7 0
マ ウ ス 滑液膜の発 育と超 徴 構 造
金 沢 大 学 医 学 部病理学 第 一講 座 ( 主 任 : 梶 帖 欽一 郎 教 授)
岡 田 保 典
( 昭 和53 年1月10 日受 付)
関 節の様々な病 的 変化を 理解 する た めには, 関節 滑 液 膜の発 生. 構造 及び機能を知ること が 必要で あ る・ 滑 潮 其の構 造や発生に関して, 従来いくつかの光 顕 的及
び電顕 的 研 究が報 告さ れて いる が, 多 くの未 解 決な問 題 点が残さ れ ている. 例え ば, 関 節腔の形 成機 序に関 して ほ. 酸性ム コ多 糖の過 剰 分泌を電 視 する誠一冊と.
細胞の変 性や細胞 間マ ト リックス の 融 解容量 祝 する 説4 卜7躯 対 立し ている. 又, 滑 液 膜 細 胞の構 造と機 能に
っい ては.Ba rla nd ら は8 1滑 液 膜 細 胞を A 型,B 型細 胞
に分 類し た が,A 軋B 型 細 胞の中 間 型の細 胞の存 在を 指 摘 する研 究者 もあ り9 ト 川, そ れ らの細 胞の機 能に つ いて は十 分 解 明さ れ ていない. さ ら に, 滑 液 膜の細 胞 間 物 質の研 究はきわ め て少なく, その構 成 成 分の化 学 的 性 状に関してはヒ ア ル ロ ン酸を除いて ほ と ん ど不 明
であ る1 2 卜14 I
著者はこれ らの諸 問題を解 明す る目 的でマウス の胎 生 期から成 熟 期ま での滑 液 膜 を電 顕 的に観 察し, 滑 液 膜の発 生, 分 化に伴う構造の変 化, とくに関節 腔の形 成 過 程, 滑 液膿 細 胞の形 態 学 的 特 徴と機 能, 及 び細胞 間 物質の性 状について知 見を得たの で報 告 する・
実 験材料と 方 法
材 料と して, 胎 生1 4 〜18 日. 生 後 1 , 3, 5.
8. 12 , 15, 20 , 27 日, 3 及び6 ヶ月の d d 系
マ ウ ス膝 関節 滑 液 膿 を 用いた. 胎 生 期 及び生 後 27 日 ま でのマ ウ スで は, 断 頭後 下肢を大 腿部で切 断し, 膝 関 節を固定 液 中で正 中 矢 状 断し材 料と し た. 生 後3 及 び6 ヶ月のマ ウ スは, 頚 椎 脱 臼に よって殺し, 膝 関 節 を露 出後, 翼 状ヒダ を含む膝蓋 下 脂 肪 体を採 取し た・ 材 料は.2.5 % ダルク ー ル ア ル デヒド( 0.05M カコ ジ
ル酸ソー ダ緩 衝 液pH 7 .4) で 40c,60 分 間 固定 後,2 % オス ミウ ム 酸 ( 0.05 M カコ ジル酸ソ ー ダ緩 衝 液
pH 7.4)で 40c ,90 分 間後 固 定を行なっ た・次いでエタ ノ ー ル系列で脱 水, エボン8 12 で包 埋し た. 試 料は ガ
De v elopm e nt a nd ultr a str u ctu r e of the
Depa rtm e nt of Patholog y (Ⅰ), (D ir e cto r : Ka n a z a w a Univ e r sit y.
ラ スナ イフを用い .L K B ウ ル ト ラ トー ムで超 薄切 片を 作 成し, 酢 酸ウ ラニ ー ル. 硝 酸 鉛の二重 染 色を行なっ
た.
酸性ムコ多 糖及 び糖 蛋 白の検 出 : 上 記の各 組 織に
っい てt ル テニ ウ ム レ ッド( 以下R R と略 す) 染 色を 行なっ た. R R 染 色に対し て は ダル ク ー ル ア ルデ ヒ ドO R R 混 合 液で組 織を60 分 間 固 定し, V i br ato m e で100 〜 3 0他 の切 片を作 成し. こ の切 片を オス ミ ウ ム酸。 R R 混 合 液で固 定し た. 以後は上 記と同様の方 法で処理 し, 超 薄 切 片は無 染 色で観察七 た.
酵 素 消 化 試 験 : 胎 生16 .1 8 日及び生 後3 日の滑液 膜に各種の酵 素を作 用さ せ. 細 胞 間 物 質の性 状 を 検 討 し た. 組 織を2 .5 % グルタ ー ル ア ルデヒド(0.0 5 M カ
コ ジル酸ソ ー ダ緩 衝 液pH 7 .4)で 40c ,60 分 間固 定 後, V i br ato m e で 100 〜 300FL の切 片を作 成し,3 〜 5 時 間 同緩 衝 液で十 分 洗 浄し た後,370c で種々 の酵 素 処 理 を行なった( 表1) . 酵 素処 理 をし た試 料は同緩 衝 液で 洗 浄 後,R R 染 色を施し た. 一 部の試料に は2 種 類の酵 素を順 次 作 用さ せ た( 表1). た だ し, コラ ゲ ナ ー ゼ消 化 試 験のみ は, 生 後3 日 と生 後 3 ヶ月の材 料に ついて 行ない, 通常の電 照 切 片 を 作 成し観 察し た. 対 照と し て酵 素を含ま ない緩 衝 液で in c ubate し た試 料を用い た.
酵 素組 織 化 学 : 酸 性フォ ス フ ァタ ー ゼ反 応は電 顕 的及 び光顕 的に検 討し た.電 鋳 的 検 索のた め に は・2 ・5
% グルタ ー ル ア ル デヒ ド( 0 .0 5 M カコ ジル酸ソ ー ダ緩 衝 液pH 7.4)で40c .30 〜60 分 間前 固定を行なっ た組 織を. 3 〜 5時 間 同 緩 衝 液で洗 浄 後V ib r ato me で50
〜 1 00〟 に薄 切し.370c で 10 〜 30 分 間Go n‑ O riの反 応 液に浸 潰し た.次い で2 % オス ミ ウ ム酸で90 分 間 再 固 定し. 上 記の方 法で電 顕 切片を作 成し た. 光 顕 的に はアゾ色 素 法によっ て顧 性フォ ス フ ァ ク ー ゼ反 応を行 なっ た.
電 顕試 料は 日立H ‑ 500 型, 日本 電 子JE M lOO ‑ B
m o u s e sy n o vial m e mbr a n e・ Y a s u n o ri O kada・
Pr 。f. K. K ajikaw a), Scho ol of M ed icin e・
マ ウス滑 液膜の発 育と超 微 構 造
表 1 酵 素消 化試 験の条 件
7 l
酵 素 緩 衝 液 (pE) 酵 素濃 度 作 用 時 間
Str ep t
琶 陰影alu r o ni da s e 0.1 M( p H 5A c e.0)tate buffe r 2 0u/ml 1 ‑ 3 bs .
C ho ndr oitin a s e A B C 0.1 M Tris‑H C l buffer
1u/ml 1 ‑ 3 hs.
( 生 化学工菓) ( p 日 8.0)
Ne u r a mida s e 0.1 M P ho sphate b uffe r
1u/ml 3 ‑ 5 hs.
( 半 井 化学) ( p H 6.8 ) α‑C hym otrypsin 0.0 8 M Tris‑H C l buf.f
e r 1 mg / ml 1 0‑4 5 min.
( 未 聞 昏〕
( Wo rthingto n C hemi cal Co.) (pH 7.8 ) 十0.1 M Caし12
職㌫;, Ty 。eI ) (0p.0 8 MH 7.8 )Tri+s0‑H C I.1 M L) uCffaC le r2 1 mg / ml 1 0( 未 聞 定)‑2 0 min. P apain リンゲル液 (pH 6.2)
1mg / ml 1 0 ‑2 0 min.
( Wo rthl ngtO n C he m l C al C o.) +1m M E D T A ( 未 固 定)
雪空〜言監a琶。e Ⅲ) 00..1 M2 M NTariCls+月 C l b4mMuffCe raC 1(2pH 7.4 ) 十 1mg / ml 1 0( 未 固 定)‑2 0 min.
二 重 酵 素 消化 試 験
酵 素 作 用 時 間
C ho ndr oitir 払 S e A B C + Ne u r a mi da s e 1 h. 十3 hs.
a‑C h ym otrypsin + C ho ndr oitin a s e A B C 2 0 min. + 2 hs.
型電 顕で直 接 倍 率400 ‑ 3 0.00 0 倍で撮 影し た. 光 顕 的 観 察: 材 料を 0.5 % の 割 に Cet yト P yri d iniu m ch lo ri de を加え た 1 0 % 中 性ホルマ リ ン
で重 患1 〜 2 日間 固 定 後, ′ヾラ フ ィン切 片を作 成し.
H 。E,P A S . ァ ル シ アン青, トルイ ジン青,鍍 銀 染 色を 施こし た, 酵 素 組 織 化 学 的検 査と して, 上 記の酸性フ
ォ ス フ ァ ク ー ゼ反 応のほ か, α‑Naphthyl a c etate e ste r a s e.C h lo r o a c etate e ste r a s e 反 応を行なった.
結 果
Ⅰ. 滑 液膜の分 化 1. 胎 生1 4 〜 16 日
こ の時 期で注 目さ れ る所 見は原 始 関 節 腔の形 成であ る. 胎 生1 4 〜 1 5 日 で は. すで に形 成さ れ た軟 骨 原 基 問に未 分 化 問 真 綿 胞が増 殖し, 半月 板 原 基及 び滑 液 膜 原 基に分 化 する. 原始 関 節 腔は, これ らの原基 境 界 部
に生ず る 不連 続 性の/ト裂 隙と して観 察さ れ る ( 写 真 1).
滑 液 膿 原 基は未 分 化 問糞 細 胞の集 団と してみ ら れ, 辺 綾 部には多 数の毛 細 血 管が存 在す る. 原 始 関 節 腔に 面し た表層では,未 分 化 問糞 細 胞は腔に平 行に配 列し, 深 部にゆ くに従っ て不 規 則な配列を示 す. これ らの紬
胞は核′ト体の明 瞭な大 型の核を有し, 原 形 質は狭く.
リ ボ ゾー ムに富み少 数の粗面 小 胞 体とゴ ルジ装 置が み ら れ る. し ば し ば宥 糸 核 分 裂 像が観察さ れ る.
原 始 関 節 腔に面し た細 胞に は時々, 原 形 質の萎 縮と 電 子 密 度の増 加を伴った変 性の像が認め ら れ る( 写 真 1 ).同様な変 性 細胞は軟 骨 原 基や滑 液 勝原 基 辺 綾 部に も散 在 性に観 察さ れ る.
滑 液 膜 原 基の細 胞 間は, 光 頗 的に ア ル シ アン青 染色
で陽性を示 すが, P A S 染色では陰性であ る. 電 顔 的に ほ, 細 胞 間 は R R 陽性の粒子(直径1 3 0 ‑8 0 0 Å) とフ ィラメ ン ト( 直径5 0 〜 1 5 0 Å) か ら成る髄 質で占め ら れ, そ の間に少数の コラゲン線 維が散 在して いる. 髄 質の粒 子とフィ ラ メ ン トは互い に結 合し, 全 体と して網 状構 造をっく る. 細 胞 表 面は R R 陽性の糖 皮で包ま れ る.
原 始 関 節 腔の内容はウ ラニ ー ル ・ 鉛染 色 標 本では ほ と ん ど空 虚であ る が, R R 染 色榎 本で昼細 胞 間の礎 質
と同様な網 状 構 造で満た さ れ る( 写 真2).
滑 液 膜 原 基の細 胞の酸性フォ ス ファタ ー ゼ反 応は光 顕 的には認め難いが, 電顕 的に原始 関 節 腔に面 する ご く少数の細 胞に反 応 陽 性の ライ ゾ ゾー ムを証 明するこ と ができる. 滑 液 膜 原 基 細 胞の α・Naphthyl a c etate e ste r a s e と C h lo r o a c etate e ste r a s e 反 応は ともに陰
性であ る.
2 . 胎 生1 7 〜 1 8 日
原 始関 節 腔は関 節 軟骨, 半 月 板t 靭 帯 及び溶 液 勝 原 基に沿っ て連 続し た関 節 腔を形 或し. 多数の毛 細 血管 が滑 液 膜 原基の辺 緩か ら関 節 腔の直 下まで侵 入 する・
こ の時期にな る と∴滑 液 膜 原 基の未 分 化 間 糞 細 胞は関 節 腔に面し た 卜 2 層の細 胞と, その下に存 在 する細 胞 群に分 化する( 写 真 3 ).
関節 腔に面 する細 胞は 延長し た原 形 質をもっ て関 節 腔を覆い. 関 節 腔に向って少 数の突 起を出す・ 細 胞 小 器 官の発育は 一般に乏しく, 遊 離リ ボ ゾー ム に富む原 形 質に は, 小 胤 空 臥 c o ated v e sicle が比較 的 目 立 ち, 時々酸 性フォス ファ タ 【 ゼ陽 性の ライ ゾ ゾ ー ムが 散 在して いる. その胤 少 数の拡 大し た粗 面 小 胞 凧 糸 粒 附 ゴ ル ジ装 置が同定さ れ る. 基 底膜は全く存在 せ ず細 胞 間物 質が直 接 関 節 腔に露 出して い る所 もあ
下部の細 胞 群は, 表層 近くでは関 節 腔に平 行に配列 す る が, 深 部にゆくに従って不 規 則な配 列を示 す・ こ れ らの細 胞は 一般に明 瞭な核′ト体をもつ大 型の核を有 し, 原 形 質には リ ボ ゾー ム∴阻 面 小 胞 体 及びゴ ルジ装 置の発育が目 立ち,少 数の小 胞と糸 粒体が認め ら れ る・ 時々脂 肪痛が認め ら れ ること がある. 酸 性フォ ス ファ タ ー ゼ反 応で は, 陽性 物質は は と ん ど認め ら れず・ ゴ
ル ジ装 置に少 量 証 明さ れ るに過ぎ ない.
靭 帯. 関 節 軟 骨 及び半月 板の表層 も, 上 記と同様な 小 器 官の乏しい細 長い未 分 化滑 液 膜 細 胞で 覆わ れ る ( 写 真 3 ) . 靭帯に おいて は, こ の細 胞は生 後 も 存 続す る が. 関 節 軟 骨や半月 板で は変 性 脱 落し, 軟 骨 基 質が 直 接 関 節腔に露 出 する.
毛 細 血 管の内皮 細 胞は慶 大し, その形は不 揃い で細 胞 表面の凹凸が多い.
以上の未 分 化 滑 液膜 細 胞の細 胞 間物 質は光 顕 的に,
ァ ル シ ア ン青 陽 性を示し,P A S 染 色は弱 陽性で, 鍍 銀 染 色によっ て少 数の好 銀 緑 綬が証 明さ れ る・ 電 鈴 的に は細胞 間は粒 子とフィラメ ン トか ら成る礎質の網 状 構 造で満た さ れ る が, 表層の細 胞 周 囲は後 述の関節 腔 内 容と類 似し た枝 状 構 造が認め ら れ る. コラ ゲン線 維の 数は や や増 加し, 表 層 部では毛 細 血 管 周 囲や細 胞 表面
に散在 性に認め ら れ, 深 部では所々 で線維 束を形 成 す
る.
関 節 腔は R R 陽 性の特 有な枝 状構造で占め ら れ る・ こ の構 造物は胎 生1 5 〜 16 日の原 始 関 節 腔を満たす礎 質の網 状 構 造と異なって , 剛 直 性の フィラメン 仲ゝら 成り, 粒 子は は と ん ど存 在し ない. フ ィラメ ン ト の直 径は 530 〜660 Å( 平 均5 70 Å) で, その周匪=こ様々
な量の架状 物質が付 着して いる. 繁 状 物 質はフ ィラ メ
ン ト に比べて R R 染 色性は劣る が, 強拡 大で観 察 する と, フィラ メ ン トと架 状 物 質の境 界は不 明 瞭で あ る・ その胤 時々R R 弱 陽 性の鯖 粒 状 物 質( 直 径 約180 Å)
の集 積が み ら れ ること が あ る.
3 . 生 後3 〜 1 5 日
生 後にな る と, 滑 液 膜の分 化が急 速に進 行 する・ 滑 液 膿は, 光 顕 的に 丘br o u s t y pe. a r e ola r t y pe と
ad ipo s e t y pe に分け ら れて いる が1 5), 本研 究で は滑 液 膜の構 築が最 も 明 瞭な adipo s e t y pe を観 察の対 象 と し た.
A d ipo s et y pe の滑 液 膜は, 構 成 細 胞と細 胞 間 物 質
の差によっ て.3 層に分け ること が できる.各 層の境界
は生 後 3 〜 5 日 で は不 明 瞭で あ る が, 動 物の発 育と と もに次 第に明 瞭と な る. 本 論 文では各 層 を 関 節 腔の側 か ら Ⅰ.1 , Ⅲ 層と し, 以 下そ れ ぞ れの層につい て述べ る.
1) 第Ⅰ層 : 第Ⅰ層の細胞は, 関節腔に面 する 1 ‑
2層の細 胞か ら な る が. そ れ らの細胞の形 態は多 様で あ る. こと に生 後 3 〜 5 日 で挿その傾 向が強く・ 構 成 細 胞の原 形質には. 小 胞, 空 臥 及び小 空 胞や高 電 子 密 度の無 定 形物 質を入れ たライ ゾ ゾー ム様 小 体が比 較 的 多い細 胞と, 後 述の第 Ⅱ 層の線 維 芽 細胞 様細 胞に甑 似し た構 造を もつ細 胞及 び その中 間 型の形 態を示 す 細 胞が混在 する. 又, ま れに第 Ⅲ 層の組織球 様 細 胞に煩 似し た細 胞も出現 する( 写真4). し か し, 動 物の発 育 が進むに従って .構 成 細 胞の多様 性は減少し, 生 後1 5
日で は細 胞 小 器 官は 一般に乏し く, 小 胞. 空 胞 及びラ ィ ゾ ゾー ム様 小 体が比 較 的目 立っ細 胞が主 要な構 成 細 胞と な る.
こ の時 期では. 関 節 腔は広 く, その内容は模 本 作 成 中に脱 出する た め ほ と ん ど空 虚と な り, 腔 内面に R R 陽 性 物 質が付 着し ている程 度であ る. 時々, 胎 生1 7 〜 1 8 日の関 節 腔にみ ら れ た と同様な鯖 粒 状 物 質の集 積 が観 察さ れ る.注 目 すべき所 見は.こ の時期の第Ⅰ層の 細 胞 間は, 胎 生 期にみ ら れ たフィラメ ン トと粒 子か ら な る礎 質の網 状 構 造に代って . 枝 状 構 造で占め ら れ る ことであ る( 写真5). 枝 状 構 造は所々細 胞の聞か ら関 節 腔に延 びて いる.
2) 第 Ⅱ 層 : 第 Ⅲ 層には線維 芽 細胞 様 細 胞と ご く少 数の組 織 球 様 細 胞 及び豊 富な血 管が含ま れ る. 線 維 芽 細 胞 様細 胞は, 豊 富な粗面 小 胞 体とゴ ル ジ装 置の発 育 が特 徴 的であ る. その千臥 mic r otubule s や原 形 質 周 辺
の小 胞の増 加が目 立っ .
毛 細 血 管は第Ⅰ層の直 下ま で侵 入し, 大 部 分は扁 平 な内皮 細胞で覆わ れ. 内陸は広く しばし ば有 窓 構 造を