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現代の共働き夫婦の超リアル実況中継 情報誌「ゆうレポート」|東京都北区

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Academic year: 2018

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    ゆうレポート

REP ORT

男女共同参画社会をめざす

           

           

No.

No.

33

33

東京都北区男女共同参画センター情報誌

東京都北区男女共同参画センター情報誌

平成26年度北区仕事と生活の

両立推進企業を認定しました

講座レポート さんかく大学ほか

平成26年度北区仕事と生活の

両立推進企業を認定しました

講座レポート さんかく大学ほか

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R EP O RT

小田舞子さんプロフィール

 2001年、東京の大学を卒業後、日経BP社 に入社。日経ビジネス編集部に配属。その 後、日経ビジネスアソシエ編集部に11年間 在籍。2014年春に異動し、11月に「働くママ &パパに役立つノウハウ情報サイト 日経 DUAL」創刊後、編集記者として数々の取材 を行う。長女(9歳)、長男(6歳)を夫と実母と ともに育てる共働き世帯。共働きのママ&パ パ編集者ばかりが集まった編集部で、フット ワーク軽く精力的に取材に駆け回っている。 http://dual.nikkei.co.jp/

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4人に3人が、子どもができて職場で肩身が狭 い思いを経験。 昨年11月に日経DUALの読 者を対象に行った調査(回答者1560人)より 子どもができてから、職場で働きにくい、気まず い、肩身が狭い思いをしたことがありますか? 昨年9月に北区で開催された「デュアラー応援講座」の様子

ある

77%

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(3)

 平成25年6月に「北区男女共同参画に関する意識・ 意向調査」を実施しました。その調査において「事業所で 役職者は何人いるか、うち女性役職者は何人いるか」を 聞いたところ、「役職者数計」は1,219人となっており、う ち女性は95人(7.8%)でした。「部長相当職」だけみると 185人中、女性は4人(2.2%)と特に女性が少ない傾向 にあります。

 女性の役職者が少ない理由として「必要な知識や経

験、判断力等を有する女性がいない」といった仕事上の 経験不足が挙げられています。しかし「男性は仕事、女性 は家庭」という意識も根強くあり、家庭と仕事を両立する ことが女性にとって難しいという現状にあるのではない でしょうか。

 「北区仕事と生活の両立推進企業」のような取り組み が今後も広がり、男性も女性も家事、育児、介護、仕事、

地域活動などを平等に分かち合えることが望まれます。 事業所での「女性役職者」の割合です。

7.8

数字から見る 北区の男女共同参画

役職者の合計人数(平成25年度) 女性の役職者が少ない・いない理由(平成25年度)

北区男女共同参画に関する意識・意向調査 報告書

必要な知識や経験、判断力等を有する女性がいない

将来役職者に就く可能性のある女性はいるが、現在役 職に就くための在職年数を満たしているものがいない

女性が少ない、いない 勤続年数が短く、役職者になるまでに退職してしまう 女性自身が役職者になることを希望しない 出張、全国転勤があるので役職者にできない 上司・同僚・部下になる男性が女性役職者を希望しない 時間外労働が多い、または深夜業があるので役職者にできない 仕事がハードで女性には無理である その他 わからない 無 回 答

0 10 20 30 40 50 60(%)

(%)

52.9(18社) 44.1(15社) 32.4(11社) 26.5(9社) 20.6(7社) 2.9(1社)

2.9(1社) 0(0社) 0(0社)

5.9(2社) 0(0社)

11.8(4社)

役職者数計 (n=1,219) 役員 (n=182) 部長相当職 (n=185) 課長相当職 (n=852)

■ 男性  ■ 女性

92.2

87.4

97.8

92.0

7.8

12.6

2.2

8.0

(n=34) 長時間労働から効率を意識

した働き方へ 生産性の向上

仕事以外の生活経験を生か した働き

健康面による退職や育児・ 介護による退職の減少 疲労蓄積による効率の低下 やミスの防止

家庭生活の充実 地域活動への参加 趣味・学習へ取組 の充実

健康・休養の確保

良い影響

仕事

仕事以外の生活

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貿

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東京都北区西ケ原2丁目34番13号 卸売業・小売業(資材・機器販売事業、 輸出入事業)

創業 昭和61年3月28日

従業員数 20名(女性11名 男性9名)

22

26

度  

26

12

24

27

話  

26

左から 花川北区長、有功社シトー貿易株式会社:谷口有三代表取締役、 営業開発グループ営業支援・お得意様課 中村淳子リーダー 

1  

法  

38

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講座レポート

東京都北区・東京家政大学連携事業

東京都北区・東京家政大学連携事業

文学・芸術から見た男女の生き方

文学・芸術から見た男女の生き方

北区さんかく大学

北区さんかく大学

 今年度の「さんかく大学」は、文学・芸術におけるジェンダーをテーマとし て実施しました。第1回は、『赤毛のアン』を題材に「アン」の物語の解題と 知られざる作者モンゴメリの人生、そして日本における受容について講義があ りました。お転婆で想像力が豊かで、明るく生きる孤児「アン」の形象はつと に有名です。しかし、それを描いたモンゴメリ自身は、女性であるが故に不自 由な生き方を強いられ、うつ病を抱える牧師の夫を支え続け、苦悩の末に自死 を選びました。モンゴメリは依頼に応じて、次々と「アン」の続編を出したものの、 実は書きたくなかったそうです。底抜けに明るい「アン」とモンゴメリの落差 を思うと、とても切なくなりました。

 NHKの連続ドラマ『花子とアン』の影響もあり、大勢の方が受講し、熱心に講師の話に耳を傾けていました。

 第2回のテーマは、「美術とジェンダー」です。講師が「誰もが知っている女性画家の名前を」と質問しましたが、なかなか出て来ません。

それは、あふれる才能があっても女性は画家になることを社会から排除されてきたからでした。美術学校に入れない、裸体を見てはいけ ない等々・・・ 女性は家事に支障のない範囲で、着飾った貴婦人や花であれば描くことを許されました。作品が残る女性画家のほとんどは、 父親が画家です。イタリアのアルテミジア・ジェンティレスキもその一人。自分の身体を鏡に映して、ヌードデッサンを学び、女性にしか描 けない作品を残しました。

 芸術は人類の文化遺産ですが、実は男性の視点による文化遺産で、女性の視点が長らく欠落していました。そして今も変わらない一面 が街中の公共彫刻(女性のヌードと母子像がとても多い)に表れている、との講師の指摘が腑に落ちました。

 第3回は、映画に注目しました。映画の世界は男性社会で、女性の仕事は記録係、衣装、メイクアップくらい。監督には、リーダーシッ プが必要なので、女性向きではないとされてきたのです。講師から50歳で映画監督に挑戦されるまでの歩みと映画への思い等々を伺いま した。学生時代は演劇に夢中だったこと、結婚と離婚、転職、TVの仕事・・・ 離婚する時には、これからは全て自分で選択し、決断し、 責任を持つことに恐れを感じたとも。監督デビューは、『ユキエ』のシナリオを描いてくれた新藤兼人監督の一言で決まりました。監督もと お願いすると「思い描いているものと違うものができてしまうかもしれない。あなたが撮りなさい」と背中を押してくれたのです。  最初に『ユキエ』『折り梅』『レオニー』と3本の予告編を見ましたが、「女性の視点で描く映画をつくりたい」という思いが伝わって きました。監督をしたことで、社会の慣習から外れても「怖れる」ことなく、自立することができた、と語る松井監督の新作『何を怖れる』 も必見だと思いました。

 第4回のテーマは、「音楽とジェンダー」です。思えば、学校の音楽室の壁に貼ってあった肖像 画は男性ばかりで、女性の作曲家と言われてもぴんと来ません。思い浮かべるのはクララ・シュー マンくらいです。しかし、洋の東西を問わず歴史に埋もれた女性作曲家がいました。講義では4人 の作曲家(スウェーデンのエルフリーダ・アンドレー、ラトヴィア共和国のルツィア・ガルータ、吉 田隆子、沖縄出身の金井喜久子)の作品の一部を聴きながら、男性支配の社会に敢然と立ち向かっ た彼女たちの生きざまを伺いました。

 また、ピアノ独奏曲『乙女の祈り』は誰もが知っている名曲ですが、作曲者がテクラ・ボンダジェ フスカ=バラノフスカというポーランドの女性だとは、あまり知られていません。長く親しまれる曲は作曲家など意識せず、伝えられてきた 訳ですが、そこには「作曲する人すなわち男性」という無意識の刷りこみがあったと気づかされました。

 第5回は、これまでの4回をしめくくるワークショップです。最初に第2回の補講として、 公共彫刻について 激論 している『TVタックル』の映像を観ました。その後はグルー プに分かれての意見交換。テーマは「4回の講座で印象に残ったこと、なるほどと思った こと」と「男女平等度が世界で104位の日本で、次世代に伝えたいこと」の二つ。グルー プ内で出された意見は発表し、全員でシェアしました。性別で決めつけない教育の重要 性や女性議員を増やすことの他、子育てに一番かかわる女性も意識を変え、同時に男性 の働きすぎも変えていく必要があることなど、たくさんの意見が出てきました。全員が臆 せず議論に加わり、闊達な討論が行われ、会場は熱気を帯びていました。最後に男女共 同参画推進課長から「さんかく大学修了証」を授与して、終了しました。

R EP O RT

実例に学ぶ、仕事と介護の両立

∼今日から始める、明日に備える∼

10月4日(土) 

仕事を続けながら介護する心構えとやりくりのコツ

 講師 NPO 法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会) 理事長 太田差惠子さん

知っておきたい介護保険サービス利用法

 講師 北区浮間さくら荘高齢者あんしんセンター 主任介護支援専門員 関口久子さん

 親やパートナーの介護のために離職する人が急増しています。本講座で は、離職せずに介護をするための心構えと実践的なノウハウを、介護現場 に近い二人の講師に学びました。ポイントとして「要介護者と対話する」「上 手に人を頼り介護チームをつくる」「公的なものに限らず介護サービスを組み 合わせて利用する」「在宅介護の3本柱は、 ①ヘルパー(家事支援)、 ②デ イサービス(通う)、 ③ショートステイ(泊まる)」などがあり、海外居住の子 が地域包括支援センターと連携して

親を介護する事例まで含めて解説さ れました。受講者の半数が介護をし ていることもあり、講義の後の質疑 応答では時間が足りなくなるほどでし た。介護当事者の抱える問題の多様 性、複雑さが改めて浮き彫りになる 講座でもありました。

パートナーシップ事業 

多様な働き方と企業の未来

∼ワーク・ライフ・バランスの先進事例に学ぶ∼

[ 企画・運営 ] 特定非営利活動法人銀の鈴交流ネット 10月16日(木)

 講師 ヤフー㈱人財開発本部本部長 斎藤由希子さん

 社員のライフスタイルに応じて、充実した働き方ができるよう、企業経営・ 人事の立場から、多様な働き方を支援する実践事例が紹介されました。ヤ フー㈱では「社員の才能と情

熱を解き放つ」をスローガン にして、様々なツールを用いて ワーク・ライフ・バランスに取 り組んできました。中でも、社 内でのコミュニケーションを促 進する方法については、参加 者の関心が高く、質疑応答の ときにも活発なやりとりがみら れました。

DV 理解基礎講座

DV・モラルハラスメントを知る

∼友人・隣人として私たちにできること∼

11 月 20 日(木)、11 月 28 日(金)

 講師 NPO 法人レジリエンス副代表 西山さつきさん

 DV(ドメスティックバイオレンス)には殴る蹴るといった身体的暴力とい うイメージが先行しますが、精神的暴力、性的暴力、経済的・社会的暴力 等様々あります。DV 被害者は生活やものの考え方を制限され、支配されて 力を奪われてしまいます。加害者から離れたくても離れられなくなるその構造 について、また子どもへの悪影響等、 DV被害の実態を知り、もしDV被害 を受けていたらいかに対処するかについての講義でした。

 DV・モラルハラスメントの中ではコミュニケーションが上手くとれなく なります。「2人でよく話し合ったほうがいい」というアドバイスは有効で はない、とのお話しもありました。

 多くの方が参加できるよう、同じ内容で午後と夜間で2回実施しました。

実家と自分の家を整理する 大人片づけ講座

1 月 22 日(木)

 講師 片づけ上手塾エグゼカレッジ表参道校代表理事 渡部亜矢さん

 超高齢社会、高齢単身世帯の増加に伴い、自分の身の回りのみならず親 の家の整理が課題となっています。身の回りの整理は、安心安全な生活に 直結し、親も子も心の整理をして自分らしい生き方をすることにも役立ちます。  講義前半では、片づけの能率を上げる「一時保管」、「防災」の視点、世帯・ 居住状況や大切なもの・ことの推移を整理した「ライフメモ」作成の重要 性が強調されました。後半では、親のハートから遠い距離にあるところから 手をつける「もめない」親子の片づけ手順、親とのコミュニケーション術が 解説されました。

 最後に、「実家と自分の 家それぞれで捨てられないも のベスト3」「捨てられない 理由」を受講者が話し合い 発表して片づけ整理の課題 を共 有するワークを行い、 講師が対処法を解説して講 座をしめくくりました。

女性のための再就職支援講座

10 月 8 日(水)ビジネスマナー講座  講師 マナー講師 後藤千幸さん

10 月 9 日(木)知って差がつく! 採用される !! 再就職のポイント  講師 王子公共職業安定所 赤羽しごとコーナー

就職支援ナビゲーター 小林智宏さん 10 月 10 日(金)身だしなみメイクアップ講座  講師 メイクアドバイザー 坂井ナオミさん

 毎年好評の女性のための再就職支援講座は今 年度で3回目になりました。

 1日目のビジネスマナー講座では電話でのアポイ ントの取り方など、ペアワークを通して実践的に学 びました。ビジネスの場だけでなく普段の生活にも 参考になるような事柄が多くありました。

 2日目は面接時、応募書類作成時のポイントなど を学びました。出産、育児、介護など家庭の事情 で離職し職業にブランクがある方に向けて、家事労 働、地域活動もお仕事につながる経験となることを お話されていました。

 最終日は就職の際の身だ しなみについて、じっくりお 話がされた後、受講者からモデルを選び、実際にメ イクがなされました。身だしなみによって受ける印象の 違いを講義と実践で学びました。

 3日連続の講座にも関わらず、みなさんの熱心に 受講される様子が印象的でした。

 11月にギャラリー遊にて『女性に対する暴 力をなくすために』と題して、パネルなどを展 示しました。

 女性に対する暴力をなくす運動のシンボル マークであるパープルリボンを装飾したツリー を設置し、来場者にもパープルリボンをツリー に飾ってもらいました。皆さんの思いが詰まっ たパープルリボンツリーになりました。

第 1 回 11月2日㊐

第2回 11月9日㊐

第3回 11月23日㊐

第4回 11月30日㊐

第 5 回 12月14日㊐

『赤毛のアン』とジェンダー  −「アン」をめぐる長い20世紀 東京家政大学教授 伊藤 節さん 描かれる女、描く女

 −美術とジェンダー入門編

青山学院大学非常勤講師 西山千恵子さん 女が映画をつくるということ

映画監督 松井久子さん 女性作曲家を知ることの大切さ  −音楽界からも男女平等を実現したい 国立音楽大学名誉教授 小林 緑さん まとめのワークショップ

参照

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