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原價計算と損益計算との關係

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(1)

原 價 計 算 と 損 益 計 算 と の 關 係

山 邊 六 郎

序    説

第一節 原憤計算及び損益計算

第二節 事前原憤計許と事後原憤計蝕との関係

第三節 事後原憤計能と損益計算との机係

a 事後原偵計罪が損益計算にこ依存する関係

b 損益計算が事後原頂計錐に依存する関係

第四節 計錐制度一般の任務

第五節.原憤計算及び損益計鉦の任務

原債計罪と損益計井とは企業提督にとり重要なる二個の計井制度である︒この両者は計算構造に於て及び計算

時鮎に於て相典するが︑面も鏑雨着の間には一定の相互依存の関係が存在する︒このことを明らかにするのが本

原憤計誰と損益計算との闘係

.1

(2)

稿の課題の一である︒

‑次に原債計算と損盆計算とは夫々一定の諾目的或は諸任務を有する︒雨計算の任務を比較封照し雨者の異同を

明らかにすること︑これ本稿の課題のこである︒

最後に私見に依れば︑之等二個の計算制度はその課せられる各種の任務に照廃して種々の形態をとるものであ

わ︑叉雨計算に於ける負の計算要素大る費用或は原俊も計算制度の任務の相蓬じ膝じて相異なる評償額を典へら

れるものである︒之等の事柄を説述すること︑これ本稿課題の三である︒

原位計算と損益計算との閥係││この問題が合計阜上如何に重要なろかは今誌に袈設すろ必要はあろまい︒この基

本問題に封し︑忍日包uて雑誌2﹃合計﹄第三十六谷第四・五・六銃に﹃減俄償却在中心として凡れろ損益計立と原慎計算との関

係﹄なる一文た寄ぜれことがあるが︑今之島凡れば其の論述不充分にして多くの思ひ逗ひ在してねにことが列ろ︒本稿は坐

者引在の思考在取リ腕凶め︑それに依て花日J加に於げろ誤謬た訂正すろ立国在もつものであち︒

第一節

原債計算反び損盆計算

先づ最初に断って置かねばならぬが︑蕊仁原債計算令色)印己S

85

5

5m OL

}

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‑ 5

5 m

むとは簿記的損盆計算

周知の如く︑簿記は恒に財産計算︑出資計算および損金計算の三つが︑夫の複式簿記特有の機械的な機構に依

(3)

て相互に結びつけられ︑にものであり︑其等三つの計算の内︑中心的重要性を占むるものは損盆計算である︒従つ

て吾々︑か原位計算と簿記的損盆計算との関係を論宇るとき︑これ在以て原債計算と簿記との関係︑与論守ると稽し

(

一年︑半年乃至一ク月)の総牧盆と総砦用とを針比計算し︑それに

依て期間的利金を算出する計算である︒換ム一目すれば︑損金計算は企業に於ける費用︑牧盆および利金守一定期間

に係らしめて総量的に算出する計算である︒

損盆計算の意義が比較的明白なるに反し︑原依計算の方は多義的であると云ふことが出来る︒私見に依れば

原債計算なる誌は少くとも失の三週りの意義に用ひられてゐる如く忠はれる︒

(一)狭義の原債計算あるひは客躍計算

てこれに就いて原位計算の正しき定義そ輿へたる恩者はレ

l

マンであつに︒彼に依れば﹃原債計算の重要なる特

徴は︑それが恒にハツキリ限界づけられに関係客位(目︒

N E E ‑

括 払

O

与 ︒

r C

をもっ貼にある︒原債計算に於て五日々は

計算の結果を云はゾ一定の客般について投影

Qg

宮円︒ろするのである︒原債計算の目的は斯かる関係客燈につ一 一 N

いての計算により︑何等か経済的な義ある事・宜(たとへば生産設の大さとか︑客憶を販頁する際に鷲らされる利

用の額ない乙)を算定するにある︒それゆゑ吾々は原債計算を定義し︑その結果を一定の関係客慌について投影

するところの経済的計算︑あるひは全く簡約して︑終済的客位計算

(J

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Z

岳 山

PF Fo oz or gB

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m)

と栴する

原慎計算と損益計算との関係

(4)

L

に関係客睦乃至客躍と稀するのは製品一個(例へば機械一塁︑加舶一一般︑家屋一棟と云ふが

如︑品川︑)或は同種製品乃至サービスの一定分量(例へば銑俄一一願︑安酒一リットル︑電気一キロワヅト時と云ふが

如き﹀或は製品乃至サービスの生産費巻構成する財或は労働の一定分量にぜ指すのが普通である︒従って斯かる場

合の計算は叉別に個別計作品

/ Q s n r

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} 5 5 m

)

(

v z s g z r o 一 t

B Z

g m

)

なる諾そ以て表はすこ

とが出来るであらう︒然るに原俊計算は﹃場合によっては︑給付軍位の代りに系列品全部の原債︑委託事務全鐙

OA 

( J 1 2

F

﹃弓ロ)或る建設(﹀己認︒)に依て生守る原債をも決定せんとするものであり﹄︑之等の場

合に於ては個別計算叉は給付草位計算なる誌を以て原債計算を特徴︒つけることは不可能である︒

︻ 一証 ︼

従ってジュマ

1ν

ンバッハや

ν 1グェンスタインが原的計算た給付早位計算と一一一日ひ呪はしてゐろのは完全な定義とは

‑ E

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︼ 一 戸 ・

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︒ 口 出 向

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︒ ・

他方に於て原俊計算を以て︑直ちに︑設用︑牧盆︑利盆の客睦計算となすことは正確とは云はれない︒何とな

れば︑原俊計算は︑その文字の示す如く︑屡ミ費用乃至原債にけの客鰭計算に止まるもの︑たからである︒まに計

算が原償︑たけに局限され中更に利盆の計算に迄亘る場合に於ても︑費用と牧盆と冶封比計算するのではなく︑む

しろ費用の上に︑見積つに利盆を積み重ねる︑即も原俊計算の延長として利盆を附加すると云ふ計算形式をとる

Lehmann

,日.

R.; Die i n d n s t r i c l l e   K a l k u l a t i o n

, 

1 9 2 5  S .   36‑ 3 7 .   o u m

事本「

ν

ーマン・原侭計算」昭和19.{PBB

Schmalenbach

, 

E.;  S e l b s t k o s t

nrechnungund P r e i s p o l i t i k

, 

6 Au

.

1 9 3 4

, 

S .  

II2. 

(5)

場合がなかなか多い︒(もちろん上に述べ大様に費用と牧盆と密封比計算し利盆を算出する場合もあるが︒)この

︑ ︑ノ

1 2  

程の計算のことをレ

l

マンは原債計算的損盆計算(rpF

口 一

2 ‑ R Z 伊 豆 写 H o g g

)

l

別損盆計算

3 5

2

2

‑ 5 5 m

)

と呼んでゐる︒これに反し︑シュマ

l

の計算が原債でなく一個の製品︑印ち一給付山単位が五日々に濁らす利盆を計算する慮まで抜けられでも︑之をも原

位計算の門に含める︒これ社以てお盆計算なりとはしないのである﹄と︒いづれにしても原債計算在定義する場

合に於て︑牧盆及び利盆の計算は原債計算にとって原則的なものではない︒従て原債計算そ無雑作に定義して︑

技用︑牧念︑利盆の容慌計算となすことは語弊吾作ふものである︒

ν 1

f J

スタインが企栄経岱に流入流出すろ諸的依につき︑その﹃正の計算要素﹄(勺

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2 ‑ 5 5 m m o ‑ 8 5 ︼ 円

︒ ﹀

M

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WJ

( H H a h三百戸

2E Em

2 出 乙

5E

O)

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i

・ ト

UL

以て去はL︑それに依て

︻ 一証 ︼

損益計立と原的計立の格成た次の公式に依て表示してねあのは周知の事柄に回すあ︒即ち︑損徒計算日計算要素在(﹀+﹀

+:::)(h+

+L

Ui‑‑hむと一エふ凪に集める︑これに反し原位計立はそれら(﹀lhγQN1hγ(﹀

I L e

‑ ‑ ‑

:

(h

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Ln

(

ν l

f J

スタインの去はぜろ損益計算の公式は可なろも︑その原似計犯の公式は央官であろと云はね江ならぬ︒

つ一)鹿義の原債計算次に五日々は原位計算なる語vゼ成義に解し︑﹃原債乃至設用の算定を目的とする計算は何

れも原依計算である﹄と云ふ定義も亦必要と考へる︒前の客位計算は狭義の原債計算であるに針し︑この場合の

如きは皮義の原依計算と稲すべきである︒成哉の原位計算は費用

v q 把握するに給付早位蛍りの形式をとることも

原位計算と損益計算との関係

Lehmann

, 1¥1. 

R.; a .   a .   O. S .   1 6 9 .

前掲拙謀本,

187

Geldmacher

, 

E .  ;  B e t r i e l

s w i r t s c h a f t s l e h r e

A n f l .   1 9

2

7

, 

S .   4

Schmalenbach

, 

E. ;  a .   a .   O .  S .   II

I. 

¥1

ノ︑

︐ノ

¥︑

ノ〆

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OM

向 ︒

(6)

̲ L

ノ、

出来︑まに期間的形式をとることも出来る︒

総費用た牛年とか一ヶ月とか一再ふ

m m 川単位について計算把捉しれ場合︑それたゲルトマッハーは矧川的原的計算(﹀ヴa

聞 の

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E E

件︒間門巾ロ門のの

} 5

)

5

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同 ・ 一

p

p ‑

︒ ・ ∞

‑ M )

円 一詰 ︼

(三)原債記接あるひは原債曾計議に原俊記帳あるひは原俊合計

( 8

285

)

場合であって︑そは﹁工場に於て製造して居る各種の製品に封して一定の宜位

( 5

3

毎に其の原債を正確に算出

するに必要なる記録並に計算を蛍該の合計帳簿上に於て複式簿記の示す原則に基いて行って居ると云ふことを意

味するのである︒﹂但しこの定義にふくまれる﹁複式簿記の示す原則に基いて:::記録並に計算を行ふ﹄と云ふ諾

には一見に詳細なる説明を加へる必要がある︒なぜと云ふに︑工企業の簿記について正日々は一一種の組織︑印ち︑(一)

完全な組織をもっ工業簿記︑或は原債記帳法

( g a R 8 5

0 2

含 2

2 σ o o F 0 8 F

5

2

淳司ぇ

8

ο B )

(二)不完全な組織をもっ工業簿記︑或は普通記帳法

Q S O B

‑ R 8 5

5 2 σ o o r r o o ‑

2

8 ・ 8

∞百円︒日)在区別することが出来︑且つ葱に吾々が問題とする原債記帳あるひは原償合計は前者の組織そ有する複

式簿記に依る記録並に計算なるが故である︒

普通話帳法(商業簿記は原則として之に依る)と区別せらる﹄原俊記帳法の特徴はこれを次の諸貼に要約して示

すことが出来よう︒

〆 句 、

¥dノ

原債記帳法に於ては原料の念出(供用)されにる事賞︑製造間接設の割賦演となりにる事賀︑製造原債

j羽玄設投「祈工業簿記」昭和11, i)瓦参照.

(7)

の兄出されたる事資等所前﹁内部取引﹄

C E R E

‑ ︒ こ 自 主 の 一 ご 吋 S E a s C

について記帳を行ふ︒之に反し普通記

帳法は之等の内部取引を記帳しない︒

( ロ )

(

)

製造品││印ち半製品及び完成口

mi ll

の版依在椛成する要素と認められる︒印ち完全なる工業簿記にありでは

勘定の存在することは無いのである︒之に反して普通話帳法をとる商業簿記にありでは凡て管業費は﹁費用﹂と

して取扱はれ︑之な商品の債値構成要素とは認めない︒資産としての商品の債値は所謂庚義の仕入原債にして︑

仕入促格及び仕入運賃その他仕入の鍔に要したる﹁設用﹂より成る︒其の以後に於て生宇る一般管業費及び販寅

投は︑向日間の低位構成要素に印刷せざるものにして印ち﹁設用﹂である︒商業簿記に於ては此所に裁然大る区別を

︑ ︑

JJ

yi

 

t

Lなる観念が存在する︒北

通記帳法なとる工業簿記は右の商業簿記ほ

u r

原俊記帳法と明瞭な卦立を示E

して在らないが︑少くとも勘定の締切手続に入る直前迄のところでは工業簿記(普通話帳法)についても右と同

様なことが云へる︒

( ハ )

従って原債記帳法に於ては原料・仕掛物・製品の三勘定に夫々の在高及び日々の培減を表示しゅくに

反し︑普通話帳法に於ては之等三勘定に依て日々の原料・仕掛物・製品在高を示さない︒従って叉原債記帳法

にありでは勘定締切に泊り其等三勘定を補助手段として棚卸を行ふことが出来るが︑普通話帳法にありでは新

限的計算と損益計算との悶係

上野道輔博士,簿記原理大朝日,昭和 8年, 49頁.

普通記帳法(工業簿記〉の詳細に左足ul1,片岡兵三博士,改訂工業簿記提要,

昭和113,5G頁以下た参照ぜられ

1 :

ぃ.

2 )  

(8)

くの如き事は不可能である︒印ち︑普通話帳法は勘定の締切を行ふ場合︑専ら原料・仕掛物・製品の棚卸に基

右の外原債合計に絶封的必要なる要件ではないが︑完全な原債合計に於ては原料・仕掛物・製品(少くとも原

)

(

O

Z o r o

‑ ‑ ) g m o

0 5

o 5

ろが録される必要がある︒印ち︑少くとも原料に関しては

(

05

ニ丘四日)なるものが設定せられ原俊材が貨僻債値的にも数量的にも計算表示されてゆく事が必要

である︒まに精密なる原慎合計は部門原債合計(同

g

E E

‑ g

円 ︒

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g m O

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8

8

)

且つ合計上夫々の部分経管を表はす計算問単位として原健部門

(

)

g

( 同

g

ロ ∞

g )

丘 一

なるもの在定め︑費用の一部或は全部が︑かhる原債部門を通過して計算把握される様に工夫設 原債合計とは経営全躍を幾つかの部分経営に分ち︑

定しに原俊合計を意味する︒

︻一 証︼

誌に﹁費用の一部或は全部﹂とは後に遁ぺろ共通費或は間接貨のことであろ︒

以上私は原低記帳あるひは原債合計の意義を稲1詳しく述べたが︑之に依て明らかなる如く︑原俊記帳或は原

債曾計は(一般的に云ふと)客睦計算ではない︒それは客控計算を行ふに必要な基礎資料を供給する簿記

l!

んづく︑簿記に於て中心的地位守占める所の損盆計算ーーに外ならないのである︒もっとも︑原料に闘し機線記

録を行ふ原料元帳の如きは期間計算大ると共に個別計算であると云って宜からう︒

謂ふまでもなく︑客臨計算は原債記帳に依践することなくしても可能である︒然しながら︑これに依践すると

(9)

き客位計算はその計算の昨宜牲を夫の複式簿記の特徴にる機械的な機構によって保障される便宜を得る︒通例五日

々が問題とする原位計算は﹃)の様な複式簿記に立脚しにる狭義の原債計算或は原債記帳にもとづく客臆計算に外

以上原俊計算に閲する三通りのな義を説明したが︑岐に一言しにる如く︑私見に依れば︑原俊計算なる誌は之

等一一一つのな義に川ひられて居る︒而して蕊には(一)の狭義の原位計算が問題となるのであり︑之と簿記的損盆計

算との関係そ吾々以考祭せんとするのである︒けれ

E

も︑その際︑他の二つの意義に於ける原償計算も亦関聯を

もってくること謂ふ迄もない︒

さて上に述べたる如く︑原依計算と旧制盆計算との間には計算形式上の差異がある︒すなはち損金計算は期間計

それは企業に於ける費用・牧盆・利盆を一定期間に係らしめて総量的に計算する︒之に反し︑原債計

立は客舵計算であり︑それは主として投用のみ守容腿に係らしめて計算するが︑屡ミ叉その計算が牧盆及び利盆

に迄及ぶことがあり得る︒

他方に於て雨計算の問に以︑次に示す如き計算時貼にもとづく先兵がある︒すなはち︑既に述べにら如く︑損

簿

}

iマンが一三如く︑その本質上池去の計算

2 R m g m g E

仲 間

2 7

5

oもっとも︑賂来の

簿

Lchmann

, :s

L R.; a .   a .   O. S .   1 7 ‑ 1 8 .  

(前掲拙謀本,

110‑111

(10)

一定期間に開局する費用・牧盆を見積って︑それから将来の期間的損盆を推算する計算がないではないか︑斯かる

(

)

(

)

・ ・

ra z

︐ ・ r E

つ斯くの如き計算制度は企業にとり未記簿記及び原俊計算と封立する程の重要性を有せ宇︑また今後と雄も一般

(

)

的に企業が之在採用するに至るとは考へられない︒

︻ 一証 ︼

︑ ︑ の

J貼について馬場敬治氏が次の如く説明しておろのは正常であろと思ふ︒

今日︑産業脱に於て︑宅なろ相場合ら除く外︑問︑設立が一般に普及ぜざろ︑︑との円以も主なろ問巾は︑皮業般に於て︑小/く

とも︑一定期間の事貨が︑未村い向JJ

ο

05

N丘 一

cロの朕態に山中地ぜざろことに依ろものであろ︒即ち︑産業

胞に於て一定期間の事貨が凡て一様性ら有し之在玲見し符ろ欣態に注ぜざろことが︑右の事貨の最も主なろ問由と凡て宜

からうと思ふ︒::

法業般に於げろ事貨が凡て全く古田口

EZ

︒ ロ ロ ロ

NOさろーが如︑き朕態以︑本来︑産業般の性質に矛盾寸ろものとも云へょ︑フ︒

何となれば︑産業臨が完全に宮丘町門

E S P ‑

一月さろ︑口︑社合経済が均衡欣態に注し︑所詞経済的循環が呪究に賀呪さろ﹄

相場合であり︑明くの如︑さ口︑ほ栄脱の日的とすろ利盆の泊減すろ場合(印ち︑給付の俄椛がその平均原伺に等しくなろ相場

合)であろが︑こぼ注業時一本来の目的

l

即ち︑利潤の獲得ーーーと矛府すろものである云々︒(馬場教授﹁経替与に於げろ

l

限的計算と損益計算の位置﹂1││総替平年報第一加)

簿記が専ら過去計算であるに封し︑原俊計算は或は過去計算大ることもあり︑叉未来計算

(N cr

g

宗 門 め の

} 5

5

)

たることもある︒過去計算たる原位計算のこと

事後原位計位

h ‑

( Z

R

EF

もつ事象が肢に発生せる後に行はれる計算である︒未来計算たる原俊計算のことを事前原債計算つよ件︒=己一P23)

(11)

と稲する︒(未来計算と云つでも未来は結局設測できないから︑事前原俊計算はその内容から云へば一種の現在計

gJ 4R ZH

O

5 5

ぬと呼ぶべきものかも知れない︒)これは事象義生の以前に行はれる計算である︒

制収盆計算および事後原俊計算が過去の合計記録であるに封し︑事前原俊計算は現在或は未来計算である関係上︑

必宇しも合計帳簿に依践する必斐なく︑又それに拘束される必要もない︒それは必歩近似的計算に止まると共に︑

また云はゾ投機的計算であるU

事前原債計算と事後原債計算との関係

事前原償計算と卒後原依計算との関係は失の二姑じついて考察せられ得る︒

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

第一に事前原償計算は其の必要なる計算資料在事後版位計算より供給される︒この姑を説明するにめには︑白

然︑五日々は原依計算の技術的北京異に依る恒別に言及せざるを得ない︒

周知の如く︑即位計算は原債な客位に割賦する計算技術上の差異に依て︑綜合原債計算(口町一ω

c

g E F

O

)

と個別原俊計算(Ng

y

立与一白一色︒ろとに匝別される︒綜合原債計算は一定期間に護・坐しに総原債か雨期間に製g

それに依て客位計算在行ふ方法なりと定義することが出来る︒従って此の計

立か‑行ふにめには苦々は︑先づ︑給付が軍一的性質をもっ十字︑生必姿傑件とする︒同税製品在建続的に生・斥する所

の量的生産の経営(目立号

Z E

一 件

Z g m S E E

丘町ロ)︑印ち例へば銀山︑採石場︑加盟工場︑製徴︑反鍛工場︑

r

限的計算と損益計立との聞係

(12)

Em

LJ qL

D μ

ι J 1

︿ψ

車 右

UU

メント工場︑醸造業︑煉瓦工場︑製粉業︑製氷業等に於ては綜合原債計算が行はれる︒叉交通業に於ても此の方

法が採られる︒之に封し個別原俊計算とは特定の製品身直接封象とし︑個別的に其の原俊守計算する方法であっ

て︑製造指固まH別計算︑請負工事別計算の類は之に局する︒綜合原債計算の行以れる経営に於ては総ての原債は

総ての給付乃至製品に共通のもの(共通費)であるに反し︑個別原俊計算を行ふ経営に於ける原債は相異なる二種

のものからなる︒直接費(個別費)及び間接持R(

)

別し得る原償要素の﹃)とで︑之には其の生産に直接従事する者の賃銀(直接賃銀)及直接消費しにる原料費の外に︑

(

o E O

](}

g )

や含む︑間接投とは多数の指図書に封

し共通して愛生する原債である︒例へば動力投︑設備・機械等の減債償却費及び修繕維持費︑技師・職長・雑役

等の給料・賃銀︑消耗品治史額の如きは之に局する︒個別原俊計算に於ては生産を製造指図書叉は製作俸菜によ

り区別し︑指岡市一一日毎に右の二種の原債を集合算定する︒種類又は規格を異にする多様の製品在製造する個別生産

(

o ZB

N

O

P σ

H F 伊丹守口)︑印ち例へば機械・自動車・自陣車・家具等の諸製作業︑金属加工業・建築

業・土木業・諸般業等に於ては個別原俊計算が行はれる︒

量的生産の経野並に仰別生庄の経替の他に︑系列生産の経伴山(旬︒三島

oE

XF

12

PF

三宮口)なるものがあろが︑之F

門 一証 ︼

は例へぼ印刷業の如く同種製品の一系列づった伺別生注する経皆のこ主である︒系列企庄は例別生産の一向型経と見てよろ

︐ ︑ ︒

a

E

au

w

さて同様製品を縫績して生産する所の︑謂はゆる且主的生産の経営に於ては︑目以近に行へる事後原債計算が︑

1) 商工行財務官官理委員合「製造原mm' Z-i:jfl~則 J,昭和 121j! 参照.

(13)

iつくり其佳︑事前原債計算として路用せられる︒元もこの場合︑

l

Mの云ふやうに︑吾々は時折何等か

統計的な計算をやって見て︑過去に於ける事後原俊計算が依然事前原俊計算として安蛍であるか

E

うかを吟味す

之に封し個別生・庄の経営に於て似事前原位計算は︑本来︑事後原債計算から猫立してゐる︒然し此の場合にも︑

一製品の事前原位計算に針して︑之と同種或は類似の製品につき過去に於て行へる事後原債計算︑が多かれ少かれ

参考となることは疑ない︒これは就中︑間接投割賦卒や利盆附加卒や鼠濁費について然りである︒

︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

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︑ ︑

︑ ︑

︑ ︑

第二に事前原償計算は事後原債計算に依て統制

(E 55

一 一 一 ︒

5

じされる︒既に述べにる如く︑事前原債計算は現

在或は未来計算である関係上︑必中しも合計帳簿に依捺する必要なく︑叉それに拘束される必要もない︒それは

必・?近似的計算に止まると共に︑叉云はゾ投機的計算である︒従って事前原債計算の計算針象となれる事象が終

結しに院には苔々は克に事後原位計算をやって見て謂はゆる﹁事後原債計算に依る事前原位計算の統制﹄を施さね

J

ばならないのである︒

断ろまでもなく此の相場合の事前原的計算及び卒後回的計算︐仏いづれも同一製品についての計算であろ︒

︑ ︑

Ja次に簡単な一例に依て︑事後原位計算に依る事前原俊計算の統制を説明しよう︒

︻ 一託 ︼

京 一

1

1 7

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ノ 五 一 一

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Lehmann

, 

1

1. 

R.; a .   a .   O. S .   142‑I43

・(前掲拙謀本,

156‑157

Hasenack

, 

¥V.; Das Rechn

l1

ngswesen d e r  Unternehm

l1

ng

, 

1934

, 

S .   5 8 .   Lehmann

, M. 

R.; a .   a .  O. S .   4 1 .  

(前掲拙謀本,

38

G r c i f z u

, 

J . ;   Die Kalk

l1

l a t i o n   i n   d e r  Tnd

l1

s t r i e

, 

I933

, 

S .   3 I .  

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4

(14)

3

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r J I

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1

5

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5

000

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1

000 

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' /   ' /   1 

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1 /   1 /   0 . 5 0   ' /   500 

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7

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r

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lH

直接労・1t5 ,000 マ yレグの 350~の

17

500  ' /  

24

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yレグ

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30

000 

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5

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4

HH

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1 1 ;  

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5

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マルグ

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原 料

X 550

キログ'ラム キログラム常リ1.

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1レグ

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45

yレグ

J

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l

J

' i の 利 益

555

マルグ

44a 

‑ 一 二

H・

(15)

この例では事前原償計算と事後原俊計算とは数量計算︑計算債務の計算︑間接費の割賦に於て夫々小品川異を牛一じ︑

結局雨者の利盆が著るしく相山持する事になってゐるが二般に雨計算の差異は突の諸原因に依て生守るのである︒

( 一 一 )

事前原俊計算に於ける計算上の訣謬︒

ハ 一 一 )

(

)

ハ 二 一 )

操業皮の後化(これは間接投の制賦卒となって綴れる︒例へば事前原債計算には諜定的割賦卒])円

0

・ 号 汁

R S

E 一 口 丘

2 2 5 p 件 ︒ ι Z E O H H E

を用ひ︑卒後原債計算には宜際卒

R

RZ mL 58

を用ふる如き場合︒)

( 四 )

原料及び弊働についての節約或は浪長︒

卒後原位計算に依る事前原位計算の統制は︑之一位寸雨計算を比較することに依り︑就中右の(四)の原因に基く計

非上の差異を見出すことを目的とするものである︒

第 三 節

事後原債計算と損盆計算との関係

次に卒後原位計算と損盆計算或は簿記との関係について述べる︒

前はゆる原依計算制度を採用せる経営に於て︑十午後原俊計算は︑直接に︑それの基礎資料たる損盆計算(原位記

阪乃至原債合計)に頼る︒すなはち︑この場合には事後間位計算と抗盆計算とは︑同一の計算要素ハ費用および牧

盆)そ同一時鮎に於て︑前者は給付原杭的に後者は矧間的に計上する︒これに反し︑事前原慎計算はその様な拐盆

原似計算と損益計算・との聞係

(16)

a

J

計算と直接には関係をもに歩︑従って直接には封比すべきではない︒

事後原債計算と損盆計算とは相互依存の関係にある︒依て以下五日々は雨計算の関係を

( a )

前者が後者に依存す

る関係及び

( b )

後者が前者に依存する関係に分って説明するであらう︒

a .  

事後原慎計算が損益計算に依存する関係

事後原慣計算の損盆計算或は簿記に封する依存関係を説明する場合にも亦前に述べ大原俊計算の技術的差異に

依る匝別が問題となる︒印ち︑五日々は綜合・個別雨原俊計算の簿記に針する依存関係如何を述べねばならない︒

yi いま之を簡約して記せば突の如くである︒

( 一 )

綜合原償計算に於ける総費用は簿記(印ちその損盆計算)に依て奥へられる︒

( 一 一 )

四 H a

百買

T

R u

u h

M U

U 4

1

5

4 λ

7 I

E +

M M

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t

一般に︑直接設は簿記に頼ることなしに︑製品毎に直接に数量並に低値計算

しなければならない︒但し原料元帳の記入が直接原料費の計算を援助することは疑ひない︒叉︑直接費の一種

大る特別費(躍濁費)は全く簿記に依て典へられる︒他方に於てこの場合原債計算は間接費を︑そして普通は︑

その割賦尺度を簿記から供給される︒印ち︑間接賓の賢際奉公♀

5 }

)

(

E

円 ︒

)

も結局は原債合計に基いて算定されるものであると云ってよい︒

之等の諸鮎に関する説明は下記の拙著で行つにが故に蕊にはが刊略寸る︒葱には︑ky︑拙著中充分に述べ得な

かった一事項を迫加説明して泣きたい︒その事項とは間接賓の吉際夜・に依る割賦と珠定率に依る割賦との立義並

Lchmann

1.

R.; a .   a .   O. S .   223. 

(前拐

1

1H

249

頁)

Schmalcnbach; Dcr Kontcnrahmcn

, 

4 A u f l .   1 9 3 5

, 

S .   6 .  

拙者「工業簿記の研究

J

昭和

1 2

2 B ‑ B 5

2 )  

(17)

に雨者の関係の問題である︒

(

5 ‑ E H O )

92 'ι 22 BE

E Z )

を使用する方が合理的なることは何人も認めるところであらう︒人ーその合理的である理由を列記すれば究

( 一 )

間接設は直接設の如く直接には把握することが出来ない︒邸ち先づそれの総額(例へば一ヶ月分)を算

定し︑然る後これ在製品軍位に割賦するのである︒ところが︑間接費の総額は月末にならなければ判明しない

から︑月の中途に於てその製造が完成しにる製品の生産費を算定するには︑間接費だけは賞際の愛生額を持つ

てくる諜には行かない︒印ち︑この場合行はれる原債計算は本来︑事後原債計算であるにも拘ら宇︑而もその

間接投の割賦のみは事前計算に依ることを偽儀なくされるのである︒

夏に直接投・間・抜費全部に亙って事前原債計算密行ふ場合には︑間接費設定割賦卒の必要なること謂ふ迄も

; ︑

odj

i u )

経径の・即日産能力が充分に利用せられ︑その操業皮が理想に近い欣態に達した場合に於て始めて間接費

三定期間分)が漏れなく製品に割賦されると仮定すれば︑理想朕態に達し得ない個々の場合の間接費について

は多かれ少かれ割賦漏そ生?る筈である︒従って木月後・注し大官際の間接費在其催︑漏れなく製品に割賦する

様に計算することは不蛍であると云はねばならない︒

原位計算と損益計算との聞係

参照

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