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目次 1. はじめに 製品概要 ザルトリウス Proline 容量可変ピペット ザルトリウス Proline 容量固定ピペット ザルトリウス Optifit チップ 本体と付属品 ピペットホルダーの設置.

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Proline

®

(2)

目次

1. はじめに ...2 2. 製品概要 ...2 2.1. ザルトリウス Proline 容量可変ピペット...2 2.2. ザルトリウス Proline 容量固定ピペット ...3 2.3. ザルトリウス Optifit チップ ...3 3. 本体と付属品 ...4 4. ピペットホルダーの設置 ...4 5. 製品概要 ...5 6. ピペットの操作方法...6 6.1. 容量設定 ...6 6.2. チップの装着と取り外し ...6 6.3. 2 in 1 ...6 6.4. セーフコーンフィルターの取り扱い ...7 7. ピペッティング テクニック ...7 7.1. フォワードピペッティング ...7 7.2. リバースピペッティング ...8 7.3. リバース ピペッティングの繰り返し ...8 8. 保管方法 ...8 9. 精度測定と校正 ...8 9.1. 精度測定 ...9 9.2. 校正 ...11 10. メンテナンス ...11 10.1. 洗浄 ...11 10.2. ピストン部の洗浄 ...12 11. トラブルシューティング ...13 12. 保証規程 ...14 13. スペアパーツ ...16 14. Specifications ...18

(3)

1.

はじめに

Prolineは0,1μL~5mLの容積の範囲で液体を分 注できる手動ピペットです。最高な結果を得 て、パフォーマンスを保証するために、ザルトリ ウス専用チップ・フィルター付きチップまたは セーフコーンフィルターを併せて使用されるこ とをお勧めします。 このピペットは汎用性のあるラボ用製品です。 ご使用前に、本取扱い説明書をよくお読み頂 き、正しく安全にお使いください。

2.

製品概要

Prolineはエアーディスプレイスメント(空気置換式) 方式のピペットです。 人間工学に基づいて設計されたProlineは軽い 力でピペッティング操作ができるため、反復運 動過多損傷(RSI)のリスクが軽減されます。 また、右利き左利きの双方が使用できるデザ インとなっています。 独自に開発したセーフコーンフィルターはチッ プコーンに装着し、ピペットのコンタミネーシ ョンや破損を防止します。Prolineの操作ボタン により、セーフコーンフィルターを手に触れる ことなく安全に、かつ簡単に取り外すことがで きます。

2.1.

ザルトリウス Proline

容量可変ピペット

Proline シングル・チャンネルピペット 型番 容量/μl 可変容量 /μl チップ/ μl セーフ・コーンフィルター 50 入り 親水性 疎水性 720010 0.1-2.5 0.05 10 - -720015 0.5-10 0.1 10, 200 - -720080 2-20 0.5 200 721008 721018 720025 5-50 0.5 200, 350 721008 721018 720050 10-100 1 200, 350 721007 721017 720070 20-200 1 200, 350 721007 721017 720060 100-1000 5 1000 721006 721016 720110 1000-5000 50 5000 721005 721015

(4)

Proline マルチ・チャンネルピペット

2.2.

ザルトリウス Proline

容量固定ピペット

Proline シングル・チャンネルピペット

2.3.

ザルトリウス Optifit チップ

Prolineによる高い分注精度を維持するため、ザ ルトリウス製スタンダードチップおよびフィルタ ーチップの使用をお勧めします。 ザルトリウス製スタンダードチップは高品質の バージンポリプロピレンで製造しています。 また、各種容量のフィルターチップも準備して います。 スタンダードチップは経済的なバルクパッケ ージや省スペースでの保管が可能なリフィル 型番 容量/μl 可変容量 /μl チップ/ μl セーフ・コーンフィルター 50 入り 親水性 720210 8-ch 0.50-10 01 10 -720220 8-ch 5-50 0.5 200, 350 721014 720240 8-ch 50-300 5 350 721014 720310 12-ch 5-10 0.1 10 -720320 12-ch 5-50 0.5 200, 350 721014 720340 12-ch 50-300 5 350 721014 型番 容量/μl チップ/ μl セーフ・コーンフィルター 50 入り 親水性 疎水性 722001 5 10, 200 - -722004 10 10, 200 - -722010 20 200, 350 721008 721018 722015 25 200, 350 721008 721018 722020 50 200, 350 721008 721018 722025 100 200, 350 721007 721017 722030 200 200, 350 721007 721017 722035 250 1000 721006 721016 722040 500 1000 721006 721016 722045 1000 1000 721006 721016 722050 2000 5000 721005 721015 722055 5000 5000 721005 721015

(5)

パッケージ、オートクレーブ滅菌(121℃、20 分、0.1MPa)可能なラック等のラインナップが あります。 滅菌済みチップはラック又はパッ ケージでの提供となります。

3.

本体と付属品

Prolineのパッケージは本体および以下の付属 品が含まれています。 ① ピペット 本体 ② キャリブレーションツール ③ 専用グリス ④ 取扱説明書 ⑤ ピペットホルダー ⑥ サンプル チップ ⑦ セーフコーンフィルター         (サンプル、10μL以下のモデルは除く) ⑧ 品質証明書(精度成績書、ISO-8655準拠) ⑨ 3 0 0μLチップ用エジェクターカラー  (10μLモデルのみ) 本体および全ての付属品が梱包されているこ とを確認してください。

4.

ピペットホルダーの

        設置

使い勝手と安全性のため、使用後はピペットホ ルダー、もしくはリニアスタンド(別売)で垂直 にして保管することをお勧めします。 ① ピペットホルダーを取り付ける棚等の表面 をエタノール等でクリーニングします。 ② ホルダー接着部の保護紙をはがします。 ③ 棚等に押し付けて、ホルダーを取り付けま す。 ④ ピペットをホルダーに掛けます。 Note: リニアスタンドもご使用頂けます。    (Cat. No.725620).

(6)

5.

製品概要

Proline シングル・チャンネル 操作ボタンロッド 操作ボタン (ABS) (PA) グリップカバー (PA) チップエジェクター (PA) ハンドル (ASA/PC) ディスプレイカバー (PC) チップコーン ハウジング (ASA/PC) チップコーン, ソフト シーリング チップエジェクター (PVDF) バー (PETP) (TPU) (PVDF) ハードチップ コーン (PC) Proline マルチ・チャンネル 操作ボタン 操作ボタン ロッド (ABS) (プッシュ ボタン) (PA) グリップカバー (PA) チップエジェクター (PA) ハンドル (ASA/PC) ディスプレイカバー (PC) チップエジェクター カラー (PA) チップコーン 2.5 –1000 μl (PVDF) 2000–5000 μl (PPS)

(7)

6.

ピペットの操作方法

6.1.

容量設定

Proline手動ピペットの容量設定はハンドルのデ ィスプレイ部に表示されています。容量可変モ デルは以下の方法で、その容量設定を変更で きます。 1. 操作ボタンを回して、容量表示を変更し ます。 2. 設定容量がディスプレイに全て表示しま す。 3. 設定容量範囲はそのピペットの仕様によ ります。

6.2.

チップの装着と取り外し

Prolineの高い分注精度を確保するためには、 ザルトリウス社製チップの使用をお勧めしま す。また、最適なチップの装着を確保するため には、チップコーンを定期的にクリーニングす ることも必要です。 チップコーンをチップに押し込み、確実にシー ルをします。 最適なシールがされた状態では、チップとチッ プコーンにシールリングが見えるようになりま す。 チップの取り外しはチップエジェクターを親指 で押します。使用済みチップは適切な容器に 入れ、処理してください。

6.3. 2 in 1

10μL固定容量モデルおよび0.1~10μL容量可 変モデルは10μLおよび300μLのチップを使用 することができます。 標準では10μLチップ用エジェクターカラーを 装着しています。300μLチップを使用する場 合、付属の300μLチップ用エジェクターカラー に交換します。 1. チップエジェクターを押し込みます (1.). 2. キャリブレーションツールのピン側をエジ ェクターバーとエジェクターカラーの間に 差し込み、ロック機構を外します。(2.). 3. エジェクターカラーを取り外します。(3.). 4. 300μLチップ用エジェクターカラーを差し 込み、エジェクターバーのロック穴にカラ 1. 2. 3.

(8)

ーのロックピンを押し込みます。  5. この際、エジェクターバーは押し込んでお きます。 6. チップエジェクターがスムーズに動くこと を確認します。

6.4.

セーフコーンフィルターの

   取り扱い

Proline(10μLモデルは除く)はチップコーンに セーフコーンフィルターを取り付けることがで きます。この着脱式のフィルターは液体や(有 機溶媒等の)蒸気がピペット内部への流入を 防ぎ、ピペット内部のコンタミや破損を防止し ます。 セーフコーンフィルターは親水性と疎水性の2 種類を準備しています。親水性フィルターは一 般的な用途、疎水性フィルターは組織培養、 微生物、ウイルスなどの培養系、分子生物系な ど、サンプルのコンタミ防止を必要とする用途 に用います。 これらのフィルターは定期的に交換する必要 があります。交換頻度は使用される頻度に依 存しますが、少なくとも月1回の交換をお勧  めします。 NOTE: また、サンプルの吸い込みをしてしまっ た場合は直ちに交換をしてください。

7.

ピペッティング

テクニック

正確なピペッティングを行うには、以下の項目 を考慮する必要があります。 1. ピペット、チップおよびサンプルをできる だけ同じ温度にします。 2. チップはチップコーンにしっかりと装着し ます。 3. サンプルを吸引する際はピペットを出来る 限り、垂直に持ち、チップはサンプルの液 面から2~3 mmまで浸します。 4. 新しいチップで分注をする前に、そのサ ンプルで3~5回のリンスし、(吸引、吐 出を繰り返す。)サンプルになじませるよ うにします。このリンスは水より比重の重 いサンプル、高粘度サンプルおよびエタノ ールのような蒸気性の高い溶液などに有 効です。 5. 常に操作ボタンはスムーズにゆっくりと操 作します。

(9)

7.1.

フォワード・ピペッティング

最も一般的なピペッティング方法です。この方 法は液体の完全な吐出にブローアウトを行う 必要があります。 1. 操作ボタンを第1ストップまで押します。 2. チップの先端を液体表面から2~3mmま で浸し、操作ボタンをゆっくり元の位置 まで戻し、約1秒間そのまま保持します。 3. 注意深く、引き上げ、チップ外部に付いた 液体を容器の壁につけて取り除きます。 4. 操作ボタンを第1ストップまで押して、吐 出します。その後、少し待ってから、第2 ストップまで操作ボタンを押します。この 操作でチップが空になります。 5. 操作ボタンを離し、最初の位置に戻しま す。必要に応じてチップを交換してピペッ ティングを繰り返します。

7.2.

リバース・ピペッティング

この方法では、設定した容量を上回る容量(予 備吸引)をチップに吸引します。吐出時はブロ ーアウトを行わず、予備吸引した容量の液体は チップに残ります。リバース ピペッティングは 高粘性、生物系、発泡性の液体や微量サンプ ルの分注に適しています。 1. 操作ボタンを第2ストップまで押します。 2. チップの先端を液面から2~3mmまで浸 し、操作ボタンをゆっくり元の位置まで戻 し、約1秒間そのまま保持します。 3. 注意深く、引き上げ、チップ外部に付いた 液体を容器の壁につけて取り除きます。 4. 操作ボタンを第1ストップまで押して、吐 出します。第1ストップまで押した状態の まま、少し待ちます。サンプルがチップ内 に残っていますが、これは予備吸引したも のですので、吐出する必要はありません。 5. 残ったサンプルを第2ストップまで操作ボ タンを押し、元の容器に戻すもしくは廃棄 します。

8.

保管方法

Prolineの使用後は垂直に立てて保管すること をお勧めします。ピペットホルダー、回転式ス タンドもしくはリニアスタンドを使用すると最 適です。 第1ストップ 第2ストップ 初期ポジション

(10)

9.

精度測定と校正

Prolineは定期的に(3ヶ月に1回など)、そして ご自身でのメンテナンス後は必ず、校正するこ とをお勧めします。校正における精度測定はそ の用途に必要な精度、使用頻度、使用者数、分 注する液体の性質に応じて精度基準を設定す る必要があります。(ISO 8655-1)

9.1. 精度測定

精度測定は室温が15~30°Cで測定中の温度変 動が±0.5°C以内、湿度50%以上の環境で行い ます。 ピペット、チップおよび検査用水などは その環境に十分な時間(2時間以上)放置し、 平衡化させます。 検査用水は蒸留水もしくは 脱イオン水(グレード3、ISO 3696)を使用する 必要があります。 使用する天秤は、0.01 mgま で読み取り可能なものを使用する必要があり ます。(ISO 8655-6) 測定方法 1. 測定する容量(Vs)にピペットを調節しま す。 2. チップをチップコーンに取り付けます。 3. ピストン内部の湿度を平衡化させるた め、検査用水の吸引、吐出を5回繰り返し ます。 4. チップを交換し、検査用水の吸引、吐出を 数回行い、チップをリンスします。 5. チップを検査用水の表面から下2~3mm の位置に差し込み、検査用水を吸引しま す。この間、ピペットを垂直に保つことが 必要です。 6. ピペットを垂直に引き抜き、チップを秤量 容器の内壁につけます。 7. チップを秤量容器の内壁につけたまま、 検査用水の表面下からすぐ上の位置に30 ~45°の角度で接触させながら、検査用水 を容器に吐出します。 チップを秤量容器 の内壁8~10 mmにわたって沿わせながら 離します。 8. 重量 (mi)をmg単位で測定します。 9. 1~8の操作を繰り返し、10回の測定値を 記録します。 10. 測定した重量 (mi) を容積 (Vi)に換算しま す。 Vi = mi Z Z = 補正係数 (表1) 11. 容積に換算した値の平均値(

) を求めま す。

= (∑Vi)/10 12. 正確度 (測定の誤差%、es) を求めます。

(11)

μL単位の場合: es=

- Vs   Vs = 測定し た容積 %単位の場合 : es = 100 (

- Vs)/Vs 13. 再現性(測定の変動係数%:バラツキ)を 求めます。:  標準偏差に換算 s = ∑(Vi -

)2 n - 1              n = 測定回数(10)  変動係数に換算 CV = 100s/

14. 求めた正確度と再現性を精度規格値もし くは研究室内で定めている精度基準と比 較します。正確度や再現性がその範囲内 にある場合、そのピペットは使用すること ができます。定期的に正確度と再現性の測 定を行い、必要に応じて校正をお勧めしま す。 (12.2参照). Note: 正確度は、実際に排出される容量と測定 した容量との誤差を表わし、再現性は排出され る容量のバラツキを表わします(ISO 8655-1) 。 Note: 弊社の精度規格は厳密に管理された条 件下で達成されるものです(ISO 8655-6)。 研究室内における精度基準は、その用途求め られる正確度、再現性を考慮して定める 必要があります。(ISO 8655-1) 表 1 Z-values (μl/mg): 室温 (°C) 気圧 (kPa) 95 100 101.3 105 20.0 20.5 21.0 21.5 22.0 22.5 23.0 23.5 1.0028 1.0029 1.0030 1.0031 1.0032 1.0033 1.0034 1.0036 1.0028 1.0029 1.0031 1.0032 1.0033 1.0034 1.0035 1.0036 1.0029 1.0030 1.0031 1.0032 1.0033 1.0034 1.0035 1.0036 1.0029 1.0030 1.0031 1.0032 1.0033 1.0034 1.0036 1.0037 Note:この測定方法はISO 8655に準拠してい ます。

(12)

9.2.

校正

Prolineの校正は、ISO 3696に基づいたグレー ド3の蒸留水を用いて22°Cで精度測定を行い、 品質管理をしています。 (ISO 8655-6準拠) Prolineの精度規格は、純正チップを使用した 場合にのみ保証されます。 精度測定で正確 度・再現性が適当でないと認められた場合 は、以下の手順に従って校正を行なってくだ さい。 1. キャリブレーションツールを使用して、ピ ペット背面にあるキャリブレーションナッ トのカバーを外します。 2. キャリブレーションツールの六角形のヘ ッドをキャリブレーションナットに差し込 みます。 3. キャリブレーションナットは容量を減ら したい場合は反時計回りに、容量を増や したい 4. 場合は時計回りに回して調整します。 5. 精度測定を再度行ないます(9.1を参照) 。 妥当な結果が得られるまでこの手順 を続けます。 NOTE: 弊社ではピペットの校正サービスも提供 しています。 詳細については、直接弊社もしく は販売店様までお問い合わせください。

10.

メンテナンス

Prolineは簡単にメンテナンスしていただけるよ うに設計されています。毎日使用する場合は、 3ヶ月に1度ピストン部の洗浄を行ない、精度 測定するようにしてください。弊社では、修理、 メンテナンスおよび精度測定を行ない、メンテ ナンス・サービス報告書と精度検査書を提供す るサービスも行なっています。 NOTE: 注)Prolineを販売店様経由で送付され る際、必ず事前に汚染除去を行なってくださ い。危険物使用の履歴がある場合には、その 旨を必ずお知らせくださるようお願いします。

10.1.

日常的な点検

Prolineの表面が汚れていないか毎日点検する ことを推奨しています。 汚れている場合、洗浄 + –

(13)

を行います。表面の洗浄には柔らかく糸くずの 出ない布等を使用してください。 洗浄液として エタノール(70%)、イソプロパノール(60%)も しくは中性洗剤を使用します。 洗浄液を含ま せた布で軽く拭って表面の汚れを落とした後、 布で拭いて乾かします。

10.2.

ピストン部の洗浄

1. チップエジェクターを押し込みます。 2. キャリブレーションツールのピン側をエ ジェクターバーとエジェクターカラの間に 差し込み、ロック機構を外します。 3. チップエジェクターとチップエジェクター カラーを取り外します。 4. キャリブレーションツールのレンチ側を チップコーンの根元に差し込み、反時計 回りに回します。5mLモデルのチップコー ンは工具を用いないで、反時計回りに回 して取り外します。 5. チップコーン、ピストンおよびスプリング を取り外します。 6. チップコーン、チップエジェクター、チッ プエジェクターカラー、ピストン、O-リング およびスプリングなどは洗浄液(エタノー ル、イソプロパノール、中性洗剤等)を含 ませた糸くずの出ないやわらかい布で拭 きます。汚れが酷い場合は、洗浄液に30 分以内浸します。 7. 洗浄液に浸した場合、蒸留水で洗浄後、 乾燥させます。 8. チップコーンを再装着する前に、ピスト ンO-リングに専用シリコングリスを塗布し ます。 9. 再組み立て後、操作ボタンを何度か動か し、内部のグリスを均一にします。 10. 精度測定を行います。 NOTE: 10μL以下のモデル(型番 720005, 720000, 722001, 722004)はO-リングの取り外 しはできません。 NOTE: グリスは製品に付属していますが、別途 購入も可能です。(型番 721670) グリスは必ず薄く均一に塗るようにしてくださ い。 グリスを塗り過ぎた場合、操作ボタン  がスムーズに動かず、吸引不良を起こすことが ありますのでご注意ください。 1. 2. 3. 2. 1. 2.

(14)

11.

トラブルシューティング

不具合 原因 対策 チップに液滴が残 る。 チップが適切でない。 純正チップを使用してください。 チップ内壁が均一にリ ンスされていない。 新しいチップを取り付けてください。 液漏れもしくは分 注量が少ない。 チップの装着が適当でない。 しっかり固定してください。 チップが適切でな い。 純正チップを使用してください。 チップとチップコーン の間にほこりが挟まっ ている。 チップコーンの汚 れを落とし、新しい チップを取り付けて ください。 ピストンとO-リングに 過剰なグリスが塗布 されている。 適切な量のグリス を塗布してくださ い。 O-リングが外れてい る、もしくは劣化して いる。 O-リングおよびピス トンの交換が必要 です。 操作の不具合があ る。 正しいピペッティングをしてください。 校正の変化、不適切 なサンプルで使用して しまった。 再校正をしてくだ さい。 ピペットが破損して いる。 メンテナンスが必要です。 操作ボタンの不具 合、動きが一定で ない。 ピストンに汚れがあ る。 ピストン、チップコーン、O-リングの洗 浄とグリスの塗布 をしてください。 サンプル(有機溶媒) の蒸気が侵入してい る。 ピストン、チップコ ーン、O-リングの洗 浄とグリスの塗布 をしてください。 吸引量が少ない。 サンプルが吸い込ま れている、もしくはグ リスが不足している。 ピストン、チップコ ーン、O-リングの洗 浄とグリスの塗布 をしてください。 チップエジェクター の不具合、動きが 一定でない。 チップコーンもしくは チップエジェクターカ ラーが汚れている。 チップコーン、チッ プエジェクターカラ ーの洗浄をしてくだ さい。

(15)

12.

保障規定

保証期間 Prolineはご購入後3年の保証期間を設けてい ます。この期間内の不具合については 無償にて修理を実施させていただきます。 ただし、以下の場合、保証適用外となります。 • お客様依頼による定期メンテナンスおよ び精度測定 • サンプル溶液等の吸い込みによるピスト ン部の不具合 • 落下等によるピペットの破損 • 他社製チップ使用による不具合

ANY WARRANTY WILL, HOWEVER, BE DEEMED AS VOID IF FAULT IS FOUND TO HAVE BEEN CAUSED BY MALTREATMENT, MISUSE, UNAUTHORIZED MAINTENANCE OF SERVICE OR NEGLIGENCE OF REGULAR MAINTENANCE AND SERVICE, ACCIDENTAL DAMAGE, INCORRECT STORAGE OR USE OF THE PRODUCTS FOR OPERATIONS OUTSIDE THEIR SPECIFIED LIMITATIONS, OUTSIDE THEIR SPECIFICATIONS, CONTRARY TO THE INSTRUCTIONS GIVEN IN THIS MANUAL OR WITH OTHER THAN THE MANUFACTURER’S ORIGINAL TIPS.

ご購入頂いたピペットはザルトリウスの品質管 理体制の元、点検され出荷されております。

(16)

13.

スペアパーツ

tip cone filter tip ejector collar

Secondary spring

Secondary spring

tip ejector

tip ejector spring Grip cover Handle Piston assembly Piston Piston spring Spring support o-ring Push button Counter

(17)

tip cone housing

tip cone filter

tip ejector

tip ejector spring

tip cone Handle Piston assembly Piston Piston spring Spring support elastomer Push button Grip cover

(18)

型番 チャン ネル 容量範囲μl テスト容量μl 系統誤差(正確度)(%) 偶然誤差(再現性)(%) 720005 1 0.1-2.5 2.5 1.25 0.25 2.50 3.00 12.00 2.00 3.00 6.00 720000 1 0.5-10 10 5 1 1.00 1.50 2.50 0.80 1.50 1.50 720080 1 2-20 20 10 2 0.90 1.20 3.00 0.40 1.00 2.00 720020 1 5-50 50 25 5 0.60 0.90 2.00 0.30 0.60 2.00 720050 1 10-100 100 50 10 0.80 1.00 3.00 0.20 0.40 1.00 720070 1 20-200 200 100 20 0.60 0.80 2.50 0.20 0.30 0.80 720060 1 100-1000 1000 500 100 0.60 0.70 2.00 0.20 0.25 0.70 720110 1 1000-5000 5000 2500 500 0.50 0.60 0.70 0.20 0.30 0.30 容量固定 722001 1 5 5 1.30 1.20 722004 1 10 10 0.80 0.80 722010 1 20 20 0.60 0.50 722015 1 25 25 0.50 0.30 722020 1 50 50 0.50 0.30 722025 1 100 100 0.50 0.30 722030 1 200 200 0.40 0.20 722035 1 250 250 0.40 0.20 722040 1 500 500 0.30 0.20 722045 1 1000 1000 0.30 0.20 722050 1 2000 2000 0.30 0.15 722055 1 5000 5000 0.30 0.15

14. Specifications

(Proline®の精度規格)シングルチャンネル

(19)

型番 チャン ネル 容量範囲μl テスト容量μl 系統誤差(正確度)(%) 偶然誤差(再現性)(%) 720210 8 0.50-10 10 5 1 1.50 2.50 4.00 1.50 2.50 4.00 720220 8 5-50 50 25 5 1.00 1.50 3.00 0.50 1.00 2.00 720240 8 50-300 300 150 50 0.70 1.00 1.50 0.25 0.50 0.80 720310 12 0.50-10 10 5 1 1.50 2.50 4.00 1.50 2.50 4.00 720320 12 5-50 50 25 5 1.00 1.50 3.00 0.50 1.00 2.00 720340 12 50-300 300 150 50 0.70 1.00 1.50 0.25 0.50 0.80 (Proline®の精度規格)マルチチャンネル

(20)

Publication No. SUL6011-j140101 • Order No. 85037-543-54 • Ver. 01 | 2014 © Sartorius Biohit Liquid Handling Oy 製造元

Sartorius Biohit Liquid Handling Oy

Laippatie 1

FI-00880 Helsinki

Finland

Phone +358.755.951

lhinfo.finland@sartorius.com

www.sartorius.com

本社

Sartorius Lab Instruments GmbH & Co. KG

Weender Landstrasse 94-108

37075 Goettingen, Germany

Phone +49.551.308.0

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