兵庫県加東市と韓国大邱市における大気中浮遊物質の粒径別に見た季節変動と降水組成との比較研究
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(2) y=2・x・10・価数/(1000・分子量) (meq). 方の影響を受けていると考えられる。. y=2・x・10・価数/(分子量) (岬q) oj一. 今回は単位に、μeqを用いて計算した。ここで、. 欝講擬菱襲…童…. フィルターがV(L)の空気を吸い込んだとする. と、空気塊1m3あたりに含まれるイオンの当量 濃度Zは次式で与えられる。. 。.02. 0. z=1000・y/V (μeq/m3). ;き…き…. 2)大都の結果 ・S042一イオンとNH4+イオンは、PM2.5で、・1. 0.o一. 年を通して多く、特に夏期に多いことから地域内. {{. 発生の影響が大きいと考えられる。. 図2 杜め海塩起源物質の経月変化. ・Ca2+イオンはPM2.5,PM10−2.5に多く含ま れており、秋から春にかけて濃度が上昇した。 ・Na+イオンとC1’イオンは、海塩起源と考えら. 4)硫酸イオンのPMと降水の比較. れるものが、PM1OとPM10・2.5に多く、夏と、. 大都、杜両地点でPM2.5に、S042一イオンが. 秋から春にかけて二つの上昇パターンが見られ. 多量に含まれていることを踏まえ、PMと降水濃. た。このNa+イオンとC1■イオン濃度の上昇は、. 度を比較した結果、両地点ともPMの濃度が高く. 夏季の台風および秋から春の季節風によっても. なる春から夏にかけて、降水中の濃度が低く一なっ. たらされたと考えられる。. ていた。この時期の降水量の値は高いことから、. ・一 禔APM2.5には、C1■イオンは含まれず、Na+. イオン、Mg2+イオン、Ca2+イオンは同じような. PM2.5のS042一イオンが多量の降水によって洗 浄、希釈されたためと考えられる。. 季節的変化を示した。このNa+イオン、Mg2+イ オン、Ca2+イオンのグループは大都市を囲んでい. 5.結論 ・S042一イオン、NH4+イオンはPM2.5に多量に. る山などの近隣発生の土壌起源と考えられる。. 含まれた。一方Na+イオン、C1一イオンはPM10. 3)杜の結果. とPM10・2.5ではほぼ同濃度であるが、PM2,5. ・S042一イオンとNH4+イオンは大都と同様に、. ではC1■イオンのみが減少している。. PM2.5で多く、春から夏にかけて上昇した。. ・大都のPM2.5のNa+イオン、Mg2+イオンは. ・Ca2+イオンはPM10で少なく、PM2.5,. 土壌起源、杜のPM2.5のNa+イオンは海塩起源、. PM10・2.5に多く含まれている。. Mg2+イオンは海塩と土壌起源両方であると考え. ・Na+イオンは、PM10,PM10・2.5,PM2.5で、 夏、冬、春に増加し、全て海塩由来と考えられる。. られる。. ・C1一イオンは、PM10,PM10−2.5でNa+イ. ・杜のPM2.5におけるC11イオン濃度の減少は、. オン同様に見られたが、PM2.5では見られなか. 酸性のS042一イオンが大量に含まれることによる. った。これは杜のPM2.5に酸性の硫酸イオンが. クロリシロス反応のためである。. 高濃度で含まれるために、次のようなクロリシロ. ・PM2.5で測定されたS042皿イオンはローカル. スの反応が大気中で生じたためと考えられる。. な発生によるものであり,長距離輸送されてきた. 2NaC1+H2S04→Na2S04+HC1. S042一イオンとは別のものであると考えられる。. ・PM1O,PM10・2,5のMg2+イオンは海塩起源と 主任指導教官 尾開 徹. 考えられるが、PM2.5は海塩起源と土壌起源両. 一34!一.
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