市長からのメッセージ「消費者行政の推進について」
近年、パソコン・スマートフォン等の普及に伴うインターネットを通じたト
ラブルや、主に高齢者を狙った詐欺的な投資勧誘によるトラブルなど、消費環
境の急速な変化を背景に、消費者を取り巻く問題は、一層複雑・多様化してお
ります。平成28年度には、約4,000件の消費生活相談が寄せられ、被害
総額も9億円を超えるなど、消費者被害は依然として深刻な状況にあり、トラ
ブルに巻き込まれやすい高齢者や若年層を中心とした被害防止対策が急務とな
っております。
こうした中、岡山市では、平成9年から、消費生活相談員による消費者トラ
ブルの解決に向けた助言・あっせん業務を開始するとともに、平成21年には、
「消費生活センター」を設置し、相談体制の強化を図っております。
また、インターネット・テレビ・ラジオ・新聞等の各種メディアを活用した
啓発やメールマガジン「消費生活情報おかやま」によるトラブル発生情報の配
信、消費生活出前講座、学校と連携した若年層に対する消費者教育、消費者教
育担い手養成講座など、消費者トラブル被害を未然に防ぐとともに、消費者自
身の行動力強化を図るための様々な活動を推進しているところであり、加えて、
消費者教育推進地域協議会を設置し、消費者教育推進計画の策定にも取り組ん
でおります。
岡山市では、今後とも、すべての市民が安全で安心して暮らせるまちの実現
に向けて、地域住民や関係者の皆様との協働により、悪質商法の排除や自らト
ラブルを回避できる賢い消費者の育成に、全力で取り組んでまいる所存です。
市民の皆様には、岡山市の消費者行政の推進に、一層のご理解とご協力を賜
りますようお願い申し上げます。
平成29年11月