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戦争 がシリアからレバノンに本格的に波及したとことを示唆する動きである またこのサウジからレバノンへの支援では フランスから新しい武器を購入するように との条件が付いていることも スレイマン大統領は明らかにしている レバノンはこれまでアメリカから武器を購入し アメリカからの訓練やさまざまな軍事支援を

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Academic year: 2021

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(1) 地域紛争の危険高まる中東

■レバノンに飛び火した紛争 シリアをめぐる国際紛争が、シリア国内から近隣諸国に波及し、いよいよ不安定化が国境 を越えて広がり始めた。2013 年 12 月 27 日にレバノンの首都ベイルートで爆発が 起き、レバノンの元財務大臣ムハンマド・シャタフ氏と市民など 5 人が死亡、70 人以上が 負傷した。シャタフ元財務相は、シリアのアサド政権に批判的であり、反シリアの「3 月 14 日連合」の会合に向かう途中、車列ごと即席爆破装置(IED)で吹き飛ばされた模様。同元財 務相は、2005 年に暗殺されたラフィク・ハリリ元首相と、その二男のサード・ハリリ元首 相のアドバイザーもつとめていた。ハリリ元首相は、「これはシリア政府やその同盟者であ るヒズボラによる暗殺だ」とする声明を発表した。 ベイルートでは11 月中旬に、イラン大使館前で二度にわたる自爆テロ攻撃があり、同大 使館の館員を含め20 名以上が死亡する事件も起きていた。レバノンにおいて、シリアの反 体制派を支援する反アサド政権派と、アサド政権=イラン支持派の間での対立・闘争が激し さを増しており、首都ベイルートでこれほど大規模なテロが頻発するまで治安が悪化して いる。 12 月 30 日には、シリアとの国境防衛の任務にあたるレバノン軍の部隊が、レバノン 領空に侵入したシリアの航空機に対して地対空砲で砲撃を加える事件も発生。これまでも シリア軍の攻撃型ヘリコプターが、レバノン領内のシリア反政府勢力の隠れ家などにミサ イルを撃ち込むなど、国境近辺で両国軍による散発的な攻撃が行われるようになっている。 レバノン政府がシリア軍に対する反撃に転じた背景には、シリア内戦においてアサド政 権=イランの勢力が優勢になる中、危機感を強めるサウジアラビアが、シリアの反体制派や レバノン軍に対する支援を強化していることがある。 12 月 29 日、レバノンのマイケル・スレイマン大統領は、サウジアラビアから 30 億ド ルの支援を受けたことを明らかにした。この額はレバノンの年間の国防予算を上回る額で あり、サウジの力の入れようを十分に示す数字である。このサウジによるレバノン支援は、 シャタフ同財務相が暗殺されてから2 日後に発表された。イランとサウジアラビアの「代理 Page 1/8

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年 1 月 1 日号

(1) 地域紛争の危険高まる中東

  

(2) ロシアを襲う「イスラム・テロ」の脅威

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戦争」がシリアからレバノンに本格的に波及したとことを示唆する動きである。 またこのサウジからレバノンへの支援では、「フランスから新しい武器を購入するよう に」との条件が付いていることも、スレイマン大統領は明らかにしている。レバノンはこれ までアメリカから武器を購入し、アメリカからの訓練やさまざまな軍事支援を受けてきた。 そのレバノンに対し、サウジアラビアはその国防予算以上の支援を提供し、「フランスから 武器を買え」と指定したのである。レバノンはこのサウジの支援を歓迎し、フランスから武 器を購入する予定である。 ちょうどこの発表がなされた日に、フランスのオランド大統領がサウジを訪問中であり、 フランスがアメリカの中東での影響力低下の隙をついて、中東へのカムバックを果たして いることがわかる。 激化する中東でのパワーゲームでイランとサウジの暗闘が激化し、シリア内戦が地域全 体に波及していく中、ロシアに加えフランスも中東への再参入をはかっている。 ■イラク西部「スンニ・トライアングル」で宗派抗争激化  12 月 28 日、イラク軍がスンニ派の有力な国会議員を逮捕し、彼の兄弟やボディーガ ード5 名以上を殺害した。逮捕されたのは、スンニ派の有力指導者で、スンニ派が支持した 政治会派「イラキヤ」に所属する影響力のある政治家アフメド・アル・アルワニ氏である。アル ワニ氏はマリキ政権に対する反政府デモを組織してきたが、これまでマリキ政権に「狙われ た」他のスンニ派政治家同様、「テロ容疑」で逮捕された。  これを受けてスンニ派の国会議員44 名が議員辞職をしてマリキ政権に抗議。同時にイ ラク西部のラマディで抗議活動を行ったスンニ派住民が、政府の治安機関と衝突し13 名 が死亡する事件に発展。かつて「スンニ・トライアングル」として泥沼の激戦が行われたファ ルージャやラマディでは、マリキ政権に対する反発が沸点に達しており、武器を取ってイラ ク治安部隊の検問を襲撃する事件が頻発している。マリキ政権の「対テロ作戦」とスンニ派 住民たちの民間防衛部隊による衝突が始まった。  マリキ政権は、「対アルカイダ作戦」と称して、スンニ派地域での反政府デモに対する武力 鎮圧を強化しており、シーア派とスンニ派の宗派抗争が非常に危険なレベルに達している。  このマリキ政権に対して、オバマ政権はヘルファイアー・ミサイルを 75 発提供し 、 2014 年には無人機 ScanEagles も送ることを決めた。同ミサイルは 12 月 19 日にイ

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トライアングルを拠点とする「アルカイダ系過激派」の拠点に対して使う予定だという。  シリア内戦がイラクに波及することで、アルカイダ・イラクの勢力が拡大し、バグダッドな どで大規模なテロが発生しているが、マリキ政権はそうした 過激派への掃討作戦と 、 2014 年の国政選挙を前にしたスンニ派政治家の弾圧をセットで進めている。 こうした背景から宗派抗争が激化する中、オバマ政権は遂にマリキ政権に対する武器供 与を再開してしまった。シリアからレバノン、イラクへと紛争は拡大し、アメリカやフラン スもその紛争をエスカレートさせる方向で関与している。2014 年はますます中東の混 沌が拡大し、ルールなきバトルロイヤルが展開されることになりそうである。 【Source】

“ Bomb in Beirut Kills Politician, a Critic of Syria and Hezbollah”, The New York Times, December 27, 2013

“ Lebanon, Worried About Border, Fires on Syrian Helicopters in Its Airspace”, The New York Times, December 30, 2013

“Saudi Arabia gives $3bn boost to Lebanese army”, Financial Times, December 29, 2013 “ Western Iraq on brink of rebellion against Shia regime”, Financial Times, December 30, 2013

“Iraqi Forces Raid Sunni Protest Camp”, The Wall Street Journal, December 30, 2013 “Dozens of Iraqi MPs quit over Anbar violence”, Aljazeera, December 31, 2013

“Seven Killed as Iraqi Troops Arrest Sunni Lawmaker”, The Wall Street Journal, December 28, 2013

“US sends missiles and drones to Iraq to fight al-Qaeda ”, BBC, December 26, 2013 “US sends Hellfire missiles to Iraq”, The Washington Post, December 27, 2013

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(2) ロシアを襲う「イスラム・テロ」の脅威

■ボルゴグラードで連続爆破テロ 冬季オリンピックを目前に控えたロシアでテロが続いている。 12 月 29 日昼過ぎ、ロシア南部ボルゴグラード市中心部にあるボルゴグラード中央駅 の駅舎で爆発があり、利用客ら少なくとも17 人が死亡、約 40 人が重軽傷を負い病院に 搬送された。負傷者のうち8 人は重体と伝えられ、死者数はさらに増える可能性がある。  連邦捜査委員会によれば、同駅中央口を入った場所に設置された利用客らの手荷物検査 のための金属探知機ゲート付近で、リュックサックを背負った男が構内奥に進もうとして 警察官に制止された瞬間、男が身に着けていた爆弾を爆発させたと報じられた。ところが後 に現場付近で首だけの女性の死体も発見されており、自爆をしたのはこの女性であり男女 2 名がチームで起こしたテロ、との見方も出ている。 自爆ベストを起爆させると、身体は文字通りバラバラになるが、首だけは綺麗に取れて数 百メートル離れた場所で見つかることがあるという。チェチェン系のテロリストの中には 未亡人の女性テロリストが多く、今回のテロも女性が犯人だったとしても全く不思議では ない。 同委員会が発表したところによれば、爆発の威力は TNT 爆薬換算で10kg 程度と推定さ れ、爆弾には殺傷力を高めるため多数の金属片が仕込まれていたという。また、現場では犯 人が所持していたと見られる爆発しなかった手榴弾と拳銃も発見され、手榴弾はその後、当 局により処理された。 この事件の衝撃も冷めぬ翌30 日の朝、同じボルゴグラード市内のトローリーバスで再 び爆弾が炸裂し、バスを木っ端微塵に破壊し、少なくとも15 名が死亡した。この爆発の威 力は非常に強く、爆発したバスの近くにあった5 階建てのビルの窓ガラスが全て吹き飛ば されたという。爆発の威力は TNT 爆薬換算で4 kg と見積もられている。この日曜日と月曜 日の爆弾には同様の金属片が使われており、同じ場所で製造されたと考えられている。 犯行声明は出されていないが、過去数ヶ月、ボルゴグラードやその近辺でテロやテロ未遂 事件が続いており、チェチェン系の武装勢力の犯行だと考えられている。10 月 21 日に は市内を走行中の路線バス車内でチェチェン武装勢力に属する女性が自爆して7 人が死亡、 33 人以上が負傷する事件が発生したのに続き、10 月 25 日にはボルゴグラードよりさ

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系の男の手荷物から手榴弾や800g の TNT 爆薬が押収される事件も出ていた。また 1127 日には、首都モスクワ東部で、「Takfil wal-Hijra」を名乗るイスラム過激派グループ のメンバーら15 人が警察に逮捕され、秘密の隠れ家から複数の即席爆破装置(IED)や 銃器、手榴弾が押収される事件も起きていた。 北コーカサス地域のイスラム過激派たちがここのところテロ活動を活発化させており、 ロシア政府は厳戒態勢を敷いてテロ対策に努めている。 ■「シリア帰り」の過激派に神経を尖らせるロシア政府 2013 年、ロシア議会が対テロ法の修正案を可決し、外国の紛争に参加したロシア国民 に対して最高6 年の懲役刑を科すことが出来るように罰則が強化された。ロシア政府は、北 コーカサス地域のイスラム過激派たちが、国際的なジハード主義運動に感化され、シリアの アサド政権打倒のためにシリア内戦に参加していることに神経を尖らせている。  ロシアの情報機関は、すでに400 名のロシア国内のイスラム過激派たちがシリア内戦 に参加していると見積もっており、彼らが実戦経験を積み、思想的にもより暴力的過激化し て自国に帰ってくることを警戒している。  とりわけ、こうしたイスラム過激派たちが、2014 年 2 月 7 日から 23 日に開催が予 定されているソチでの冬季オリンピックをターゲットにする可能性が高まっているため、 プーチン政権は警戒を強めて対テロ法の修正に動いたのである。  新たな修正法の下では、テロ行為に手を染めた容疑者の親族が、テロの損害に対して罰金 を科せられるようになるのと、テロ組織を設立した場合には最高20 年の懲役刑が科され るようになること、そしてテロ組織の構成員になった場合にも最高10 年の懲役刑が科さ れるように、それぞれテロ関連の罰則が厳しくなっている。  ロシアでは言うまでもなくロシア正教徒が大多数を占めるが、人口の10%から 20% 程度はイスラム教徒であり、その大半は、北コーカサス地域のチェチェン人、イングーシ人、 ダゲスタン等の諸民族やヴォルガ川中流域のタタール人等である。民族的にも宗教的にも 異なるこの地域の人々は、ロシアからの分離独立を求めてこれまでもロシア中央政府と対 立してきた歴史があり、現在でもこの地域にはロシア政府に対し、武装闘争を展開する組織 が数多く存在する。 ■80 年代のアフガン戦争後と酷似する状況 Page 5/8

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 1990 年にはチェチェン共和国が独立宣言を行い、ロシア政府はその後第一次チェチ ェン紛争、第二次チェチェン紛争などを通じて軍事的にこの地域の独立武装運動を鎮圧し てきた。こうした激しい闘争の結果、90 年代後半以降は、モスクワ劇場占拠事件等の激し いテロ事件が多発し、ロシア政府は北コーカサス地域のイスラム過激派の存在に悩まされ てきた。  地理的にもコーカサス、中央アジア地域に隣接するこの地域のイスラム教徒たちは、中央 アジアやアフガニスタンとの交流も多く、こうした隣接する地域での出来事の影響を大き く受ける傾向が強い。とりわけアフガニスタンの内戦は、中央アジアを経て北コーカサス地 域のイスラム教徒たちに大きなインパクトを与えてしまう。  これにはさらに冷戦時代以来のアメリカとの暗闘の歴史も重なっている。1980 年代、 アフガニスタンに侵攻していたロシアと対抗するため、アメリカは世界中からイスラム教 徒を動員してアフガニスタンに送り、「聖戦の戦士(ムジャヒディン)としてロシア兵と戦 わせる秘密工作を展開した。冷戦時代最大の米中央情報局(CIA)の工作は大成功をおさめ、 ロシアをアフガニスタンから撤退させたのだが、その後アフガニスタンは内戦に陥り、残さ れた数万人のイスラム過激派たちが、後にオサマ・ビン・ラディンを中心にして国際テロ組織 アルカイダを結成していったのは有名な話である。  このアフガン戦争を通じて過激化したイスラム教徒の中には、チェチェンなどの北コー カサス出身者も多数いたため、アフガニスタンで戦争が終わった後、彼らは自国に戻ってテ ロを続けた。こうしてアフガン戦争の延長線上でチェチェン紛争が展開されたのである。 しかも、欧米諸国も対アフガン工作と全く同じモデルを使って、チェチェン人たちを支援 してロシアの弱体化を狙った工作を行った時期があった。 チェチェン紛争は、単なるチェチェン民族による独立闘争ではなく、欧米の反露工作とい う側面も持った複雑な国際紛争だったのである。カスピ海からロシアの港をつなぐ石油パ イプラインがチェチェンを通ることから、カスピ海の石油利権と関係する西側の勢力は、コ ーカサス地方の政治的不安定を煽り、グルジアやアゼルバイジャンへの影響力を強めてカ スピ海の石油を支配下に収めるためにも、チェチェンにてこ入れしてロシアの弱体化を狙 うという構図が存在したのだ。 実際にチェチェン戦闘員の指導者の一部は、1980 年代にアメリカやイギリスが世界 中のイスラム教の戦士たちをアフガニスタンに集めて軍事訓練をしてソ連にぶつける秘密

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ってみれば、冷戦時代にアフガニスタンで西側が仕掛けた対ソ工作の延長線上で、今度は米 英がチェチェン人を使ってロシア弱体化のために秘密工作を仕掛けていると捉えられてい る。 2004 年 9 月にロシアの北オセチア共和国ベスラン市の学校をチェチェン独立派を 中心とする武装勢力が占拠し、350 人以上の死者を出した大惨事が起きた時、プーチン大 統領は、「チェチェンのテロを支援する英米政府」を激しい口調で非難した。プーチン大統領 はこの時、「英米が『テロとの戦い』と言いながら無実の子どもたちを殺すチェチェンのテロ 行為を支援しているではないか」と述べて、両国がロシアを弱体化させるためにチェチェン 勢力を支援していることに怒りを露わにしていたのだった。 現在の国際情勢は、80 年代のアフガン戦争終結後の状況と酷似している。アメリカが 10 年間におよぶ対テロ戦争の後、アフガンからの撤退を進め、2014 年には北大西洋条 約機構(NATO)軍の撤退が完了する。このアメリカのアフガニスタンでの対テロ戦争でも、 タリバンを助けて多くのチェチェン戦闘員たちの姿がいたことが確認されている。 そして今度はアフガニスタンからシリアに戦場を変えて、こうしたイスラム過激派たち が実戦経験を積んで、ロシアに戻ってきているのである。 しかも、ロシア政府はシリアのアサド政権の強力な支援国として、この内戦では政権側を 強力にサポートし、反体制派の側にはイスラム過激派が集結するという構図が存在するの である。 ■ロシア国内のソフト・ターゲットが危ない こうした歴史的な背景を受けて、チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア、カバ ルダ・バルカル、カラチャイ・チェルケスの各共和国およびスタブロポリ地方では、反政府武 装勢力によるテロや誘拐事件が多発している。とりわけチェチェン、イングーシ、ダゲスタ ン、北オセチア、カバルダ・バルカルの各共和国では、主にロシア政府機関や治安機関を狙っ た多数のテロ事件が発生している。 2013 年 6 月に、ロシアの北カフカス地方を拠点とするイスラム武装勢力のリーダー ドク・ウマロフはユーチューブ上にアップしたビデオレターの中で、2014 年初頭にソチ で開催される冬季オリンピックを妨害する為に、全てを注力するよう仲間に呼び掛けを行 っている(PHP総研『2014 年版グローバル・リスク分析』)。 Page 7/8

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プーチン政権はロシアの威信にかけてソチ・オリンピックを安全に開催できるようにテロ 対策を強化している。同政権は、ロシアのあらゆる治安機関を総動員してソチのオリンピッ ク会場の警備を強化するはずなので、オリンピック会場でテロを実行するのは相当困難な はずだが、その代わりに警備の手薄になった近隣地域やモスクワなどの大都市でテロが勃 発する危険が高まるものと思われる。 治安機関は当然重点地域から優先的に警備をしていくので、どうしても警備の手薄な地 域や場所が出るのは避けられない。ロシア政府に打撃を与えたい勢力からすれば、世界の 人々が「ロシアは危ない」と思い、オリンピックに来なくなるようになればよいのだから、一 般市民に大きな被害を与えられることができ、メディアなどで大きく取り上げられるよう なインパクトのある攻撃を成功させればいいのである。 そう考えて行くと、ケニアのナイロビであったようなショッピング・モール、レストランや カフェのようなソフト・ターゲットを狙ったテロ、駅や電車など人が大勢集まる場所でのテ ロが、効果が高いと考えられる。 いずれにしても、現在のアフガン情勢、シリア情勢、そしてソチ・オリンピックという国際 イベントの存在が、ロシアにおけるテロの脅威を大きく高めており、2014 年は年初から 大規模テロのニュースが世界を駆け巡るかもしれない。 【Source】

“ Bomb Attacks in Russia Echo Threats by Chechen Insurgent”, The New York Times, December 30, 2013

“Second Blast Hits Russia, Raising Olympic Fears”, The New York Times, December 30, 2013

“Second bomb in city of Volgograd raises Sochi attack fears”, Financial Times, December 30, 2013

編集・発行人 菅原 出 発行日:2014 年 1 月 1 日(水)

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