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平成26年第11回定例会

平成26年第11回定例会

平成26年第11回定例会

平成26年第11回定例会

江 東 区 教 育 委 員 会 会 議 録

江 東 区 教 育 委 員 会 会 議 録

江 東 区 教 育 委 員 会 会 議 録

江 東 区 教 育 委 員 会 会 議 録

平成26年11月26日(水)

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平 成 2 6 年 第 1 1 回 江 東 区 教 育 委 員 会 定 例 会 会 議 録 1 開会年月日 平成26年11月26日(水)午前10時00分 2 閉会年月日 平成26年11月26日(水)午前11時31分 3 開 会 場 所 江東区役所 4 出 席 委 員 宇佐美衛(委員長)、進藤孝、八島安男、松江恒治 岩佐哲男(教育長) 5 出 席 職 員 押田教育委員会事務局次長、中村庶務課長、青木学校施設課長 中野学務課長、浅岡指導室長、本多学校支援課長 原放課後支援課長、干泥江東図書館長 6 報告事項 (1)私債権の管理に関する条例の制定について (2)配偶者同行休業制度について (3)(仮称)第二有明小・中学校の整備について (4)平成27年度区立幼稚園園児募集の応募状況及び募集後の対応について (5)平成27年度新1年生の学校選択一次結果について (6)平成27年度幼稚園・小学校・中学校の入学式・卒業式等の日程について (7)江東きっずクラブ保護者アンケート結果について (8)平成27年度江東きっずクラブB登録・学童クラブ児童募集について 7 追加議事 追加日程第1 議案第29号 江東区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正 する条例 追加日程第2 議案第30号 江東区立幼稚園教育職員の勤勉手当に関する規則の一部を 改正する規則 8 協議事項 (1)平成27年度学校用務業務の委託実施校について (2)平成27年度学校給食調理業務の委託実施校について 9 審議概要 宇 佐 美 委 員 長 ただいまより、平成26年第11回江東区教育委員会定例会を開会い たします。 本日の会議の全案件について、傍聴したい旨、2名の申し出がありま した。江東区教育委員会傍聴規則により、傍聴を認めますので、事務局

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は、速やかに傍聴人を入室させてください。 (傍聴人入室) 宇 佐 美 委 員 長 本日の会議録署名委員をご指名いたします。進藤委員、松江委員にお 願いいたします。 それでは、教育長の報告に入ります。 報告事項1 私債権の管理に関する条例の制定についてを事務局より 説明願います。 中 村 庶 務 課 長 それでは、資料1をご覧いただきたいと思います。私債権の管理に関 する条例の制定についてでございますが、これは全庁的な対応になって ございまして、来年の第1回区議会定例会に条例案を提案しまして、議 決をお願いするという予定になってございます。後ほど詳細をご説明い たしますが、また、この第4回区議会定例会の文教委員会にも、本件に つきましては、同様の報告を予定しております。その関係で、本日、教 育委員会にご報告するものでございます。 まず制定の理由でございますが、私債権とは何かについてをご説明し てまいりたいと思います。資料記載のとおり、税などの公債権に対する と書いてございますが、公債権といいますのは、区民税や国民健康保険 料、後期高齢者医療保険料、介護保険料などが、法令に基づいて行政側 が徴収するということで定められているものでございます。そうしたも のは、基本的に法令に取り決め、しっかりした回収・処理の手続きが載 ってございます。これに対しまして、私債権というものにつきましては、 これは実際のところ、民法や商法等に基づいて対応するということでご ざいます。江東区役所も、公債権は限られた部署ですが、私債権はいろ いろな部署にまたがって、この債権を扱っているという現状がございま す。私どもとしては、そうした私債権について、回収・処理の手続きが ちゃんとできていないということで、議会からもご指導をいただきまし たので、その見直しを図ってきたところでございます。 これについて、区としましては、私債権対策会議を設置して、ここ何 年か検討した結果でございまして、今回、それを条例として制定すると いうことでございます。繰り返しになりますが、私債権は、税や保険料 と違いまして、民法等に基づくものではございますが、住民に対して債 権を区が持つわけでございますので、しっかりした条例に基づいてそう した処理を行うということが今回の趣旨でございます。 この私債権でございますが、あくまで当事者間の合意に基づくもので ございますから、貸した・借りた・返すということでございますので、 民間の債権の扱いと全く一緒でございます。区としても、行政ではござ いますが、私人間の契約でございますので、民間の民法や商法等に基づ いて行ってきたところでございますが、実際のルールがありませんから、 今回、条例を定めて、それに基づいて一括して管理を行っていくという

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ことでございます。 具体的には、資料の2番目の条例及び施行規則の概要を見ていただき ますと、ここに条例の概要がございます。私債権でございますので、そ うした中にいろいろな概要を条例の中では制定してございますが、一般 的な基準や事務処理の手順等を定めているという内容でございます。 そして、条例施行規則の概要に書いてございますように、今回、この 条例ではどの債権を扱うのかというところで定めてございます。(2) の施行規則の概要に書いてありますように、①から⑥の債権について、 この規則、今回のルールを定めますということでございます。私債権そ のものは、先ほど言いましたが、この①から⑥以外にも、いろいろなも のをいろいろな部署で扱ってございます。教育委員会では、庶務課の事 業でございます奨学資金の貸付金について、今回のこの条例や施行規則 で対象として取り組みますということでございます。 続きまして、条例制定の所管課というところでございますが、これに ついては、福祉課が所管するということでございます。これは、福祉課 で扱っているいろいろな貸付金の種類が多かったということで、所管課 として福祉課でございます。 条例制定の日程でございますが、これにつきましては、繰り返しです が、第1回区議会定例会に条例案を提出しまして、議決の後に、4月1 日から施行するということでございます。 そして、条例制定後の取り組みでございますが、趣旨でご説明しまし たように、条例を定めてルールを定めるわけですので、ここに記載の① の強制執行とか徴収停止とか、いろいろな処理を分類して整理していま す。また、2番目にございますように、債権の処理について、私債権対 策会議にかけて、どうするのかということも決定していくということで ございます。そして、実際の債権の処理を実施するということでござい まして、4にございますように、その結果については議会に報告する。 そして、これが今回の条例の制定にあたって一番の課題でございました が、訴えを提起する場合、区として、私人に対して、これを返してくれ ということになりますと、民間と違いまして行政でございますので、議 会の議決を得るということになってございますので、しっかり条例を定 めて、その決めたルールのとおりに、収納について、いろいろな管理や 対策をとった上で、これについては、どうしても訴えが必要だというこ とは、議会の議決を取るということで対応していくということでござい ます。 6、債権の貸付状況でございますが、裏面を見ていただきますと、私 ども庶務課で担当してございます奨学資金の貸付金が⑥でございます。 この資料のとおりでいきますと、24年度末には約6億円の残高がござ いましたが、25年度中の増減額が2,000万円ほどで、残りが約6 億円ぐらい、これは実際貸付をしている総額でございますので、返済が

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これだけ残っているということではございません。実際に、この24年 度末の実際の貸付で収入未済になっている金額としましては、約1億7 00万円余が、私どもとしては収入未済となってございます。ですから、 その中で、実際に私どもでもいろいろ督促、催促をしてございますが、 全く反応がないとか、返す意思がないような方については、今回の条例 規則で定めました手続きを踏んで、最終的には徴収の強制的なものを裁 判に訴えるということも可能になるということでございますが、私ども は、これは教育の資金を貸し付けているものですから、対象になる方た ちは当然まだ生存して働いていらっしゃる方ですので、しっかり粘り強 くお願いをして、徴収をしていきたいと考えてございます。 ですから、働くためのもとになる教育を受けるための資金でございま す。そうした方たちが、それに基づいてしっかり働いていれば返せるお 金についても、こちらでいろいろ交渉しながら、分割で納めていただく とか、しっかりした対応をとって、最後の手段として、この条例ができ たということでございますので、最後の手段、訴えを起こさないように、 適切に対応していきたいと考えてございます。 なお、私ども、専門家の弁護士事務所に委託をしまして、しっかりこ うした手続きについて、専門家のアドバイスを受けながら徴収対応をし ていきたいということで、来年度予算要求をしてございます。専門家に 委託をして、よりきめ細やかな徴収対策をとっていくということで、訴 えの提起に至る前に、何とか私どもとして解決していきたいと考えてい るところでございます。 なお、先ほど冒頭にお話ししました、この同じような説明が、関係す る議会の常任委員会にも説明がございます。①から⑥にありますように、 全体としては企画総務委員会に報告をいたす予定になってございます。 また、経済課の関係ですと、これは区民環境委員会、福祉関係は厚生委 員会にそれぞれ報告をしまして、こういう条例をつくっていきますとい うことで、全庁一丸となってこうした対応をとっているところでござい ます。 説明は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 松 江 委 員 基本的なことなのかもわかりませんけれども、収入未済になっている のは、制度ができた当初からあるのか。ということは、一番古いのはい つごろから未済になっているのかということと、それから、時効がない からこうした規則をつくるということでいいのか、伺いたいと思います。 中 村 庶 務 課 長 2点のご質問でございますが、今、私どもで滞納して繰り越している 方は、一番最初の方ですと、昭和41年度生から繰り越しをして、収入

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未済になってございます。その方はおそらく63、4歳の方でございま す。その方から、それぞれの年度で複数、滞納されているといいますか、 返納していただいていないという方がいらっしゃいます。それなので、 もうこの制度は本当にこれだけ時間がたちましたので、やはり昔からこ ちらに返していただいていない方もいらっしゃるのかなとは思ってござ います。当然、もう退職された年齢かなと思いますので。 あと、時効でございますが、基本的に民法で10年でございます。た だ、私ども条例で、債権者が死亡された場合は、これは請求しないとい うように規定してございますので、負債を負の遺産として相続するとい うことは、私どもの場合はないということでございますので、ちょっと 民法とは違うことを、私どもは貸付条例の中でうたっておるところでご ざいます。 宇 佐 美 委 員 長 ほかにございませんでしょうか。 では、私からちょっと教えていただきたいんですけれども、自分自身、 私債権という言葉自体が、法律に、あるいは債権・債務の用語の定義に あるということ自体が初めて知ったわけですけれども、(2)の①から ⑥までを限定して、私債権として上程しましょうということで、教育委 員会にかかわっているのは、⑥の奨学資金の貸付金のみということで、 そこの確認と、それと、やはり奨学金の貸付の流れからいきますと、本 人に貸し付けますよと。本人は、サインして押印して、契約書は区と本 人間の間で持っているということでしょうか。それと、それがゆえに、 債権・債務として成立しやすい、あるいは、顧問の弁護士を採用して、 あるいは、議会の承認や委員会の承認を経て回収にあたるというような。 私債権自体の概念の成立をまずやって、その上で、債権・債務たる証文 があるわけですから、その証文である契約書、貸与の契約書がある、そ れをもってやっていくという、そういう流れなんでしょうか。 中 村 庶 務 課 長 何点からのご質問でございますが、まず1点目の教育委員会の私債権 は、これ以外にもいろいろなものがございます。私債権の考え方も、公 債権でなければ全てが私債権だという解釈もありますので、そう考える と、全ての部署でお金を扱っているところで、本来返してもらうものが あれば、それは全て私債権という考えもございますが、今回は、そうし たものの中で、貸付金に整理いたしました。これはなぜかと言いますと、 やはり額が巨額になっているということが理由でございました。それな ので、議会サイドからも、決算の委員会などで、そうしたものの対策を どうされているのかというご質問がございましたので、全庁的な対応を したところでございます。 2点目の契約関係ですが、この私どもの貸付金は、当然、契約はご本 人と契約をして貸し付けているということで、連帯保証人は保護者にな

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っているということでございます。その回収にあたっては、連帯保証人 も当然、その債務について責任を負うということはございますが、基本 的には、未成年の人に契約して貸付をしているということでございます から、責任能力が発生した時点から効力があるとか、それは民法上いろ いろな考え方がございますが、当然、私どもも、働いていない大学生に なれば猶予をするとかいう仕組みをつくってございますので、しっかり 働いて収入があるという方に対して、これはやはり返していただくとい うような手続きでございます。特殊なことではなくて、そうした状況を しっかり確認しながらやっておりますので、取立業みたいなことは実質 的にはなくて、やはり教育資金を貸し付けているわけですから、それが 生かされていて、本当に就労に結びついていれば、当然、これは社会人 として返していただくということでございます。当初、契約したときの 認識が、親が契約したのかどうなのかというところはあるかもしれませ んが、大人になれば当然それもご自分で責任を持って返すということは、 社会人として当たり前のことでございますので、それについては丁寧に 説明して、お返しいただくということで、日々対応しておるところでご ざいます。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項2 配偶者同行休業制度についてを説明願います。 中 村 庶 務 課 長 それでは、資料2をご覧いただきたいと存じます。配偶者同行休業制 度というものでございますが、これにつきましては、まず資料2の一番 下、参考のところをご覧になっていただきますと、これは国の政策とし まして、配偶者の方が海外に行くことで仕事をやめなくてはならないと、 こういう有用な方をそれによって離職させるということを何とか救済す る措置がないのかということで、国も25年度から検討してきまして、 25年に法律をしっかりつくって対応するということでございます。そ れに基づいて、地方公務員法も一部改正されたということで、私どもと しましても、これに基づいて、江東区役所として、この配偶者同行休業 制度を導入するという方向が定まったものですから、今回ご報告をする ところでございます。 趣旨としまして、1番を見ていただきますと、今お話ししましたよう に、配偶者の方が海外へ行って、その間仕事ができないのは当然ですが、 それが終わって戻ってくれば、また仕事に復帰していただく、そういう 有為な人材を確保するということでございます。ですから、有為でない 方はそのままいていただいても構わないんですが、その辺のところは、 私どもとして、有為な人材の確保ということが国の制度でもあり、私ど もの趣旨でもございます。 制度の概要です。そうした配偶者が、6カ月以上という休業継続期間

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でございますが、そこで勤務する場合の方を対象に、介護休業制度と同 じような制度として、この配偶者同行休業制度をつくりまして、期間と しては、3年を超えない範囲内でございます。ノーワーク・ノーペイで、 給与は支給しないということでございます。 実施の時期でございますが、来年の4月1日から、来年度から実施す る予定で、今準備をしているところでございます。 その他でございますが、これに伴いまして、新たな条例を区長部局で 制定する予定です。私どもとしましては、幼稚園の教職員の方が対象に なりますので、そうした方については、給与条例とか関係の規則も改正 して対応するということを予定しているところでございます。 また詳細が決まりましたら、教育委員会でも、私ども給与条例や規則 の改正をご報告し、ご審議いただくという予定でございます。 説明は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 よろしいでしょうか。では、私、お伺いしたいんですけれども、今、 中村さん、幼稚園の職員というような話がありましたけれども、具体的 に例で言うと、ご主人が海外に移転する、それで、幼稚園にお勤めの職 員が同行していった場合というような。それは幼稚園だけで、小学校や 中学校の職員はこれに当たらないというようなことなんでしょうか。 中 村 庶 務 課 長 今委員長お話しのように、私どもで所管しているのは幼稚園の教職員 でございますが、小中学校の教職員につきましても、情報によりますと、 東京都もこの制度を来年度までに導入すると聞いております。そうしま すと、小中学校の教職員の方も同じ制度を適用して、この制度を利用し て、有為な方は、海外から戻ってきて復職できるということになります。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項3 (仮称)第二有明小・中学校の整備についてを説 明願います。 青木学校施設課長 それでは、(仮称)第二有明小・中学校の整備についてご報告をさせ ていただきます。資料3をご覧ください。 8月22日の第8回教育委員会定例会でご報告させていただきました 本事業の実施に当たり、プロポーザル方式による実施設計者及び施工業 者の共同企業体の選定結果のご報告でございます。 選定にあたりましては、建築デザインや木質構造デザイン工学専門の 大学教授等、学識経験者を含めた選定委員会を設置して厳正な審査を行 い、「竹中・久米特定建設工事共同企業体」を最優秀提案者として決定 いたしました。

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1番目といたしまして、選定委員会の構成につきましては、記載のと おり、庁内委員9名と外部委員(学識経験者)3名、一次審査選考部会 の庁内委員14名でございます。 2番目の審査・検討結果につきましては、記載のとおりでございまし て、8月7日から11月13日まででございます。 3番目の審査結果でありますが、一次審査の方法につきましては、設 計・施工実績、履行能力、技術・実行力等の資格審査であります。結果 につきましては、1事業者からの参加表明でありましたが、一次選考部 会において慎重に審査をした結果、参加要件を十分満足する内容であり ました。また、今年度実施されましたいわき市の新病院建設事業におけ るプロポーザルにおいても、1事業者による審査を行い、決定されたと の実績もあることから、二次審査を実施いたしました。 二次審査の方法につきましては、技術提案書によるプレゼンテーショ ン及びヒアリングによる技術審査であります。結果につきましては、提 案者が1者のみであったことから、最優秀提案者の決定にあたりまして は、各委員の採点だけではなく、提案内容について、委員間協議を行っ た上で総合的に判断することとし、プレゼンテーション及びヒアリング を踏まえた意見交換や内容の妥当性について検証を行い、「竹中・久米 特定建設工事共同企業体」を最優秀提案者として決定いたしました。 裏面をご覧ください。評価項目及び評価点であります。1つ目が、基 本設計に基づく実施設計方針(20点満点)の18点、2つ目が、施工 管理能力(20点満点)の16点、3つ目が、技術力(20点満点)の 17点、4つ目が、地域貢献度(20点満点)の16点、5つ目が、事 業費(20点満点)の12点、6つ目が、書類審査評価点(10点満 点)の9点で、110点満点の88点でありました。 4番目といたしまして、選定理由につきましては、東日本大震災から 3年余りが経過し、各地で復旧・復興が進められている中、建築資材や 労務単価の暴騰などを背景に、豊洲新市場の建設事業をはじめとする公 共事業については、全国的に不調・不落の事例が続いている現状であり ます。本区におきましても同様でございます。 応募期間におきまして、3社の施工業者と設計事務所から窓口対応程 度の相談を受けましたが、監理技術者の不足や豊洲新市場の建設、オリ ンピック・パラリンピック関連施設の建設などを見据えると、大手ゼネ コン及びサブゼネコンも新たな受注を控えている時期という話を伺って おります。 今回のプロポーザルにおきましても、こうした背景から、1事業者の 参加表明でありました。 こうした状況下、提出された参加表明書等は、実績、履行能力、技 術・実行力におきまして十分満足する内容であり、技術提案書等におい ても事業者が有する技術力やノウハウを活用し、各種VE等実施要領等

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を踏まえた見直しがなされておりました。 選定委員会といたしまして、プレゼンテーションや質疑・応答、さら には、委員会での論議を経て、当該事業者が最優秀提案者としてふさわ しいものと、委員会の総意として決定いたしました。 4番目のスケジュールでございますが、記載のとおり、27年度、実 施設計、28~29年度で新築工事、30年4月に開校を予定しており ます。 報告は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 では、私から。世の中に仕事がなくて不況のときは、こういう行政の 学校建築という名誉にもなるような仕事を欲しいというところはいっぱ いあるんだと思いますけれども、結果として、教育委員会でも学校の建 て直し、改築について、入札者が出ない、ゼネコンが手を挙げない、あ るいは、落札してくれないという状況が続く中で、竹中・久米特定建設 工事共同企業体というのは、竹中工務店と久米設計ということなんでし ょうか。そういう世に立派な名前の大手さんが取ってくれたということ で、よかったのではないかなと思います。 そういう中で、結果として、いいところに取ってもらってよかったと いうことを区としても考えておられるかどうか。それと、さまざま利害 関係もあるんでしょうけれども、いいところが落としてくれて、その辺 ちょっと教えていただきたいと思います。 青木学校施設課長 この竹中・久米特定建設工事共同企業体につきましては、設計が久米 設計で、施工が竹中工務店ということでございまして、このプロポーザ ルをやるにあたって、設計事務所が持っている設計力と、それから、施 工業者が持っている技術力、監理能力を含めて、今回は、前回お話しし たように、オリンピック会場がすぐ隣接するということと、それから、 江東区の地場産業である木を生かすということで、内装木質化だけでは なく、一部木構造というものを採用するということもありまして、ゼネ コンが持っているいろいろなノウハウを含めたものを、設計事業と一緒 になって設計をして、それで施工を進めるということと、あとは、30 年4月の開校に向けて、工期遅延は不可避な状態にございますので、そ れを避けるために、今回の設計・施工の一括のプロポーザル方式を採用 したということでございます。 宇 佐 美 委 員 長 ほかにご質問ございませんでしょうか。 八 島 委 員 ちょっと余談になりますけれども、今、この設計あるいは施工会社を 探すことは大変なことだと思います。今委員長がおっしゃられたように、

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やはり久米設計、竹中工務店、この両者のチームというのは大変立派な チームですし、よくそこまで我々としては頑張って、そこに落ち着いた なというのが実感でございます。この件について、余談ですけど、本当 にそれで30年の工期に間に合うということは万々歳ではないかなとい う気がいたします。 宇 佐 美 委 員 長 ほかにございませんでしょうか。 松 江 委 員 言葉の問題というか、竹中・久米特定という。施工業者の場合はJV を組んだりというようなことは私も承知しているんですけれども、特定 という言葉は初めて聞いたものですから、どういう特定なのか、一つお 聞きしたい。 青木学校施設課長 実は、このプロポーザルをやるにあたって、どういう方法で事業者を 選定するかということをいろいろ検討してまいりました。我々も今回の このような選定をするのは初めてということで、他の自治体の選定方法 を参考にしました。共同企業体制度につきましては、複数の建設業者が 一つの建設工事を受注、施工することを目的として形成する事業組織体 のことを指します。特定建設共同企業体は、大規模かつ技術難度の高い 工事の施工に際して、技術力等を結集することにより工事の安定的施工 を確保する場合等、工事の規格・性格等に照らし、共同企業体による施 工が必要と認められた場合に工事毎に結成するものです。今回がこれに あたります。 また、その他に経常建設共同企業体がございます。これは、中小・中 堅建設業者が継続的な協業関係を確保することにより、その経営力・施 工力を強化する目的で結成する共同企業体を言います。 宇 佐 美 委 員 長 ほかにございませんでしょうか。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項4 平成27年度区立幼稚園園児募集の応募状況及び 募集後の対応についてを説明願います。 中 野 学 務 課 長 それでは、資料4をお願いしたいと思います。平成27年度の区立幼 稚園の園児募集等についてのご報告でございます。 来年度の区立幼稚園の園児募集につきましては、10月20日から2 2日までの間、各幼稚園において募集を行ったところでございます。応 募者数は合計で909名と、昨年に比べまして若干の減となっておりま す。 1クラスの人数ですが、30名を定員としておりますが、最大35名

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まで対応してございまして、35名を超える応募者がある場合は、抽選 となることになっております。ご覧いただきますと、4番のつばめ幼稚 園につきましては、1クラスで収まる人数であることから、1クラス減 で対応することといたしました。また、今回、8番の辰巳幼稚園が、1 クラス募集のところ、45名の応募がございまして、抽選対象人数にな りましたが、余裕の教室があったために、1クラス増で対応することと いたしました。その他、13番の大島幼稚園につきましては、1名が抽 選となり、先日抽選となったところでございます。その1名につきまし ても、辞退が1名出ましたので、結局、全員入れることになっておりま す。 なお、現在、11月17日から、定員に余裕のある園の追加募集を行 っているところでございます。この追加募集による入園増のほかに、今 後、私立園との併願や転出等による入園辞退が発生してまいりますので、 園児数・クラス数の確定は、年明け以降になる予定でございます。 本件についての報告は、以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 松 江 委 員 今、大島については、1名待機というところが、辞退者が出て全員と いうことで、大変よかったと思います。自分の体験からは、辞退者が出 たときの速やかな対応というか、辞退者が出たことはわかっているんだ けれども、待機者に行くまでにかなり時間がかかったという、これは私 のこどものときのことなんですけれども、ありましたので、今回は、辞 退者が出て全員ということでよかったと思いますけれども、今後につい ても、現場だけではなくて、一人でもそういう辞退者の状況等も掌握し て、待機者に早目早目に通知をして差し上げるということが大事ではな いかと思いますので、そこのところは、今後のことですけれども、お願 いしたいと思います。 中 野 学 務 課 長 ご心配ありがとうございます。今回は、抽選を行って、1名抽選とな ったわけでございますが、すぐに辞退が出たものですから、今回につい ては、非常にいい結果が出たところでございます。これがもしも遅れた 場合には、通常は、近くの園で余裕のある園をご紹介させていただくな どの対応をさせていただいておりますので、今後、そういう対応につき ましては、早目早目にやってまいりたいと思っております。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項5 平成27年度新1年生の学校選択一次結果につい てを説明願います。

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中 野 学 務 課 長 それでは、続きまして、資料5をお願いいたします。11月7日に申 込みを終了いたしました学校選択一次結果についてでございます。 資料は全部で5ページございまして、1ページ目が、学校選択一次結 果の表の見方等についてでございます。2ページ目は、小学校・深川地 区の結果、3ページ目は、小学校・城東地区の結果、4ページ目が、中 学校の結果、そして、5ページ目が、学校選択一次結果のイメージ、い わゆる受入可能人数のイメージとなっております。 それでは、まず資料5ページ目のイメージ図をご覧願いたいと思いま す。一番上にある四角でくくられた受入れ可能な人数(F)を示してお りますけれども、これは各学校の基準学級数により算定いたしたものと なります。その下に通学区域内対象者を示しておりますが、その対象者 は、そのまま指定校に行く(A)の方と、他の学校を希望する他校選択 希望者(B)に分類されるものでございます。通学区域外からの受入可 能数の考え方でございますけれども、通学区域内の対象者のうち、 (B)の方、他校選択希望者が全員他校に入学した場合は、その分、学 校の受入れ枠が拡大するため、通学区域外からの最多受入可能数(G) となります。反対に、(B)の方が全員他の学校に入学できず指定校に 入ることになった場合は、最小受入可能数となります。この2つの点線 の矢印の幅が、受入可能数の範囲となります。今回の一次結果では、こ うした人数を含めて発表いたしております。 ここでご留意いただきたい点といたしましては、実際の(A)や (B)の方の中には、後日、私立中学校への入学や転出等により辞退さ れる方がおり、また、反対に区外から転入されてくる方もおりますので、 今後変動していく数字であるという点でございます。 では、表の説明をさせていただきます。2ページをお開き願いたいと 思います。表の一番上の明治小学校を例に、ご説明させていただきます。 Aの欄、通学区域内入学予定者数でございますが、これは、その学校の 学区域内に居住されている方の中で、そのまま指定校に通う予定の方で ございます。なお、この中には、抽選の特例の方、つまり、これはお兄 さんやお姉さんがいる方とか、転入確実である方は、これについても含 まれておるところでございます。 次に、Bの欄は、他校選択希望者で、明治小の例で言いますと、明治 小学校の通学区域内の方で、明治小以外の学校を選択している方が11 名いることを示しております。この方たちは、選択希望した学校に入学 できない場合は、指定校である明治小に入学することとなります。 次に、Cの欄につきましては、通学区域外からその学校を希望した人 数となっておりまして、明治小の通学区域以外の方で、明治小を希望し た方が18名いることを示しております。 この結果を受けまして、D欄には、現時点で明治小学校に入学する可 能性のある人数の合計を計上しております。

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隣のE欄、これは当初募集時に定めました基準学級数を示しておりま す。 F欄は、学校選択受入枠、つまり、その学校における受入予定人数で ございます。小学校1年生については、35人学級となりますが、その 1割相当の3名を年度途中の転入の受入れとして差し引き、32名を1 クラスとして計上しております。明治小の場合ですと、32名×5クラ スで、160名となります。 なお、4ページの中学校につきましては、1学年35人学級ですが、 こちらは年度途中の転出入がほとんどないということで、そのまま35 名を1クラスの受入れとしております。 2ページにお戻りいただきまして、一番右のG欄につきましては、現 時点での通学区域外の受入可能人数を示しております。これは先ほど5 ページのイメージ図で説明いたしましたように、学校選択上の受入枠F からAの方、通学区域内入学予定者を引いた、現時点での最多受入可能 人数、Bの方が指定校に戻ることとなった場合の最小受入可能人数の範 囲となります。例えば、明治小は、0~6名となっておりますが、最多 の6名は、Fの160名からAの154名を引いた数字になります。最 小の0の方は、最多の今申し上げた6名の方から、B欄の11名を差し 引いた数字、計算上はマイナス5名となりますけれども、0名と表示い たしております。 なお、この表の中で、最多受入人数も最小受入人数も0という学校、 例えば、2ページ目の2番の深川小がご覧いただけるかと思いますけれ ども、こちらについては、実際には、Aの方の中から私立学校等への入 学による辞退が出てくるため、最終的には受入可能となると予測してい るところでございます。昨年度も、この一次結果の発表段階で、最多受 入人数も最小受入人数も0という学校がございましたけれども、ほとん どの学校で通学区域外から何名かが入学しております。 また、2ページにおきまして、元加賀小や豊洲小など小学校7校に、 FとGの欄に「-」が付されておりますけれども、これらの学校につい ては、学区域内児童の増加による収容対策のため、通学区域外からの受 入れを行わない学校となっております。 そして、C欄の学校の選択希望者は、選択希望の変更期間の結果によ っては、「*」の付いているところでございますけれども、無抽選で全 員当選となる予定でございます。 最後の今後のスケジュールでございますが、12月10日・11日に、 小学校・中学校の抽選対象校で公開抽選を実施いたします。その後、補 欠者につきましては、順次、定員が空き次第当選し、小学校では1月2 8日、中学校では2月25日に最終的な繰上結果を発表する予定でござ います。 学校選択一次結果についてのご報告は、以上でございます。

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宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 では、私から。11月28日が二次結果の公表で、最終的には来年の 2月ということ、ここまで滞りなく進んでいるということなんでしょう か。その確認です。 中 野 学 務 課 長 今、二次のほうの集計を行っておりまして、別段問題なく今のところ は進む予定でございます。ただ、12月10日と11日の抽選について は、細心の注意を払って行いたいと思っているところでございます。 宇 佐 美 委 員 長 本当に細心の注意を払ってやっていただけているということで、お願 いしたいと思います。さっきの私債権のところの議論で、債権・債務と しました。それで、⑥が教育委員会に関連する奨学金の、あれは証文が あって契約書になっているので、連帯保証人の意思があったという、そ ういう抗弁も立つのかもしれませんけれども、本件についても、抽選の 結果、証文には巻かれない期待権という法律上の権利が取った人には生 じますので、行政のほうが、大勢の人数でやっていますから、行き違い もあるかもしれませんけれども、そういった場合に、抽選結果を得たけ れども入れないなどということになると、これは裁判に行っても勝てな いということになりますので、本当に万全の注意を払ってやっていただ きたいと思います。 学務課は、こればかりでなくて、さまざまなことをやっていると思う んです。何人ぐらいの人数でやっていらっしゃるでしょうか。 中 野 学 務 課 長 学校選択につきましては、係長をはじめ、それだけの担当ではないん ですが、あと3名ほどの職員がついて、これについてはやらせていただ いております。 宇 佐 美 委 員 長 そうすると、私が考えていたよりは少人数でやっていますので、報告、 連絡、相談、報告は義務です。連絡が気配りで、相談が問題解決。です から、伝えたつもりだったけれども、実は相手が受け取っていなかった ということもありますので、よく細心の注意を払ってやるというふうに おっしゃっているので、よろしくお願いしたいと思います。 ほかにございませんでしょうか。 八 島 委 員 ちょっと伺いますが、豊洲西小学校は、来年の4月開校ですね。新1 年生はこれでわかるんですけれども、ほかの学年の生徒というのはどう なのでしょうか。 中 野 学 務 課 長 今回、学校選択におきましては、まず58名という数字が出ているん

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ですが、これは、今回、私ども報告させていただきまして、豊洲小と豊 洲北小から来ている児童、学校選択の特例になっておるところでござい ますけれども、ここで58名来ておるところでございます。今後、豊洲 西小が来年4月に開校いたしまして、これは今の段階では予定でござい ますけれども、1年生が4クラス、2年生以降が1クラスということで、 全学年で9クラスを今のところ予定しているところでございます。 八 島 委 員 今、入学希望者が、1年生39名ということですか。 中 野 学 務 課 長 豊洲西小の区域内、豊洲五丁目、六丁目の子が39名おりまして、そ のほか、豊洲小と豊洲北小から来る子が、今のところ、58名の希望が 出ているところでございます。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項6 平成27年度幼稚園・小学校・中学校の入学式・ 卒業式等の日程についてを説明願います。 浅 岡 指 導 室 長 それでは、資料6をご覧いただきたいと存じます。平成27年度、来 年度の幼稚園・小学校・中学校の入学式・卒業式等の日程についてご報 告申し上げます。 幼稚園・小学校・中学校の休業日につきましては、江東区立学校の監 理運営に関する規則に定められております。例年どおり、この休業日を 踏まえまして、始業式、入学式、卒業式等を決定してございまして、平 成27年度につきましては、資料のとおりとさせていただき、各学校に 教育課程を編成させてまいります。 なお、日程につきましては、学校運営上、支障がないかどうか、校長 会・園長会に確認しておりますことを申し添えます。 報告は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項7 江東きっずクラブ保護者アンケート結果について を説明願います。 原放課後支援課長 それでは、江東きっずクラブ保護者アンケート結果についてご報告い たします。資料7をご覧ください。 江東きっずクラブは、現在、小学校44校中26校で実施しており、 来年度は7校で新規開設してまいります。教育委員会では、江東きっず クラブ事業をより充実させていくため、利用いただいている児童及び保

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護者が、きっずクラブについてどのように感じているかについてアンケ ート調査を実施しておりますが、本日、調査結果をご報告させていただ くものでございます。 調査対象は、江東きっずクラブ全26クラブの登録児童の保護者にお 願いしております。 調査方法は、各きっずクラブを通して児童経由で保護者に配付・回収 しております。また、回収にあたりましては、調査票を封筒に封入して おりますので、回答内容が職員にはわからないように配慮しているとこ ろでございます。 調査期間は、平成26年9月4日~9月24日までとし、回収状況は、 きっずクラブの登録児童数7,059名へ配付し、4,764名から回答 をいただきました。回収率は67.5%でございます。 2ページをお開き願います。設問は全部で21項目ありますが、問1 と問2は、学年及び登録状況を聞くもので、A登録・B登録共通となっ ております。問3から問12まではA登録、問13以降がB登録への質 問になっております。質問の内容は、利用頻度、利用時間、入会理由、 満足度、きっずクラブが楽しい理由、楽しくない理由、児童の生活、様 子の変化、指導員の対応、今後の要望等を聞くものとなっております。 問1は、学年別の登録数で、A登録・B登録の合計数になりますが、 1年生が34%と最も多く、2年生が27.1%、3年生が19.5%と、 学年が進むに従い少なくなり、4年生までで93%の登録となっており ます。5年生、6年生の登録は少ない状況でございます。 また、問2は、A登録・B登録の内訳を聞く項目で、A登録が77. 6%、B登録が22.3%でございました。 以下、各調査項目の回答結果を記載しておりますが、本日は時間の都 合もありますので、回答の内容を最終ページ、14ページにまとめて記 載しておりますので、こちらについてご説明させていただきます。 まず、A登録の利用状況でございますが、利用頻度については、週1 日の利用が一番多く、全体の約3分の1強となっており、以下、週2日、 週3日となっております。平日毎日利用する週5日は13.8%と、昨 年度に比べると若干減少しております。利用時間については、午後5時 までの利用が、38.1%と一番多くなっております。 きっずクラブに登録した理由は、「学校の中での活動であること」、 「指導員がついていること」、「保護者が就労していること」が多く、 きっずクラブが安全・安心な居場所として浸透してきているものと考え ております。 次に、B登録の利用状況でございます。B登録の利用頻度は、74. 1%が週5日の利用となっており、利用時間は、午後5時までが34. 9%、6時までが43.4%、7時までが16.4%でありました。 次に、児童の満足度についての結果ですが、きっずクラブが「とても

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楽しい」または「まあまあ楽しい」との肯定的な回答がA登録では82. 9%、B登録が92.6%で、いずれも昨年度に比べると若干下回って おりますが、引き続き高い評価を維持しております。きっずクラブが楽 しいと思う理由は、A登録・B登録とも「友達と遊べる」ということが 一番で、次に、「校庭や体育館で思い切り体を動かして遊べる」が多く ございました。「楽しくない」という回答は、多くはございませんでし たが、その理由といたしましては、A登録では「友達が利用していない から」が多く、B登録では「自由に遊べない」などといった回答がござ いました。 次に、きっずクラブに入会してからの児童の変化についての質問では、 「変化がある」との回答が、A登録では23.6%、B登録では38. 5%でございました。具体的には、「違うクラスや学年の友達が増え た」、「年下の子の面倒をみれるようになった」といったプラス効果が 多くございましたが、マイナス面では、「言葉づかいが悪くなった」と の意見も、少数ではございますが、見られました。 次に、職員の対応ですが、「大変満足している」・「概ね満足してい る」との回答が、A登録は94.4%、B登録は91.8%と、いずれも 引き続き高い評価を維持しております。 次に、今後の要望に関する質問については、A登録・B登録とも「体 力向上プログラム」の実施を求める要望が多くございました。また、B 登録では「しつけ面の育成」の要望も多くあったところでございます。 自由意見欄では、A登録・B登録共通の要望として、「宿題を終わらせ てから遊ぶことの徹底」や「体を動かす遊びの増加」を求める声が多く ございました。 最後に総括でございますが、事業開始から5年目に入ったきっずクラ ブは、全体的な事業の満足度や指導員対応の評価は、引き続き高い評価 をいただいております。また、公設公営と公設民営との差はほとんどな く、安定的な運営を行っていると受け止めております。 これからも現状に満足することなく、保護者アンケートの結果を踏ま え、引き続き安全・安心を基本とした魅力あるきっずクラブの運営に努 めてまいります。 なお、このアンケート結果につきましては、本委員会に本日ご報告の 後、12月の第4回定例会における文教委員会においてもご報告する予 定でございます。また、公設民営の事業者につきましては、来年度の契 約更新の際の選定評価の基準とするとともに、各きっずクラブの今後の 事業運営に生かしてまいります。 報告は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 では、私から。B登録の19時までの利用割合が昨年度より若干減少

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して、16.4%になったという記述が9ページにあって、想定では、 ここの時間帯が多いだろう、19時まで預かることが多いだろうという ふうに始まって、17%まできて、やっぱり多くなってきたなと。で、 減ということで、これは想定というか、状況によっていろいろあると思 うんですけれども、原さんとしては、どんなふうにこの時間については 解析いただいていますか。 原放課後支援課長 19時までの延長、これはB登録の1つのサービスの向上を図る取り 組みとして実施しております。私どもとしては、概ね2割ぐらいあるの ではないかということで考えているところでございますが、17%、あ るいは16.4%というようなところになったところでございます。こ れはきっずクラブの実施校が増えるに従って、若干数字のほうは変化し ているものと受け止めておりますけれども、現状、やはり7時までの延 長を求める保護者の方は確かにいらっしゃいますので、そういった意味 では、こどもたちの安全・安心ということについては、より慎重に取り 組んでまいりたいと思っております。 宇 佐 美 委 員 長 そうすると、実施時期が早い学校のきっずクラブは、わりとここの時 間帯まで預ける親御さんは多いまま、あるいは増えていて、それで、き っずクラブを実施したのが昨年度だったり今年度だったりするところは、 当初少なかったり、少ないままでというような、そういう流れはあるん でしょうか。 原放課後支援課長 新しく開設したところにつきましては、初年度について、やはり若干 少ないというような傾向がございます。ただ、これは学年進行していく 中で、きっずクラブの内容が保護者の方にも浸透していきまして、増え てくるということがあると思います。 また、7時までということについては、やはり保護者の就労形態にも よりますので、自由に7時までということではなくて、保護者の方が6 時までは仕事をして、家に帰ることができないということの条件がつい ておりますので、地域的なそういった状況の変化というのもございます。 宇 佐 美 委 員 長 ほかに。 進 藤 委 員 A登録とB登録ということなんですけれども、当初、私が青少年委員 をやっていたときに立ち上がった事業だと思うんですが。そのときに、 公営と民営で相当差が出るのではないかというような話が出たんですけ れども、今のお話ですと、ほとんど差がないというようなことと、あと、 そのときにも出たんですが、A登録とB登録で、このアンケート調査に もあるんですが、おやつの提供というようなことで、こどもたちに、こ

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っちは出してこっちは出さないというようなことの弊害が起きてくるの ではないかなと思っていたんですけれども、その辺についてどうでしょ うか。 原放課後支援課長 公設公営と公設民営ですけれども、今26校実施の中で、8校が公設 公営、18校が民営で実施しておりますが、アンケート調査の結果につ きましては、本当に全く遜色なく高い評価をいずれもいただいていると ころでございます。公設公営も公設民営と同じ基準でサービス提供して いることが評価していただいているのかなという感じでございます。 また、A登録とB登録の違いで一番違うところが、おやつという問題 がございまして、やはりB登録の子がおやつを食べているときに、A登 録のお子さんがどうなのかということを当初ご心配いただいたところも ございますけれども、なるべくおやつを食べるときには違うところで活 動するとかいうことを配慮したりしております。また、A登録のお子さ んも、最初はおやつということが気になるお子さんもいらっしゃいます けれども、慣れてくると、僕たちはおやつがないということを理解して いただいて、特に支障はないということで認識しておるところでござい ます。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 次に、報告事項8 平成27年度江東きっずクラブB登録・学童クラ ブ児童募集についてを説明願います。 原放課後支援課長 それでは、平成27年度江東きっずクラブB登録・学童クラブ児童募 集についてご説明いたします。資料8をご覧ください。 本区では、保護者の就労または疾病等により、放課後、家庭において 適切な保護を受けることができない児童を対象に、その健全な育成を図 るため、遊びや生活の場を提供する事業として、江東きっずクラブB登 録と学童クラブ事業を実施しております。江東きっずクラブB登録及び 学童クラブの来年4月1日からの入会につきましては、12月に集中募 集を実施いたしますが、その概要についてご報告させていただきます。 まず募集期間でございますが、平成26年12月4日~12月18日 までとなります。 入会対象児童は、きっずクラブB登録・学童クラブとも、区内に住所 を有する児童で、きっずクラブB登録は、きっずクラブ実施校に在籍し ている3年生以下の児童に加え、特別支援学級に在籍する4年生から6 年生の児童で、保護者の就労等により、放課後、家庭において適切な保 護を受けることができない児童となります。学童クラブは、小学校に通 学している3年生以下の児童に加え、特別支援学級及び特別支援学校に 在籍する4年生から6年生の児童で、保護者の就労等により、放課後、

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家庭において適切な保護を受けることができない児童となります。 開設日・開設時間は、平日につきましては、きっずクラブB登録・学 童クラブとも、学校運営日は、放課後から午後5時までとなります。学 校休業日は、午前8時30分から午後5時までとなります。また、保護 者の就労状況により、きっずクラブB登録は、午後7時までの時間延長 がございます。学童クラブは、午後6時までの延長が可能となっており ますが、辰巳学童クラブ・浅間竪川学童クラブにつきましては、きっず クラブB登録機能を受け持つことに伴い、午後7時までの時間延長をい たします。土曜日につきましては、きっずクラブは、近隣の児童館にお いて土曜きっずクラブとして、学童クラブは、南砂六丁目学童クラブに おいて、午前8時30分から午後5時まで開設しております。 保護者の負担金は、きっずクラブB登録・学童クラブとも、月額4, 000円、きっずクラブB登録及び辰巳・浅間竪川学童クラブで午後7 時まで延長の場合は、5,000円となります。また、保険料として、 年500円、間食費として、月額1,500円をいただいております。 また、生活保護世帯、平成26年度住民税非課税世帯には、助成制度が ございます。 裏面をご覧ください。昨年度からの変更点ですが、きっずクラブB登 録では、4年生から6年生の特別支援学級に在籍する児童を、また、学 童クラブでは、特別支援学級に加え、特別支援学校の4年生から6年生 の児童を入会対象といたしました。また、辰巳学童クラブ・浅間竪川学 童クラブの育成時間を、午後7時まで延長することといたしました。 今後のスケジュールでございますが、いただいた入会申請につきまし て、保護者の就労状況等の審査を行い、来年の2月下旬に入会承認書を 発送する予定でございます。その後、各きっずクラブ・学童クラブにお いて入会説明会を開催し、保護者への入会にあたっての説明を行ってま いります。また、きっずクラブA登録及びげんきっずの募集は、来年3 月上旬に実施してまいります。 報告は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本件について質疑願います。 宇 佐 美 委 員 長 よろしいですか。では、本報告を終了いたします。 続きまして、議事進行上の都合により、追加議事案件に入ります。 追加日程第1 議案第29号 江東区立幼稚園教育職員の給与に関す る条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について事務局 より説明願います。 押田教育委員会次長 議案第29号 江東区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を 改正する条例。

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上記の議案を提出する。平成26年11月26日。提出者、江東区教 育委員会。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条に基づき、本案を 提出いたします。 中 村 庶 務 課 長 それでは、私のほうから、給与条例の一部を改正する条例についてご 説明いたします。資料11をご覧いただきたいと思います。今回ご提案 の条例の新旧対照表でございます。この資料に基づいてのご説明でござ います。 今回の改正でございますが、去る10月24日開催の第10回江東区 教育委員会定例会にご報告いたしました人事委員会の勧告に基づき、今 回、条例を改正するものでございます。主なものについてご報告いたし ます。 まず新旧対照表の上段でございます。第1条関係は、公布の日から施 行するということでございます。 第30条第2項をご覧いただきますと、これにつきましては、勤勉手 当の支給月数でございます。人事委員会勧告どおり、支給月数を0.2 5月引き上げるというものが、第30条第2項でございます。 続きまして、給与表でございますが、これについては、中段のところ にあります別表第1(6条関係)というところで、別添1、2というこ とで、新旧対照表が載ってございます。給与表につきましては、平均0. 20%、809円引き上げるという内容で給与表が改正されているとこ ろでございます。別添1、2については、後ほどご覧いただきたいと思 います。 以上の2点につきましては、公布の日――今の予定ですと、11月2 7日公布予定をしてございますが――から施行しまして、給与表の引き 上げにつきましては、4月1日にさかのぼって適用するという考えでご ざいます。 続きまして、第2条の関係でございます。中段以下、平成27年4月 1日施行分についてご説明いたします。 まず1点目でございますが、第13条第2項でございます。これにつ きましては、地域手当を、18%から20%に引き上げるというもので ございます。 続きまして、その下、第23条でございますが、第23条のうち、ペ ージをめくっていただきまして、2ページをご覧いただきます。第23 条第2項でございますが、これにつきましては、管理職の特別勤務手当 の関係でございます。これにつきましても、今回の人事委員会の勧告に よりまして、災害時の対処等で手当の規定を加えまして、1回につき5, 000円ということで規定を設けたところでございます。これが第23 条第2項でございます。

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続きまして、同じく、最下段の第30条第2項をご覧になっていただ きますと、この第30条第2項は、先ほどご説明した勤勉手当でござい ますが、来年4月1日からは、この勤勉手当を、支給月数0.125月 引き下げるということでございます。先ほどの公布の日からのほうが引 き上げましたが、来年の4月からは引き下げるということでございます。 それで、給与表でございますが、3ページの上段のところにございま すが、同じく、来年4月1日からは、給与表につきまして、地域手当の 支給割合に合わせまして、これは給与表を引き下げるということでござ います。これは、一番最初にお話しした地域手当相当分を引き上げたか わりに、給与表を引き下げるということで、プラスマイナスゼロにする ということでございます。 今回の条例改正につきましては、公布日にさかのぼるものと、来年4 月からというものと、2段階のものを一度に改正するということでござ います。これは、幼稚園教職員以外の一般職員も同じ形で改正してござ いますので、私どもも同じような形で、今回条例改正をご提案するとい うことでございます。 条例改正の概要は、以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本案について質疑願います。 宇 佐 美 委 員 長 お諮りいたします。本案を承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 宇 佐 美 委 員 長 ご異議ありませんので、これを承認いたします。 次に、追加日程第2 議案第30号 江東区立幼稚園教育職員の勤勉 手当に関する規則の一部を改正する規則を議題といたします。本案につ いて事務局より説明願います。 押田教育委員会次長 議案第30号 江東区立幼稚園教育職員の勤勉手当に関する規則の一 部を改正する規則。 上記の議案を提出する。平成26年11月26日。提出者、江東区教 育委員会。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条に基づき、本案を 提出いたします。 中 村 庶 務 課 長 私の方から、規則改正についてご説明いたします。資料12をご覧い ただきたいと思います。同じく新旧対照表でございます。 この規則改正でございますが、先ほどご説明しました条例改正に伴う 規定整備でございます。第4条の第1項(1)のところでございますが、 ここのところで、条例と同様に、勤勉手当の支給月数を0.25月引き 上げるという内容で、条例と同じく、公布の日は、11月27日を予定

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してございますが、ここから施行するという規則改正でございます。 甚だ簡単でございますが、説明は以上でございます。 宇 佐 美 委 員 長 本案について質疑願います。 宇 佐 美 委 員 長 お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありま せんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 宇 佐 美 委 員 長 ご異議ありませんので、これを決定いたします。 以上で傍聴案件の審議が終了しましたので、傍聴人の方は事務局の指 示に従い、ご退室願います。 (傍聴人退室) 宇 佐 美 委 員 長 これより、協議事項に入ります。 協議事項につきましては、区議会及び関係諸機関の審議状況との関係 がございますので、秘密会といたしたいと存じますが、ご異議ありませ んか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 宇 佐 美 委 員 長 ただいま全員一致の賛成を得ましたので、江東区教育委員会会議規則 第14条第1項の規定により、本審議を秘密会といたします。 それでは、協議事項1 平成27年度学校用務業務の委託実施校につ いてを議題といたします。本案について事務局より説明願います。 中 村 庶 務 課 長 それでは、平成27年度学校用務業務の新規の委託実施校につきまし て、資料9でご説明いたします。 来年度の学校用務の委託校でございますが、1にございます、小学校 が新たに深川小、越中島小、新規開設の豊洲西小、豊洲北小、4校を新 たに新規委託するという予定でございます。また、中学校につきまして は、深川第二中学校、深川第八中学校、大島中学校の3校を新たに委託 するということでございます。これによりまして、小学校の場合は、こ の4校が増えまして、全部で20校が委託校になります。また、中学校 は、この新たな3校を加えまして、9校が委託校となりまして、委託校 は、小・中学校合わせまして、全部で29校が用務業務の委託校となっ てございます。 続きまして、2の今後の予定でございますが、今日お諮りいたしまし て、また、27日には文教委員会でもご報告した上で、12月の上旬に 区のホームページで公募をかけるという予定でございます。そして、来 年1月下旬に受託候補者を決定し、4月からの委託の実施ということで ございます。 説明は以上でございます。

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