健康生きがい学会 第6回大会分科会「在宅医療と生きがい」
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(2) 1. 実施概要 申請者等は健康生きがい学会第6回大会において、貴財団からの助成を受けた分科会 として、下記の分科会を企画、開催した。 大会には約200名の参加があり、盛会のうちに終了した。 (1)大会名称:健康生きがい学会第6回大会 (2)大会テーマ:生涯現役と健康生きがいづくり (3)開催日時 平成27年11月21日(土)10:00 ~11月22日(日)12:10 (4)開催会場 川崎医療福祉大学 岡山県倉敷市松島288 (5)主 催. 健康生きがい学会. (6)共 催. 公益財団法人フランスベッド・メディカルホームケア研究・助成財団 公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団. (7)参加者数 約200名 第6分科会「在宅医療と生きがい」は60名 (8)プログラム <2015 年 11 月 21 日(土曜日)> 1.基調講演 10:25~10:55 テーマ: 「生涯現役と健康生きがいづくり」 講師:辺見 聡 厚生労働省老健局振興課長 2.特別記念講演 11:00~11:30 テーマ: 「老後生活の店じまい」 講師:京極 髙宣 健康生きがい学会会長 3.幕間/合唱. 11:40~12:00. 旭川荘合唱団 プロデュース瀧井 敬子 元東京芸術大学教授 4.分科会第1部 13:00~14:45 第1分科会 健康生きがいづくり専門職の役割 座 長 河田幸男 岡山県健康生きがいづくりアドバイザー協議会会長 発表者 松井一人 公益社団法人日本理学療法士会理事 吉田隆幸 一般財団法人健康・生きがい開発財団評議員 吉田俊明 NPO法人日本健康運動指導士会理事 岡山県支部副支部長 第2分科会 高齢者の健康生きがいづくり 座 長 小池将文 川崎医療短期大学学長.
(3) 発表者 笹川美由紀 社会福祉法人長岡福祉協会首都圏事業部 特別養護老人ホーム新橋さくらの園統括施設長 安本勝博. 岡山県津山市役所健康増進課. 山崎律子. 株式会社余暇問題研究所代表取締役. 第3分科会 子ども・若者の生きがい支援 座 長 筒井愛知. 就実大学非常勤講師. 発表者 大熊 晋. 公益財団法人京都市ユースサービス協会 北青少年活動センター. チーフユースワーカー. 小林英一 岡山県青少年総合相談センター ハートフルおかやま 110 所長 杉野聖子 江戸川大学総合福祉専門学校教員 第4分科会 長寿と笑い 座長(兼発表) 渡邊一雄 日本フィランスロピー研究所所長 発表者 滝川雅之 医療法人緑風会ハロー歯科院長 日本笑い学会岡山笑わん会支部会長 保坂武雄. NPO法人健生会副会長. 万代京央子 笑いと癒しのネットワーク代表世話人 川崎医療福祉大学非常勤講師 5.分科会第2部 15:00~16:45 第5分科会 老後生活とロボットの活用 座長(兼発表) 和田一義 首都大学東京システムデザイン研究科准教授 発表者 柴田崇徳 国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間情報研究部門上級主任研究員 福井貴弘 岡山市保健福祉局医療政策推進課課長 第6分科会 在宅医療と生きがい 座 長 辻 哲夫 東京大学高齢社会総合研究機構特任教授) 発表者 片山 壽 片山医院院長、前尾道市医師会会長 樋口千恵子 NPO法人たんがく理事長 松井浩明. 岡山市医師会副会長. 第7分科会 高齢期の多様な住まい 座 長 児玉桂子 日本社会事業大学特任教授 発表者 佐伯博章 株式会社地域総合設計代表取締役 佐々木健 医療法人社団きのこ会、社会福祉法人新生寿会理事長 吉田昌司 岡山県倉敷市保健福祉局参与、健康福祉部長 第8分科会 障害者の就労支援と高齢者の生きがい.
(4) 座. 長 松永正昭 一般社団法人健康生きがいサポート互助会アドバイザー. 発表者 上原紀美子 久留米大学文学部教授 小幡篤志. 社会福祉法人旭川荘企画広報室長. 萩原義文. NPO法人就労継続支援A型事業所協議会理事. 木村清一. 東京大学高齢社会総合研究機構学術支援専門職員. 6.分科会報告 17:00~17:30 7.懇親会. 18:00~20:00. <2015 年 11 月 22 日(日曜日)> 1.自由発表 9:00~10:30 発表者 神川輝彦、橋元慶男、宮島敏、吉井弘 2.特別部会 9:30~11:30 テーマ 「健康生きがいコーディネーターづくり」 座. 長. 発表者. 白井 幸久 群馬医療福祉大学短期大学部教授 ①北海道・東北ブロック代表. 渡邊一栄. ②関東・首都圏ブロック代表. 永森 博. ③中部・甲信越ブロック代表. 齋藤榮作. ④近畿ブロック代表. 市野 弘. ⑤中国・四国・九州ブロック代表 藤原謙吉 3.特別鼎談 10:35~11:45 テーマ 「これからの健康生きがいを考える」 座. 長 國松善次 一般社団法人健康・福祉総研理事長. 鼎談者 澤陽子 NPO法人元気交流クラブたけのこの家理事長 築地清人 三門学区地域のみんなでつながり隊 平野悦子 岡山県総社市保健福祉部長 4.表彰 11:50~12:00 (9)第6分科会の内容(発表者・レジメより) テーマ: 「在宅医療と生きがい」 ①片山 壽 片山医院院長、前尾道市医師会会長 テーマ 超高齢期の生きがいと End-of life-care における在宅医療の重要性 論. 旨 日本は超高齢社会となって平均余命は女性がリードしているが、70 歳 以降の虚弱(フレイル)化率においては大きな差はない。筆者の日常診 療圏域である尾道市の 2015 年 3 月末高齢化率は 33.34%、後期高齢者割 合は 51.96%に達するので、在宅主治医として診療を行っている皆さん の平均年齢は 85 歳を超え、末期がん患者の在宅緩和ケアが急増している。.
(5) 健康に過ごした方が、80 歳を超えてがんを発症することがその理由である が、その 7 割以上の方が認知症を合併することで家族の介護負担から、ご 本人の望む最期を断念することがあってはならない。 生涯現役は高い健康意識を持った個人の努力で達成できるかもしれない が、そこには常に「病」の壁があり「健康な日々」 「生きがいのある人生」 が阻まれ、落胆される人を医師歴 40 年で毎日のように目にしている。しか し、 尾道市に戻って 30 年の開業医生活の後半は在宅主治医機能を発揮して 地域医療連携を核にした地域包括ケアシステムにより、できる限りの Well Being を可能にすること、特に死が迫りくる日々の中に安楽な時間を可能 にすることで、かえって凝縮した純粋な家族愛をご本人が実感できる経験 を、在宅緩和ケアを継続するなかで多く積み重ねてきた。 地域医療はご本人を取り巻く医療システムであり、一生を託す「在宅主 治医」を持つことで投入可能なすべての医療・介護資源に守られながら、 可能な限りの健康な人生を生ききるべきである。 特に自らの命が尽きることを自覚した時期に必要な総合的な医療・ケア (End-of life-care)が在宅主治医により、ご本人の最期の「生きがい」 とともに人生の最終章を豊かに過ごせることが在宅医療の価値といえる。 ②樋口 千恵子 NPO法人たんがく理事長 テーマ 地域とともにその方らしく“生きる”を支援 発表要旨 救命はできたものの、医療依存度は高いまま、加えて家族等へ負担 が大きい状況で在宅生活を余技なくされて方も多い。かつ、近年の少子高 齢社会により、介護に専念することは、極めて困難な時代となっている。 そこで、当法人では、福岡県久留米市で、平成23年1月より、地域のみ なさんの生活の延長線上に、ホームホスピスを位置付け、まるで実家のよ うな古民家で、その方らしく生き抜いていただくための環境づくりを家 族・とも暮らしのお仲間とともに行ってきた。 たんがくの家は、開設以来、ばんこの会という地域組織をつくり、 ”応援 するばい!あなたの命、わたしの命、みんなの命” ホームホスピス事業を 通じて支えあう地域コミニティづくりと題し、地域の方々と多くの催しを 行い信頼関係の樹立を目指した。 終末期の方々を看とるたんがくの家のような存在はとかく、 「死にゆくの 人たちが集まらっしゃるとこげなばい!」と疎まれがちだが、ばんこの会 等の活動をとおし地域のいろんな自主グループの方々との協働による信頼 関係ができ、 「たんがくさん、よう、来てくれた!」そして、平成25年度 より取り組んでいる複合型サービス開業に向けた地域説明会のおり、 「あ ー!ここで歳が取れる!」と言っていただき新規事業開業への大きな応援.
(6) と当法人の活動への期待と称賛をいただき、地域の方々の『ここで、生き る』を支援していく有益なサービスを目指し、ホームホスピス たんがく の家、看護小規模多機能型介護 上村座の運営を推進している。また、今 年度より、ホームホスピス『たんがく村』の整備を行う。 ③松井 浩明. 岡山市医師会副会長. テーマ:在宅医療と癒しの環境 発表要旨:在宅医療とは、在宅で病気や障害のある患者に必要な医療を行いな がら、生活全体を支えることである。 「心を癒し、病気になった身体を癒す」、 これが癒しの環境である。苦痛や不調を伴い、さまざまな不安やトラブルの 多い終末期に、自宅で安心して生活できるためには、医療、介護職、薬剤師 などとの多職種のチームワークが必要である。癒しの環境とは、安全な環境、 ほっとする環境、効率の良い環境、元気になる環境、そして、生きる歓びに 沸く環境である。そして癒しの環境のステージには、ハードとソフトと、間 をつなぐ3つの要素がある。ハードとは、施設、設備、緑などの環境である。 ソフトは、直接患者様と接する医療従事者であり、医師、薬剤師、理学療法 士や検査技師などの専門職などのスタッフである。ハードとソフトの調和と して、間をつなぐものは、アート、食事、音楽などである。これら三つの要 素は互いに絡み合い、高めあうものである。病む人の心を癒し、尊厳ある人 間としての精神力を強めて、体の内側からの自己治癒力が湧き上がってくる のが癒しの環境である。患者様視点の、きれいな、癒しは、医療界の中で、 認知されてきたのである。在宅患者の生態情報を遠隔でリアルタイムにモニ タリングできるシステムを紹介します。 (10)主催者としての感想 今大会は、生きがい学会の会員をはじめ、会場となった川崎医療福祉大学の関係者、 地元の福祉施設等の関係者など、200 名を超えるたくさんの方々に来ていただきました。 そして、大会テーマである「生涯現役と健康生きがいづくり」について学術的に研究 を深める場を十分に提供することができたものと思っております。 「在宅医療と生きがい」をテーマとした分科会は8つの分科会の中で一番多くの 特に、 参加者があり、片山医院院長の片山壽先生をはじめ、この分野におけるスペシャリスト の方々にご発表いただき、分科会を大いに盛り上げていただきました。 「在宅医療と生きがい」という、生きがいという切り口から在宅医療について論じられ た、この分科会は非常にユニークであり、在宅医療のこれからのあり方などに対する、 たいへん示唆に富むコメントがたくさんあり、とても有意義な内容だったと思います。 本大会は、公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団の助成により開催しました。心よ り感謝申し上げます。.
(7) 3.資料 ・健康生きがい学会第6回大会フォトレポート ・健康生きがい学会第6回大会プログラム.
(8) 健康生きがい学会第6回大会プログラム 2015 年 11 月 21 日(土曜日) 挨 拶. 10:00~10:20. 実行委員長. 小池. 将文. 川崎医療短期大学学長. 会長. 京極. 髙宣. 国立社会保障・人口問題研究所名誉所長 社会福祉法人 浴風会 理事長 社会福祉法人全国社会福祉協議会中央福祉学院長. オリエンテーション 10:20~10:25 宮島 基調講演. 敏. 健康生きがい学会常務理事. 10:25~10:55. テーマ「生涯現役と健康生きがいづくり」 辺見 特別記念講演. 聡 厚生労働省老健局振興課長. 11:00~11:30. テーマ 「老後生活の店じまい」 京極 髙宣 健康生きがい学会会長 幕間/合唱. 11:40~12:00. 旭川荘合唱団 分科会第1部. プロデュース 瀧井 敬子 元東京芸術大学教授 13:00~14:45. 第1分科会 健康生きがいづくり専門職の役割 座 長 河田 幸男. 岡山県健康生きがいづくりアドバイザー協議会会長. 発表者 松井 一人. 公益社団法人日本理学療法士会理事. 吉田 隆幸. 一般財団法人健康・生きがい開発財団評議員. 吉田 俊明. NPO法人日本健康運動指導士会理事、岡山県支部副支部長. 第2分科会 高齢者の健康生きがいづくり 座 長 小池 将文. 川崎医療短期大学学長. 発表者 笹川 美由紀. 社会福祉法人長岡福祉協会首都圏事業部 特別養護老人ホーム新橋さくらの園統括施設長. 安本 勝博. 岡山県津山市役所健康増進課. 山崎 律子. 株式会社余暇問題研究所代表取締役. 第3分科会 子ども・若者の生きがい支援 座 長 筒井 愛知. 就実大学非常勤講師. 発表者 大熊 晋. 公益財団法人京都市ユースサービス協会 北青少年活動センター チーフユースワーカー. 小林 英一. 岡山県青少年総合相談センター ハートフルおかやま110所長. 杉野 聖子. 江戸川大学総合福祉専門学校教員.
(9) 第4分科会 長寿と笑い 座長(兼発表) 渡邊 一雄 発表者 滝川 雅之. 日本フィランスロピー研究所所長 医療法人緑風会ハロー歯科院長. 日本笑い学会岡山笑わん会支部会長 保坂 武雄. NPO法人健生会副会長. 万代 京央子. 笑いと癒しのネットワーク代表世話人 川崎医療福祉大学非常勤講師. 分科会第2部. 15:00~16:45. 第5分科会 老後生活とロボットの活用 座長(兼発表) 和田 一義 発表者 柴田 崇徳. 首都大学東京システムデザイン研究科准教授 国立研究開発法人産業技術総合研究所人間情報研究部門上級主任. 研究員 福井 貴弘. 岡山市保健福祉局医療政策推進課課長. 第6分科会 在宅医療と生きがい 座 長 辻 哲夫. 東京大学高齢社会総合研究機構特任教授). 発表者 片山 壽. 片山医院院長、前尾道市医師会会長. 樋口 千恵子. NPO法人たんがく理事長. 松井 浩明. 岡山市医師会副会長. 第7分科会 高齢期の多様な住まい 座 長 児玉 桂子. 日本社会事業大学特任教授. 発表者 佐伯 博章. 株式会社地域総合設計代表取締役. 佐々木 健. 医療法人社団きのこ会、社会福祉法人新生寿会理事長. 吉田 昌司. 岡山県倉敷市保健福祉局参与、健康福祉部長. 第8分科会 障害者の就労支援と高齢者の生きがい 座 長 松永 正昭. 一般社団法人健康生きがいサポート互助会アドバイザー. 発表者 上原 紀美子. 久留米大学文学部教授. 小幡 篤志. 社会福祉法人旭川荘企画広報室長. 萩原 義文. NPO法人就労継続支援A型事業所協議会理事. 木村 清一. 東京大学高齢社会総合研究機構学術支援専門職員. 分科会報告. 17:00~17:30. 懇親会. 18:00~20:00.
(10) 2015 年 11 月 22 日(日曜日) 自由発表 発表者. 9:00~10:30 神川 輝彦 橋元 慶男 宮島 敏 吉井 弘. 特別部会. 9:30~11:30. テーマ 「健康生きがいコーディネーターづくり」 座 長 発表者. 白井 幸久 群馬医療福祉大学短期大学部教授 ①北海道・東北ブロック代表. 渡邊 一栄. ②関東・首都圏ブロック代表. 永森. 博. ③中部・甲信越ブロック代表. 齋藤. 榮作. ④近畿ブロック代表. 市野. 弘. ⑤中国・四国・九州ブロック代表 藤原 謙吉 特別鼎談. 10:35~11:45. テーマ 「これからの健康生きがいを考える」 座 長 國松 善次. 一般社団法人健康・福祉総研理事長. 鼎談者 澤 陽子. NPO法人元気交流クラブたけのこの家理事長. 築地 清人. 三門学区地域のみんなでつながり隊. 平野 悦子. 岡山県総社市保健福祉部長. 表. 彰. 11:50~12:00. 閉. 会. 12:00~12:10. 次回開催校挨拶. 田中 祥雄. 東海学園大学学監. 挨拶. 薬師寺 道明 健康生きがい学会副会長 久留米大学名誉学長.
(11) 第6分科会. 座. 長. 在宅医療と生きがい. 辻. 哲夫. 東京大学高齢社会総合研究機構特任教授. 発表者. 片山. 壽. 片山医院院長、前尾道市医師会会長. 発表者. 樋口. 千恵子. NPO法人たんがく理事長. 発表者. 松井. 浩明. 岡山市医師会副会長. 座長プロフィール 1971年東京大学法学部卒業後、厚生省(当時)に入省。老人福祉課長、国民健康保険 課長、大臣官房審議官(医療保険、健康政策担当)、官房長、保険局長、厚生労働事務次 官等を経て、2009年東京大学高齢社会総合研究機構教授、2011年同機構特任教授、 現在に至る。厚生労働省在任中に医療制度改革などに携わった。著書として、「日本の医 療制度改革がめざすもの」 (時事通信社)等がある。.
(12) 第6分科会. 在宅医療と生きがい 前尾道市医師会会長、片山医院 院長. 片山. 壽. テーマ 超高齢期の生きがいと End-of life-care における在宅医療の重要性 論旨 日本は超高齢社会となって平均余命は女性がリードしているが、70 歳以降の虚弱(フレイル) 化率においては大きな差はない。筆者の日常診療圏域である尾道市の 2015 年 3 月末高齢化 率は 33.34%、後期高齢者割合は 51.96%に達するので、在宅主治医として診療を行っている 皆さんの平均年齢は 85 歳を超え、末期がん患者の在宅緩和ケアが急増している。 健康に過ごした方が、80 歳を超えてがんを発症することがその理由であるが、その 7 割以上 の方が認知症を合併することで家族の介護負担から、ご本人の望む最期を断念することがあ ってはならない。 生涯現役は高い健康意識を持った個人の努力で達成できるかもしれないが、そこには常に 「病」の壁があり「健康な日々」「生きがいのある人生」が阻まれ、落胆される人を医師歴 40 年で毎日のように目にしている。しかし、尾道市に戻って 30 年の開業医生活の後半は在 宅主治医機能を発揮して地域医療連携を核にした地域包括ケアシステムにより、できる限り の Well Being を可能にすること、特に死が迫りくる日々の中に安楽な時間を可能にすること で、かえって凝縮した純粋な家族愛をご本人が実感できる経験を、在宅緩和ケアを継続する なかで多く積み重ねてきた。 地域医療はご本人を取り巻く医療システムであり、一生を託す「在宅主治医」を持つことで 投入可能なすべての医療・介護資源に守られながら、可能な限りの健康な人生を生ききるべ きである。 特に自らの命が尽きることを自覚した時期に必要な総合的な医療・ケア(End-of life-care) が在宅主治医により、ご本人の最期の「生きがい」とともに人生の最終章を豊かに過ごせる ことが在宅医療の価値といえる。 プロフィール 1949 年 尾道市生まれ. 1974 年 東京医科大学卒・医師免許取得. 1984 年 学位取得 尾道に戻り 3 代目継承(片山医院は 1898 年解説) 2000 年 尾道市医師会会長. 2012 年尾道市医師会地域医療システム研究所所長. 2007 年 岡山大学医学部非常勤講師「緩和医療学」 2011 年 東京医科大学医学総合研究所客員教授 著作 父の背中の地域医療. 2009 年 社会保険研究所. 2008 年 岡山大学医学部臨床教授.
(13) 第6分科会. 在宅医療と生きが. い 特定非営利活動法人 たんがく 理事長. テーマ. 樋口. 千惠子. 地域とともにその方らしく“生きる”を支援. 救命はできたものの、医療依存度は高いまま、加えて家族等へ負担が大きい状況で在 宅生活を余技なくされて方も多い。かつ、近年の少子高齢社会により、介護に専念する ことは、極めて困難な時代となっている。そこで、当法人では、福岡県久留米市で、平 成23年1月より、地域のみなさんの生活の延長線上に、ホームホスピスを位置付け、 まるで実家のような古民家で、その方らしく生き抜いていただくための環境づくりを家 族・とも暮らしのお仲間とともに行ってきた。 たんがくの家は、開設以来、ばんこの会という地域組織をつくり、”応援するばい!あ なたの命、わたしの命、みんなの命” ホームホスピス事業を通じて支えあう地域コミニ ティづくりと題し、地域の方々と多くの催しを行い信頼関係の樹立を目指した。 終末期の方々を看とるたんがくの家のような存在はとかく、 「死にゆくの人たちが集まら っしゃるとこげなばい!」と疎まれがちだが、ばんこの会等の活動をとおし地域のいろん な自主グループの方々との協働による信頼関係ができ、「たんがくさん、よう、来てくれ た!」そして、平成25年度より取り組んでいる複合型サービス開業に向けた地域説明会 のおり、 「あー!ここで歳が取れる!」と言っていただき新規事業開業への大きな応援と当 法人の活動への期待と称賛をいただき、地域の方々の『ここで、生きる』を支援していく 有益なサービスを目指し、ホームホスピス. たんがくの家、看護小規模多機能型介護. 上. 村座の運営を推進している。また、今年度より、ホームホスピス『たんがく村』の整備を 行う。 プロフィール 昭和 51 年 昭和大学医学部付属高等看護学校 卒業 昭和 52 年 神奈川県立看護教育大学校 保健学科 卒業 昭和 52 年 京都西陣健康会. 堀川病院 居宅療養部. 昭和 55 年 福岡県北野町役場 健康課 平成 17 年 久留米市役所 長寿介護課 平成 20 年 久留米市保健所. 健康推進課. 平成 22 年 NPO法人 たんがく 理事長.
(14) 第6分科会. 在宅医療と生きが. い 岡山市医師会 副会長. 松井. 浩明. テーマ:在宅医療と癒しの環境 発表要旨: 在宅医療とは、在宅で病気や障害のある患者に必要な医療を行いながら、生活全体を支え ることである。「心を癒し、病気になった身体を癒す」、これが癒しの環境である。苦痛や不 調を伴い、さまざまな不安やトラブルの多い終末期に、自宅で安心して生活できるためには、 医療、介護職、薬剤師などとの多職種のチームワークが必要である。癒しの環境とは、安全 な環境、ほっとする環境、効率の良い環境、元気になる環境、そして、生きる歓びに沸く環 境である。そして癒しの環境のステージには、ハードとソフトと、間をつなぐ3つの要素が ある。ハードとは、施設、設備、緑などの環境である。ソフトは、直接患者様と接する医療 従事者であり、医師、薬剤師、理学療法士や検査技師などの専門職などのスタッフである。 ハードとソフトの調和として、間をつなぐものは、アート、食事、音楽などである。これら 三つの要素は互いに絡み合い、高めあうものである。病む人の心を癒し、尊厳ある人間とし ての精神力を強めて、体の内側からの自己治癒力が湧き上がってくるのが癒しの環境である。 患者様視点の、きれいな、癒しは、医療界の中で、認知されてきたのである。在宅患者の生 態情報を遠隔でリアルタイムにモニタリングできるシステムを紹介します。 プロフィール 昭和 28 年 9 月 4 日生まれ 昭和 60 年 川崎医科大学医学部卒業 昭和 60 年 川崎医科大学付属川崎病院皮膚科 平成 1 年. 川崎医科大学付属病院皮膚科助教. 平成 2 年. 水島中央病院皮膚科医長. 平成 3 年. 医療法人まつい皮ふ科開業. 平成 12 年 北京中医薬大学日本校卒業 平成 22 年 吉備国際大学短期大学部客員教授 平成 25 年 岡山市医師会副会長 日本皮膚科学会専門医 日本東洋医学学会専門医 岡山県部会理事 日本臨床皮膚科学会 県部会コアメンバー 介護支援専門医 岡山大学医学博士号 サプリメントアドバイザー 笑い療法士2級. 他.
(15) 健康生きがい学会第6回大会フォトレポート 2015 年 11 月 21 日(土曜日) 挨 拶. 10:00~10:20. 実行委員長. 小池. 将文. 川崎医療短期大学学長. 会長. 京極. 髙宣. 国立社会保障・人口問題研究所名誉所長 社会福祉法人 浴風会 理事長 社会福祉法人全国社会福祉協議会中央福祉学院長. オリエンテーション 10:20~10:25 宮島. 敏. 健康生きがい学会常務理事. 小池 将文学長 基調講演. 京極 髙宣会長. 宮島 敏常務理事. 10:25~10:55. テーマ「生涯現役と健康生きがいづくり」 辺見. 1. 聡 厚生労働省老健局振興課長.
(16) 特別記念講演. 11:00~11:30. テーマ 「老後生活の店じまい」 京極 髙宣 健康生きがい学会会長. 幕間/合唱 旭川荘合唱団. 11:40~12:00 プロデュース 瀧井 敬子 元東京芸術大学教授. オペラ メノッティ作曲 アマールと夜の訪問者たち. 総監督/ナレーション 瀧井 敬子先生. 監督/ピアノ 森島 英子先生. 2.
(17) 分科会第1部. 13:00~14:45. 第1分科会 健康生きがいづくり専門職の役割 座 長 河田 幸男. 岡山県健康生きがいづくりアドバイザー協議会会長. 発表者 松井 一人. 公益社団法人日本理学療法士会理事. 吉田 隆幸. 一般財団法人健康・生きがい開発財団評議員. 吉田 俊明. NPO法人日本健康運動指導士会理事、岡山県支部副支部長. 第2分科会 高齢者の健康生きがいづくり 座 長 小池 将文. 川崎医療短期大学学長. 発表者 笹川 美由紀. 社会福祉法人長岡福祉協会首都圏事業部 特別養護老人ホーム新橋さくらの園統括施設長. 安本 勝博. 岡山県津山市役所健康増進課. 山崎 律子. 株式会社余暇問題研究所代表取締役. 3.
(18) 第3分科会 子ども・若者の生きがい支援 座 長 筒井 愛知. 就実大学非常勤講師. 発表者 大熊 晋. 公益財団法人京都市ユースサービス協会 北青少年活動センター チーフユースワーカー. 小林 英一. 岡山県青少年総合相談センター ハートフルおかやま110所長. 杉野 聖子. 江戸川大学総合福祉専門学校教員. 第4分科会 長寿と笑い 座長(兼発表) 渡邊 一雄. 日本フィランスロピー研究所所長. 発表者 滝川 雅之. 医療法人緑風会ハロー歯科院長 日本笑い学会岡山笑わん会支部会長. 保坂 武雄. NPO法人健生会副会長. 万代 京央子. 笑いと癒しのネットワーク代表世話人 川崎医療福祉大学非常勤講師. 4.
(19) 分科会第2部. 15:00~16:45. 第5分科会 老後生活とロボットの活用 座長(兼発表) 和田 一義 発表者 柴田 崇徳. 首都大学東京システムデザイン研究科准教授 国立研究開発法人産業技術総合研究所人間情報研究部門上級主任. 研究員 福井 貴弘. 岡山市保健福祉局医療政策推進課課長. 第6分科会 在宅医療と生きがい 座 長 辻 哲夫. 東京大学高齢社会総合研究機構特任教授. 発表者 片山 壽. 片山医院院長、前尾道市医師会会長. 樋口 千恵子. NPO法人たんがく理事長. 松井 浩明. 岡山市医師会副会長. 5.
(20) 第7分科会 高齢期の多様な住まい 座 長 児玉 桂子. 日本社会事業大学特任教授. 発表者 佐伯 博章. 株式会社地域総合設計代表取締役. 佐々木 健. 医療法人社団きのこ会、社会福祉法人新生寿会理事長. 吉田 昌司. 岡山県倉敷市保健福祉局参与、健康福祉部長. 第8分科会 障害者の就労支援と高齢者の生きがい 座 長 松永 正昭. 一般社団法人健康生きがいサポート互助会アドバイザー. 発表者 上原 紀美子. 久留米大学文学部教授. 小幡 篤志. 社会福祉法人旭川荘企画広報室長. 萩原 義文. NPO法人就労継続支援A型事業所協議会理事. 木村 清一. 東京大学高齢社会総合研究機構学術支援専門職員. 6.
(21) 分科会報告. 17:00~17:30. 第 1 分科会 河田座長. 第 2 分科会 小池座長. 第 3 分科会 筒井座長. 第 4 分科会 渡邊座長. 第 5 分科会 和田座長. 第 6 分科会 辻 座長. 第 7 分科会 児玉座長. 第 8 分科会 松永座長 7.
(22) 2015 年 11 月 22 日(日曜日) 自由発表 発表者. 9:00~10:30 神川 輝彦 橋元 慶男 宮島 敏 吉井 弘. 発表者 1 神川 輝彦氏. 発表者2 橋元 慶男氏. 発表者3 宮島 敏氏. 発表者4 吉井 弘氏. 8.
(23) 特別部会. 9:30~11:30. テーマ 「健康生きがいコーディネーターづくり」 座 長 発表者. 白井 幸久 群馬医療福祉大学短期大学部教授 ①北海道・東北ブロック代表. 渡邊 一栄. ②関東・首都圏ブロック代表. 永森. 博. ③中部・甲信越ブロック代表. 齋藤. 榮作. ④近畿ブロック代表. 市野. 弘. ⑤中国・四国・九州ブロック代表 藤原 謙吉. 伊藤 美和特別部会企画担当. 白井 幸久座長. 9.
(24) 特別鼎談. 10:35~11:45. テーマ 「これからの健康生きがいを考える」 座. 長 國松 善次. 鼎談者 澤 陽子. 一般社団法人健康・福祉総研理事長 NPO法人元気交流クラブたけのこの家理事長. 築地 清人. 三門学区地域のみんなでつながり隊. 平野 悦子. 岡山県総社市保健福祉部長. 國松 善次座長. 澤 陽子氏の発表. 築地 清人氏の発表. 平野 悦子氏の発表. 10.
(25) 表. 彰. 11:50~12:00. 学会賞表彰 橋元 慶男氏. 特別奨励賞表彰 神川 輝彦氏. 奨励賞表彰 宮島 敏氏 会. 閉. 奨励賞表彰 吉井 弘氏. 12:00~12:10. 次回開催校挨拶. 田中 祥雄. 挨拶. 小池 将文. 東海学園大学学監 川崎医療短期大学大学学長. 小池 将文学長. 田中 祥雄氏. 島田 肇 氏 11.
(26) 健康生きがい学会会場(川崎医療福祉大学)スナップ. 12.
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(29) アンチエイジングとは?.
(30) アンチエイジングドッグ.
(31) 癒しの定義 病気を治す ↓ 心の悩みや悲しみといったものが解消すること ↓ 心身がやすらかになる・休まる.
(32) 自己治癒力を育てる環境が癒しの 環境だと考える。 • ストレスに対する人間の反応には2つの形式がある。 1)抵抗行動(闘争と逃走);アドレナリンが高まり、 脈が速くなり、血圧が上がり、瞳孔が散大する。 2)凍結行動(降伏と忍従);胃潰瘍になったり、 うつになったりする。日本人に多い。. • 緊張をときほぐし、落ち着きリラックスできる 環境。 • 元気がでる環境で凍結行動を解除し病気と 闘うぞと言う気概。.
(33) 患者の権利と癒しの環境 • 患者中心の医療は、人としての尊厳を大切に する医療である。 • 医療提供者にとって必要な事は、そこにいる だけで生きている気になり、じわじわと元気に なってくる癒しの環境に変える事です。. • 病気は医療だけでなく、自己治癒力で治って いく。そのために癒しの環境を得る事は患者 の権利である。.
(34) 癒しの環境って何なの? • 理念があります。 1.安全;患者の権利を守り、個人の尊厳を守る安 全な一歩入っただけで、安心して、安全に傷をな められることができる場所。敵がこなくて安全で、 ぬくぬくとあったかく、裸になっても安心なところ。 2.ほっとして、リラックスする;視覚、聴覚、味覚、 触覚、臭覚、すべてにおいて、心がなごみ、やす らぐ環境である。五感を使って免疫反応を高め よう。免疫が高まれば病気になりにくく、病気が 治りやすい。.
(35) 癒しの環境って何なの? 3.効率;早く、安く、ムダなし;患者本人を中 心としたチーム医療が受けられる効率的な環 境。 4.元気になる;そこでじっとしていると、ふつ ふつと自分の力が湧きあがってくる。日常的 にコミュニケーションをして病気と戦う気にさ せてくれる医師や看護師が求められる。 5.生きがい;最後まで生きがいを持ち社会に 参加でき、生きる実感が湧く環境。.
(36) 安全 癒しの環境は患者の権利 ・一人ずつの個人の尊厳を求めたもの。トイレのある 個室はプライバシーを守るために必須である。排泄 が自分で出来る事は人間の尊厳を守るための一番 である。 ・ニュージーランドでは、不平を重大事項として受け 取ってもらうことが権利にあげられる。.
(37) 安全 癒しの環境は患者の権利. ・フランスでは、痛まずに治療を受け、苦し まずに死ぬ事は患者の権利である。個 人の尊厳では羞恥心感情を敬意をもって 扱われる権利としている。 ・米国では患者情報は患者自身のもので、 当然の権利である。.
(38) 安全 • 癒しの環境は患者の権利 ・新しい治療法を自分で探すことは患者の 権利である。治療の決定に参加、医療 チームの中心。.
(39) リラックス・ほっとする環境 ・免疫を高める癒しの環境 ・五感を使って免疫反応を高めよう。免疫が高 まれば病気になりにくく、病気が治りやすい。 ・笑いのビデオを見させたところ(重症治療室 に3泊4日入院させた10人の大学生)、免 疫力を示すNK活性が上昇した。 ・ジャーナリストの著名なノーマン・カズンズ氏 が笑いで病気を治した。.
(40) 安全 がんのにおいにどう対処するか。 終末期のがん患者さんのにおい。 ①がん病巣の壊死過程における代謝産物に より発生するにおい。 ②口臭 ③便臭 ④膣炎のにおい.
(41) 安全 がんのにおいにどう対処するか。 ・口臭の原因 ①歯の病気、口内炎、咽頭炎、口腔がん など。 ②食道がん、逆流性食道炎、胃がんなど、 胃の内容物が下から込み上げてくるにおい。 ③感染による痰がにおうもので、呼吸器疾患 から発生する。 ④口腔内の不潔、食物残渣など。.
(42) 安全 がんのにおいにどう対処するか。 ・口臭の治療;口腔内の悪臭にはほとんど嫌 気性菌が多い ・フラジールによるうがい ・胃内容物の食道への逆流に対しては、プ リンペラン、ナウゼリン、アセナリン。 ・パセリを噛むは効果が高い。.
(43) 安全 がんのにおいにどう対処するか。 ・便臭 ・ポータブルトイレ、おむつ、人工肛門の患 者さん;換気と脱臭に配慮する。患者の気 持ちに配慮する心配りが大切。 ・膣炎によるにおい;感染症の治療を重点的 に行う。子宮頚部の癌、膣外陰部の癌、直 腸膣瘻、膀胱膣瘻、カンジダ症といったもの。.
(44) 安全 がんのにおいにどう対処するか。 ・対症的な悪臭コントロール法の3つ ①洗浄 1.定期的な洗浄に用いるもの;生理的食 塩水が一番。 2.汚れた病巣に用いるもの;過酸化水素 2倍に希釈したユーソル。使用後は生理食 塩液で洗い流す。 3.過敏な病巣の洗浄;0.1%クロルヘキシジ ン液、ポピドンヨード溶液。.
(45) 安全 がんのにおいにどう対処するか。 ・ドレッシング ・活性炭製剤 ・メトロニダゾールゲル;嫌気性菌によく効く。 手に入らない場合はクリンダマイシンとい う抗生物質を使う。 ・全身的薬物療法 ・フラジールが飲み薬の第一選択.;嫌気性菌 が一番の原因なので、その嫌気性菌をやっ つける。 ・ダラシン、シプロキサンも使用。.
(46) 安全 加齢臭を減らす。 ・年齢と清潔習慣が主として効いてくる体臭で ある。 ・成分はノネナール;40歳を過ぎると男女ともに発 生する。 ・生活習慣の改善;お風呂によく入る。衣服を洗う。 寝室の風通しをよくする。寝具・カバーを洗う。ふ とんを干す。.
(47) 安全 加齢臭を減らす。 ・商品;衣類用の消臭スプレー、ボディ ソープ、シャンプー、リンスなど。 ・食物では、対策としてアレカヤシ。.
(48) くつろぎ 癒しは脳の血流低下の現象。 ・マッサージが心地がよいと低下。 ・映像や音楽が気持ちがいいと低下;感性・ 理性・知性の前頭前野の血流低下。 ・手を使っての計算や音読を生活習慣に取 り入れる事によって、認知症を防ぐことが できるのではないか。.
(49) くつろぎ 癒しの色彩環境 ・40代の脳卒中で倒れた男性が、手を使うリハビ リテーションを兼ねて4ヶ月の間描いた絵が、状 態が回復すると、ポイントの色が寒色から暖色 になる。 ・高齢者であっても、意識と感情のバランスが よいと、カラフルで形も整った絵が自然に描 ける。心地よさを感じる。 ・自分の好きな色に囲まれて暮らすと徘徊が治 まったり、老人性のうつ症状が軽くなる。.
(50) くつろぎ 癒しの色彩感覚 ・高齢者は意外に派手な色調に心地よさを感 じる。鮮やかな色を好む。 ・高齢者でも、意識と感情のバランスがよく、 生き生きと過ごす状態ではとてもカラフル(オレ ンジ・黄・緑など)で形も整った絵が自然に描け る。.
(51) くつろぎ 癒しとは脳の積極的な休息である。 ・言葉ですらすら解けるものはいいけれども、言 葉で解けないものをなんとか解こうとすることが かなりストレスになる。 ・普段の生活の中での情報処理につかれた脳を 積極的に休ませる意味を持っている。.
(52) 脳の高次機能を回復できるか ・生活の場からすっかりなくなっている手を使っ ての計算や音読を、生活習慣に取り入れるこ とによって、脳の働きをよりよくする、また、認 知症になるのを防ぐことができる。.
(53) 生きる歓び 食事 ・真空調理 ・抗酸化クッキング;生体でのDNAダメージの指標で ある8-OHdGなどの低下。 ・人と環境に優しい;ビタミン、ミネラルは通常の50% 増し、過酸化物価は2分の1、洗剤や水の使用量が 6分の1。 ・慢性肝炎治療で鉄を抑える必要があり、例えばロー ストビーフは真空調理で血清鉄が低下する。 ・おいしい。栄養価が高く、安全。経済的。.
(54) 癒しの中で笑いの環境をつくる事は大切です。 • 笑いで病気は治せないけど、病気に負けない免疫力がつき ます。 • 笑いの効用の3つ。 • 1.免疫力を上げる;リンパ球の中のナチュラル・キラー(NK) 細胞、異物を発見すると間髪を入れず、襲いかかり破壊す る。NK細胞が活性化する。 • 2.脳内麻薬効果;過度のストレスがかかったり、強い不安 に襲われたり、恐怖心を抱くと、これをしのぐために、脳から、 アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンという、ストレス対 抗ホルモンという、猛毒ホルモンが分泌されます。猛毒にや られたんじゃたまらないので、それを消去するモルヒネのβエンドルフィンが、大笑いすると分泌されます。 • 3.運動効果;肺などの呼吸器系や横隔膜、腹筋などの筋 肉を使うので、適度な運動になり、血液の流れ促進され、全 身の新陳代謝をよくして老化を防いでくれます。.
(55) 笑いがもたらす効用 落語を聴いてわらうと! • 少し興奮しながら癒される; • 元気が出ると同時に、リラックスする。 これは! ストレス対抗ホルモンのアドレナリンやノルアド レナリンが増える事で、全身の神経や細胞が 活性化し「やるぞ」という前向きな意欲を沸き立 たせる。 癒しのホルモンといわれるセロトニンが笑ったあと に増加する。.
(56) ⑩1日5回以上笑いましょう 笑いの人体に及ぼす医学的効果 ・脳血流量;顔面の表情筋である大脳基底核に働 く。 喜怒哀楽の情動中枢の扁桃体に働く。 脳の活性化でやる気がでる。 ・20秒笑えば、3~5分運動したと同じ効果。 ・動脈血のph(正常ph7.35~7.45);疲労、ストレス、不眠で 酸性に傾くアシドーシスを解消する。 ・血糖値を下げる。 ・血小板凝集能;ストレスや疲労、過労でドロドロした血液 をサラサラにする。.
(57) アイスブレイク(笑顔は太陽のようなもの).
(58) • • • • • • • • • • • る ・・・. あ え る. き に い え る. 笑 顔 の 心 十 カ 条. ・. 」. 笑 顔 の こ こ ろ. 三 二 一 、 、 、 「 「 「 ろ 謝 に は あ は のないい い でたえ」 、 努 きのる「 す 力 るお み し 笑ま か ま げ顔せ 笑 す でのん 顔 」 と のすこと こ素 前 こ」 とろ こ感 向 直 ・・・. ・・・. 笑 顔 の こ こ ろ. 四 、 「 良 か っ た で す ね 」 と ほ ほ 笑 み. ・・・. ・・・. 笑 顔 の こ こ ろ. 五 、 「 お 願 い し ま す 」 と 信 じ て い え.
(59) • • • • • • • • • • • え る ・ ・ ・ 笑 顔 の こ こ ろ. 八 、 「 頑 張 り ま し ょ う 」 と 明 る く い. る ・ ・ ・ 笑 顔 の こ こ ろ. 七 、 「 一 歩 、 一 歩 」 と 励 ま し 合 え. き る 笑 顔 の こ こ ろ. 六 、 「 会 え て よ か っ た 」 と 感 動 で. 笑 顔 の 心 十 カ 条. ・. 笑 顔 の こ こ. る ・ ・ ・ 笑 顔 の こ こ ろ. 九 、 「 心 を こ め て 」 と 謙 虚 に い え. ・・・. ・・・. ろ常 に い え る. 十 、 「 あ り が と う ご ざ い ま す 」 と.
(60) 高齢者皮膚疾患 褥瘡 ・患者・家族の教育 1.セルフケア(家族ケア)で、医療者が理解 しておくこと;患者・家族が「自分たちに もできる」と思えるようなケアの方法や 内容で行うことが必要である。 2.指導の内容と方法 ①発生の原因 ・ベッドや車いすに接する部位(踵、臀部、背中、 骨のでっぱり)を圧迫することで、その部分の 血行が悪くなり発生します。 ・2時間以上圧迫すると血流が悪くなり、左右交互に体 位変換が必要。.
(61) 高齢者皮膚疾患 ・褥瘡 2.指導の内容と方法 ②圧迫の軽減 ・ベッド臥床時の指導内容;体位変換や 除圧・減圧用具の使い方 ・エアマットレッスなどの除圧 ・頭側挙上は30度以下が、ずれを予 防できる。 ・円座は当たっているところに圧迫が加 わるので使用しない。 ・体位変換時は殿筋で支えるようにクッションを使 用する。 ・体圧分散寝具を使用。.
(62) 高齢者皮膚疾患 ・褥瘡 2.指導の内容と方法 ②圧迫の軽減 車いす使用時の指導内容 ・30分ことに圧迫除去。 ・ベッドに入る前に皮膚のチェックを、鏡を 使ったり、あるいは家族が行い、骨の突 起部位の発赤がないか確認。 ・車いす専用のクッションを使用。.
(63) 高齢者皮膚疾患 ・褥瘡 2.指導の内容と方法 ③褥瘡処置の指導 ・治癒傾向の見方;創が小さくなる、排液が少なく なる、新生した明るいピンク色の組織ができてく る。 ・悪化の見方;排液が多い。出血が止まらない。に おいや膿性の排液。周囲の熱感や発赤部位の 増加。発熱。.
(64) 高齢者皮膚疾患 ・褥瘡 ③褥瘡処置の指導 ・処置の仕方 ・創周囲の清拭・洗浄;弱酸性石鹸を使用 し、軽くお湯で流しながら洗浄する。 ・創の洗浄;人肌程度に温めたお湯や生理 食塩水で圧をかけて洗浄する。.
(65)
(66) 高齢者皮膚疾患 疥癬ー在宅ではどうするか ・ノルウエー疥癬も普通の疥癬も、病原体は 「ヒゼンダニ」で、違うのは、その数です。.
(67) 高齢者皮膚疾患 疥癬ー在宅ではどうするか ・ノルウエー疥癬の場合 ・確認する;医療機関受診、皮膚科専門医 の往診で診察してもらう。.
(68)
(69) 高齢者皮膚疾患 普通の疥癬の場合 1.治療第一;治療開始後1~2週間は、長時 間体をさする、手を握り話を聴く などの密接な接触は避ける。 2.軟膏を塗る時は使い捨て手袋を;利用者の 陰部の処置や皮膚の軟膏を布す る時は、使い捨ての手袋をしま しょう。.
(70) 高齢者皮膚疾患 普通の疥癬の場合 3.お世話する上での注意;ヒゼンダニが室内全体 に広がっていないので、清掃など の家事に特別な配慮は必要なし。 サービスの提供の際、身に着け ていた衣類を着替える必要なし。.
(71)
(72) 高齢者皮膚疾患 ノルウェー疥癬の場合 1.ノルウェー疥癬かを確認;皮膚科専門医の往 診を依頼し、全身状態を含め 診察してもらう。 2.速やかに治療;治療すれば、感染性の生きた ヒゼンダニは急減するので、 処置は2週間以上行う必要なし。.
(73) 高齢者皮膚疾患 ノルウェー疥癬の場合 3.お世話をする上での注意;治療開始から1~2週間は予防 着(割ぽ着でも可)を着用し、使い捨て 手袋ははめ、靴下を履いて看護・介護 する。利用者宅を辞す際、予防着手袋、 靴下をビニール袋に入れ、袋の中に殺 虫剤をスプレーするか、50度以上の熱 湯に10分間つける。巡回の最後にケア する。.
(74) 高齢者皮膚疾患 ノルウェー疥癬の場合 4.熱処理や殺虫剤の散布が必要;療養環境の消毒が必 要。患者のシーツ、衣類、寝具や療養室 などには多量の落屑とともに多くのダニが 落ちて感染源となり、熱処理や殺虫剤散 布により駆除する。患者・家族に説明する。 治療開始後1~2週間にのみ必要。.
(75) 高齢者皮膚疾患 ノルウェー疥癬の場合 5.家族も治療が必要;患者と同時に治療しない と相互感染のもとになる。 6.家族に説明する;適切な治療すれば、簡単に 治癒する病気であることを説明 する。.
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(83) 私たちの人生はこれで100% 笑うときにはハッハッと笑う。ハッパ64 泣くときはシクシク泣く。シク36 足すと100になる。 64%笑って、36%泣くような思いをしな がら生活することによって人生はバラ ンスよく100%になる。.
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(85) • ご清聴ありがとうございました。.
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乗次 章子 非常勤講師 社会学部 春学期 English Communication A11 乗次 章子 非常勤講師 社会学部 春学期 English Communication A23 乗次 章子
出典:総合エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会
乗次 章子 非常勤講師 社会学部 春学期 English Communication A 11 乗次 章子 非常勤講師 社会学部 春学期 English Communication A 18 乗次 章子
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