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政務調査視察報告書 ( 404) 委員会 会派名 ( 民政クラブ ) 太田俊昭 鈴木英樹 井村伸幸 ( 記 )3 名にて 視察日時 視察先 概要 視察内容 平成 29 年 11 月 9 日 ( 木 ) 10( 金 ) 午前 9 時 30 分 ~ 沖縄県那覇市 人口 :323,308 人 世帯数 :1

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●政務調査視察報告書(№404)

委員会・会派名 (民政クラブ)太田俊昭、鈴木英樹、井村伸幸 (記)3名にて 視察日時 平成 29 年 11 月 9 日(木)・10(金)午前 9 時 30分~ 視察先・概要 沖縄県 那覇市 ・人口:323,308 人 ・世帯数:149,921 世帯 ・面積:39.57 km² ・特記事項:最大の島、沖縄本島の南部に位置し、那覇を中心とする 1,500km の円周域には、東京、香港、ソウル、北京、マニラなどわが国の南の玄関とし て地理的に好条件の位置にあります。朱里城跡、玉陵、円比屋武門御獄石門(世 界遺産)赤嶺駅(日本最南端の駅)など空港・港湾を擁する観光、ビジネス・ 交流拠点として県内の産業を牽引している。 視察内容 「第79回 全国都市問題会議」について 選定理由(目的) ①都市の魅力と地域の創生戦略 ②新しい風をつかむまちづくり一について 視察概要及び評価 ▲那覇市沖縄県立武道館にて ●テーマ:ひとがつなぐ都市の魅力と地域の創生戦略 ~新しい風をつかむまちづくり一について~ ①何が都市を魅力的にするのか ②“人がつなぐ”ことの意義 ③地域の創成を目指して 第1日:11 月9日(木) 【基調講演】 ●多様性のある江戸時代の都市 東京大学史料編纂所教授 山本 博文 氏 ①巨大都市と多様なまち ・江戸時代の大都市の発展は、諸国城下町の発展に 支えられていた。 ②参勤交代がもたらしたもの ・大名が国元と江戸を隔年に往復する参勤交代の制度は、街道と宿場町の発 展をもたらした。 ・街道や宿場の整備が進んだことで、庶民の旅行も次第に行われるようにな り、参詣客を迎えるため門前町も発展する。 ・全国的な流通網が形成されたことによって港町も発展する。 ③現在に続く町のかたち ・江戸時代は全国各地の多様な性格を持つ町が相互に影響しあって発展した 時代。 ・町の発展、人の移動とともに、文化や情報も先進的な大都市から地方都市 にもたらされ、現在の日本の町の原型を作っていった。 【主報告】 ●ひと つなぐ まち -新しい風をつかむまちづくりー 沖縄県那覇市長 城間 幹子 氏

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①那覇市の魅力 ・沖縄県は、今年度本土復帰 45 周年を迎えた。 復帰後国沖縄振興支援策により那覇市も空港 ・湾岸・モノレールなどの交通インフラや公共施設をはじめとする都市環境 整備が着実に進んできた。 ・一方で復興後の環境整備で都市化が進み、沖縄らしさが亡くなった。 ②那覇市の課題と取組み ●観光客も地元市民も楽しめるまちの創造 ・中心市街地があまりにも観光地化され、地元市民の足が遠のいている。 ・地元市民も楽しめる中心市街地とするため次の取組みを行っている。 (1)第一牧志公設市場の建て替え (2)農連市場地区の再開発 (3)新文化芸術発信拠点施設の建設 ●新しいコミユニティの力を求めて ・市民ニーズ多様化して行政だけでは対応が難しい ・行政と市民、企業とNPO団体などとの協働によるまちづくり (1)子どもの貧困対策 (2)健康寿命の延伸 (3)新たな地域リーダの発掘・養成 ③那覇が目指すこれからの都市像 ・ひととひと、ひとと地域、そしてひとや地域と企業をつなぎ、その絆の糸 を幾重にも紡あげ、大きな布としてやがてまち全体をやさしく包む。その 世代が布を織って時代をつくる。それぞれの時代が幾重にも重なりあうこ とでそのまちの風格や文化・歴史を誇り高く彩るもの。 ・新しいモノやコトの付加価値を生み出すとともにこれらの取組みが新たな 礎となり、ますます魅力ある「ひと つなぐ まち」にしていくことで、 新しい風をつかみ、さらに」追い風に変え、躍動感みなぎる万国津梁のま ち「那覇市」を目指したい。 【一般報告】 ●人口減少社会の実像と都市自治体の役割 -人口とインフラの適正な持続的配置はいかに可能か?- 首都大学東京大学院人文科学研究科准教授 山下 祐介 氏 ①地方消滅から地方創生へ -東京一極集中と人口源社会 ・いつの間にか地方創生は、しごとづくりで 人口減少阻止へというものに転換してしまった。 ・「稼ぐ力」の競争となっている。 ・権力の集中がカネの集中や人の集中を生んでいる。 この集中を止めるには地方分権しかない。 ②人口減の悪循環をどう読み解くか? ・分配する財は政府にもないのだから、それぞれに稼げと言うことなのだ。 政府にとっても打つ手がないことを示している。 ・自治体の人口減が財政難に繋がっていく。財政難は、その自治体にとって 必要なインフラの維持を困難にし、サービスの減少を余儀なくする。 ・人口減少を食い止めるための本当の処方は、人口減=財政難でも可能なイ ンフラサービスの維持を実現すること。 ③人口ビジョンの(本来の)考え方と総合戦略のあり方

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・誤った方針に沿って進める地方創生は、人口減少阻止から外れたものにな るはずである。というのも、そもそも地方に仕事はないかといえばある。あ るのに若い人でなり手がないのである。ミスマッチの問題が大きい。 ・ではなぜ地方に若いこれこそ解かねばならない問題なのである。地方で暮 らすことの不安(とくに若い人の不安)を、いかに孵消するのかが最大の 課題である。 ・限られた財源で現行のインフラやサービスを全て維持しつづけるのは至難 の業である。だがその時に,人口集中地帯では供給されても、過疎地帯に はもはや予算は付かないと印象づけてしまえば、人口は都市に過剰集中し てしまう。 ・人口とインフラの適正規模、適正配置が現在の最重要課題と見なければな らない。そしてこれは産業別の人口構成についてもいえ、また世代間の構 成にも関わってくる。 ・人口減少問題を解く手がかりは、競争でも、稼ぐことでもなく、適切に 財を分配し、全体を調整することができるかどうかである。 ④成長社会の限界—リスク社会から、リスク対応社会を経て、安定社会に ・インフラをみなで維持し、提供し、活用して、人の流れを正常化し、この 国をしっかりと安定的に維持していくこと。これが人口減少社会に向き合 う私たちの最大の課題である。 ・権力や財、インフラを「選択」し「集中」すれば、これらが集中する場所に人 は集まる。そうして人が大都市に集まれば、人口過疎地のインフラはます ます残らなくなる。 ・「選択と集中」という考え方こそが、東京一極集中の原因である(そもそも 「選択」は優生思想にもつながる発想なので要注意)。 ・人口減少=東京一極集中の正体は価値の問題である。逆に言えば、国民・ 住民にそうした価値の転換をしっかりと問う政治リーダーシップ、さらに は人口問題を解決していくのに必要なきめの細かな住民の参加と連携の 促進、協働を前提とした政策形成の場づくりこそが、今回本当に求められ ているものなのである。 【一般報告】 ●自然と都市が融合し 共生が地域の価値を高めるまちづくり 北海道釧路市長 蝦名 大也 氏 ①地方分権と地方自治 (1)地方分権改革の変遷 ・第一次地方分権改革 ・三位一体の改革 ・第二次地方分権改革 (2)自主・自立の地方自治 ・地方と都市の関係性 ・地方財政と分権 ・自主・自立の地方自治 ②自然と都市が融合し共生が地域の価値を高めるまちづくり (1)世界一級の観光地づくり ~観光立国ショーケース・国立公園満喫プロジェクト~ ・日本版DMOの確立 ・観光資源の磨き上げ ・ストレスフリーの環境整備 ・海外への情報発信 (2)長期滞在(ちょっと暮らし)の推進 ・発想の転換で活かす地域資源 ・民間主体のビジネス化 (3)入湯税超過課税の活用

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・導入までの経過 ・使途と運用 ③将来を見通したまちづくり ・「後の世の春をたのみて植えおきし 人の心の桜をぞみる」 【一般報告】 ●新たなステージに入った沖縄観光 -複合的な魅力を有するハイブリッドリゾートへー 琉球大学観光産業科学部教授 下地 芳郎 氏 〇那覇市への期待 ・那覇市観光基本計画では 「人も、まちも活きいき、美ら島の観光交流都市」 を将来像に首里城や紅型、泡盛、琉球料理などに 代表される歴史文化資源やショッピングやエンター テインメントなどの都市観光に加え、クルーズや ビジネス目的など多様な訪問者(ビジター)ニー ズに対応した施策を展開している。 ・観光客からの満足度は高いが、一方で景観やサービスの質、外国人観光客受 け入れ、観光客増加に伴う市民生活影響対策などでは課題も多く計画に定め る施策の着実な実行と新たな取り組みが必要である。 ・那覇市はその歴史的経緯から「琉球(沖縄)」「日本」「中国」「アメリカ」と いう4つの“顔”を持つユニークな都市であるO日本とアジアをつなぐ拠点 として、これまで述べた取り組みに加えて、「観光は平和へのパスポート」 に代表される観光を通した世界の平和研究拠点及び国際交流拠点としての 取り組みの強化を期待したい。 ・観光を取り巻く環境の変化は速いが、様々な変化に柔軟に対応できる“強さ” と 21 世紀の世界の津梁(架け橋)となる“優しさ”を持った世界の交流拠 点都市となることを期待したい。 第2日 11 月 10 日(金) 【パネルディスカッション】 〔コーディネーター〕 早稲田大学理工学術院教授 後藤 春彦 氏 〔パネリスト〕 ◎産業観光による地方創生 株式会社能作代表取締役社長 能作 克治 氏 ①伝統産業の復活 ・既成概念だけで評価するのではなく、地域、伝統 の素晴らしさを伝えることが伝統産業の復活、地 域の創生につながると思った。そのきっかけは、 25年前親子連れが鋳物技術を見せるため工場見 学に来場した時、親が「よく見なさい。勉強しな いとこんな仕事になるよ」。と子供に話した言葉から、職人の地位を高め 子供たちに誇りに思っていもらう取り組みを進める。 ・その後、行政にて伝統工芸の素晴らしさを伝える授業「ものづくり・デザ イン科」が始まり、11年目にはこの授業で見学に来た女子生徒が鋳物と 当社にあこがれを持ち、研磨職人を志願し入社した。

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②新たな取り組み ・4月に新社屋を建設、生産の拡大と産業観光に特化した事業を始める。 ・鋳物の匂い、熱、音をじかに感じてもらえる五感に訴える見学を行うこと を重視。 ・職人や社員も見学者に触れ、現場の清掃やモチベーションが向上した。 ③現状の産業観光 ・全国へ直営店を出し、富山県全域の PR にも活用することにより、情報発 信が全国的に行える。この取り組みが、民間でできる地方創生と考える。 ・具体的な産業観光の「5つのサービス」 ◇工場見学「FACTORY TOUR」 ◇体験工房「NOUSAKULAB」 ◇富山県内の観光情報「TOYAMA DOORS」 ◇自社製品の器にて地元食材の提供「IMONOKITCHEN」 ◇直営店「FACTORA SHOP」 ※観光客が地域を回遊することに意義があるため、社員が「5つのサービ ス」を連携させ産業観光に繋げる取り組みを進める。 ④現状の課題 ・見学者の増加(旧工場 年間1万人⇒新社屋 4か月で4万人)により対 応人員の配置問題や、入場時の不手際が会社全体の問題として指摘され る。引き続き、観光客の満足のいく産業観光を行うことが重要。 ・成果は、地元の方々のリピータが次の県外の知り合いや友人を連れてきて いただける。また、メディアの全国発信により県外やインバウンドのお客 が増加。 ⑤地方創生に向けて ・産業観光を官民一体で取り組める施設整備。 ・ものづくり産業があり、企業が産業観光に取り組むことにより観光客の増 加を含め地方経済が活性化する。 ・他社も興味を持ち長期的に取り組むことにより、県民の意識改革、観光客 の増加、それに伴い産業観光を行う企業が増え地域経済が活性化する好循 環が生まれる。何より日本を愛する人々を増やす。 ◎人と人がつながり、共感で響きあう -まちの魅力と新たな地域価値創造— まちとひと感動のデザイン研究所代表 藤田 とし子氏 ①市民が主役のまちづくりを実現する活躍の舞台を創る ・多様な立場の人々が関われる組織(『まちづくりの プラットフォーム=KIC』)の構築により、地域の 組織に横串が通り、理想とするまちづくりに向け、一体となって事業の推 進が図れる。 ・観光マップは、情報誌に載らない「私だけのヒミツ」、住んでいるから知 っている「とっておきの情報」など、魅力発信のための「ワクワクのタネ」 が重要。 ※まち散策には、「3つのマップが必要」 ◇空間:エリヤマップ ◇時間:ロードマップ ◇ひと:ステークホルダーマップ ②若者世代の活躍とつながりから、新たな地域価値を創出する

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・若手リーダーの育成をするため、キーマンの発掘(『あがらたなべぇ☆調 査隊』)。 ・メンバー全員で商店街及び周辺のまち歩きを行い、気になる風景をカメラ に収め、発見や私だけの思い出をメモして、次会ンお会議にて報告・提案 方式を取り入れた。 ・自分の足で稼いだ情報、肌で感じたまちの温かさ、そしてともに汗を流し ながら歩いた仲間との時間が、調査隊メンバーの「まちへの誇りと愛着」 に火をつけ、意欲的な活動の原動力となる。 ・人のつながりから、アーティストが手弁当で市内外から参集し、アートプ ロジェクト『紀の国とレイナート2014』が開催され、地域の人々とア ーティストの共感、共創によるアートイベントとして根付き、毎年多くの 人々の共感と感動を集めるイベントとなる。 —感性・文化産業と沖縄感動産業戦略構築への道— ◎「感動立県おきなわ!を目指して」 沖縄文化芸術振興アドバイザー 平田 大一 氏 ①道の始まり ・「文化」と最もマッチング可能なのが「観光分野」 「観光産業」は「感動を体験する産業=感動産業」 ※文化・芸能鑑賞体験、マラソン、空手など ・「文化・芸術のために人づくりを行うのではなく、 人づくりのために文化・芸術を活用する」考えを持つ。沖縄で言うと沖縄 が沖縄らしく生き残る道は「文化」を基調とした「地域コミュニテイーの 再生」を目指し「感動体験を軸とした次世代の人財育成」を図るとともに 「若者が夢見る新たなシゴトのカタチ」を生み出すことである。 ②ミスキャスト!~県内異例人事発令 ・2010年11月、仲井眞弘多知事は、従来の 「観光商工部」「文化環境部」を解体し、「文化 観光スポーツ部」を創設し、横断的に活動でき る組織体制を構築した。その初代部長を務めた。 ・行政の役割は、「仕組みをつくることであり、物 事をシステム化」することである。その成功の 秘訣は舞台演出に通じると考えた。そこで、「演 出論的組織運営」で「3つの要素」が必要と考 える。 3つの要素とは ◇台本(計画):施策を考え ◇配役(人事):実行するためには適材適所を考えた配置 ◇規模(予算):事業規模 ③この終わりは、新しき道の始まり ・文化観光スポーツ部長を退任後、「沖縄文化芸術振興アドバイザー」とし て「おきなわ型感動体験プログラム」を創出し、「感動産業」の定義づけ をする、新たな指標として「感動体験度指数」を設定する。 ・今後、他府県等の差別化を図り、多くの交流人口を生み出す新たなコンセ プト、インパクトあるユニークな沖縄県ならではの施策こそが必要。「情 報発信」と「実績づくり(存在感の発揮)」を意識したダイナミックな施 策の展開が重要で、観光産業に資する文化資源、地域財産こそ「感動産業」 の新たな解釈とする。

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◎ふるさとルネッサンス -16年の軌跡— 福井県勝山市長 山岸 正裕 氏 ①まちづくりの理念と構想 ・理念:「ふるさとルネッサンス」 ・構想:誇りと活力に満ちたまちへの復興と再生 ②「エコミュージアム」による構想の具体化 ・「新しい価値観による豊かさの発見と再生・創造」を実現するため、「エコ ミュージアム」を「ふるさとルネッサンス」の具体的事業として「第 4 次勝山市総合計画(平成 13 年~平成 22 年)の基本計画」に組み込む ・「勝山市エコミュージアム協議会」を立ち上げ、「わがまちげんき事業」が スタート ③事業の推進 ・地域住民の喚起をはかるため、遺産マップを作成 ・地域遺産を地域の宝として再認識する遺産めぐりウォーキングの実施 ・「わがまちげんき発掘事業」を初年度スタートさせ、「わがまちげんき創造 事業」、「わがまちげんき発展事業」を展開。 ・第 5 次勝山市総合計画では「エコミュージアムによるふるさとルネッサ ンスの実現」を掲げ、平成 23 年度より「わがまち魅力醸成事業」、「わが まち魅力発酵事業」、「わがまち魅力発散事業」と順次展開 ④事業の改良と成果 3 年毎に様々な事業の改良を実施 ・事業対象者を NPO や市民団体に拡大 ・補助制度を一律交付型から公開審査を経ての補助額決定型に変更 ・参加グループの拡大のためにチャレンジ部門を設立 ・環境加算助成金の設置 などにより、地域の活力が引き出された様々な事業が立ち上がる ・ふるさとに愛着を持った次世代の育成など市民と行政が一体となったまち づくり活動を展開 ◎人を育て・人が育つまちづくり -協同・連携の中で 静岡県島田市長 染谷 絹代 氏 ①取組の方向性 ~市民との協働・連携~ 人口減少の状況下においても、市民が豊かさを実感できる社会を維持し続 けること 市民が真に求めるものを、市民とともに創り上げていくことが、「まち」の 魅力を高め、持続的な発展につながる ○市民参加型シティプロモーション~島田市緑茶化計画~ ・ブランドメッセージとロゴの活用により国内外に向け、積極的なシテ ィプロモーションを展開 ・緑茶の魅力発信のため、市と島田市茶業振興協会、大井川農業協同組合 の協力により、期間限定アンテナショップを渋谷ロフト内に出店 ・具現化に向けた取組として産学官コラボレーションによる商品開発・

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販売など多様な主体と連携 ○地域住民との協働による ・地域資源を活用した体験・交流のプログラム を取り入れた観光(着地型観光)を推進し、 地域の魅力を活かした観光施策を展開 ○2 千人を超す市民ボランティアで「島田型お もてなし」 ・「しまだ大井川マラソンinリバティ」(フルマラソン大会)に見られる 市民総ぐるみの「おもてなし」としての「島田型おもてなし」の継続 ②新たな連携の枠組み ○民間との連携による「にぎわいの創出」 ・「稼ぐ拠点」として、交流人口増加による地域振興を目指した「賑わい 交流拠点」の整備を推進:1000 台規模の駐車場整備、SL停車の新 駅設置 ○商工団体・金融機関との連携による「地域経済活性化」 ・中小企業者や起業・創業を考えている方の相談業務を柱とし、人と人、 人と企業、企業と企業との交流を促進させ、地域産業の活性化を図るた めの「島田市産業支援センター(愛称:おびサポ)」を平成 28 年 4 月 にオープン ○近隣自治体との連携による「圏域の活性化」 ・連携中枢都市である静岡市と連携協約を締結し、「しずおか中部連携中 枢都市ビジョン」の策定により効果的な連携事業を展開 ・圏域の目指す将来像としての 4 つのスローガンのもと、圏域全体の活 力向上だけでなく、圏域内外の交流を活発化させ圏域全体の「定住」人 口の増加を目指す ③人を育て・人が育つまちづくり~協働・連携の中で~ ・平成 29 年度を第 2 次島田市総合計画など、10 年先を見据えた新たな 都市像を示す重要な年度として位置づけ、市民、特に若者の参画を促進 ・地元商工会議所青年部や地域の有志によるボランティアやプロジェクト に見られる「まちづくり」に対する意識の醸成 本市への反映 (意見・課題など) 【所見:太田】 ・今回の全国都市問題会議では、「ひとがつなぐ都市の魅力と地域の創生戦略」を テーマとし、“都市の魅力”、“ひとがつなぐ”、“地域の創生”というキーワードで、 まちづくりについて議論が展開された。 ・“都市の魅力”を「都市がもつ、ひとを引きつけ、集わせる力の総体」と“都市の 魅力”を『都市がもつ、ひとを引きつけ、集わせる力の総体』と理解した。この 機能が集積し、都市の魅力を形作っている「経済的魅力」「生活的魅力」「文化的 魅力」「社会的魅力」の4つに分けられることを認識。 ・“ひとがつなぐ”では、「ひとのつながり」「ひとがつながる」「ひとにつなげる」 の3つに分けられ、地域コミユニティの活性化は、都市の魅力を高めていくうえ で欠かせない。その一方で、社会環境の変化に伴い、多くの都市自治体において、 町内会・自治会の加入率が低下傾向にあり、地域コミュニティの衰退が危惧され ている。今日、都市における“ひとのつながり”の力をいかに高め、都市の魅力 の創出につな.げていくのかが問われており、政策形成時における参加・協働が必 要となることを再認識した。 ・“地域の創生”では、出生率の向上によって人口減少に歯止めをかけることであ り人口減少に対応した効率的・効果的な社会システムを構築することであり地域 の魅力を総合的に高めていくことであり、住民参加・協働のもとで展開する「都

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市内分権」の観点が重要である。また、いかに「狭域」と「広域」の政策を重層 的に展開していくかが問われていることも理解した。 ・本市に於いて、都市の魅力を高め、地域の創生を実現していくためは総合的な 政策展開が必要で、そのための政策能力が問われている。地域の特性を踏まえ、 いかなる政策が求められているのかを絶えず議論し、また実施している政策が効 果を挙げているのかを検証していく必要があると感じた。福井県勝山市の「ふる さとルネッサンス」の取り組みは大いに参考となった。 【所見:鈴木】 ・今回都市問題会議に参加して、国内の自治体が直面している少子超高齢社 会・人口減少社会において、いかに持続的なまちづくりを進めるためのキーワ ードは何かを共有させていただきました。結果的には「人」「つながり」に絞 られた感じがしました。沖縄市の事例では、観光振興による財源確保を進める が、重要なことは交流人口が増加しても定住人口がいなければ、沖縄の風土、 風習、文化などは継承されず「まちの魅力」が損なわれ衰退してします。その ためには、観光振興で得た財源をいかに定住人口の方々に再配分し、地域定着 し活躍して頂ける人材を育てることであった。他の聴講した内容についても 「心と社会のバランス」「国家と地方のバランス」「インフラを適正に戻す(人 口に見合ったまちの規模)」と言われました。 ・本市においても、様々な施策が進められていますが、心から本地域を愛し地 域の絆が図れることが重要です。持続的に住み続けていただくためには先進よ り受け継がれた文化、風習などを教育で継承し、行政は時代ニーズに応じた福 祉施策などに取り組む。そして、市民は自主的な活動で地域を盛り上げること により定住人口を図ることです。そして、観光振興などで「本市の魅力」を発 信し、来ていただいた方がいずれかは住んでいただくような取り組みもするこ とが、財源確保の観点では持続的なまちづくりにつながるものと再確認しまし た。 【所見:井村】 ・人口減少が課題となる自治体が増える中、どの自治体も如何に市民をまちづ くりの主役にし、他人事で無く自分のこととして意識してもらうかに苦慮され ているかが感じました。 ・2020 年東京オリンピック誘致の際に話題となった「おもてなし」の心は、 多くの自治体において内外からの来訪者を増やすためのキーワードとして意 識されてきており、その心を行政が如何に活かすかが課題であることも再確認 できました。 ・民間企業との連携としては、如何に一般の市民と企業が接点を持つかが課題 であると考えるが、伝統工芸の生産と販売をしている企業が、自らの工場での 生産工程を社員が行い、体験を通して地場産業に興味を持ってもらう、特に五 感に訴える見学を大切にしている企業もあり、本市においても今後の来訪者増 の一因となりうる内容だったと感じました。

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