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尾鷲市
1.目的
本システムの調達は、現行システムの更新時期の到来に伴い、システムの再構築並びに機器の
更新を行うものである。
なお、更新にあたっては、費用及び運用の合理化を図るとともに、災害やトラブルが発生し
ても、業務が継続できる又は早期に業務が復旧できるクラウド方式を採用し、操作性に優れた
使いやすいシステム構築を目的に、関連する機器等の調達及びシステム構築、保守等を委託す
るものである。
この仕様書は、本業務に係る提案内容について、基本的な事項を示すものである。本仕様書に
記載のない事項であっても、システムを正常に稼働させる上で必要となる事項については、必ず
提案を行うこと。
また、仕様詳細については、本調達の受託候補者として特定されたものが、受託者として決定
された後、発注者である本市と協議の上確定するものとする。
2.履行期間
構築期間:令和3年4月1日から令和3年9月30日まで
運用期間:令和3年10月1日から令和8年9月30日まで
3.稼働スケジュール
令和4年度当初予算編成:令和3年10月1日稼働
令和4年度予算執行:令和4年4月1日稼働
契約管理:令和4年4月1日稼働
起債管理:令和4年4月1日稼働
※現行システムは令和4年度8月末(令和3年度分 決算、決算統計)まで稼働
4.業務概要
(1)システム導入対象場所
尾鷲市役所
(2)システム導入方式
自治体向けパッケージシステムとして提供されているシステムを、クラウド方式により導入
すること。
なお、本市と外部のデータセンターを接続する回線については、LGWAN-ASP または閉域の専
用線による提供のみを採用し、インターネットを利用したクラウド方式は採用しないものとす
る。
5.業務の範囲
業務の範囲は、本システムが稼働するために必要なサーバ機器等のハードウェア及びソフトウ
ェアの調達、搬入、設置、設定、保守を含むものとする。また、本市とデータセンターを接続す
る回線も含むものとする。
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6.提案上限額
(1)構築費用 :10,848,000円(消費税10%含む)
(2)運用保守経費等(5年間):23,566,000円(消費税10%含む)
①上限額は、上記履行期間満了までに要する構築費用、運用保守経費等それぞれの上限額とす
る。
②上限額は契約時の予定価格を示すものではなく、本件の企画提案の規模を示すためのもので
ある。
③提案上限額を超える額で提案したものは失格とする。
7.基本情報
(1)尾鷲市基本情報(令和2年12月末)
・利用端末台数 約200台
・利用ユーザ数 約200人
・同時接続ユーザ 50人
(2)クライアント PC 等に係る前提条件
クライアント PC は本市 LGWAN 系ネットワークに接続された既存の端末を使用する。
①既設クライアント用 PC 数:約200台
②動作要件
下記に示すスペック、仕様で動作可能であること。
・OS:Windows 10 Pro (64bit) (日本語)
・CPU:Intel Core i3-6100
・メモリ:4GB
・HDD:500GB
・ブラウザ:Internet Explorer11
・Office:Microsoft Office Standard 2016
・PDF:Adobe Acrobat Reader DC
・ウイルス対策ソフト:ウィルスバスターCorp.クライアント
(3)プリンタに係る前提条件
プリンタは本市既存のプリンタを使用する。
(4)ネットワーク環境に係る前提条件
ネットワークに関しては、既設庁内ネットワークを使用し、本市とデータセンターを接続する
ためのネットワーク機器、回線に関しては保守も含め受託業者にて準備するものとする。
8.本システム構築の基本方針
(1)基本方針
①本市が本システムを利用し業務を遂行するうえで、自治体業務が滞りなく運営できるシステ
ムとする。
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②自治体業務に支障を来すことのないよう、安全かつ確実なシステム更新を最優先事項とし、市
職員負担の軽減についても十分に配慮した更新業務を行なう。
③容易に操作及び運用ができ、ビジュアル的に見やすく簡素なものであること。
④機構改革や人事異動等による組織改編にも容易に対応できるシステムであること。
⑤個人情報等セキュリティ面に十分考慮したシステムであること。
⑥個人情報保護対策として職員の利用、情報検索、情報更新などのアクセスログが残ること。
⑦システムの速度性能は、日常業務運用において、操作者にストレスを与えず、かつ、業務の効
率的な進行に支障がないものとすること。
⑧システムで保持している全データの出力が可能であること。
⑨本業務を履行するに当たっては、尾鷲市個人情報保護条例、尾鷲市会計規則をはじめとする関
係法令、規則を熟知した上で遵守すること。
⑩導入するシステムは、関係法令、規則及び尾鷲市の条例、規則に対応したシステムであるこ
と。
9.システム稼働環境に係る要件
(1) 基本的事項
①現行のクライアントでの動作を保証すること。
②システムに必要なソフトウェア及びライセンスは、全て受託者が用意すること。
③クライアントにはプログラムを組み込まなくても、ブラウザが組み込まれていれば、財務会計
システムが利用できる Web 型のシステムであること。(ただし、一部の課のみ利用などに限定
した有用な機能を提案する場合は、この限りでない。)
(2) クラウド方式に係る要件
①データセンターについては、セキュリティ対策及び安全性等が十分に確保されており、回線
は、LGWAN-ASPまたはIP-VPN等のセキィリティ対策を講じた回線とすること。
②国内に施設があり、津波水害予想図において浸水予測がない等、自然災害の影響を受けにくい
場所に立地していること。
③建築基準法に規定する耐震構造建築物とし、震度6に耐えうる施設及び設備であること。また、
同法に規定する耐火性能を有し、耐火対策及び落雷対策及び水の被害を防止する措置が施され
ていること。
④電力会社から2系統(本線・予備線)で受電し、異なる変電所からの受電していること。
⑤無停電電源装置(以下、UPS とする。)が整備されており、瞬電・電圧降下・突入電源・サージ
等の電源トラブル対策を講じていること。
⑥非常用に自家発電設備を設け、サーバエリアの電源容量、その他運用する機器の電源容量、施
設設備電源容量異常の電源容量について、24時間以上の稼動が対応可能なこと。
⑦自家発電設備は、商用電力の供給が止まった場合でも、停止から1分以内(この間は UPS から
電力供給)に電力が供給できること。
⑧施設内に監視カメラが設置され、マシン室全体を24時間365日有人監視されていること。
⑨システムが問題なく稼働する環境を有するものを過不足なく用意すること。
⑩機器の冗長化を図り、障害対策を講じること。
⑪サービス提供しているリソースの監視を行うこと。
・死活監視(仮想マシン起動状況監視)
・資源監視
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⑫バックアップは内部で5世代管理を行うこと。ディスク容量を考慮する。
⑬システムは土日祝日を含めて常時使用可能とし、それに対応したデータセンター稼働とするこ
と。メンテナンス等で利用を休止する場合は、2週間前までに書面で本市に報告し、承認を得
ること。
10.システムに求める機能要件
システムの範囲は次のとおりとし、詳細は別紙「機能要件表」のとおりとする。
「機能要件表」に掲げる全ての機能は必須機能とし、パッケージに具備していない機能につ
いては、「機能要件表」備考欄にカスタマイズ又は代替案を提示すること。
カスタマイズの場合は、カスタマイズ費用も構築費用に含めること。
①システム共通
②予算編成
③執行管理
④歳入歳出外現金管理
⑤決算管理
⑥決算統計
⑦公会計システムへのデータ出力
⑧起債管理
⑨業者・契約管理
11.データ移行
(1)本システム稼働に際しての初期データ整備に関しては、現行システムから移行を行うこと。具
体的には、本市が現行システムから中間標準レイアウトで提供するものとする。中間標準レイ
アウトに対応していないデータについては、データファイルおよびテーブル定義書を提供する
ものとし、受託者においては移行用データの十分な精査・検証を行い、本システムへ格納する
ものとする。
また、データの精査・検証においては現行業者への質疑応答を可(5回)とし、本市にて問
い合せを実施する。データの提供については、システム更新時を含め全体で3回提供(令和
3年6月末締め、令和4年1月末締め、令和4年8月末締めのデータをそれぞれ翌月中に提
供)を行うものとする。
移行データについては、下記のとおり。
◆財務会計システム
・職員データ(所属情報)
・前年度(令和3年度)会計科目データ
・前年度(令和3年度)当初予算データ(前年度現計、前々年度決算額は対象外)
・債権者データ
・金融機関データ
なお、令和3年度以前の伝票データについては移行対象外とする。
◆起債管理システム
・台帳、償還データ(令和3年度決算統計完了時点のデータを移行)
◆契約管理システム
・業者データ
◆源泉徴収システム
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・令和4年1月~5月(出納整理期間)の源泉に関する支払データ
(2)原則として、新システム稼働に必要なデータは全て現行システムから移行することとする
が、システム的な理由等で移行が困難なものがある場合は、本市と協議の上、方針を決定す
るものとする。
(3)現行システムからのデータ抽出に係る経費については、本業務の範囲外とする。
12.他システムとのデータ連携
人事給与システム及び公会計システムとのデータ連携を実施すること。データ連携に関するす
べての作業は業務範囲に含むものとし、毎年の実施が必要な作業についても保守作業内とするな
ど追加費用が不要であること。データレイアウトについては、受託者側が現システムのデータレ
イアウトに合わせること。
13.操作説明
受託者は、本システム本稼働日までに、円滑に新システムを運用できるように職員に対し操作
説明会を実施すること。各課代表1~2名程度を対象とし実施すること。また、各管理部門(総
務課、財政課、会計課)には管理者向けの操作説明会を別に実施すること。本研修に関する費用
は、受託者負担とする。
◆一般職員研修
①予算編成:90分程度 3回
②予算執行:90分程度 3回
※ 操作説明会の詳細については、別途協議を行い決定するものとする。
14.運用・保守における要求事項
(1)運用保守に関する要件
・本市からの問合せに対応できるサポート窓口を設置すること。サポート窓口では導入システ
ム、クラウドに関する各種問合せと障害連絡を受け付けること。また、全ての窓口を一本化する
こと。
サポート窓口での受付時間は次のとおりとする。
電話受付 :平日8:30~17:30(土日祝日および年末年始を除く)
メール受付 :365日24時間
・本市からシステムの設定変更依頼があれば、協議のうえ可能な限り保守内で対応すること。
・各イベントの初回については立ち合いを実施すること。
◆人事異動処理
◆予算入力
◆口座振込
◆監査資料出力
◆決算統計事務
◆決算書作成
◆源泉徴収票作成事務
◆公債台帳入力
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◆業者登録
(2)障害対応に関する要件
・障害対応について、サポート窓口にて電話受付後、即時に対応を開始すること。
・障害対応などについて、本市が必要と判断した場合は、3時間以内に保守要員を現地に派遣し
対応を実施すること。
・障害対応について、対応した結果は速やかに本市へ報告すること。
15.次期データ抽出
(1)本システム稼働後、次期システムへと本市が更新を図る場合等において、本市が円滑にシステ
ムの移行業務を遂行できるよう誠意を持って協力するものとする。
(2)次期システム更新時において、中間標準レイアウトにより速やかにデータを提供すること。
(3)次期データ抽出経費については、移行データ抽出作業3回、テーブル定義書の提供、打合せ3
回を想定し、本契約内に含むこととする、また現行業者に関しては本業務のデータ抽出経費と
次期データ抽出経費は同額とするものとする。
16.成果物
①プロジェクト体制図
②マスタースケジュール
③全体進捗状況報告書
④システム別詳細スケジュール
⑤基本設計書(要件一覧、業務概要、業務フロー、帳票・伝票レイアウト、区分・コード設計書)
⑥データ移行計画書、結果報告書
⑦管理運用・操作・障害対応マニュアル
⑧研修用テキスト
⑨議事録・調整用資料
17.秘密保持の義務
(1)仕様書に基づくすべての作業において、本市が提供した業務上の情報を第三者に開示し、または
漏洩しないこと。また、そのために必要な措置を行うこと。
(2)本市が提供する資料は、原則として閲覧のみとし、複写及び第三者への提供は行わないこと。な
お、提供資料及び複写した資料は、作業終了後、本市に返却すること。