 8 ・悶) ( 幽静種K暇. Q 80 a 70. 円筒管 ガソリン 内 径 噴霧量 3 - o ( ) (X1 m m ) o g 岡 崎 60 212836 ◆ ◇◇ 2 2 5 . 瀞 50 ▲ △ ☆ 3 3 5 . ■□ロ 4 5 0 . ね ム。 ● ○ 〇 6 7 0 . ▼ ▽{メ1 0 0 5 ‐ 30. 70. 60 50. 円筒管 内 径 1 O △2 . 02 8 0 . □3 6 o .. 40 30. 20. 20. 10. lo 0 が o 5 o 8 0 9 0 2 0 3 0 4 o 6 o 7 0 10 O X, . . . . . . . . .. 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100. ) 円筒管内容積( cc. ガソリン噴霧量(g) 図9 ガソリン噴霧量と最大仕事量. 図8 円筒管の内容積と仕事量. (38).

(8) . 111. 圧電素子を用いた円筒管燃焼模型における仕事量の測定. 図1 0は各円筒管内径について円筒管内容積 と. 最大仕事量との関係を示したものである. 同じ円 筒管内容積すなわち同じ燃焼室容積であるなら円 筒管内径が小さい方が最大仕事量は大きく, 円筒 管内容積が大きくなるに従っ て円筒管内径の大き い方が最大仕事量が大きくなっ て行く. いずれの 円筒管内径の場合にも燃焼室容積が増加するに従 って最大仕事量は大きくなり最大値を示して減少 する傾向を有している. 従っ て円筒管で燃焼室を 作 る 場 合, そ の 室 の 容 積 は 円 筒 管 内 径 に よ っ て 燃. e80. 姦懲毎 。 茅撞 墓7 3) - 0 ( ) (X1 血. g. 12836 嗣60 2 今◇◇ 2 2 5 - 戦 恥 ▲△★ 3 3 5 ‐ ← 園 □{} 4 5 0 .. 卦 0 ◎oo‐5 -% o 0 ▽ ▽ ▽l 5 ‐ 30. 2。 ,o 。. 0 10 2 0 30 ム0 50 6 0 70 80 90 100 円筒管内容積(に). 焼 に 限 界 を 生 じる こ と が 分 か る. す な わ ち, 本 実. 0 円筒管の内容積と最大仕事量 図1. 験範囲で供給されるガソリンの量に対して良い最. 大仕事量を出せる内容積は円筒管内容積が15ccから 35ccの 場 合 に は 内 径 21‐ommで 高 さ が 29‐omm か ら 101o mmま で の 円 筒 管,35ccか ら 80ccの 場 合 に は,28.ommで 65‐ommか ら 1300 mmま で の 円 筒 管 そ して 80cc以 上 の 場 合 に は 36‐ommで 840 mmか ら 8 90mmまでの円筒管を使用した容積というこ. とになり,特に内径28.ommの円筒管については燃焼室容積およびガソリン噴霧量の広い範囲にわた って他の2つの円筒管より最大仕事量が大きく, 噴霧器の容量, 燃焼状態および重りの飛び上がり 高さな どを考慮すると, 本実験の範囲では内径280mmで 高 さ が 29.ommか ら 101.ommま で の 円 筒 管 が燃焼模型用 の円筒管として最適と考えられる. 図1 1はガソリ ン機関の出力と最高出力との割合に対する空燃比の関係を文献5)から転記した図 であり, 一般 にガソリン機関は図に示すような性能を有している. そこで本研究の場合にはこの性 能との比較のために仕事量と最大仕事量の割合に対する空燃比の関係を各円筒管内径について図 b 1 2( ) ( ) ( )に示した. 図1 2からは空燃比を増 して行くと仕事量と最大仕事量の比は段々 と増加 a c , , し, 最大を示しやがて減少していく, すなわち仕事量と最大仕事量の比を最大にする空燃比が存在 することが分かる. 図1 2と図11とを比較してみると, 最大を示す空燃比の値は異なるが, 定性的 には同じ傾向を示している. 本実験の範囲のガソリ ン噴霧量に対しては空燃比が幾分小さい値で仕 事量と最大仕事量の比が最大を示すが, 円筒管内径28‐om mの管で作られた燃焼室の場合に図11と 一番類似の傾向を示すことが分かる. すなわち, このような簡単な燃焼模型による実験でもガソリ ン機関の性能を定性的には説明できることが分かる. 1OO ′ / ′// き 。 /. . 墨. 85. ′、loo. 沢 9o. く ア ◇ \t\、 ノ - ノミ 参・ . * ,. H. . ÷ 6o K so. . o 室8. \ 40 静 2o ← lo. ガソリン 噴器量 3 ‐ (XI 0 ) g ◇2 2 5 . △3 3 5 ‐ 口4 5 0 . 06 7 5 . ▽1 0 0 5 ‐. o o 1 2 3 4 5 6 7 8 9loll12131415. ii 12 13 14 15 16 1フ 18 19. 空 燃 比. 空燃比. ( )円筒管内径21.om a mの場合. 図11 ガソリン機関の性能に対する空燃比の影響. (39).

(9) . 112. 三谷府之・片岡純一・長瀞 徹・相馬 諭. ( 1oo ミ 90 o. 咽 80 静 70 蓋 60 K 5o. 湖 畔 30. 壁. ガソリン 噴器量 3 ‐ ) ○ (1 0 g ◇2 2 5 . △3 3 5 ‐ □ 5 0 06 7 5 . ▽1 0 0 5 .. 2o 0 0 , 2 3 4 5 6 7 8 9,0, ,,2,3TA,5. 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9Io,,,2,3,4,5. 空 燃 比. 空 燃 比 ( b )円筒管内径280mmの場合. (C)円筒管内径36 mの場合 .om. 2 燃焼模型の仕事量に対する空燃比の影響 図1. 5. 結 圧電素子を用いた簡単な燃焼模型を製作し, この装置による仕事量の測定を行い, ガソリ ンの噴 霧量および円筒管の内容積 (燃焼室容積) の違いによる仕事量の変化, 空燃比と出力割合について ガソリン機関との比較検討を行った. その結果得られた結果を要約すると次のようになる. ) 仕事量と最大仕事量の比は空燃比の影響を受け, ある空燃比で最大値を示し, ガソリン機関の ( 1 出力と最高出力との比と空燃比との関係と定性的に同じであることが確かめられた. ( 2 ) 燃焼模型で円筒管の内径とその内容積を定めると, 一定 のガソリ ン噴霧量で最大仕事量が得ら れた. また同一容積でも内径が異なる円筒管では, 同じガソリン噴霧量に対して得られる仕事量 は違った値となった. ( 3 ) 円筒管によっ て燃焼模型の燃焼室を作る場合, その室の容積は円筒管内径によって燃焼に限界 を 生 じる こ とが 分 か っ た. 本 実 験 の 範 囲 で は 内 径 28.ommで 高 さ が 65.ommか ら 1300 mmま で の 円. 筒管がガソリン噴霧量と燃焼室容積の広い範囲にわたっ て良い性能を示した.. 参. 考. 文. 献. 1) 鈴木寿雄編, 教科書 技術・家庭 (下) 1 98 9 ) 8‐4 9 , 開隆堂, ( , pp‐2 . 2) 馬場信雄, 石毛フミ子, 林雅子編, 教科書 新しい技術・家庭 (下) 1 98 9 ) 5‐4 8 , 東京書籍, ( , pp.2 . 9 ) 8‐ 3) 技術・家庭科研究会編, 技術・家庭学習指導書 [下] 機械編, 開隆堂, ( 1 84 1 60 , pp.8 . 4) 三谷府之, 久保忠義, 長揮徹, 円筒状の燃焼模型による仕事量の測定実験, 日本産業技術教育学会北海道支部研 究論文集, 第4号 ( 9 1 ) 8‐ 6 5 1 9 , pp.5 . 5) 古渡庄一, 内燃機関, 森北出版, ( 1 97 9 ) ‐ 87 0 . , pp.5 6) 富塚清 内燃機関の歴史, 三栄書房, ( 8 2 ) 2 19 1 1 . , pp. 2‐. (40).

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