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山家悠紀夫『景気とはなんだろうか』 岩波新書2005年

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2018年11月27日 Aグループ 伊藤

山家悠紀夫『景気とはなんだろうか』 岩波新書

2005

第3章 戦後日本の景気循環(1)

問題提起

「日本経済が、高度成長から低成長へと移行したのに伴い、資金不足時代から資金余剰 時代へと変化した」 (

P93,L8

)とあるが、この変化がバブルの発生にどのような影響を もたらしたか。

選んだ理由:

バブルの発生には様々な要因があるが、その一つとしてこの変化が何に影響してどの ようにバブルの発生に関わっているのか、その関係性を考えてみることも大事だと思 ったから。

C

グループ:

金融緩和が実物投資の増加をもたらす効果が減り(

98

頁、

93

頁) 、資金の供給量が需要 量を上回り、余分な資金は投機的な投資へと向かい、景気回復に伴う株価の上昇、土地 価格の上昇により、バブルに繋がった。

D

グループ:

資金が余った結果、投資先が設備投資などの実物投資から不動産や株式など投機的な投 資へと変化し、資産価格の高騰の原因となった。

A

グループ:

資金不足時代から資金余剰時代へと変化したことで、金融緩和をしても実物への投資が かつてほど積極的にされることがなくなった。代わりに余分な資金は投機的なものへと 投資されるようになり、その結果、株価や土地の価格の上昇に拍車をかけバブルの発生 に影響を与えた。

B

グループ:

余分な資金は景気回復に伴う株価の上昇や「土地神話」も影響して投機的な投資へ向か った。この投機的投資で株式や土地の価格が上がっていったことや金融緩和が長期化す る見通しがバブルを発生させる要因となったと考えられる。

小林コメント:

余分な資金が発生した原因として、バブル経済の前に「資金余剰時代」に入っており、

それに日銀の大幅な金融緩和(

1985

年末から

1989

年初まで)が重なったという点をと

らえておく必要があります。

参照

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