第18回静岡大学技術報告会にあたって
著者 伊東 幸宏
雑誌名 技術報告
巻 18
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発行年 2013‑03‑12
出版者 静岡大学技術部
URL http://doi.org/10.14945/00007121
巻頭 言
第
18回
静岡大学技術報告会 にあたつて静岡大学長
伊東幸宏
この技術報告会 は、平成6年度 に技術職員の組織化 のために各部局 に技術部が設置 されたのを機 に、平成
7年の第 1回か ら第3回まで はそれ ぞれ の技術 の発 表 の場 として東西別 々に開催 していま したが、第4回
か らは合 同で開催す るよ うにな り今 回第 18回を迎 え ま した。さらに今回は、全学の統一の組織 としての静 岡大学技術部 が発足 して第1回日とな ります、そ して 今 回 も他大学 の参加 も得 て開かれ た報告会 となって お り、参加者 は発表者、聴講者合 わせて 50名あま り になっています。
大学 に置 け る技術部 の役害Jは法人化 も含 めて進行
してい る大学改革 の流れ の中で増 々重要度 を増 してきています。大学 の基本的機能 は、
教育 と研 究そ してその成果 を社会 に生か してい くことつま り社会貢献です。さらにこの 三つの機能 を効率的かつ機能的に発揮 できるよ うな大学運営が求 め られています。技術 職員 も大学の一員 であ り基本的には教員 と全 く同 じく、教育、研究、社会貢献、大学運 営 に関す る責務 を負 っています。
中で も教育 に関す る責務 は非常 に重要です、大学は基本的に教育機 関であ り、その構 成員 は教員だけではな く職員 にあって も教育職である と自覚す るべ きであ り、とりわけ 技術職員 は学生 と直接ふれ あ う機会が多 く、学生に大 きな影響 を及ぼすポジシ ョンにい る と思 つています。研 究の支援業務で も学生 と触れ合 う機会 も多い ことか ら、日頃の業 務 を通 して よ り多 くの学生の質の高い学び を支援 していただきたい と思います。
それか らも う一つ技術職員 の皆様 に期待す る役割 として、最先端 の設備 、機器 な どの 維持・管理・活用・支援 です。これ らは大学の設備 、機器 であ り国の予算で整備 した国 民の財産ですか ら、大学の教育研究に活用す ることは もちろんです が、地域 の財産 とし て も地域 に開いてい くべ きであ りそのた めの支援 を技術職員 に多い に期待 してい る と ころです。大学の円滑の運営のために も技術的支援 も重要度が増 してきています。
また、大学の業務 は、多 くの情報 システムに支 え られています 、それ らの情報 システ ムを最適 に稼働 させ、今後 さらに洗練 させ ることが必要です。そのためには高い技術 を 有す る技術職員 の支援 が不可欠 です。この よ うな期待 に答 えるべ く一人一人が 自分の技 術 を高めるだけでな く、技術や情報 を共有 してい くことが重要だ と思います。技術や情 報 を共有す ることによって組織全体の技術力 を高めることができる と考 えます。そ して この技術報告会 は技術や情報の共有のための有効 な機会 の一つ と認識 してお ります。
技術部 は一つの組織 とな りま したが、普段 は静 岡キャンパ ス、浜松 キャンパスに離れ て仕事 を してお ります ので、この よ うな機会 に人的交流 も深 めていただきたい と思いま す。 ともに切磋琢磨 できる仲間を増や し、高い意識 を持 った技術職員、教員、事務職員
が三位一体 となって よ り良い大学 を作 つていきたい と思います。
いま、大学で IDはフロッピーデ ィスク と思ってい る人は居 ないで しょう、faculty developerで す が 、SDと 言 うとカ メ ラの 中 に入 れ るカ ー ドを思 い浮 か べ ます が SD(star developmenthと は、大学等 の管理運営組織 が 目的、 日標 の達成 に向けて十分 機能す るよ う管理運営や教育研究支援 に係 る事務職員、技術職員 またはその支援組織 の 資質 向上のために実施 させ る研修 な どの取 り組みの総称 とされています。今 回の技術報 告会 もSDの一環で もあると思 つています。また この中で今 回SDを取 り上げた報告 も あると聞いてお り、大変有 りがた くまた うれ しく思 つてお ります。今回の技術報告会が
SD活動の一つの具現化 の場 となつて この報告会が実 り多い もの とな ります ことを願 つ ています。