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JAIST Repository: 大学の産学連携活動の類型化

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 大学の産学連携活動の類型化 Author(s) 能見, 利彦 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 828-833 Issue Date 2012-10-27

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/11149

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

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大学の産学連

活動の

型化

見 (経済産業省) 我が国のイノベーションを する で産学 連 は 要な 題である。このため,国は,大学 が産学連 によって 会に 献するように の施策を じており,大学の くも のために し, 業との 研究 研究は 実に増加 してきた。しかし,我が国の産学連 は国際的に はまだ であるにもかかわらず,この数年は の びが 化してきている。このような状況を 改善するには,まず,産学連 の現状を に分 析することから を めることが必要である。 このような現状分析においては,産学連 の みにおいて大学 の差が大きいことに す る必要がある。実際, くの大学の を えば, これまでの実 においても, の 題において も大学 の 差が大きいことは明らかである。こ のため,産学連 の現 で対策を じる におい ては, れ れの大学が置かれた状況に応じた が 要だが, 方で,我が国 体の産学連 の を考える 合には,状況の異なる大学の産学 連 活動の 体 を する必要がある。しかし, このような 体 に いての 観的な分析は少 なかった。 このため,本研究においては, 計データに いて,我が国の大学による産学連 活動に関す る大学 の 差 れ れの分 の 体 を するとともに,こうした 差が じる要因に いて分析した。 なお,本研究は 者 人のものであり,所 す る機関の考えを示すものではない。 分析方 2-1. 業からの 入れ研究費・ 数の分 文部科学省では,国 の国公 立の大学に対し て産学連 の実施状況の調査を行い,「大学 に おける産学連 実施状況に いて」を P に公 表しており[1], の 研究実 (機関別)と 研究実 (機関別)の で, 業からの 分のみの 入れ 数( 数)と 入れ を掲 載している。このため,この 計の最新データで ある平成 22 年 版を用いて,これらを合算して, 業からの 入れ研究費と の 数を め, の分 を めた。 分析対 としては, 研究と 研究の 方 にデータが示されている大学とし, 期大学 業 学 は対 から した。対 大学数は, 国立大学で N 80, 立大学で N 157,公立大学で N 41 となった。 2-2. 大学の研究活動との 関 業からの 入れ研究費の大学 差の 要因として,大学 との研究活動の 差が考えら れる。 の は, 業にとって,研究活動が活 発で, のために研究 の い大学が連 として 的であることと,研究活動の活発な 大学にとっても,研究のための資 として公的資 のみならず 資 も必要と考えられること である。ただし, 段に関しては, の公的資 を ている大学は 資 をあまり必要とし ないとの の 性も考えられる。このため,大 学にとっての代表的な研究費である科学研究費 (科研費)の大学別の 分 を大学の研究 活動の活発さの指 と考え,これと 業から の 入れ研究費とが 関すると 定して, 関分 析を行った。 体的なデータとしては,科研費の として, 「科学研究費の研究機関別採 数・ 分 」の「研究者が所 する研究機関別 採 数・ 分 」 に 載されている「新 採 分 続分」の 分 経費の合計 を科研費の として用いた。 点に いては, 入れ研 究費に合わ て平成 22 年 のデータを用いた。 科研費 も 業からの 入れ研究費も,大学 の 差が大きいため, れ れ対数ベースでの 関を ることとし,このために,科研費または 業からの 入れ研究費が 0 の大学はこの分析対 から いた。対 大学数は,国立大学で N 80, 立大学で N 151,公立大学で N 38 となった。な お,対数としては 用対数を用いた。 また, 関の要因として,科研費の い大学で は 業との 数が いのか, との平均 が増えるのかに いても分析した。

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2-3. 大学の による 大学の には数 の差があるため,これを して大学別の産学連 活動を比較すれば大 大学のパフ ーマンスが く されるの は と考えられる。このため,本研究では, の差を した 合の科研費 と 業からの 入れ研究費の 関に いても し た。 大学の としては, 村 2011 は 系 数 を り, 系 1 人 たりの 研究数の大学 比較を行っている。しかし,本研究では, 系 の学部に らず,大学の産学連 活動の 体 を することを 的としているため, の指 として大学の 数を採り, 1 人 たりの 業からの り研究費と 1 人 たりの科 研費 に いて, れ れの 用対数ベース で, 関分析を行った。 ただし, にも が り, どの を 数とすべきかとの問題がある。こ れに いては,分析対 とする大学 でデータの 算定方 にできるだけ差が じないことと,デー タの入 性とに み,対 大学を国立大学と し, 大学が P に掲載している「大学概要」な どの資料 の 数( は く)を用いることとした。 2-4. 大学の学部構成による差 業からの 入れ研究費は,大学の学部構 成によっても大きく影響を けると される。 このため, で めた国立大学の 1 人 た り科研費 と 1 人 たり 入れ研究費の データを用いて,大学を 国大学,総合大学, 業大学, 学系大学,文科系大学, に のう の 大学などに 分して,学部構成の影響を 分析した。 3 分析結果 3-1. 業からの 入れ研究費・ 数の分 国立大学, 立大学,公立大学 との 業 からの 入れ研究費の分 を に,また, れ れの平均と デ アンを表 1 に示す。( 1 の 階 分に関して, 入れ研究費が少 の の 分を かく分けているので されたい。) これらから分かる の第 は,大学 の 差 が に大きいことである。 入れ研究費の最大 は 大学の 42.0 であり,これは国立平均 の 11.2 , 立平均の 71.1 である。 第 の は,国立に比べて, 立 公立では 入れ研究費の少ない大学が いことである。本 分析に用いた 278 大学合計の 入れ研究費の合計 399.5 のう ,国立だけで 287.7 72.0 を めている。 第 の は, 入れ研究費の さな階 分 に くの大学が入っていることである。これは, れ れの平均 に比べて デ アンが大変 さいことからも明らかである。 に, 立大学で この傾向が く,1000 以 が 立で 65 大学 ( 立の 41.4 ,本 計に のない 業ではこ の比 はさらに いと われる),公立で 14 大学 34.1 ,国立でも 13 大学 16.3 ある。 方で, 10 を える大学が国立の 7 大学と 立の 1 大 学あり,この 8 大学だけで 196.1 , 体の 49.1 を めており,平均 を き るのに大 きく 献している。 表 1. 業からの研究費の平均と デ アン. ( ) 国 大 大 大 59 59 1 1 5 15 9 2 業との 数で見ても の傾向が見ら れる。大学 との 業との 研究及び 研究の 数の分 を 1 に,平均 と デ アンを表 2 に示す。( 2 の階 分に関して, 1 と , 数が さな の 分を か く分けているので されたい。) これらから,大学 の 差が に大きいこと, 国立が 立 公立に比べて 数が いこと, 数の さな の大学数が く, に 立 で の傾向が顕著なことが見られ, 入れ研究費 と じ 3 の が確認できた。 図 の 別の大学数 ( 年 )

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表 2. 業との 数の平均と デ アン ( ) 国 59 1 11 1 21 3-2. 大学の研究活動との 関 科研費の と 業からの 入れ研究 費との 関を 3 に示す。対 とした 279 大学 体での 関係数は 0.823 で い 関が られた。 大学を国立, 立,公立に分けた を めて, 関係数と近 を表 3 に示すが,いずれも い 関が確認できた。この点だけからすれば,大学の 産学連 活動の活発さは,大学の研究活動の活発 さによって 明できるように見 けられる。 表 3. 科研費と 業からの研究費の 関 数 0 82 0 90 9 -0 18 国 大 0 8 2 1 20 -0 899 大 0 0 0 8 -0 5 19 大 0 8201 1 0205 -0 に,科研費の い大学では 業との 数 が いのか, との平均 が大きいのかの 分析結果を 4 及び 5 に示す。 図 の 数別の大学数 ( 年 )

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科研費 と 数との の 関係数は 0.817 で い 関が見られるが, との には 関は見られない。( 関係数は 0.3349)な お,この分析において,政策研究大学 大学が 業との 数が 1 のみで, の が 18.6 と なために が異 となっ たために対 データから して分析した。 3-3. 大学の による 国立大学を対 として, 1 人 たりの科研 費 と 1 人 たりの 業からの 入 れ研究費を 用対数ベースで 関分析したとこ ろ, 関係数は 0.628 となり,弱い 関が見られ た。これは, の国立大学を対 とした 関係 数 0.837 と比べて 関の が くなっている。 このことは, の分析のように,大学の研究活 動の活発さと産学連 との は 関が いが, れは, に,研究活動の活発な(科研費の の大きな)大学には 数の い大 大学が いことが影響していると できる。

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また,産学連 の指 を 数で すれば, 大学のラン ングに大きく影響する。 体的には, 表 4 が のラン ングで,表 5 が のラ ン ングである。 村 2011 [3]においては, 系 1 人 たりで すれば 国大学 業大学は国立大学の平均的なパフ ーマンス となるとしているが,本研究では, 国大学の パフ ーマンスの さは, 数で すること によって少し くなるが, として となっ ている。 方,本研究でも 業大学など 系の 科大学 が によって に がるとの点で は 村 2011 [3]と の結果となっている。 表 4 業からの 入れ研究費 国立大学 ( ) の ( ) 1 大学 20 9 22 0 2 大学 2 1 91 2 大 大学 2 0 108 5 大学 19 1 5 10 5 5 大学 1 1 9 5001 2 大学 1582 8 1 1 8 大学 1221 221 1 8 大学 8 59 1 2 9 大学 0 2520 9 10 大学 5 9 2 8 11 大学 80 2 12 大学 1 2 10 5 0 1 大学 91 9 21 1 1 1 大学 9 2 1 15 大学 5 1 大学 9 0 11 1 1 大学 8 2 18 1 18 大学 2 0 905 8 19 大学 1 8 0 20 大学 15 8 2 21 本大学 1 9 159 22 学大 2 8 0 81 1 2 国 大学 2 2 2 85 2 大学 2 9 5 25 大学 2 0 1508 0 表 5 1 人 たり 業からの 入れ研究費 国立大学 ( ) 1 の ( ) 1 1 大学 1 5 5 8 2 学大学 1 5 0 2 5 大学 1 0 5 0 大学 108 585 5 5 大学 105 8 1 0 0 大学 98 9 250 0 大 大学 8 1 50 8 大学 9 88 9 学大学 5 1 0 10 大学 1 1 2 11 大学 9 9 128 1 12 大学 8 0 2 5 1 大学 52 1 大学 8 1 15 大学 58 89 1 大 58 0 1 5 9 1 大 55 5 1 8 18 大学 52 5 1 8 19 大学 50 2 82 5 20 大学 9 9 1 2 21 大学 9 2 22 大学 9 0 18 1 2 国 大学 11 8 2 大学 1 1 0 25 大学 0 0 1 0 3-4. 大学の学部構成による差 で めた国立大学の 1 人 たりの科研 費 と 1 人 たり 業からの 入れ 研究費の 関を,大学の学部構成のタイプによっ て 分したのが 6 である。この により,大学 の学部構成が 業からの 入れ研究費の大 きさに及 す影響を,大学の研究活動の活発さ 大学の の影響を いて することができ る。 体的には, 国大学に加えて, 業大学と 大・ 大学において 業からの研究費を

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用いた研究が 対的に活発であること, 大学 の の文科系の大学では 入れ研究費が少 ないことが, から読み れる。また,総合大学 ( 学部を する大学も さない大学も) 大 は平均的である。このように,大学の学部構成は 産学連 活動の活発さに大きく影響を与えてい る。 なお,経 学の の 部では, 業の 査 ンサルテ ングを行う を見 きす るが, の分析では大学事 を通じた研究費 のみを対 としているため, れらは分析の対 となっている。また, 学 などの 業か らの 付 を大学の研究に用いている も少な くないが,現 点での文部科学省の 計データに まれておらず,分析対 となっている。 結 論 本研究においては,我が国の大学による産学連 活動の活発さの分 の 体 を すること と,大学 の 差の要因を明らかにすることを 的として,大学別に, 業からの 入れ研究 費,研究活動の活発さ(科研費 ),大学の ( 数)などの 計データと国公 立の差, 学部構成の差を用いて 計分析を行った。 の結 果, のことが明らかになった。 )大学による産学連 の 体 に関して a 大学 で産学連 活動( 業からの資 を用いた 研究 研究)の 差は に大きい。 b 国公 立の別では,国立大学のパフ ーマ ンスが れている。 c 入れ研究費の さな階 分に くの大 学が入っている。 に, 立大学でこの傾向 が い。 )大学 の産学連 の 差の要因に関して a 大学別の研究活動の活発さとの 関は い。 しかし,これは研究活動の活発な大学は の大きな大学が いことが影響しており, 1 人 たりで分析すれば, 関は弱いもの となる。 b 大学の学部構成は,産学連 の 差に大き な影響を与えている。 体的には, 業大学 大・ 大は 国大学と に い パフ ーマンスを示しており, 大学 の の文科系の大学のパフ ーマンスは い。 なお, は,データの により 業からの 付 大学事 を さない産学連 に い ては分析の対 としたが,これは の研究 題であり, ,データが整 されることが期 される。 考文献 [1]文部科学省 P「平成 22 年 大学 における 産学連 実施状況に いて」

http: www.me t.go. p a menu shinkou sang

aku sangakub.htm

科学研究費の研究機関別採 数・ 分

村 「国立大学における 研究

数の推移から見る産学連 の実状と 題」

参照

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