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第 3 章 東アジアにおける貿易投資の深化と成長モデル転換に向けた我が国の貢献 第 1 節 第 2 節 第 3 節 東アジアにおける貿易投資動向 我が国企業と東アジアの関わり 我が国の貢献可能性

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東アジアにおける貿易投資

の深化と成長モデル転換に

向けた我が国の貢献

第1節

東アジアにおける貿易投資動向

第2節

我が国企業と東アジアの関わり

第3節

我が国の貢献可能性

(2)

東アジアにおける貿易投資の深化と

成長モデル転換に向けた我が国の貢献

 本章では、東アジアのサプライチェーンの深化につ いて各種データを用いて詳細に分析し、その後、第Ⅱ 部の分析のまとめとして、今までの分析を総括しつつ、 東アジア諸国において始まりつつある成長モデルの転 換に向けた取組(第 1 章 3 節及び 4 節)に我が国がど のように貢献できるか考察する。  東アジアと世界主要地域との貿易フローを俯瞰(ふ かん)すると、東アジアは、国際的な生産分業が発達 し、東アジア域内の貿易では中間財の比率が高く、欧 米向けには最終財の比率が高い(第Ⅱ-3-1-1 図)。こ れは東アジアの中で、日本・韓国から中間財が中国・ ASEAN に輸出されるとともに、ASEAN 域内、中国・ ASEAN 間においても相互に中間財が輸出され、組み 立てられた最終財が中国・ASEAN から欧米へ輸出さ れることを示唆している。このような基本的な構造は、 2000 年、2012 年ともに見られ、金額ベースで拡大し ている。特に、中国の貿易額が大きく増加し、その存 在感が高まっている。  このような東アジアの貿易構造を次項以下で更に詳 しく見ていく235  東アジアの貿易構造を分析するに当たって、まず、 域内貿易と域外貿易の比重の置き方、域内の経済的結 びつきを分析し、次に域内貿易、域外貿易の特徴を考 察する。その上で長期的な変化の動向、リーマン・ ショック後の直近の変化を見ていく。なお、その過程 で NAFTA、EU など他の主要経済圏との比較も試み る。 (1)域内貿易比率  東アジアと他の主要経済圏の域内貿易比率を比較 し、東アジアの特徴を見ていく(第Ⅱ-3-1-2 図)236  まず、EU の域内貿易比率(輸出+輸入ベース)が 相対的に高くなっている。これは、EU 加盟国にとっ て貿易パートナーとして域内諸国の比重が大きく、経 済的結びつきも強いことを意味する。ただし、長期的 な動向を見ると、欧州単一市場が発足した 1992 年時 点で既に EU の域内貿易比率は高かったものの、次第

東アジアにおける貿易投資動向

1.世界貿易における東アジア

2.東アジアの貿易構造の特徴

235 ここでは生産分業を念頭に、貿易を生産工程別の財(素材、中間財、最終財)に分けて分析を行う。その基礎データとしては、このよう な財別に整理されている独立行政法人経済産業研究所 RIETI-TID2012 を利用する。中間財・最終財のイメージや RIETI-TID2012 につい ては 、それぞれ付注 1、付注 2 を参照。 236 ここでは、東アジアは便宜的に RIETI-TID2012 の地域区分に従った。具体的には、東アジアは、日本、中国、香港、韓国、台湾、シンガ ポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ブルネイ、カンボジア、ベトナム。NAFTA は米国、カナダ、メキシコ。EU は 27 か国ベースでとっている。なお、ASEAN はブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、 ベトナムの 8 か国。ただし、データの制約で、一部の国・年については統計が入手できない場合もある。特に記載がない限り、RIETI-TID のデータによる集計の場合は以降も同じ。

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東アジアにおける貿易投資の深化と

成長モデル転換に向けた我が国の貢献

第Ⅱ-3-1-1 図 東アジアと世界の主要地域との貿易フロー 韓国 日本 ASEAN 豪州 ニュー   ジーランド 23 0 9 20 32 13 1 1 1 1 1 1 2 2 22 22 42 3 2 2 3 15 6 3 9 1 1 2 2 1 0 15 3 3 17 17 1 69 69 6 18 18 3 1 18 18 8 10 4 86 中国 インド NAFTA EU27 1,391 636 47 32 32 16 16 31 65 26 90 90 212 212 2 8 67 40 3 3 12 10 0 8 97 97 12 262 262 48 164 164 82 82 53 53 0 15 2 3 3 117 117 26 26 1 5858 (2000) ~30% 30~40% 40~50% 50~60% 60~70% 70%~ ~10 ~50 ~100 ~200 200~ 55 55 韓国 日本 ASEAN 豪州 ニュー   ジーランド 157 0 157 157 38 64 78 6 6 7 7 13 46 46 187 187 173 173 7 2 3 3 43 42 10 19 1 1 12 12 6 1 7 73 6 130 130 23 23 51 51 27 4 164 164 23 45 40 258 中国 インド NAFTA EU27 3,029 1,010 51 51 50 50 92 92 327 327 4 15 27 27 50 51 1 12 135 135 47 47 454 454 56 172172 92 92 98 3 32 6 4 4 506 158 158 19 (2012) 122 122 13 13 176 112 112 210 210 382 382 81 81 77 77 56 56 135 135 *矢印の太さは  貿易額を示す。 (単位:10 億ドル) ~10 ~50 ~100 ~200 200~ *矢印の太さは  貿易額を示す。 (単位:10 億ドル) *矢印の色が濃い ほど、中間財の比 率が高い。 ~30% 30~40% 40~50% 50~60% 60~70% 70%~ *矢印の色が濃い ほど、中間財の比 率が高い。 資料:RIETI-TID から作成。 第Ⅱ-3-1-2 図 主要経済圏の域内貿易比率の推移 0 (%) 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 10 20 30 40 50 60 70 80 東アジア 東アジア (輸入) (輸出) ASEAN (輸入) (輸出) EU (輸入) (輸出) (輸入) (年) (輸出) (輸出) EU NAFTA ASEAN NAFTA EU 欧州単一 市場(1992)(輸出+輸入)欧州債務危機 アジア通貨危機 (1997) NAFTA発足 (1994) ITバブル 崩壊(2001) AFTA発足 (1992) 世界経済危機(2008) (輸出、輸入別) 資料:RIETI-TID から作成。 第 3 章 第 Ⅱ 部

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に低下してきている。これに対して、東アジアは、地 域全体をカバーする制度的枠組みを持たないものの、 1990 年代から域内貿易比率が上昇し、域内の経済的 結びつきが強まってきている(1990 年代末の一時的 な低下はアジア通貨危機の影響が考えられる)。なお、 東アジアの一部である ASEAN については、1992 年 の AFTA 発足後、緩やかに域内貿易比率が上昇して いる。NAFTA は、1994 年の NAFTA 発足以来、域 内貿易比率が上昇し経済的結びつきが強まったが、 2000 年代初頭から緩やかに低下、リーマン・ショッ ク以降は横ばいで推移している。  輸出・輸入それぞれにおける域内比率を見ると、東 アジアにおいては、輸入が輸出よりも高い水準で推移 している。これは後で詳しく見るが、輸入においては 域内の部品貿易が急速に拡大して域内比率を高めたの に対して、輸出においては域内への部品貿易とともに 域外への消費財輸出も同時に拡大していったことが影 響していると考えられる。なお、EU、NAFTA にお いては輸出の域内比率の方が輸入よりも高い水準で推 移しており、特に 1990 年代の NAFTA の輸出におけ る域内比率の上昇が顕著である(2000 年代初頭以降 に横ばいとなっているのは米国 IT バブルの崩壊の影 響などが考えられる)。  輸出における域内比率を財別に見ると、EU は総じ て各財とも域内比率が高く、その推移も同じような動 きとなっている(第Ⅱ-3-1-3 図)。これに対して、東 アジアの場合は財別に大きな相違が見られる。具体的 には、素材、部品、加工品の域内比率が高く、特に部 品は大きく上昇している。他方、消費財、資本財につ いては域内比率が低く、特に消費財の域内比率の低下 が顕著である。これは 1990 年代から 2000 年代にかけ て、東アジアで機械工業を中心とする国際的な生産分 業が進展していったことを示唆している。ただし、リー マン・ショック後、東アジアの消費財の域内比率上昇 の動きも見られる。 (2)域内貿易の特徴  次に域内貿易の特徴を見ていく。財別に金額、シェ アの推移を見ると、東アジアは、消費財に比べて、部品 の貿易額の急増が目立ち、EU で部品よりも消費財が大 きくなっているのとは対照的である(第Ⅱ-3-1-4 図)。 その結果、シェアの変化を見ると、東アジアの部品のシェ アが上昇する一方、消費財のシェアが低下している(第 Ⅱ-3-1-5 図)。東アジアの直近の財別シェアを主要経済 圏で比較すると、部品のシェアが極めて高く(2012 年: 東アジア 29.1%。NAFTA 18.0%、EU 15.8%)、反対に 消費財のシェアが極めて低くなっている(東アジア 11.5%、NAFTA 21.6%、EU 28.5%)。 第Ⅱ-3-1-4 図  主要経済圏の域内貿易の推移(財別金額) 0 (10 億ドル) 1990 1995 2000 2005 2010 1990 1995 2000 2005 2010 1990 1995 2000 2005 2010(年) 素材 加工品 部品 資本財 消費財 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 (EU) 加工品 素材 資本財 消費財 部品 消費財 資本財 部品 加工品 素材 最終財 中間財 (東アジア) (NAFTA) 資料:RIETI-TID から作成。 第Ⅱ-3-1-5 図  主要経済圏の域内貿易の推移(財別構成比) 資料:RIETI-TID から作成。 0 (%) 1990 1995 2000 2005 2010 1990 1995 2000 2005 2010 1990 1995 2000 2005 2010(年) 素材 加工品 部品 資本財 消費財 部品 消費財 (EU 域内) (東アジア域内) (NAFTA 域内) 10 20 30 40 50 11.5 28.5 21.6 15.8 18.0 29.1 第Ⅱ-3-1-3 図  主要経済圏の輸出における財別域内比率の推移 資料:RIETI-TID から作成。 0 (%) 1990 1995 2000 2005 20101990 1995 2000 2005 20101990 1995 2000 2005 2010(年) 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (EU) (NAFTA) (東アジア) 素材 素材 加工品 加工品 部品 部品 資本財 資本財 消費財 消費財

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(3)東アジアの域外貿易  東アジアの輸出について域内と域外の主要輸出先を 見ると、域内向け輸出は中間財が多いのに対して、域 外(NAFTA、EU)向け輸出は最終財が多い。これ は域内で組み立てられた最終財が域外に輸出されてい ることが示唆される(第Ⅱ-3-1-6 図)。 (1)東アジアの輸出先の変化  これまで見てきた東アジアの貿易構造は、消費財等 の需要の多くを欧米市場を中心とする域外が占めてい たため、域外の需要動向による影響を受けやすい面が あり、実際にリーマン・ショックにおいては大きな影 響を受けた。このため、リーマン・ショック後は東ア ジアの域内需要に立脚した自立的な経済圏としての成 長を期待する声が高まった。リーマン・ショック後、 実際に貿易構造は変わったのか、最終財の輸出先の変 化を見ることによって考察する。  まず、東アジアの消費財について見ると、東アジア、 米国、EU 向けともリーマン・ショック直後の 2009 年 は輸出額が落ち込んだが、2010 年以降は回復に向か い、特に東アジア向けが大きく上昇している(第Ⅱ-3-1-7 図)。なお、債務危機に見舞われた EU 向けは 2012 年に再び低下している。この結果、輸出先の地 域別シェアを見ると、東アジアのシェアが上昇してい る。東アジアの中では、日本、ASEAN のシェアが大 きい。

3.東アジアの貿易構造の変化

第Ⅱ-3-1-6 図 東アジアの地域別・財別輸出額の推移 0 (10 億ドル) 1990 1995 2000 2005 2010 1990 1995 2000 2005 2010 1990 1995 2000 2005 2010(年) 素材 加工品 部品 資本財 消費財 1,000 (対 EU 向け) 加工品 素材 資本財 消費財 部品 消費財 資本財 部品 加工品 素材 最終財 中間財 加工品 素材 資本財 消費財 部品 最終財 (対東アジア向け) (対 NAFTA 向け) 100 200 300 400 500 600 700 800 900 資料:RIETI-TID から作成。 第Ⅱ-3-1-7 図 東アジアの相手別輸出の推移(消費財) 0 100 50 200 150 250 300 (10 億ドル) (消費財 / 金額) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 米国 EU 日本 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 10 5 20 15 25 30 35 40 45 (%) (消費財 / シェア) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 米国 EU 日本 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) 東アジアのシェア が上昇 第 3 章 第 Ⅱ 部

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 次に資本財について見ると、東アジア向けの輸出額 は、1990 年代から米国、EU 向けをおおむね上回り、 2000 年代以降、伸びが大きくなっている(第Ⅱ-3-1-8 図)237。特に中国、ASEAN 向けが大きい。輸出 額は 2009 年に減少するものの、2010 年から再び増加 している。輸出先の地域別シェアを見ると、米国向け が横ばい、EU 向けが低下する中で、東アジア向けは 上昇している。東アジアの中では、中国、ASEAN の シェアが大きい。  なお、同様に中間財の輸出先の地域別シェアを見る と、リーマン・ショック後、部品では、日本のシェア はわずかに低下し、中国、ASEAN はやや上昇してい る(第Ⅱ-3-1-9 図)。加工品では、日本はほぼ変わらず、 ASEAN は一旦低下した後上昇し、中国は一旦上昇し た後低下している(第Ⅱ-3-1-10 図)。  このように、最終財輸出における東アジアのシェア は緩やかではあるが上昇しており、域内の需要に基づ く経済圏に向けた動きが見られる。 第Ⅱ-3-1-8 図 東アジアの相手別輸出の推移(資本財) 0 100 50 200 150 250 300 350 450 400 500 (10 億ドル) (資本財 / 金額) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 米国 EU 中国 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 10 5 20 15 25 30 35 40 45 (%) (資本財 / シェア) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 米国 EU 中国 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) 東アジアのシェア が上昇 第Ⅱ-3-1-9 図 東アジアの相手別輸出の推移(部品) 0 100 300 200 400 500 600 700 800 (部品 / 金額) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 日本 中国 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) (10 億ドル) 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 20 10 30 40 50 60 70 (%) (部品 / シェア) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 中国 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) 237 資本財には、工作機械、建設機械のような設備投資、インフラ建設に関連した産業用機械が含まれる。アジアでは投資需要が盛んなこと が資本財シェアの大きい要因と考えられる。

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(2)東アジアの輸出国の変化  次に東アジアの中でどの国・地域が輸出を拡大して いるのかを見ていく。 ① 域内向け  東アジアの輸入に占める各国・地域のシェアを見る と、NAFTA が 1980 年代に高いシェアを有していた が次第に低下し、かわって東アジア諸国がシェアを拡 大している(第Ⅱ-3-1-11 図)。まず日本がシェアを 拡大したが 1990 年代中頃にピークとなり、それ以降 は低下している。ASEAN、中国が 1990 年代にシェ アを上昇させたが、2000 年代に入り横ばいで推移し ている。  財別に見ると、域内で貿易額の多い部品については、 日本が 1990 年代中頃までシェアを拡大したが、その 後低下傾向となり、かわってまず ASEAN、次に中国 のシェアが上昇し、日本のシェアを追い抜いている。 加工品についても、1990 年代中頃まで日本が高いシェ アを占めていたが、その後、ASEAN、中国に追い抜 かれている。消費財については、近年低下傾向にある ものの中国のシェアが極めて大きくなっている。資本 財については、日本のシェアが 1990 年代初めまで拡 大したが、その後低下傾向となり、かわって中国のシェ アが大きく上昇している。 ② 米国向け  域外への輸出について、米国向けを例にとって見て いく。米国から見た輸入相手国のシェアを見ると、日 本のシェアはプラザ合意直後をピークに大きく低下し ている(第Ⅱ-3-1-12 図)。これに対して中国のシェ アは大きく上昇している。また、ASEAN のシェアは 1990 年代中頃まで上昇し、その後緩やかに低下して いる。  既に見たように、東アジアの米国向け輸出では最終 財である消費財、資本財のシェアが高いことから、こ れらの財別の動向を見ていく。消費財については、日 本のシェアはプラザ合意直後をピークに低下しており、 対照的に中国のシェアが急上昇している(第Ⅱ-3-1-13 図)。ASEAN のシェアは 1990 年代中頃まで上昇し、 その後はほぼ横ばいとなっている。消費財の中でも、 家庭用電気機器及び輸送機械について見ると、日本の シェアは家電で急落している一方、輸送機械では低下 しているものの 1990 年代末以後は横ばいないし緩や かな低下となっている。他方、中国のシェアは家電で 大きく上昇している。ASEAN は 1990 年代中頃まで 家電のシェアが上昇したものの、その後は低調に推移 している。韓国は輸送機械においてシェアを上昇させ ている。  資本財については、米国の資本財輸入に占める日本 のシェアはプラザ合意直後をピークに大きく低下して いる(第Ⅱ-3-1-14 図)。これに対して、中国のシェ アは大きく上昇し、特に 2000 年代に入って上昇が加 速している。 第Ⅱ-3-1-10 図 東アジアの相手別輸出の推移(加工品) 0 100 300 200 400 500 600 700 800 900 1,000 (加工品 / 金額) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 日本 中国 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) (10 億ドル) 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 20 10 30 40 50 60 70 80 (%) (加工品 / シェア) 2012 2010 2008 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 米国 EU 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 東アジア 日本 中国 ASEAN 東アジア (年) アジア通貨危機 (1997) リーマン・ショック(2008) 第 3 章 第 Ⅱ 部

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第Ⅱ-3-1-11 図 東アジアの輸入に占める各国・地域別シェアの推移 0 10 20 30 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (全体) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) リーマン・ショック(2008) 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 NAFTA EU 日本 中国 ASEAN NAFTA EU 資料:RIETI-TID から作成。 0 10 20 50 30 40 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (部品) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) リーマン・ショック(2008) 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 NAFTA EU 日本 中国 ASEAN NAFTA EU 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 5 10 25 15 20 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (加工品) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) リーマン・ショック(2008) 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 NAFTA EU 日本 中国 ASEAN NAFTA EU 0 10 40 20 30 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (消費財) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) リーマン・ショック(2008) 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 NAFTA EU 日本 中国 ASEAN NAFTA EU 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 10 50 40 20 30 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (資本財) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) リーマン・ショック(2008) 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 香港 NAFTA EU 日本 中国 ASEAN NAFTA EU

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第Ⅱ-3-1-13 図 米国の輸入に占める各国・地域別シェアの推移(消費財) 0 10 60 50 40 20 30 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (消費財) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) 米国 IT バブル崩壊(2001) リーマン・ショック(2008) 東アジア 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 NAFTA EU 東アジア 日本 中国 ASEAN NAFTA EU 資料:RIETI-TID から作成。 0 10 100 80 60 20 40 90 70 50 30 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (家電) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) 米国 IT バブル崩壊(2001) リーマン・ショック(2008) 東アジア 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 NAFTA EU 東アジア 日本 中国 ASEAN NAFTA EU 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 10 60 20 40 50 30 (%) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012(年) (輸送機械) プラザ合意 (1985) アジア通貨危機(1997) 米国 IT バブル崩壊(2001) リーマン・ショック(2008) 東アジア 日本 中国 ASEAN 韓国 NAFTA EU 東アジア 日本 韓国 NAFTA EU 19 80 19 82 19 84 19 86 19 88 19 90 19 92 19 94 19 96 19 98 20 00 20 02 20 04 20 06 20 08 20 10 20 12 東アジア 日本 中国 ASEAN 韓国 台湾 NAFTA EU 東アジア 日本 中国 ASEAN NAFTA EU プラザ合意 (1985) アジア通貨危機 (1997) 米国 IT バブル崩壊 (2001) リーマン・ショック(2008) 0 10 20 30 40 50 (%) (年) 資料:RIETI-TID から作成。 第Ⅱ-3-1-12 図  米国の輸入に占める各国・地域別シェアの推移 第Ⅱ-3-1-14 図  米国の輸入に占める各国・地域別シェアの推移(資本財) プラザ合意 (1985) プラザ合意 (1985) 米国 IT バブル崩壊 (2001) 米国 IT バブル崩壊 (2001) リーマン・ショック (2008) リーマン・ショック (2008) アジア通貨危機 (1997) アジア通貨危機 (1997) 0 10 20 30 40 50 70 (%) (年) 60 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 東アジア 日本 中国 ASEASN 韓国 台湾 NAFTA EU 東アジア 日本 中国 ASEASN NAFTA EU 資料:RIETI-TID から作成。 第 3 章 第 Ⅱ 部

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 ここまで、ASEAN を一つの地域として、とらえて きたが、最後に ASEAN の域内貿易の動向について 見ていく。  第Ⅱ-3-1-1 図で見たように、ASEAN の域外からの輸 入は中間財のシェアが高く、域外への輸出は輸入に比べ て最終財のシェアが高い。これは ASEAN で組み立てら れた最終財が欧米へ輸出されることを示唆している。  その ASEAN 域内においても、部品、加工品の中 間財の貿易額が大きい(第Ⅱ-3-1-15 図)。1990 年代、 部品の貿易額が拡大し、2000 年代、加工品の貿易額 も拡大している。  加工品と部品の内訳を見ると、加工品については、 石油・石炭が大きな貿易額を占めており、石油精製品 が貿易されていることがうかがえる(第Ⅱ-3-1-16 図)。これを輸出国別で見ると、シンガポール及びマ レーシアの輸出額が多い(第Ⅱ-3-1-17 図)。

4.ASEAN の域内貿易

第Ⅱ-3-1-15 図 ASEAN 域内の財別貿易の推移 (貿易額) リーマン・ショック (2008) 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 0 20 40 60 80 120 100 140 (10 億ドル) (年) アジア通貨危機 (1997) 素材 加工品 部品 資本財 消費財 加工品 部品 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 0 5 10 20 30 15 25 35 45 40 50 (%) (年) (シェア) リーマン・ショック (2008) リーマン・ショック (2008) アジア通貨危機 (1997) アジア通貨危機 (1997) 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 素材 加工品 部品 資本財 消費財 加工品 部品 第Ⅱ-3-1-16 図 ASEAN 域内の中間財の貿易額の推移 食品 繊維 パルプ・紙 化学 石油・石炭 窯業土石 鉄鋼・金属 パルプ・紙 化学 石油・石炭 鉄鋼・金属 一般機械 電気機械 家庭用電気機器 輸送機械 精密機械 玩具・雑貨 (加工品) 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 0 10 20 30 40 60 50 70 (10 億ドル) (年) 資料:RIETI-TID から作成。 資料:RIETI-TID から作成。 家庭用電気機器 一般機械 電気機械 一般機械 電気機械 家庭用電気機器 輸送機械 輸送機械 精密機械 (部品) 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 0 5 10 15 20 25 30 40 35 45 (10 億ドル) (年)

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 部品については、電気機械を始め、一般機械、輸送 機械の部品が域内で貿易されている。これは ASEAN 諸国が部品を域外から受け入れるだけでなく、域内に おいても生産していることを意味する。  ここでは、2000 年から 2012 年の ASEAN 域内の部 品貿易額238の変化を概観する。第Ⅱ-3-1-18 図は 2000 年、2012 年の ASEAN 各国間の部品貿易額を示 している(額が多いほど矢印の幅が広い)。また、第 Ⅱ-3-1-19 表は、同データと 2000 年から 2012 年の変 化率(倍)(以下、「変化率」という。)をマトリック スで示している。  これらを見ると、第一に、2012 年輸入額が最も多 いのはシンガポールの 234 億ドルで、2000 年時点と 同じく首位を維持している。ただし、輸入額の変化率 は 1.2 倍と、域内で最も小さい。同様に、2000 年、 2012 年輸入額が 2 位であるマレーシアも輸入額の変 化率は 1.3 倍と、域内ではシンガポールに次いで小さ い。また、2012 年輸出額が最も多いのはマレーシア の 183 億ドル、2 位はシンガポールの 143 億ドルであ る。両国の輸出額の変化率はそれぞれ 1.3 倍、1.7 倍と、 域内では比較的小さい伸びとなっている。  第二に、インドネシアの 2012 年輸入額は 65 億ドル と第 4 位の水準であるが、輸入額の変化率は 10.7 倍 と、域内で最も大きい。これはシンガポール及びタイ からの輸入額が大きく増加したことが寄与している。 シンガポールからの輸入は電気機械と一般機械で全体 の 86%を占め、タイからの輸入は輸送機械及び一般 機械で全体の 77%を占める。また、タイの 2012 年輸 出額は 101 億ドルと第 3 位の水準であり、輸出額の変 化率は 2.2 倍と、ASEAN 主要国の中では比較的大き い伸びを示している。これらを含めて、インドネシア 及びタイの輸出入額の変化率は、それぞれシンガポー ル及びマレーシアよりも大きい(インドネシア輸出 1.8 倍、輸入 10.7 倍、タイ輸出 2.2 倍、輸入 1.9 倍、シン ガポール輸出 1.7 倍、輸入 1.2 倍、マレーシア輸出 1.3 倍、輸入 1.3 倍)。  第三に、ベトナムは輸出入ともに、各国との貿易額 が大きく伸びている。輸出入額の変化率は多くの国で 二桁にのぼり、特にフィリピンとの輸出入の変化率が 大きい(輸出 56.9 倍、輸入 68.4 倍)。  最後に、カンボジアは、他国よりも貿易額の水準が 著しく小さいが、2012 年のタイ向け輸出が 2,480 万ド ルと 2000 年の 300 倍超に急増している。これを産業 別に見ると、99%は電気機械関連である。  以上から、2000 年と比較した 2012 年の ASEAN の 域内部品貿易についていえることとして、依然として シンガポール及びマレーシアの貿易額が多いこと、他 方でタイやインドネシアの貿易額はシンガポール及び マレーシアを上回るペースで伸びていること、ベトナ ムが域内各国との貿易関係を深めていること、カンボ ジアが電気機械のタイ向け部品供給地として貿易額を 拡大していること、が挙げられる。 第Ⅱ-3-1-17 図  ASEAN 域内の加工品(石油・石炭)の国別輸出額の推移 0 10 20 30 40 50 60 (10 億ドル) 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012(年) シンガポール 総計 カンボジア インドネシア ベトナム フィリピン タイ マレーシア シンガポール 総計 マレーシア 資料:RIETI-TID から作成。 238 RIETI-TID2012 の中間財(部品)のデータを使用した。対象国は同データを取得可能なインドネシア、フィリピン、シンガポール、マレー シア、タイ、ベトナム、カンボジアの 7 か国。 第 3 章 第 Ⅱ 部

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第Ⅱ-3-1-18 図 ASEAN 域内の部品貿易(2000 年、2012 年) カンボジア タイ シンガポール フィリピン マレーシア インドネシア 2 206 36 19 10 216 68 513 513 513 995 89 875 195 3 5,718 391 1,775 135 3 11,678 34 1,382 1,382 1,382 1,386 1,498 2000 年 ベトナム 667 1,809 1,809 1,809 2,637 2,637 2,637 346 50 2,685 1 6 5 (100 万ドル) 31 1 備考:100 万ドル未満の数字は省略。 資料:RIETI-TID から作成。 カンボジア タイ シンガポール フィリピン マレーシア インドネシア 131 376 1,005 223 213 213 213 991 1,154 1,154 1,154 771 771 771 2,008 690 1,322 1,322 1,322 1,066 1,066 1,066 1 6,724 858 858 858 819 2,572 100 13,074 221 1,647 1,647 1,647 3,384 3,274 ベトナム 619 2,885 2,885 2,885 2,232 2,232 2,232 2,920 253 5,006 1 406 406 406 7 442 442 3 25 1 8 8 8 2012 年 (100 万ドル) 備考:100 万ドル未満の数字は省略。 資料:RIETI-TID から作成。

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2000年 (100 万ドル) 輸入国 インドネシア フィリピン シンガポール マレーシア タイ ベトナム カンボジア 合計 輸出国 インドネシア   50.4 1,809.3 666.6 195.2 10.0 0.2 2,731.6 フィリピン 33.9   2,685.0 1,775.3 875.4 5.9 0.1 5,375.7 シンガポール 345.9 994.6   5,718.4 1,382.2 215.7 3.4 8,660.2 マレーシア 89.1 512.7 11,677.7   1,497.6 30.6 1.2 13,808.8 タイ 134.6 390.7 2,636.9 1,386.1   36.4 4.5 4,589.3 ベトナム 2.9 2.3 19.3 67.8 206.2   0.1 298.6 カンボジア 0.0 0.2 0.3 0.2 0.1 0.6   1.3 合計 606.4 1,950.9 18,828.5 9,614.4 4,156.6 299.2 9.5 35,465.5 備考:1.カンボジアからインドネシアへの輸出は、2005 年データ。    2.2 国間貿易の網掛けは 20 億ドル以上。 2012年 (100 万ドル) 輸入国 インドネシア フィリピン シンガポール マレーシア タイ ベトナム カンボジア 合計 輸出国 インドネシア 252.6 2,885.4 619.2 1,066.1 213.0 0.8 5,037.0 フィリピン 220.8 5,005.8 819.2 1,322.0 405.7 1.4 7,775.0 シンガポール 2,919.7 2,008.4 6,724.2 1,646.9 991.3 7.3 14,297.7 マレーシア 690.1 771.1 13,074.2 3,274.0 442.3 7.6 18,259.3 タイ 2,572.2 857.9 2,232.5 3,384.3 1,004.5 7.9 10,059.3 ベトナム 100.0 130.7 222.9 1,154.4 375.6 7.6 1,991.2 カンボジア 0.0 0.4 2.7 0.2 24.8 0.9 29.0 合計 6,502.8 4,021.1 23,423.4 12,701.6 7,709.5 3,057.6 32.5 57,448.4 備考:2 国間貿易の網掛けは 20 億ドル以上。 2000 → 2012 年の変化 (倍) 輸入国 インドネシア フィリピン シンガポール マレーシア タイ ベトナム カンボジア 合計 輸出国 インドネシア 5.0 1.6 0.9 5.5 21.3 3.7 1.8 フィリピン 6.5 1.9 0.5 1.5 68.4 21.6 1.4 シンガポール 8.4 2.0 1.2 1.2 4.6 2.2 1.7 マレーシア 7.7 1.5 1.1 2.2 14.5 6.4 1.3 タイ 19.1 2.2 0.8 2.4 27.6 1.7 2.2 ベトナム 34.4 56.9 11.6 17.0 1.8 61.2 6.7 カンボジア 2.0 2.4 9.9 1.0 315.8 1.5 22.0 合計 10.7 2.1 1.2 1.3 1.9 10.2 3.4 1.6 備考:網掛けは 2 桁以上の倍数。 資料:RIETI-TID から作成。 第Ⅱ-3-1-19 表 ASEAN 域内の部品貿易(2000 年、2012 年) 第 3 章 第 Ⅱ 部

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