(平成
平成
西尾
27
年
成
27
年
西尾
市民
度~平
(
2015
市民病
病院
成
32
年
5
年)
3
院
中期計
度)
【 目 次 】
第1章 当院 が 目指 す計 画 期間 にお け るビ ジョ ン ... 1
第2章 計画 策 定の 概要 ... 4
(1) 計 画の 趣 旨 ... 4
(2) 計 画対 象 期間 ... 4
(3) 基 本理 念 ・基 本方 針 ... 4
(4) 本 計画 に おけ る基 本 目標 ... 5
第3章 西尾 市 民病 院に お ける 現状 と 課題 ... 5
(1) 少 子高 齢 化の 進展 と 疾病 構成 の 変化 ... 5
(2) 医 療政 策 の動 向 ... 7
(3) 西 三河 南 部西 医療 圏 にお ける 現 状と 課題 ... 8
(4) 当 院の 主 要稼 働実 績 ... 10
(5)DPC制 度 の運 用方 針 ... 11
(6) 収 支状 況 ... 12
第4章 当院 の 担う べき 医 療や 機能 等 ... 12
(1) 救 急医 療 ... 12
(2) 災 害医 療 ... 13
(3) へ き地 医 療 ... 13
(4) 小 児・ 周 産期 医療 ... 13
(5) が ん・ 脳 卒中 ・急 性 心筋 梗塞 ・ 糖尿 病・ 精 神疾 患 ... 13
第5章 取り 組 み計 画 ... 14
(1) 取 り組 み の全 体像 ... 14
(2) 収 益向 上 に向 けた 取 り組 み ... 15
(3) 適 切な 費 用管 理に 係 る取 り組 み ... 20
(4) 経 営基 盤 ・管 理体 制 の構 築 ... 22
(5) 患 者サ ー ビス の充 実 ... 24
(6) 一 般会 計 にお ける 経 費の 負担 の あり 方 ... 25
第6章 評価 ・ 推進 ・公 表 ... 26
(1) 進 捗管 理 ... 26
(2) 評 価を 公 表す る時 期 ... 26
(3) 評 価と 公 表の 体制 及 び方 法 ... 26
(4) 計 画の 見 直し ... 26
【 巻 末資 料① 】 西尾 市民 病 院中 期計 画 策定 委員 会 設置 要綱 ... 27
【 巻 末資 料② 】 西尾 市民 病 院中 期計 画 策定 委員 会 名簿 ... 28
1
第
1
章 当院が目指す計画期間におけるビジョン
今 回の 中期 計 画期 間で は 、新 たな 政 策的 な動 向 とし て病 床 機能 報告 制 度へ の各医
療 機 関の 対応 や 都道 府県 に おい ても 地 域医 療ビ ジ ョン が策 定 され るな ど 、こ れまで
以 上 に地 域の 医 療需 要や 外 部環 境を 踏 まえ た当 院 の立 ち位 置 を明 確に し てい くこと
が 重 要に なっ て きて いま す 。
一 方で 当院 の 経営 状況 が 近年 悪化 傾 向に ある こ とか ら、 健 全な 経営 基 盤の 確立も
急 務 であ り、 地 域の ニー ズ に即 した 効 率的 な医 療 の提 供を 念 頭に 病院 全 体で 取り組
み を 進め てい き ます 。
【 ビ ジョ ンを 検 討す るに あ たっ ての 背 景】
【当院の地 域における必要 性】
今 後 10年間 に おい て、西 尾市 で
は 入 院 :12.5%、 外 来 :3.1%の
医 療 需要 増加 が 見込 まれ る 。
西 尾 市は 人口 約17万人 を 抱え て
お り 、県 内市 町 村でも 9 番 目 に
広 大 な面 積で あ り 、 一 定範 囲は
市 内完 結 型医 療 を 展開す る必要
が あ る。
現 状 で は 西 尾 市消 防による 救 急 搬 送の う ち 60%以 上 を 当 院 に て
受入 れを行っ て いる 。
災 害 時 に 、 西 尾幡 豆医師会 、 地 域 の 医 療 機 関 と連 携し て 、被災
地 の 医 療 の 確保、被災 し た 地 域
へ 医 療 支援を行う た め 、 地 域 の
災 害拠 点病 院 と し て 、 中 心 的 な
役 割を担 う必要 があ る。
【外部環 境 の変化】
国の施策 と し て 、 実情に 応じた 医 療 機 能 の 提 供 を強く求め ら れ
て い る 。(2014 年 度 か ら 病 床 を
有す る 全 て の 医 療 機 関 に て 、 病
床 機 能報 告制 度 の運 用開 始)
同一 医療 圏内 に 第 3 次救 急医 療
機 関 が 2 施設 あり 、こ れ らの 医
療 機 関 と の“ 違い”を 明 確 に す
る必要が ある 。
2020年 、岡 崎市に藤 田 保健衛 生 大学の分院建設 が 計 画 さ れ て い
る 。
高 齢 化 の 人 口 構造に伴う 、診療
機 能 の対 応・充 実が求め ら れる。
立 地面か ら 、 大規 模災 害発 生時 に他市 の施設 へ の依 存は困 難な
前
け る
【 当
ページ の「
当院 の位 置
院が 目指 す
ビ ジョ ンを
付け をより
地域 にお け
検 討す る
明確 にし
る位 置付
2 に あ たっ て
て いき ます
け 】
の背 景 」を
。
3 【 計 画期 間に お ける ビジ ョ ン( 柱)】
地 域連 携 ネ ッ ト ワーク システ ムの構 築 により、 地 域の 医療 機 関と の
連 携を強化し ま す。
地 域包 括 ケ ア病棟を 設置 す るこ とにより、在 宅な どか らの緊急患 者 受入 れや在 宅 復 帰支援の強化を図り ま す。
HCU(ハ イ ケ ア ユニッ ト) 病床 の設 置 により、 重症患 者の集中的 な 治療 環境 の整 備を行いま す 。
若 手医師の確保に努め、 応 需率 向上 を 目指 しま す 。
外科的治療の 充 実に次い で 、内科的治療の 体制整 備を行い ま す。
常 勤医不 在の 産婦人科・泌尿器 科 領域 への 対応再 開を 目指 し ます 。
地 域 にお ける が ん診療拠 点病院 とし て の役 割を 担 って いき ま す。
「脳血管 疾患」、「筋骨 格 系疾患」な ど への 体制整 備を行い ま す。
「糖 尿病」な ど の需 要増 に 対応 する た め、 機能 充 実を図り ま す。
国の施策 など を 見据え、 効 率的 な病 床規 模と機 能 の見 直し を 進め 、
機 動 的な 病院 運 営の 実現 を 目指 しま す 。
BCP(事 業 継 続計画 )を 策 定し ます 。
DMAT( 災 害派 遣医 療チーム) など の 医療チーム 受入 れ及 び派 遣体 制 の 構築 を行い ます 。
食料 ・飲料水の 計画 的な備 蓄を行い ま す。
医薬 品な どの 確保体 制の整 備を行い ま す。
応 急 用資 機材の整 備を行い ます 。
平 成 27年度 ~ 平成32 年 度
● 地 域包 括ケ ア シス テム へ の貢 献
● 救 急機 能の 充 実
● が ん診 療機 能 の充 実
● 高 齢者 疾患 へ の対 応
● 適 正な 病床 規 模へ の見 直 し
4
第
2
章 計画策定の概要
(1) 計 画の 趣 旨
当 院は 、平成 25 年 度 ま でを終期と する 西 尾市 民病 院改 革 プ ラン に基づき、
病 院 運営 の改 善・健 全化 に 取り 組ん で きま した 。
今 後、 地 域の 中核病 院と して 医 療制 度改 革をはじめ 、 急激に変 化 する 医療環
境 に 適切 に対 応 し、地域 に求め られ る 医療 を安定 的かつ 永 続的に 提供 す ると と
も に、根 幹と な る経 営に 関 して も、安定 し た状 況 を継 続し て いく必要 が ありま
す 。 この ため 、平成 27 年 度 以降の 病 院運 営の 基 本と なる 新 たな 計画 を 定める
必要 があ るこ と から 、今 回 の計 画を 策 定し まし た 。
(2) 計 画対 象 期間
平成27年 度 か ら平成32年 度 までの 6年 間 を 計画 対 象期 間と し ます 。
(3) 基 本理 念 ・基 本方 針
当 院は 、 西三 河南 部 の中核病 院 とし て地 域住民 の健康を保 持す る責務 を担っ
て お り、 今後 も 一層充実 させて いく必要が あり ま す。 今回 の 中期 計画 の 策定に
際し ても 、上記の病 院基 本 理念 ・基 本 方針 に則り 、病 院の継 続的 な発展 に努め
て い きま す。 【 基 本理 念】
“ 温かい 心と 確 かな技 術、 めざ そう 人 に優しい 医 療”
【 基 本方 針】
1.患 者 さん の権 利を尊重 し、安全 で満 足度の 高 い医 療の 提 供に努めます。
2. 優れ た 医 療 機器の整 備と自 己 研 鑽に励み 、 科 学的根 拠に 基づい た 医 療
の 提 供に努め ま す。
3.地 域の保健、医療、福 祉等の機 関 と連 携し 、急 性期病 院 とし て最 善の医
療 の 提供 に努め ます 。
4. 教 育 研 修機 能を 充実 させ、よき 医 療人 の育成 に努めま す 。
5.災 害拠 点病 院と して 機 能、 設備の 充実 に努め ます 。
6.業務 の効 率 化と 働き や すく誇り の もて る職 場環境 を作り 、健 全な 病 院経
5 (4) 本 計画 に おけ る基 本 目標
本 計画 は 、西 尾市 民 病院改 革 プ ラン で目 標 に達する こ とが でき な かっ た項目
へ の 対応 をはじめ、昨今 の 病院 を取 り 巻く様 々な 環境 の変 化 への 対応 な ど、将
来 的 な当 院の 方 向性 や地 域 内で の位 置付け を明 確 にす る上 で、非 常に 重 要な 指
針 で ある と言え ます 。
現 状に お ける 当院 の 位置付け と して は、 市 民や 医療 機 関を はじめ 関係 機関か
ら の信 頼の上 に 成り 立っ て いる もの で あり 、本 計 画に おい て は、 この 築 き上げ
た 関 係をより強 固な もの と して、地 域 全体 で取 り 組み を検 討して いる 地 域包 括
ケ ア システ ムに おけ る中核病院 の役 割を果たす べ く、以下の 基本 目標 の もと に、
取 り 組み を推 進 して いき ま す。
第
3
章 西尾市民病院における現状と課題
(1) 少 子高 齢 化の 進展 と 疾病 構成 の 変化
西 尾市 に おけ る今 後 10 年 の 人 口推 計は 、2.3%程度 の減少 見込 み とな ってい
ま す 。特に、0 歳 ~14 歳の若年層人 口割 合は 13.4%の減少 の一 方で 、65 歳以
上 の 高齢 者人 口割 合は 11.6%増 加 し 、 全人 口に占める割 合は27%(4人 に 1人
以 上 )に達す る 見込 みで す 。西 尾市 に おい ても 、 全国的な 傾 向と同 様に 少子高
齢 化 の人 口構造に変 化し て いく 見通し とな って い ます 。
【西 尾市 人 口推 計】
年齢区分 平成26年度 (2014年)
平成31年度 (2019年)
平成36年度 (2024年)
36年度/26年度 伸び率
36年度 構成比率
0~14歳 23,741 22,257 20,567 ▲13.4% 12.7%
15~39歳 48,309 45,825 44,072 ▲8.8% 27.3%
40~64歳 54,147 53,427 53,190 ▲1.8% 33.0%
65歳以上 38,965 42,310 43,490 11.6% 27.0%
合計 165,162 163,819 161,319 ▲2.3% 100.0%
男性 82,896 82,244 80,968 ▲2.3%
女性 82,266 81,575 80,351 ▲2.3%
※参考データ:人口問題研究所「市町村別男女5歳階級別データ」(平成25年3月推計)
※上記数値は、平成25年3月時点数値を用いた推計値であるため、現在の実数値とは異なる。
【計画基 本 目標】
地 域 包括 ケア シ ステ ムの 中 核を 担う 医 療機 関と し て 、地域 住 民・関係 機 関に
6
前 ペー ジ 人口 推計値に基づい て算 出した 入 院・外来 に おけ るそれぞれの1日
あ た りの将来 疾 病推 計について は、 入 院患 者が 今後 10 年 に おい て、 全 体で は
12.8%の 増 加 見 込 み と な っ て い ま す 。 少 子 化 に伴い 、「15 妊 娠、分 娩及 び 産じ
ょく」や「16 周 産 期 に発 生し た病態 」な どは減少し てい ま すが 、「9 循環器 系
の 疾 患」や「10 呼 吸 器 系の疾 患」、「19 損 傷、 中毒及びその他の外因の影 響 」
について は、 高 齢化 に伴い18%以 上 の 増加 が見 込 まれ ます 。
【西 尾市 将 来疾 病推 計 (入 院)】
外 来について は、入 院患 者数 ほどで はあ り ませんが 、全体 で、3.1%の 増 加見
込 み とな って い ます 。
入 院 患者数で伸び率 が高 か った「9 循環器 系の 疾 患」は外 来 にお いて も 、高
い伸び率 を示し てい ます 。一 方で、入院 では増 加 傾向 にあ っ た「1 感 染 症及 び
寄 生 虫 症 」、「10呼 吸 器 系の 疾患」「12 皮 膚及 び皮 下組織の 疾患」な ど は減少と
な っ てい ます 。
❏推計入院患者数_疾病大分類別_平成26年-平成36年
平成26年度 平成31年度
患者数 患者数 患者数 構成率
1 感染症及び寄生虫症 23 25 27 1.7% 17.4%
2 新生物 179 188 194 12.4% 8.4%
3 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 10 10 11 0.7% 10.0%
4 内分泌,栄養及び代謝疾患 38 41 44 2.8% 15.8%
5 精神及び行動の障害 267 274 278 17.8% 4.1%
6 神経系の疾患 86 92 98 6.3% 14.0%
7 眼及び付属器の疾患 12 12 13 0.8% 8.3%
8 耳及び乳様突起の疾患 4 5 5 0.3% 25.0%
9 循環器系の疾患 270 294 322 20.6% 19.3%
10 呼吸器系の疾患 100 108 119 7.6% 19.0%
11 消化器系の疾患 74 78 83 5.3% 12.2%
12 皮膚及び皮下組織の疾患 20 21 23 1.5% 15.0%
13 筋骨格系及び結合組織の疾患 66 71 75 4.8% 13.6%
14 腎尿路生殖器系の疾患 43 46 50 3.2% 16.3%
15 妊娠,分娩及び産じょく 19 18 18 1.2% ▲5.3%
16 周産期に発生した病態 6 6 5 0.3% ▲16.7%
17 先天奇形,変形及び染色体異常 6 6 6 0.4% 0.0%
18 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 17 18 20 1.3% 17.6%
19 損傷,中毒及びその他の外因の影響 137 148 162 10.4% 18.2%
20 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 9 9 10 0.6% 11.1%
総数 1,386 1,470 1,563 100.0% 12.8%
※参考データ:人口問題研究所「市町村別男女5歳階級別データ」(平成25年3月推計)
※参考データ:厚生労働省「平成23年患者調査」
(単位:人/日)
疾病大分類
36年度 /26年度
7 【西 尾市 将 来疾 病推 計 (外 来)】
(2) 医 療政 策 の動 向
近 年、 病 院を 取り 巻 く医 療政 策 の動 向は 大 きく 変化 し てい ます 。厚 生 労働省
は 、団 塊の世 代が 75歳を迎える 2025年 (平成 37 年) に 向け て、 患 者ニ ーズ
に 応じた 病院 の役 割 分担 や、 医療機 関相 互及び 医 療と介 護の 間の連 携 強化を通
じて 、より効果的・ 効率 的 な医 療・介 護サ ービ ス 提供 体制 を 構築 する と いう改
革の 方向 性を示して いま す。次 ペー ジ に掲 載のイ メー ジ図の とお り、将来 的に
は 機 能ごと の 病 床数につい て も 大 き な再 編が行 われ る 見 込 み と な っ て い ま す 。
実際に 、平成26 年10月か ら は病 床機 能 報告 制度 の開 始により 、病 床を有す
る 医 療 機 関 は 、 各 都 道 府 県 に 対 し て 、「病棟 単位」を 基 本 と し て 、 医 療 機 能 の
現 状 や今 後の 方 向な どについて の報 告 が義務化 さ れる こと に なり まし た 。
今 後、 当 院に は、 こ れら の医 療 制度改 革の 状況 を十 分に踏 まえ 、 地域 の状況
に 即 した形で 医 療機 能を 充 実し てい く こと が求め られ てい ま す。
❏推計外来患者数_疾病大分類別_平成26年-平成36年
平成26年度 平成31年度
患者数 患者数 患者数 構成率
1 感染症及び寄生虫症 277 275 269 3.1% ▲2.9% 2 新生物 309 320 326 3.8% 5.5%
3 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 30 30 30 0.4% 0.0%
4 内分泌,栄養及び代謝疾患 583 606 620 7.2% 6.3%
5 精神及び行動の障害 241 243 246 2.9% 2.1%
6 神経系の疾患 204 214 224 2.6% 9.8%
7 眼及び付属器の疾患 461 480 492 5.7% 6.7%
8 耳及び乳様突起の疾患 232 236 235 2.7% 1.3%
9 循環器系の疾患 1,218 1,289 1,351 15.8% 10.9%
10 呼吸器系の疾患 1,081 1,046 1,008 11.8% ▲6.8% 11 消化器系の疾患 368 381 388 4.5% 5.4%
12 皮膚及び皮下組織の疾患 439 436 430 5.0% ▲2.1% 13 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,131 1,192 1,241 14.5% 9.7%
14 腎尿路生殖器系の疾患 371 381 387 4.5% 4.3%
15 妊娠,分娩及び産じょく 18 17 16 0.2% ▲11.1% 16 周産期に発生した病態 3 3 3 0.0% 0.0%
17 先天奇形,変形及び染色体異常 14 13 13 0.2% ▲7.1%
18 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 92 95 97 1.1% 5.4%
19 損傷,中毒及びその他の外因の影響 435 436 437 5.1% 0.5%
20 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 812 788 763 8.9% ▲6.0% 総数 8,319 8,481 8,576 100.0% 3.1%
※参考データ:人口問題研究所「市町村別男女5歳階級別データ」(平成25年3月推計)
※参考データ:厚生労働省「平成23年患者調査」
(単位:人/日)
疾病大分類
36年度 /26年度
【
(3)
【 税 と社 会
※参 照 データ
西 三河 南 部
当 院が所
医 療 圏で す
療 機 能を有
医 療 圏で す
医 療 圏の み
次 ペー ジ
南 部 西医 療
施設 のみ と
谷 豊田総合
況 で、当院
見 た 当院 の
つい ては 、
も多い領域
一 方、 地
と も に、 当
て は 、当 院
保 障 の一 体
タ:厚 生 労 働 省
部西 医療 圏
在す る西 三
が 、 全国で
す る 病院が
。 こ のよう
で す 。
冒頭 のグラ
圏 医 療機 関
な っ てい ま
病 院 の み で
は多い方 か
状 況 は、呼
一 定割 合の
で あ るこ と
理的 な視点
院 か ら見 て
が 中 心と な
改 革 202
「中 央 社 会 保
にお ける 現
河南 部西
99 病 院し
2病 院(
な 状 況は
フは、平成
別入 院患
す 。病 院
で 医 療 圏 内
ら 3番 目
吸 器 系疾
対 応 がで
か ら 、今
で見 た場
北部 に位
っ て 対応
8 25年 ( 平成
保 険 医 療 協 議
状と 課題
医 療圏 は、
し か 指定 さ
安城 更生病
、愛 知県内
成 25年度厚
者取 り 込み
別の 患 者数
の 約 70%
に位 置 して
患、消化器
きて い ると
後も 重点的
合、安城 更
置し て おり
する必要が
37 年 ) モ
会 」(平 成 25
医療 圏人口
れ て いな い
院、刈 谷 豊
にお い ては
生 労働省
状況 で 、対
の取 込 状況
近 い 入 院 患
いま す。ま
系疾 患 、外
も言え ます
に対 応 して
生病院 と刈
、当 院より
あり ま す。 デ ル 】
年 11 月 27
100万 人 に
大学病院 本
田総合病院
、名古 屋医
公 表の平成
象施設 は
では 、安城
者数を 取 り
た、疾病別
傷熱傷中毒
が、 これ ら
いく必要が
谷 豊田総合
東部 や 南部
日 )資 料
に満たな い
本院 に準じ
院)も 立 地
医 療圏 以 外
24年 度西
DPC 制 度
城 更生病 院
り 込 ん で い
別の患 者数
毒など の 患
ら の疾 患 は
が あり ま す
合病 院の両
部 の患 者 に 二次
た診
す る
で当
三 河
参加
と刈
る 状
か ら
者に
需要
。
病院
【 平成 24年
※参 照 データ
以下の 表
搬 送患者 の
受入 れ件数
の受入れ に
【 西 尾市 で 西尾市民 安城更生 刈谷豊田総合 碧南市民 八千代 神経系疾患 消化器系疾
腎尿路疾患 外傷熱傷中
西尾市内
うち西尾市
うち西尾病
西尾市外
うち安城更
うち碧南市
合
年 度 西三 河
:厚 生 労 働 省
は、平成2
医 療 機関別
も 増 加傾 向
つい ては 一
発 生 した 救
0 2,
病院 病院 病院 病院 病院
眼科
患 筋骨
女性
毒 精神
市民病院
病院
更生病院
市民病院
合計
南 部 西医 療
「中 央 社 会 保
23年 度か ら
受入 れ状
に あ りま
層注 力し
急 車 搬送 ,000 4,000
系疾患 格系疾患
器産褥期疾患 疾患
件数
3,928 3,336 407 1,494 1,079 292 5,422 平成
9 圏 医 療機 関
険 医 療 協 議
平成25 年
況で す。搬
す。自 治体
てい く必要
患者 の 受入 6,000 8,00 耳鼻咽喉科系 皮膚疾患
血液免疫疾患 その他
割合
8 72.4% 6 61.5% 7 7.5% 4 27.6% 9 19.9% 2 5.4% 2 100.0% 23年度
関別 入 院患
会 」(平 成 25
度 に おけ る
送患 者総数
病院 と して
があ り ます
れ状 況( 消 00 10,000
系疾患 呼吸器
乳房疾
患 新生児
件数
4,086 3,417 506 1,589 1,036 385 5,675 平成24年
者取 り 込み
年 9 月 20 日
西尾 市で発
の増 加 に伴
、今 後 も救
。
防統 計 /西 12,000 14,00 器系疾患 疾患
児疾患
割合 件
72.0% 60.2% 8.9% 28.0% 18.3% 6.8% 100.0% 年度
状況 】
)資 料
発 生し た救
伴い、 当院
救 急車搬 送
尾市 消 防本 0 16,000 18
人 循環器系疾患 内分泌代謝疾
小児疾患
件数 割
4,546 7 3,852 6 550 1,485 2 843 1 469 6,031 10 平成25年度
急車
での
患者
本 部)】 8,000 人/年 患
合
10 (4) 当 院の 主 要稼 働実 績
全 ての 稼 働の 基本 と なる常 勤医師 数につい ては、55名前後 でこ の 3年間推移
し て いま す。一 方で 、入 院 関連指標 につい て、1日あ たり 入 院患 者数は平成 23
年 度の 300人 か ら平成 25 年 度 は 280人 に減少 し てい ます 。平均在院日 数は毎
年若干 延び て い ま す が 、 こ の影 響以 上 に 新 入 院 患 者数の減少 の影 響が 大 き く 、
結 果とし て病 床利用 率が低下し てい ま す。12 ペー ジ (6) 収 支 状況 に おいても
病 床利用 率の 向 上が 当院 の 直近 の課 題 とし てい ま す。
外 来 関連指標 につい て、1 日あたり 外 来患 者数は平成 23 年 度 の 965 人 か ら
839 人 へ減少 し てい ます 。 一方 で初診患者数比率 はほぼ同 水準で 推移し てい ま
す 。地 域 の急 性 期病 院と し て、紹介患 者数や救 急 患者数を含めた初診患 者数の
比率 について は 、重視し て いく必要 が あり ます 。
救 急 について は、 患者数は減少 して い るも のの 、救 急車搬 送件数は増 加 して
い ま す。
紹介関連指 標 につい て 、 当 院 へ の紹介患 者数は毎年 増 加 傾 向 に あ る 一 方 で 、
逆 紹介患 者数は平成 25 年 度 に 対前年比で減少 し てい ます 。 地域 の医 療 機関な
ど と の連 携体 制 を強化・維持す るた め には 、双方 向の連 携が欠か すこ と ができ
ません。
【直近3か 年 主要稼 働 実績 】
指標 単位 平成23年度 平成24年度 平成25年度
◆常勤医師数
3月末時点常勤医師数 人 55 56 54
◆入院関連
1日あたり患者数(退院含む) 人/日 300 297 280
病床利用率(退院含む) % 75.0 74.2 69.9
新入院患者数 人/月 635 611 565
平均在院日数 日 14.4 14.8 15.1
入院診療単価 円 44,362 45,132 45,272
◆外来関連
1日あたり患者数 人/日 965 919 839
うち初診患者数 人/日 107 102 102
(初診患者数比率) % 11.1 11.1 12.1
外来診療単価 円 10,863 10,620 11,731
◆救急関連
救急車搬送患者数 人/年 3,624 3,714 4,289
その他救急患者数 人/年 17,477 15,637 15,082
◆紹介関連
紹介患者数 人/月 678 700 730
11 【常 勤医 師 数推 移 内 訳】
(5)DPC制 度 の運 用方 針
今 後、国の DPC 制 度 運 用の 方 針と して 、 各病 院の診療機 能の水準や 実績 を
評 価 する 機能 評 価係数Ⅱのウ エイ トを 高く する こ とが決ま っ てい ます 。機 能評
価 係数Ⅱは、診断 群分類 毎の1日あ た り点 数に乗算さ れる 係数で あり 、入院 収
益 に与え る影 響度も 大き い こと から 、今 後、他院 の係数状 況 など も十 分に考 慮
し な が ら 、 機 能 評 価 係数Ⅱを意 識し た 取 り 組 み を行っ て い く必要 が あ り ま す 。
【平成 26年 度 医 療 圏内 DPC 対 象 病院 機能 評価 係 数Ⅱ状況 】
※参 照 データ:厚 生 労 働 省 「告 示 第 91 号 」(平 成 26 年 3 月 19 日 )資 料
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度(参考) 平成24年3月末時点 平成25年3月末時点 平成26年3月末時点 平成26年12月末時点
内科 16 17 15 16 ▲ 1 ▲ 2
小児科 2 3 2 2 0 ▲ 1
外科 5 5 6 8 1 1
呼吸器外科 1 1 1 1 0 0
麻酔科 1 1 3 3 2 2
整形外科 5 5 5 5 0 0
リハビリ科 1 1 1 1 0 0
形成外科 2 2 2 1 0 0
脳神経外科 1 2 2 2 1 0
皮膚科 2 2 1 2 ▲ 1 ▲ 1
泌尿器科 2 2 1 0 ▲ 1 ▲ 1
産婦人科 1 1 1 0 0 0
眼科 3 2 2 2 ▲ 1 0
耳鼻咽喉科 3 3 2 2 ▲ 1 ▲ 1
放射線科 1 1 1 1 0 0
精神科 1 1 2 2 1 1
臨床検査科 1 1 1 1 0 0
病理診断科 1 1 1 1 0 0
ローテート 6 5 5 1 ▲ 1 0
合計 55 56 54 51 ▲ 1 ▲ 2
25年度 -23年度
25年度 -24年度
安城更生 病院
刈谷豊田 総合病院
碧南市民 病院
八千代 病院
医療機関群 Ⅲ群 Ⅱ群 Ⅱ群 Ⅲ群 Ⅲ群 Ⅲ群 Ⅲ群
保険診療係数 0.00731 0.00732 0.00732 0.00731 0.00731 0.00729 0.00002 効率性係数 0.00860 0.00972 0.01044 0.00614 0.00833 0.00660 0.00200 複雑性係数 0.00808 0.00924 0.00504 0.00463 0.00595 0.00740 0.00068 カバー率係数 0.00735 0.00900 0.00810 0.00693 0.00656 0.00668 0.00067 救急医療係数 0.00941 0.00637 0.00993 0.00721 0.00341 0.00730 0.00211 地域医療係数 0.00573 0.00661 0.00539 0.00678 0.00463 0.00589 ▲0.00016
体制評価係数 0.00341 0.00437 0.00368 0.00380 0.00341 0.00315 0.00026 定量評価係数(小児) 0.00071 0.00129 0.00079 0.00162 0.00049 0.00131 ▲0.00060
定量評価係数(小児以外) 0.00161 0.00095 0.00092 0.00136 0.00073 0.00143 0.00018 後発医薬品係数 0.00271 0.00578 0.00517 0.00171 0.00543 0.00828 ▲0.00557
機能評価係数Ⅱ合計 0.04919 0.05404 0.05139 0.04071 0.04162 0.04950 ▲0.00031
全国 平均 西尾市民
病院
12 (6) 収 支状 況
医業収 益 について 、平成 23 年 度 以降は毎年減少傾 向 とな って お り、特に平
成 24 年 度 か ら平成 25 年 度 に かけ て の入 院収 益 の落ち込 み が際立っ て います。
10 ペー ジ (4) 当 院の 主 要稼 働実 績 でも触れ て いま すが 、 入院 患者数の減少が
大 き な課 題と な って いま す 。
一 方、 医業費 用について は、 医業収 益の減少幅ほど は減少 して お らず、平成
24 年 度 から平成 25年 度 にか けて 、材料 費や 経 費、研究研 修費 など は 増加 して
い ま す。給 与費 について も、多くの黒 字病 院が 対 医業収益比50%台で あ るのに
対 し て、平成 24年 度及 び平成 25年 度 は 60%超で 推移し て おり 、高 い割 合を占
め て いま す。
結 果とし て、 病 院事 業に お いて最重 要 指標 であ る 経常 損益 は 、平成 25 年 度
で は 478,268千 円の赤 字と なっ てい ま す。
本 計画 に おい ても 、 健全 な経 営 の実 現と い う点に重 き を置 いた 上 で、 医療機
能 向 上や 患者 サ ービ ス向 上 に努めて い く必要が あ りま す。
【直近 3か 年 収支の 推 移】
第
4
章 当院の担うべき医療や機能等
(1) 救 急医 療
近 年、高 齢者 の 増加 に伴い 救急 の需 要 も高 くな っ てい ます 。当 院 とし ても地
決算額 対医業
収益比率 決算額
対医業
収益比率 決算額
対医業 収益比率
経常収益 8,562,340 113.3% 8,454,888 114.1% 8,183,031 114.5% ▲ 271,857
医業収益 7,560,506 100.0% 7,410,940 100.0% 7,145,990 100.0% ▲ 264,950
入院収益 4,907,020 64.9% 4,880,813 65.9% 4,599,004 64.4% ▲ 281,809
外来収益 2,514,975 33.3% 2,397,339 32.3% 2,422,813 33.9% 25,474
その他医業収益 138,511 1.8% 132,788 1.8% 124,173 1.7% ▲ 8,615
医業外収益 1,001,834 13.3% 1,043,948 14.1% 1,037,041 14.5% ▲ 6,907
経常費用 8,880,793 117.5% 8,681,473 117.1% 8,661,299 121.2% ▲ 20,174
医業費用 8,510,433 112.6% 8,343,571 112.6% 8,317,065 116.4% ▲ 26,506
給与費 4,527,765 59.9% 4,630,166 62.5% 4,567,889 63.9% ▲ 62,277
材料費 1,886,591 25.0% 1,710,567 23.1% 1,712,954 24.0% 2,387
経費 1,594,196 21.1% 1,506,037 20.3% 1,555,233 21.8% 49,196
減価償却費 469,116 6.2% 471,636 6.4% 457,441 6.4% ▲ 14,195
資産減耗費 16,413 0.2% 10,631 0.1% 7,222 0.1% ▲ 3,409
研究研修費 16,352 0.2% 14,534 0.2% 16,326 0.2% 1,792
医業外費用 370,361 4.9% 337,902 4.6% 344,234 4.8% 6,332
医業損益 ▲ 949,927 ▲ 932,631 ▲ 1,171,075 ▲ 238,444
経常損益 ▲ 318,453 ▲ 226,585 ▲ 478,268 ▲ 251,683
純損益 ▲ 318,453 ▲ 226,585 ▲ 478,268 ▲ 251,683
(単位:千円)
平成23年度 平成24年度 平成25年度
13
域 に おけ る第 2次救急病 院 とし て、医師の 体制整 備を図る こ とで 、現行以上
の 救 急対 応(特に救 急車搬 送へ の対 応 )充 実を 目 指し てい き ます 。
常 勤医師の負 担 に偏りが で ないよう に 効率 的な 救 急体 制の あ り方 を研究して
い き ます 。
(2) 災 害医 療
災 害拠 点病院(地 域災害 医 療センター)として 、設備の確保など 災害 時 の被
災 者受入 れ体 制 の充 実を図って いき ま す。
南海ト ラフ 巨大 地震の発 生時に は、西尾 市にお い ても甚大 な被害 が想定 され
て い るた め、 定 期的 な訓 練を強化し て いき ます 。
(3) へ き地 医 療
西 尾 市に は、へき 地 医療 を 支え る佐 久 島診療所が ある ため 、当 院 も応援医師
の派 遣な どのバッ ク ア ッ プを行い、市内 全域の 地 域住民の 健康維持に努めて
い き ます 。
(4) 小 児・ 周 産期 医療
現在、当 院の 医師体 制と し て常 勤小 児科医 2名 、産婦人科医 は不 在の 状 況で
す 。地 域 に求め られ る医 療 の提 供が困 難な 状態で あり 、安心 して出産 から子
育て まで でき る まちづく り の一翼を 担 うべ く、まずは医師確保を 課題 と して、
取 り 組み ます 。
(5) が ん・ 脳 卒中 ・急 性 心筋 梗塞 ・ 糖尿 病・ 精 神疾 患
が ん について 、現在は医師の体 制や専 門領域により、消化器・乳 腺領域 など
が 中 心と なっ て いま すが 、今 後 は一層地域 に信 頼され るべ く、多くの治療実
績 を積み 重ねて いき ます 。ま た、現在は常 勤医師 不 在により、泌尿器 科 領域
や婦人科 領域 の 対応 が不 十 分で ある こ とか ら、これ らの領域 について も早期
の診療体 制確 立 に努めて い きま す。
脳 卒 中につい て 、中 心と な る常 勤脳 神 経外科医 は2名体制 で 対応 して い ます 。
現在、t-PA 静 注療法 は医師の体 制上 の問題 があ り 対応 でき て いません が、脳
神 経 外科と神 経 内科の医師確保を進 め、一層の 内科的・外科的治療の 充実を
図っ てい きま す 。
急 性 心筋 梗塞 につい て、心臓 カテーテル検査、一時 的 心臓ペースメーカー挿
入 な どは 、24時 間緊急で施 行で きる 体 制を継 続し 、外科的治療が必要 な場 合
は 、 近隣の心臓血管 外科対 応施設と連 携し てい き ます 。
糖 尿 病につい て 、現在、糖 尿病治療 を専 門とす る正規医師が不 在の状 況 です。
糖 尿 病は 医療 需 要が 高い 疾 患の 1つで ある こと か らも 、将来 的に 外来 か ら入
第
5
(1)
精 神 疾患
対 応 して
5
章 取り
取 り組 み の
第 1章 の
て 、以下の
後想定さ れ
ら れ る病 院
し て いき ま
につい て、
いき ま す 。
組み計画
の全 体像
当院 が目 指
項目 を実行
ま す ので 、
の 実 現に 向
す 。
地域 の 中
す計 画期
し て いき
重 要 性や
け て、優
14
核病院 と し
間 にお ける
ます 。病 院
緊急 性 を適
先度 を考 慮
て 、引き続
ビ ジョ ン 実
を取 り 巻く
時判 断し、
し、着実 か
き 外来診療
現 に向 けた
内外 の 環境
健全 経 営か
つ柔 軟に取
療を 中心 に
た 取 り組 み
境 変化 な ど
かつ地 域 に
取 り組 み を 広く
とし
も今
求め
15 (2) 収 益向 上 に向 けた 取 り組 み
① 地域 包 括ケ ア病 棟 の新 設
当院 を含 む急性 期 病院 から の 患者受入 れ 、在 宅・生活復 帰支援、自 宅や施
設 な どか らの緊急時 の受入 れを 目的 と した「地 域包 括 ケ ア病棟 」を新 た に設
け ま す(既存一 般病棟を 1 病棟変更)。 また 、 現在の入 院 患者 構成 や 地域の
状 況 を見据え 、設 置病床数について も柔 軟に見 直 しを図り 、病 院全体 の 病床
利用 率向 上に努め、地域連 携 ネ ッ ト ワーク システ ムの 取り 組 みと併せて 地域
完 結 型の 医療 を 目指 しま す 。さ らに 、周辺 7対 1入 院基本 料算定 病院 か らの
転院 を促進す る ため 、PR活動 も並行して 実施し てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
地 域包 括 ケ ア病棟病 床利用
率 - 85%以 上
周辺7対1基 本 料算定病 院
へ の PR活動 未実施
他院 から の地 域包 括 ケ ア病
棟対 象患 者受入 れ
② HC ∪ (ハ イケ ア ユニ ット ) 病床 の新 設
現在当 院で は、術後患 者や 救 急経由の 重症度 の高 い 患者 につい ても 、一般
病棟にて 対応 し てい ます 。今 後当院 が 政策 的な 動 向も 見据え、 地域に お ける
中核病 院 と し て 、より質の 高 い 急 性 期 医 療 を 提 供 し て い く た め に 、HCU 病
床 を 新た に設 置 しま す。 医療 の質と併せて、収 益 上のメリッ トも十 分確保す
る こ とを 念頭 に 置い た上 で の、設置 病 床数や人 員配置 を検 討し、病床 の有効
活用 を図っ て い き ま す 。HCU に必要 な 医 療看護 必要 度 の 要件クリアと併せ
て 一 般病棟に お ける 医療看護 必要度 の 要件も十 分考 慮した 上 で、早期 の 計画
実 現 を図って い きま す。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
対 象 患者 ・状態など のルー
ル設 定 未設 定 平成27年度 中 運用案の 確定
HCU病 床の 新 設 未設 置 平成28年度 以降稼 働
HCU病 床利用 率 未設 置 85%以 上
③ 救急 患 者の 受入 れ 強化
当院 は これ まで 第2次救急 病 院と して 地 域に おけ る 重要 な役 割を担 ってき
ま し たが、今 後 も地 域の 高 齢化 に伴い、 救急の 需 要は 一層高 まる こと が予 想
さ れ ます。現 状 にお いて 、全 ての需 要 に対 応で き る医師の 体 制を 確保で きて
16 す 。
ま た、 救急対 応 にお いて 中 心と なる診療科の医師体制整 備や 当直 医師の負
担軽減につい て もサポートでき る内容や方 策を検 討し てい き ます 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
西 尾 市消 防要請受入 れ率 91.6%
(平成25年 度 ) 93%以 上
④が ん診 療 機能 の充 実
日本 人 の死因第 1位 である が んに 対し て は、今後 、西尾 市に お いて も当該
疾 患 の患 者は 増 加見 込み と なっ てい る こと から 、より充実 し たが ん治療 の環
境 を整 備して い きま す。 近年 の 外科医・麻 酔科医 の充 実の 一 方で 、診断機能
を 担 う内科医 や 現在、常 勤医不 在の 産婦人科・泌尿器 科 領域 が今 後の 課 題と
な り ます。当 院 のが ん診療 機能 にお け る強みと弱みを 明確 に し、弱み と なる
部分について は、 近隣の が ん診療連 携 拠 点病院 な どと連 携し、手 術体 制 を含
め強みで ある 部分につい て は、積極的 に地 域へ PR してい く こと で、 患 者確
保を図っ てい き ます 。
また 、 今後 はが ん診療 にお い ても在 宅支援が 重要 な 課題 とな る こと から、
人 的整 備を図っ てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
新生物 退院患 者数 673人
(平成25年 度 ) 750人
内科的治療の 充 実 対 応 中 医師確保による更な る強化
産婦人科・泌尿器 科 領域 対
応 常 勤医不 在 が ん 入院 対応再 開
在 宅支援件数 0件 活動範 囲など 明 確化⇒対 応
⑤ 医 師の 確保
近年 、何と か持ち こた えて い た常 勤医師 数につい て も平成 26 年 度 に は泌
尿器 科 領域や 産婦人科 領域 で常 勤医不 在の 状況 と なっ てい ま す。医師 不 足に
より、診療を 制限せ ざる を得な い診療科や 病棟が発 生して お り、診療 機 能の
維持・継 続、 現在 勤務し て いる 医師の労働 環境 及 び医業収 益 に大 きな影 響を
及ぼして いる こ とか ら、最重 要 課題 と して 取り 組 みま す。 また 、育児短時間
17
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
常 勤医師確保 54名
(平成25年 度 )
現在募集中の 各科医師の
1名 で も多く の 確保
研 修医確保 奨学金 貸 与制 度
創設 研 修医定着ま で継 続実施
医師の定着化 業績 評価 制度 に
基づき対 応
・勤 続年数に 応じた 表彰制
度 を検 討
・勤 続年数及 び 実績 に応じ
た厚遇策 を検 討
雇用形態の柔 軟化 現規定に て対 応
中 平成27年度 以降着手
主 要 大学医局か らの 医師 派
遣 実施中 継 続して依 頼
大学医局以外 の募集活動検
討 HP 上 にて公募 平成27年度 以降着手
大学病院 との連 携 強化 臨床治験のデー
タ提 供な ど 協 力・信 頼関 係 の構 築
⑥ 診療 報 酬の 適正 な 算定
現在 算定し てい る 各種診療 報酬算定項目 について 、 現状 の体 制 で算定漏れ
の項目は ない か、わずか の投資 で算定可能 とな る項目 (施設 基準)は ないか
な ど 全体 的な 見 直し を行い 、適 切な診療報酬の算定に努め ま す。
ま た、 医師の 指示に 基づき、 医療技 術部門が主 体 的に 実施す るこ とにより
報酬が得られ る行為も多く存 在して い るこ とか ら、 医師がオーダーを出しや
す い 環境 を整え、 部門ごと に具体的 な 目標値を 定 め、増収 に 向け た取 り 組み
を検 討し ます 。
な お、 高額な 医 療機器を 用 いた検査な どの 一定 の投資 に基づく収 益につい
て は 、採算 ラ インを 明確 に した 目標値を設 定し て いき ます 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
各 部門主 要指 標 の進 捗管 理
( 各種検査・ 指導料 など )
各 部門内 での
管 理 実施 平成27年度 以降実施
入 院診療単価 45,039円
(平成25年 度 ) 48,300円
18 ⑦ D PC 制度 に 適用 した 運 用実 施
DPC 制 度 につい て、毎年 のよう に制 度 見直 しが行 われ てい る 状況 もあ り 、
こ れ らの情報 を いち早く 収集し、適 切 かつ迅 速に 適用 して い くこ とが求めら
れ て いま す。
また 、平成 26 年 度 に 地域包 括 ケ ア病棟の導入に 向 けて準備を開 始しまし
た が、導入後 は、診断 群分類ごとの 適正な在院日 数の捉え 方 も変 化す る こと
か ら、最も効 率 的な在院日 数を 定め 、医師、看護 師を 中心 と した 関係職種間
で も 周知 徹 底を図っ てい き ます 。
その他、DPC上 で の評 価を左 右す る係数向上 につい ても、今 後 重要視さ れ
る 機 能 評 価 係数Ⅱに 重点を 置 い て 、 入 院診療単価 の 向 上 に努め て い き ま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
一 般 病棟 平均在院日 数 14.1日
(平成25年 度 ) 13 日以下
入 院診療単価 45,039円
(平成25年 度 ) 48,300円
⑧ 病床 利 用率 の向 上
当院 の 経営 状況 を左 右する 指 標の1つで ある 病床利用率 につい て、現状 は、
年々低下傾向 に あり ます 。特に当院 の 入院 経路の 中心 とな っ てい る「救急」、
「紹介 」につい ては、他の項目 で記 載して いる 取 り組 みを 中 心に 病床利用率
の 向 上 を図っ て い き ま す 。 ま た 、 今 後 地 域包 括 ケ ア病棟・HCU の整 備を 計
画 し てい るこ と から、各 病棟間 にお け る明 確な転棟基準な ど を作成し 、最適
かつ効率 的な 病棟運 営を図って いき ま す。
なお 、 病床規 模の 見直 し方 針 について も 、平成 27 年 度 中 に 人員配置 や運
用 な どを 踏ま え て検 討し て いき ます 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
一 般 病床利用 率(退院含 む) 69.9%
(平成25年 度 ) 80%以 上
病 床規 模見直 し 400床 平成27年度 中 方針決定
⑨ 地 域連 携ネ ッ トワ ーク を 通じ た連 携 強化
平成 26 年 度 に 地元医師会 と共同で地 域連 携 ネ ッ ト ワーク システ ムを導入
し ま した が、 今後 はこのシステ ムを活用し、情報共有なら び に検査 予約 など
の 充 実を図り 、地 域包 括 ケ ア システ ムの構 築に努めて いき ま す。これ ら の効
19
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
システ ムの安定 的稼 働 導入 中 問題点・ 課題 へ の迅 速対 応
紹介件数 730件/月 830件/月
⑩近隣 第 3 次救急 医療 機 関と の連 携
現在、 当院 が所在する二次医 療圏 には 、安城 更生病 院と刈 谷 豊田総合病院
の 2つの第 3次救 急 医療 機 関が あり ま す。これ ら の医 療機 関 は救 急の み なら
ず、他の疾病領域に おい て も充 実し た 体制 のも と幅広 い医 療 を展開さ れ てい
ま す。特に、 当院 の 近隣に所在する安城 更生病 院 では 、多く の西 尾市 民も受
診さ れて いる こ とか ら、 病院 間レ ベ ルでの診療連 携体 制の 構 築を 目指 し、協
議を 進め てい く こと で、より 西尾市 民 の方々に自 宅か ら近 い場所で、安心 し
て検査・治療 い ただける 環 境を整 備し てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
第3次救 急医 療 機関 との連
携 一 部連 携
病 院レ ベ ルで の協 議・対 応
実施
⑪ 未収金対策
未収金が膨 張し 病 院経 営を圧 迫す る事 態を招かぬよう、 回収強化と発 生 防
止に努め ます 。
未収金の回 収について は、徴収員 による訪 問、弁護士委託を継 続し て行い、
市 の債権回収 担 当者 とも連 携し てい き ます。一 方、未収金の発 生を防止する
取 り 組み とし て は、入院 時 の概算医 療 費の 説明 、限度額適 用認定 や高額療養
費貸付制 度 の利用案内 な ど の 入 院 時 の き め細か な 説 明 の徹 底とソーシャ ル
ワーカー を中 心 とし た相談体制 の強化 に努めま す。 また、 実際に患者 と接す
る 医師や看護 師など の協 力も得るな ど 、組織横 断的な 対応 に努め ます 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
新 た な納付方 法 の検 討 現金 払い 、振り
込 み
平成27年度 以降着手
(例:口座 振 替、デビッ ト
カードな ど)
⑫ 戦略 的 広報 の展 開
現在、ホーム ペー ジや 市広 報 を中 心と し た情報発 信に努めて い ます 。
今 後 は当 院の強み(特色あ る診療内容・専 門性 ・得 意分野な ど)を明 確 に
発 信で き るよう な戦 略的 な 広 報 体 制 に改め 、 適 切 な 広 報媒体 や手段の再考、
20
力を強化 して い きま す。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
情報ツールの再 整理
HP、複数広 報
誌、Facebook
な ど を展開
適宜見直 し(リニューアル・
新 た な情報ツールの検 討)、
タイ ムリーな情報発 信
健康 よろ ず相談以外 の情報
発 信の場の提 供 年 2回開催
2ヶ月に1回程度の頻度 で
定 期開催
(3) 適切な費用管理に 係 る取 り組 み
① 適正 な 人員 管理
平成 24 年 度 以降、当 院の決算状 況で給 与費 の対 医業収 益は黒 字病 院の目
安と言 われる 50%を超え 、60%に達し てい ます 。依然とし て厳し い経 営 状況
が続く中、職種ごと に必要 性や 費用 対 効果も十 分に踏 まえ 、厳格な人 員 管理
を行って いき ま す。
一 方 で、診療 報酬改定に お ける 人員配置に 対す る 加算設定 な どに 対し ては、
迅 速かつ柔 軟に 方針 を決定 し、 対応 し てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
給 与費対 医業収 益比 63.9%
(平成25年 度 ) 60%以下
②委 託業 務内容の適 正化
委託業務全 般について 、費 用 の中 でも 全 体の 9.5%と 高 い構 成比を占め る項
目 で ある こと か ら、入札手 続き や業務 内容につい て見 直し を行い、適正な委
託化 が図られ て いる かを検証し ます 。
特に 医療 機器の保守に関 し ては 、事務職と技 術 職が相 互に連 携し 、「 ムダ」
の洗い出しや排 除を 念頭 に、毎年度 の修理 実績 や耐用 年数な どを考 慮し て保
守内容の 見直 し を行い、 適正化 に努め てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
入札手 続きの 適正化
一 部 の業務が随
意 契約扱い(清
掃業務な ど)
競 争入札の実施を検 討
医 療 機器 保守業務 当初 契約 を継 続
コスト、修理 実 績、 外部 評
価 な ど総合的 に勘 案し、毎
年 度 、見 直し を行う 。
21 ③後発医薬品 使用拡 大
後発医薬 品の使用拡大 につい て、 入院 医 療費 が包 括となる DPC 制 度 の対
象 病 院で は、 こ れま でも 経 営課 題の 1 つで した が 、平成 26 年 度 の診療 報酬
改定 にお いて 、入 院中に お ける 後発医薬 品の使用量割 合が 機 能評 価係数Ⅱの
評 価 対象項目 に 加え られ た ため、評 価 上限値で あ る使用量割 合 60%に 向 けて、
取 り 組み を進 め てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
後発医薬 品使用量割 合
35.1%(平成25
年8月 ~ 平成26
年 7月)
60%以 上
④ 計 画的な高額医療 機器 購入・ 病棟 改修
現在、 病棟 改 修につい ては 、 西尾 市の 3 か 年 実施計 画に 基づき平成 25 年
度 か ら毎年 度 対 応 し て い ま す が 、 収 支 の 急激な 変 動 を未 然に防ぐた め に も 、
今 後 、当該計 画 の更新・ 見 直し を図っ てい きま す 。
高額医 療機器や 各種システ ムについて も同 様に、 中長期 的な整 備計 画の策
定 を検 討して い きま すが 、縮小均 衡の発想にな ら ないよう 、必要な投資 は適
切 に行い 、ま た、 需 要が あ る部門や 当 院の特色の発揮に寄与する もの 、収支
改 善に繋が る 機器につい て は 、戦 略的 ・積極的 な導入 を検 討し て い き ま す 。
なお 、将来 的な 新 病院建設 の可能 性も 見据え 、近 年 の新 病院建設事例など
の研究も継 続し て行って い きま す。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
医 療 機器・各種システ ムの
更新 (導入) 計 画策 定 単年 計画
計 画 期間を 5年 間 と した更
新 (導入 )計 画 策定 を検 討
病棟 改 修計画 計画 策定 西 尾 市の 3か 年
実施計画
計 画 期間を 5年 間 と した 病
棟 改 修計 画の 策 定を検 討
⑤材料 費の適 正化
昨年 度 まで はコン サル タントによる材料 費削減に 向 けた 取り 組 みを 進めて
き ま した が、 今後 は、蓄 積したノウハウを最大限に活用しつ つ市場価格を参 考と した 価格交 渉を行う 一 方で、廉価同等品の更なる採用拡充につい て も検
討し てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
廉価同等品年 間 切替え数 20品目
22 (4)経 営基盤・管理体 制 の構築
① 災 害拠 点病 院 (地 域災 害 医療 セン タ ー) とし て の体 制強 化
災害拠 点病 院( 地 域災 害医 療センター ) であ る当 院 にお いて は 、病 院機能
の保 持と迅 速な治療行為の 提供 の役 割が求めら れ ます。特に 西尾 市で は、平
成 26 年 5 月に 公表 され た愛 知県東 海地震・東南海地震・ 南海地震等被害予
測 調査結 果に鑑み、より 高 いレ ベ ルでのBCP(事 業 継 続計 画 )を 策定 す るこ
と が求め られ て いま す。
今 後 は、西尾 市 の地 域防災 計画 や病 院 の災 害対 策マニュアルと整 合を図っ
た具体的 な計 画 の策 定を 進 める とと も に、大規 模地震を想定 した 病院インフ
ラの再 点 検・整 備や災害 時 に必要な 医薬 品や食料 など の備 蓄を進 め、 院内 外
に お ける 患者搬 送体 制の 構 築につい て も取 り組 ん でい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
BCPの 策 定 な し 平成27年度 以降着手・計 画
期 間 中に早期 策 定完了
②経 営企画機 能 の充 実
当院 の事務 部正規 職員 も定 期 的に 人事異動が行 われ るこ とか ら 、長期的視
点に 立っ て計 画 立案・実行サポートを 担え る人材が不 足し て いる と言え ます。
経 営企画 機能 と して必要 な役 割・業務 内容・業務量を 精査し、 西 尾市 とも当
該機 能の あり 方 を検 討し て いき ます 。ま た、必要 に応じて 民 間経験者 な どの
登用 も視 野に検 討を行い ま す。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
経 営企画 担当発 足 未設 置 平成27年度発 足
民 間 経験者な ど の登用 過 去に実施 平成27年度 以降着手
③ 病 院機 能評 価 の更新
当院 は 、平成 23年 3 月に 病 院機 能評 価 Ver.6.0の認定更新 を受け まし た 。
認定 期間 は 5 年 間 と なる こ とか ら、平成 27 年 末 に次期更新 を控えて お り、
平成 26 年度より受審に 向 けた準備に 取り 組ん で いま す。 評 価機 構が求める
基準に対 応す る こと により、 医療の 取 り組 み内容やプロセス、 サービ スレ ベ
ルの 向 上 を図り 、改 善成果を 内 外 に示し て 当 院 へ の信 頼を 高 め て い き ま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
23 ④ 人材 育成方 針の 策 定
病院 は 、医師・看護 師をはじめ比較的 人材が流動 的 な組織体 で ある と言え
ま す。 し かし な がら 、今 後永 続的に 病 院を 運営 し てい くに あ たっ て、 人材の
育成 は事 業の根 幹を 成す 重 要な 課題 で す。これ ま でも 各職種・ 部署ごと に一
定 の 計画 に基づいて 人材 育成を行っ て きま した が、より専 門性の 高い 医 療や
サ ー ビ ス を 提 供 し て い く た め 、 明 確 な育成 方 針 の 策 定 を検 討し て い き ま す 。
また 、他病 院で の先進 的な 取 り組 みを学ぶた めの 院 外研 修・学会参加も重 要 で ある こと か ら、経営改 善状 況に 応じて研究研 修費予算な どの拡充 も検 討
し て いき ます 。
さら に 、職員個々の意 識改 革を進 め、企業意 識の徹 底を図り ま す。 内部的
に は、 経営状 況 に応じた 管 理者 の方 針 が速やか に伝達され るシステ ムを 構築
し 、各 部門の職員か らは 、職員提案制 度を通 じて活発に提案され るよう な運
用 に改め、組織とし ての共通理 解と職員全 員が 病 院経 営に参画す ると い った
体 制 に 見 直 し ま す 。 外 部 に 対 す る 人 的 サ ー ビ ス と し て は 、接 遇面を強化 し 、
職員 の資質の 向 上と 経営感覚の ある 人材の育成 を図っ てい き ます 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
職員 の意 識改 革
全職員が 経営参
画 ま で至って い な い
職員個々の企業経 営意 識 の 向 上 を図る 。(日 常 業務
に お い て も PDCA サイ ク
ルの意 識を定着化)
職種・部署レ ベ ルで の人材 育成 方針 策定
個々に策 定 病 院レ ベ ルで の作成
研究研 修費 16,326千 円
(平成25年 度 )
個人 の スキルア ッ プと 院 内 へ のフィード バッ クを 前提 とし て、研究研 修費 の
配分基準見直 し を検 討
⑤ 目 標管理制 度 の適切な 運 用
当院 は 、自 治体 病 院で はまだ 導入事例が 少な い医師に対 する業績評 価制度
を導入し てお り、 目標の達成度合い に 応じて一 部手当 と連動 する 制度 を 運用
24
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
適 切 な制 度運 用 の継 続 制 度施 行中
病 院 方針 ・目 標 との整 合性
を持たせた制 度 運用 ・定 期
的 な 進捗 管理 の 実施
⑥経営 形 態の 見直 し 検討
現在、 当院 は「地 方公 営企業法の 一部 適 用」にて 運 営を行っ て いま す。 近 年 、自 治体 病 院に おい て も、「全 部 適用 への移行 」や「独立行政法 人化」
な ど の経 営形態の見 直し 、あ る いは「経 営統合 」の事例が 増 えて きて います
が 、経 営形態の 見直 しは 、経 営健全 化の1つの手段と され た もの であ り、必
ずし も「黒 字化 が保証」さ れた もの で はな いこ と に留意す る こと が必要 です。
当 院 も経 営形態のあ り方 につい ては 、今 後、経 営再 建の状 況、 病 院運 営 に与
え る影 響度や緊急度 につい ても整理 し、 さらに 、取 り組み団体の事後 評 価な
ど も考 慮して 、 成果につな がる 経営形態の あり 方 を研究し て いき ます 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
望ま しい形態 検 討 - 継 続して検 討
⑦委 員会再編 及 び役 割機 能 の明確化
現在、 当院 には 49 の 委 員 会 が設 置さ れ てい ます 。 一部 の職員 が複数の委
員 会 を兼務し て いるケー ス も多く、 効率 性に問題 があ りま す。開催 頻度 の見
直 し のほか、 法的 ・施設 基準上必要 な 委員 会と 組織運 営上必要な 委員 会 に整
理 し、再 編を行って いき ま す。 また 、特に 病院 運 営上 、重 要 課題 に関連する
委 員 会は 、病 院長の 明確 な 指示のも と 、実行性 を伴う もの と しま す。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
委 員 会数 整理 49委 員 会 現 状 以下
(5) 患 者サー ビス の充 実
① 患者満 足度 の更な る向 上
当 院 では、入 院満 足度調査を毎月、外来満 足度調査を年 1回 実施して い ま
す が、 当該調査とは別に投書 箱を設 置 する こと で、 患 者の意見を 収集し、改
善に努め てい ま す。今後 は、 病院職員 なら びに 病 院内 で勤務 する 委託職員な
ど も 対象 とし 、職員 の資質向上 に向 け た取 り組 み を進 めて い きま す。
ま た、施設設備 面に 関す る意見 につい ても、利用 者に とっ て有効 と思われ
25
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
接 遇研 修 年 1回~2回 年 2回 ・随時 実施
外 来 設問「あ な たの知人 な
ど が 病気で受 診され る場 合 に 当 院を 推薦し たい と思い ま す か」推薦割 合
42%
(平成25年 度 ) 50%以 上
整 備箇所のピッ ク ア ッ プ 病棟のみ 病 院 全体
個別 具体 的改 善 事 項の整理 適宜実施 主 な事象ごと に個別改 善計 画 を作成 し、改 善策 を実施
②待 ち時間の短 縮
現在、毎年 1回待ち時 間調査を実施し て いま す。特に紹介状 を お持ちの方
や予約の 方に 関 して は、院 内の 運用 の 見直 しにより、待ち 時 間の短 縮を図り、
予約診療 推進 を積極的に PR してい き ます 。ま た 、待ち時 間 をより有効活用
い ただけ るよう な サ ー ビ ス や 負 担 に感 じさせな いよう な 取 り 組 み につい て
は 、 実施可能 性 を関連委 員 会で検 討し てい きま す 。
目 標 指標 現 状 目 標水準・値
予約診療 の推 進 PR 一 部 実施 一 般 外来 患者 へも PR実施
外 来採血 受 付時 間変更 8時30 分 8時 15分
紹介件数 730件/月 830件/月
有効 サー ビス ・ 取り 組み検
討 一 部 実施
待ち 時間調査結 果を受け て 毎年検 討・実施
(6) 一般会 計 にお ける経 費の負担 の あり 方
当 院が 救 急医 療な ど の不採算部門の 医療 を 担い 、ま た 、安心で安全な 医療を
安定 的に 提供 し てい かな け ればなら な い状 況の 中、 一般会 計 にお ける 経 費の 負
担 の あり 方は 、性質上、 病院 経 営に伴う収 入を も って 充て る こと が適 当 でない
も の、 能率的 な 経営 を行っ ても なおその経 営に伴う収 入を も って 充て る こと が
客 観的に困 難で ある と認め られ るも の など につい て、毎年 度 、国が定 め る「地 方 公 営企業繰出金につい て」(総務副大臣通知) に示さ れ た繰出基準の考え 方
に 基づき 負担 す るも のと し てい ます 。
ただし 、平成 24 年 度 か ら進 め てい る計 画 的な 病棟 改 修、 市長マニフェスト
に掲 げら れた事 業の 実施に 要す る経 費 など につい ては、繰出基準外経 費 とし て、
26
第
6
章 評価・推進・公表
(1) 進捗管理
こ の計 画 に定 める 取 り組 みを 実施す る担 当 部署また は 委員 会は 、 病院 管理者
会議で定 める も のと しま す 。
本 計 画 の 進 捗 管 理 につい て は 、 計 画 の 実 現 に 向 け た着実 な 推 進 を図る た め 、
PDCAサイ クルの徹 底と 病 院全 体で共有・可 視化 を図り、課 題に 対し て迅 速な
対 応 がで きる 体 制を整 備し てい きま す 。
ま た 、 進 捗 状 況 につい て は 、下 記(3) の と お り 、 外 部 組織による 評 価 を受
け る もの とし ま す。
(2) 評 価を公 表す る時期
年 1回 、 本 計 画 に 対 す る 進 捗 状 況 及 び 評 価 をホーム ペー ジ に て 公 表 し ま す 。
(3) 評 価と公 表の 体制及 び方法
計 画の 進 捗に 対す る 評価 に関 し て、より客 観性 を持たせる べく「中期 計画評
価 委 員会(仮 称)」を年 1回程度開催しま す。こ れ らの委 員 会や 地域 か らの意見
も 踏 まえ なが ら、病院内 に おい ても 各種会議・委 員 会を通 じて進 捗管 理 を行い、
計 画 の着実な達成を図っ て いき ます 。
(4) 計 画の 見 直し
こ の計 画 は、原則5年ごとに 見 直し を行う もの とし 、計画 期間 中 に国から 新
し い 基準が示さ れ 、 経 営 計 画 な ど の 策 定 要請が あ っ た場 合に は 、 本 中 期 計 画 の
27
【巻末資料①】西尾市民病院中期計画策定委員会設置要綱
( 設 置 )
第 1 条 西 尾 市 民 病 院 が 西 三 河 南 部 西 医 療 圏 の 中 核 病 院 と し て 、安 心 、安 全 で 満 足 度 の
高 い 医 療 を 提 供 し て い く た め 、 西 尾 市 民 病 院 中 期 計 画 を 策 定 す る こ と を 目 的 と し て 、
西 尾 市 民 病 院 中 期 計 画 策 定 委 員 会 ( 以 下 「 委 員 会 」 と い う 。) を 設 置 す る 。
( 所 掌 事 務 )
第 2 条 委 員 会 の 所 掌 事 務 は 、 次 の と お り と す る 。
⑴ 西 尾 市 民 病 院 中 期 計 画 の 策 定 に 関 す る こ と 。
⑵ そ の 他 西 尾 市 民 病 院 改 革 に 関 連 し 、 必 要 と 認 め ら れ る 事 項 に 関 す る こ と 。
( 組 織 )
第 3 条 委 員 会 は 、 委 員 2 0 名 以 内 で 組 織 す る 。
2 委 員 は 、 次 に 掲 げ る 者 の う ち か ら 、 市 長 が 委 嘱 す る 。
⑴ 有 識 者
⑵ 各 種 団 体 の 代 表 者
⑶ 市 民 か ら 公 募 し た 者
⑷ 行 政 機 関 の 職 員
⑸ そ の 他 市 長 が 必 要 と 認 め た 者
3 委 員 長 は 、副 市 長 を も っ て 充 て 、副 委 員 長 は 、委 員 長 が 指 名 す る 委 員 を も っ て 充 て
る 。
( 任 期 )
第 4 条 委 員 の 任 期 は 、 委 嘱 の 日 か ら 平 成 2 7 年 3 月 3 1 日 ま で と す る 。
( 委 員 長 及 び 副 委 員 長 )
第 5 条 委 員 長 は 、 会 務 を 総 理 し 、 委 員 会 を 代 表 す る 。
2 副 委 員 長 は 、委 員 長 を 補 佐 し 、委 員 長 に 事 故 が あ る と き 又 は 欠 け た と き は 、そ の 職
務 を 代 理 す る 。
( 会 議 )
第 6 条 委 員 会 は 、 委 員 長 が 招 集 し 、 そ の 会 議 の 議 長 と な る 。
2 委 員 長 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、会 議 に 関 係 者 の 出 席 を 求 め る こ と が で き る 。
( 庶 務 )
第 7 条 委 員 会 の 庶 務 は 、 西 尾 市 民 病 院 事 務 部 管 理 課 に お い て 処 理 す る 。
( 委 任 )
第 8 条 こ の 要 綱 に 定 め る も の の ほ か 、委 員 会 の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、委 員 長 が 定
め る 。
附 則
28