米国社会保障制度における老令および遺族年金制度 の変遷
その他のタイトル Past Amendments to O. A. S. I. in the Social Security Act of America.
著者 川元 英二
雑誌名 關西大學商學論集
巻 1
号 6
ページ 567‑608
発行年 1957‑03‑10
URL http://hdl.handle.net/10112/00021851
567
り
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によって︑アメリカ合衆国全土にわたる老令年金制度が︑広範な範囲の被用者│ー後に自家営業者
これとともに同法により︑ にも拡大ーーに対して設定された︒
邦政府が州の失業保険制度に大々的に協力し︑また諸種の方法による貧困者への扶助︵老令扶助・盲人扶助・罰子
福祉︶につき︑州政府へのその補助を大幅に拡大したのであっ氾︒拙稼はこれ等のうち︑その対象を老令年金制度
に限定して︑少しく研究を試みたものである︒先ず﹁ほしがき﹂で変遷的にみた同老令年金制度の輪廓を描き︑つ
いで加入範囲︑年金の支給︑保険税および財政の順に︑各項目について︑数回にわたり行われた改正の諸点に触れ
なお一九三五年の当初の法律と一九三九年の改正については︑
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一九五
0年の改正については
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ながら筆を進めてみよう︒ 一九三五年八月―•四日ルーズペルト大統領が署名し、
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失業保険および公的扶助両制度も確立されて︑
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米国社会保障制度における
老令および遺族年金制度の変遷
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一九五二年および一九五四年の 元
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65
一九四九年版によ 一九三七年一月
l日から実施された社会保障法
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同制度は一九三九年急激な改正をみ︑その名も
米 国
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変 遷
︵ 一
︶ ︵
川 元
︶
改正についてほ︑米国社会保障庁の主任アクチュアリー
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④
号に寄稼した論文﹁社会保障法に対する一九五四年の改正﹂により︑主として調査したが︑その他諸種の著書も参
考とした︒特に文献を明記しないものほ︑その所属時期にしたがい︑それぞれ上記の三文献によるものである︒
さて一九三五年制定の法律で老令年金制度
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者に終身年金を支給するもので︑地城的にはアラスカおよびハワイをも入れた全国的なものとして︑また割合最近
含められた加入職業の若千のものは別として︑すべて強制的に適用された︒同制度に初め含められた加入範囲は被
用者だけに限られた︒そしてその雇主および被用者はともに賃金俸給に対するある割合︵当初は雇主・被用者それ
ぞれ一形︶の保険税を払うべきものとされた︒後に加入範囲に加えられた自家営業者も同様に︑税率は違うがその
所得に対し或る割合の保険税を払うべきものとされた︒低所得グループが高グループの費用で少なからず利益を受
け︑また同制度の初期に年金の支給を受けた老令者は設定後長い年月を経てから支給を受ける老令者よりも自己の
払込んだ保険料に比べ桓めて多額の年金を受けるとはいえ︑このようにして同制度は元来保険制度であって救済制
固度ではないといわれている︒
﹁老令および遺族年金制度﹂
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略して
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と変更された︒その改正の主な点は前法ではただ退職労働者本人のみが年金を受けたので
あるが︑改正法では被扶養者も︑また本人死亡の揚合には遺族︵寡婦・遺児・或る場合には両親︶も年金を受ける と称された制度は︑六五オになった退職労働 が︑米国アクチュアリー会々報一九五五年
← 上ノ
.569
アイランドが含められた︒ 外の自家営業者は農業自営者をも含めて莫大な数に上った︒
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百 万
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ことになったことである︒当時の加入者は約三三百万人で︑全有給被用労働者の五分の三と推定されている︒
当時の法律では被用者でも適用を受けぬものが上記の割合が示すように多数に上ったことはもちろん︑加入範囲
一 九
五 0 年再び法律が大改正︵一九五一年一月一日実
施︶されて︑それまで除外されていた被用者の一半が加入範囲に加わるとともに︑非農業自家営業者も自由職業者
⑧を別としてほとんどみなその中に入ることになった︒これによって約一
0百万人が加入範囲に加わるものと推定さ
れた︒またこの改正で年金額の水準が平均七割以上も増加し︑支給停止規定も寛大化された︒また保険税および年
金額計算に関係の深い最高賃金ベースの引上げや︑財政的基礎の確立化や第二次世界大戦後の軍務服役者に対する
報酬および保険税免除加入に関する特典附与も図られた︒なお地城的にはこの一九五 0 年の改正でプエト
よびヴァージン
一九五二年に︑比較的重要性が少ないとはいえ︑修正がまた行われた︒その主要な点は小額ながら年金水準の再
度の引上げ︑支給停止条件の引き続いての緩和等である︒
一九五三年に新設の教育保健福祉省と下院政策委員会
(H ou se Wa ys n a d M ea ns Co mm it te )
により多くの重要
な研究が行われ︑それによって一九五四年の改正が施行された︒これにより加入範囲がさらに拡大され︑
人が同制度の保護下に新に入った︒また年金額の水準の三度目の引上げ︑最高賃金ベースの引上げ︑支給停止規定
の再々の寛大化︑瘤疾に関する条項の導入︑財政的基礎の改善化等が図られた︒
註
( 1 ) ( 2 )
Jo se ph
B
.
Ma cl ea n"
Li fe In s u r a n c e ,
19 51 , P. 55 7
Do me ni co Ga g l i a r d o : Am er ic an So c i a l I n s u r a n c e ,
19 49 , P. P.
74ー136
米 国
社 会
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老 令
お よ
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︵ 一
︶ ︵
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入
範 囲
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変 遷
( ‑
) ︵
川 元
︶
一九
四
(3 )S id ne y H . A sc h"
So ci al Se c u ri t y , 1 9 5 2 , l ? . P . 17 13 0 (4
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Th e 1 95 4 A me nd me nt s t o t he So c i al Secur
it y A c t" , Tr a n sa c t io n s , S o ci e t y o f A c t ua r i es , 1 9 5 5 P . , P . 6 91 88 (5 )D . G ag li ar do : i b i d . , P . 74 (6 )D . G a gl i a rd o
" i b id . , P . 1 1 1 (7 )D an M. Mc Gi ll
"
Pe ns io ns , P ro bl em s a nd Tr en ds , 1 9 5 5 , P . 9 (8 )C ar ro l B oy ce : Ho w t o P la n P e ns i o ns , 1 9 5 0 , P . 22 7
被用者の定義︑加入範囲からの除外者
アメリカの社会保障制度における老令年金制度には︑当初の法律では被用者だけが加入するものとされた︒被用
者とは仕事の種類・性質・方法につき雇主の意思と統制に従うべき者であり︑会社の幹部も含むものと定義されて
⑨い る
︒
しかし外廻り販売人︵生命保険外務員を含む︶ククシー運転手︒その他手数料制度での被用者は︑
八年の議会を通過した
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れ︑同制度に含まれぬことになった︒また被用者でも連邦および州庁職員︑鉄道職員︵鉄道退職法にて保護される︶ により︑それまでの国税庁の規定や最高裁判所の判決がくつがえさ
宗教・教育・慈善その他非営利機関の職員︑農業労働者︑家庭使用人︑臨時労働者は同制度の保護の範囲に入らず︑
二︱オ未満の籐主の子女︑妻或いは両親は︑その雇主の家庭で働いた場合同制度に含まれていなかった︒また被用
者でない自ら農場や事業所を所有して耕作し営業する農業自営者︑商工業自営者および自由職業者という大きな部
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門も除外されていた︒これ等の除外は管理上および憲法上の考慮に基づくものであった︒このようにして当初の加
六四入者は全被用者の五分の三の約三三
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万人であったが︑
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数 三 四
0 万人に上った︒
人万
゜
5 4加入範囲の改正
このように高い割合の被用者が除外されていることは不公平であり︑民間会社の恩給制度が急速に発展して来て
いた折柄でもあり︑殊に政府の制度の下にあって︑労働者の従事する仕菓の種類によりこれに年金の与えられぬも
のがあるべきでないとの感情も強まった︒また自家営業者からも加入要望の声が強く起った︒この間任意選択加入
︵州政府職員および非営利機関職員に対するもの︶と常傭︵家庭使用人︒農業労働者・臨時被用者に対するもの︶の ^ 観念が導入された︒また一九四七年秋社会保障審議会が上院財務委員会によって組織され︑現存社会保障制度のあ
米 国
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保 障
制 度
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老 令
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金 制
度 の
変 遷
( ‑
) ︵
川 元
︶
第
1表
O.A.S.I.未 加 入 者 表 自家営業者(非農業)
連邦政府職員 州および地方庁服員 農 業 自 営 者 , 同 労 慟 者 宗 教 教 育 慈 善 そ の 他 非 営 利
機関職員家庭使用人
270 290
810
180
鉄 道 職 員
140 Hugh 0‑neil: ihid, P. 95
ハ 五
一九四四年の推定によれば未加入者は︑次の通りで︑総
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第2.J</JII入範囲改正と加入者増加数
1950年改正によ1954年改正により含まれた者り含まれた者(1) (2)
自家営業者(非農業)465
股業労働者
85 210農業自営者 ゜
360家庭使用人
100 20 連邦政府職員25 15 州および地方庁職員145** 350* 宗教教育その他非営利機関職員60* 25* 合衆国外の被用者15 10 *漁
師5新定義による初用者44 プェトリコの被用者40 合計975 995
第(1)欄R.J. Myers: The 1950 Amendments to the Social Security Act", Transactions, Society of actuaries, 1951, Vol.][No.5, P.9 第(2)欄R.J. Myers: ibid", T.S.A., 1955, Vol. VD, P.75 *印任意選択第(1)欄数字は1950年改正による新規加入職業で働らく各週の人の数を一週に平均してみた数字であり,第(2)欄は1954年改正による新規加入職業で働らく一年間の人の数である。第
(1)
欄の数を第(2)
欄のような方法で観察するとき合計数で約30彩多くなるようである。(本文参照)2
家営業者を合せ各週を平均して四七
00
万 人
︑
六七
一九五四年の改正により︑最後まで残されていた農業自営者が含められ︑また一九五 0 年の改正でも一部分残さ
れていた家庭使用人および農業労働者が資格要件の寛大化により強制加入となり︑さらに州および地方庁職員の任
意選択加入者も大量にその保護下に入ることになった︒一九五四年の改正前には
一年にわたってみれば六 000 万人に及ぶものであったが︑この改 a
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正によって一九五五年現在で一年間を観察して推定一 000 万人が加った︒それで今日では所得のある被用者の九 n
h u
0
彩が同制度の保護下にあることになった
J個人企業経営者、自由職業者(弁護士・内科医・整骨治療師•もみ療治師・キリスト教信仰療法医・検眼医・獣
6医・開業技師・建築士・葬儀屋・会計士︶裁縫師・行商人のような自家営業者は除外されていたが︑一九五 0
年 の
改正後︑自由職業者を除いて専業副業をとわず加入することになった︒これは所得税の申告にもいまや慣れて来て
餅u いるのでその数字を
0 A
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の申告にも利用できるからであった︒この場合純所得が一四半期一
00
ド ル
或 い
は 一
⑳
カ年通算四
00
ドル未洞の者は同制度の受給資格条件にて考慮されない︒一九五四年の改正ではさらに加入範囲が
逼拡大されて弁護士および開業医以外の自由職業者は全部含まれることになっ t
農業自営者
農業自営者も一九五四年の改正法によって他のすべての自家営業者と同一の一般的基準で加入することになっ
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1
自家営業者︵非農業︶ 加入範囲除外職業における変遷
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加入者は被用者および自
5 4
3米 国
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︵ 一
︶ ︵
川 元
︶
︑ レ
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ノ
た︒ただしその総収入が一年につき一八
0
ドル以下の農業自営者は特種の簡略な方法をとり︑その総収入の五〇 0
%を所得として用いることができる︒総収入が一八
00
ドルを超えながら純所得が九
00
ドル未満の場合には︑便
爪
幻3
宜上九
00
ドルの所得があるものとして報告し得ることにしている︒
州および地方官庁職員
一 九
五 0
年前の法律でほ州および地方官庁の職員は加入できなかった︒
個の退職制度に加入していない場合に限り︑州および各職域単位︵管理部門別・地域別・職種別その他︶の雇用先
⑳ ⑫
の希望で加入可能になった︒
連邦政府職員
一九五四年の改正法ではたとえ別個の退職制度に加入していても消防夫と警察官を除 き加入できることになった︒ただしこの場合州および職城雇用先の希望とともにその職員の投票による多数決が必
^
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要とされた
C前⑫
一 九
五
0 年の改正法により初めて︑別個の退職制度に保護されていない約二
0
万人︵全部の約二五%︶に上る連 邦政府職員の大多数が加入範囲に含められた︒これには臨時職員︑テネシー
険会社の職員も含められた︒
家事使用人
オーソリテーや連邦預金保 一九五四年の改正法では僅かながらこれに残された人々も︑殆んど全部加入できるこ とになった︒それは主として臨時国勢調査員と郵便局臨時職員である︒
一九五四年の改正法ではいわゆるKaplan
⑳委員会が行った別個退職制度加入の述邦政府職員に対する0ASI参加勧告には何の立法措置もとられなかった︒
一 九
0 五
年の改正で新に家事に常傭的に働いている約一
0
0 万人︵これはこのような人々全部の約半数︶が加入
一 九
五 0
年の修正法でそれ等の職員も別
六八
7 6 することになった︒それは女中・料理人・洗濯女・庭師・自動車運転手その他の個人の家庭に働らいている者であ る︒そして
OASI
に加入されるためには一人の雇主に対して常傭で働らき︑
れていることを必要とする︒ある四半期に二四日間働らき以上の条件を満たすときその四半期と次の四半期は常傭
と 看 な さ れ る ︒
一家庭以上に傭われた労働者は少くとも一家庭に対して必要な常傭条件を充たさねばならない︒
四半期に二人以上の雇主の各々に対して二四日の条件と五
0
ドルの条件を満たす揚合にはこのような雇主の各々か
洲
らの現金賃金がみな年金額の決定に考慮される︒
一九五四年の改正で常傭の条件は取除かれ︑ただ五
0
ドルの規定だけが残されることになった︒
宗教・教育・慈善その他非営利団体の職員
六九
一 九
五
0年の修正で新に六
0
万人の宗教・教育・科学・文学・慈善その他非営利機関︵一部の牧師・宗教関係者 を除く︶の職員が任意選択で加入できることになった︒しかし雇用先と職員の三分の二が加入について選択しなけ ればならない︒このような条件を充たしても例えば正規の学生の大学への仕事︑インクーン学生の病院での仕事な
8 ⑫
どはこの対象に入らない︒加入されるためには一四半期最低五
0
ドルの所得が必要である︒
一九五四年の改正で牧師や宗教団体の職員はその所得が自家営業者の所得と看傲されることになり︑自家営業者 と同様一カ年四
oo~
ル以上の所得があれば加入できることになった。ただし加入資格を得てから二年以内に選択
⑳
するを要する︒この独特の方法は教会と国家との分離の問題からとられた︒
農業労働者
一 九
五
0年の法律で以前は全然加入できなかった被用農業労働者の殆んど半分︵各週を平均して︶が加入するこ
米国社会保障制度における老令および遺族年金制度の変遷(‑)︵川元︶一四半期に現金で五
0ドル以上払わ
9
軍務服役者特典
8そ の 他
米国社会保障制度における老令および逍族年金制度の変遷︵一︶︵川元︶
一人の雇主からの一カ年の賃金が とになった︒加入のためには常傭を条件とする︒農業労働者や農場で家事を手伝う家庭使用人は一四半期を継続的 に一人の雇主のために働らき︑その後も続いてその雇主の下で働らくならば常傭と考えられる︒最初の四半期の間 だけの仕事では
OAS!
に加入されない︒次の四半期はその間に六 0 日を専業で働らき最低所得五 0 ドルあるなら
ば加入となる︒農業労働者は必らずしも農場の仕事をしなくともよく︑例えば鶏卵の孵化・茸の栽培採取・灌漑用
水の仕事をしていてもよい︒農業協同組合に雇われて収獲の仕事をする人は商工業の被用者と同様にみられ常傭の e
6要件を必要としなかった︒
一九五四年の法律ではこのように複雑な常傭の要件を必要とせぬことになり︑
ーD
1 0
0 ドル以上あればよいことに単純化した︒
外国でアメリカ人の雇主の下に働らいている合衆国々民も一九五 0 年の法律で新に入ることになった︒さらに一
九五四年の改正によってアメリカ会社の外国の子会社に働らく合衆国々民も任意選択によって加入できることにな
った︒沿岸や柩く小さい舟で働らく被用漁師も加入できることになった︒ 一九五四年の改正によって家庭で物品を
製造し加工する労働者のグループも被用者として加入することになった︒このグループは以前にはその所得が充分
d .
B
に大きい場合自家営業者として加入していたものであった︒
一 九
0 ドルの所得があることとし︑そ 五 0 年の改正によって一九四 0 年九月一五日後の軍務服役者を一カ月一六
れに対する保険税を無税として加入させることになったが︑この規定は一九五三年延長されて一九五五年六月末ま
七〇
0
万人増加するものと推定されている︒ での服役をも入れることにした︒ 一九五四年の改正では別にこの規定に触れるところはなかった︒また軍務服役者
は他の被用者と同様の一般的保険税を払って加入すべし︑ 閲 が取られなかった︒
臣p l a n
委員会の勧告に対しても︑何の立法措置
OASI 制度はまだあらゆる人をその加入範囲に入れたものとはいえないが︑
七
ー カ
年
一カ月について二五ドル或いは いまや達し得る限りの広い範囲の
人を包含するものとなった︒しかし同制度の過去における加入範囲が不完全であったのと︑年数がまださほど経て
いないためとで︑現在六五オになっている人のうちの過半数が OASI 年金を受ける権利を持っていない︒それで
OASI 年金を受ける資格なくして退職した六五才以上の人をみな同制度に含め︑
三五ドルの一率の年金を与えたならばとの提案がなされている︒
この提案の理由はそのような人達の労働力への参加は同制度の開始前に行われたということ︑或いはもっと不都
合なことに
OASI
加入職業で働いていなかったということである︒この提案を実行すれば OASI 受給者は五〇
上記の二五ドルというのは一九五四年改正前の 0ASI 最低年金月額であり︑三五ドルというのは一九五四年改
正の同最低年金月額よりも五ドル多いもので︑また老令扶助
( O
A A
) に対する現行連邦政府補助金の限度なので
ある︒推定によれば六五オの退職者全部に毎月三五ドルを支給するとせば同制度の現在のコストが一四億ドル増加
する︒しかし上述の提案を実行すれば現在老令扶助を受けている老令者が OASI に移行することになり︑
米 国
社 会
保 障
制 度
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老 令
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金 制
度 の
変 遷
( ‑
) ︵
川 元
︶
斡
加入範囲についての︱つの問題
と の
註
( 9) ( 1 0 )( 11 )
米国社会保障制度における老令および遣族年金制度の変遷(‑)︵川元︶
に約九億ドルという連邦政府の老令扶助補助金が節約されることになる︒
一方上述の提案は種々な論拠で反対されている︒最も強い反対の一っは︑ OASI では賃金に比例する保険税を
負担せねばならず︑年金額も賃金に関連あるものになっているという一般観念が︑以上の提案の実行により害われ
るであろうということである︒また同制度の恒久的原則は︑現在保護されていない老令者に関する一時的問題を解
決するための妥協により︑害わるべきでない︑ というのである︒また自分の年金に対しては保険税を払った現在の
老令者に不公平であるというのも反論の︱つであるが︑この反対は︑ 現在老令年金を支給されている人々が自ら負
担しまた雇主がその人々のために払った保険税は︑結局支給されるであろう年金総額のわずか四%に過ぎないこと
をみるとき︑その力が薄くなるものといえる︒さらにまた連邦政府がこの提案の実施により老令扶助補助金を廃止
すれば︑連邦政府の拘束から解放され︑自分の州の扶助金は自分で賄うようになった州のなかには︑昔の貧民法の
実施に戻るものもあるかも知れない︑ という懸念も反対の根拠に挙げられている︒
D .
G a g l i a r d o : i b d i . , P .
75
C.
B
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i b i d . , P .
226
D .
G a g l i a r d o : i b i d . ,
P .75
一九
一
1一七ー四七年の加入雇主数および労慟者数の統計が同上書に掲載されているから次に紹介する︒同表で一九一二九年
以降の労働者の増加は明かに戦争に影響されたものである︒もっとも雇主数は一九四七年以外は多少の浮動はあっても
著しい増加のみられなかったのが目につく︒
七
( 1 7 ) ( 1 8 )
( 1 9 )( 1 2 )
( 1 3 )( 14 )
( 1 5 ) ( 1 6 )
七
D.
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4 7 ,
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D.
Gagliardo:
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. ,
P .
98
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bi
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, P
. 7
5
後掲の受給資格者総数︵第
6
表︶をみるに一九五三年で六六五
0
万人となっているので︑My
er
s のこの六
000
万人 という数字は内輪に過ぎると思われる︒第6表の文献の統計表の数字も所管庁の資料による由であるし︑また前後の数 字からみても︑誤植とは思われない︒しかも第
6
表の数字は受給者資格数であってみれば︑加入者数は六六五
0
万人を上廻っているはずである︒なお一九五四年の改正によって加入者はさらにこれに推定一
000
万人加ったわけである︒D.
M.
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Gagiiardo"ibid.,
P .7 5
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.,
P.
99
なお所得税はアメリカでも前には前年の所得に対する課税方法であったが︑一九四三年に談会で致金俸給への源泉課税
︵その他の所得は予定額に対する課税︶を採用した︒これは戦争という非常時に際して実験的に行われたのであるが︑そ の後根本的変更なしに行われて来ている︒
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47 4
) 米国社会保障制度における老令および遺族年金制度の変遷(‑)︵川元︶
O. A. S. I.
加 入 者 統 計 年
1雇主数 1労働者数万人 万人
1937 242 3290 1938 224 3182 1939 237 3375 1940 250 3539 1941 265 4100 1942 │ I 266 4636 1943 239 4766 1944 247 4630 1945 261 4639 1946 304 4980 1947 334 5000
I
D. Gagliardo: ibid., P. 111
ー 米国社会保障制度における老令および遺族年金制度の変遷︵一︶︵川元︶
^
^
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34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20
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被保険期
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)
受給資格の決定には﹁被保険期﹂という OASI 特有の技術語が中心となっている︒被保険期とは暦年の一四半
裔n 受給資格条件
年 金 の 支 給
七四
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も受けることができる︒ 例 外 は あ る が ︑
七五
期(各々三月末•六月末・九月末.―二月末までの三ヵ月)でその賃金が五
0ドルあったものをいう。自家営業者
では後述のものを除いてこれに属すべき所得が一四半期に一
00
ドルあるものをいう︒自家営業者は若干の小さい
一 四 半 期 の 所 得 が 一
00
ドルなくともその一年の所得が四 00 ドル以上あれば四被保険期を取得し
たものとされる︒ 一年の賃金が四二
00
ドル以上の人をも同様に取扱う︒自家営業者に似た特別規定が農業労働者
嶺に適用される︒その場合には被保険期は一四半期の所得よりむしろ年所得額によっている り
2受給資麟
受給資格には完全と当座の二種類がある︒完全受給資格
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があればあらゆる種類の給付を
受けることができるが︑当座受給資格
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)
では加入者が死亡したときだけ給付を受けるに
とどまる︒完全受給資格者が死亡の場合には︑当座受給資格者が死亡の場合その遺族が受ける給付を︑前者の遺族
当座受給資格
当座受給資格は死亡した四半期以前一三期︵死亡の四半期を入れる︶のうち六期が被保険期であるとき取得する︒
これは一九四六年の規定の変更によるもので︑同年ご一月末以前には︑死亡した四半期の直前︱二期︵死亡の四半
期を除く︶のうち六期が被保険期になるを必要とした︒この変更で当座受給資格は幾分取得し易くなったわけであ
60▼B る︒なお被保険期は特定の順序で取得する必要は別に存在しない︒
以上の規定により新規加入者は加入の時から引き続き六被保険期を得れば一年半で当座受給資格を得る︒この場
合その後六四半期の間連続して被保険期がなくとも当座受給資格を失わないが︑それを過ぎたとき被保険期を得な
米国社会保障制度における老令および遣族年金制度の変遷(‑)︵川元︶
︵口
︶
米国社会保障制度における老令および遺族年金制度の変遷(‑)︵川元︶
完全受給資格
一九三五年制定当時の法律には見出せないところの被保険期という要素を導入した受給資格が初めて設けられた
のは一九三九年の改正法からであり︑その後の改正はこの形式を基本にしたものであるが︑
五四年の各改正では︑従来の完全受給資格条件への代替条件がそれぞれ規定された︒
完全受給資格取得には加入者の年令ニ︱オを中心にして二つの場合がある︒またこれ等各々に対して加入者の六
五オまで生存のときとそれまでに死亡のときとの二つの場合がある︒
一九三六年末後にニ︱オになった人はニ︱オから起算して四 0 被保険期を得ることは基本的要求である︒こ
れ等の人々は継続的に雇用され︑その四半期がみな被保険期であるならば最短一 0 年で永久完全受給資格
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を得る︒永久とはその後は被保険期を得ずとも完全受給資格を永久に喪失しないこ
とを意味する︒
一九︳︱‑六年︱二月にすでにニ︱オになっている人の場合は︑
n u l l
“社•Un
四半期までの間の期の総数の半分以上が被保険期であり︑且つ最少六被保険期を取得したとき永久完全受給資格を
得る︒この場合四
0被保険期がなくとも永久完全受給資格の得られる人は︑
dr
U
った人である︒この規定により同上日後三年で六五オになる人は被保険期を得たときいつでも永久完全受給資格を
得る︒また同上日後六五オに至る間が二〇カ年を超える人は︵イ︶同様四
0被保険期を得次第永久完全受給資格を得
る︒これと同時に上記の﹁半分の数の被保険期﹂の条件は適用されない︒
nent ly fu l l y in su re d s t a t u s )
︵ イ ︶ b ければ同資格を失う︒
一九三六年︱二月末に四五才以上であ 一九三六年︱二月三一日後から六五オになった
一 九
五 0 年および一九
七六
︵ ハ ︶ 上の説明では結局一九一︳一七年一月一日から起算する人の場合のみを挙げたが︑実際上はもちろん︑例えば一九四
嬌
七年一月一日に就職し賃金を受ける新規加入者もあるわけで︑このような人は加入の日から起算する一九五
0
年
の法律による新加入者で一九五一年一月一日加入となり︑前年末すでにニーオになっている人は同上日から起算し て上述と同じような要件︵六五オまでの四半期の数の半分以上の被保険期と最低六被保険期︶を満たすとき永久完 全受給資格を得る︒この要件は一九五一年前の加入者でもこの方が有利なときはこれを代替条件として用い得るこ
とに一九五
0年の法律で規定された︒この代替条件を﹁新起算方式﹂
(n ew s t a r t fo rmula)
七七
( t e m p o r a r i l y
一九五四年の改正法ではー元来それは同改正法による新規加入者でそのとき六五オになり︑或いはそれから数年 のうちに六五オになる人に対する規定であるがー一九五四年六月末後に六五オになる人の場合︵六五オ到達が一九 五八年前に限る︶一九五四年七月一日以後の最初の六四半期総てが被保険期であるとともに︑その後六五オになる まで各四半期がみな被保険期になっているときは完全受給資格を取得することになった︒また一九五四年七月一日 前にすでに六五オになっている人はいつでも六被保険期を得次第完全受給資格を取得する︒これ等の規定は一九五 四年前の加入者でもこの方が有利な人はこの条件を代替条件として採用できるのである︒
^
死亡の際には一九三六年︱二月三一日︵その後ニ︱オになった人はニ︱オの時︶と死亡した時との間の四半 期の数の半分以上が被保険期であり且つ最少限六被保険期を得ていたならば完全受給資格を得る︒従って例えば加 入以来連続して一六被保険期あるとき三二四半期までの期間に対してほ受給資格を持っているけれども︑それを過 ぎては死亡の際完全受給資格者の給付を受けることができない︒そこでこれを一時的完全受給資格
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f u l l i y ns u red s t a t u s )
と い
5 0
米 国
社 会
保 障
制 度
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老 令
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び 遺
族 年
金 制
度 の
変 遷
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) ︵
川 元
︶
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う ︒
米 国
社 会
保 障
制 度
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老 令
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族 年
金 制
度 の
変 遷
( ‑
) ︵
川 元
︶
一九三七年一月後の加入者はその加入日から︵或いはその後ニ︱オになる場合はニーオから︶死亡時までを受給
資格の計算に考慮する︒
一 九
五
0年の改正法での一九五一年一月一日新規加入者には同上日から︵或いはその後二
ーオになる場合はニ︱オから︶死亡時までを考慮することになるが︑
一 九
五 0 年の法律の新起算方式で一九五一年
前の加入者でもこの方が有利なときにはこの日を起算日に採用し得ることになった︒
一九五四年の改正では︑同改正による新規加入者で一九五四年六月末後に六五オになる人は︑同上月末後最初の
その後死亡に至るまでの各四半期がみな被保険期になっているなら
ば︑完全受給資格を得ることになっている︒ただしこの場合の死亡は一九五六年三月後で且つ一九五八年一 0 月前
のことに限られている︒この規定は元来一九五四年の改正による新規加入者で六五オに近い人に対する規定である
が︑既加入者も代替条件として利用し得るものである︒ a
ほ
最後に当座受給資格がなくとも完全受給資格を持つ者があることを附記せねばならない︒このような人の遺族は
死亡した加入者が当座受給資格を持っていたとき上記の給付金を支給されるのである︒
一九三五年の法律の受給資格条件
当初の法律における受給資格条件は五日以上加入産業に雇用されていること︑ ただしその各々の日が一九三六年
︱二月末後の相異なる暦年の年に属していることとされ︑また労働者は同時日後六五オまでに加入雇用先で最低二
000
ドル支給されていることを必要とした︒六五オに到達した人は同法ではそのとき受給資格のないときには次
仰項に述べるような還付金があるけれども︑雇用先になお留って働らき同資格を得ることはできなかった︒また六五
オまでに受給資格を得た人も雇用先で労働を継続することによってその年金額を増すこともできなかった︒なお六
c六四半期すべてが被保険期であるとともに︑
七八
述の基本年金月額の一
00
形である︒支給は加入者の申請により行われ︵以前には半年遡って有効であったが一九 五四年の改正により一カ年遡って有効になる︶実際上退職したときに効力を発生する︒
妻とは法律で夫の子女を生んだもの︑或いは配偶者年金請求直前三カ年以上結婚したものとなっている︒夫が退職
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の際この年数に満たぬものはこの期間の経過を待って支給が始まる︒妻が六五才未満でも一八才未洞の子女があれ
ば同様五 0
%の母親年金が支給される︒もし夫が主として妻に扶蓑されている場合には妻が退職のとき完全・当座
l l屈
両受給資格を持っているならば夫にも配偶者年金が同様支給される︒また一八才未満の子女にも同様五
0 %の子女
︵ イ ︶ ー 完全受給資格者のみの場合
加入者が六五才以上になり︑完全受給資格を持っているならば退職のとき老令年金を受ける︒この年金月額は後 退職者の妻が六五才以上であれば︑基本年金月額の五
0 %の配偶者年金がそれに加えて支給される︒この場合の
よ う
︒
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五才後は常傭雇用先で賃金を受ける場合には毎月の年金の支払は停止された︒
米 国
社 会
保 障
制 度
に お
け る
老 令
お よ
び 遣
族 年
金 制
度 の
変 遷
︵ 一
︶ ︵
川 元
︶
加入者生存の場合
砂凶9.年金受取人および年金割合
七九