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JAIST Repository: InGaAs/InAlAs 2次元電子ガス2層系ヘテロ構造の結晶成長と輸送特性評価

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. InGaAs/InAlAs 2次元電子ガス2層系ヘテロ構造の結晶 成長と輸送特性評価. Author(s). 胡, がい. Citation Issue Date. 2014-09. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/12274. Rights Description. Supervisor:山田省二, マテリアルサイエンス研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) InGaAs/InAlAs 2 次元電子ガス 2 層系ヘテロ構造の結晶成長と輸送特性評価 胡 恺(山田研究室) [はじめに] 我々は比較的強いスピン軌道相互作用を示す標記 2 次元電子ガス(2DEG) 2 層系ヘテロ構造の結 晶成長と輸送特性解析を進めてきた。物性・デバイスのどちらの観点からも、特に相互作用を考えるとき、 上下 2DEG が対称、即ちシート電子濃度 Ns が等しい場合(Ns (upper) ~ Ns (lower))が興味深い。本研究では、 対称な Ns の実現を目指すために、井戸上下からの変調ドーピング量 Nd (upper)、 Nd (lower)を様々に増減す ることを試みた。また 2DEG 間の相互作用を制御するため、変調ドーピング条件に加え井戸の中央に InAlAs バリア層を挿入することも試みた。これらの試料の輸送特性は基板表面側にゲートをもつ構造で評価した。 [実験] Fig.1 に示すような高 In 組成 InGaAs/InAlAs 2DEG 2 層系ヘテロ接合構造を分子線エピタキシー(MBE) 法で成長した。基板は半絶縁性 GaAs(001)で、InxAl1-xAs ステップグレーデッドバッファ層(x = 0.15 → 0.80) 11. を導入している。測定用試料は Nd (upper)を 6×10. -2. cm に固定し、Nd (lower) / Nd (upper) = 1、0.5、0.25、. 0 と変化させた(井戸幅 80 nm) 。また、スペーサ層を減らした(20 ➝ 10 nm)ものや Nd (upper)を増やした (6. 11. -2. ➝ 12×10 cm , Nd (lower) = 0 )ものも作製した(井戸幅 40 nm) 。さらに、変調ドーピング条件に加え. て井戸の中央に InAlAs バリア層をそれぞれ 0、5、10 nm の厚さで挿入した 9 種類も用意した。成長した試 4. 料からホールバー素子を作製し、超伝導マグネット付き He クライオスタット中で極低温 (1.5 K) 磁気抵抗 測定(0 – 5 T)を行った。それらの解析から、上下各層のシート電子密度を推定した。 11. [結果] 変調ドープ条件を変えた試料では、Nd (lower)=0 の場合でも 4×10. -2. cm 程度(Ns (upper)の約 2 倍). の Ns (lower)が生成されることがわかった(Fig. 2)。これを踏まえて、Ns (upper)のさらなる増強をめざした 試料でほぼ対称の Ns を達成できる見通しを得た(Fig. 3)。さらに、バリア層入り試料ではバリア層挿入によ り Ns (lower)は余り変わらないものの Ns (upper)は増大することが解ったが、この原因は今のところ不明であ る(Fig. 4)。以上、対称ドープはほぼ実現できたが、バリア層挿入による相互作用制御は今後の課題である。. Fig.1 2DEG 2 層系ヘテロ構造 InGaAs dd-HEMT 層構造. Fig.3 電子密度のゲート電圧依存性. Fig.2 電子密度のドーピング量依存性. Fig.4 電子密度のバリア層依存性. [Keywords] MBE、InGaAs/InAlAs ヘテロ接合、2 次元電子ガス、スピン軌道相互作用.

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